バンビーノのドラマあらすじをネタバレ！松本潤など出演キャストは？

「始めは誰でも若造（バンビーノ）だ！」というキャッチコピーで有名なバンビーノ。このバンビーノという意味は原作とは少し改変されていますがこのキャッチコピーがドラマにしっくりくると言われています。主演を人気男性アイドルグループの「嵐」のメンバー・松本潤が務めることもあって原作からのファンとドラマが気になる人と様々な視聴者を獲得したバンビーノ。今回はそんな豪華キャストたちをネタバレを交えまとめます。

ここで、バンビーノに登場するキャラクターやそれを演じる出演キャストをネタバレを踏まえて紹介していきます。松本潤が演じる伴 省吾は学生の頃から料理屋でバイトをしており当時働いていた店長からヘルプとして「六本木バッカナーレ」で働くことになります。このバッカナーレで、様々な料理人とぶつかり喧嘩しながらも成長していく過程で、省吾は腕に自信を持っていましたが現実を突きつけられ1から成長していく物語です。

熱くなる性格が玉に瑕の省吾の役を演じたのが人気アイドルの松本潤です。1983年に出生し1997年にはテレビドラマ「保険調査員 しがらみ太郎の事件簿 讃岐殺人事件」で初のドラマデビューを果たし地道に活動していきます。同年7月には「Stand by Me」で舞台を経験し1年経つと映画の初出演を経験、その翌年には連続ドラマデビューを果たし活動の幅をどんどんと広げていきます。人気ドラマ「金田一少年の事件簿」で初主演。

2002年に放送された人気ドラマ「ごくせん」に出演したことによりドラマアカデミー賞助演男優賞を受賞し、一気に注目や知名度を高めていきます。その3年後の2005年、10月に放送された「花より団子」でかなりの高視聴率を叩き出し、そのドラマでも助演男優賞も受賞しており俳優としての才能を開花させていきます。その後は主にテレビドラマでも主演を勝ち取っていき映画でも活躍、アイドル活動を続けながら奮闘しています。

市村正親が演じる宍戸鉄幹は「六本木バッカナーレ」のオーナーシェフを務めており、省吾の地元の師匠である遠藤進とはイタリアで同じ料理人に師事していた兄弟弟子でもあります。自ら接客することも珍しくないのです。。店の自室は散らかり放題で豪快な性格を物語っているが、料理への愛情はかなりあり、店員への目配せも怠らず、いわばバッカナーレの守り人で2号店も持っていますが、そっちは桑原と言うシェフに任せきり。

そんな鉄幹を演じたのが市村正親です。元は劇団員であり1973年には「劇団四季『イエス・キリスト＝スーパースター」の座を狙ってオーディションを受け、何と合格してしまいヘロデ役を勝ち取りデビューを果たします。「オペラ座の怪人」で主役となるオペラ座の怪人を演じ見事にやり遂げ、1980年代の劇団四季を代表する看板俳優となるまで上り詰めましたが、1990年に劇団四季を退団し劇団員生活は幕を閉じました。

バッカナーレの料理人で省吾の先輩に当たる女性。しかし、最初は女性と言うことを隠し男性のような振る舞いを見せるあすか。省吾と似ている部分も多く、目標に対して真っすぐに精進していく姿が描かれています。起こると自然と東北弁が出るのが特徴で。省吾と共にニューヨークへ料理人修行に出かけ、帰国後はバッカナーレ2号店となる「レガーレ」の副料理長に任命されるなど料理人として力を身に着けていき結果を残します。

そんなヒロインを演じたキャストが女優の香里奈です。3姉妹の末っ子として誕生した香里奈ですが、ファッションモデルとして活動を始めるのが15歳の頃です。何故モデルになりたかったというと、姉の影響であり2000年からファッション雑誌「Ray」の専属モデルとなります。これが初のデビューとなり以降もカリスマファッションモデルとして活躍していきます。そして、モデルの仕事も続けながら女優としてもドラマで活躍します。

ここからはドラマバンビーノのあらすじや見どころをネタバレを交えてまとめていきます。物語の始まりは松本潤演じる・伴省吾が上京した場面から始まります。博多にある小さな料理屋「サンマルツァーノ」でバイトに勤しむ省吾。大学生にしては料理の腕が凄く、客からも店長からも認められた料理人でした。ネタバレですが、この遠藤店長が省吾にヘルプを頼んだお店「六本木バッカナーレ」で物語は劇的に動き始めるのです。

一流のお店で名高いバッカナーレのヘルプを頼まれた省吾は気分上々で恋人の恵理も応援し、いざバッカナーレに乗り込みますが厨房の料理人達は冷たく省吾を迎えたのです。怖気づくわけにもいかなく省吾は何でも作れると豪語しますが、そこでオーナーシェフを任されている鉄幹にパスタを作れと言われますが本場のパスタのこと何も知らずあっという間にシェフではなく皿洗いとして一から学び直す省吾に注目が集まります。

バッカナーレでは使い物にならないと判断されてしまった省吾。責任者の香取からはかなり疎まれており妹尾にスピードで張り合っては怒られる省吾。そして大変なランチタイムを乗り越えた後、厨房を覗くと先輩料理人のあすかが笑顔でパスタを作っていたのです。その時に省吾は初めて笑顔のあすかを見たため嬉しくなり意気揚々と「手伝います」と声をかけますが、省吾だと分かると冷たく「何もしないで」と突き放されてしまいます。

休憩時間、あすかはまかないのパスタを作っておりそれを孤独に食べる省吾。小さい声で「うまか…」という松本潤の演技は寂しさを感じさせられます。省吾に親切にしてくれるのは与那嶺だけで色々な話をしてくれますが、そんな様子を見兼ねたあすかは省吾にアドバイスをします。「香取が今何をしてほしいのかを考えろ」それだけ告げると省吾の眼に光が戻り、香取にアシスタントとして認めてもらうことを考え行動を始めます。

休みになってもすぐ身体を休め、再度戦場で揉まれる省吾。いつものように香取に怒られているのを見兼ねた桑原が「優先順位を考えろ」というアドバイスを残していきます。その言葉を基に閉店した店で1人声を出して練習を始める省吾。その様子を与那嶺達がこっそりと伺っており関心していました。翌日の省吾は昨日までの動きとは打って変わり、香取から言われたことも優先順位を考え、後にするか先にするかなどを判断していました。

桑原は「いい動きをしている」と素直に褒め喜ぶ省吾。しかし、皿洗いなどの雑用は一通り覚えましたが料理については一切教えてもらえていないのです。いよいよ帰る日も明日となった省吾は意を決してオーナーに「ここで働かせてほしい」と頼みますがオーナーは考える間もなく「半端者はここで働かせない、みんなここで人生をかけて働いている」と告げますが、オーナーはまかないのペスカトーレを省吾に振舞い涙ながら食す省吾。

バッカナーレで働いていたことが忘れられない省吾。彼はもうあの店に惚れこんでいたのです。あそこで技術を学んで一流の料理人になりたいと心底思っていた省吾は思い切って理恵に「一緒に東京にきてもらえないかと」聞きます。しかし、当然理恵にもこちらでやることがあり料理を学ぶなら博多でもいいじゃないかと言われますが「理屈じゃない、俺はあの店に惚れこんでしまったんだ」と本音を理恵にぶつけますが理解されず…

翌朝目を覚ますと理恵はおらず、東京のバッカナーレにいました。省吾が心底惚れたものを自分も確かめたいという思いからであり、バッカナーレのパスタを食し「厨房を見せてほしい」と頼みます。あすかは困惑しますが案内すると忙しく働きまわる料理人達。そこで省吾がいきいき働いている姿を想像してしまい諦めが付いてしまったのです。惚れた女を捨て自身の夢のために再度戻ってきた省吾の料理人としての物語が始まります。

バッカナーレの正社員となりやっと料理人として修業できると思ったのも束の間、まずはホールに立ってお客様の気持ちを分かるようになれと言われしぶしぶほーるに立つ省吾。与那嶺は簡単に説明をしてくれますが実践してみると笑顔がぎこちなく松本潤のイメージが崩れるという声もあるほどの微妙な笑顔を作るのです。常連のお客様からは「料理がまずくなるから視界から消えろ」と言われ完全に腐ってしまう省吾でしたが…

大事なものを捨てて来てまで上京したのに、やることは接客やパンを切るだけで「何でここにいるんだろう」と酷く落ち込む省吾。翌日出勤しても不貞腐れは治っておらず桑原に「ガキだな」と言われる始末。他の料理人と自分を比べて益々落ち込み腐っていく省吾。これから一体どうなってしまうのでしょうか。

省吾のだめっぷりに磨きがかかっていき、お皿を次々に割ってしまいその代金がなんと約12万5千円。働いて弁償すると美幸に申し出ますが美幸は厳しく「今は仕事できる人が仕事できない人を養っている」とかなり重い言葉を省吾にぶつけます。そんな時に話を聞いてくれるのが与那嶺やあすかや妹尾でした。酒を酌み交わしながら改善点を挙げる先輩料理人達。果たして省吾は本物の料理人になれるのでしょうか。

松本潤を筆頭に豪華キャストで贈られるバンビーノもいよいよ大詰め。省吾はホール仕事にも徐々に慣れてきたところでしたが与那嶺に言われた「愛が足りない」という言葉が頭に引っかかっていました。先輩料理人達と飲みに行っても省吾は人の気持ちが分かっていないからと言われさらに落ち込む省吾。他にも羽山に飲みにつれていかれた時にもその話が出て、改善点などを省吾に教えますが…。省吾は理解できるのでしょうか。

朝目覚めると美幸に厨房を頼めるかと電話が来ます。半信半疑で行ってみるとドルチェ担当の織田が全治10日の怪我をしてしまったのです。そのため、省吾はドルチェを任されることになったのです。しかし、片手で織田は作業を進めていき結局省吾に何もさせてくれません。「お願いです、何でもしますから」と頼み込んでも無視されてしまいます。「ドルチェの勉強」もしてみたいと意気込んでいましたが省吾の行方は如何に。

ドルチェで様々なことを学び、ホールや厨房や接客を次々とこなし乗り切った省吾。オーナーからイタリアで修業をしていた頃の話を聞いた省吾は「俺も行ってみたかねぇ」と小さく呟くのでした。その後、オーナーは店から出て行き自分を鍛えるたびに出たと聞かされたバッカナーレの料理人達。これからどうするのかを悩んでいると与那嶺は「店をぶっ壊して新しく作り変えよう」と提案し、省吾も一層やる気を出しますが果たして…

このドラマバンビーノではキャスト達が様々な場面でイタリア語が登場します。例えばオーナーシェフが料理絵を作り始める時の掛け声「Allora ragazzi cominsiano a lavorare」[アッローラ ラガッツィ コミンチャーモ アッラボラーレ]と声掛けします。これはイタリア語で「さぁ、みんな仕事を始めるぞ」という意味があります。このバンビーノには色々なイタリア語が登場しますので気になった方はぜひ調べて見てください。

このバンビーノの感想で一番多かったのが、なぜシェフたちが省吾（松本潤）に対してあそこまで冷たく接したのかという疑問の感想でした。見ているだけで可哀そうや辛いなど多くの反響を読んだバンビーノ。しかし、これは原作のバンビーノを忠実にドラマ化しているものであり現実での料理界ではもっと悲惨とも言われているのです。それをドラマ化すると批判などが大きくなってしまうためある程度抑えられているという感想も。

それくらい厳しい世界に身を投じた省吾。自身が置かれている状況に甘んじず、常に上を目指している思考は好感が持てると感想にも残っています。そして、省吾のことをある程度心配してくれる与那嶺の存在が大きいとの声も多く見受けられました。そして、徐々に実力をつけていき先輩料理人の要望にも応えられるようになっていく省吾の姿は見ていて飽きないという感想もありました。良くも悪くも様々な感想が残されています。

ここまでドラマバンビーノに登場した松本潤や豪華出演キャスト達、そしてあらすじを簡単にまとめました。最初の数話が見ていて精神的にきつかったという感想もあるほど、料理人の世界は厳しいことを描かれています。そして、その厳しい環境の中成長していく省吾。愛する恋人や故郷を捨ててまで料理人の世界に居続けることを誓った省吾の雄姿が気になった方や料理人の世界やイタリア語が気になる人はぜひ見てみてください。