2018年11月20日公開
2018年11月20日更新
不機嫌な果実のあらすじ・キャストまとめ!稲垣吾郎が変人なのに愛される理由は?
不機嫌な果実は林真理子さんの小説を原作としたドラマです。不機嫌な果実は、不倫をテーマにしたあらすじや人気俳優をキャストに迎えたことで一躍注目を集めました。不機嫌な果実のキャストの稲垣吾郎さん演じたマザコン夫役が、見事にはまっていると評判も得ました。今回は、そんな不機嫌な果実のキャストをご紹介し、不機嫌な果実のあらすじをまとめてお伝えします。そして、不機嫌な果実のキャストである、稲垣吾郎さんの役についてもまとめてご紹介していきます。
目次
不機嫌な果実のあらすじやキャストが知りたい!
不機嫌な果実とは、林真理子さん原作の小説をドラマ化したもので、1997年に一度ドラマ化され、2016年にも新たにあらすじをリメイクして放送されました。あらすじとしては、不倫をテーマにしており、ドロドロとした展開にはまる視聴者が続出したといいます。キャスト陣も、人気アイドルの稲垣吾郎さんが出演するなど、誰をとっても主役級の俳優・女優を採用していることでも注目を集めました。
特に、キャストの稲垣吾郎さんは不機嫌な果実のドロドロとしたあらすじにピッタリな雰囲気と演技が絶賛されました。ネット上のまとめサイトでも、キャストの稲垣吾郎さんの演技が圧巻だったと、まとめられています。この記事では、そんな稲垣吾郎さんについてのまとめや、ドラマの最終回までのあらすじ、そして最終回のあらすじも含めてまとめてご紹介します。
不機嫌な果実のキャスト・登場人物まとめ
不機嫌な果実のキャスト・水越(工藤) 麻也子/栗山千明
不機嫌な果実の主人公・水越麻也子は、水越航一(稲垣吾郎)の妻でしたが、セックスレスとなっており、航一のマザコンぶりに辟易していました。そして、野村健吾(成宮寛貴)という男性と不倫におぼれます。後に、クラッシックの音楽評論家である工藤通彦と恋に落ち、玉の輿をねらって結婚しますが、彼も実はマザコンで、収入も少ないことがわかり落胆することになりました。
キャストの栗山千明さんは、1989年に、わずか5歳にして芸能事務所に入りました。そして、10代向けのファッション雑誌「ピチレモン」「ニコラ」でモデルとして活躍します。1999年に、第1回ミス東京ウォーカーを受賞し、映画「死国」にて女優としてデビューします。
不機嫌な果実のキャストの稲垣吾郎さんとは、初共演ながらも絶妙な演技で、気まずい夫婦の模様を見事に演じきりました。
不機嫌な果実のキャスト・工藤通彦/市原隼人
工藤通彦は、クラシックを好む音楽評論家の男性です。ある日、ひょんなことから麻也子と出会い、彼女に恋をしてしまいます。麻也子が既婚者であることを知りながらも不倫の関係にはまってしまいます。当初は、紳士で男気もお金もあるように振舞っていましたが、実際は収入は少なく、お金は母親からの援助によるものでした。最終回にて麻也子と結婚するものの、麻也子にガッカリされてしまいます。
市原隼人さんは、熱血漢あふれる役柄が多く、ヤンキーやスポーツマンの役など数多くの映画やドラマに出演してきました。ドラマ「ROOKIES」では、不良ながらも野球の腕はずば抜けた生徒で、部員をまとめる「安仁屋」を演じ「ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞」を見事受賞しました。不機嫌な果実では、稲垣吾郎さんと同じく、そんなイメージとは真逆の情けない男を演じました。
不機嫌な果実のキャスト・水越航一/稲垣吾郎
稲垣吾郎さん演じる水越航一は、麻也子の夫ですが夫婦関係は破綻しており何年もセックスレスとなっていました。極度の潔癖症のうえマザコンで、しょっちゅう母親が来ては面倒を見てもらっています。実は、麻也子の親友の久美と不倫関係にあり、麻也子と離婚したあとは再婚をしています。
キャストの稲垣吾郎さんは、国民的アイドルグループSMAPの元メンバーです。今回、マザコンで潔癖症という役を演じましたが、視聴者からは「稲垣吾郎さんのイメージにピッタリ」と、稲垣吾郎さんにとってあまり嬉しくない感想が多くよせられました。不機嫌な果実は、そのあらすじが不倫やドロドロした関係を見所としており、稲垣吾郎さんの普段からのミステリアスな雰囲気が前面に生きた作品となりました。
不機嫌な果実のキャスト・野村健吾/成宮寛貴
麻也子が独身のころから男女の関係を結んでいますが、自身は既婚者で、妻にバレないように複数の女性と不倫をしています。その甘いマスクで、麻也子を誘惑し、麻也子を離しません。最終回では、麻也子に振られるも、どこか諦めきれないような雰囲気もかもしだしていました。
成宮寛貴さんは、2000年に舞台「滅びかけた人類、その愛の本質とは」で俳優デビューをし、ドラマ「ごくせん」「高校教師」「相棒」や映画「あずみ」「下弦の月」など数々の作品に出演し、人気俳優の仲間入りを果たしました。ですが、突如2016年に、週刊誌にて違法薬物所持の疑いがかかり、ファンに惜しまれながらも引退をされました。
不機嫌な果実のあらすじまとめ
不機嫌な果実・第1話あらすじのまとめ
主人公・水越麻也子は、30歳だけれど自分はまだ女としてイケる。と思っていました。ですが、結婚して5年の夫の航一とは、3年もセックスレスの日々が続いています。ある夜、航一から「今度の土曜日に麻也子の誕生日祝いをしよう」と誘われます。麻也子は友人である竹田久美が経営するバーに行き、同じく友人の遠山玲子と談笑します。すると、玲子の不倫相手のスポーツインストラクターの男性が入ってきました。
久美は以前、不倫をされて離婚したので、玲子を非難します。そして、麻也子の誕生日になり航一が向かった先はなんと航一の実家でした。麻也子はがっかりします。姑の綾子は航一の好物ばかり用意していました。綾子は、子供が授かるようにと、派手な下着や基礎体温計をプレゼントしてきました。そんな麻也子は、月に一度食事をするだけの関係の「南田典雄」という男がいました。
航一と離婚したあとも、弁護士である南田と結婚すれば安泰だと踏んだのでした。ですが、南田は22歳の女性と結婚すると言い出し、麻也子はショックを受けます。麻也子は久美のバーで愚痴りますが、開店祝いの花に「野村健吾」の名前を見つけます。彼とは大学時代に不倫関係をしていた男でした。気になっていると、ピアノの演奏が始まり聞き入る麻也子。演奏が終わり立とうとすると、ワインを演奏者にこぼしてしまいます。
「大丈夫ですよ」と優しく麻也子を気遣う演奏者は「工藤通彦」というイケメンの男性でした。その夜、麻也子は野村のことを思い出していました。一方、久美は「今日来てくれると思ったのに。でも電話してくれてありがとう」と男性と電話をしているのでした。麻也子は野村と会う口実にピアノコンサートのチケットを2枚とってほしいと電話します。そして食事の約束をします。
当日、久美から、バーに誘われますが、航一と食事をすると嘘をいって断ります。ですが、その時航一が久美のバーに後輩と飲みに来て麻也子の嘘は久美にばれました。麻也子はそんなことも知らず野村と再会して、帰り際にキスをします。麻也子は航一がバーに行ったことを知り、久美に嘘のことを謝りますが、久美は「不倫はダメだ」と厳しくいいます。後日、麻也子は野村と会うためにレストランに向かいます。
すると、そこには工藤がいました。ですが、2、3言葉を交わして野村のところへ向かいます。そして、男女の関係を結んでしまうのでした。久美のバーを訪れた工藤は、麻也子に会いたいといいますが、久美は、麻也子は既婚だということを伝えます。麻也子が帰宅すると、航一はパズルをして起きていました。ごまかす麻也子ですが、航一は隠れて麻也子の携帯を見て、野村と不倫したことを知るのでした。
不機嫌な果実・第2話あらすじのまとめ
麻也子は、野村ともう会わないと決めますが、野村は麻也子の勤務先に来てキスをします。そして、再び野村とホテルに行ってしまうのでした。航一は、麻也子が以前購入したピアノのコンサートに母親と行って来るといいます。麻也子は、勤務先にて、上司が友達の息子と、ピアノコンサートに行く予定だったけれど、行けなくなったので、チケットを届けて欲しいと頼まれました。
出典: https://thetv.jp
その息子とは工藤のことであり、工藤は麻也子をコンサートに誘います。航一と姑もその会場にいたので、気づかれないように必死な麻弥子なのでした。終了後、工藤と麻也子は話をし、工藤が音楽評論家であることを知ります。その後夜中の学校に忍び込み、2人でピアノを演奏するなどいい雰囲気です。帰宅すると、野村から電話があり、土曜日に旅行に行かないかといいます。航一はその日出張なので好都合でした。
久美は自宅で洗濯物を干していますが、なんと男性者のパジャマもありました。玲子は相変わらず不倫を続けていますが、玲子の夫にはバレています。旅行に行った麻也子と野村でしたが、野村の奥さんから電話がかかってきて現実に戻ります。麻也子の携帯にも航一から電話がかかってきて、楽しく話し罪悪感を感じます。そして、麻也子は帰ろうとするのでした。
不機嫌な果実・第3話あらすじのまとめ
麻也子は結局野村に抗えず、一夜をともにします。一方航一はというと、なんと久美と不倫をしていたのでした。航一は、野村のことをしりつつも、不倫まではいっていないだろうと思っていました。野村に別れをつげ、車から降りる麻也子でしたが、そこを玲子に見られます。そして、航一は探偵をやとっており、その様子も撮られていました。その結果、航一は不倫を確信するのでした。
麻也子が玲子とバーに行くと、野村がいました。すると、玲子の不倫相手がやってきます。玲子は、不倫相手に飽きてきて、追い返します。そこへ、航一も訪れ、工藤も現れました。野村は航一にバレないように麻也子の手を握りますが、工藤に見られます。翌日、野村から呼び出され、麻也子はホテルに行きます。部屋に入ってイチャついていると、部屋のチャイムが鳴り、女性の声がしました。麻也子は隠れます。
野村がドアを開けると、レナという女性が野村を押し倒しました。麻也子は、そそくさとその場を立ち去ります。そして、野村に他にも女がいることを知り、冷めていきます。ある日、久美は麻也子の家にパエリアを作りに訪れ航一を驚かせます。そして、麻也子が買い物に行ったすきにイチャつきます。ある日、野村からメールが来ました。工藤にも食事に誘われますが断ります。
ですが、野村が家族といる姿を目撃して泣いてしまいます。そこを工藤が慰めるのでした。帰宅すると、野村との不倫の証拠がテーブルにあり、航一が待ち構えていました。
不機嫌な果実・第4話あらすじのまとめ
謝る麻也子に航一は号泣します。そして、母・綾子に「すぐ来て」と電話します。綾子は激怒しますが、航一は離婚はしないといいます。そして、綾子はしばらくこの家に泊まるといいます。玲子は夫の茂から、2人目を作ろうといわれますが、「今度こんなことをしたら別れる」と嫌悪感をあらわにします。麻也子に交番から電話がありむかうと、工藤が麻也子の名前が入ったバングルを持っていたため捕まっていました。
工藤は解放されると、元気のない麻也子を気づかい、麻也子は工藤に惹かれていきます。航一は久美のバーに訪れて、お互いの想う気持ちを再確認しあっていました。姑は相変わらず子作りをしろといいますが、とても出来ません。麻也子は、久美と玲子に不倫が航一にバレたことを言います。久美はそれとなく航一とのことを匂わせます。口論の末麻也子と久美は絶交します。
翌日、仕事終わりに工藤と会い、元気になる音楽をもってきてくれました。それを航一は見ています。航一を追いかけて話をしようとするも、口論になって麻也子は家を飛び出します。工藤は麻也子が心配になり、会いに行きます。そして2人はキスをするのでした。一方、航一のもとには「妊娠した」と久美から電話が入りました。
不機嫌な果実・第5話あらすじのまとめ
航一は、門限を決めようと言い、21時までに帰宅すること、航一のメールを5分以内に返すことを条件にします。そして、麻也子のスマホを勝手に触ります。航一からは逐一メールが入るようになりました。玲子は、スタイリストの男と不倫を始めていました。夫には「仕事が長引いて帰れない」と嘘の連絡をします。気づいている夫は憎しみをあらわにします。一方、航一は久美の妊娠が嘘だと見抜き、なぜ嘘をついたのか聞きます。
久美は、嫉妬して嘘をついたと認めます。その夜、久美のバーに玲子と工藤が訪れ、工藤の麻也子への気持ちを知ります。久美は航一に「日曜日に、バーベキューするので来ない?」と誘われますが航一は接待ゴルフで行けません。麻也子は1時間おきに連絡するという条件で行くことを許可されます。航一がこないことを残念がる久美ですが、工藤は嬉しそうでした。工藤は麻也子に近づきます。
その様子を久美は面白がり航一に連絡するのでした。航一は、会場の場所を聞いてきます。久美は工藤と麻也子が2人になるように仕向けます。工藤は麻也子から野村のことを聞いて「僕だったら寂しい思いはさせない」と言います。そこへ雨が降ってきて、上着を麻也子にかぶせて小屋に非難します。航一が会場に到着し、久美は麻也子の居場所を教えるのでした。ですが、航一は小屋に入るもクモの巣が顔にはりつき、出て行きました。
次第に雨が上がり、名残おしそうにしながらも2人は会場に戻ります。航一がいることに気づき、工藤はその場を去りました。航一は麻也子を怪しみ、自宅にて身体検査をしようと言いますが、麻也子は拒否します。麻也子はポケットに工藤から借りたハンカチが入っていることに気づき、買い物と偽り公衆電話で工藤に電話します。そして、明日の夜会う約束をするのでした。玲子は、自宅で息子が怪我をしているのを見て夫を責めます。
翌日、麻也子が務める弁護士事務所に玲子の夫・茂が離婚の相談に来ていました。麻也子は工藤との約束をキャンセルし、玲子と会うことにしました。麻也子は玲子に、不倫をやめるようにいいますが、言うことを聞きません。航一の誕生日に、職場に久美が訪れました。久美は航一にプレゼントを用意しますが「もう終わりにしよう」と言われてしまいます。麻也子は工藤に書類を届けるために連絡を入れると、「会いたい」と言われます。
玲子が帰宅すると、家財はなくなり、離婚届だけが置いてありました。麻也子は工藤の家に行き、キスをしますが航一から電話がかかってきます。麻也子は「ごめん」と言い電話に出ると、航一は今から帰れることになった。と航一に言われます。麻也子は帰宅するも、嘘をついて工藤の家に戻ります。すると工藤は嫉妬に苦しんでいました。航一からの電話を無視して、2人は抱き合いました。航一は激怒し部屋をあらします。
出典: https://thetv.jp
工藤は、秋からイタリアに留学することを告げ、「もう会えないの?」と聞く麻也子に、「イタリアで一緒に住まないか?」と誘われました。久美は、航一の写真を壁に貼り付けて笑っているのでした。
不機嫌な果実・第6話あらすじのまとめ
麻弥子は、「夢みたいだけれど無理よ。」と言います。工藤は「航一と離婚してほしい。航一に殴られてもいい」とまで言います。麻也子は「航一とちゃんと話し合う」と告げました。麻也子が帰宅すると部屋が荒れ果てており驚きます。航一は麻也子の服をハサミで切り、「もう麻也子は外に出さないから、服は必要ない」と言います。麻也子は「もう無理。離婚してください」と切り出します。そして、もみ合いになりました。
麻也子が航一を突き飛ばすと、壁に頭を打って倒れてしまいました。航一は入院することになり、記憶喪失になってしまいました。相部屋の患者のお見舞いに来ていたブライダル会社の社長・田中早苗が麻也子と綾子に挨拶をしました。玲子は久美を訪れ、離婚のことを相談します。麻也子は工藤に、航一が入院したことを告げ、離婚は無理だと話します。工藤は航一の病院に向かいます。そして、麻也子に待っていると告げるのでした。
そこへ航一が現れますが、工藤のことは覚えていないようです。麻也子は工藤を紹介していると、航一は頭痛に襲われます。ですが、航一は不適な笑みを浮かべるのでした。久美は、玲子の弁護士を紹介して欲しいと麻也子に電話します。すると航一のことを久美が知ることになりました。久美と玲子は麻也子の自宅を訪れ、荒れ果てた室内に驚きます。麻也子の携帯に綾子が「着替えとスマホを持ってきて」と電話をかけてきました。
航一にさっきまで着信を残していた久美は慌てて探して、ポケットに隠しました。その後、久美と一緒に麻也子が航一のところへいきました。夜にバーを訪れた工藤に久美は、麻也子を奪えとけし掛けるのでした。懸命に看病をする麻也子を見て、田中は「不倫する人もいるのに、こんな夫婦はめずらしい」と誉めます。航一も笑顔になります。そのころ、玲子は麻也子の法律事務所にいました。工藤は航一のお見舞いに訪れます。
出典: https://thetv.jp
工藤は麻也子に「やっぱり許されない」と言います。麻也子は「待つって言ってたのに」と叫びます。翌日、航一の元に久美が訪れました。航一に久美と不倫したことを言い、思い出させようとします。航一はそんなの嘘だと言います。久美が無理やりキスをしようとするも、「出て行ってくれ」と怒ります。そして、久美は「記憶喪失は嘘なんでしょう?」とバラします。それを麻也子も聞いてしまいました。
「久美はあんなに不倫を否定していたのに、航一としていたなんて」と麻也子はショックを受けます。久美は「もう1年になるの」と謝ります。ですが、麻也子は「これで楽になれる。さようなら。お幸せに」と去っていきます。航一は「こんなにも愛してるのに」と涙します。麻也子は工藤の自宅に出向き、「ずっと一緒にいる。帰らない。私を放さないで。」と言います。工藤も「絶対話さない。イタリアに行こう」と返します。
玲子は、法律事務所を訪ねて「どうしても息子に会いたい」とすがります。その頃、玲子のホームページに誹謗中傷のコメントが書かれていました。麻也子と工藤は、実家の両親に会って、結婚をしてからイタリアに行くことを報告したいと思います。航一は退院し帰宅します。麻也子は工藤と手をつなぎ、工藤の実家を訪ねました。父親と会い「どうぞよろしくお願いします。」と結婚を許可されます。
しかし、母親が登場し凍りつきます。母親はなんと、航一の病室を訪れていた、田中早苗だったのでした。「どうしてあなたが?」とショックを受けます。
不機嫌な果実・最終回あらすじのまとめ
早苗は、離婚もしていない麻也子に激怒します。麻也子は「申し訳ありません」と家を出て行きます。工藤は「何を言われようと結婚する」と言います。工藤は麻也子に「絶対に結婚をする」と誓いました。麻也子は二度と帰らないと誓った自宅に帰ります。航一はパズルをしながら待っていました。そして「彼と結婚するの?」と聞いてきたので、「その予定です」と答えます。すると、航一は卒業証書と称して離婚届けを渡してきました。
すでに、署名も判子も押されています。航一は久美と不倫していたことを謝り、これが最後のプレゼントだと麻也子に告げます。麻也子は航一に、なぜ記憶喪失のフリをしたのかと問うと、何もかも忘れて始めたかったから。と返します。そして、セックスレスのきっかけも語りました。3年前に、最中に麻也子が寝てしまったことがショックだったと語ります。麻也子は「そんなことで」と思います。
航一はその後、笑い泣きをし、それを見た綾子は、麻也子に早く出て行くように言います。麻也子は結婚指輪を外します。久美の自宅に玲子が訪れ、玲子は誹謗中傷のコメントのことを知ります。そして、最近誰かに狙われているような視線があることを話します。そのころ、玲子の夫・茂は、玲子のコメントを見て、玲子の下着の匂いをかぎつつ、愛を囁いていました。麻也子は離婚届を出して、工藤と一緒になります。
しかし、麻也子は航一の姿を思い出し安心できません。工藤が結婚式を挙げたいといいますが、乗り気にもなれませんでした。ある日、麻也子の不倫が勤務先にバレて問題になっていました。そのころ、航一はなんと工藤の母親・早苗に会っていました。麻也子は仕事終わりに野村と出くわします。野村は麻也子を誘いますが、麻也子は「工藤と結婚することになった。」と断ります。ですが、野村はお祝いと称して麻也子と食事をします。
玲子は久美のバーで飲んでいました。そこへ、野村と麻也子が訪れます。久美は麻也子に謝ります。ですが、野村の一言をきっかけに腹を割って、言いたい放題の大喧嘩になりました。その後、皆笑いあい、仲直りができました。玲子は帰っていると、元彼のインストラクターの男が「もう一度やり直そう」とせまってきました。誹謗中傷コメントはこの男の仕業でした。男はナイフをもって襲い掛かってきます。そこに、茂が現れました。
茂はナイフで腹を刺されてしまい、病院に運ばれました。命に別状はありませんでした。玲子が、なぜあそこにいたのか聞くと、茂は、玲子のブログに中傷コメントが書かれていることを知って、見守っていたと言います。怪我は全治2週間となり、玲子は喜びます。そして、茂に感謝します。そして「離婚なんかしない」と玲子は言います。茂は「離婚しないかわりに食事・掃除・洗濯もすること。風呂とゴミ出しは俺がやる。と言います」
玲子は泣きながら茂と抱き合います。航一は久美と会って「傷つけてすまない。僕のことを愛してくれていることはわかっているけれど、もう少し待って欲しい」と言います。すると久美は「勘違いしてない?」と航一の寝巻きなどを返します。すると航一は「待ってくれ」とすがります。久美は「女をなめるな」と去っていきました。工藤と麻也子の結婚式の当日、早苗も来ていました。なんと、航一が早苗に頼んでいたのです。
麻也子は、何があっても2人で生きていくことを誓いました。野村は式場の前に現れ「おめでとう」と花束を置いていきました。航一は自宅にて、麻也子との結婚式の写真を見ており「幸せに」と微笑んでいます。イタリアに行くために空港にいくと、予約が取れていませんでした。そして、クレジットカードが使えないことに気づくのです。早苗に連絡すると「これから2人でやっていくのだから、援助はしない」と言われてしまいます。
工藤は「これからって時に!援助しないなら縁を切るからね!ママ!」と口論しています。麻也子は「ママ?」と航一のマザコンぶりを思い出します。留学は白紙となりました。そして、2年後。麻也子は違う会社に勤めていました。玲子も夫と上手くいっているようです。久美はあのあと、航一と付き合い、上手くやっていると言います。バーも2号店を出すなど順調です。工藤は、バイトしながら子供に音楽を教えています。
収入も少なく厳しい状態ですが、麻也子のお金でネックレスをプレゼントするなど、変わった感覚の持ち主であることがわかりました。そんなある日、野村と出くわします。野村は麻也子をホテルに誘いますが、麻也子は野村にキスをして「おやすみなさい」と立ち去ります。野村は「振られたか」と寂しそうにします。また時が流れて、同窓会で麻也子と玲子と久美が近況を話します。麻也子は工藤の束縛に辟易していました。
久美は、姑を一喝してやったと自慢げに話、玲子は第2子を妊娠中でした。こうして3人はどの男も一緒だという結論に達して、不倫を卒業したのでした。
不機嫌な果実の稲垣吾郎が変人なのに愛される理由は?
キャスト・稲垣吾郎が意外とはまり役
稲垣吾郎さんが演じたのは、嫉妬深い変人のマザコン夫・水越航一です。こんな情けない役でありながらも、稲垣吾郎さんにしか出来ない、と評判になりました。稲垣吾郎さんのイメージは、世間からは「クール」「ミステリアス」「ナルシスト」とされており、つねに髪型を気にしている様子も印象にあります。そんなところを、周囲からいじられて、愛されるキャラクターとなっています。
今回の配役に関して稲垣吾郎さんは、航一の性格が原作と違うと語っています。その理由は「たぶん、僕が演じることになったから、そうなったんだろうなと思います。潔癖症でマザコンなイメージなんだろうな。」と直感したと言います。通常であれば、このようなイメージはマイナス評価になってしまいますが、稲垣吾郎さんの場合は、むしろ「可愛い」と捉えられ、人気があがったといいます。
不機嫌な果実を観た感想や評価は?
しかし、吾郎さんが、まぁ楽しそうに演じていて楽しませてもらった。コメディができるって、いい役者の証拠。コメディでもスマートなのは唯一無二。今後、どんな役を演じてくれるのか、また楽しみになりました。#不機嫌な果実 #稲垣吾郎
— kazuyo♡日々是ヲタ活動中 (@andGxxx) January 13, 2017
水越航一役を演じた稲垣吾郎さんを絶賛する感想です。稲垣吾郎さん自身が楽しそうに演じていて、今後もどんな役を演じるのか楽しみだと語っています。
ドロドロの不倫ドラマでこんなに笑うとは思わなかった
— T子 (@t_4024937gi) January 14, 2017
吾郎ちゃん最高だぜ#不機嫌な果実 #稲垣吾郎 pic.twitter.com/p8LxdQR2Nf
ドロドロの不倫ドラマかと思いきや、鼻に栓をつめている稲垣吾郎さんに笑ってしまったという感想です。やはり、稲垣吾郎さんはハマり役だと思う方が多いようです。
野村🌹に逢いたい病を発症。
— ゆ き☺︎︎*。✩ (@narifuma) August 31, 2017
夏🏝の終わりに野村健吾。#成宮寛貴#野村健吾#不機嫌な果実 pic.twitter.com/PHTwiWeqpd
こちらは、麻也子の不倫相手の野村にはまってしまった方の感想です。いけない男と思いながらも惹かれてしまう女の性を語っています。
「こんな要素を入れれば受けるかな…」と視聴者のご機嫌をうかがうのではなく、作り手の「自分がやりたいこと」がとてもはっきりしていて、なおかつそれを実現するためにスタッフとキャストがキッチリと仕事をしているところが気持ちいい。 #不機嫌な果実
— nonta (@chatranecco) January 16, 2017
視聴者のご機嫌を伺わず、表現したいことをそのままドラマに反映した「不機嫌な果実」のスタッフを絶賛する感想です。仕事をしっかりしていて気持ちがいいとも話しています。
不機嫌な果実のあらすじやキャストまとめ
不機嫌な果実のあらすじのまとめや、キャストや感想もまとめてご紹介しましたが、ドラマの魅力はおわかりいただけたでしょうか?不機嫌な果実は、ドロドロの不倫劇をあらすじに描き、それが世の主婦層たちに大好評を得て、人気作品となりました。。
最後は、それぞれが幸せになったかのようにまとめあげた結末をむかえましたが、最終回から3年後を舞台にした続編のスペシャルドラマも放送されました。日々の暮らしに刺激を与えたい方は、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか?そこでは、再び夫に不満を覚えた麻也子たちの、ドロドロした展開が待ち受けています。また、1997年版の「不機嫌な果実」もありますので、見比べてみるのも楽しいかもしれません。