相棒13の最終回は後味が悪い?水谷豊が最終回を破綻に?あらすじをネタバレ紹介

大ヒットドラマ『相棒』は17年以上続く大ヒットシリーズとして知られています。主演である水谷豊とその相棒が様々な難事件を解決する大人気シリーズのシーズン13である『相棒13』の最終回が後味が悪いと話題になっています。最終回に水谷豊が関わっている噂などもあり、ネタバレあらすじが気になっていいる人も多くいます。今回は大人気シリーズ『相棒13』の最終回を中心に『相棒』について紹介していきます。

相棒13の最終回は後味が悪い?水谷豊が最終回を破綻に?あらすじをネタバレ紹介のイメージ

目次

  1. 相棒13の最終回について徹底調査!
  2. 相棒シリーズとは?
  3. 相棒13の主要なキャストを紹介!
  4. 相棒13の最終回のあらすじをネタバレ!
  5. 相棒13の最終回に対する感想を紹介!
  6. 相棒13は水谷豊が最終回を破綻に?
  7. 相棒で歴代の相棒が去った理由とは?
  8. 相棒13の最終回についてまとめ!

相棒13の最終回について徹底調査!

水谷豊主演で毎シーズン高視聴率を獲得することでも知られる『相棒』シリーズは、日本でも知らない人がいないほどの人気作品です。様々な話題を集める日本を代表する人気ミステリードラマ『相棒』のシーズン13は特に話題を集めました。当時の『相棒』は芸能界を引退した人気俳優の成宮寛貴で、成宮寛貴版『相棒』の最終シーズンである『相棒13』は『史上最低の回』ともいわれるほど酷評されています。

その後味の悪さや衝撃の展開など、長年の『相棒』ファンにとってもターニングポイントとなっている最終回となっています。放送から四年たった今でも、ネット上では議論されている問題作となっています。『相棒13』の最終回を見る前に、17年以上続くヒットシリーズである『相棒』シリーズの基本情報について見ていきましょう。

相棒シリーズとは?

衝撃の展開を迎える『相棒13』の最終回のネタバレあらすじについて見る前に、ここでは『相棒』シリーズの概要について簡単に紹介していきます。基本的には主演・水谷豊演じる天才警部の杉下右京とその相棒が様々な難事件を解決するというのが基本的なあらすじです。17年間のシリーズの中で4人の相棒がいて、彼らの卒業や新たな起用は度々話題になります。それでは『相棒』シリーズについて見ていきましょう。

相棒の基本情報

『相棒』シリーズは2000年6月から2001年11月にかけてテレビ朝日系「土曜ワイド劇場」で二時間ドラマとして制作されて三作制作された後、二時間ドラマが好評だったために2002年10月から連続ドラマ『相棒』としてシリーズ放送されている人気シリーズです。人気シリーズのため、派生作品として劇場版『相棒』4作と人気キャラクターを主演にしたスピンオフ映画が2作公開されています。

亀山薫版『相棒』

二時間ドラマ枠から水谷豊と共に主要キャストとして『相棒』を務めた寺脇康文演じる亀山薫は右京の初代相棒として、いまだに『相棒』シリーズ史上最長の相棒役として多くの人の印象に残っています。二時間ドラマ三作品とシーズン1からシーズン7の第9話まで出演し、劇場版『相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン』にも出演し、最終興行収入44.4億円を記録し大ヒットしました。

全7シーズンで相棒を務めており、『相棒=亀山薫』というイメージが強くいまだにその印象を払しょくできていないとも言われています。いまだに人気のキャラクターであり、番組を卒業してから一度も登場していないのは新しい相棒を定着させるためであると言われています。

神戸尊版『相棒』

人気キャラクター・亀山薫を演じていた寺脇康文の卒業に伴って、3か月間の空白の後『相棒』シーズン7最終話から二代目相棒として及川光博演じる神戸尊が登場しました。神戸尊版『相棒』はシーズン7最終話からシーズン10最終話まで制作されており、劇場版『相棒 -劇場版II- 警視庁占拠! 特命係の一番長い夜』も制作されています。いまだに人気の高いキャラクターであり、卒業以降も度々登場するキャラクターとなっています。

映画『相棒 -劇場版II- 警視庁占拠! 特命係の一番長い夜』の興行収入は31.8億円を突破しており、2012年5月6日に『日曜洋画劇場』枠で地上波初放送された際には19.1%という高視聴率を記録するなど衰えぬ人気を獲得しています。神戸尊の活躍がなければ、現在まで続く『相棒』シリーズはなかったともいわれています。それほどに亀山薫の後任である神戸尊は重要なキャラクターでした。

甲斐亨版『相棒』

神戸尊の卒業の次のシーズンである『相棒』シーズン11から登場し、3シーズンにわたって杉下右京の相棒を務めた成宮寛貴演じる甲斐亨ですが、『相棒13』最終話での衝撃的な展開により3年で卒業しました。甲斐亨版『相棒』はシーズン11からシーズン13まで制作されて、劇場版『相棒 -劇場版III- 巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ』も制作されています。シーズン13最終話の詳しい内容は後述します。

劇場版『相棒 -劇場版III- 巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ』も興行収入21.2億円を突破しています。甲斐亨版『相棒』は往年の相棒ファンからはあまり人気がないといわれていますが、連続ドラマや劇場版の数字を見てみると安定した人気を獲得していることが分かります。こうした低評価の裏には甲斐亨の卒業の仕方が影響しています。

冠城亘版『相棒』

甲斐亨の衝撃のラストを受けて次のシーズンで杉下右京の相棒になったのは、反町隆史演じる冠城亘で現在の『相棒』シーズン17でも相棒を務めています。冠城亘版『相棒』はシーズン14からシーズン17まで制作されていてシーズン17以降は未定となっています。劇場版『相棒 -劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断』も制作されており、亀山薫に次ぐ2番目の長さで相棒を務めている人気キャラクターです。

現在まで『相棒』を務めており、シーズン17の第一話の視聴率は17.1%と高視聴率を記録するなど衰えぬ人気の高さを見せています。多くの作品で主演を務めている大物俳優の反町隆史を起用しているために、注目度がかなり高いシリーズとなっています。

2つのスピンオフ作品

『相棒』は人気シリーズのためスピンオフ作品が2作品作られており、人気キャラクターである鑑識の米沢守と警視庁捜査1課の伊丹刑事をそれぞれ主演に劇場版『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』と『相棒シリーズ X DAY』が公開されて大ヒットしています。劇場版『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』はスピンオフ作品でありながら
7.7億円の興行収入を獲得しています。

さらに『相棒シリーズ X DAY』は13.4億円の興行収入を記録していて、杉下右京以外の人気キャラクターたちが総出演していることでも話題になりました。こうしたスピンオフ作品の映画版が制作されるのはフジテレビ系ドラマの『踊る大捜査線』以来の事で、『相棒』シリーズの人気の高さを表しています。

相棒13の主要なキャストを紹介!

『相棒13』の最終回のネタバレあらすじを見る前に、『相棒13』のメインキャストを見ていきましょう。相棒はメインキャストが固定されているシリーズであり、各話で登場するキャラクターもほとんど変わりません。主演の二人以外にも人気となるサブキャラクターが多く、個性的なキャラクターが多くいることでも知られています。ここでは主要なキャストに絞って、キャストをネタバレも含めて紹介していきましょう。

水谷豊/杉下右京

本作の主人公で東京大学出身のキャリアであるが、組織になじめずに警視庁「特命係」に配属されている驚異的な推理力を持っている杉下右京を演じるのは人気俳優として長年活躍している水谷豊です。このシリーズを17シーズン、二時間ドラマ時代から18年も杉下右京役を演じている水谷豊の代表的なキャラクターとなっています。高々と紅茶を入れるシーンが印象的で水谷豊が杉下右京として実際に披露しています。

水谷豊は杉下右京に愛着があり、最も長く演じているキャラクターでもあります。水谷豊の代表作に『傷だらけの天使』や『熱中時代シリーズ』、『刑事貴族シリーズ』、『探偵 左文字進シリーズ』など多くのヒット作があり、相棒シリーズの立役者ともいえる存在です。

成宮寛貴/甲斐享

杉下右京の3代目相棒。で巡査部長の甲斐亨を演じているのは人気俳優として活躍し、現在は芸能界を引退した成宮寛貴ですseason11第1話らseason13 最終話まで出演しており、右京に所轄署から引き抜かれる形で特命係へ在籍するようになる歴代最年少の相棒を好演していました。右京からは「カイトくん」と呼ばれて、他の人からは『カイト』と呼ばれる愛されキャラクターとなっています。

今回のメインテーマである通称『ダークナイト』事件の中心人物であり、『相棒』シリーズの超重要人物としての重要な役どころを見事に演じていました。数多くの作品にメインキャストとして出演していた成宮寛貴の代表作に『オレンジデイズ』や『ハチミツとクローバー』、『ブラッディ・マンデイ』、『ヤンキー君とメガネちゃん』などがあります。

鈴木杏樹/月本幸子

右京や相棒が毎日のように通う小料理店である『花の里』の2代目女将であり、自他共に認める「ついてない女」の月本幸子を演じるのは鈴木杏樹です。元々は事件の犯人として知り合ったものの、いまでは右京をサポートする重要な役となっている月本幸子を人気女優の鈴木杏樹が好演しています。ゲストからメインキャストに抜擢された最初の人物で、人気キャラクターとなっています。

杉下右京の元妻である宮部たまきが番組を去った後に、かねてからの人気キャラクターである月本幸子が昇格しました。鈴木杏樹の代表作に『あすなろ白書』や『若者のすべて』などがあり、『ミュージックフェア』や『ZIP!』など女優以外の番組にも出演しています。

真飛聖/笛吹悦子

甲斐享の恋人で日本国際航空 (NIA) の客室乗務員である笛吹悦子を演じたのは宝塚出身の女優である真飛聖です。甲斐亨と結婚を考える仲であり、シーズン13最終回では甲斐亨を助けるために動く重要な役どころを演じています。神戸尊版にはなかった『杉下右京の相棒の恋人』という設定を亀山薫版ぶりに復活させているため、真飛聖の役どころは甲斐亨版『相棒』で重要な人気キャラクターとなっています。

真飛聖は元宝塚の男役トップスターであり、こうしたテレビシリーズでレギュラーを務め知名度を一気に上げました。真飛聖の代表作に『柘榴坂の仇討』や『連続ドラマW 石つぶて ~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~』などがあります。

川原和久/伊丹憲一

警視庁捜査一課刑事で巡査部長である伊丹憲一を演じるのは舞台を中心に活躍している川原和久です。二時間ドラマ版のときより登場している数少ないメンバーの一人で、通称「トリオ・ザ・捜一」の一人となっています。甲斐亨版の『相棒』では甲斐亨をそれなりに可愛がっており、協力することも多くありました。スピンオフ作品まで作られた人気キャラクターを川原和久が好演しています。

プライベートでは松本幸四郎の娘である松本紀保と結婚して大きな話題になりました。川原和久の代表作に『仮面ライダーディケイド』や『松本清張 黒い福音〜国際線スチュワーデス殺人事件〜』などがあります。

山中崇史/芹沢慶二

警視庁捜査一課刑事で巡査部長の芹沢慶二を演じているのは舞台を中心に活躍している山中崇史です。伊丹と同じく『トリオ・ザ・捜一』の人気メンバーとなっています。伊丹や初代相棒の亀山薫の後輩にあたり、甲斐享や冠城亘の先輩にあたる刑事で、特に甲斐亨のことを後輩として可愛がっていました。相棒の番線番組である『裏相棒』にレギュラー出演していることでも人気のキャラクターです。

ほぼ毎回出演する重要キャラクターを演じている山中崇史の代表作に『HOME 愛しの座敷わらし』や『少年H』などがあり、『相棒』で主演を務める水谷豊との共演も多い俳優となっています。

六角精児/米沢守

警視庁鑑識課の巡査部長であり、積極的に特命係に協力する鑑識課員である米沢守を演じているのは六角精児です。『相棒』シリーズ屈指の人気キャラクターであり、スピンオフ作品まで作られた米沢守を個性派俳優である六角精児が好演しています。六角精児は二時間ドラマ『相棒』の第1話において米沢守とは違う役である泥棒役で出演しており、連続ドラマになった後にレギュラー出演者に抜擢されました。

六角精児は個性派俳優として舞台などを中心に活躍していましたが、『相棒』シリーズ出演をきっかけに大ブレークしました。六角精児の代表作に『TAKE FIVE〜俺たちは愛を盗めるか〜』や『傍聴マニア09〜裁判長!ここは懲役4年でどうすか〜』などがあります。

山西惇/角田六郎

警視庁組織犯罪対策第5課長で警視の角田六郎を演じているのは舞台やテレビで活躍している山西惇です。米沢と並ぶ特命係の協力者であり、特命係と相互協力の関係を築いている人気キャラクターである角田六郎を山西惇が好演しています。角田が発言する「暇か?」という言葉は『相棒』を象徴する人気フレーズとして知られています。『pre season』である二時間ドラマ第2話より登場しています。

山西惇は京都大学出身のインテリ俳優としてクイズ番組にも多く出演していることでも知られ、『相棒』シリーズに出演したことで大ブレイクしています。山西惇の代表作に『Dr.コトー診療所』や『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』などがあり、バラエティー番組『くりぃむクイズ ミラクル9』や『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』などにも出演しています。

石坂浩二/甲斐峯秋

警察庁ナンバー2である次長であり警視監であると同時に、甲斐享の父親である甲斐峯秋を演じるのは日本を代表する名俳優の石坂浩二です。『season11 第1話』より登場から出演しており、時に特命係の味方として、時には敵として登場する重要キャラクターを見事に演じています。甲斐亨が卒業してからも継続して『相棒』に登場しており、現在では特命係をサポートする立場で登場することが多くなっています。

『相棒13』の最終回でも重要な役割を演じており、多くの作品で主演を演じている石坂浩二の好演が話題になりました。石坂浩二の代表作に『犬神家の一族(1976年版) (2006年版)』や『やすらぎの郷』などがあります。

相棒13の最終回のあらすじをネタバレ!

ここからは『相棒13』の最終回のあらすじをネタバレで紹介していきましょう。衝撃の展開で『相棒』シリーズに残る最終回となっているので、ネタバレあらすじを多くの人が気にしている最終回となっています。さらに最終回に至るまでのネタバレあらすじも軽く紹介するので、『相棒13』についても触れていきます。それでは『相棒13』の最終回に至るまでのネタバレあらすじと相棒13の最終回のネタバレあらすじを見ていきましょう。

相棒13の最終回に至るまでのあらすじ

甲斐亨は神戸尊が特命係を去った後に、杉下右京が初めて指名して特命係に配属された相棒でした。右京はカイトの正義感とまっすぐな意志を見て、特命係に呼びました。彼の父親である警察庁次長の甲斐峰秋はこのことを『眼鏡違い』と懐疑的な意見も述べており、カイトの警察官としての資質を疑っているような発言を何度もしています。結果的には、甲斐峰秋のこの指摘が当たっていたという事になってしまいます。

カイトはその正義感と純粋さゆえに、危うさを見せる場面がいくつもありました。時には容疑者に殴りかかることもありました。そのたび右京に諭されていたものの、最悪の形でその悪癖が露呈してしまいます。さらに婚約者である笛吹悦子が白血病になり、同時に妊娠が発覚するなどカイトの精神的な支えはなくなっていました。最終回の時点でも笛吹悦子は入院しており治療に専念しています。

そして最終回である『ダークナイト』に繋がってしまいます。ここまで杉下右京の最年少の相棒として右京と友好な関係を築いていたカイトなだけに、最終回でどのように特命係を去るのか注目されていました。注目されていただけに、衝撃のラストは瞬く間にネット上を駆け巡り、賛否両論が巻き起こってしまいます。それでは『相棒13』の最終回『ダークナイト』のネタバレあらすじについて見ていきましょう。

相棒13の最終回のあらすじネタバレ

犯罪者だけを狙った連続暴行事件が発生していました。被害者は警察の手が及ばない犯罪者ともいえないが明らかに悪党といわれような輩に制裁を加えていたためにネット上では「ダークナイト」と呼ばれ、称賛する声もありました。通称「ダークナイト」は直近2年で同様の暴行事件を5件起こしており、世間の注目を集めていました。

当然のように特命係・杉下右京も興味を持っており、「ダークナイト」を独自に調査しようと考えていました。そんな矢先、政務活動費の不正流用疑惑が持ち上がっている都議会議員が暴行される事件が起こり、これも「ダークナイト」の仕業だと目されていましたが、この被害者は死亡してしまいます。右京は「ダークナイト」の犯行を否定できないとしたものの、カイトは「ダークナイト」説を否定しました。

そんな中、自称『ダークナイト』と名乗る男・種村が捕まりました。しかしカイトは種村は頑なに「模倣犯」だと主張します。捜査を続ける中、右京はダークナイトの最初の被害者が甲斐亨の親友・梶祐一郎の妹を殺したが薬物使用による影響だったために無罪になった男だという事を突き止めます。そんな中、種村は検察庁を脱走し、逃げた先で「ダークナイト」に暴行されてしまいます。

衝撃の展開・相棒『甲斐亨』の逮捕

右京は梶を呼び出し、犯人は種村を暴行した犯人は梶であるという推理を話します。さらに梶すらも「本物のダークナイト」から依頼された「模倣犯」であると推理します。そして「本物のダークナイトは、そのとき何処に居たでしょうか?」という右京の問いに、「あなたと一緒にいました」と答えたのは、相棒である甲斐亨でした。

右京は驚く様子もなく、カイトを見つめます。カイトは「どの時点で俺がダークナイトだと気付きましたか?種村を模倣犯だと決め付けたときですか?」と右京に問いかけます。右京は冷静に「考えなさい、君なら気付きますよ。何処でしくじったか。3年も僕と一緒に居たのですから…」と返します。

自らの行動を考えたカイトは自分の不用意な発言が右京を真実へと導いた事に気づきます。「まぬけだなぁ」と自嘲するカイトを見て、「君が悔いるべきは其処じゃないだろう!!」と右京は声を荒らげます。そして「ダークナイト」こと甲斐亨は暴行罪で逮捕されました。

杉下右京、停職処分!

甲斐亨の逮捕は瞬く間に世間に伝わると思われていましたが、婚約者である悦子はカイトの父親である警察庁次長の甲斐峰秋に頼み、氏名の公表だけは避けてもらいました。それは二人の子供を犯罪者の子供として知られることを避けるためでした。氏名公表はなくなったものの、甲斐亨の懲戒免職は避けられず、甲斐亨は特命係を去りました。さらに上司である杉下右京にも無期限の停職命令を命じられ特命係は事実上職務停止になりました。

相棒13の最終回に対する感想を紹介!

ここまでは『相棒13』の最終回『ダークナイト』のネタバレあらすじなどを見てきましたが、ここでは『ダークナイト』に関するネット上などに出ている感想を紹介していきます。ネタバレあらすじを見ても分かるように衝撃の問題作であり、『相棒』シリーズの黒歴史とすら言われている『ダークナイト』ですので、放送終了後からネット上には多くの感想が溢れかえりました。それでは肯定的、否定的な意見を紹介していきましょう。

冒頭五分で甲斐亨犯人確定

ネットには様々な意見がありますが、放送中からTwitter上には様々な意見が寄せられています。中でも、冒頭からカイトが『ダークナイト』であることが分かるようなシーンがあり、『カイトが犯人で確定!』という声が多く出ていました。しかし、これがミスリードであるという意見が圧倒的でしたが、ミスリードではなく甲斐亨が犯人であったために放送後はネットが大荒れになりました。

この展開はひどすぎる

ネット上では圧倒的に否定的な意見が多くあります。『この展開はひどすぎる』という意見が多く、カイトの動機や逮捕後の『世間の反応が心地よかった』という発言など甲斐亨のキャラクターを全否定するような内容にネット上は大荒れになりました。

取って付けたような展開

ネット上には取って付けたようなあらすじに批判が集まっています。何の伏線も無く、三年前から『ダークナイト』だったという突然の展開に批判が集中しています。『右京さんが気づかないはずがない!』といった声や『悦子とはどうなるの?』というような声が多く、婚約者である悦子の妊娠や病気も解決されないままの中途半端な結末に『相棒』ファンからは不満の声が上がっています。

相棒13は水谷豊が最終回を破綻に?

ここまでは衝撃の展開を迎えた『相棒13』についてネタバレも含めたあらすじやネット上の感想などを紹介してきました。ここでは『相棒13』の最終話『ダークナイト』に関して噂されていることを見ていきましょう。ネット上では様々な議論が巻き起こった最終回であり、主演である水谷豊に関する噂や後味の悪い最終回になった理由などがネット上で噂されています。

後味の悪い最終回

甲斐亨版『相棒』の最終回は史上最悪の回ともいわれており、『相棒』の黒歴史とすら言われています。相棒の逮捕という衝撃的な展開と終始暗い雰囲気に『後味の悪い最終回』としてある意味では伝説になっています。『相棒』シリーズを語る上で欠かせないエピソードになりました。

水谷豊が最終回を破綻させたという噂も?

『相棒13』の最終話『ダークナイト』には様々な噂がありますが、水谷豊が最終回を破綻させたという噂もあります。これは『ダークナイト』だけが相棒とテイストが違っており、これは相棒を初期から作ってきたМプロデューサーが更迭されたことが原因であると噂されています。このプロデューサーが更迭されてことに水谷豊が関わっているという噂があり、最終回が破綻した理由を水谷豊のせいとする説が出ています。

きっかけはMプロデューサーが若手女優と二人きりで歩いているところをスタッフが目撃して、そういったことに潔癖症で水谷豊の逆鱗に触れたとされています。噂の真偽はわかりませんが、相棒にはこうした水谷豊暴君説や不仲説など多くの噂が出ており、水谷豊や共演の及川光博などの出演者が噂を否定することもしばしばあるので、この噂も眉唾といわれています。

視聴率を取りたかった?

最終回であるダークナイトのあらすじがこうしたものになったのも、視聴率を稼ぎたかったためにこうした展開にしたという説があります。実際に、最終回『ダークナイト』の視聴率を見てみると20.3%を記録しており、甲斐亨がダークナイトだと明かすシーンは25%を越えたと言われています。視聴率が目的であれば、成功だったといわざるを得ません。

相棒で歴代の相棒が去った理由とは?

ここまでのネタバレあらすじを見ても分かる通り、甲斐亨の逮捕という形で終了を迎える甲斐亨版『相棒』ですが、評判は最悪のようです。歴代の相棒たちは様々な理由で特命係を去りますが、甲斐亨のときほど後味の悪い去り方はしていません。実際、二代目である神戸尊はそのあとも劇場版などに度々登場しており、現在でも人気キャラクターとなっています。

甲斐亨の場合は、名前こそ登場するものの明るい話題で話題に挙がることはほとんどありません。いまでも『相棒』に暗い影を落とす甲斐亨の卒業ですが、他の相棒である初代・亀山薫と二代目・神戸尊の特命係の去り方について見ていきましょう。それぞれ大きな話題になったので、『相棒』を深く知る上で欠かせないエピソードとなっています。それでは相棒で歴代の相棒が去った理由についてネタバレも含めて見ていきましょう。

亀山薫の場合

亀山薫が特命係を去るきっかけになったのは『相棒season7』の第一話『還流〜密室の昏迷』でした。この事件で亀山薫の学生時代に悪友が殺され、この悪友が海外で支援活動をしていたことを知ります。この活動や悪友への思いを亀山は忘れることができませんでした。

そして『相棒season7』の第9話『レベル4〜後篇・薫最後の事件』で長らく右京の相棒を勤めたが、この悪友が行っていたボランティア活動を継ぎたいと考えて警視庁を退職しサルウィンに旅立ちました。亀山はサルウィンで教師になりたいと右京に語っており、右京も快く送り出しました。亀山薫の最終回は19.6%という高視聴率を記録しており、注目度の高さがうかがえます。

神戸尊の場合

二代目の相棒である神戸尊が特命係を去るきっかけになったのは『相棒seazon10』の第一話である『贖罪』です。この事件で過去に神戸尊が偽証したために冤罪事件が発生し、その冤罪被害者が自殺するという事件が発生します。この出来事が神戸尊が特命係を去るきっかけになりました。神戸尊が特命係を去るのは『相棒seazon10』の最終話である『罪と罰』でのことでした。

この事件でクローン技術で生まれてくる子供の母親の逮捕を巡って右京と対立し、右京の信念を曲げさせてしまいます。さらにこのことがきっかけで当時の副総監に目をつけられて、警察庁長官官房付として警視庁特命係から警察庁に異動されてしまい、特命係を去ることになりました。

神戸尊は異動後も右京との交流は健在である描写があり、度々事件捜査において協力し合う事があります。実際に劇場版などでは姿を現すこともあります。最終話『罪と罰』では20.5%と亀山薫が去る回の視聴率を上回る高視聴率を記録しています。

相棒13の最終回についてまとめ!

今回は『相棒13』の最終回『ダークナイト』についてネタバレあらすじや感想などを紹介してきました。『史上最低回』といった声や『衝撃的すぎる』という声が圧倒的に多い中、いろいろな意味で視聴者の記憶に残る最終回となったといわれています。実際に、いまでも『相棒』シリーズの中でも伝説の回となっており、『相棒』を見るうえでは、ネタバレあらすじを知っても見ておきたい話となっています。ぜひ一度ご覧ください。

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