遺留捜査第5シリーズのキャスト一覧!あらすじや過去シーズンの出演者は?

遺留捜査シリーズは、2011年から始まった人気連続ドラマシリーズです。被害者の残した遺留品から、事件と遺留品に隠された心情の機微に焦点を当て、風変りな刑事・糸村が事件の真相に迫っていくシリーズです。2011年の遺留捜査第1シーズンから、2018年遺留捜査第5シーズンまで続き、そのキャスト一覧もシーズン事に入れ替わっています。今回は遺留捜査を第1シーズンから第5シーズンのあらすじ・キャスト一覧までご紹介いたします。

遺留捜査第5シリーズのキャスト一覧!あらすじや過去シーズンの出演者は?のイメージ

目次

  1. 遺留捜査第5シリーズのキャスト一覧やあらすじが気になる!
  2. 遺留捜査シリーズとは?原作はある?
  3. 遺留捜査第5シリーズのキャスト一覧
  4. 遺留捜査第5シリーズのあらすじ
  5. 遺留捜査の過去シーズン出演者を紹介!
  6. 遺留捜査第5シリーズの主題歌は?
  7. 遺留捜査第5シリーズを観た感想や評価は?
  8. 遺留捜査第5シリーズのキャスト一覧やあらすじまとめ

遺留捜査第5シリーズのキャスト一覧やあらすじが気になる!

2011年から始まった遺留捜査第1シーズンも、2018年7月に遺留捜査第5シーズンが放送されました。遺留捜査第5シーズンが終わった後、2018年11月11日には遺留捜査第5シーズンの続きとしてスペシャルドラマも放送され、安定の人気を誇っているのがドラマ遺留捜査シリーズです。シーズンで赴任先が変わり、キャスト一覧も変化する遺留捜査は、そのキャスト一覧とあらすじも毎回ファンが楽しみにしているようです。

遺留捜査第1シーズンから、主人公の糸村聡(役・上川隆也)は変わりなくですが、糸村刑事の転勤や配属替えでシーズンごとに勤務場所が変わり、糸村刑事を取り巻くキャスト一覧も入れ替わります。相棒となる女刑事もシーズンによって変わるので、次の相棒は誰になるのかも遺留捜査を見る楽しみのポイントのようです。今回はドラマ「遺留捜査」シリーズ各シーズンのあらすじ、キャスト一覧から、遺留捜査の魅力を紐解きます。

木曜ミステリー『遺留捜査』|テレビ朝日

遺留捜査シリーズとは?原作はある?

遺留捜査シリーズは、風変りな刑事・糸村聡が、事件の遺留品に残された最後の声に耳を傾け、小さな証拠から被害者の思いや隠された真相に迫っていくという刑事ドラマです。糸村刑事は、事件現場に残された遺留品を、ただのものとしてではなく、思いが残されたものとして扱い、事件を解決すると同時に遺族の心を救っていきます。遺留捜査は現在シーズン5まで放送されており、遺留捜査シーズン1は2011年に1クール放送されました。

遺留捜査シーズン2は2012年、遺留捜査シーズン3は2013年と3年連続で放送され、遺留捜査シーズン3と2017年に始まる遺留捜査シーズン4の間に、遺留捜査スペシャルドラマが不定期に4作放送されました。そして2017年7月から4年ぶりに遺留捜査シーズン4が放送され、2018年7月に遺留捜査シーズン5となり、2018年11月に放送された遺留捜査スペシャルドラマは、ネットでもそのあらすじやキャストについて話題となりました。

遺留捜査の脚本家大石哲也は、遺留捜査の他、1995年「金田一少年の事件簿 第1シリーズ」、1996年「金田一少年の事件簿 第2シリーズ」の他、「ハガネの女」シリーズ、「刑事7人」シリーズ、2017年「嫌われる勇気」、2017年「警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜SECOND SEASON」、2018年「執事 西園寺の名推理」などの脚本を手がけてきました。

また、遺留捜査もう一人の脚本家真部千晶の作品は、遺留捜査の他には火曜サスペンス劇場「臨床心理士」シリーズ、「はみだし刑事情熱系」シリーズ、「科捜研の女」シリーズ、「警視庁捜査一課9係」シリーズ、「執事 西園寺の名推理」などの人気シリーズがあります。

遺留捜査第5シリーズのキャスト一覧

糸村 聡/上川隆也

遺留捜査シリーズの主人公・糸村 聡を上川隆也が演じています。糸村刑事は、所轄の鑑識に配属された後、第1シーズンでは警視庁刑事部捜査第1課第1強行犯捜査部門科学捜査係の主任、第2シーズン第3シーズンでは警視庁月島中央警察署刑事課 主任となり、第4シーズンから京都府警捜査一課特別捜査対策室に所属と、左遷や人事異動など、あらすじに合わせてシリーズ事に転々とします。

遺留捜査シリーズの主人公・糸村刑事は、所轄の鑑識の経験から、遺留品に注目した捜査を得意とします。マイペースで常に空気を読めずまわりをかき回すことも度々ある風変りな刑事です。事件解決のあと、「3分間だけ時間をください」と関係者に時間をもらい、遺留品から推理した容疑者の行動の意味や、被害者が残した最後の思いを伝えるのがドラマラストの定番のあらすじです。

遺留捜査シリーズの主人公・糸村 聡を演じる上川隆也は、1965年生まれで、1989年に劇団に入団しました。1995年にNHKドラマ「大地の子」で主人公の陸一心役として主演を務め、大きな注目を浴びました。その後も舞台で活躍しながら、ドラマ、映画へとその活躍のフィールドを広げてきた俳優です。近年の出演作一覧では大河ドラマ「功名が辻」の他、「エンジェル・ハート」「沈まぬ太陽」「執事 西園寺の名推理」などがあります。

神崎 莉緒/栗山千明

遺留捜査のキャスト一覧より、遺留捜査の第4シーズンから糸村の相棒となる京都府警捜査一課特別対策室刑事の神崎莉緒を栗山千明が演じています。糸村の相棒となり、マイペースすぎる糸村に振り回されながらも、糸村の捜査スタイルや信念を理解していきます。正義感も気も強い神崎莉緒は、上司や同僚と度々衝突しています。遺留捜査ではシーズンごとにキャスト一覧が入れ替わりますが、栗山千明は第4シーズンから続投しています。

神崎莉緒のキャスト・栗山千明は、1984年生まれで、女優・タレント・モデルとして活躍しています。5歳の頃からティーン雑誌のファッションモデルとして活躍し、1999年の映画「死国」で女優デビューします。2000年映画「バトル・ロワイアル」に出演したことがきっかけで、クエンティン・タランティーノ監督の映画「キル・ビル Vol.1」に出演します。

2004年「下弦の月〜ラスト・クォーター」で映画初主演し、その他の出演一覧に「ハゲタカ」「ATARU」「不機嫌な果実」「ハゲタカ」など多数のドラマ・映画のキャスト一覧に名前を連ねています。

雨宮 宏/ 永井大

遺留捜査のキャスト一覧より、遺留捜査の第4シーズンから登場する京都府警捜査一課特別対策室刑事・雨宮宏を永井大が演じています。体格が良く、京都府警随一といわれるほどの逮捕術の持ち主ですが、本番に弱く、度々失敗をしたり、マイペースな糸村に巻き込まれてしまうシーンもあります。雨宮宏は第4シーズンから登場し、第5シーズンでも続投しています。

雨宮宏を演じる永井大は、1978年生まれで、2000年にスーパー戦隊シリーズの「未来戦隊タイムレンジャー」の主演を射止め、芸能界にデビューしました。身長185cm、体重71kgの体育会系俳優で、出演作品一覧には「未来戦隊タイムレンジャー」「サラリーマン金太郎」シリーズ、「新選組血風録」「恋仲」などがあります。

滝沢 綾子/ 宮﨑香蓮

遺留捜査のキャスト一覧より、京都府警科捜研研究員として登場する滝沢綾子を宮﨑香蓮が演じています。遺留捜査のドラマあらすじでは、毎度糸村の持ち込む案件に振り回される被害者の一人になってしまうというのが、毎回のパターンとなっています。遺留捜査には第5シリーズからキャスト一覧で登場しています。宮崎香蓮は1993年生まれで、2006年に国民的美少女コンテストで入賞しました。

宮崎香蓮はの主な出演作一覧から、「35歳の高校生」や、2015年大河ドラマ「花燃ゆ」、「グッドパートナー 無敵の弁護士」、「ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA」、映画「育子からの手紙」の他、2013年ドラマ「明日のマドレーヌ」では初主演を果たしています。

岩田 信之/ 梶原善

遺留捜査のキャスト一覧より、京都府警捜査一課特別対策室刑事の岩田信之を梶原善が演じています。猪突猛進の熱血タイプの刑事で、糸村の存在を認めずに毎回絡んでくる役となっています。演じている梶原善は1966年で、三谷幸喜主宰の舞台で活躍し、1993年からドラマにも出演するようになりました。

梶原善は遺留捜査の第5シーズンから登場し、遺留捜査以外の出演作品一覧に、「王様のレストラン」や「ナニワ金融道」シリーズ、朝ドラの「ゲゲゲの女房」、「家売るオンナ」など多数のドラマのキャスト一覧に名前を連ねています。

村木 繁/ 甲本雅裕

遺留捜査のキャスト一覧より、警視庁科学捜査研究所係官の村木繁役を甲本雅裕が演じています。多忙な科捜研にいながら、マイペースに依頼してくる糸村に毎回振り回されてしまうかわいそうな役となっています。シーズン1から、不定期でキャスト一覧に加わっています。演じる甲本雅裕は、1965年生まれで、出演一覧には「踊る大捜査線」シリーズや「蘇える金狼」などのドラマがあります。

佐倉 路花/ 戸田恵子

遺留捜査のキャスト一覧より、京都府警捜査一課特別対策室刑事の佐倉路花を戸田恵子が演じています。京都の太秦で有名な俳優を父に持ち、父の影響とその懐の深さからか、人の心に入り込みやすい特技を持っています。特対の室長代理として活躍します。演じる戸田恵子は1957年生まれで、女優・ナレーション・声優・歌手として幅広く活躍するマルチタレントです。

戸田恵子は遺留捜査のキャスト一覧にはシーズン5から加わっています。戸田恵子は声優のキャスト一覧からは「それいけ!アンパンマン」のアンパンマン役、過去のシリーズの「ゲゲゲの鬼太郎」の鬼太郎、そして海外ドラマ「Xファイル」ではスカリーの吹き替えも担当し、人気声優の一人です。女優としては1998年の「ショムニ」のキャスト一覧のメンバーとして有名です。

遺留捜査第5シリーズのあらすじ

遺留捜査第5シリーズ第1話あらすじ

遺留捜査第5シリーズ第1話サブタイトルは「あの風変わりな刑事が帰ってくる!!5億円の仏像を巡る連続殺人疑惑の住職VS謎の鑑定士!?断崖絶壁のカラビナに3分間の涙!」です。初回視聴率は14.7%でした。第1話では文化庁美術品危機管理対策課・通称文化財Gメンの女性・長津涼子の遺体が山で発見されることから始まります。涼子の死は一件足を滑らせての事故に見えたのですが、糸村は現場岩陰に遺留品・カラビナを発見します。

糸村は遺留品のカラビナが怪しいと狙いをつけ、徹底的に調査します。科捜研の村木繁(役・甲本雅裕)の検査結果から、涼子が使っていたカラビナは全て壊れてしまうように改造されていたことが明らかになります。涼子の事件は、事故ではなく殺人事件として扱われることになり、事件解決のため専門家の意見を求めて文化財Gメンであり涼子の同僚である早水圭介(役・中村俊介)に連絡します。

糸村と相棒の神埼莉緒(役・栗山千明)は、事件に関係する円刻寺住職・大野、その娘・ゆかり(役・松下由樹)を探ります。住職・大野、その娘・ゆかりの親子仲は断絶状態でした。ゆかりも何者かに殺されてしまいます。遺留品から、文化財密売容疑で取り締まられた過去を持つ鵜飼慎司の名前が浮かび上がりますが、鵜飼もまた何者かに殺されてしまいます。

糸村は遺留品から、文化財Gメンであり涼子の同僚の早水圭介を犯人と突き止めます。亡き父親の仏像を作る技術を認めさせたいという気持ちから始まった犯行でした。糸村は、住職・大野に「3分時間をください」といい、ゆかりの生前の気持ちを大野に届けます。

遺留捜査第5シリーズ第2話あらすじ

遺留捜査第5シリーズ第2話サブタイトルは「紅い風鈴〜25年間騙され続けたサギ師」で、視聴率は10.7%でした。ある日、イベント企画会社社長の山田一郎が、毒物による中毒死で事務所で発見されます。山田が企画したイベントの出店料が消えていたことから、糸村と神崎は、社員に話を聞きます。捜査の過程で、山田は数多くの詐欺事件の前科があったことが分かります。

捜査から、山田の詐欺被害にあった老人の後見人・弁護士の武山淳之介が捜査線上に浮かび上がります。山田を殺害した毒物がチョコレートドリンクに含まれていたと特定し、ドリンクの販売店のカメラを調べたところ、弁護士の武山が映っていました。借金がある弁護士の武山はは、後見人をしている老人の家から500万円を盗んだところを山田に目撃され、口封じのために殺したのでした。

遺留捜査第5シリーズ第3話あらすじ

遺留捜査第5シリーズの第3話サブタイトルは「赤目のカブト虫〜父になれなかった男!?」です。視聴率は11.2%でした。人材派遣会社社長・桑原達也(役・増田修一朗)が自宅で殺された事件を捜査中、容疑者に桑原からパワハラを受けていた部下・野口が捜査線上に浮かびあがります。野口は事件から行方不明となっていました。野口の入院中の娘・美晴は白血病で入院していました。

糸村は、殺された桑原がカブトムシを育てており、1匹だけ赤目のカブトムシがいることに気づきます。カブトムシの調査結果から、糸村は、野口はカブトムシを捕まえている間に殺されたと考えます。桑原の会社の運営を任されている徳山との話から、前の税理士・三田が犯人だとわかります。三田は会社の金を着服しており、それを見咎めた野口と口論になり、桑原を殺害してしまい、野口を逃がしてすべての罪を野口のせいにしたのです。

遺留捜査第5シリーズ第4話あらすじ

遺留捜査第5シリーズの第4話サブタイトルは「経営コンサルタント殺害…その凶器には、4年前に死んだ男の指紋が!?」で、視聴率は11.8%です。川に釣りに行った糸村と村木(役・甲本雅裕)は、偶然経営コンサルタント・加藤明義の遺体を発見します。遺留品から、美人すぎる歯科医として人気の河原真里(役・中山忍)の患者だとアタリを付けます。真里と昔からの知り合いであった村木は、真里の容疑を晴らすべく奮闘します。

数々の証拠から、加藤がかつて保険金をだまし取った相手に殺害されたことが分かります。そして加藤を殺害した犯人も、逃走中に家族を陰から見守ろうとして事故で命を落としてしまったことがわかるのです。

遺留捜査第5シリーズ第5話あらすじ

遺留捜査第5シリーズの第5話サブタイトルは「花嫁の父の殺人告白、捨てた形見の秘密!?」で、視聴率は10.7%です。世界的衣装デザイナーである井波幸俊(役・斉藤陽一郎)が殺され、糸村はアトリエから金属製のやすりを発見します。糸村はヤスリから検出された油性ニスに疑問を注目し、何かを磨いていたのではと推理し、井波と口論する姿を目撃されていた美術監督・山野辺達仁(役・小野武彦)が捜査線上に浮かびます。

殺された井波のアシスタント・里中と、アリバイ確認で北澤涼音に出会います。井波は里中をゴーストライターとして搾取していたのですが、涼音との結婚を機に辞めようとしており、そのことで井波が涼音を責め、身の危険を感じた涼音が寸胴で殴って気絶させてしまったのでした。そして、涼音を娘のように思っていた美術監督の山野辺が、涼音を守るために井波に手をかけたことが明らかになります。

遺留捜査第5シリーズ第6話あらすじ

遺留捜査第5シリーズの第6話サブタイトルは「5億円遺産争い!! お取り寄せの石と疑惑の鬼嫁の正体」です。視聴率は2桁台を割って9.9%でした。平安時代から続く「鴻上家」の亡き当主の妻である美沙子(役・銀粉蝶)が殺され、息子の妻の紀香(役・櫻井淳子)が第一発見者でした。凶器と考えられる石の妙な点に気づいた糸村は、詳しく調べます。

結局、現場から亡くなった骨とう品から遺産目当ての犯行と考えられていましたが、骨とう品の売り先から、「和食処かず松」経営の石倉和輝が走査線上に上がります。結局、美沙子を殺したのは、犯人と疑われていた石倉和輝の妻の石倉杏里でした。不倫現場を美沙子に目撃されて、このことを和輝に話すと言われてしまい殺してしまったのです。

様々な遺留品から、殺された美佐子の真意を推理した糸村は、仲が悪いと思われていた美沙子と紀香が、実は信頼しあう仲だったと悟ります。仕事でアフリカに行こうとしていた紀香を思い、美佐子が護身用に脇差を用意していたことを知り、紀香は号泣します。

遺留捜査第5シリーズ第7話あらすじ

遺留捜査第5シリーズの第7話サブタイトルは「幻の金メダル〜空のお守り袋に母の秘密」です。視聴率はシリーズ最低の9.4%でした。この放送当時、スポーツ界の移籍問題やパワハラなど、世間で話題になっていた問題とちょうど同じ内容になっていました。水泳選手である宇多田貴史(役・崎本大海)がプールで遺体で発見されます。深夜の自主練中に何者かに頭部を殴られたようです。

糸村は、被害者の遺留品に戸籍謄本と空の小さな麻の袋を見つけます。被害者の所属するスポーツクラブの社長・花村友梨(役・黒田福美)の口から、被害者は日本代表入り確実と言われていたにも関わらず、ドーピング検査に引っかかってしまい謹慎中との話を聞きます。被害者の宇多田はそれを否定し、周囲も同意していましたが、コーチである横山保(役・森岡豊)だけが被害者の宇多田を信じず、否定していたそうです。

被害者の宇多田の戸籍謄本は、起業のためだということが明らかになります。コーチや社長が疑われましたが、結局スイミングマネージャーである田嶋藍(役・町田マリー)が逮捕されます。田嶋は、被害者の宇多田の起業を止めるため、ドリンクにドーピング剤を入れ、それが宇多田に知られてしまい、凶器となるトロフィーで撲殺してしまったのでした。

事件解決後、糸村は被害者の宇多田の母に会います。宇多田が用意した戸籍謄本は、会社設立のためもありましたが、それだけではなく、母を海外に連れて行ってあげたいと思う宇多田が、パスポートを作るために用意していたと語ります。最後の最後で分かった真実に、宇多田の母は涙します。

遺留捜査第5シリーズ第8話あらすじ

遺留捜査第5シリーズの第8話サブタイトルは「歌う空き缶!? 消えた夏休みの宿題と過去からの殺人者」です。視聴率は前回シリーズ最低の9.4%から10.5%に回復しました。30年の時を経て二組の親子の絆を描いたあらすじとなっています。糸村は自転車を漕いで町を走っていると偶然、開いていた住宅で刺殺された男性を発見してしまいます。住宅の持ち主はおらず、不法侵入だったようです。

捜査する中、被害者の指紋が30年前のお蔵入り事件の証拠の指紋と一致します。弁護士の夫婦が何者かに殺されたという「下鴨事件」が掘り起こされ、当時、5歳だった息子が犯行を目撃していたことがわかります。少年の目撃があり、指紋が残っていても未解決となった事件なのでした。被害者の指紋から、元電気工事士の久世凉一(役・入江崇史)という人物であることがわかります。

殺された久世は、30年前の「下鴨事件」の直後に行方不明となっていました。当時関わっていた元暴力団の八木正則(役・不破万作)が久世の前に現れていたことや、久世の息子・章が医師として活躍していることなど、30年前の事件が動き出そうとしています。糸村は被害者の久世が持っていた穴の開いた古い空き缶に目を付けます。糸村と相棒の神崎は、30年前の下鴨事件で目撃者だった当時5歳の松野(役・玉置玲央)を訪ねます。

実は久世の息子・章が医師として治療をしようとしている子ども・藤崎凛久は、下鴨事の目撃者・松野の子供だとわかります。糸村は穴の開いた古い空き缶と、現場に落ちていたアルミホイル、現場の土のくぼみに着目します。くぼみは松野が乗っている自転車のスタンドと一致し、松野が犯人と明らかになります。30年前の事件で犯人と疑われていた久世を見かけ、殺してしまったのでした。

久世の息子・章は、自分の父親を殺した松野の息子の手術に成功します。自分の父・久世が殺人犯と信じている章に、糸村は真実を伝えます。30年前、久世は八木に借金をしており、八木が弁護士夫妻を殺害し、借金を帳消しにするために罪を被って逃走していたのでした。糸村が発見した空き缶とアルミホイルは、レコードがわりに針で音声を記録したものでした。そこから抽出した音声データは、子ども時代の章の思い出の歌でした。

遺留捜査第5シリーズ第9話あらすじ

遺留捜査第5シリーズの最終話サブタイトルは「糸村、最後の事件!! 特対VS1000億の発明を狙う爆弾犯!カラフルな魚の鱗に美人科学者の秘密…二重三重の罠で糸村ついに殉職!?」で、視聴率は大幅に回復して13.1%まで上がりました。遺留捜査最終回は、ドラマ「科捜研の女」の主人公・榊マリコ(役・沢口靖子)が登場する、遺留捜査×科捜研の女のコラボ回となり、マリコさん登場に話題を呼びました。

事件は、農林水産大臣である冨樫由規(役・大和田伸也)の息子・冨樫一規(役・尾崎右宗)が殺害されるところから始まります。殺害された冨樫一規は、ベンチャー企業「インティアフーズ」の社長で、京都市内の高級ホテルのVIPフロアで殺されたのでした。爆弾が仕掛けられ、爆発によって殺されたとわかります。冨樫一規はその日、爆発したホテルのパーティに出席し、自分の部屋に戻ったところ、爆弾による爆死をしたようでした。

そのパーティは、バイオ研究の第一人者である酒井裕子准教授(役・観月ありさ)の受賞を祝うためのもので、冨樫一規は酒井裕子准教授のスポンサーであり、酒井裕子准教授の開発したバイオ技術を独占する契約を結んでいました。警察は巨額の利権を巡っての事件と考えます。科捜研研究員である村木繁(役・甲本雅裕)は、現場の遺留品を調査した結果、油絵具で模様を描いたチョウザメのウロコとわかります。

チョウザメを展示する博物館に行き、チョウザメの飼育係である高橋尚也(役・三浦涼介)に話を聞きます。捜査の中、実は高橋尚也は、酒井裕子准教授の弟だと明らかになります。犯行時刻の現場にあったカメラに高橋尚也が映っていたことから、高橋尚也を重要参考人として捜査しますが、高橋尚也は爆弾の材料と遺書とともに遺体で発見され、事体は混乱します。

高橋尚也は子ども時代に虐待してきた叔父を刺してしまい、刑務所に服役した過去があり、姉の酒井裕子准教授とは一度もあったことがありませんでした。しかし、酒井裕子准教授の娘・愛子は、母に内緒で高橋尚也と連絡を取り合っていました。高橋尚也の携帯から、尚也の行動を推察した糸村は、16年前の事件の犯人は尚也ではなく裕子だったことを突き止めます。

それを知っていた冨樫大臣の秘書である小山剛(役・水橋研二)が、裕子の研究と農林水産大臣である冨樫由規の跡継ぎの座を狙って、息子の冨樫一規を殺したことが判明します。事件解決後、ハワイに行くのでしばらく手伝えないと言う村木でしたが、科捜研の女・マリコがやってきます。協力を求めるマリコに、村木はすぐにハワイ行きを中止して、マリコについていってしまうのでした。

遺留捜査の過去シーズン出演者を紹介!

遺留捜査第1シーズンのキャスト

2011年放送の遺留捜査シーズン1は、警視庁殺人捜査第一係が舞台となっています。キャストは、主演の上川隆也の他、貫地谷しほり、佐野史郎、波岡一喜、水野真紀、大杉漣がキャスティングされています。シーズン1の相棒となる女刑事は貫地谷しほりが担当しています。波岡一喜はシーズン3にも再び登場しています。メインキャストではありませんが、科捜研係官・村木繁役の甲本雅裕はシーズン1から全てのシーズンに登場してます。

遺留捜査第2シーズンのキャスト

シーズン1の翌年2012年放送の遺留捜査シーズン2は、糸村が警視庁本部から所轄に左遷され、舞台が警視庁月島中央署に移動し、キャストも入れ替わります。八嶋智人、田中哲司、岡田義徳、正名僕蔵、眞島秀和、三宅裕司がキャスティングされ、女刑事水沢響子役に斉藤由貴が抜擢されました。

遺留捜査第3シーズンのキャスト

2013年放送の第3シーズンは、第2シーズンに続き警視庁月島中央署が舞台となります。同じ月島中央署なのでキャストはそれほど入れ替えがありません。女刑事に斉藤由貴、八嶋智人、岡田義徳、正名僕蔵、眞島秀和、三宅裕司と、ここまではシーズン2と同じで、シーズン2に登場した長瀬清文(役・田中哲司)は殉職の設定のため、追加キャストとして西村雅彦が参戦します。また、シーズン1の波岡一喜が異動で再び登場します。

遺留捜査第4シーズンのキャスト

2017年放送の第4シーズンは、東京から京都に移動し、京都府警捜査一課・特別捜査対策室が舞台となり、キャストが一新されます。女刑事役は斉藤由貴から栗山千明に交代し、戸田恵子、永井大、和泉崇司、宮崎香蓮、段田安則がキャスト一覧に並びました。科捜研係官・村木繁役の甲本雅裕は糸村と一緒に京都に異動という設定で登場しています。

遺留捜査第5シリーズの主題歌は?

主題歌担当は小田和正

遺留捜査第5シリーズの主題歌は小田和正(おだかずまさ)が担当しています。作詞作曲まで小田和正が担当し、シーズン3、シーズン4とシーズン5の主題歌を歌っています。遺留品の思いが明らかになったあと、小田和正の歌が流れることで「今回も泣ける」という声が感想サイトでは多く見られました。

楽曲名は「やさしい風が吹いたら」「小さな風景」

小田和正の「やさしい風が吹いたら」は、遺留捜査シーズン3で起用された曲ですが、シーズン5でも再度起用となりました。第4シーズンの主題歌である「小さな風景」も小田和正が担当しており、シーズン5では過去2作の曲を主題歌に起用するという珍しい取り組みをしています。

遺留捜査第5シリーズを観た感想や評価は?

小田和正のエンディング2曲、どちらが毎回流れるのかを楽しみにしている視聴者の声です。

定番の「3分時間をください」が、毎回3分じゃないのはお約束で、ファンたちもあえてそれを突っ込んでは楽しんでいるようです。

遺留捜査はただ犯人を暴くだけでなく、登場人物の心の機微まで描いているところが魅力だとファンの間では言われているようです。

毎回遺留捜査を楽しみにしているファンの感想です。2018年11月11日放送のスペシャルドラマも、Twitterでは感想がたくさん投稿されていました。

遺留捜査のエンディングに、小田和正の歌がまさに合っているという評価です。次回作も小田和正の歌が起用されるのを楽しみにしているファンも多いようです。

いつも遺留品ばかりの風変りな糸村ですが、格闘シーンも登場し、意外な活躍に目を見張るファンのコメントです。

遺留捜査第5シーズンの後の遺留捜査スペシャルを見たファンの感想です。スペシャルだけに、3分の長さもスペシャルだという感想でした。

遺留捜査第5シリーズのキャスト一覧やあらすじまとめ

遺留捜査第5シリーズのキャスト一覧やあらすじをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?人気シリーズ遺留捜査、次のシーズンの放送も楽しみと、すでにファンたちの間では次回作を待つ呼び声が高いドラマです。

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