限界団地のあらすじや最終回の結末ネタバレ!寺内(佐野史郎)も洗脳されていた?

東海テレビで制作された「限界団地」は大人の土ドラという枠で放送されました。佐野史郎さんが主演を努め話題となったこのドラマは夏にぴったりで人間の怖さが表現された物語となっています。この記事ではそんな「限界団地」の各話のネタバレあらすじ、更に最終回の結末・ネタバレあらすじも紹介していきます。佐野史郎が演じる寺内の狂気じみた行動も実は洗脳から引き起こされていたのか?気になる最終回についても詳しく解説していきます。

限界団地のあらすじや最終回の結末ネタバレ!寺内(佐野史郎)も洗脳されていた?のイメージ

目次

  1. 限界団地のネタバレあらすじ!最終回結末にも迫る!
  2. 限界団地のネタバレあらすじ!
  3. 限界団地の最終回結末ネタバレあらすじ
  4. 限界団地を観た感想や評価は?
  5. 限界団地のネタバレあらすじや最終回結末まとめ

限界団地のネタバレあらすじ!最終回結末にも迫る!

佐野史郎主演の「限界団地」。視聴者に恐怖を感じさせる人間の狂気的な部分を見せるこのドラマは2018年の夏に放送されていました。この記事では「限界団地」の各話のネタバレあらすじと共に、最終回のネタバレあらすじも紹介していきます。

「限界団地」最終回のネタバレあらすじでは物語の流れを一つずつ追っていき、詳細に説明していきます。また寺内は洗脳されていたのか?という考察についても触れていますので、最終回のネタバレあらすじ紹介と「限界団地」の迎える結末を最後までお楽しみください。

限界団地のネタバレあらすじ!

ここから「限界団地」の各話のネタバレあらすじを紹介します。寺内誠司(佐野史郎)は幼い孫娘の穂乃花(渡邊詩)を連れて、自分が幼い頃に住んでいた「あやめ町団地」へと引っ越してきました。

寺内誠司があやめ町団地へと引っ越してきたことで変わっていく団地、最終回へ向け動いていく物語。寺内が関わったことであやめ町団地の住人達がどうなっていくのかが見所となります。「限界団地」の最終回・結末はどう動いていくのかご紹介します。

限界団地第1話ネタバレあらすじ

「限界団地」第1話のネタバレあらすじで、最初に寺内誠司(佐野史郎)の息子夫婦が火事で死んでしまった1年前のシーンから始まります。孫娘・穂乃花(渡邊詩)を抱きかかえて火事になった家を見つめる寺内。シーンは変わり、「あやめ町団地」へと引っ越してきました。寺内は穂乃花を連れて挨拶をしますが、団地の住人たちは冷めた態度でした。

寺内はいわゆる老老介護をしており、共に引っ越してきたのは穂乃花のほかに自分の父親も家に居ます。団地で孫と過ごしていた寺内の元へと寺内の息子の嫁の母親・菊池史代(朝加真由美)が現れます。「人殺し!あんたを放っておいたら娘が成仏できないの!この場で殺してやりたい!」と寺内に向かって叫びました。その後史代は血を吐き病院に搬送されます。

そんな様子を見た桜井江理子(足立梨花)と夫・高志(迫田孝也)は怪しんでいましたが、寺内は火事の原因は息子の煙草の不始末のせいで、(寺内が)火の中に入って娘を助けなかったことを恨んでいるようだ、と説明しました。

自治会に参加した寺内は「老人の命を守る」為に回覧板が必要だと訴えました。しかし自治会長の金田哲平(山崎樹範)含む住人達は面倒くさがります。そんな中、寺内の家には息子のたけしが穂乃花に叩かれた、と怒鳴り込んでくるたけしママの姿が。穂乃花が叩いた理由はたけしが団地のことを「汚くて狭い」とバカにしたから。

たけしママは団地に住む子供と、団地自体をバカにした言葉を吐いて帰っていきました。寺内は叩くのはよくないと優しく穂乃花を諭します。その後寺内は「ふれあいカード」という個人情報を記載して把握する手作りカードを団地の住人に配りました。現状を把握して年配の孤独死を防ぐためです。しかし外のごみに「ふれあいカード」が捨てられたりして空回ります。

場面は変わり、ゴミ屋敷状態の部屋に住む老婆・東佳代子(江波杏子)が出てきました。近所の人がひそひそとする中、寺内は東佳代子と抱き合います。昔団地に住んでいた頃の「お姉さん」のような存在だったようです。もう一人の昔なじみである依田(小松政夫)とも会話をする寺内、妻に先立たれ寂しい生活を送っている依田を気にかけます。

後日、寺内を恨んでいる史代が寺内家の隣に住む江理子の家を訪ね、札束を取り出しました。史代の話によると、娘夫婦を殺したのは寺内で、ほのかを独り占めするためにやった、あの男はおかしいと娘も言っていた異常者なんだ、とまくし立てます。末期がんの史代は死ぬに死ねないといい、寺内を陥れるために協力を求めます。しかし江理子の夫・高志が断ると、舌打ちと共に去ります。

ある朝2人の老人の遺体が団地の住民によって発見されました。依田と松本の2人です。依田は江理子が自治会費を取りに訪ねたところ、首吊り自殺をしている所を発見されます。依田の死について寺内は「早く死にたい」「生きていてもしょうがない」と言っていたと漏らす。もう一人松本は団地のゴミのルールを守らなかったり、穂乃花が手紙を書いて訪ねても酷いことをいう老人でした。

寺内は穂乃花が酷いことを言われた後に松本の家を訪ねていました。そして松本が発見されたときは風呂で血を流し死んでいた状態でした。深くは描写されていませんが、寺内が…?と思わせる演出です。2人の葬儀の際には涙を浮かべる寺内、これをきっかけに寺内の賛同者が増え回覧板も始まることとなりました。

回覧板を江理子が寺内に届け、亡くなった2人の事を悲しそうに話しますが寺内は笑顔で言います。「2人が死んでくれたおかげで皆さんが変わったんですから」と。一方たけしくんを叩いてしまった穂乃花はたけしくんママへ謝罪の気持ちを込めた手紙を書き渡しに行きますが、「怪我をさせておいて遊びに来いってなんなの!」と手紙を投げつけました。その様子を寺内が陰で聞いていました。

「明日学校へ行きたくない」という穂乃花に「大丈夫だよ」と優しく言う寺内。その日の深夜…寺内は街をマラソンしにいき、どこか狂気めいた表情を見せました。

限界団地第2話ネタバレあらすじ

寺内を中心に団地では不思議なことが起こるようになってくる。江理子は自分を認めない夫や、用事を押し付けていじめてくるPTA会長田中郁美に疲れていて、それとは逆にコミュニティを大事にし親切な寺内に影響を受け始めた。たけしくんの家は火事が起きたという。

限界団地第2話ネタバレあらすじでは、主に二つの出来事が起こる。江理子をいじめているPTA会長は実は日曜雑貨の配達員と不倫をしており、それを寺内が発見。PTA会長は江理子を、その息子は江理子の息子をいじめていたこともあり、寺内は隣人の下手なカラオケに困っていた自治会長の金田を利用した。マイクを仕掛けた回覧板をPTA会長の家へ金田に持っていかせ、情事中の大きい声を団地に響き渡る連絡用スピーカーで流させた。

寺内は「聖域である団地で不倫をしているのが許せない」と怒っていた。不倫相手が慌てて逃げようとするとそのせいで穂乃花は怪我をしてしまう。もう一方の事件では自治会長の隣人・八十島花子(阿南敦子)のカラオケ騒音問題を人情で解決。いつも亡き夫との思い出の曲を歌っていて、寂しかったのが理由だったのです。2人を和解させた寺内は人望を集め始める。

和やかな空気で寺内がジュースを飲むと泡を吹いて倒れた。穂乃花を怪我させ、寺内に怒られた配達員の嫌がらせだろうと住人たちは言う。しかしそれは配達を頼んだジュースに何かを入れられた、という事件を捏造する為のものでした。以上の件から配達員もPTA会長もいなくなりました。

そして2話の最後には穴掘りをする寺内。怪しがる江理子夫婦に「子供たちに宝探しゲームをさせるため」と言うが、実際には庭に埋まっていた凶器の壷を処分する…というものだった。誰に関するものなのかこの時点では明かされませんでした。

限界団地第3話ネタバレあらすじ

寺内は江理子を穂乃花の母親になってほしいという思いから目をつけていました。江理子はいい妻だが、夫の高志は不倫をしており江理子もそれに気づいています。高志は寺内を恐れていて関わりたくない思いがあり、マンションを買って引っ越そうとするが不倫をやめません。「寺内と会うな」と言われた江理子は寺内を避けざるを得なくなりました。差し入れたアップルパイを高志に捨てられたのを知った寺内は陰で激昂します。

「限界団地」3話のネタバレでは寺内は己の恩を売るために颯人に何かの薬が入ったジュースを飲ませ、川で溺れた颯人を助け自らも溺れて入院します。高志はそれでも疑いますが、江理子は身体を張って助けてくれたと寺内を信じます。

寺内が入院したと聞きつけた史代は、寺内に罠を仕掛けようと団地の部屋に侵入します。そこで寺内が団地の住民のことを記録した手帳を発見しました。自治会長に寺内の悪事を訴えている最中に寺内が団地へ戻り、驚いた文代の具合が急変します。ガラガラと酸素の機械を引いて歩いていた史代はそれを使おうとしますが、使えずに苦しみ、その際に寺内は「息子夫婦がいい両親ではなかったから焼き殺した」と告白をする。

しかし史代が救急車で運ばれた後、怯える自治会長には「冗談に決まってるじゃないですか」と笑った。その後、寺内は史代が部屋に隠していた覚せい剤を使い高志の不倫相手を殺害する。盗聴の際に穂乃花を「かわいそうな子」と言ったことに怒りを覚えてからだった。容疑は最後に一緒にいた高志へと向き、警察へと連れて行かれる高志。

ショックを受ける江理子に寺内はしっかりしなくちゃ、と励まし、釈放された高志にこれまでの不満と別れを告げて追い出した。行き場をなくした高志は寺内に「俺の家庭を壊しやがって」と文句をたれるが、「壊したのはあなただ」と言い返した。その後、寺内は大きなスーツケースを転がして団地に帰りのこぎりを出したのだった。

限界団地第4話ネタバレあらすじ

「限界団地」4話のネタバレではアップルパイの歌を歌いながら楽しそうにアップルパイを作る4人の姿がありました。ある日、江理子の家に「東加代子宅に寺内誠司が殺害した白骨死体」という謎の手紙が投函されます。気になった江理子はお知らせを持って加代子宅に訪ねた際、ドアが開いていた為中に入るものの、部屋の雰囲気におののき間が悪く加代子と会い謝罪します。

加代子について調べる江理子は寺内にも今はいない加代子の夫について訪ねるが、寺内はやさしく釘をさして交わします。一方で自治会長は寺内の動向を探っていました。夜中に出て行った寺内の行方が気になる江理子が後をつけると、同じく寺内を見張る自治会長と遭遇します。寺内が加代子の部屋から持ってきたスーツケースは幽霊部屋と呼ばれる団地の一室に置かれ、自治会長金田はピッキングして部屋を開けます。

スーツケースを開けようとすると寺内が帰宅。寺内が江理子にスーツケースを開けさせると、中身はごみの山でした。実は幽霊部屋は穂乃花のために借りたもので、誕生日会の準備をしていたという寺内。部屋に侵入した2人は安堵するが、江理子を先に帰し、寺内はもう一つのバッグを金田に開けさせる。中には人骨が入っていました。それは加代子の大切な夫の骨でした。

金田は史代と繋がっていた為寺内を探っていました。骨があったと史代に報告し手を引きたいというが、史代は骨がある事実がわかればこっちのものと笑います。しかしそこに寺内の姿が…。加代子は「あの日、この団地に悪魔が誕生した」と穂乃花に話していた。若かりし日の寺内と加代子は小説「罪と罰」をきっかけに仲良くなった。ある日寺内が本を返しに行った時に、夫に暴力を振るわれていた加代子を発見し夫を殺害します。

加代子に恋していたのです。加代子はそれから夫の骨と生きていくと決めました。寺内が史代の所から戻ると加代子は骨を燃やしていた。「あなたは私を守ってくれたわね、でもあなたが憎いわ」と加代子。寺内は「加代子さんの大切なものを壊した、わかってる。でも僕は団地にふさわしくない人間を葬っただけだ」と返す。

「だから私、もうあなたのいる団地にはいたくない、誠司くんは団地にふさわしいのかな。誠司くんのこと好きだったわ。地獄で待ってるわね」と加代子。寺内と加代子は2人で車でどこかへ。「誠司くん、愛しすぎると辛いわよ」と言い残し、加代子の帽子は海に浮いていました。寺内は家ですすり泣きます。

その後金田が寺内の家を訪ね、「500万用意してくれます?」と寺内が史代を殺害したことがわかり恐喝しました。寺内は承諾。家に戻り寝ている父に「父さん、もう疲れちゃったよ。死のうか、僕と一緒に死んでくれ!」と父親に包丁を向けると、父親が「やめるんだ!」と逃げました。実は歩けるようになっていました。手紙を出したのは過去の殺害を知っている寺内の父でした。

限界団地第5話ネタバレあらすじ

「限界団地」5話のネタバレで、告発文が父・仁の物だと知った寺内は「僕を守るって約束しただろ!」と怒りをぶつけ、周りの人間は寺内を信用している為、仁の言葉は妄想だとして丸め込む。寺内は穂乃花を江理子に預けて、他人を仁から遠ざけ、次の世代に残す団地の文集に作文を書くよう強要し、何度も書き直させる。仁は金田が仕掛けた盗聴器に向かって助けを求めるが、金田は寺内側の人間だと知って絶望しました。

仁は漸く寺内の求めていた作文を書きました。それは寺内家が団地の抽選に当たり引っ越してきた頃の事でした。仁は「団地マン」のお面を作り寺内にあげ、喜んだ寺内は団地を守ると誓いました。仁はずっと寺内の幸せを願っていたが、実は寺内の妻には別の男がいて「幸せな夫婦だと思っていたのはお前だけ、お前は皆を騙している」と突き放します。寺内は激昂しますが、「人殺しでもお前は自分の息子、一緒に死のう」と仁。

寺内は「穂乃花を置いて死ねない。僕はずっと団地マンだ!」と寺内。探偵になりたかったという金田に亡き妻の素行調査を依頼しました。一方団地では住民を騙すサギ霊媒師が来て大金をせしめていましたが、寺内が団地マンとして無事に成敗。実は霊媒師に情報を流していたのは金田でした。また霊媒師が性的虐待をしている等と寺内に言ったのは、霊媒師を殺害させるためでした。

寺内はそれに気づきながらも「僕をどんどん利用しろ」と上手の発言です。殺害後の朝、仁は血のついた団地マンのお面を目にします。仁の助けを呼ぶ声は一切、住人たちに届かないまま、仁は本当に認知症になってしまったようです。施設に入れることを決めた寺内が車椅子を押しますが、「父さん、僕をもっと叱ってよ!」と悲しそうに叫びました。

そして江理子の前にかつての先輩二宮が現れます。自治会長と会った二宮は「この団地は取り壊されることが決まりました。一年後住人の皆さんには出て行ってもらう事になります」と告げます。江理子と二宮がキャッチボールする姿を怖い目で見ている寺内、穂乃花はそんな寺内を見ていました。

限界団地第6話ネタバレあらすじ

穂乃花は何もない場所に「ママ…」と呟いたり虚ろな表情が多くなりました。他にも死んだ両親に礼をいうなど奇妙な行動を始めます。一方寺内の亡くなった妻の調査結果を報告する金田。やはり寺内の妻は生前他に男がいました。そんな中、団地の取り壊しを指揮する会社の二宮、その二宮と急接近する江理子。2人の仲を心配した寺内は2人に干渉し始めます。

「限界団地」6話のネタバレでは他人なのに干渉が過ぎる、と2人には拒絶されますが、亡き妻の墓の前で自己肯定をする寺内。墓の中から妻と子供たちの骨壷を持ち出し燃やし始めますが、その様子を二宮に見られていました。二宮が江理子に電話で伝え、今までに起きたことを思い返し身の危険を感じます。

その後直ぐに寺内から「見せたいものがある」と訪ねられるが断った江理子。しかし寺内の手紙を読み、江理子は寺内と会いました。寺内は江理子が描いた「うさぎのぼうし」という絵本の出版に尽くしていた。そこで、寺内は突然の告白を始める。

寺内は穂乃花の両親、松本、江理子の夫の不倫相手、加代子の夫、息子の嫁の母親史代を殺害したと告白した。急な事に江理子は「人殺し!人殺し!」と叫んで逃げ、二宮が用意した駅前のビジネスホテルに息子と共に避難しました。二宮の調査を自治会長金田に依頼し、寺内は取り壊されそうな団地の住民たちとの親睦会で大量殺人をしようと画策していた。

限界団地第7話ネタバレあらすじ

「限界団地」7話のネタバレでは団地から離れた江理子だったが、寺内がゲームを使い颯斗を呼び出して手紙を渡させます。その内容は団地の住民との最後の親睦会で一団心中をして自らも死ぬと言うもの。大量殺人を防ぐために団地へ戻る江理子でしたが、それは寺内の罠でした。

実際には前日に親睦会は終わっており、「江理子さんが母親になってくれるなら一団心中なんてしなくて済む」と寺内。そして寺内は「死が二人を分かつまで、母として娘を愛することを誓います」と江理子に誓わせます。江理子が穂乃花を抱きしめると、様子がおかしく暫く話さなかった穂乃花が「ママ…」と話し出しました。

寺内は涙し、「おじいちゃんだよ、わかるか。僕たちには江理子さんがいないとだめなんです、寺内家の一員になってください」と礼も一緒に伝えます。江理子は恐怖もあり完全に洗脳されていました。

自治会の会合では取り壊し中止の嘆願書への署名を住民に頼む寺内の姿。「現実を見よう」と寺内に異を唱える住民も居る中、江理子は「皆さんどうかしています。なぜ寺内さんに逆らうんです?」と従っています。寺内は支配者のごとく振舞います。そんな中、江理子を心配した二宮が現れます。関わらないでという江理子に、好意を伝えますがそこに寺内が現れました。

「江理子に何をした! お前も団地も狂ってる。江理子に何かしたら殺してやる。この狂人が!」と二宮が凄みます。すると翌日、団地取り壊しの嘆願書を提出する場で寺内があるものを流します。「殺してやる!」と言った二宮の声が録音されていたのです。逆らえない江理子は寺内に「この人は江理子さんに関係を強要した、そうですよね?」と聞かれても頷くしかありません。

二宮は寺内を殴りつけ、警察へと連行されました。「あのような者が関わる取り壊し計画を受け入れるわけにはいかない」と寺内が発言すると住民たちは拍手を贈ります。その日の夜、江理子がまだ二宮に好意があるのか試すため、二宮のバイクに細工するよう命じます。実際には試しただけでバイクの細工は元に戻していました。

しかし、金田に二宮の元カノを調べさせており、ストーカーと化していた元カノを唆し二宮を刺させた。さすがの金田もやりすぎ、だと言い「そろそろ逃げるか」と考え始めていた。そんな金田の前にスーツケースを運ぶ男の姿がありました。

突然江理子の前に夫の高志が戻ってきました。高志は寺内に土下座して謝り「家族の一員にしてもらえませんか」と頼み込みます。寺内は改心した高志を表面上では許しました。しかしどこか怪しい高志。寺内も高志は信用していませんが、高志が持参した紅茶を江理子に勧められると「江理子さんの事は信じます」と紅茶を飲もうとします。「待って!」と江理子が止めました。

「相変わらず使えねえ女だな。ビビりやがって」と本性を見せます。高志は寺内に金をもらいどこかへ逃げていたが大金を使い果たしていました。寺内のせいで全てを失ったから寺内の一番大事なものを奪う、と穂乃花を拉致していました。「団地の中心で罪を叫べ!」と穂乃花の命を盾に住人に明かせと脅迫します。

実はドア越しで話を聞いていた金田。寺内はスピーカーの前で罪を告白することを決意しますが、金田が現れ「俺に忠誠を誓うなら穂乃花ちゃんの居場所を教えてあげる」と寺内に伝え、忠誠を誓う寺内。穂乃花は高志の家に居ました。団地の放送からは「重大発表が有ります。自治会費300円値上げします」という金田の声が流れ、苛立った高志は包丁で穂乃花を襲おうとします。

そこで寺内はハンマーで壁をぶち壊し「穂乃花ー!」と救出しようとします。高志は壊された壁と寺内の姿に驚愕し、恐怖の表情で口をあんぐり開け見つめていました。

限界団地の最終回結末ネタバレあらすじ

最終回のネタバレあらすじ1/団地マンのお面を被る江理子

「限界団地」最終回のネタバレあらすじです。結末へと続くネタバレあらすじをご紹介していきます。一体寺内はどんな結末を望んでいるのか?寺内に巻き込まれた人たちの結末も必見です。

最終回のネタバレあらすじでは、穂乃花を救い出したあと高志はその後逃げていき、団地の住人と出会ったときには「あいつは人殺しなんだよ、騙されるな!」と叫びながらその場を後にしました。

最終回のネタバレあらすじでは、その後目を覚ました穂乃花の手を寺内が握り、「怖い夢見た、おじいちゃんがいなくなる夢」と穂乃花が言うと「ずっと一緒に居る」と優しい笑顔で約束しました。一方江理子は団地マンの仮面を被り「私は団地を守ります」と連呼する。高志と一緒に寺内を騙そうとしたので、寺内がより一層自分に従うように強要した為です。

最終回のネタバレあらすじでは、寺内は自治会のメンバーには理解されずに孤立するものの、取り壊し反対演説を団地内で行い熱く語ります。自治会メンバーはついてこなくなっても、他の熱狂的な信者達は寺内に拍手喝采を送っていました。

最終回のネタバレあらすじで穂乃花はママのフリをしてくれている江理子にあることを伝えます。「ママ…ありがとう。本当のパパとママはおじいちゃんが…穂乃花知ってた」と、本当の良心は寺内が殺したと知っていたことを江理子に明かしました。江理子が「おじいちゃんが好き?」と穂乃花に尋ねると、穂乃花は「うん、穂乃花といるとおじいちゃんが笑うから」と答えました。

最終回のネタバレあらすじでその日の夜は手巻き寿司で、寺内と穂乃花、江理子と颯斗の4人はまるで本当の家族のような楽しいひと時が流れる。しかし、その日の夜に江理子は団地マンのお面を被って「穂乃花を守る」と繰り返し呟いた後に、団地マンのお面を切り刻みます。最終回のネタバレあらすじでこの後江理子は寝ている寺内の元へと行きます。結末へと向け大きく物語が動きます。

最終回のネタバレあらすじ2/江理子が寺内を刺す

最終回のネタバレあらすじで、江理子は寺内を拘束しました。そして「もう限界です、寺内さん。団地の屋上から飛び降りてください」と、寺内本人に自殺するように促します。飛び降りて死ねば伝説になる、それが不満なら私が寺内さんを殺します、と既に包丁を手に持っています。

最終回のネタバレあらすじで、江理子は「穂乃花ちゃんを狂った家族から解放するためには、寺内さんが生きてちゃダメなんです!」と主張します。江理子は江理子で楽しく過ごしていた時間もあったからか、苦しそうに「バカみたい…狂った家族なのにここが私の居場所なのかなって思っちゃった」と漏らします。「団地を守るために寺内さんを排除します!」と江理子は寺内の腹部を刺す。

最終回のネタバレあらすじで、寺内は何とか自ら拘束を解き、江理子の包丁を奪い取ります。腹部からは段々血が流れ赤く染まっていきます。寺内は「これは事故です、僕が自分で刺したんです。江理子さんは何もやってません」と落ち着けようとしていると、間が悪く穂乃花が帰ってきます。手に包丁を持った寺内を見て「颯斗くんママを殺そうとしたの?人殺し!大嫌い、死んじゃえ!」と走り去ってしまいます。

大好きな孫に大嫌いと言われショックを受けますが、寺内は血にまみれながらも去っていった穂乃花を探す為に外へと出ます。杖をつきながら団地内の住人に「穂乃花を見ませんでした!?」と尋ね、団地内の人はその血に染まった腹部に驚きます。心配した団地の住人が寺内の自宅へ行くと、そこには「寺内さんは人殺しでした…」と虚ろに呟く江理子の姿がありました。

最終回のあらすじネタバレで、穂乃花を探す寺内の前に高志が現れます。寺内は杖を振るって高志を追い払おうとしますが、高志は寺内の頭を石で殴りつけそのまま川沿いに転がり倒れてしまいました。一方江理子は団地のスピーカーを使い、穂乃花に呼びかけます。「私がママになる。一生穂乃花のこと守るから、お願い戻ってきて!」すると穂乃花が江理子の前へと戻ってきました。涙を流しながら二人は抱き合いました。

最終回のネタバレあらすじ3/寺内の復活

最終回のネタバレあらすじで、次のシーンからは江理子が喪服姿で歩いている部分からだった。集会所には喪服姿の自治会メンバーが集まっており、五木田幹朗の遺影に手を合わせていた。江理子はあの日以降、寺内が殺人犯だったことを明かした上で、警察へは寺内が自分で自分を刺したと説明していた。

真相を知っているのは自治会長を含む自治会のメンバーのみで、寺内は生きながらえていたものの意識不明のまま10ヶ月の時が経とうとしていました。自治会のメンバーは「寺内さんが来てから楽しかったよ」「マンションに戻りたくなくなるな」と口々に思い出を振り返る。亡くなった五木と団地、そして寺内に向けて酒を捧げ皆で酒を飲み交わした。

あやめ町団地を出てから、江理子は子供達をつれ「つばさ町団地」という別の団地に引っ越していた。すると高志が現れ、よりを戻そうと江理子に迫ります。江理子は「私達にもうあなたは必要ないんです!」と拒否をした上で交番に通報し、高志は連行される。しかし警察官を殴って交番から逃亡します。江理子は部屋で絵本を書き夢を叶えていた。穂乃花は「おじいちゃん、助けて…」と小さな声で呟くと、病院の寺内が目を覚ましていた。

最終回のあらすじネタバレで、再び視点は高志の元へと切り替わります。ネットカフェに入った高志を赤いスーツケースを持った人物が後ろをつけていました。ネットカフェの個室の中でナイフを持った高志は「江理子…」と呟き狂気的な表情を見せる。そしてそんな高志を上から覗いていたのは、眼鏡の壊れた寺内本人でした。

最終回のあらすじネタバレで自治会長金田の前に現れる寺内、「情報提供ありがとうございました」と告げる。「やったんですか、罪悪感はありません…」と自治会長金田は言います。寺内は穂乃花の場所も聞こうとしますが、「罪悪感があるから無理です」と金田は断りました。金田は「あばよ、クソ団地!」と捨て台詞と共にあやめ町団地を後にします。

最終回のネタバレあらすじ4/江理子が寺内と会い、警察へと通報

最終回のあらすじネタバレで、穂乃花は「ひどいことを言ったからおじいちゃんに謝りたい」と江理子に伝えており、江理子はあやめ町団地の幽霊部屋にいる寺内のもとを訪れました。部屋の中には赤いスーツケースがあり、「開けてみますか?」と聞かれますが怖いので開けないという江理子。部屋の中には穂乃花の8歳の誕生日の為に飾りつけがされていました。

最終回のネタバレあらすじで、「あやめ町団地はもうありません」と団地から住民が離れ、五木田の孤独死したことを伝えた江理子。寺内は「穂乃花の為に必死で…」と今まで団地や家族の為に力を尽くしたと言いながらも、とうとう自分の為であったと認めた。江理子は穂乃花が書いたあやめ町団地の絵を寺内に見せ、寺内は「穂乃花に会いたいな…」と涙した。

最終回のネタバレで、寺内は「穂乃花の願いを母親として叶えてあげてください」と頼む。そして、穂乃花の誕生日にこの部屋で江理子と穂乃花を待っている、とも笑顔で伝えました。ここで江理子はひとつの質問を投げかけます。「私はいい母親になれますか?」すると寺内は「あたりまえじゃないですか。団地妻を卒業して団地の母!」と江理子を励ましました。

最終回のネタバレあらすじで、笑顔の寺内と江理子は一見和やかな雰囲気も見えましたがそれは気のせいでした。江理子は外に出てどこかへ電話を掛けると「夫が殺されました。犯人は寺内誠司、あやめ町団地に居ます」と言います。110番で警察に通報していました。その後直ぐに警察が現れると、抵抗する寺内を警察がねじ伏せ、その様子を涙を流しながら江理子が見届けました。これも穂乃花を守る為の行動だったのです。

最終回のネタバレあらすじ5/江理子は第二の団地マンに?

穂乃花の8歳の誕生日がやってきた時、バースデーケーキのろうそくに火をつけようとした颯斗の手からチャッカマンを奪い取る江理子。「火遊びはダメだよ、火事になっちゃうからね」と注意をします。すると颯斗は「まさるくんちが火事になったんだって」と話す。続けて穂乃花も「まさるくんいじわるなんだよ、この団地は貧乏で臭いんだって」と少年について話した。

「そう…」軽い相槌を打ちながらろうそくに火をつける江理子の姿は、いつかの寺内とそっくりだった。最終回のネタバレあらすじで、後日江理子は団地マンの歌を歌いながら、団地マンの絵を描いています。どこか虚ろな表情で塗られていく団地マンが少しずつ形をあらわしていきます。

最終回のネタバレあらすじで、一方警察に捕まってしまった寺内は聞き込み中の警察官に対して「刑事さんのお住まいには回覧板はありますか?刑事さん、僕は刑務所でも回覧板を回しますよ!」と捕まっても変わらず、シュールな姿が描かれました。最終回のネタバレあらすじは以上となります。寺内は捕まりましたが、江理子は新たな団地マンへ…という結末にたどり着きました。

限界団地を観た感想や評価は?

「限界団地」の最終回・結末のネタバレあらすじを紹介してきました。次は「限界団地」を見た視聴者の感想はどんなものがあるのか集めてみました、また最終回の結末についての反応がどんなものなのかについてもまとめます。

演技についての感想

佐野史郎さんの演技がすごいという声が多くありました。中には以前演じた「冬彦さん越え!」という声も。最初から結末まで含めて、寺内の狂気的な姿を演じる佐野史郎さんの演技は高評だったようです。

子役であるにも関わらず立派に穂乃花の役を演じた渡邊詩ちゃんにも高評の声があります。穂乃花が一時心を失ったように虚ろになった表情が理由のようです。

最終回・結末への感想

最終回では一見ハッピーエンドに見せかけて、江理子がしっかり団地マンの意志を継いでしまっている部分が視聴者に恐怖を与えたようです。最終回の結末では寺内が捕まり、江理子がただ幸せになる事もできるはずなのに、洗脳されているばかりに最後の結末を見せました。そこに怖さを覚える方が多いようです。

最終回・結末については評判がよく、また、寺内の狂気的な姿を見れなくなることに寂しいと思う視聴者も多数いたようです。最終回からの続きを描いた続編を希望する声も少なくありません。

寺内も洗脳されていたという考察

「限界団地」の最終回の結末について、実は「寺内も洗脳されていたのでは」という考察が上がっています。最終回の物語上では穂乃花が洗脳した、という明確な描写はありませんが、最終回の中でいじめた相手の名前を江理子に伝えていることもその説に関係あるようです。

自分を虐待させていた両親を消すように寺内を誘導させ、母親探しも洗脳の結果。また、江理子自体も寺内ではなく、穂乃花が洗脳したのだと言う考察がありました。

「限界団地」の穂乃花洗脳説を押している声はネット上にも多く、気づかなかった人も「言われてみれば…」と穂乃花の洗脳説に納得しているようです。

「限界団地」の作中で明確に語られているわけではありませんが、改めて細部を見てみると今までとはまた違った最終回に見えるかもしれません。「限界団地」にまつわるひとつの考察としてあげさせていただきました。

限界団地のネタバレあらすじや最終回結末まとめ

この記事ではドラマ「限界団地」の最終回含むネタバレあらすじをご紹介させていただきました。人間の恐ろしい部分が描写される、「限界団地」は視聴者の間でも「ぞくぞくする…」と話題の作品でした。最終回は最初に想像していたものとは違ったという声も。サイコホラーが大丈夫な人は是非一度チェックしてみてください。

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