犯罪症候群をネタバレ紹介!ドラマのあらすじやキャストは?【玉山鉄二主演】

「犯罪症候群」は、貫井徳郎の小説を基にしたドラマとなっています。「犯罪症候群」は「復讐」がテーマとなっており、シーズン1と2に渡って放送されました、シーズン1は主演玉山鉄二、シーズン2は谷原章介がメインとなっています。今回は「犯罪症候群」のあらすじをネタバレで紹介し、メインキャストの玉山鉄二、渡部篤郎、谷原章介についても紹介していきます。また、玉山鉄二の演技の評価・感想も見ていきます。

犯罪症候群をネタバレ紹介!ドラマのあらすじやキャストは?【玉山鉄二主演】のイメージ

目次

  1. 犯罪症候群のあらすじをネタバレ調査!
  2. 犯罪症候群の基本情報
  3. 犯罪症候群の原作者である貫井徳郎について
  4. 犯罪症候群は玉山鉄二が主演?キャストを紹介
  5. 犯罪症候群のあらすじをネタバレ解説!
  6. 犯罪症候群の見どころを調査!
  7. 犯罪症候群を見た人の感想をネタバレ紹介!
  8. 犯罪症候群のネタバレまとめ!

犯罪症候群のあらすじをネタバレ調査!

ドラマ「犯罪症候群」は「復讐」をテーマに玉山鉄二演じる主人公の元刑事が、正規の捜査ができない事件の捜査を行う警察の裏組織に依頼され、裏捜査に手を染めていくというストーリーです。ドラマ「犯罪症候群」は、妹を殺害した犯人に殺意を抱いた自身を恐れ、警察を辞めた過去を持つ武藤隆と、武藤の妹の恋人だった先輩刑事鏑木護、警察の裏組織の環敬吾の3人を軸にストーリーは進んでいきます。

今回は、玉山鉄二主演ドラマ「犯罪症候群」のあらすじをネタバレで紹介し、キャストや感想もみていきます。まず、ネタバレあらすじやキャストを紹介する前に、ドラマ「犯罪症候群」の基本情報をみていきます。

犯罪症候群

犯罪症候群の基本情報

玉山鉄二主演のドラマ「犯罪症候群」は、シーズン1と2に分かれて放送されました。この作品の原作は、貫井(ぬくい)徳郎が、中断された岡嶋二人の捜査0課シリーズの設定を借りてオリジナルとして書いた小説です。小説では、「失踪症候群」「誘拐症候群」「殺人症候群」の3部作です。ドラマ化にあたり、「失踪症候群」と「誘拐症候群」を描いたのが、シーズン1として放送され「殺人症候群」を描いたのが、シーズン2です。

ドラマ「犯罪症候群」は、東海テレビとWOWOWの共同制作ドラマです。主人公武藤隆を演じる玉山鉄二、共演の渡部篤郎、谷原章介など、実力派俳優を集めた「犯罪症候群」は、土曜の夜に大人のドラマとして東海テレビでシーズン1が放送されました。そして谷原章介がメインとなるシーズン2は、WOWOWで放送されました。

犯罪症候群の原作者である貫井徳郎について

貫井徳郎は1968年生まれ、社会派ミステリーの推理作家です。1993年「慟哭」を発表、鮎川哲也賞の最終候補となります。受賞は逃しますが北村薫に見出され、「慟哭」は50万部超のヒット作となりました。2004年「追憶のかけら」2010年「後悔と真実の色」が山本周五郎賞、「乱反射」は日本推理作家協会賞受賞。2012年「新月譚」、2017年「後悔と真実の色」の続編として「宿命と真実の炎」を発表。

貫井徳郎のプロフィール

他にも貫井徳郎には多数の著書があります。ここで代表的な作品を紹介します。

  • 「プリズム」(1999年)
  • 「乱反射」(2011年)
  • 「崩れる 結婚にまつわる八つの風景(2011年)
  • 「私に似た人」(2014年)
  • 「微笑む人」(2015年)
  • 「我が心の底の光」(2018年)

映画化、ドラマ化された作品を紹介します。ドラマ化作品は

  • 「長く孤独な誘拐」(2004年放送)
  • 「殺人は難しい」(2011年放送)
  • 「憑かれる」(2011年放送)
  • 「灰色の虹」(2012年放送)
  • 「悪党たちは千里を走る」(2016年)放送)
  • 「乱反射」(2018年放送)などです。
映画化された作品は
  • 「愚行録」(2017年公開)

ここまで、ドラマ「犯罪症候群」の原作や原作者貫井徳郎についてみてきました。次に、ドラマ「犯罪症候群」の玉山鉄二をはじめとする主要キャストを紹介していきます。

犯罪症候群は玉山鉄二が主演?キャストを紹介

ドラマ「犯罪症候群」のキャストを紹介します。「犯罪症候群」の主なキャストは、主演の玉山鉄二、渡部篤郎、谷原章介です。3人ともにキャリア十分な俳優として定評があります。今回のドラマでも大いに期待されました。ここからは玉山鉄二、渡部篤郎、谷原章介の主要キャストのこれまでの経歴などを紹介していきます。

キャスト①武藤隆/玉山鉄二

キャスト1人目は、主演玉山鉄二です。玉山鉄二は1980年生まれ、1999年ドラマ「ナオミ」でデビュー。2001年「百獣戦隊ガオレンジャー」に出演し、広く認知されました。P&Gの衣料用洗剤「ボールド」のコマーシャルに2002年~2008年まで出演しました。2010年に映画「ハゲタカ」で日本アカデミー賞優秀助演男優賞、2016年にはエランドール賞の新人賞を受賞しました。次に玉山鉄二のこれまでの主な出演作を紹介します。

玉山鉄二の主なドラマ出演作を紹介します。

  • 「真夜中は別の顔」(2002年)
  • 「離婚弁護士」シリーズ(2004年~2005年)
  • NHK大河ドラマ「天地人」(2009年)
  • NHK朝ドラ「マッサン」(2014年)主演
  • 「そして誰もいなくなった」(2016年)
  • 「バカボンのパパよりバカなパパ」(2018年)主演

玉山鉄二の主な映画出演作を紹介します。

  • 「ROCKERS」(2003年)
  • 「手紙」(2006年)
  • 「ノルウェイの森」(2010年)
  • 「死刑台のエレベーター」(2010年)
  • 「ジャッジ」(2014年)
  • 「ルパン三世」(2014年)
  • 「亜人」(2017年)

キャスト②環敬吾/渡部篤郎

キャスト2人目の渡部篤郎は、1968年生まれ、高校中退後アルバイトをしていましたが、エキストラをしたことから演技を始めました。1991年ドラマ「青春の門」で主演。1995年映画「静かな生活」で日本アカデミー賞新人賞、優秀主演男優賞を受賞。1996年映画「スワロウテイル」では英語で演じました。1997年ドラマ「ストーカー 逃げきれぬ愛」のストーカー役でブレイク。2008年には映画「コトバのない冬」で監督をしました。

渡部篤郎の主な出演作を紹介します。
 

  • 「永遠の仔」(2000年)主演
  • 「愛なんていらねえよ、夏」(2002年)主演
  • 「恋文~私たちが愛した男~」(2003年)
  • 「天と地と」(2008年)
  • 「市長はムコ殿」(2012年)主演
  • 「ビター・ブラッド~最悪で最強の親子刑事」(2014年)佐藤健とW主演
  • 「銭の戦争」(2015年)
  • 「シグナル 長期未解決事件捜査班」(2018年)

渡部篤郎の主な映画出演を紹介します。

  • 「JOKER 疫病神」(1998年)
  • 「いらっしゃいませ、患者さま。」(2005年)主演
  • 「重力ピエロ」(2009年)
  • 「岳-ガク-」(2011年)
  • 「外事警察 その男に騙されるな」(2012年)主演
  • 「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」(2013年)
  • 「映画 ST 赤と白の捜査ファイル」(2015年)

キャスト③鏑木護/谷原章介

キャスト3人目の谷原章介は、1972年生まれ、1992年~1994年「メンズノンノ」の専属モデルで活躍。俳優デビューは、1995年映画「花より男子」の道明寺司役。同年ドラマ「未成年」に出演。2006年に「NHK中国語会話」のレギュラーとなり、その後「とっさの中国語」も出演。2007年には司会にも挑戦し「王様のブランチ」の2代目の司会者に。2015年からテレ朝系「パネルクイズ アタック25」の3代目の司会者となりました。

谷原章介の主なドラマの出演作を紹介します。

  • 「ここでキスして」(1999年)主演
  • 「救命病棟24時 第2シリーズ」(2001年)
  • 「僕の生きる道」(2003年)
  • NHK大河ドラマ「新選組!」(2004年)
  • 「ごくせん」(2005年)
  • 「ハンサム★スーツ」(2009年)主演
  • ドラマW「 深追い」(2011年)主演
  • 「ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~」(2016年)主演
  • NHK朝ドラ「半分、青い」(2018年)

谷原章介の主な映画出演作を紹介します。

  • 「アスファルトの体温」(1996年)
  • 「ゴジラ FINAL WARS」(2004年)
  • 「亡国のイージス」(2005年)
  • 「ザ・マジックアワー」(2008年)
  • 「ハンサム★スーツ」(2008年)主演
  • 「天使の恋」(2009年)主演
  • 「アンダルシア 女神の報復」(2011年)
  • 「ママレード・ボーイ」(2018年)

犯罪症候群のあらすじをネタバレ解説!

ここまで、ドラマ「犯罪症候群」のキャストを紹介してきました。次にあらすじをネタバレ紹介していきます。貫井徳郎の小説「誘拐症候群」と「失踪症候群」をドラマ化した「犯罪症候群」のシーズン1は、玉山鉄二が主人公武藤隆を演じています。共演の渡部篤郎、谷原章介とともに苦悩溢れる演技で、大人のためのドラマとして好評を得ました。それではドラマ「犯罪症候群」のシーズン1のあらすじを、お楽しみください。

犯罪症候群シーズン1/ 1話のあらすじネタバレ

幼い子どもの身代金目的誘拐事件が発生しました。娘の秋穂を誘拐された田村公平は、身代金が500万というこの手の事件にしては少額だったたためお金を払いました。娘は無事に戻りましたが、田村は警察に届けました。警視庁人事部二課の環は、この事件を探偵事務所の武藤に捜査を依頼します。武藤は断ります。環は、犯人は未成年者のようだ、これ以上未成年者に罪を犯させてはいけない、と武藤に言いました。

武藤は元刑事で、未成年者に妹・小百合を殺害された過去があります。小百合は武藤の先輩刑事の鏑木の恋人でした。ある夜、小百合は中学生に刺されて殺されました。犯人は未成年者ということで成人のような刑は望めません。武藤は怒りを抑えられず犯人に殺意を抱きますが、犯人の中学生は少年鑑別所で自殺してしまいました。武藤は自身が抱いた殺意を恐れ警察を辞めました。

武藤は環の申し出を受けました。武藤は事情を聴くため田村の家に行きました。誘拐された娘の秋穂は、若いおねえさんと遊んでいたと言いました。そこへ田村公平が帰宅し、娘が無事に帰ってきたのだから犯人を怒らせたくないと武藤を追い返しました。そして公平は被害届を取り下げました。捜査の状況を報告した武藤に環は「犯人が怒って尻尾を出すなら好都合で、表と同じやり方をするならわざわざ依頼しません」と言いました。

環は武藤に「今も憎いんでしょ?未成年者が。あなたの中の獣がどんなふうに解き放たれるのか、自分の娘がいなくなったら分かるかもしれませんね」と言いました。誘拐された子どもを預かっていたのは、磯村咲子という元保育士です。母親の看病のために仕事を辞めました。今は「木下」という人物から、おもちゃの新製品のモニターとして子どもを預かり、遊ばせるという仕事をしています。咲子はまた新たに男の子を預かっています。

「木下」とはLINEで仕事のやり取りをしています。咲子にとっては生きがいとなっています。子どもを連れてくるのは、後藤という男です。後藤は木下に「もう少し金額を上げたら?」と言いますが、木下は「お金じゃないんだ、愚かなやつらに教えてやるんだ、誰が社会を支配しているのか」と答えました。環と話した帰り、武藤は妻の雅恵から娘の真梨子がゆうべから帰っていないと聞きました。

「つらいでしょ、自分の娘が危険にさらされたら」と環が言いました。環に掴みかかった武藤に、真梨子は自分の意思で家を出たのだと環は言いました。さらに武藤に、「あなたが本気で仕事をしてくれる限り、わたしが娘さんの身の安全を保障します」と言いました。娘・真梨子を探し始める武藤。真梨子は補導されていました。無事に見つかり安堵した武藤に環は、武藤の家族は自分の手の内にある、自分に背くとどうなるかと言います。

犯罪症候群シーズン1/ 2話のあらすじネタバレ

武藤は娘には近づくなと言い、去って行きました。環のいる警視庁人事部二課は、表では扱えないような事件の捜査をするという裏の任務を引き受けています。環が裏の捜査をさせるための人員として選んだのが、元刑事の武藤だったのです。現在次々に子どもが誘拐されています。しかし身代金が低く設定されていることで、親たちは少し無理をすれば払えない金額ではないことから、警察に黙って身代金を払い子どもを返してもらうのです。

この小口身代金誘拐事件は、突然環が担当することになり、これまでの捜査本部は解散となりました。不振に思った鏑木は、上司に環のことを聞きますが、この事件のことは忘れるようにと言われます。しかし鏑木はあきらめません。武藤は娘の真梨子の家出によって、環に弱みを握られてしまい、裏の捜査に協力するしかなくなっていました。武藤の調査によって事件のあらましが分かってきました。

武藤は再度田村公平を訪ね、なぜ500万円をすぐに用意できたのか聞きました。公平は、それは家のローンを繰り上げ返済するために貯めていたのだが、誰も知らないはずだと言いました。しかし公平のブログを見ると「500万円たまりました」と書いてあり、犯人にそのブログを見られたから狙われたのでした。磯村咲子は子どもを連れてくる後藤の態度に不信感を抱き、独自に調査を始めました。

以前遊んだ子どもが書いた絵にタムラアキホと書かれていたので、ブログを調べたら、田村公平にいきつきました。咲子はアキホのことを探るため、田村にメッセージを送ります。それを見た武藤は公平に「娘は誘拐された、まだ帰ってきていない」と書かせました。咲子はショックを受け、ジーニアスにLINEを送りますが閉鎖されていました。武藤が咲子に辿り着きました。

犯罪症候群シーズン1/ 3話のあらすじネタバレ

武藤は咲子に、あなたは利用されていただけでは?と言い、何もかも話してくださいと迫ります。ジーニアスをまだ信じていたい咲子は家に入ってしまいます。後藤から咲子に気づかれたようだと聞いたジーニアスは計画を中止すると言いました。「これは実験だったんだ、愚かな人間が使えるかどうかの、バカはやっぱりバカだった」などと言います。ショックを受ける後藤。

後藤を尾行していた武藤は、仕事の話を持ち掛けうまく後藤を居酒屋に誘い込みました。後藤からジーニアスの事を聞き出しました。ジーニアスは後藤の実の兄で後藤拓己と言います。一流大学から一流企業に就職しましたが、自分より能力の低い人間の下にいることに耐えられず、愚かな世の中への復讐として事件を起こしているのでした。ジーニアスこと後藤拓己は逮捕されました。武藤は環に、事件は終わったのだからもう自分や家族に関わらないでくれと言いました。

犯罪症候群シーズン1/ 4話のあらすじネタバレ

環は、まだ終わっていないと言いました。今度は「小沼豊」と書かれたファイルを見せ、この男を追うように言いました。小沼は2月に失踪していました。武藤は小沼が住民票を頻繁に動かしていることを知ります。最近の住所に行くとそこには、環のファイルに載っていた行方不明者の「吉住計志」でした。吉住は小沼と戸籍を交換したが、小沼の行方は知らないと言いました。吉住は柄の悪い男たちに襲われました。

武藤が助けましたが、危険な目にあった吉住は、怖くなり武藤に戸籍を交換した経緯を話さしましたが、小沼についての詳しいことは何も知らないと言いました。武藤が帰宅すると妻・雅恵と娘・真梨子がケンカをしていました。毎日遅く帰る娘に注意をしていた雅恵。武藤も真梨子に声をかけると真梨子は「私が何をしようとほっといて、もう警察じゃないんだから」と言い、部屋に閉じこもってしまいました。

雅恵は、警察を辞めた理由をきちんと娘に話したほうがいいと言いますが、武藤は言いたくないと言いました。武藤は環のファイルに載っている山口早希代という名前に気づきました。早希代は、武藤の妹・小百合を殺した男の姉でした。武藤は戸籍の仲介人について聞くために早希代を訪ねました。早希代は新星エステートの馬橋康雄だと答えました。そこへ吉住が殺されたという報告が入りました。そんな中、真梨子が家出しました。

犯罪症候群シーズン1/ 5話のあらすじネタバレ

真梨子は、親に内緒でロックバンド「ZECK」が出演するライブハウスに入り浸っていました。家を出た真梨子はライブハウスへ行きました。「ZECK」のリーダーは真梨子に「おにぎり」食べる?と声を掛けました。「ZECK」のメンバーは小沼の居所を聞き出すため、戸籍仲介人の馬橋を脅しました。馬橋に接触した武藤は、吉住が殺されたことを伝え小沼の居所を聞きました。馬橋は、小沼は坂本と名乗っていると答えました。

環に報告する武藤。環は「ZECK」と接触しないよう馬橋を連れ去りました。一方、雅恵は真梨子に電話をして、武藤が警察の仕事を手伝っていると伝えました。真梨子は、警察を辞めた父親が探偵になり浮気調査ばかりやっているのが恥ずかしく、情けない想いをしていたのでした。それを察した雅恵は、今武藤が何をしているかを伝えた方がいいと判断したのでした。そのことを聞いた真梨子は自分の行動を悔やみ始めました。

武藤は馬橋から聞いた小沼のマンションへ行きました。環たちも来て小沼は逮捕されました。小沼は「おにぎり」と呼ぶ特殊な薬物を作り、それを「ZECK」のメンバーが売りさばいてたのでした。小沼は怖くなって逃げだしたのだと言いました。そこへ武藤に雅恵から連絡が入り、真梨子が入院したと言ってきました。武藤の仕事を知って自身を責めた真梨子は大量の安定剤を服用したと真梨子の友人が言いました。

「ZECK」は鏑木たちによって逮捕されました。鏑木は、武藤に環から離れるよう忠告しました。環の部屋に行った武藤は、そこに真梨子や雅恵の写真があるのを見つけ、俺をどうしたいんだ?と言って、環の首に手を掛けます。環は「あなたの中の獣を目覚めさせたい、私のもとで犯罪者に復讐すればいい」と言いましたが、武藤は「あんたとはちがう、俺は人間だ」と言って武藤は部屋を出ました。

犯罪症候群シーズン1/ 6話のあらすじネタバレ

もう二度と環と関わらないと決意した武藤は、探偵の仕事に戻りました。調査のためティッシュ配りをする武藤は、同じアルバイトの高梨道典と知り合います。道典は大企業フォルトの跡取り息子ですが、絵本作家になりたくて家を出ていたのでした。結婚して妻・美和と子どもと3人で暮らしています。ようやく絵本が出版されるようになったと喜んでいます。武藤が訪ねた翌日、高梨の子どもが誘拐されました。

誘拐犯はなぜか武藤に身代金の受け渡しを要求しました。身代金は1億円です。高梨の父・道治が、身代金を立て替える代わりに美和と別れて家に帰ってこいと言いました。美和は身代金を貸してください、道典と別れますと頭を下げました。武藤が身代金の受け渡しに出向きますが、男に襲われ、気を失っている間に金は取られてしまい、翌朝、子どもの遺体が発見されました。

犯罪症候群シーズン1/ 7話のあらすじネタバレ

武藤は道典と美和に詫びますが、美和に責められました。真梨子が意識を取り戻しました。鏑木の捜査によると、身代金1億円は燃やされていたということです。鏑木は、犯人は道典が大企業の後継ぎだと知っていることと、武藤が道典と知り合いだと知っていることを挙げました。武藤と鏑木が捜査をする中で、首に火傷の痕のある男が浮かんできました。環が武藤に会いにきて、その男は山名だと言いました。鏑木は武藤が今でも環と繋がっていることを怒りました。しかし武藤はこの誘拐事件を解決するためだと言いました。

山名を見つけ出した武藤は、山名には梶という仲間がいることを知りました。武藤は、子どもの命を奪った犯人を、どうしても自分の手で捕まえようと二人と接触しました。山名と梶に襲われそうになったとき鏑木がやって来て、山名と梶は逮捕されました。道典の妻・美和が離婚届けを残し家を出ました。山名と梶は、1億円は偽札だと言いました。

犯罪症候群シーズン1/ 最終話のあらすじネタバレ

高梨社長は代議士と会っていました。環は社長に同行している秘書・桜井に会い、「高梨社長が用意した金は本物でした。しかし、1億円は偽札だった、だから燃やしたのだと誘拐犯が言っています、なぜでしょう?」と聞きました。「失礼します」と言って去っていく桜井。警察は捜査を終わらせました。納得がいかない鏑木でした。武藤も桜井の事を環に聞こうとしますが、自分で調べろと言われました。道典と別れた美和は「犯罪被害者の救済の会」の矢吹響子と会いました。

一方、道典は犯人が憎い、復讐したいと武藤に言いました。武藤は自分の過去を話しました。そして復讐しなくて良かったと言いました。道典は「本当にそれでよかったんですか?」と聞かれ、武藤は何も言えませんでした。桜井は國本印刷に行ってきたと高梨社長に告げ、「私にだけは話してください」と社長に言いますが、社長は答えてくれません。美和は、矢吹響子の所へ行こうと道典を誘いました。

美和と道典は響子に苦しい胸の内を話しました。「犯罪被害者救済の会」に戻った響子は、会の主催者・牧田浩文に、高梨夫妻の犯人に対する憎しみがいかに強いかを報告しました。牧田は、復讐しか苦しみから逃れることはできないと言いました。捜査のストップを命じられていた鏑木でしたが、1億円すべてに赤い文字で「無効」と印刷されていたから偽札だと思ったと山名から聞き出しました。鏑木は謹慎処分を受けました。

武藤は國本印刷を調べました。そこには、塗った後時間が経つと変化するという薬品がありました。本物のお札にこの薬品を塗って印刷したことで「無効」という文字が現れたのでした。それを見た誘拐犯は偽札だと思い込み、燃やしたのだと武藤は突き止めました。それを高梨社長に問い詰めると「1億円を稼ぐことはどういうことだかわかるか?犯罪者に渡すような金は1円たりともない」と言いました。

武藤が子どもの命よりも金が大事なのですか?と言うと、まさか殺されるとは思わなかった、私だって被害者だと言いました。桜井からすべてを聞いた道典が父親である高梨社長を殺し逃走したと、環から聞いた武藤は、大きなショックを受けました。その後武藤は道典と会いました。道典は父親を殺したことを何一つ悔いていない、あなたは本当に後悔していませんか?と武藤に言いました。

武藤は環と会い、「道典は憎しみは風化しないと言っていたが、私は復讐からは何も生まれないと思っている、そんな私もいつ私の中の獣が暴れだすか、わからない」と話しました。環は、「それを犯罪者に向けてください、犯罪をなくすためにそんなあなたが必要なんです。」と言いました。武藤は「次の事件は何ですか?」と聞きました。鏑木は警視庁から所轄に異動になりました。

鏑木はあるアパートに向かっています。そこは、矢吹響子のアパートでした。響子は「新しい依頼が来てる」と言いました。鏑木は部屋に入って行きました。ここで「犯罪症候群」のシーズン1は終わります。そして「犯罪症候群」シーズン2へと続いていきます。ここからは谷原章介演じる鏑木刑事がメインとなるストーリーが始まります。それでは「犯罪症候群」シーズン2のあらすじをネタバレで紹介していきます。

犯罪症候群シーズン2のあらすじをネタバレ

ここまで、ドラマ「犯罪症候群」のシーズン1のあらすじをネタバレで紹介してきました。次にその続編となるWOWOWで放送されたドラマ「犯罪症候群」のシーズン2のあらすじをネタバレで紹介していきます。

少年の転落死亡事故が発生しました。北泉署に異動となった鏑木も現場検証にやって来ました。この少年は中学2年のとき担任の教師を殺害したという過去があります。少年の死亡事故はこの1年で4件も発生しており、死亡した少年たちはみな殺人を犯した過去がありました。環は武藤に捜査を依頼しました。武藤は、「少年犯罪を考える会」を作った牧田浩文が関係していると考えます。矢吹響子は牧田のこの会の会員です。

牧田と響子は、家族が少年によって命を奪われた遺族たちの代わりに復讐をしています。かつて人を殺した少年が社会復帰をしたとき、本当に更生したのかを見極め、更生したと認められない場合は、遺族に代わってその少年に復讐をするというのが牧田と響子。そしてその実行をするのが鏑木なのでした。武藤は「職業殺人者」がいるから探すよう環に依頼されます。

「少年犯罪を考える会」の牧田と響子にはそれぞれ未成年者によって愛する人を殺されたのでした。遺族たちの怒りをどうすれば抑えられるのか?遺族たちの哀しみを癒すにはどうすればいいのか?その答えは「復讐」でした。牧田たちに復讐を依頼した梶原の妻は、このやり方に異を唱えました。「大事な人を殺されたら、相手を殺す権利が生じるのですか?」と妻は言いました。実は鏑木は響子たちとは違う想いを抱いています。

響子は、未成年者の犯罪によって理不尽な想いをしているものにとって、復讐は当然のことと言いますが、鏑木は、俺たちがしている事はただの人殺しだ、俺が殺した相手、犯人と同じだと言いました。響子は鏑木の言葉を聞いてショックを受けます。武藤が牧田に会いに来ました。武藤がどうしたらあなたのように立ち直れるのですか?と聞きました。

牧田は、あなたは大丈夫です。「立ち直れない方は、目が拒絶しているんです、他人に救われることを」と言いました。武藤が調べているのを知った鏑木は、響子だけは警察に渡さない、海外へ逃げろと言いました。一緒に行ってという響子に「他人の血で手を汚した人間はもう人並の幸せを望んじゃいけない」と言う鏑木。響子と鏑木が繋がっていることに気づいた武藤は、実行犯が鏑木だと知りました。

。警察の目が鏑木に向いているうちに、牧田と響子は2人でターゲットの少年を殺そうとしますが、反対に牧田はケガを負い、響子は死んでしまいましたそこに鏑木が駆けつけ、少年を殺しました。環に鏑木を止めるために殺すよう言われていた武藤でしたが、どうしてもできず、環によって鏑木は殺されました。

犯罪症候群の見どころを調査!

ここまで、ドラマ「犯罪症候群」の主演の玉山鉄二を始めとする主要なキャストや、ネタバレあらすじをシーズン1とシーズン2の両方、紹介してきました。ここでは、ドラマ「犯罪症候群」の見どころを紹介していきます。

ドラマ「犯罪症候群」のテーマは「復讐」です。主人公玉山鉄二演じる武藤は妹を殺害された過去を持っています。犯人は未成年者ということで、「少年法」に守られます。数年後社会復帰を果たす犯人に対して、武藤は復讐を誓いますが、犯人は少年鑑別所で自殺してしまいます。武藤はやり場のない怒りをどこにぶつければいいのか苦しみます。そんな武藤の心に棲む獣を呼び起こそうするのが、渡部篤郎演じる環敬吾です。

武藤は環に反発しますが、抑えきれない復讐心がいつ出てくるのか怯えます。身内を殺された人間が復讐によって救われたいと望むことは許されるのか?を考えさせられます。また武藤の妹の恋人、鏑木も犯人への復讐心に苦しみ、出した答えが遺族の復讐を代わりに実行する職業殺人者の道でした。「復讐」によって人は救われるのか?が、ドラマの見所です。また玉山鉄二と渡部篤郎、谷原章介の3人の重量感のある深い演技も見所です。

犯罪症候群を見た人の感想をネタバレ紹介!

ここまで、ドラマ「犯罪症候群」の玉山鉄二をはじめとする主要キャストやあらすじをネタバレで紹介してきました。次にドラマ「犯罪症候群」の感想を簡単に紹介していきます。

主演の玉山鉄二さんと谷原章介さんの演技についての感想です。玉山さんの目の演技、谷原さんの表情に心を奪われたということです。「犯罪症候群」は、キャストそれぞれの重厚な演技が話題となりました。

「犯罪症候群」の玉山鉄二さん、渡部篤郎さん、谷原章介さんたちキャストの皆さんの演技がすごい、獣を思わせる目の演技が特に素晴らしいという感想です。

主人公武藤を演じる玉山鉄二さんの表情が良いという感想です。セリフを言わなくても、表情だけで伝えられる玉山鉄二さんの演技が良かったということです。他にも玉山鉄二さんの目の演技が評判を呼んでいます。ドラマを見ていて玉山鉄二さんの演技に思わず引き込まれたという感想が多く寄せられています。

シーズン1とシーズン2の両方を観て、シーズン2のほうが好きだということです。シーズン2の最期はとても悲しい終わり方で、違う終わり方もあったのでは?と思うけれど、やはりこのような最期が良かったのだという感想です。谷原章介さん演じる鏑木の最期の演技がとても良く、印象に残ったという感想も多かったです。

シーズン2の感想です。シーズン2のメインキャストである谷原章介さんの最期のシーンは、重く悲しいものでしたが、谷原さんの最期の表情が印象に残ったということです。「犯罪症候群」は、谷原章介さんの代表作となったのでは?という感想です。玉山鉄二さん、渡部篤郎さんの演技も素晴らしかったということです。

犯罪症候群のネタバレまとめ!

いかがでしたか?玉山鉄二主演の「犯罪症候群」シーズン1のあらすじをネタバレで紹介し、メインキャストの経歴も紹介しました。さらにシーズン1の主演玉山鉄二の演技の評価・感想を紹介しました。また谷原章介がメインとなるシーズン2のあらすじも簡単に紹介しました。「犯罪症候群」シーズン1と2は、非常に重いテーマのドラマですが、メインキャストの3人の演技が素晴らしいと評判となっています。ぜひ、ご覧ください。

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