2018年11月08日公開
2018年11月08日更新
ブラックリベンジには原作がある?よく似た漫画「復讐の未亡人」とは?
夫を死に追いやった人物をスキャンダルの力で復讐するドラマブラックリベンジですが、原作があるかどうか知りたい方も多いことでしょう。今回はそんなブラックリベンジについて原作の有り無しや、似た漫画の「復讐の未亡人」についてのストーリやどこがブラックリベンジと似ているのかどうか、そしてブラックリベンジの脚本家、ネタバレや主要キャストなどを交えて皆様へご紹介させて頂きます。
目次
ブラックリベンジには原作がある?真相に迫る!
ドラマブラックリベンジは木村多江演じる主人公今宮沙織が「週刊星流」のスキャンダルによって夫を失います。そして主人公今宮沙織が同じスキャンダルを用い復讐を果たそうとするストーリーですがこのドラマには元となった原作が存在するのかどうかをネタバレを交え今回真相に迫りました。そしてブラックリベンジによく似た漫画である復讐の未亡人についても詳しくご紹介させて頂きます。
ブラックリベンジには原作がある?
さて初めにドラマブラックリベンジは復讐をテーマにした作品でスキャンダルを用いて相手を陥れるという場面は手に汗握り、駆け引きには緊張が溢れ、多くの視聴者に人気を集めた作品になります。そんなブラックリベンジには原作がはたしてあるのかどうか先にご紹介させて頂きます。
ブラックリベンジに原作はある?
結論から言いますとブラックリベンジに似た作品はあるものの原作は存在しないです。ブラックリベンジはオリジナルドラマといわれていますが実際のところ記述がないので脚本家の佐藤友治の影響を強く受け今回のようなストーリーになったのではないかと推測されています。しかしブラックリベンジには復讐の未亡人という同じくスキャンダルでの復讐を描いた漫画があり、記述が無いので参考にはした程度かもしれません。
ブラックリベンジの脚本家は?
復讐をテーマにしたブラックリベンジの脚本は佐藤友治が手掛けた作品になります。佐藤友治もともとバラエティ番組のAD、ディレクターをしていた人で第3回吉本沖縄国際映画祭の「幸運の壺」で脚本家デビューを果たしました。その後代表作で「地獄先生ね~べ~」や「臨床犯罪学者火村英生の推理」、2018年には「ブラックスキャンダル」など数多くの作品の脚本を手掛けた人物になります。
ブラックリベンジによく似た「復讐の未亡人」とは?
スキャンダルをテーマにしたブラックリベンジには漫画「復讐の未亡人」が似ているとの声が多く見られます。漫画の「復讐の未亡人」はブラックリベンジ同様に夫がIT企業に勤めていましたが上司や同僚に嵌められ亡き者になってしまい、そんな夫の復讐をスキャンダルで果たそうとする漫画になっておりたいへんストーリーがブラックリベンジと似ています。そんな漫画「復讐の未亡人」についてネタバレを交えながらご紹介します。
ブラックリベンジの原作に間違われる復讐の未亡人とは?
よくブラックリベンジの原作と間違われている漫画「復讐の未亡人」は気鋭の作家と誉れ高い黒沢Rが手掛けた双葉社が出版している漫画になります。スターリーはネタバレになりますが、夫を死に追いやった上司や同僚へある時は肉体関係を用いたり、ある時は毒を使用したりなど様々な方法で夫を死に追いやった人物に復讐していく漫画になります。
ブラックリベンジと復讐の未亡人はどこが似ている?
同じスキャンダルで復讐を企てる主人公のブラックリベンジと復讐のリベンジですが特にとても似ている話がブラックリベンジに存在します。ブラックリベンジのネタバレになりますが第2話で主人公の沙織がIT企業の社長との結婚式を控える女優のスキャンダルを暴くために結婚式で復讐する話があるのですが、復讐の未亡人もIT会社の女性の結婚式でスキャンダルを流すという場面があり、この回はとても話がそっくりです。
第2話があまりにも似ているのでネットでは漫画の復讐の未亡人が原作という声が多く上がったわけですが、しかし復讐の未亡人を原作にしているとブラックリベンジには記述が一切ないのでオリジナルドラマになります。なのでたまたま話が似たりした可能性もありますので復讐の未亡人とはよく似ていますが、原作ではないのでご注意ください。
ブラックリベンジの主要キャストを紹介!
今宮沙織役/木村多江
ブラックリベンジの主人公で週刊誌「週刊星流」の契約ライターとして数多くのスキャンダルをスクープしている人物になります。演じるのは木村多江で、初主演映画「ぐるりのこと。」で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞に輝いた日本の女優になります。現在は「あまんじゃく」や「それでも恋をするなど」数々のドラマに出演しています。今作では復讐に燃える影の強い人物を熱演しており、人気を集めました。
寺田圭吾役/高橋光臣
「轟轟戦隊ボウケンジャー」や「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス」でたいへん人気を集めた高橋光臣演じるのは主人公今宮沙織の夫の寺田圭吾です。寺田圭吾は政治家を務めており、国民に高い支持を集めていましたが身に覚えのない金銭スキャンダルや愛人スキャンダルを報じられ自殺しました。その死で主人公沙織はスキャンダルを取り上げた人物に復讐を誓います。
福島勲役/佐藤二郎
雑誌「週刊星流」の編集長を務める福島勲。表向きは仕事熱心で温厚で信頼も厚い人物ですが、週刊星流の売り上げに固執しており、どのようなスキャンダルでも容赦なく掲載する性格で沙織の夫が自殺した原因でもある人物。演じるのは佐藤二郎でTBSのドラマ「JIN~仁~」やフジテレビの「黒井戸殺し」、テレビ朝日の「必殺仕事人2009」などテレビ局問わず多数のドラマに出演している日本の俳優になります。
天満龍二役/平山浩行
「週刊星流」の編集部デスクでエース的な存在であり、仕事熱心で正義感が強い人物です。5年前主人公沙織の夫圭吾のスキャンダルを週刊星流に掲載した張本人ですが実はねつ造されていたことは知らず、沙織から真実を告げられ選択を迫られてしまいます。そんな天満役を演じるのは「コード・ブルードクターヘリ緊急救命」や「ヘッドハンター」などに出演する俳優平山浩行が熱演します。
糸賀朱里役/鈴木砂羽
主人公沙織のカウンセラーをしている人物で沙織のメンタルケアを行う良き理解者。しかし沙織の復讐を過度に行う傾向があり、実は沙織の中学生の時の同級生で本名は入山灯里で沙織の夫圭吾を自殺に追い込んだすべての黒幕です。彼女を演じるのは「相棒」シリーズや大河ドラマ「元禄繚乱」、「新選組」などに数多く出演している女優鈴木沙羽です。
高槻裕也役/堀井新太
沙織の夫圭吾の元秘書で圭吾が自殺した後、政界を引退して投資家となりバーを経営する人物で沙織の復讐の協力者の一人。しかし裕也は沙織の復讐を止めて沙織を支えたいと思っている人物です。高槻裕也訳を務めるのは大河ドラマ「花燃ゆ」や「西郷どん」で有名な堀井新太が演じます。
芦原咲良役/岡野真也
週刊星流の新人記者で主人公沙織のパートナーの女性。ファッション誌希望で入社するも週刊誌に配属されて落ち込んでるところを沙織に協力すれば希望のファッション誌に異動できるのではないかと考えを巡らせ不本意の中沙織に協力します。芦原咲良役を務めるのは「高崎グラフティ」や「EVEN~君に贈る歌~」などの映画に出演している女優岡野真也です。
ブラックリベンジの最終回のあらすじをネタバレ!
スキャンダルを理由に愛する夫を失った今宮沙織は「目には目を!スキャンダルにはスキャンダルを!」を掲げ様々な方法で復讐を遂げていきます。そんなブラックリベンジの最終回までのネタバレや最終回のあらすじのネタバレをご紹していきます。
最終回までのネタバレ
ドラマブラックリベンジは夫の復讐のために様々な方法で、夫を陥れた人物達へスキャンダルを元に復讐していきます。最終回のネタバレの前に最終回までのあらすじや物語のネタバレをご紹介します。
復讐の始まり
5年前スキャンダルによって今宮沙織は夫と身ごもっていた子を失い精神喪失になってしまい療養施設で暮らしていました。その時何者かからUSBが送り届けられます。その中身には夫のスキャンダルは実は捏造されていたことが判明します。そして塚本修二郎、愛原サユミ、南城夕子が捏造したことを知った沙織は3人に復讐を誓うのでした。
第一の標的塚本修二郎
最初に狙いを定めたのは大臣候補の議員塚本修二郎でした。愛人がいることを突き止めた沙織はパートナーの芦原に協力を仰ぎ、塚本には雪乃という本物の愛人がいるという嘘を広め、議員の愛人との接触に成功。議員の愛人彩花が私が本物の愛人という声明を入手する。実は雪乃は塚本の妻で言い争いが始まります。そして塚本は愛人発覚のスキャンダルによってすべてを失うのでした。
第二の標的愛原サユミ
塚本の復讐を遂げた沙織は次の標的として夫の愛人スキャンダルを捏造したアイドルの愛原サユミに狙いを定めます。サユミはIT社長との結婚を控えてましたがそのような幸せを沙織は許すはずがありません。サユミは様々な男性との交友関係の持ち主で沙織はその情報を隠ぺいしているマネージャー安達へ接触し、情報を仕入れます。
情報を手に入れた沙織はバーテンダーの高槻と共にサユミを大手事務所へ異動させるよう仕向け助手芦原から仕入れた動画からオリジナルムービーを作成。異動の事でサユミと安達が口論となりその後沙織は安達へ実はあなたのことをサユミが見下してるなどの嘘を伝えマネージャー安達がサユミへ憎しみを抱かせる事に成功します。
そしてサユミの結婚式当日馴れ初めムービーを流している時に作成したオリジナルムービーを流します。それは過去の交際関係達との写真でサユミはパニックになります。実は動画を流したのはマネージャーの安達でサユミと安達を決別させます。そしてその後結婚式は台無しとなり、サユミはアイドル活動などのすべてが無に帰すかたちとなり見事復讐が成功するのでした。
第三の標的南條夕子
愛原の復讐を成功させ、次の標的は裏金スキャンダルを捏造した南條夕子です。しかし復讐の計画を週刊星流の天満と情報屋の城田に見つかり大金を要求されます。動揺した沙織はかかりつけの精神科医糸賀のもとに訪ねます。糸賀は沙織にあなたのことは私が守ると安心させます。実はこの様子を高槻が盗聴器を仕掛け密かに聞いていたのです。
大金で揺らされようとも復讐を止める訳にはいかない沙織。沙織は南條が川崎隼也というモデルに体を欲求しその代わり仕事をあげていることを突き止めます。そして隼也と接触し、南條は隼也に安い仕事ばかりを与え売れないようにしていると話し、隼也に南條との密会写真を収めるよう頼みます。しかし隼也は協力する気はなく、沙織はハメられ逆に写真を撮られてしまいます。そして沙織の復讐の炎はさらに燃え上がることになりました。
写真を撮られた沙織ですがカメラを反射させるスカーフのお陰で顔は映らず余裕の表情を浮かべる沙織。沙織が家に戻ると何者かに侵入されており、バックに違和感を感じます。バックを恐る恐る開けるとおもちゃが飛び出してきて、要求した大金をこのバックに入れるよう城田から要求されます。5日以内に支払わなければ週刊星流にバラされるという状況でそれまでに南條を地獄へ叩き落すことを目論みます。
沙織は南條が美少年愛人倶楽部を営んでいることを突き止めます。しかしその証拠が見つからず焦る沙織。その時亡き夫からメールが届き、南條と美少年愛人倶楽部との証拠データが入っていました。そして南條がマスコミの前での発表会を開くとき、その記事の下書きを部下が持ってきます。そして南條は怒り狂い沙織に示談を交渉しますが地獄に叩き落すだけと伝え断り、南條を言葉通り地獄へ落とし全ての復讐が完了したのでした。
黒幕の存在
全ての復讐を遂げた沙織。夫からのメールは高槻が送信したもので、データは糸賀が隼也から特殊器具を使って手に入れたものでした。しかしなぜか高槻が糸賀が絡んでいることは言いませんでした。復讐完了後日夫の墓参りをしに行きその際に南條が現れ週刊星流の編集長福島勲が黒幕だと告げられます。編集長への復讐を誓った沙織は先に城田に大金を渡すため会いに行くのですがその時ビルの上から城田が落ちてきて絶命します。
福島への復讐と失敗
福島が黒幕だと知った沙織は復讐を誓い、捏造を知らない天満に協力を仰ぎます。そして圭吾の捏造記事を世間に公表する策を練るのですがその記事が圭吾が実は沙織の妹綾子と不倫していたという記事に変わっていました。それは捏造ではなく事実であり、綾子は沙織に子供の悠斗も綾子の子供だと真実を伝えられ、思い出の写真などを破りさる沙織ですがその顔は笑顔でした。
沙織の再起
不倫騒動で綾子にマスコミの取材が多く駆けつけ、優斗も周りから不倫の子供といじめられていました。過労でか綾子は倒れてしまい入院します。その期を逃さず沙織は妹を殺そうとしますが優斗に見つかり我に返り絶望します。絶望する沙織に糸賀は復讐を遂げさせようと誘導し、人生を巻き込んだ福島に復讐を再度決行することを誓います。そんな中糸賀はアルバムを見ながら復讐をほくそ笑んでいました。
福島の失脚
福島はスクープ大賞としてスピーチを読み上げていました。その時沙織はナイフで福島を刺そうとします。しかし福島は護身術を身に着けており、抑えられます。しかしそれが目的で、その夜寺田圭吾の真実を突き止めた番組が放送します。福島は不思議に思いテレビを眺めます。
テレビには圭吾の妻と名乗る人物が出演し、捏造の記事のことを語り、その証拠映像を流します。その正体は沙織で、福島のスマホを遠隔操作で情報をテレビで流出させたのでした。悔しさに溢れる福島にテレビ画面越しに骨の髄まで炎上しなさいと言い放ち福島への復讐を遂げることが出来ました。
衝撃の真実
沙織は復讐を果たし、福島もろとも星流は30年の歴史に幕を閉じ廃刊が決定しました。沙織はその後福島に呼び出されることとなり踊らされているだけだと告げられ、衝撃の真実を知る事になります。それは実はすべての黒幕は糸賀であり、星流も利用されただけだったのです。全てを話した福島は沙織の前でビルから飛び降り自殺するのでした。
最終回のあらすじのネタバレ
全ての捏造の黒幕は糸賀だと判明した沙織。沙織は25年前に自殺した同級生の北里玲奈が関係していると考えます。そして沙織は母校である恵蘭高校を訪れ玲奈を見かけた教室へと足を踏み入れます。するとそこには糸賀が待っており全ての真実沙織に語り掛けるのでした。
ブラックリベンジに原作はなかった!
ドラマブラックリベンジについての原作は無かったことが判明しました。原作は無いものの復讐の未亡人は話のあらすじを見ると原作に間違えられてもおかしくないほど似ています。もしかすると原作では無いですが参考にしているかもしれません。しかし原作が無いオリジナルストーリーとしてとてもどうなるか手に汗握るストーリーとなっているので是非ご覧になってください。