熱中時代(教師編・刑事編)は大人気ドラマ!水谷豊の相棒キャラの原点だった?

大人気「相棒」シリーズで杉下右京役を演じる水谷豊は個性的で存在感のある演技で今や国民的人気俳優である。その水谷豊の若かりし頃に主演して大人気となったドラマ「熱中時代」は「教師編」と「刑事編」とあり、どちらも高視聴率をたたき出し水谷豊の人気を不動のものにした大人気ドラマです。今回はこの「熱中時代」とはどんなドラマなのか、そして水谷豊演じる主人公はどんなキャラクターで相棒の杉下右京というキャラクターの原点になっているのかをお送りいたしますので、是非、最後までご覧ください。

熱中時代(教師編・刑事編)は大人気ドラマ!水谷豊の相棒キャラの原点だった?のイメージ

目次

  1. 熱中時代のドラマが気になる!
  2. 熱中時代とは?水谷豊の相棒キャラの原点だった?
  3. 熱中時代(教師編)のドラマキャストを紹介!
  4. 熱中時代(教師編)のドラマあらすじをネタバレ!
  5. 熱中時代(刑事編)のドラマキャストを紹介!
  6. 熱中時代(刑事編)のドラマあらすじをネタバレ!
  7. 熱中時代のドラマまとめ!

熱中時代のドラマが気になる!

主演の水谷豊は大人気連続ドラマシリーズ「相棒」で杉下右京役を演じ、国民的人気俳優として今なお活躍してます。その個性的な存在感と演技力はベテラン俳優になる前から確立しており、今回は水谷豊が大ブレイクして一気に人気俳優への道を駆け上がったテレビドラマシリーズ「熱中時代」について紹介いたします。本作以前はヤクザや犯人役などのアウトローなイメージも付いていましたが、本作で一気にスターの座に着きました。

熱中時代とは?水谷豊の相棒キャラの原点だった?

相棒シリーズの杉下右京役ではクセのある頭脳派で普段は冷静で物静かな役を演じていて、その個性的な役柄と演技が人気となり、「相棒」であるパートナーを変えながら今日まで続いている大人気シリーズの主役を演じている水谷豊ですが、今回のテーマである大出世作「熱中時代」においては何事にも体当たりで出来事にぶつかってゆく教師役を演じています。しかし、個性的な演技力は変わらない存在感を放っている印象です。

ストーリーは「教師編(先生編)」と「刑事編」にわかれている!

熱中時代はストーリーや登場人物など別の2つのシリーズに分かれていて、水谷豊が北野先生という小学校の先生を演じる学園シリーズを「教師編」または「先生編」、早野刑事を演じる刑事シリーズを「刑事編」となっています。どちらも登場人物や背景に繋がりはなく、同じ熱中時代と言うタイトルなのだがまったくの別物です。なお「教師編」には第2シリーズもあり、当時の人気の高さがうかがえます。

教師編の最終回では脅威の視聴率40%!

熱中時代の教師編の最終回の視聴率はなんと40%というとんでもない数字を叩き出してます。これはビデオリサーチというところでの数字だが、ニールセンというところの調べでは46.7%というすごい数字です。

しかもこの熱中時代というドラマは初回から数字が高かった訳ではなく、当時の社会問題を取り上げたストーリに体当たりで困難に立ち向かってゆく水谷豊演じる北野先生の姿が共感を呼び、すさまじく視聴率が伸びたのです。

オープニング曲も大きな話題になる

熱中時代の第一シリーズの主題歌は原田潤が歌う「ぼくの先生はフィーバー」である。原田潤は子役や歌手として活動するが現在は芸能界を引退しています。しかし、テレビ番組「世界一受けたい授業」ではボーカルをそのままにリメイクされ番組のテーマソングになっています。第二シーズンでは主演の水谷豊が歌う「やさしさ紙芝居」が使用されており、水谷豊の代表曲のひとつです。

「刑事編」の主題歌は大ヒット曲「カリフォルニア・コネクション」

「熱中時代・刑事編」の主題歌は水谷豊の代表曲でもあり発表された1979年の大ヒット曲でもある「カリフォルニア・コネクション」です。ドラマの人気もあって売り上げはオリコンで65万枚の大ヒットしました。

ベストテンでは4週連続で第1位を獲得するほどの大ヒットとなった。いかに「熱中時代」の人気が高かったのかという事と、水谷豊の歌手としての人気が高かったのかということがわかります。近年の歌番組などでも披露されるほどの名曲です。

口癖が人気に

相棒シリーズでの杉下右京役でも「最後にひとつだけ・・」や「いささか奇妙ではありませんか」「僕の悪い癖」といったキャラクターを印象づける口癖があるように、熱中時代でもお決まりの口癖があります。

教師編の北野広大役では北海道出身のなまりがあり「先生はなぁ」や「おい、そっかー」といった口癖で、刑事編の早野武役では「ごきげんだぜー」「あららららら」といった真似したくなる様な口癖でドラマを盛り上げて行きました。

「刑事編」ではオープニングや劇中の車が話題に

刑事編のオープニングや劇中で登場する黄色い車が話題になって、今でも根強い人気を誇っています。特に注目なのは刑事編のオープニングで水谷豊が車に乗り込むシーンがあるのですが、なんと、車のドアが逆に開くのです。

今の車は大半が扉の後ろ側が開くタイプの物ですが、60年代前半くらいまでは扉の前が開いて乗り降りする車があったそうです。見ていて違和感を感じはするのですが、ドラマの雰囲気とあっていてとてもオシャレに感じます。

DVD化をされない「熱中時代・刑事編」

「熱中時代・教師編」はDVDBOXが発売されており、現在も手に入れることは可能です。しかし、「熱中時代・刑事編」のDVD化は今、現時点では発売されておらず、衛星放送やネットのドラマチャンネルなどでの視聴でしか見ることは出来ません。なんとなく事情がありそうなのは少し感じるのだがはっきりとした理由は未明です。なので、もしケーブルテレビなどでの再放送があれば貴重なチャンスなので録画をお勧めします。

2011年には佐藤隆太主演でリメイクされる

2011年には30年後という設定でリメイクされる。主人公の南雲大地役を佐藤隆太が演じており、なんと南雲大地は北野広大の元教え子であるという設定です。そして、校長の白川竜太郎役を「熱中時代・教師編」の校長である天城順三郎を演じた船越英二の息子である船越英一郎が演じています。

熱中時代(教師編)のドラマキャストを紹介!

北野広大/水谷豊

北海道・小樽出身の新任教師/水谷豊(みずたに ゆたか)・1965年に13歳で「劇団ひまわり」入団、1968年「バンパイヤ」で主役デビュー、1970年「その人は女教師」で映画デビュー。その後「劇団ひまわり」を退団して役者から離れます。

1972年に芸能活動を再開。「太陽にほえろ!」の第一話で犯人役を演じる。1974年「傷だらけの天使」に出演。1978年「熱中時代」の主演で一躍スターになる。近年は「相棒」シリーズの杉下右京役を演じています。

小糸桃子/志穂美悦子

校長宅に下宿する3年3組の担任の教師/志保美悦子(しほみ えつこ)・1973年「ボディガード牙」で擬斗(時代劇でいうところの殺陣を現代劇での呼び名)の吹き替えで本名の塩見悦子でデビュー。その後「志穂美悦子」としてデビューしました。

1974年~1976年「女必殺拳シリーズ」で映画初主演しsue shihomiとして世界的に知名度を上げる。その後「金曜日の妻たちへ」「金ドン!良い子悪い子普通の子おまけの子」に出演。1987年に長渕剛と結婚しました。

花井(八代)恵子/音無美紀子

校長宅に下宿する5年2組の担任の教師/音無美紀子(おとなし みきこ)1967年「これが青春だ」でドラマデビュー、そして「でっかい青春」でレギュラーになる。1971年に「お登勢」でドラマ主演、TBSドラマに多く出演する。1971年に村井国夫と結婚、娘も女優として活動する。「乳がん」「うつ病」を患うが家族の支えで克服。現在、東日本大震災支援活動「音無美紀子の歌声喫茶」を立ち上げ、被災地でチャリティ公演などしました。

魚津早苗/島村佳江

校長宅に下宿する教師/島村佳江(しまむら よしえ)・1976年映画「金閣寺」でデビュー。テレビでは「横溝正史シリーズ「獄門島」「太陽にほえろ!」連続テレビ小説「おていちゃん」に出演、「大岡越前」「水戸黄門」などの時代劇にも出演し、「土曜ワイド劇場」や「火曜サスペンス劇場」などのホームドラマのサスペンスシリーズにも数多くの作品に出演している。息子の藤間貴彦はジャニーズJrの一員として活躍中です。

小嶋田徳次/小倉一郎

北野広大(水谷豊)の同僚で3年2組の担任/小倉一郎(おぐら いちろう)・子役出身で個性派俳優として数多くの映画やテレビドラマに出演している。映画では「敗れざる者」「仁義なき戦い頂上決戦」「トラック野郎・望郷一番星」「ウルトラマンティガTHE FINAL ODYSSEY」「なくもんか」「そして父になる」テレビドラマでは大河ドラマやサスペンスドラマなど数多くのドラマに出演しています。

天城順三郎/船越英二

自宅に教師を下宿させている若葉台小学校の校長/船越英二(ふなこし えいじ)・長男は現在も役者として活躍中の船越英一郎です。1947年「第二の抱擁」でデビュー。現代劇・時代劇など様々なジャンルで活躍をする。テレビドラマでは「時間ですよ」「暴れん坊将軍」「夏!デパート物語」などに出演し、映画では「暴力の街」「破戒」「私は二歳」「大怪獣ガメラ」「白い巨塔」「男はつらいよ寅次郎相合い傘」などに出演します。

熱中時代(教師編)のドラマあらすじをネタバレ!

北野広大(水谷豊)が若葉台小学校に赴任することになり、校長の天城順三郎(船越英二)宅に下宿する事になる。同じく下宿している教師たちとの生活やクラスの生徒との出来事の中で巻き起こる問題に、北野広大が体当りで問題にぶつかってゆく物語。第一部の最終回では北野広大が北海道に帰郷してしまう。最終回での生徒一人一人にお別れを言いながら通信簿を渡してゆくシーンで涙を流した人は沢山いたようです。

熱中時代(刑事編)のドラマキャストを紹介!

早野武/水谷豊

交通課から刑事課に配属された新米刑事。「熱中時代・教師編」の北野広大とはまったくの別人であり劇中ではミッキー・フランクリンと結婚しました。

「相棒」の杉下右京と同じ刑事役ではありますが、お調子者な所もありキャラクターとしては杉下右京とはかけ離れています。しかし、どこか重なる所のある役です。水谷豊(みずたに ゆたか)さんが演じています。

ミッキー・フランクリン(早野ミッキー)/ミッキーマッケンジー

日本へ父親を尋ねてきたアメリカ人で、早野武と結婚して早野ミッキーとなる。ミッキーマッケンジーさんはハリウッドで女優デビューしました。「熱中時代・刑事編」の劇中で早野武と結婚したミッキー・フランクリンと同様に、早野武を演じた水谷豊と1982年に結婚をする。しかし、1986年に離婚する。その後帰国してゴルフレッスンのプロとなり、プロゴルファーのトッド・ハワードと再婚をし二人の子供がいる。

潮田栄太郎/藤岡琢也

大門署捜査一課の係長/藤岡琢也(ふじおか たくや)・1957年劇団「葦」に入団。海外ドラマ・アニメなどの声優として活動するが、テレビドラマ「事件記者」に出演し「横堀川」で第4回ギャラクシー賞を受賞。その後数多くのテレビドラマや映画に出演しています。

テレビドラマでは「渡る世間は鬼ばかり」で五人姉妹の父親の岡倉大吉役で幅広い層からの人気を得る。そのほかにCMでも「サッポロ一番みそラーメン」のCMでは34年間の間出演をしていました。

前原国彦/細川俊之

大門署捜査一課の刑事/細川俊之(ほそかわ としゆき)・1961年に俳優座養成所第13期生となる。「無害な毒薬」で初舞台。ラジオ番組「ワールド・オブ・エレガンス」ではパーソナリティーを16年半も務めており、声優としても「あしたのジョー」の力石徹役などを演じ、「ショーガール」などのミュージカルにも出演している。さらに歌手としてもシングル、アルバムともに多数出しており、幅広いジャンルで活躍をみせました。

千馬隆盛/谷隼人

大門署捜査一課の刑事/谷隼人(たに はやと)・1961年テレビドラマ「少年ケニア」に「岩谷肇」名義で出演。スカウトで東映に入社、現在の「谷隼人」名義で映画「非行少女ヨーコ」で準主演デビュー。東映アクションスターとして「網走番外地シリーズ」などに出演しています。

1968年のテレビドラマ「キイハンター」では主演の一人として出演。その後、「寺内貫太郎一家2」の出演から、アクション俳優からホームドラマ出演やバラエティー出演などを見せる。

竹林奈津子/草苗光子

喫茶「竹の子」のママ/草笛光子(くさぶえ みつこ)1950年に松竹歌劇団に入団。1953年に「純潔革命」デビューする。1954年に松竹歌劇団を退団。1958年、音楽バラエティ「光子の窓」では冠司会を務める。そして数多くの映画やテレビドラマに出演する。

映画では「青い山脈」「犬神家の一族」などの金田一耕助シリーズに多数出演。テレビドラマでは大河ドラマや、サスペンス、ホームドラマに多数出演。そのほかに舞台にも出演している。

寺坂乙吉/伴淳三郎

武が下宿する家の主人/伴淳三郎(ばん じゅんざぶろう)・1927年日活大将軍撮影所に大部屋俳優として入る。1934年大都映画に入りそして、極東映画を経て新興キネマ京都撮影所に入社。1951年に「吃七捕物帳・一番手柄」にて「アジャジャーにしてパーでございます」が受け短くした「アジャパー」が大流行しました。

1953年には主役映画「アジャパー天国」に出演。「バンジュン」の愛称で売れっ子スターとなる。その他、数多くの映画、ドラマに出演していました。

熱中時代(刑事編)のドラマあらすじをネタバレ!

交通課から刑事課に配属された新米刑事の早野武(水谷豊)の奮闘を描いた刑事ドラマ。主人公の早野武はお人よしで優しくおっちょこちょいな性格である。下宿先や行きつけの喫茶店などのお話を描いており、事件を追うだけのよくある刑事ドラマよりもホームドラマのテイストを取り入れている作品です。そして、物語の序盤で早野武は第一話で出会ったアメリカ人女性と結婚してその新婚模様も物語を彩っています。

熱中時代のドラマまとめ!

「熱中時代・教師編」「熱中時代・刑事編」について今回お伝えしましたがいかがだったでしょうか?今も大人気「相棒」シリーズの杉下右京役などで人気俳優として第一線で活躍している水谷豊さんですが、13歳から役者をやっていて主演までしているという子供の頃から第一線で活躍していたことを初めて知った方も多いようです。

そんな、いつの時代もスポットライトを浴び続けている水谷豊さんの一番若さと勢いの乗った時代の作品「熱中時代」には今と変わらない個性とエネルギーの詰まった作品ですので是非ご覧ください。

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