池袋ウエストゲートパークのあらすじをネタバレ!ドラマ最終回の結末は?

2000年4月14日から同年6月23日にかけて、TBSで放送された"池袋ウエストゲートパーク"。平均視聴率は14.9%。脚本は宮藤官九郎。宮藤官九郎作品の代名詞ともいわれるドラマ。出演者も脇役含め、現在第一線で活躍している方が多く出ている事で有名。このドラマの出演者は絶対に売れるという伝説もある事で有名。今回はそんな池袋ウエストゲートパークのあらすじをネタバレ含めて最終回のあらすじまでご紹介。最終回はとんでもないラストが!?

池袋ウエストゲートパークのあらすじをネタバレ!ドラマ最終回の結末は?のイメージ

目次

  1. 池袋ウエストゲートパークのあらすじが気になる!
  2. 池袋ウエストゲートパークのドラマキャストを紹介!
  3. 池袋ウエストゲートパークのドラマあらすじをネタバレ!
  4. 池袋ウエストゲートパークのドラマ最終回をネタバレ!
  5. 池袋ウエストゲートパークのドラマ主題歌を紹介!
  6. 池袋ウエストゲートパークのあらすじネタバレまとめ!

池袋ウエストゲートパークのあらすじが気になる!

池袋ウエストゲートパーク(池袋西口公園)、通称『I.W.G.P.』を舞台に黄色と黒色のカラーギャング同士の抗争を描いたあらすじ。今でこそ、映画"クローズ"やドラマ"今日から俺は"などの不良を描くドラマなどを良く観るが、当時では斬新で若者から大人まで数多くの視聴者をTV画面へ釘付けにした。

そんなドラマ"池袋ウエストゲートパーク"について、あらすじをネタバレ含め、最終回まで紹介。衝撃の最終回に大注目。ネタバレ注意。ではあらすじを見ていきましょう。

池袋ウエストゲートパークのドラマキャストを紹介!

池袋ウエストゲートパークのドラマ出演者は、本当に今では有名になった方が多すぎるので、ほんの一部のキャストをご紹介。

長瀬達也/真島誠(マコト)

ドラマ内では「池袋のトラブルシューター」。地元・池袋の工業高校を卒業後にフリーターとなり、実家の果物屋を手伝ったり賭けボウリングで小遣いを稼ぎながら池袋西口公園=池袋ウエストゲートパーク(IWGP)で過ごす。敵や味方などのくくりを嫌い、何処にも属さない。

加藤あい/渋沢 光子(ヒカル)

ドラマ内ではマコトの彼女。父親は指揮者で失踪中、母親は大学勤務で自宅には帰らず別のマンションにくらしている。マコトとは池袋ウエストゲートパークで出会う。中学生時代のあだ名はしいたけ。

窪塚洋介/安藤崇(タカシ)

ドラマ内ではマコトと高校の時の同級生。今は池袋ウエストゲートパークで黄色を自身らのカラーとして用いるカラーギャングG-Boysを作り。キングと呼ばれている。

佐藤隆太/森正弘(マサ)

ドラマ内ではマコトの友達。金髪で天然パーマ。森正弘は、ボウリング場でバイトをしながら、よくマコトと一緒に池袋ウエストゲートパークで遊んでいることが多い。

山下智久/水野俊司(シュン)

ドラマ内ではマコトの友達で、専門学校生。アニメが大好きなオタク。マコト達とは本屋で万引きをするのを見られたことがきっかけで知り合い、池袋ウエストゲートパークでヒカル達と出会い仲良くなる。

坂口憲二/山井武士(ドーベルマン山井)

ドラマ内では山井武士はチェーンで耳と鼻を繋げている。マコトやタカシなどとは高校のときのクラスメイト。高校のときにドーベルマンと戦い、ドーベルマン殺しの山井と呼ばれていた。タカシとタイマンするが完敗。Black Angelsの一員として活躍している。

西島千博/尾崎京一

ドラマ内ではフランス帰りのバレエダンサー。池袋ウエストゲートパークでダンスしているところでタカシと出会う。一時G-boysのメンバーと行動を共にするが、独自の美意識からタカシのやり方に異を唱え離脱、後に東口の公園を根拠地に黒のカラーギャングBlack Angelsという対抗組織を結成する。

妻夫木聡/斉藤 富二夫(サル)

ドラマ内では暴力団の羽沢組系氷高組に在籍。マコトと同じ中学だった。高校時代まではいじめにあっていて、その反動でヤクザになる。サルと呼ばれると怒る。

渡辺謙/横山礼一郎

ドラマ内では池袋西署の署長。マコトにボウリングで負け、BMWを渡した事で知り合う。犯罪者を憎み、どんな手段でも使う。

きたろう/吉岡保

ドラマ内では池袋西署の刑事。マコトの母のリツコに惚れているが相手にされていない。横山の元上司でタカシの父親とも面識がある。

阿部サダヲ/浜口

ドラマ内では、マコトの家の近所にある警視庁池袋西警察署豊明町交番勤務の巡査。威勢は良いものの、ケンカにはからっきし弱い。風俗マニアで勤務時間中にも関わらず、マコトの家の前にある風俗によく通っている。

池袋ウエストゲートパークのドラマあらすじをネタバレ!

第1話 イチゴの回「俺たちはゴミじゃねえ」あらすじ・ネタバレ

女子高生殺傷事件(ストラングラー事件)が発生する事から物語が始まる。マコトがボーリング場の池袋ウエストゲートパークのポスターを発見。池袋ウエストゲートパーク=西口公園のことをバイトのカオルちゃんがIWGPと命名。そんな日常を過ごすマコトに黄色のカラーギャングリーダーのタカシからドーベルマン山井とのタイマン見届け人を依頼される。

本屋で万引きしているシュンを発見し、カツアゲしようとするが失敗。なぜか3人で池袋ウエストゲートパークでたむろしていると、ヒカリとリカ(酒井若菜)が声を掛けてきて5人で遊ぶ事に。横山と名乗る見知らぬ男性とボーリング場でBMWをかけた勝負に勝ち夜の街を走り回る。カラオケを抜け出したリカとマコトはラブホテルに。だが、立たずに脱童貞ならず。

その隣の部屋から2人目のストラングラー事件被害が発生。浜口が胸をもんだ事で意識が戻る。そしてさらに3人目の被害が発生。なんと被害者はリコ。しかも殺されていた。

第2話 ニンジンの回「俺が敵を取ってやる!」あらすじ・ネタバレ

容疑者として警察で取り調べされるマコトだったが、ラブホテルのおばちゃんが知り合いだった為、犯人で無いことが分かり釈放。池袋ウエストゲートパークにリカのお墓(仮)を設置。リカの葬式に来ていたストーカーのおじさんを見つける為、G-BOYSが動き出した。

だが、彼らはただ無関係な人をオヤジ狩りするばかり。そんな中、真犯人が歯医者の早乙女(羽賀研二)と分かりボーリングの球で脅し、自白させたが、リカの殺しは別に犯人がいると考えるマコトだった。

第3話 みかんの回「姫に捧げるバラード」あらすじ・ネタバレ

池袋ウエストゲートパークでたむろする、マコト達。そこに、ヤクザである斉藤富二夫(サル)に声を掛けられ組長の娘の捜索の依頼を受ける。最後に目撃されたコンビニ近くのマンションに、中学の同級生の森永和範が住んでおり手掛かりをつかむ。そして誘拐犯を確保するも組長の娘は殺されていた。サルは犯人たちを殺し、落とし前として小指を落とした。

第4話 しいたけの回 「遠い国から来た恋人」あらすじ・ネタバレ

池袋ウエストゲートパークでたむろするマコトとマサの前に薬でハイになったストリーキング(全裸で走る男)が現れ、捕まえたお礼に浜口から5000円を貰う。その後、向かいの風俗で働く千秋(矢沢心)に東南アジア系の男性アリの保護を求められる。彼は千秋の為、薬の売人の商品に火を付け燃やした事から追われていた。ちなみにそのせいで一般男性がストリーキングしていた。

一方、薬を売りさばいていた山井がG-BOYSに見つかり、薬御法度の罰としてタカシに中指を切り落とされた。マコトはマサ、シュン、ヒカリ、電波(須藤公一)と協力して薬の売人をはめる為、動き出した。売人であるヘビーE(古田新太)を警察に突き出すことに成功。無事解決した。

第5話ゴリラの回 「世界で一番男らしい少女」あらすじ・ネタバレ

池袋ウエストゲートパークでたむろするマコトとマサの前に、おなべの翔が現れ仕事の依頼をされる。ライブチャットで稼ぐ女性アスミにつきまとうストーカーを撃退するというものだった。撃退に成功したと思われたが、アスミの家に不法侵入して襲ってきた。そこえ翔が現れバットでボコボコに。最後は警察に連行されてしまうが、男になれたと感謝される。

第6話6チャンネル「僕のたった一人の友達」あらすじ・ネタバレ

G-BOYSが遂に300人を越えた。池袋ウエストゲートパークでマコトはヒロユキという少年に出会う。そしてヒロユキが誘拐されてしまうが犯人は借金で首の回らなくなった兄だった。身代金で借金を返済する算段だった。だが、G-BOYSに捕まり解決。そんな中、G-BOYSには尾崎京一が加入。マコトの実家のフルーツ屋にはカナ(小雪)が働き始めた。

第7話洋七の回「うちのババァに手を出すな!」あらすじ・ネタバレ

マコトは千秋に呼び出され、マコトの母親リツコ(森下愛子)がやばいお茶葉を売りさばいているとの相談を受ける。家に帰ると誰もいないはずの母親が岩淵さんという見えない人と会話していた。調べると、ドリームコネクションというねずみ講に母親がはまっており、そこでお茶の葉が売られている事が分かる。そして京極会というヤクザがドリコネの秘書と結託し葉っぱを売りさばいている事が判明。

岩淵さんも殺されていた。この事でドリコネ関係者は逮捕された。一方G-BOYSの誰かが電波くんにケガを負わせ、ぶちぎれたマコトはタカシに犯人を捜させた。京一が犯人だった事が分かり、フォークで足を刺し「あんまりがっかりさせないで」と一言。タカシの実家のサウナで集会が行われ、京一の処分について話し合うも両者の意見が合わず。ついに方向性の違いが現れた。

第8話 洋八の回「お台場の女に恋をした」あらすじ・ネタバレ

池袋ウエストゲートパークでは、G-BOYSがじじいBOYSと小競合いをしていた。マコトはボーリング場にいるとコギャル(女子高生のギャル)達が現れマサをリンチ。仲間のマドカを腹ませた責任を取って月曜までに金を持って来いと脅される。G-BOYSとマコトはマサの為に密かに金策に励むもマドカのお腹の子供は違う人のものだと判明。ここでシュンはヒカリのもう一つの顔を知ることになった。

一方、池袋ウエストゲートパーク周辺では黒づくめの集団が暴れまわっていた。ブラックエンジェルというグループを京一と山井が立ち上げたのだった。そしてカナが黄色いパーカーを被った何者かに刺されてしまう。

第9話 九州の回「さらば、最愛の友よ」あらすじ・ネタバレ

G-BOYSとブラックエンジェルは東口と西口で別れた。さらに山井と京極会は手を結ぶ。マコトはブラックエンジェルの集会に呼ばれ、仲間の証であるネックレスを渡された。そしてシュンから助けてほしいと連絡をもらったマコトがシュンの家に行くとブラックエンジェルのロゴがPCに残されていた。そしてタカシの実家のサウナロッカーにシュンの遺体が入っていた。

第10話 十手の回「俺の街が戦場になった」あらすじ・ネタバレ

G-BOYSとブラックエンジェルの抗争は激化。そんな中カナに呼び出されたマコトは、カナを刺した犯人がシュンである事実を知る。さらにシュンの部屋に残されていた2つのヒカリの肖像画(天使と悪魔)の意味を知るために、ヒカルの母親の元へ行き事情を聞く。

G-BOYSのミツルも殺されたことにより、G-BOYS、ブラックエンジェルの両名からマコトに立ち合いの依頼をされる。マコト、ヒカルの事、今度のGボーイズとブラックエンジェルの対決、カナの事、マサがGボーイズに入った事、サルの事、京極会の事、そしてタカシの事とパンパンになるマコト。そしてラストシーンのヒカルがマコトに衝撃の一言。「私、リカを殺したの」。

最終回 士の回「ブクロの一番長い日」あらすじ・ネタバレ

最終回。東口にてG-BOYSとブラックエンジェルの全面戦争が始まろうとしていたが、ここにマコトが現れ真相を花す。タカシは関係ないと始めようとするが、マコトが俺を倒せと立ちふさがる。タカシは勝利するも燃え尽きG-BOYSを解散。ブラックエンジェルも武器を捨てた。1年後、G-BOYSは会社になっていた。マコトは相変わらず変わらぬ毎日を過ごすのであった。

池袋ウエストゲートパークのドラマ最終回をネタバレ!

ここまであらすじを読んで頂き有難う御座います。上記でも最終回のあらすじを書かせて頂きましたが、一連の真相をご紹介。

リカの殺害の犯人はドーベルマン山井

リカとマコトがホテルに行った事を知り、ヒカルが嫉妬。ヒカルに頼まれた山井がリカをホテルに誘い殺害した。これをストラングラーの犯行にみせて偽装。

カナを刺した犯人はシュン、それをやらせたのは山井とヒカル

今度はマコトと親しくしていたカナに嫉妬したヒカルが、山井と共にシュンを脅し刺させた。裏では京極会も絡んでいる。

シュンを殺したのは山井、依頼したのはヒカル

ヒカルはシュンの口封じの為、山井は京極会から依頼されたG-BOYSとブラックエンジェルの抗争を激化させる為にシュンを殺した。

ヒカルは二重人格障害者だった

ヒカルは幼少期に父親から性的虐待を受けており、そのトラウマがきっかけで二重人格となった。一連の事件をヒカルは覚えておらず、悪のヒカルがマコトに依頼したビデオにて事実を知る。

池袋ウエストゲートパークのドラマ主題歌を紹介!

主題歌はSADSの「忘却の空」。池袋ウエストゲートパークにはなくてはならない曲。オープニングは池袋周辺の道路を走っている映像ですごくマッチしていると話題。

また、サントラの楽曲はKREVAが手掛けておりこちらもところどころ出てきて凄くかっこいいとファンの間で話題。

池袋ウエストゲートパークのあらすじネタバレまとめ!

はじめから、最終回まで事件おきっぱなし。マコトの周囲も、アングラな世界で生きている者ばかり。依頼される内容も、誘拐事件、麻薬、ネズミ講、喧嘩の立ち合いなど様々。池袋のトラブルシューターとして活躍するマコト。さらに、G-BOYS、ブラックエンジェルの板挟みにあう。殺人事件も起き2つのチーム争いは激化する。2つチームが争う必要性は無いと訴えるが、止まらず身を呈して争いを止める。

最終回ではまさかのヒカルが二重人格だった。ドーベルマン山井と結託し、マコトに親しくなったリカを殺害。カナも同じ理由でシュンを脅し刺させる。マコトに知られる事を懸念し、シュンを殺害。と、すべての事件にヒカルが関与していた。これで全てが解決。コメディ感もあり最後まで楽しめる作品である。

池袋ウエストゲートパークのドラマは11話で最終回でしたが、2003年3月28日にスープの回「もっとドラマに革命を!ブクロを揺るがす大事件で伝説のアイツらが帰ってくる!今夜奇跡の再結集! ブクロ最強伝説」で再復活。こちらもぜひおすすめ。

本当にこのドラマは最高傑作だといわれている。出演者も今では考えられないほど豪華俳優陣・女優陣多数出演。脚本も宮藤官九郎という贅沢なドラマ。長瀬達也もこのドラマから宮藤官九郎作品に次々と出演する事になった。BGMもKREVAが手掛けており、音楽の使い方、撮影の仕方もかなり独特でいろいろな楽しみ方が出来る作品でだといわれている。

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