ピカチュウが喋った?その言葉・セリフや理由は?【映画ポケモン キミにきめた!】

ポケモン映画20周年作品でもある「キミきめた!」。サトシとピカチュウが最初に会う場面から始まる。アニメでも多くは語られなかった「ホウオウ」に会いに行くという目的で「マコト」「ソウジ」と一緒に旅が始まる。「ホウオウ」が落とした「虹色の羽根」を目印に旅をしていくサトシの影に、幻のポケモン「マーシャドー」の影響でサトシとピカチュウの関係が危うくなる!そして、ピカチュウの危機にサトシが庇った後のピカチュウが喋った!その喋ったセリフとは?ピカチュウが喋った理由とは?

ピカチュウが喋った?その言葉・セリフや理由は?【映画ポケモン キミにきめた!】のイメージ

目次

  1. ピカチュウが喋ったと話題に!
  2. ピカチュウとは?声優についても紹介!
  3. 映画ポケモンキミにきめた!とは?
  4. ピカチュウが喋った!その言葉とシーンとは?
  5. ピカチュウが喋った理由とは?
  6. ピカチュウが喋ったことに対するファンの反応は?
  7. ピカチュウが喋った真相についてまとめ!

ピカチュウが喋ったと話題に!

2017年7月15日に公開された20作品目の映画。キャッチコピーは「オレはこいつと旅に出る」というセリフは「めざせポケモンマスター」の歌詞にもなっている。今回サトシの相棒でもあるピカチュウが、映画で喋ったシーンが波紋を呼んでいる。その言葉に隠された真実は?そして、ピカチュウを演じている声優や裏話も詳しく掘り下げる!

今までのポケモン映画作品は「幻のポケモン」を軸に、サトシたちの冒険やバトルが繰り広げてきた。今回も「ホウオウ」「マーシャドー」がキーワードであるが、サブタイトルの「キミにきめた!」とあるように「サトシとピカチュウ」の原点を描いた作品である。

ポケモン映画公式サイト「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」

ピカチュウとは?声優についても紹介!

声優の大谷育江さんとは?

大谷育江(おおたにいくえ)1965年8月18日生まれ。有名作品は「名探偵コナン」の円谷光彦や「ONEPICE」のチョッパー「NARUTO」の木ノ葉丸。「ポケモン」では、ピカチュウ以外のポケモンやキャラクターの役で喋っている(いわゆる兼役)。その他多数の作品に活躍されている。

ピカチュウ=大谷育江さん!

ポケモンの存在は世界中で人気の作品の一つ。実際「ピカチュウの声は、こんな女性が演じていたのか!?」と、海外でも驚きの声が出ている

しかし、2006年1月に一時休業していた時期があった。もちろんこの年もポケモンの放送があり、ピカチュウはサトシの次に主役と言ってもいいぐらいの存在。(実際は、事前収録や過去のサンプリングを使用した模様)同年5月に復帰。ピカチュウの声が変わっていたら、おそらく違和感を感じる。世界でピカチュウの声と言えば大谷さん、ということは間違いない。

声優の裏話でも大谷さんの凄さを語っている。実際大谷さん本人から「ピカピカ、と言っているだけでいいよね」と最初からかわれていたと話している。大谷さんの苦労が評価されていると言える。

大谷育江さんのカワイイ列伝その1

調べていく中で「踊るさんま御殿」出演時の動画を発見。声優として「ピカチュウ」の美声を披露!さんまさんも「ピカチュウさんは~」と面白おかしく紹介しているシーンもあるほど。スタジオの出演者もその美声に、笑顔を隠せないのも裏付ける!

「勝手な決めつけ」という話題で、大谷さんは「太った人は神経質でない」と答える。(それじゃ、悪口に聞こえるとさんまさんもツッコむ。)理由は体型を気にしていて、ご飯をたくさん食べていた。それでもダメで「まぁいいか」と思ったら太ったと付け加えている。

大谷育江のカワイイ列伝その2

「おじゃ魔女ドレミシリーズ」で「ハナちゃん」の役に選ばれるも、演じるのはやはり難しい。赤ちゃんを観察して収録に臨んだところ、プロデューサーに「本当にスタジオに赤ちゃんがいるのかと思ってビックリ」と言うほど。今ある「ピカチュウのカワイイ声」の元となっているとも言える。

大谷育江さんのカワイイ列伝その3

幼い声を利用してセールス電話を、子どものフリをして断るのが得意と語っている。他にも「機動戦艦ナデシコ」のドラマCDの収録の際、決め台詞対決で「ピカチュウ」と言ったらしい。

ピカチュウとは?

でんきねずみポケモン。アニメはゲームで言うと黄色版(ピカチュウバージョン)のストーリーで、主人公のパートナポケモンでもある。

アニメポケモンのマスコット的存在で、世界的にも人気がある。最初の登場シーンは、ゲーム初期の赤緑版に近い丸みあった。ゲームの設定同様、パートナーポケモンは「フシギダネ」「ヒトカゲ」「ゼニガメ」。サトシのパートナーとして選ばれた理由は「ゲームで他のポケモンを選んだ子がかわいそう。それはイヤだな。」と、湯山監督が答えている。

現在放送中の「ポケットモンスターサン&ムーン」のピカチュウ。サトシと様々な地方をめぐって、激しいバトルをして来たため体はシャープになっている。時々ギャグシーンになると、サトシと一緒に驚いたり呆れたりなどコミカルに表現しているのも魅力である。

サトシ「これが、オレたちのゼンリョクだ!スパーキングギガボルト!!」。バトルシーンは、カッコよくド派手の演出!Zワザを出すシーンは、まるで二頭身のヒトと見間違えるほど。今後もピカチュウの活躍に注目!

「ピカチュウのたに」で藤田ニコルが声優を!

アニメ「ポケットモンスターサン&ムーン」が10月7日日曜日に引越し。最初の放送「ピカチュウのたに」でアイドル的存在「クリンちゃん」役を演じている。

毎週日曜の朝に放送されている「ポケんち」にて、収録現場の様子や演じた感想を話していたニコるん。その際「ピカチュウ語で自己紹介してみて?」と、振られてパニックに陥っていた。ポケモンの鳴き声をは簡単そうに思えるも、感情を乗せて演じるのはやはり難しいものである。

この回を参考にすると、ピカチュウはクリンちゃんに対して「戸惑い」や「照れる」。番長ピカチュウとのケンカを描いているシーンは「怒る」「張り合う」と、カットごとに説明するとヒトと同じように感情が動いているのが分かる。それを「ピカチュウ」だけで、感情表現してい技術はさすがプロといえる。

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映画ポケモンキミにきめた!とは?

アニメ第1話、サトシとピカチュウが最初に出会う話。まだピカチュウがサトシになついていなかった頃、偶然雨上がりの虹が出た時伝説のポケモン「ホウオウ」が現れる。「ホウオウ」が落とした「虹色の羽根」を拾ったサトシは、マコトとソウジと「ホウオウ」の伝説を知るボンジイと共に「ホウオウ」を探しに行く。

旅の中でポケモンとの出会いと別れを共に笑い、共に涙を流す。映画で「タマムシジムのエリカ」とのジムバトルでも、ピカチュウでバトルするシーンも描かれている。しだいに、二人の絆は深まっていた。テレビアニメでも描かれていた「ヒトカゲ」や「バタフリー」のシーンも、盛り込まれているのもこの映画の魅力の一つ。

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ピカチュウが喋った!その言葉とシーンとは?

旅を続けてサトシとピカチュウの距離が縮まりつつあった。影で見ていた幻のポケモン「マーシャドー」。このポケモンが、サトシとピカチュウの関係を脅かす存在となる。

幻のポケモン「マーシャドー」とは?

ポケモン映画でベテランのやまちゃん(山寺宏一さん)が声を担当した幻のポケモン。映画の宣伝番組で「どうやってセリフを言っているの?」が話題となった。劇場では特別にプレゼントされたポケモン。その実力は、ピカチュウを追い詰めるほどの強さを秘めている。

クロスとバトルの後、負けたことに納得いってなかったサトシ。「ピカチュウなら勝てた。」というセリフに、ソウジたちが反論する。ピカチュウと二人になった時も、サトシは苛立っていた。そして「オレはホウオウに選ばれたんだ。ピカチュウさえいなくても。」と負の感情が、マーシャドーを呼びピカチュウのいない幻の世界へ迷い込んでしまう。

ホウオウに関係する、光と影

ボンジイ曰く「ホウオウによって命を吹き込まれた三体の化身。」である「エンティ」「スイクン」「ライコウ」に出会ったサトシたち。「虹色の羽根」を持つサトシは「虹の勇者」と呼ばれ、「ホウオウ」に会う資格を持っている。しかし、悪い心で「虹色の羽根」を持つと色が消え「マーシャドー」が現れるという。

先回りしていたクロスが、サトシの持っていた「虹色の羽根」でホウオウに会うためバトルを挑む。サトシが勝ったが、クロスはサトシから「虹色の羽根」を奪ってしまう。

それを見ていた「マーシャドー」が影から現れ、周囲のポケモンを操りサトシたちを襲い始める。

ピカチュウが喋ったきっかけは、最初の出会いの再現

映画の最初、ピカチュウをオニスズメの群れから守るサトシのシーンがある。その出来事は、サトシとピカチュウ絆が生まれるシーンでもある。

サトシはどんな状況になっても、ポケモンは友だち。絶対に助けるという思いから、言葉より体が先に動くのがサトシの特徴。それは「マーシャドー」が操るポケモンたちを前にしても同じであった。

マーシャドーが繰り出したワザによって、ひんし寸前までダメージを受けてしまったピカチュウ。サトシは覚悟を決めて、操られているポケモンたちにの前に立った。無謀と思われるが、これがサトシのやり方。自分のことより、ピカチュウを守ることで必死。

サトシ「お前ら、オレをだれだと思っている。オレは、マサラタウンのサトシ。世界一のポケモンマスターになるんだ。こんなことに、負けない!」

たくさんのポケモンが立ちはだかっていようと、サトシは決してひるまない。「どんな状況であろうとも、ピカチュウは守る!」という気持ちが、サトシのセリフに力強さを感じさせるシーン。

ところが、ピカチュウはボロボロの体をおしてサトシを助けようとする。しかし、バランスを崩してしまいサトシが「ピカチュウ…なんで、入ってくれないんだ。」と思わず言葉をこぼす。

ピカチュウ「いつも…いつも、いっしょに…いたいから。」意識が薄れていきそうになったサトシだったが、ピカチュウがサトシにそう喋った。

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ピカチュウが喋った理由とは?

アニメ化の際「ピカチュウは人間の言葉を喋る」とロケット団のニャースのような構想があった模様。しかし総監督の湯山邦彦さんは「(ピカチュウが)喋ったら可愛さが失われてしまう。」という判断でなくなった。声優の大谷さんが「ピカチュウ」の言葉だけで感情を表現できていたのもあるという。サトシを呼ぶ時は「ピカピ」、嬉しい時は「チャ~」などというセリフで表現している。

サトシの幻聴説

マーシャドーの幻によって、サトシはピカチュウがいない世界に飛ばされたシーン。その後遺症で、ピカチュウが喋ったように聞こえたのでは?激しいバトルでサトシの体力が弱っていた事から、そう喋ったとサトシが思い込んでいるのでは?

サトシとピカチュウの絆説

映画20作品目という節目、ピカチュウとの出会いから長い旅を経てココロが通じたのではないか…という説。

どんな環境でも、どんなに強いポケモンでも…。共に苦楽を分かち合った、まさにベストフレンド。だからこそ、サトシにはピカチュウがそう喋ったと。喋った瞬間サトシは「ピカチュウ、おまえ」までしか、セリフはないが。(そこまで、オレのこと思ってくれていたのか?)というニュアンスと、捉えても過言ではない。

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ピカチュウが喋ったことに対するファンの反応は?

まとめサイトはセリフに対して賛否両論

まさに衝撃的。海外では言葉にならないリアクションするほど。日本より海外の方が混乱している様子。英紙ガーディアンでは「(ピカチュウが喋ったことに対して)日本ではここまで大きな話題にならなかったが、海外ファンは混乱。ショックを受けた。」と報道した。子供向け映画だから、昔から知っている大人の方が影響が大きいようだ。

「劇場で叫ぶところだった」「いい最終回」「感動した!」と驚き交じりの絶賛のコメント。「名探偵ピカチュウの布石」「違和感がある」「ピカチュウが喋り出したら世界が崩壊する」「普通に喋ったら、バトルとかできなくなるじゃん…」と、湯山監督の予想が的中したコメントもあった。

ツイッターではセリフのシーンに感動の渦!

セリフのシーンに対しては、特に大谷さんの演技が凄い!と絶賛するツイートがあるほど。見ているとやはり、第1話のアニメを見ていた世代が号泣というつぶやきが多く寄せられてある。ピカチュウが言葉として喋ったことは、映画を見た人の心震わせたことが明確にわかる!

実は、テレビアニメで喋っていた?

調べたところでは、既に喋ったことがあると判明!「ポケットモンスターXY」81話ピカチュウはスター!?映画デビュー!!の回。

ゲームで登場した「マスクド」「アイドル」「マダム」「ハードロック」「ドクター」とおきがえピカチュウがアニメに出た話で、サトシのピカチュウは映画の主役として活躍した。

配役は「スーパーピカチュウ」。映画の撮影ということで、大谷さんがそのまま喋っている。アニメでも、吹き替えのシーンを採用しているほど。(さすがに、ピカチュウ語だけではアニメが成立しないためと思われる)

ピカチュウが喋った真相についてまとめ!

さまざまな説や憶測が広がっている中、湯山監督としては「ピカチュウはなぜ喋ったのか?」真相に迫りつつ、その思いを紹介していく!

あえて喋ったのには、理由がある

サトシになついていなかった、時にはケンカもした…。アニメで長く旅をしてきて、気心はしれている仲だからこそ言葉にして喋ったことで伝わるものもある。「一緒にいたい」あえて喋ったことで、ピカチュウの気持ちを表したのだろう。湯山監督のインタビューで、モンスターボールに入らない理由として「ずっと一緒」を表現したかったと答えている。

アニメでも度々「ピカチュウの進化」に触れるシーンがある。それでもサトシは「ピカチュウのまま。ありのままで、強くなりたい」。そんなサトシの言葉に、少なからずピカチュウもココロに響いたとも思う。反対にあのシーンは「ピカチュウ語」では伝わらない。あえて言葉として喋ったことで、ピカチュウの思いを形にしたシーンではあると思われる。

10歳の少年サトシという、原点から描いた作品

サトシの「ポケモンは友だち」と当たり前になりつつあるセリフ。少年のココロで喜怒哀楽を表しているサトシは、友だちを守るのが当たり前!という思いから無茶といえる行動をする。友だちだから、時にケンカをする…困難な壁にぶつかる。それを「キミにきめた」を通じで、湯山監督が伝えたかったものであると考える。

子ども目線では新鮮、大人では驚きと感動。まさに全世代が感動する名作となった「キミにきめた」。ピカチュウの涙は、世界中のポケモンファンに響いたと言える。来年の映画もリメイク版?の予告。再び劇場で感動が広がることが期待される!

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