ストレンジャー・シングスシーズン2の全話あらすじ！ネタバレ感想や評価も

ストレンジャー・シングスとは、Netflix（ネットフリックス）という動画配信サイトオリジナルの洋画ドラマシリーズです。2016年7月にシーズン1が公開されてから、全く新しいSFドラマとして世界中でまたたく間に有名になりました。約1年後の2017年10月にはシーズン2も公開されて、さらに面白くなったストレンジャー・シングスに世界中が熱狂しました。現在はシーズン3の製作がされています。

今回は、そんなストレンジャー・シングスのシーズン2のあらすじを全エピソード徹底紹介します。さらに、ストレンジャー・シングスシーズン2のキャストについてやネタバレの感想や評価も併せて紹介します。視聴したかたはどういった感想を抱いたのでしょうか？

あらすじのネタバレの前に簡単に作品について紹介します。「ストレンジャー・シングス 未知の世界」は、原題を「Stranger Things」とした動画サイト・Netflix（ネットフリックス）で公開された洋画ドラマシリーズです。シーズン1の続編であるシーズン2は2017年10月27日に公開されました。

ストレンジャー・シングスのシーズン2は全9エピソードで構成されていて、舞台はシーズン1から約1年後、ある自然現象によって再び主人公たちの住む町に影響が出てくる…というところから始まります。シーズン2では、シーズン1での焦点だったウィルの失踪は始まりに過ぎず、様々な不思議な現象が起こり始めます。

シーズン2には、シーズン1でも登場したメインキャラクターたちの他に、新しいキャラクターである転校生の女の子・マックス、マックスのお兄さん・ビリー、前作でも登場した研究所と関係のありそうな女性・ローマンなど、多数になります。また、シーズン2では、ホッパーと、彼の娘であるサラに焦点を当てることになると言われていました。

ここからは、ストレンジャー・シングスシーズン2のあらすじを全エピソード分ネタバレ紹介します。ストレンジャー・シングスのシーズン1を見てない方にはネタバレになることが多々あります。

シーズン1では、行方不明となった少年・ウィルと交代するように超能力を持った少女・エルが現れます。ウィルを捜索する中、奇妙な怪物が登場したり、ウィルがそばにいるはずなのに見えない、などという謎の現象が起きます。エルとマイクたちは怪物と戦い、それが終わったと同時にウィルは帰ってきました。しかし、シーズン1のラストではウィルの体に異変が残ったままだという事実を残してシーズン2へ繋がっていきます。

主人公たちが住む町・ホーキンスは今年もハロウィン一色に染まっています。ウィルが帰ってきて、問題は解決したように見えましたが、実はそうではありませんでした。ウィルは毎日夢なのか現実なのか分からない悪夢の現象に悩まされます。ウィルは定期的に医師のもとを訪れますが、その医者は研究所の人間で前回のモンスター同様なにかまだ実験をしているようで、シーズン1の敵はまだまだしつこく彼らにつきまとっている様子です。

また、マイクやダスティン、ルーカスは普段どおりの生活を送ろうと必死ですが、彼らの周りでかぼちゃ畑が荒らされたりなど次々と異変が起こり始めます。彼らは、ウィルの行方不明の事件と何か関係があるのではないかと思いますが、信じようとしません。そんな中、ゲームとスケートボードが得意な女の子が彼らの学校に転校してきて、彼らの間で話題になります。しかしマイクはそれも気に留めず、無線でエルを探す毎日。

一方その頃、警察署長のジム・ホッパーは家に帰ると誰かに話しかけますが、それが誰なのかは分かりません。テーブルには二人分の食事。誰かと二人で暮らしているようです。果たして誰なのでしょうか…？

エルはシーズン1で怪物たちと戦ったあと、裏側の世界の学校へと迷い込みます。マイクを必死に探しますが、そこで赤い光を放つ世界の裂け目を見つけ、力づくで通り抜けるとマイクたちの現実の世界へと繋がっていました。マイクの家に行こうとしたエルでしたが、沢山の警察を目の当たりにして森の中へと逃げていきます。

外へ出ては行けない約束をジムとしているエルですが、ハロウィンは仮想をするからばれないはずだと外出をねだります。エルを心配しているジムは、外へ出てトリック・オア・トリートをする代わりに、早く帰るから二人で家でお菓子を食べようと約束します。

ハロウィンの仮装を楽しむウィルたちでしたが、ウィルの母親・ジョイスはウィルが描いたクモのような不気味な絵を見つけ、ジョイスは泣いてジムに相談します。ハロウィンパーティーでは、誘った新入生・マックスも一緒にトリック・オア・トリートをすることになります。ウィルとマイクは唐突に裏側の世界のことについて話し始めます。マイクはどこか辛そうなウィルを必死に励まします。そんな中、ダスティンは自宅のゴミ箱で何か奇妙なものを見つけます。

第2話のラストでダスティンが見つけたのは、なめくじのような奇妙な生き物でした。ダスティンは何を思ったか水槽でその生き物を隠して飼うことにしますが、その生き物は日に日に大きくなっていきます。

トリック・オア・トリートの約束を破られて悲しいエル。すっかりすねていましたが、ワッフルがあると言われて二人でワッフル食べます。そんな中マイクの話になり、エルはマイクといつ会えるのかと尋ねます。あやふやにしようとするジムに腹を立てたエルは泣いて部屋に閉じこもってしまいます。

ジムと喧嘩したエルは、ジムと最初に約束した「カーテンを開けない」「ノックをした時しかドアを開けない」「一人で昼間に外に出ない」という3つの約束を全て破ってしまいます。エルはマイクを探しに学校へ行きます。マイクはダートを探している最中でした。エルが見たのは、マックスと仲良しそうに話すマイクの姿。エルは嫉妬してその場を離れます。

ダスティンはある日学校に変な生き物・通称ダートを持ってきて、みんなにこっそり見せます。するとウィルが、去年洗面所で吐き出した生物と形も鳴き声も似ていることに気づきます。ダートをどうしようかと相談する中ダートは逃げてしまいます。必死に探す4人。ダスティンが男子トイレでダートを見つけますが、みんなにはいなかったと嘘をつきます。ウィルはダートを探す途中で裏側の世界にまた迷い込んでしまいます。

外に出られない苛立ちとジムとの喧嘩が原因で外へ飛び出したエルは、ホーキンス研究所の資料を見つけ、エルのお母さんの居場所を知り、探しに出かけてしまいます。ウィルは相変わらず悪夢にうなされます。説明しようとしますが上手くジョイスに説明できません。絵で描いて説明してみてと言うと、いきなり沢山の絵を描き始めます。ウィルの描いた絵の怪物がビデオに写っていたのに気づいたジムとジョイスは、ウィルの描いた絵をヒントに再び謎解きを始めます。

変な生き物・ダートをみんなには内緒で家で飼っていたダスティンでしたが、ある日学校から帰ると水槽にダートの姿がなく、ダートが脱皮していることに気づきます。ダートを探していると、部屋の隅っこでペットの猫を食べているダートを発見してしまいます。

ウィルの描いた沢山の絵を家中でつなぎ合わせると、それはつるの絵だとジムが気づき、絵を頼りに荒らされたカボチャ畑へと行きます。カボチャ畑へついたジムは地面をほり続けます。するととうとうつるの中に到達し、ジムは一人で裏側の世界へと降りていってしまいます。

ペットの猫を食べていたダートに驚いたダスティンは、とうとうダートを閉じ込めることを決意し、それに成功します。その一方で裏側の世界に一人で迷い込んだジムでしたが、トンネルのようなところを歩いていると毒のようなものを吹き付けられて倒れていまいます。ジムが危ないことに気づくウィル。ジョイスにその事を伝えます。そこにジョイスの彼氏であるボブがやってきて、ウィルの絵からそれが地図であることを気づき、ジムの居場所を突き止めます。

ジムは裏側の世界で怪物と戦いますが、その怪物を燃やし始めた途端にウィルも現実世界で激しく苦しみだします。その姿はまるで裏側の世界とウィルの体は一体になっているかのようでした。

エルはジムがピンチのことなど知る由もなく、エルの母親を超能力で追跡し見つけます。ですが、エルの母親はコミュニケーションが取れない状況にあるだけでなく、目の前にエルが居ることさえも分からない状態になっていました。エルは悲しくなりますが、超能力を使ってみると、エルのお母さんが何かを伝えたがっていることに気づきます。母親が見せたがっていたのは、エルを出産したときの恐ろしい真相でした。

ジムは地図で突き止められたこともあり無事に救出され、処置を受けてなんとか一命をとりとめます。ジムはエルに対して愛情のこもったメッセージを送っていましたが、家を飛び出してしまったエルには届くことはありません。

一方ダスティンは、ダートの真実を伝えようとみんなに連絡しますが、みんなには連絡が届きません。そこでダスティンはスティーブとを味方につけてダートを様子を見ることにします。ダートを閉じ込めた部屋にスティーブを連れ込むと、なんとダートはそこにはいませんでした。自力で穴を掘って、その部屋から脱出していたのです。

ダートを探していたダスティンとスティーブは、ついに森の中でダートを見つけます。スティーブはダートに向かって勇敢に戦いますが、巨大化したダートに殺されかけスティーブたちは必死に逃げます。そんな中、ダートは突然消えてしまいます。

ウィルは燃えるような苦しみで狂ったあとに緊急処置を受けますが、それが原因か記憶をかなり失ってしまいます。ウィルは怪物に乗っ取られたときの感情とウィル自身の本当の感情との間で揺れ動きますが、怪物は着実にウィルを乗っ取り始めていました。

エルは、エルの母親がある少女を探してほしいと言っていることに気づきます。超能力を使って彼女を探し出します。その少女は、第1話の冒頭にも登場していた不良グループの女の子・カリでした。番号のタトゥーを見せあった二人は、お互いにシスターと呼んで仲良くなります。そこでエルはカリの所属する不良グループの仲間入りをすることになります。カリがエルに任せた初仕事は、研究所で働いていたレイという技術者を殺すということでした。

エルはレイを任務通りレイを殺そうとしますが、レイに子供がいると分かって殺すのをためらいます。殺せと命令し続けるカリを見て、エルは動揺してしまいます。ここに残って復習を続けるべきか、ジムとの元の生活に戻るべきか考えていると、ジムとの幸せな思い出を思い出し、ジムとマイクたちに危険が迫っていることに気づきます。

カリはせっかく出会えた心の拠り所であるエルをなくすこと動揺していましたが、エルの強い決心を目の当たりにして、最後は能力を使ってエルを逃げ出させる手助けをします。

ウィルの異変に気づいたマイクは、ジョイスにウィルは裏側の世界からのスパイで、ウィルを眠らせないと裏側の世界の怪物に自分たちの今の居場所も知られてしまうと警告します。それを聞いたウィルはマイクが嘘つきだと叫び続けますが、ウィルはジョイスが誰だか答えられないほど怪物に乗っ取られてしまいます。泣く泣くジョイスはウィルを眠らせることにします。

ジョイスの彼氏であるボブも、ウィルのために何かしたいと進んで危険な役を買ってでます。オーウェンス博士に従いながら注意深く裏側の世界の進んでいきましたが、怪物に気づかれて追いかけられます。助かったと思った瞬間、ボブはジョイスの目の前で怪物に殺されてしまいます。

マイクは、ダートやウィルは、ウィルが絵に描いていた黒くて大きな怪物・シャドウモンスターに操られているのではないか、そのシャドウモンスターを倒せばこの暴走を止められるのではないかと気づきます。そして、裏側の世界と繋がっているウィルなら、シャドウモンスターの弱点も知っているのではないかと思います。

ウィルを眠りから起こしますが、ウィルはまだシャドウモンスターに操られているままです。そこでウィルの周りで昔の思い出話をすると、ウィルの心が少し揺れ動きはじめました。マイクがウィルに思い出話をすると、ウィルがモールス信号で「ゲートを閉めろ」という暗号を送ってきました。怪物たちが居場所に気づいてしまった、と究極のピンチに陥っていたところ、エルがみんなの周りに現れて敵を倒しました。

イレブンとマイクはついに感動の再会を遂げます。エルは、マイクが毎日エルを探していたその声をしっかりと聞いていました。ジムが連絡をとるのを禁じていたことを告げると、マイクがジムに激怒します。

ウィルの体からシャドウモンスターを出そうと仲間は必死にいろんなことを試します。しかし何をしても苦しみ続けるウィルを見て、ジョナサンはもうやめてくれと懇願します。その時、ウィルは母親であるジョイスの首を締め始めました。ナンシーがウィルを痛めつけて、ようやく元の姿に戻ったウィルが目を覚まします。

トンネルの中で、ダスティンはいなくなったダートと再開します。攻撃されると思っていたところ、ダスティンはダートに餌をあげて優しく話しかけ、彼らはそこをあとにします。ダートは、ダスティンを信頼する心を持っていたのでした。

ジムは、彼が失った娘のようにまたエルを失いたくない、という思いから必死に守っていたとエルに打ちあけ、仲直りをします。そしてついにエルは能力を使って裏側の世界のゲートを閉めることに成功します。これはカリに教えられた能力のコントロール方法もあっての成功でした。みんなにやっと平和が訪れます。パーティーにはドレスアップしたエルも登場し、マイクとダンスを踊ってキスをします。

幸せに物語が終わると思いきや、裏側の世界で今も生きているシャドウモンスターが、裏側の世界の学校の上にいるというシーンで幕をおろします。

ストレンジャー・シングスシーズン2には、シーズン1のメインキャストの他にも新しいキャラクターが沢山増えています。ここでは、ストレンジャー・シングスシーズン2のキャストと役を一挙ご紹介します。

ウィルの失踪がシーズン1のストーリーの核でしたが、その失踪したウィルのお母さんがジョイです。息子を助け出すために奮闘するシングルマザー・ジョイを演じるのは、ウィノナ・ライダーです。「ビートルジュース」、「シザーハンズ」などでも活躍した有名女優です。ストレンジャー・シングスでは、息子を助けるべく奮闘する母親を熱演したため、完全復活したとの声も多いと評判で、今後の活躍も見逃せない女優です。

癌のため愛娘を亡くし、ドラッグとアルコールに依存しながらもウィルの捜索に手を尽くす優しい警察署長のジム・ホッパーを演じるのは、デヴィット・ハーバーです。彼は「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない」で有名な映画アワードであるトニー賞にて演劇助演男優賞にもノミネートされた経験のある俳優です。

ストレンジャー・シングスで1番のキーパーソンである、超能力を持った謎に包まれた少女・イレブン。そんなイレブンを演じるのは、弱冠12歳の天才子役・ミリー・ボビー・ブラウンです。お芝居だけでなく歌も上手で、テレビ番組に登場したときは歌やラップを披露したり等、多彩な才能を持っています。アメリカの大手芸能事務所であるウィリアム・モリス・エンデヴァー・エンターテイメントを契約し、これからの活躍がさらに楽しみな子役です。

イレブンを見つけて家にかくまうこととなるマイクは、フィン・ウォルフハードが演じます。フィンもまた早々と天才子役になりましたが、ギターが弾けてバンドの活動も精力的に行なっています。ギターと歌の腕前は素晴らしく、その他にも持ち前のユーモアで、インスタグラムで沢山のフォロワーを楽しくさせています。

ストレンジャー・シングスシーズン2の新キャラクターであるマックスは、タフで自信家な女の子です。男の子っぽく振る舞ったり、フィルなどの男友達にも強気な態度を見せる彼女を演じるのは、セイディー・シンクです。彼女はアメリカの放送局・NBCのテロリストをテーマにしたドラマ「American Odyssey（アメリカン・オデッセイ）」にも出演していました。

ここまでストレンジャー・シングスシーズン2のあらすじやキャストを紹介してきましたが、ここではそのネタバレを含む感想や、ストレンジャー・シングスシーズン2に対する評価を紹介します。ファンは一体どんな感想を抱いたのでしょうか？

シーズン2の第1話ではなかなかイレブンが出てこなくて、イレブンはどうなったのかと気になっていた人は多いようですが、最後の最後にイレブンがやっと登場するシーンがあります。なんとイレブンはホッパー警察署長と森の小屋で息を潜めて生活していました。ずっとマイクと出会えるときを待つイレブンの姿にうるっときた、というファンの感想もありました。

シーズン2の第1話冒頭で、警察に追われている不良グループが映し出されます。その中には、イレブンと同じように008と番号が刺繍してある少女がいます。警察に向けて能力を使い、そのあと鼻血を出す少女。イレブンと同じような特徴を持つその少女は後に重要人物としてストレンジャー・シングスシーズン2に登場するのですが、その登場の仕方がとてもかっこいい！という感想もありました。

シーズン2の第2話では、イレブンがストレンジャー・シングスシーズン1のあとどうなったのか、そしてさらに深くイレブンの過去について知らされることになります。絶対に誰にも見つかってはいけないイレブンですが、ハロウィンにどうしても行きたいとホッパーにねだったり、マイクに会いたいと思うシーンなどには涙なしには見られないという感想が多くありました。

「ストレンジャー・シングス」は、スティーブン・スピルバーグをも彷彿をさせる斬新なSFをテーマにしていて、1980年代を舞台にしたその雰囲気も人気を集めている理由のひとつです。大人気だったシーズン1で残された謎を紐解いていきながら、さらにストレンジャー・シングスの真相に迫っていくシーズン2はエピソードごとにハラハラ・ドキドキする展開がいっぱいで、感想をみてもわかるようにその世界観のとりこになったファンも沢山いる人気ドラマシリーズとなりました。

シーズン3の放送は2019年だと発表され、予告編も少しずつ公開されて、また新たな謎も明らかとなってきています。シーズン3の舞台は1985年で、当時に公開された人気映画である「バック・トゥ・ザ・フューチャー」も関係するシーズンとなることが最近発表されました。どんな展開になるのか全く予想できないSFシリーズ、ストレンジャー・シングスシーズン2はNetflix（ネットフリックス）で人気公開中です。