クリミナル・マインド 国際捜査班の打ち切り原因は？キャストや日本人ゲストも紹介

人気海外ドラマ「クリミナル・マインド国際捜査班」は、人気ドラマ「クリミナル・マインド」のスピンオフ作品ですが、打ち切りになってしまった原因や、キャストのご紹介をします。更に、日本を舞台にしたストーリーも織り込まれており、日本人ゲストも出演していますので合わせてご紹介します。

クリミナル・マインド国際捜査班は、動画視聴サービスU-next、dTVで視聴出来るほか、TSUTAYAレンタルや、au光でもチェックできるので、動画サービス契約していないかたは、レンタルして視聴することもできます。本家はその他、Huluなどでも視聴が可能になっています。

大人気海外ドラマ「クリミナル・マインド」の新シリーズスピンオフ作品として始まった「クリミナル・マインド国際捜査班」は、海外で凶悪犯罪に巻き込まれた米国人を救う、FBI国際犯罪特別捜査班（IRT）を描いたドラマです。

あらすじの通り、クリミナル・マインド特別捜査班は世界各国を飛び回ります。ヨーロッパやアジアも舞台になっており、各国を舞台にしたストーリーは、行ったことのない国の情景も見え、「各ストーリーの色」がそれぞれ変わっており、飽きずに楽しめるドラマとなっています。

ドラマ「クリミナル・マインド国際捜査班」の中で、FBI国際捜査班のリーダーです。非常に優秀なベテラン捜査官で、本家クリミナル・マインドのBAUチームのデヴィット・ロッシとも親しい関係として描かれています。キャストはゲイリー・シニーズ/Gary　Siniseさんと言い、シカゴ出身で役者の他にも、監督や映画製作も行っている、大物有名俳優さんです。

ジャック・ギャレットが最も頼りにする捜査官です。文化人類学者で、外国の文化に詳しく13カ国語を話す才女です。長期休暇を取っていましたが、滞在先のタイでFBI国際捜査班の操作に協力したことで復帰することを決意しました。キャストは、アラナ・デ・ラ・ガーザ/Alana　de　 la  Garzaと言い、オハイオ州の出身です。大ヒットドラマに多数出演しています。

高いプロファイリング能力を持っており、更に体力・行動力にも秀でたFBI国際捜査班の捜査官です。本家となっているBAUチームとの捜査経験もあり、本家ドラマ出演のデレクモーガンやジェニファージャロウとも親しい背景が描かれています。キャストは、ダニエル・ヘニー/Daniel　Henneyといい、ミシガン州の出身です。188ｃｍの長身でモデルとしても活躍しており、韓国ドラマにも出演し、日本でも人気の俳優さんです。

元検視官という経歴のFBI国際捜査官です。現場では、医学の知識を用いて捜査に貢献しています。明るく活発な性格で、マシュー・シモンズと仲が良い描写が多く印象的です。キャストは、アニー・ファンケ/Annie　Funkeといい、映画での出演が多い役者さんです。

国外にいるFBI国際捜査班のメンバーを後方支援する優秀な分析感です。アメリカ国内の被害者家族のケアも担当しており、本家ドラマの、ペネロープガルシアと親しい場面が描かれています。キャストは、タイラージェームズ・ウィリアムズ/Tyler　James　Williamsと言い、同じく人気ドラマ「ウォーキング・デッド　シーズン5」にも出演しており、ミュージシャンとしても活動しています。

クリミナル・マインド国際捜査班の第4話は、日本（アジア）が舞台となったストーリーです。４話には、日本人ゲストで小澤征悦（おざわよしゆき）さんが出演しています。役柄は日本人の警視庁刑事役で、国際捜査班と共に捜査に繰り出していきます。

クリミナル・マインド国際捜査班の撮影はロサンゼルスで行われていたので、小澤さんもロサンゼルスで撮影に臨んだそうです。もちろん英語での演技で発音も「ネイティブのようだ！」と好評でした。さらに、吹き替えもご自身で行っており、吹き替え版にも注目です。

クリミナル・マインド国際捜査班シーズン１の第１話から、本家クリミナル・マインドのレギュラーキャスト伝説の分析官「デヴィット・ロッシ」が出演しています。シーズン２の２話にも登場しています。ジャックとロッシは旧知の仲という設定ですが、実際でもお二人は仲良しということです。

クリミナル・マインド国際捜査班シーズン２の１話には、本家の天才ハッカー「ペネロープ・ガルシア」が出演しています。ラス・モンゴメリーと共感できる部分が多いのか、ラス・モンゴメリーと親しくなるシーンが描かれています。

クリミナル・マインド国際捜査班シーズン２の第10話では「エミリー・プレンティス」が登場しています。本家クリミナル・マインドでは、元エージェントで潜入捜査をしていたり、母親が元大使なのに、現場では頼りになる行動力を持ったエミリーも、国際捜査班にゲスト出演しています。

2017年2月から放送されていた「クリミナル・マインド国際捜査班」がシーズン2で打ち切りになることが決定しました。打ち切りの原因とはなんだったのでしょうか。ここで詳しく検証していきます。

本家クリミナル・マインドでは、視聴差数が750万人と言われていましたが、クリミナル・マインド国際捜査班シーズン2は500万人でした。視聴率が全てと言われている海外ドラマでは、人気ドラマのスピンオフでも視聴率が原因で打ち切りとなってしまうのです。

本家クリミナル・マインドはFBIの最強プロファイラーチーム（行動分析官）が主役となり、リーダーでクリミナルマインドの代名詞とも言える「アーロンホッチナー捜査官」をリーダーに様々な犯罪を行動分析によって解決していきます。

スピンオフのクリミナル・マインド国際捜査班は、スタートから「クリミナル・マインドっぽくない」や、単純に「面白くない」などと評判は良くなく、４話の日本のエピソードも微妙という評判が先行しており、打ち切りの原因の1つではないかと考えられます。

ジャック・ギャレット役で出演のキャスト、シニーズが主演だからダメだったのではないか。と囁かれています。人気海外ドラマ「CSI:NY」にも出演していたシニーズの再就職先として作られたドラマが「クリミナル・マインド国際捜査班」で、脚本もシニーズが関わっていました。「シニーズによるシニーズのためのドラマだった」とも囁かれてしまっています。

ゲイリー・シニーズさんが、悪い俳優さんというわけではありません。アカデミー助演男優賞を受賞したこともあるすごい俳優さんなんですが、シニーズさんの評価がよくないのには理由があります。

シニーズさんの評価は、「脇役をやって光る」という評価をされていることが多いのです。いい俳優さんでも主役になるとピンと来ないということがあります。シニーズさんもその一人なのですが、大物俳優さん故に、政治力や制作のトップ陣にもツテがあるのか、今回は主役+演出を行ってしまいました。

そのため、大物俳優が主演したけれども、視聴率が取れなかった。シニーズが原因なのではないか？と言われてしまっています。もちろん、何度もお伝えしますが、決して悪い俳優ではなく、その逆でとてもすごい俳優さんなのだということをお伝えしておきます。

人気海外ドラマ「クリミナル・マインド」には、「クリミナル・マインド国際捜査班」以外に過去にもスピンオフ作品がありました。「クリミナルマインド　特命捜査班レッドセル」。こちらはなんと1シーズンで打ち切りとなってしまっていました。ですが、本家のストーリーにも特命捜査班が出てくるストーリーがあり、クリミナル・マインドファンならこちらもチェックです。

本家「クリミナル・マインド」にはシーズン5で登場しており、メインのBAUチームより、型破りな捜査と連続殺人以外の凶悪犯罪も手がけており、BAUチームだけでは根絶できない数々の凶悪事件に挑む、一流プロファイラーチームが、レッドセルです。

Time After Time　タイム・アフター・タイム ～ H・G・ウェルズの冒険は1シーズン（全12話）で打ち切りになりました。また、Chicago Justice　シカゴジャスティスも1シーズン（全13話）で打ち切りになっています。過去にはLucky7（ラッキーセブン）というドラマが2話のみで打ち切りとなっているドラマもあります。

日本でのクリミナル・マインド国際捜査班の反応ですが、特に日本を舞台とした４話での反応がよくありませんでした。

原因はドラマ冒頭から「日本は自殺が文化。侍から神風特攻まで」や「日本人にとって、自殺は名誉ある行為」「そのせいで東京では日本人が毎日6人自殺している」など、日本人としては許せないであろうセリフが満載でした。これを受け、他の国が舞台であってもリアル感を持って見れない。などの声が多く上がりました。

日本で話題になるのが、シーズン１の第４話「死神のささやき」です。舞台は日本で行われます。築地。青木ケ原でアメリカ人が３人も自殺してしまいます。日本人の自殺率が高いから不思議に思わないが、アメリカ人から見ると異常な数字だからという理由で捜査がスタートします。

随所に出てくる看板や人々の雰囲気は、違和感がたっぷりです。看板の日本語がおかしかったり、お店の名前がおかしかったりと、日本人が見ると「なんだこれ？」と首をかしげたくなる様な雰囲気です。これもドラマの製作陣のリサーチ不足だと思うと、視聴者のテンションも下がってしまいます。

更に、「自殺は日本人の文化の一つ」と言われていたり、クラブでマスクをつけたまま踊るシーンが描かれていたり、青木ケ原には無数の靴やバックが散乱していたりと、これが日本と思われているのか、とがっかりする点が多く見られました。これを受けて日本では「これが日本と思われたら嫌」などと、いい評価を受けていない面があります。

色々な国が舞台となる、クリミナル・マインド国際捜査班では、他の国でも「これはちょっとな？」っと思われるような描写が描かれています。世界的にもリサーチ不足で制作された情景描写が不人気の原因の一つではないかと思います。

ドラマ「クリミナル・マインド国際捜査班」の日本人ゲスト「小澤征悦」さんです。演技では英語で演じており、こちらも好評です。

日本語吹替版のリョウ役も小澤さんが演じております。違和感のないアフレコは評価が高く、見所となっています。

日本人にも好評の声が多かった、マシュー・シモンズ（キャスト：ダニエル・ヘニー）が、スピンオフで打ち切りになった「クリミナル・マインド国際捜査班」から、本家「クリミナル・マインド」へのレギュラーキャストとして抜擢されました！！出演は本家シーズン13からの出演とのこと！爽快な体育会系行動派のマシュー・シモンズがまだまだ見られることになりました！

日本では、「舞台となった国の情景描写がひどい」などとあまり良い評判のないクリミナル・マインド国際捜査班ですが、シーズン2で打ち切りになってしまったのは、世界的にも同じように考える人が多く、リサーチ不足が一つの原因となっていたのではないでしょうか。また、ストーリー全体を見てみても、本家クリミナル・マインドと比べるとどうしても、展開の物足りなさが目立ってしまいます。

クリミナル・マインド国際捜査班のリーダーとして主演キャストのゲイリー・シニーズも大物俳優の一人で出演料も高かったのに、本家の視聴率よりも低迷してしまい、続編製作にストップがかかってしまったものと考えられます。

逆に、体育会系で行動はのマシュー・シモンズは評価が高かったためか、本家クリミナル・マインドへの出演が決定し、クリミナル・マインド国際捜査班キャストの中ではよかったキャストの一人とも言えます。

打ち切りになった原因を考察すると、視聴率の低さですが、視聴率が取れなかった原因は、製作陣の各国の情景描写リサーチ不足や、スピンオフならではの本家っぽさが感じられないストーリーも原因です。また、囁かれているシニーズの脚本関係や出演自体に原因があるとは考えにくいですが、これは皆さんがご覧になって感じて見てください。

本家にも干渉する部分が出ているスピンオフ作品は、クリミナル・マインドファンなら見逃せない作品だと思います。本家キャストが出演していたりと楽しめる部分もたくさんあるため、ファンなら一度は見ておくべきだと思います。クリミナル・マインド国際捜査班のシーズン3はありませんが、今後どうなるか、本家クリミナル・マインドにも注目です。

今回の記事ではクリミナル・マインド 国際捜査班の打ち切り原因や日本人キャストなどを紹介しましたがいかがだったでしょうか？犯罪心理のプロファイリングを中心に様々な活躍を見せる登場人物を描いた作品には多様な感想を抱いた方がいます。今回の記事をご覧になってクリミナルマインドに興味を抱いた方は是非クリミナルマインドをご覧ください。