2018年07月27日公開
2018年07月27日更新
ルーク・ケイジはどんなマーベルドラマ?能力やキャスト・感想をネタバレ紹介
マーベルドラマ「ルーク・ケイジ」のあらすじやキャスト、キャラクターの能力などを紹介します。マーベル作品にはこれまでも数々の名作がありましたが、「ルーク・ケイジ」もハラハラドキドキするドラマとなっています。ドラマ内の音楽も素晴らしく、惹きつけられるでしょう。キャストには多くの黒人俳優、女優が出演しています。マーベルファンの感想も載せてるのでぜひ最後までご覧ください。
目次
ルーク・ケイジはどんなマーベルドラマ?能力やキャスト・感想をネタバレ!
海外ドラマ「ルーク・ケイジ」はマーベルコミックを原作にした、ヒーローアクションドラマです。ドラマの舞台はニューヨーク・ハーレム。シーゲート刑務所で受けた実験により、銃弾をも通さない強靭な皮膚と怪力が備わった主人公ルーク・ケイジ(本名カール・ルーカス)が町の悪党たちと死闘を繰り広げます。
他のマーベル映画作品とドラマの世界観や設定、時系列などがつながっています。主人公であるルーク・ケイジは、同じくマーベルの「ジェシカ・ジョーンズ」にも登場して大暴れしていました。「ジェシカ・ジョーンズ」では語られなかった過去を、今回紹介する「ルーク・ケイジ」ではより詳しく描かれています。
ルーク・ケイジのあらすじをネタバレ!
ルーク・ケイジの決意
ルーク・ケイジはハーレムに引っ越し、奥さんのレヴァを失ってからは、超人としての能力使わずに普通の人と変わらない、凡人として静かに暮らすことだけを望んでいました。昼はポップの理髪店、夜はコーネルの経営するクラブで皿洗いをして働いていましたが、「ある出来事」がきっかけで、人助けを決意することになります。
街の掟
コットンマウスの異名を持つコーネルが自分の金を奪った犯人を探し出すため、ポップの理髪店を訪れました。ポップとコーネルは旧知の仲でした。犯人を捜しにミスティも来ますがポップは犯人であるチコを隠します。そして、チコを捕まえに来たトーンが暴走し、銃を乱射、ポップは客の少年をかばい、撃たれて死んでしまいます。
責任の所在
ポップの理髪店が襲撃されポップがこの世を去ります。彼の理髪店を維持するためには8万ドルもの金が必要だと知ったルーク・ケイジは「ある計画」を立てます。その頃、コーネルの拠点が次々と襲われるという事件が発生し、捜査を進めるミスティ刑事とスカーフ刑事は通常ではない犯人像に頭を悩ませていました。
試合開始
自分のお金を盗まれて怒り狂ったコーネルがロケット砲を使ってルーク・ケイジを狙い撃ちし、コニーの中華料理店とルークのアパートを吹き飛ばしました。機転を利かせたルークのおかげでコニーは助かりましたが、2人は瓦礫の下に生き埋めになってしまいます。コニーを助け出そうとするルーク。その時、自分がカール・ルーカスだった記憶が甦ります。
ルーク・ケイジ、名声のために
700万ドルを失ったコーネルは、ハーレム中の人間からお金を取り立てることを決意。さらに、この責任はルーク・ケイジにあると彼の悪い評判を広めます。ポップの追悼式はコットンマウスが費用を出し盛大に行われました。そして弔辞で多くの賛同を浴びます。しかし、その後ルークが真摯に弔辞を述べ、その会場にいる人々の心をつかみます。
無力な腰抜けども
スカーフ刑事は、警察が押収した銃器と引き換えに10万ドルをコーネルに要求しますが、払う気がないコーネルは彼を撃ち、その場から立ち去ってしまいます。警察内ではスカーフが汚職に手を染めたとうわさが流れますが、相棒のミスティ刑事はスカーフのけっぱくを信じて疑いません。一方、ルークと再会したクレアはポップの店で瀕死のスカーフを発見します。
本当の自分
ミスティ刑事に逮捕されたコーネルは証拠不十分で釈放されますが、彼のいとこ、マライア・ディラード議員は政治生命の危機に立たされます。一方、ルークに危機感を抱くコーネルは彼を呼びつけ、街から出ていかないと秘密をばらすと脅し、一度は街を出ることを考えるルーク。しかし、本当の自分を見つめなおそうと踏みとどまります。
果たすべき本分
聴取中にクレアの首を絞めたミスティはカウンセラーとの面談を受け自分の失態を認めます。その結果、操作復帰の許可が下りルーク・ケイジを逮捕するように命を受けます。一方、致命傷を負わされたルークは、瀕死の状態でクレアと再会することになりました。そしてルークの命を救うため、超人化したバーンスタイン医師に合いに行きます。
傷心の真実
レヴァが刑務所から持ち出したデータとバーンスタイン医師から衝撃の真実を知らされたルーク。さらに幼少期の記憶を思い出すために故郷にある父親の教会を訪れ、ルークを恨むウィリス・ストライカーが異母兄であることを確認します。その頃ダイアモンドバックは怪力の出る手袋をつけ、ルーク・ケイジを名乗って警察を殺していました。ルークはクレアと共にハーレム・パラダイスへ入り込みます。
袋小路
ダイアモンドバックは、ルークが出てこなければ人質を一人ずつ殺すと言いましたが、ルークはブレイカーを壊して停電させ、人質を逃がします。ダイアモンドバックはルークの目の前でキャンディスを2階から落とし、スークが助けた瞬間を狙い、撃ちますが外します。
混沌に謳う詩
ハーレム・パラダイスで逮捕されたルークは移動中に逃走し、ハーレム中の警官から追われる身となります。しかし、街ではルークの無実を信じる黒人が増加し、多くの人が穴の開いたパーカーを着てルークに扮して警官を惑わせます。そのため警官のルーク捜査は一向に進みません。
ルーク・ケイジのやり方
住民の前で対決することになったルークとダイアモンドバック。壮絶な戦いの結果、ダイアモンドバックは重傷を負い逮捕され、ルークはミスティ、クレアと共に警察署に出頭し、自分の無実を語ります。重傷をおったダイアモンドバックは病院で治療を受けていましたが、その病室にいたのはルークを防弾の身体にしたバースタイン医師でした。
ルーク・ケイジの主要登場人物まとめ!能力も紹介
ルーク・ケイジ
主人公ルーク・ケイジの本名はカール・ルーカス。ルーク・ケイジはシーゲート刑務所から脱獄した後から使用していた名前で、「ルカの福音」と「檻」からとっています。神父の父のもとに生まれ、異母兄弟のウィリス・ストライカーがいます。ウィリスは愛人の子、ルークは正妻の子で、この父親がルークにばかり目をかけて愛人とウィリスには冷たく接したことにより、後で悲劇が起こります。
子供のころは仲が良かったウィリスとルークですが、車を盗み警察に捕まったことがきっかけでウィリスは少年院に送られます。ルークも同じく警察に捕まったはずなのに父親の力で少年院送りにはならず海兵隊へ。その後ルークは警察官になりますが、ウィリスにはめられ無罪なのに殺人罪でシーゲート刑務所に送られます。そこで妻となるレヴァと出会います。
シーゲート刑務所では看守による不正が横行しておりルークもそれを強制させられます。それは囚人同士を戦わせて勝ち続けるというものです。ルークは戦い続けますが、看守の不正の証拠をつかもうと決心します。そんなとき、囚人たちから暴行を受け、重傷を負います。もう助からないとまで言われましたが、ある実験の実験台にされます。実験が成功したルークは強靭な体を手に入れます。
ルークの能力は様々あります。最大25トンもの重さを持つことができる超人的な強さ、無限に近い超人的なスタミナ、至近距離から放たれた銃弾を跳ね返し、高所から落ちてもけがをすることなく、バスにひかれても大丈夫な鋼の皮膚、万が一怪我をしても常人の1/3の時間で治癒する速攻治癒、全く鍛えることをせずとも常に屈強な体を保ち続ける肉体など、彼の能力を挙げだしたらきりがありません。
ダイアモンドバック
本名はウィリス・ストライカー。ルークの異母兄で、ルークに無罪の罪を着せて刑務所に送りました。父親の愛を受けて育ったルークを憎み、今回の事件を引き起こします。
コットンマウス
コトンハウスの本名はコーネル・ストークス。ハーレムを中心にニューヨークのダウンタウンに君臨するギャングのひとりです。クラブ「ハーレム・パラダイス」を経営しています。彼の通り名である「コットンマウス」は、ダウンタウンの住民たちからは恐怖の対象となっていますが、彼自身はこの名で呼ばれることを嫌います。
彼は赤ん坊の頃、祖母であり当時のギャングの顔役だったママ・メイベルが経営するクラブ「ハーレム・パラダイス」の前に捨てられていたのを拾われ、彼女の娘、マライアと共に育てられました。幼少期は不良少年とつるんで悪さをすることもありましたが、ピアノは得意で、将来は音楽家になることを夢見ていました。彼は歯が3本なかったため「コットンマウス」と呼ばれ、からかわれていました。
ブラックマライア
ブラックマライアの本名はマライア・ディラード。体重181kgある巨大な黒人女性です。表の顔は黒人を味方につける政治家ですが、裏では偽の救急車で死体を盗み、金品をはぎ取るという手口で稼ぐ「ラット・パック」のボスです。特殊能力はありませんが、その巨体を生かした格闘戦を得意とします。
コットンマウスの母親、ママ・メイベルに対してコンプレックスに近い嫌悪を抱いていますが、コットンマウスのことは幼いころから可愛がって面倒を見ていました。コットンマウスも慕っていて、いとこ同士で運命共同体として悪事を働いています。
ミスティ・ナイト
ミスティ・ナイトはハーレム出身でニューヨークの市警です。情に厚く人間らしい弱さをよく見せるキャラクター。身体能力と洞察力に優れています。原作では右腕をとある出来事で失ったことをきっかけに、ヒーローの1人となります。能力としては格闘能力が高く、さらに犯罪現場やその写真を見ながら精神統一することで、その状況を脳内で再現し、精密に分析する能力を持ちます。
シェイズ
本名はエルナン・アルバレス。ウィリス・ストライカーの部下で殺し屋です。コットンマウスの監視役として彼の元へ送り込まれました。しかしウィリスの行き当たりばったりの計画についていけず、その態度が気に食わないウィリスに殺されかけます。最後はマライアとタッグを組むことになりました。
ルーク・ケイジの主要キャストを紹介!
マイク・コルター(ルーク・ケイジ役)
主人公「ルーク・ケイジ」のキャストは、マイク・コルター。彼がドラマの役作りで苦労したことはルークらしい体を作るために、15kgもの筋肉をつけたことだそうです。ただ、ここまでの身体になると、スタントマンを見つけるのが大変なようで、アクションも含め9割は自分で演じていました。身体能力が高く、アクションもしっかりこなす俳優です。
マハーシャラルハズハズ・アリ(コットンマウス役)
「コットンマウス」のキャストは、アフリカ系アメリカ人のマハーシャラルハズハズ・アリ。通常はオーディションなどで配役が決まることが多いですが、ルーク・ケイジのキャスティングを手掛けるディレクターが結び付けてくれたようです。マーベルドラマで活躍した彼はオスカー俳優となり、今後ますます活躍の幅を広げるでしょう。
アルフレ・ウッダード(ブラックマライア役)
コットンマウスのいとこでハーレムの政治家「マライア」のキャストはアルフレ・ウッダード。アカデミー賞助演女優賞にもノミネートされたこともある実力派の黒人女優です。格闘シーンなど迫力のある演技で魅了されます。裏表がある役を演じるのでそこにも注目して見ると面白いでしょう。
シモン・クック(ミスティナイト役)
「ミスティナイト」のキャストはシモン・クック。事件現場の写真を見るだけでその場にいるような検証ができるという能力をもつ役でした。気が強いミスティナイトの役を見事に演じ切りました。男性に交じっても劣らないオーラは彼女の芯の強さを見ることができます。
テオ・ロッシ(シェイズ役)
ルーク・ケイジとともにストリート・ギャングのメンバーだった過去を持つキャラクター「シェイズ」のキャストはテオ・ロッシ。アメリカ合衆国の俳優であり、プロデューサーとしても活躍しています。また、チャリティー運動等においても積極的に活動していることでも知られています。映画にも多数出演。私生活でもパパになるなどファンもどんどん増えています。
ルーク・ケイジを見た人の感想・評価をネタバレ紹介!
「ルーク・ケイジ」の音楽が秀逸だった!
「ルーク・ケイジ」の音楽はプロデューサーやR&Bユニットのルーシー・パールでの活動でも有名な「アリ・シャヒード・モハメッド」が手掛けています。ドラマ内のクラブ「ハーレム・パラダイス」での音楽も手掛けており、ドラマ全体が音楽とは切り離せません。ルーク・ケイジは70年代のブラック・ムーヴィ全盛の時代に生み出されたものだからテーマ曲にも時代の匂いを持たせ、マーベルらしいパワーも感じさせる音楽となっています。
「ルーク・ケイジ」は憂いの残る素晴らしい作品!
NETFLIX「ルーク・ケイジ」13話終了!
— バッファロー吾郎 竹若 (@takewakatake) October 2, 2016
濃厚ですが一気に観ちゃいました。
「デアデビル」「ジェシカ・ジョーンズ」に続いての配信で期待というハードルも高くなっておりますが、余裕で越えていきました!
オリジナリティの塊みたいな作品に仕上がってます。#ルーク・ケイジ
マーベル作品のファンからは、「パワフルなルークの暴れっぷりは見ていて気持ちがいい!」「全編通して黒人音楽や黒人文化へのリスペクトを感じます」「女性刑事役の人が魅力的」など様々な感想がネットにあげられました。ルークの男気溢れる性格や戦い方に心を打たれた方も多いのではないでしょうか。
ルーク・ケイジは面白いマーベルドラマだった!
マーベルドラマ「ルーク・ケイジ」は全体的に黒人社会や文化を色濃く書いたドラマです。キャストにも黒人俳優、女優が多数います。音楽やカルチャーはもちろん、貧困や格差、人種問題なども、随所に取り入れられた内容です。昔流行した黒人俳優主演のアクション映画そのもので、ギャング・ドラマ的なスリルと、アメコミらしい超人ヒーロー誕生物語がうまく重なり合っています。豪華キャストにも注目しながらぜひ見てみてください!