ヴィンランド・サガの2期はいつから放送？アニメ1期の続編は原作の何巻から？

『ヴィンランド・サガ』は、漫画家・幸村誠による歴史漫画およびそれを原作としたテレビアニメ作品です。2005年から『週刊少年マガジン(講談社)』にて連載されています。本作では、世界を席巻していたヴァイキングたちの生き様が描かれており、主人公のトルフィンは11世紀に実在したとされるアイスランド商人ソルフィン・ソルザルソンがモデルとなっているようです。

• プロローグ
• 幼少編
• ブリテン編
• 奴隷編
• アジサシ編
• 北海横断編

『ヴィンランド・サガ』のあらすじは明確に章分けされているわけではありませんが、構成を参考にすると上記のような各編に分けることができます。ここでは、主人公が成人する前の章「プロローグ」を見ていきましょう。舞台は11世紀初めの西ヨーロッパ・フランク王国領です。

この時代のヨーロッパでは、恐るべき速度で略奪を繰り返すヴァイキングが存在していました。ある日、とあるヴァイキングの集団がフランク領内にある財貨を1つ残らず奪い去っていきます。それを指揮していたのがアシュラッドという男。そしてアシュラッドの指揮のもとで斥候を務める人物が、2本の短剣を武器にした主人公・トルフィンでした…

月刊少年マガジンと月刊アフタヌーンで連載中の漫画『ヴィンランド・サガ』は、2019年7月からアニメ1期がNHK総合にて放送されていました。続編となるアニメ2期の制作についてですが、今のところ発表されていないようです。では、『ヴィンランド・サガ』の続編制作の可能性はあるのでしょうか？また、もし続編が制作されるのであればいつから放送されるのでしょうか？ここでは、続編制作の可能性を中心に考察していきます。

ここでは、アニメ2期『ヴィンランド・サガ』における続編制作の可能性を「円盤売り上げ」から考察していきます。アニメ1期は原作とは構成が変えられており、幼少期編から物語がスタートしていました。幼少期から始まっているため、ストーリーの流れや主人公・トルフィンの生き様が分かりやすくなったことで、原作を読んだ人だけでなく原作を読んだことが無い人にも好評だったようです。

「5ch民が選んだベストアニメランキング2019」ではランキング9位にランクインしているため、アニメ1期の人気が高いことが分かります。しかし、アニメが人気であっても円盤(Blu-ray・DVD)の売り上げはあまり良くありませんでした。

1巻の売り上げは265枚となっています。円盤売り上げのボーダーラインはネット上の説によれば3000枚が採算ラインで、5000枚が続編制作のボーダーと言われているため、2期制作の可能性を円盤売り上げの面から見ると、可能性が低いと言えるでしょう。

• ピアノの森
• ログ・ホライズン
• 境界のRINNE
• ファイ・ブレイン 神のパズル
• ベイビーステップ
• クラシカロイド

次にアニメ2期『ヴィンランド・サガ』における続編制作の可能性を「NHKアニメとの関係性」から考察していきます。本作のアニメはNHKから放送されていますが、ここでNHKアニメで放送されたということを考慮すると2期制作の可能性は高いと言えるでしょう。

なぜなら、これまでにNHKでアニメ化された作品は、円盤売り上げに関係なく続編が制作されているからです。ちなみに、これまでにNHKで放送されたアニメを上記で一覧化していますので参考になさってください。

次にアニメ2期『ヴィンランド・サガ』における続編制作の可能性を「原作ストック」から考察していきます。まず、2期が制作される可能性が高いと言っても、原作ストックが無ければ制作しようがありません。

アニメ1期が原作をもとに映像化されたのは、原作の8巻「ブリテン編」までです。そして、2期の制作を1期と同じように2クールで制作するためには、原作ストックが16巻あれば良いという事になります。ここで本作の原作を確認してみると23巻まで発売されているため、原作ストック面で見れば続編制作の可能性は高いと言えるでしょう。

ここまで続編制作の可能性を考察してきましたが、実際に続編制作が決定した場合はいつから放送されるのでしょうか？ここでは、2期の放送日を考察していきます。いつから放送されるのか？ということについて結論から言うと、基本的にはすぐではなく1～2年後に放送される可能性が高いと言えます。

なぜなら、最終回が放送された後、すぐに続編制作が決定した作品でも続編が実際に放送されるまで1年ほどの期間がかかるからです。そのため、本作の場合は2期制作が決定するまでにある程度の期間を要すると考えられるため、基準となる1年を考慮すれば1～2年後となります。

『ヴィンランド・サガ』のアニメ2期はいつから放送なのか？ということで、円盤売り上げや原作ストックなど続編制作の可能性を考慮しながら紹介してきました。では、もしアニメ1期の続編制作が決定された場合、『ヴィンランド・サガ』のアニメ2期は単行本の何巻からなのでしょうか？

アニメ1期では、トルフィンの幼少期からクヌートの即位、そして父親の仇であるアシュラッドの死と展開されています。その後の原作内容では生きる意味を失ってしまったトルフィンの姿が描かれていました。この部分を原作内容と照らし合わせると9巻からとなっています。それでは、ここから『ヴィンランド・サガ』の単行本9巻から16巻までのあらすじを見ていきましょう。

主人公・トルフィンは父の仇であるアシュラッドに復讐するために生きてきました。にもかかわらず、アシュラッドは殺害されてしまいます。トルフィンはその事実が受け入れらずに錯乱してしまったため、デンマーク軍を追放されてしまいました。さらにケティルという男の奴隷となったトルフィン。彼は奴隷としてデンマークのユトランド半島の森林開墾に携わり、そこで自分と同じ身分の奴隷・エイナルと出会います…

トルフィンは奴隷として生活を送っていく内に、少しずつ気力を取り戻すようになっていました。彼は復讐のために生きてきた自分と向き合うようになったことで、憎しみの感情以外に何も持っていないことを自覚します。それに気づいたことによって、彼は魚の仕留め方や屋根の直し方を学ぶことに感動を覚えるようになっていきました。

しかしそんなある日、トルフィンとエイナルが耕した畑を奉公人が荒らしにきます。それを見たトルフィンは怒りに身を任せて彼を殴りますが、逆に複数人から殴られて気絶してしまいました。

トルフィンは気絶した意識の中、かつて戦いの中で死んでいった人間と、アシュラッドの姿を見ていました。アシュラッドは彼に言います。「本当の戦いを戦え！本当の戦士になれ！」と…。そして意識を取り戻したトルフィンは、「俺はもう二度と人を傷つけない」と決意。彼は、父・トールが言った言葉の意味を理解していたのでした。

遂にトルフィンとエイナルは奴隷の身分から解放されます。しかし、一方で計略と陰謀を張り巡らせているクヌートの姿がありました。ハロルド王に毒を盛ったり、兵力を維持するために豪農の土地を奪おうとするなど冷徹な指導者として君臨しており、今や昔の臆病な姿など想像もつきません。

そんな彼が奪おうとした土地、それがトルフィンとエイナルたちがいたケティルの土地でした。ケティルの次男・オルマルがクヌートの罠にはまり、農場が狙われてしまいます…

クヌートがケティルの土地を狙う中、ケティルの農場に逃亡奴隷のガルザルが現れました。ガルザルはケティルの農場で働く妻・アルネイズを連れ去りに来たようです。しかし、略奪が当たりまえのノルド人にとってはガルザルへの仕打ちは普通でした。

そんなガルザルを見て、トルフィンは「戦争のない平和な世界など、ここでは成立しない」と気付きます。しかし、ここ以外でどこに平和な世界が存在しているのか？と考えている時に彼が思い出したのが、かつてレイフに教えてもらったヴィンランドでした…

遂にクヌート王がケティルの農場へと侵攻してきます。ケティルは力で王に抗おうとしますが、圧倒的な兵力差であっという間に全滅させられてしまいました。一方、トルフィンは残酷な現実を見て、アルネイズが「なぜ…私は…生きなければならないの…？」と言っていたことを思い出していました。

以前は所詮弱者が幸せに生きていける場所などないという考えがあったため、それに答えられなかったトルフィン。しかし、トルフィンは今ようやくその答えが見つかりました。どこにもないなら作ればいいと…

クヌートは劣勢に陥ったケティルたちに向かって降伏勧告をおこないました。その時、トルフィンは大旦那への恩を返すためにクヌートとの和平交渉を決断します。それを聞いたクヌートの部下たちはトルフィンを何発も殴りますが、彼がそれでも諦めなかったため遂にクヌートとの和平交渉をおこなう機会を得ました。

そしてトルフィンはクヌートに暴力から離れることで楽土を作ると言います。それを聞いたクヌートは遂に吹き出しひとしきり笑います。クヌートはあまりの滑稽な姿と発言に笑ったのですが、一方で「美しい男だ…」と認めてもいました。トルフィンの高潔さを認めた瞬間だったのです…

『ヴィンランド・サガ』の15巻では、遂にトルフィンが理想の国「ヴィンランド」を作るために動き出していました。まず、トルフィンは故郷であるアイスランドへと戻ることにしたため、船乗りのレイフと共にギリシアへと旅立つことになります。一方その頃、レイフの義妹・グズリーズがハーフダンの息子・シグルドと結婚したのですが、その夜に彼女はシグルドを刺して逃亡を図っていました…

シグルドを刺して逃亡したグズリーズが向かった先、そこはトルフィンたちが乗る船でした。彼女がトルフィンたちの船に向かった理由は、幼い頃から義兄が話していた「理想の世界」に憧れ、それを自分の目で確かめたいと思ったからです。

そんな彼女にトルフィンは「俺たちは世界の果てへ行く。生きてここへは戻れないかもしれない」と言ったことで、グズリーズはトルフィンたちについていくことを決意するのでした…

『ヴィンランド・サガ』のトルフィン(幼少期)役を演じたアニメ声優は、声優事務所「プロ・フィット」で声優として活動中の石上静香です。ゲームのキャラを演じてみたいと思ったことが、声優を目指すようになったきっかけとのことでした。また、声優になる前は漫画家を目指していたこともあるようです。

石上静香の主な出演作品には、『健全ロボ ダイミダラー』の喜友名霧子役、『精霊使いの剣舞』のエリス・ファーレンガルト、スカーレット役、『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』の華城綾女役などがあります。

『ヴィンランド・サガ』のトルフィン(少年期)役を演じたアニメ声優は、芸能事務所「劇団ひまわり」で俳優、声優として活動中の上村祐翔です。声優としては、主にアニメやゲーム、吹き替えを中心に活動しています。

2002年に放送されたテレビアニメ『ぼのぼの クモモの木のこと』で声優デビューを果たしており、声優業を意識するようになった作品が『神々の悪戯』とのことでした。上村祐翔の主な出演作品には、『神々の悪戯』の戸塚月人役、『ななにんのあやかし-ちみちみ魍魎!!現代物語-』のめいてぃむ役、『文豪ストレイドッグス』の中島敦役などがあります。

『ヴィンランド・サガ』のトールズ役を演じたアニメ声優は、声優事務所「アーツビジョン」で声優として活動中の松田健一郎です。2000年に声優としての活動をスタートさせています。

時期は不明ですが、『しましまとらのしまじろう』で声優デビューを果たしたようです。松田健一郎の主な出演作品には、『エグザムライ戦国』のAKIRA役、『爆丸バトルブローラーズ ニューヴェストロイア』のウィルダ役、『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』のハルク役などがあります。

『ヴィンランド・サガ』のアシェラッド役を演じたアニメ声優は、声優事務所「大沢事務所」で俳優、声優として活動中の内田直哉です。声優としては、主にアニメやゲーム、吹き替えを中心に活動しています。

声優活動においては、シリアスからギャグ、善人から悪人まで幅広い役柄を演じており、洋画の吹き替えも多く担当しているようです。内田直哉の主な出演作品には、『モンスターファーム シリーズ』のゴーレム役、『DEATH NOTE』の夜神総一郎役、『COBRA THE ANIMATION』のコブラ役などがあります。

『ヴィンランド・サガ』のクヌート役を演じたアニメ声優は、芸能プロダクション「アニモプロデュース」で声優、俳優、歌手として活動中の小野賢章です。声優としては、主にアニメやゲーム、吹き替えを中心に活動しています。

12歳から10年の間、映画『ハリーポッター』の主人公ハリー・ポッターの吹き替えを担当していたことで知られる声優です。そして、このハリー・ポッターを演じたことを契機に声優としての活動を本格的にスタートさせています。小野賢章の主な出演作品には、『ハリー・ポッターシリーズ』のハリー・ポッター役、『黒子のバスケ』の黒子テツヤ役、『ポケットモンスター XY』のアラン役などがあります。

『ヴィンランド・サガ』のトルケル役を演じたアニメ声優は、声優事務所「マウスプロモーション」で声優、ナレーター、俳優として活動中の大塚明夫です。

独特の低い声質で知られる声優で、ナレーションから映画の吹き替え、アニメなど幅広いジャンルで活躍しています。大塚明夫の主な出演作品には、『ミラクルジャイアンツ童夢くん』の星野仙一役、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』のバトー役、『魔人探偵脳噛ネウロ』の至郎田正影役などがあります。

『ヴィンランド・サガ』のビョルン役を演じたアニメ声優は、声優・ナレーター事務所「シグマ・セブン」で声優、ナレーターとして活動中の安元洋貴です。声優としての初仕事となったのが、養成所で活動中に出演した映画の吹き替えとのことでした。

その後、2014年に『鬼灯の冷徹』の鬼灯役で初主演を務めています。安元洋貴の主な出演作品には、『BLEACH』の茶渡泰虎役、『ロックマンエグゼStream』のカーネル役、『FAIRY TAIL』のエルフマン・ストラウス役などがあります。

『ヴィンランド・サガ』のフローキ役を演じたアニメ声優は、声優事務所「大沢事務所」で俳優、声優、ナレーターとして活動中の斧アツシです。声優として活動する前は、名古屋でドキュメンタリー番組やナレーションを中心に活動していたとのことでした。

そして、40歳を過ぎた頃に声優を目指しています。斧アツシの主な出演作品には、『爆丸バトルブローラーズ』のティグレス役、『ソウルイーター』のB・J役、『Re:CREATORS』のブリッツ・トーカー役などがあります。

こちらの方は、『ヴィンランド・サガ』のアニメがいつ放送されるのか気になっているようです。2018年のツイートなので、これはアニメ1期のことを言っているのでしょう。ただ、クオリティの高さが求められているので、原作を読んだ人は2期の制作される場合も同じような感想を抱いているのかもしれません。

こちらの方は、『ヴィンランド・サガ』のアニメ2期がいつ放送されるのかが気になっているようです。他にもいつ放送されるのかを気にしている方が多く、さらに2期が放送されるのをいつまでも待つという方もいるので、アニメ1期が好評だったことが分かります。

ここでは、『ヴィンランド・サガ』の作品自体に関する感想と評価があがっています。果たして主人公はいつヴィンランドに辿り着けるのか？と言われていることから、最後まで見たいという気持ちが伝わってきます。

こちらの感想では、落ちるナイフがキャラクターの発展になることに対して「誰が思いつく？」と言われています。誰も思いつかないような斬新な発想が高く評価されているようです。最近見たアニメの中で最も緊張感があるとも言われていることからも、アニメの人気の理由が分かります。

こちらの感想では「2期もやってくれ！」と言われています。最後の最後まで面白い展開だったと感じているようです。同じ感想を抱いた方は、続編が制作される際にいつ放送されるのかまで要チェック。

こちらの感想では、「パーフェクトなアニメ！」と言われています。どうやら、本作は海外の方から高く評価されているようです。海外の反応によって続編制作の可能性も高くなると考えられるので、いつ放送されるのかが気になる方は、海外の方がどのような感想を抱いているのかチェックしてみるのも良いでしょう。

『ヴィンランド・サガ』のアニメ2期はいつから放送なのか？続編制作の可能性や、ヴィンランド・サガ2期続きは原作何巻からなのかを考察してきましたがいかがでしたか？当記事では続編制作の可能性だけでなく、海外の反応や感想までを紹介しているので、続編制作の可能性と放送日について考察する際はぜひ参考になさってください。