星合の空の最終回（第12話）の結末ネタバレ！あらすじ・感想と2期の可能性は？

「星合の空」は、赤根和樹が監督の他、原作、脚本も担当した作品です。「星合の空」のアニメーション制作にはエイトビットが携わり、2019年10月から12月にかけて放送されました。当初「星合の空」は、全24話の予定でしたが、全12話に変更され最終回を迎えます。

志城南中学校の男子ソフトテニス部は、強豪の女子ソフトテニス部と違い、部員も少なく活動実績もない部活でした。部活の予算会議で生徒会長の絹代は、活動実績のない部活の廃部を発表します。そして、男子ソフトテニス部は、大会で一勝するという課題が課せられるのでした。どうしても廃部にはさせたくなかった部長の柊真は、転校してきた幼馴染の眞己の運動神経を見込み、部活に入ってほしいと頼み込みます。

母子家庭で金銭に余裕がなく、家事全般をしていた眞己は、何のメリットもないとして断りました。そんな彼に柊真は、必需品の購入を負担する上、月1万円払うと言って説得し部員に引き入れることに成功します。新しい部員を引き入れ、男子ソフトテニス部は強くなるために日々奮闘するのでした。

志城南中学校に転入し男子テニス部に新しく入った「星合の空」の主人公の一人・桂木眞己の声優は、「凪のあすから」先島光役や「アルドノア・ゼロ」界塚伊奈帆役などで知られる花江夏樹でした。もう一人の「星合の空」の主人公で、眞己の運動神経の良さを見込んで男子テニス部に勧誘した部長の新城柊真役を演じた声優は、「川柳少女」毒島エイジ役や「甲鉄城のカバネリ」生駒役などで知られる畠中祐でした。

「星合の空」の真面目で穏やかな副部長の布津凜太朗役の声優は、代表作に「Dr.STONE」クロム役、「スケートリーディング☆スターズ」窪田智之役などがある佐藤元でした。活発で当初眞己と折り合いが悪かった「星合の空」の曽我翅役を演じた声優は、歌手や俳優としても活躍し「デュラララ!!」竜ヶ峰帝人役や「ゲーマーズ!」上原祐役などの代表作がある豊永利行でした。

少し毒舌な「星合の空」雨野樹役を演じた声優は、「オオカミ少女と黒王子」神谷望役や、「鬼滅の刃」嘴平伊之助役などの代表作がある松岡禎丞です。翅のダブルスのペアで快活な性格の竹ノ内晋吾役を演じた声優は、俳優としても活躍する佐藤圭輔でした。虚言が多くどこか浮世離れした「星合の空」月ノ瀬直央役の声優は、「ウィッチクラフトワークス」多華宮仄役、「ブブキ・ブランキ」一希東役などで知られる小林裕介でした。

「星合の空」の優しく少し気弱な石上太洋役を演じた声優は、「迷家-マヨイガ-」わんこ役、「徒然チルドレン」古屋純役などの代表作がある天崎滉平でした。眞己に誘われマネージャーとして部に入った飛鳥悠汰役を演じた声優は、「一週間フレンズ。」長谷祐樹役、「暗殺教室」杉野友人役などで知られる山谷祥生です。

「星合の空」の物腰柔らかな顧問の美術教師・桜井隆幸を演じた声優は、「ジーンシャフト」ヒロト・アマギワ役、「魁!!クロマティ高校」神山高志役、「曇天に笑う」金城白子役などの代表作がある櫻井孝宏でした。

志城南中学校は、地区予選第一回戦で城北中学校、御崎学園と対戦し敗北します。しかし、その後柊真と眞己のペアは、旗の丘中学校、大井西中学、馬込北中学に勝利しました。周囲は、勝ち進んでいく柊真と眞己のペアに一目置きます。そんな中、2人が次に対戦するのは、昨年全国優勝を果たした白鳥中学校の双子・五瀬ペアでした。

眞己は、他校のエースであるアラシに好物のソーメンチャンプルーを渡し、アドバイスを求めます。しかし、アラシは、ソフトテニスを初めてまだ日の浅い眞己は勝てないときっぱり言い切りました。彼の言葉通り2人は、全国クラスの五瀬兄弟の実力に圧倒され打ち返すことすら困難でした。緊張し焦った柊真は、ミスが続きます。そんな柊真に眞己は、いつもの試合のようにプレイしようと励ましました。

一方、凜太朗のスマホには、生みの母親から試合を見たという内容のメールが届いていました。大会前に、養父母から生みの母親が観戦にやってくるという話を聞かされていました。最終回で、それらしき女性の後ろ姿は見たものの、直接会って話をすることはできませんでした。

柊真と眞己のペアは、時とともにコツを掴み、五瀬兄弟のボールを打ち返せるようになります。眞己は、柊真にポジションを交代して五瀬兄弟を怯ませる作戦を話し、実行しました。これは、ソフトテニス部に所属して3ヶ月と日の浅い眞己がいたからこそできた作戦でした。眞己の思惑通り、五瀬兄弟はポジションを交代した2人に驚きます。柊真と眞己のペアは、五瀬兄弟から1ゲーム取ることに成功しました。

圧勝すると踏んでいた五瀬兄弟は、仲違いをしながらも本気を出します。試合は、ついにファイナルゲームになりました。五瀬兄弟の一人・陸は、柊真と眞己のペアに押されていることにショックを受けます。ペアの穹は、そんな陸の頬を叩いて喝を入れました。さらに、陸も穹を叩いて喝を入れ、心機一転し試合に挑みました。この出来事によって五瀬兄弟は、いつもの調子を取り戻し最終回で柊真と眞己のペアに勝利します。

柊真の兄・涼真は、観戦に来ると言っていたにも関わらず、いませんでした。気になった柊真は、涼真のスマホに電話をかけます。涼真はスマホを忘れたようで、代わりに電話には母親が出ました。柊真は、試合に勝利したことを嬉しそうに母親に報告しました。

最終回で彼女はいつになく穏やかな口調で祝福の言葉をかけた後、離婚して涼真と2人で暮らすことに決めた告げます。母親から嫌われていた柊真は、父親に引き取られることになりました。呆然とする柊真に彼女は、今までの憎しみや嫌悪の言葉を口にし電話を切ります。

眞己が家に帰ると、そこには割れたコップが一つ床に転がっていました。側には、璋が気の無い様子で座っており、母親の姿は見当たりません。外に出て包丁を購入した眞己は、父親の元へと向かいます。玄関先でリュックにしまっていた包丁を取り出した眞己は、彼のいる部屋の前に立ち不敵な笑みを浮かべるのでした。ここまでが「星合の空」最終回の結末までのあらすじネタバレとなります。

「星合の空」の赤根和樹監督は、自身のツイッターで、最終回にまつわるつぶやきをしています。もともと全24話となる予定だった「星合の空」は、話数が変更され12話で最終回を迎えました。そのため、「星合の空」最終回12話の後に続く物語もあるとしています。

24話で構成されていたストーリーは要約されることなく、前半の12話分が放送されました。「星合の空」の赤根和樹監督は、本作に思い入れがあり、後に続く物語も制作したいと意気込みを語っています。

24話のストーリー構成だった「星合の空」が、なぜ12話に変更されたのか、はっきりとした理由は明らかになっていません。あまり採算が見込めないと判断され、上から12話に変更するようにと指示があったのではないかという憶測が多く見られました。赤根和樹監督のツイートには、ファンからの応援を求めるメッセージが添えられています。「星合の空」の売上が良ければ、2期制作の可能性も十分あると考察されます。

「星合の空」EDのダンス映像のパクリ疑惑が持ち上がり、公式もそれを認め謝罪しています。一部では、このパクリ疑惑事件が12話が最終回の構成に変更された理由なのではないかという憶測が飛び交いました。しかし、赤根和樹監督のツイートには、12話構成に変更が決まったのは2019年の春であるため、放送前から決まっていたことが判明しました。

志城南中学校の男子ソフトテニス部は、太洋以外それぞれ家庭環境に問題を抱えていました。転校してきて志城南中学の男子ソフトテニス部に新しく入った眞己は、暴力的な父親と別居する母子家庭です。眞己たちの新しい住居を早くも突き止めた父親は、暴力をふるい家の金を持って行くという行動を繰り返していました。「星合の空」最終回では、眞己は父親の自宅に包丁を持って訪れていますが、その後どうなったかは描かれていません。

眞己のペアで男子テニス部の部長の柊真は、金持ちの家庭ですが、母親に望まれて生まれた子供ではなく、一方的に嫌われています。あらすじネタバレで紹介した通り「星合の空」最終回結末では、電話で母親から離婚を知らされ、憎しみの言葉をぶつけられていました。

その他にも、不仲の再婚家庭や、兄弟の中で父親に唯一嫌われていたり、部活をやめるよう圧力をかけ続けるモンスターペアレントの母親など様々です。後半12話の最終回結末までに、2期があったとして、こうした複雑な問題が解決するのか心配する声も多くあります。

youtubeで公式公開された「星合の空 Special Fan Movie」では、「星合の空」最終回結末から2年経過した主要キャラクターたちの様子が、少し描かれています。柊真はソフトテニスを続けているようですが、なぜか腕に大きな傷跡がありました。これは、眞己が父親を殺そうとするのを止めた時のものではないかといった「星合の空」最終回視聴者の憶測が多くあります。

「星合の空」最終回では、あらすじネタバレで紹介した通り、柊真が母親から離婚とずっと憎んでいたことを聞かされます。眞己は、包丁を購入して父親の自宅を訪ねるところまでが描かれていました。「星合の空」最終回の内容が衝撃的だったといった「星合の空」最終回視聴者の感想も多くありました。

最終回に続く「星合の空 Special Fan Movie」では、当時中学生だった男子ソフトテニス部員の2年後の姿が少し描かれています。この動画の公開から、「星合の空」2期が制作されるのではないかと期待する「星合の空」最終回視聴者の感想も多くありました。

「星合の空」は、地区大会で全国優勝経験のある五瀬兄弟と対戦することになります。結果は負けてしまいますが、いい試合だったとして相手も柊真と眞己の強さを認めていました。しかし、柊真はその後、母親から離婚を聞かされ辛辣な言葉を浴びせられています。眞己は、母親と父親の間で何かしらのトラブルがあったらしく、包丁を購入して父親の自宅に向かいました。思わぬ展開に泣いてしまったといった感想もありました。

12話で最終回を迎えた「星合の空」ですが、現段階で2期の発表はありません。刃物を持って父親の自宅に向かった眞己、両親の離婚を知らされた柊真。「星合の空」あらすじネタバレでも取り上げた通り、2人の主人公のその後が気になる展開となっています。「星合の空」2期制作を待ちわびる感想も多くありました。

「星合の空 Special Fan Movie」では、「星合の空」主要キャラクターの2年後の姿が少しだけ描かれています。進学先の学校もバラバラで、柊真は眞己と仲違いをしていると推測されるシーンがありました。「星合の空」最終回に続く物語は、重い展開になりそうだけれど見たいといった「星合の空」ファンの感想も多くありました。

youtubeで公開された「星合の空 Special Fan Movie」には、最終回「星合の空」から2年経過した物語が少しだけ描かれていました。この映像を見て、さらに「星合の空」最終回に続く物語が気になっているといった「星合の空」最終回視聴者の感想も多くありました。

「星合の空」志城南中学ソフトテニス部のほとんどの部員は、家庭環境に何らかの問題を抱えています。それぞれの部員の問題を取り上げており、最終回では養父母に引き取られた凜太朗が、大会を見に来たという母親を探しますが、惜しくも会うことはできませんでした。スポーツだけでなく、こうしたテーマも「星合の空」視聴者から評価されています。

「星合の空」最終回から2年後が描かれた「星合の空 Special Fan Movie」では、柊真はソフトテニスを続けているようですが、少し人柄が厳しくなっており、眞己とも会うのを避けているようでした。「星合の空」主人公の2人の間に何があったのか気になるといった「星合の空」最終回視聴者の感想もありました。

「星合の空」12話最終回結末までのあらすじ、「星合の空」2期の可能性、「星合の空」視聴者の感想などを紹介してきました。衝撃的で続きが気になるといった感想が多かった最終回で、2期制作を期待する声も多くあります。