女の勲章のあらすじをネタバレ!結末から感想・キャストまで解説!

「女の勲章」は山崎豊子の同名小説を原作にしたテレビドラマです。2017年4月にフジテレビ系列で2夜連続で放映されました。山崎豊子は「白い巨塔」や「二つの祖国」などで知られる女流作家です。「女の勲章」も彼女の代表作だと言われています。ここでは「女の勲章」のあらすじを紹介していきます。あらすじはネタバレで取り上げます。さらに結末から感想、そしてキャストまで紹介・解説していきます。

女の勲章のあらすじをネタバレ!結末から感想・キャストまで解説!のイメージ

目次

  1. 女の勲章とは?
  2. 女の勲章のあらすじネタバレ
  3. 女の勲章の結末ネタバレ
  4. 女の勲章の登場人物とキャスト
  5. 女の勲章の見所
  6. 女の勲章に関する感想や評価
  7. 女の勲章のあらすじまとめ

女の勲章とは?

「女の勲章」とは山崎豊子の同名小説を原作にしたテレビドラマです。2019年4月15日・16日にフジテレビ系列で放映されました。主演は松嶋菜々子です。ここでは山崎豊子原作の「女の勲章」のあらすじをネタバレ紹介します。さらに結末や感想・キャスト紹介も行っていきます。それでは「女の勲章のあらすじをネタバレ紹介!結末や感想・キャストまで紹介!」をご覧ください。

女の勲章のドラマ作品情報

山崎豊子原作のテレビドラマ「女の勲章」は2017年4月15日と4月16日にフジテレビ系列で2夜連続放映されました。主演は松嶋菜々子です。「女の勲章」は山崎豊子の代表作の1つと言われており、過去にも1961年に京マチ子主演で映画化、1962年に月丘夢路主演で、1976年に三田佳子主演でテレビドラマ化されていて2017年版で実に4度目の映像化となったのです。

女の勲章の原作者は山崎豊子

小説「女の勲章」の原作者は女流作家の山崎豊子です。山崎豊子は1957年に「暖簾」で小説家デビューしました。山崎豊子の名前を一気に知らしめたのは「白い巨塔」です。その他にも山崎豊子は「華麗なる一族」「二つの祖国」「大地の子」「沈まぬ太陽」など多くの話題作を発表しています。2013年に「約束の海」を執筆中に倒れ呼吸不全で亡くなりました。89歳生涯現役を貫きました。

女の勲章 - フジテレビ

女の勲章のあらすじネタバレ

ここではテレビドラマ「女の勲章」のあらすじを結末までネタバレ紹介していきます。ファッション業界を舞台にのし上がっていく女性の姿をリアルに描いたという感想を持たれている「女の勲章」ですが、果たしてどのようなストーリーなのでしょうか?それではネタバレあらすじ紹介をご覧ください。

あらすじネタバレ①聖和服飾学院

テレビドラマ「女の勲章」のあらすじをネタバレ紹介します。大阪船場の老舗ウール問屋に生まれた主人公大庭式子は戦争で両親と家を失いました。しかし、彼女は自分の裁量で小さな洋裁教室を開きました。教室の運営は順調に進み、やがてそれを大きくした聖和服飾学院を開校するまでになります。

「女の勲章」のあらすじネタバレ紹介です。聖和服飾学院は式子をメインに他に3人の講師がいました。津川倫子・坪田かつ美・大木富枝です。3人は式子の洋裁教室の卒業生でした。そして学院には八代銀四郎という学院の建設に関わる設営業務を行う人物がいました。銀四郎の才覚に魅せられた式子は彼を頼りにするようになり、銀四郎は式子の心の隙につけ入り、ついには肉体関係を結ぶに至ります。

あらすじネタバレ②有名デザイナーへ

「女の勲章」のあらすじネタバレ紹介です。銀四郎は持ち前の才覚と人脈を最大限に駆使して式子を持ち上げていきます。一介の洋裁教室の講師に過ぎなかった無名の式子を有名デザイナーへとのし上げていくのでした。しかし、銀四郎はその裏で暗躍していました。式子の知らないところで倫子・かつ美・富枝の3人の弟子たちを言葉巧みにたぶらかして、全員と肉体関係を持ったのです。

「女の勲章」あらすじをネタバレ紹介します。銀四郎の暗躍や3人の弟子たちの不穏な動きを薄々と感じ始めていた式子は有名デザイナーになれた喜びと同じくらい空しさを感じていました。欲望と嫉妬と打算の渦巻く世界で生きることに式子は心の底から疲弊していました。彼女が求めているのは本物の愛でした。自分を愛してくれる無上の存在が式子には必要だったのです。

あらすじネタバレ③白石教授との出会い

山崎豊子原作のテレビドラマ「女の勲章」のあらすじを紹介します。デザイナーとしての名声を得ながらも欲望渦巻く打算的な世界で生きていくことに疲れ果てた式子の前に銀四郎の大学時代の恩師で東京大学仏文科の白石教授が現れます。式子は彼の人柄に触れ、最初は憧れやがて恋心を抱くようになります。

式子の熱い思いを感じていた白石教授でしたが、彼は努めて冷静でした。彼には妻と教え子が不倫関係となり、それが彼の知るところとなった際妻が自殺したという過去がありました。自ら命を絶ったとはいえ、妻のことを許すことができない白石教授は心を閉ざし、以後誰も愛さないということを固く心に決めたのでした。

女の勲章の結末ネタバレ

ここではテレビドラマ「女の勲章」のあらすじ結末をネタバレ紹介していきます。原作小説が発表された時も結末が衝撃的であるという感想が多かったと言われている「女の勲章」は果たしてどのような結末を迎えるのでしょうか?それでは結末までのあらすじをご覧ください。

結末ネタバレ①イベント開催

「女の勲章」の結末をネタバレ紹介します。銀四郎の暗躍と3人の弟子の謀反を知るところとなった式子は銀四郎に対して縁切りを宣言しますが、逆に彼は多額の手切れ金を請求し式子の心の弱みにつけ込み式子の追撃をかわします。式子はフランスへ行きました。目的は世界的なデザイナーであるラベールの型紙の購入権を得ることでした。しかし、ここでも銀四郎の横槍が入り式子は苦しみます。

白石教授の働きかけもあり、ランベールの型紙の購入権を獲得した式子は帰国後ランベールの型紙を使った洋服を披露するファッションショーを開催することとなりました。式子はデザイナーとしてのやる気に燃えていました。

結末ネタバレ②白石教授との再会

「女の勲章」のあらすじ結末紹介です。式子は白石教授と再会しました。式子の愛の深さを感じ取った白石は式子を受け入れ2人はポルトガルで結ばれました。しかし、これを快く思わない銀四郎はポルトガルまでやって来て白石に自分と式子との関係を全てぶちまけたのです。式子と白石はそれでも一緒になるため銀四郎を説得しますが彼は聞く耳を持たず、ついに白石は式子に別れを告げて彼女のもとを去りました。

ファッションショー当日。白石に去られ全てを失った式子はショーの直前に裁ちばさみで自分の喉元を切り裂き自殺しました。3人の弟子たちは動揺しますが、何事もなかったかのように繕いショーは大成功を収めます。その後学院は銀四郎と3人で更なる成長を遂げます。銀四郎は式子に対して俺は彼女に成功という女の勲章を与えた、気に入らなければ替えればいいだけ。何も死ぬことはなかったとうそぶくのでした。

女の勲章の登場人物とキャスト

ここでは「女の勲章」の登場人物とキャストを紹介していきます。豪華キャストが話題となった2017年版の「女の勲章」ですがどんなキャストがどのような登場人物を演じているのでしょうか?

大庭式子役/松嶋菜々子

「女の勲章」の主人公である大庭式子を演じたのは松嶋菜々子です。焼け野原となった大阪の地で身を立てるべく洋裁教室を開き、それが学校へと拡大し自身はデザイナーへと昇っていきますが、その世界で翻弄されながらも真の愛を求めていくヒロインです。

松嶋菜々子は1973年10月13日生まれの45歳です。1991年にファッションモデルとして芸能界入りしました。その後女優に転じ「GTO」「魔女の条件」「やまとなでしこ」「家政婦のミタ」など多くの大ヒット作に出演しています。私生活では「GTO」で共演した反町隆史と2001年に結婚しました。

八代銀四郎役/玉木宏

キャスト紹介です。八代銀四郎を演じたのは玉木宏です。野心家で自分の野望のためには人を踏み台にすることも厭わないのが銀四郎です。式子・倫子・かつ美・富江らを手玉に取り学院の実権を握っていきます。

玉木宏は1980年1月14日生まれの39歳です。中学生の頃から俳優志望で1998年にデビューしました。映画「ウォーターボーイズ」で注目されテレビドラマ「のだめカンタービレ」の千秋真一役で大ブレイクしました。その後も役柄を問わず多くの映像作品に出演してます。また、歌手活動も行っています。2018年に「女の勲章」で共演した木南晴夏と結婚しました。

津川倫子役/ミムラ

津川倫子を演じたのはミムラ(現 美村里江)です。デザイナーとして成功して、いつの日か式子を追い越そうとする野心に燃える女が倫子です。

美村里江は1984年6月15日生まれの35歳です。ミムラの芸名で2003年にデビューし、2018年に現在の芸名に改名しました。テレビドラマ「ビギナー」でいきなり主演デビューを果たした後もコンスタントに女優活動を行っています。私生活では1度の離婚の後2013年に一般男性と再婚しました。

坪田かつ美役/相武紗季

坪田かつ美を演じたのは相武紗季です。式子の教え子であるかつ美はセンスが良く仕事をテキパキとこなす才女です。しかし、当初は嫌っていた銀四郎に言葉巧みに近づかれついには懐柔されてしまいます。

相武紗季は1985年6月20日生まれの34歳です。2003年「WATER BOYS」で女優デビューしました。2000年代は若手女優として人気が高く、2010年代に入ってからも役柄の幅を広げて活躍しています。私生活では2015年に結婚、2017年に出産をして2018年に女優復帰しています。

大木富枝役/木南晴夏

大木富枝を演じたのは木南晴夏です。デザイン力は劣っているけど手先の器用さでは誰にも負けない富枝は一見おっとりした性格に見えますが実は誰よりも打算的です。

木南晴夏は1985年8月9日生まれの34歳です。2002年にアイドルとしてデビューした後女優へ転身します。2004年に女優デビューしコンスタントに多くのテレビドラマや映画に出演して女優としての地位を確立しました。「女の勲章」で共演した玉木宏と2018年に結婚しました。

野本敬太役/駿河太郎

「女の勲章」のキャスト紹介です倫子の婚約者である野本敬太を演じたのは駿河太郎です。駿河太郎は笑福亭鶴瓶の息子です。2003年にミュージシャンとしてデビューした後2008年に俳優に転向しました。ドラマ「半沢直樹」や大河ドラマ「龍馬伝」、映画「永遠の0」など大ヒット作や話題作に多く出演しています。

キヨ役/江波杏子

大庭家の女中で式子を見守るキヨを演じたのは江波杏子です。江波杏子は1960年のデビュー以降大映の看板女優として活動しました。1973年の大映倒産後も多くの映画やテレビドラマに出演し名女優として知られています。惜しくも2018年10月26日に肺気腫で亡くなりました。

曾根英生役/小澤征悦

銀四郎の大学同窓生で新聞記者の曾根英生を演じたのは小澤征悦です。世界的な指揮者小澤征爾を父に持つ彼は1998年の俳優デビュー以降コンスタントに映画やテレビドラマに出演しています。代表作は主演を務めた「TEAM-警視庁特別犯罪捜査本部-」などです。

安田兼子役/浅野ゆう子

キャスト紹介です。式子をいじめる関西デザイナー協会会長安田兼子を演じたのは浅野ゆう子です。浅野ゆう子は1974年にアイドル歌手デビュー。その後女優に転じ1980年代後半は多くのトレンディドラマに出演し浅野温子とともに「W浅野」と呼ばれました。現在も女優として活躍しています。

白石庸介役/長塚京三

白石庸介を演じたのは長塚京三です。長塚京三は1974年にフランス映画「パリの中国人」で俳優デビューしました。若手の頃は悪役や敵役が多かったですが、歳を重ねるごとに性格俳優としての演技が評価されることとなり、現在に至るまで得がたいバイプレイヤーとして高評価されています。

女の勲章の見所

見所①ファッションやジュエリー

ここでは「女の勲章」の見所について解説していきます。山崎豊子の代表作であるという感想を持たれている同作品の見所とはどのようなものでしょうか?

「女の勲章の」見所はなんといってもファッションやジュエリーであるというファンが多いと言われています。1960年代の流行を忠実に再現したファッション・ジュエリーが素晴らしいという評価を得ています。

見所②豪華キャスト

松嶋菜々子・玉木宏といった現代を代表する俳優、ミムラ・相武紗季といった中堅女優、長塚京三・浅野ゆう子といったベテラン俳優、それぞれの世代を代表する豪華キャストの競演が「女の勲章」の見所の1つと言われています。

見所③玉木宏と木南晴夏の共演シーン

「女の勲章」の見所の1つと言われているものに後に夫婦となる玉木宏と木南晴夏の共演シーンがあります。実際にはこのドラマで共演する前に知り合っていたようですが、このドラマが結婚するきっかけになったのではという感想を持つファンもいると言われています。

女の勲章に関する感想や評価

ここでは「女の勲章」に関する感想や評価を紹介していきます。果たして「女の勲章」はTwitter上でどのような感想や評価を得ているのでしょうか?

リアルタイムで「女の勲章」をご覧になった方のツイートです。玉木宏と木南晴夏の演技が光っていたとの感想をお持ちで、2人の結婚前にこのように思われたのは凄いです。

「女の勲章」をオンタイムでご覧になった方のツイートです。松嶋菜々子の美しさと女性の怖さ、そして玉木宏の悪役演技が印象に残ったとの感想をお持ちです。

玉木宏のファンだと思われる方のツイートです。「女の勲章」や「平清盛」そして「あさが来た」など作品ごとの演じ分けに俳優としての彼の成長を見るとの感想をお持ちです。

女の勲章のあらすじまとめ

テレビドラマ「女の勲章」のあらすじから結末までネタバレ紹介、登場人物やキャストを紹介してきました。残念ながら2019年8月現在で2017年度版「女の勲章」はソフト化されていません。ソフト化または再放送の機会を待ちましょう。

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