WOWOWドラマプラージュのキャストやあらすじ紹介！最終回真犯人をネタバレ！

ブラージュは2017年夏にWOWOW土曜日夜10時ドラマ枠で放送されたドラマです。主人公「吉村貴生」を演じるのは才人・星野源さん。今回のプラージュで初主演を努めます。原作は「ストロベリーナイト」などを書いた人気作家誉田哲也。星野源を始め、個性豊かな俳優と、人気ミステリー作家誉田哲也原作のドラマです。

主人公の吉村貴生は旅行代理店の営業マンとして働く32際の男性です。ですが、できる営業マンというより見た目がイマイチ、そして営業成績も振るわないという冴えないのモデルのような営業マンでした。そんな吉村貴生ですが、好意を持っていた女性に振られた事で自暴自棄になり街中であった人物に覚せい剤を打たれてしまいます。そこから彼の転落人生と、プラージュという施設での生活が始まります。

プラージュの見所は、転落してしまった星野源演じる主人公・貴生がどん底の中からどうやって社会復帰して行くかという所です。覚せい剤に手を出し、警察に捕まり、しかも住む場所も火事で無くしてしまいます。そんな彼がプラージュというシェアハウスで出会った個性豊かなメンバーとどう絡んでいくのか、どう復帰していくかというのが一番の見所ではないでしょうか？

こちらはプラージュのDVD・Blu-rayの発売紹介動画です。「逃げ恥」でおなじみの星野源さんと石田ゆり子さんが仲良くプラージュの宣伝をしています。なかなかダークな内容のプラージュですが、この2人の楽しそうな姿をみると興味が湧くという人も多いのではないでしょうか？

プラージュが放送する事により、WOWOWの加入者が増えたかのはっきりしたデータはありません。ですが、人気の星野源さんを始めとして豪華な出演者、そして注目の原作者の小説のドラマ化という事でおそらく加入者は増えているものと思われます。

では、星野源さんをはじめとする豊かなブラージュ の住人の紹介をしていきます。どうぞご覧ください。

旅行代理店の営業マン。だが営業成績は冴えなく、想い人にも振られてしまった上にとある理由で前科者になってしまいます。その上自宅が火事で消失。そんな中、癖のある人ばかりが住んでいる「プラージュ」というシェアハウスにたどり着きます。星野源さん曰く「自分が演じる人物史上もっともだらしなくて好きになれない役」という事です。

職業不明の人物。人の言動を観察する事が得意でその割には自分の事はあまり話しません。ですが、一件は人当たりが良いという本当につかみ所のない謎の人物です。

保護司の伸介という人の家に通い家事代行をしています。心と体に傷を抱えており、感情表現が苦手なタイプです。ですが、新しく「プラージュ」に入った貴生にはなぜか少しずつ心を開き始める女性です。

元はデザイナーを目指していたのですが、その夢は諦め今は古着屋さんで働いています。貴生を弟のように可愛がってくれるムードメーカー的存在の男の人です。ですが、とある事件をきっかけに恋人と別れた過去があるとの事です。

昼間はお弁当屋さんで働いていて、時々スナックのヘルプでも働いている女の人です。関西弁の明るく姉御肌の人物。一件何もなさそうですが、昔付き合っていた男の因縁から逃れられずにいます。

「プラージュ」のオーナー。「プラージュ」は１階がカフェ、２階がシェアハウスという構造になっている。日々、美味しい料理を作り、「プラージュ」の住人たちに食事を振舞ってくれる良い人です。ですが、住人たちを温かく見守るのにはある理由があるのです。

寡黙ですが音楽が趣味で、カフェでよくギターを弾いている男の人です。実はとある事件で５年間服役していたのですが、現在は釈放されて再審公判中です。

これまで人物紹介などをしてきましたが、ここからは物語の核心に触れていきます。プラージュは全5話です。その中で観ている人に息をつかせない怒涛の展開と、次々と明かされる謎に視聴者は夢中になったようです。

旅行代理店の営業マン、貴生は営業成績が振るわず、また想いを寄せる女性にも振られてしまいます。そんなヤケになった状態で、憂さ晴らしに出かけたとある場所で覚せい剤を打たれた上に逮捕されてしまいます。もちろん会社は解雇。しかも住んでいたアパートが火事になってしまいます。執行猶予の身の為、新しくアパートを借りる事もできず途方にくれていました。そんな中に辿り着いたのが「プラージュ」でした。

貴生は潤子がオーナーを務めるシェアハウス「プラージュ」に住むことになりました。ここの住人はとても個性的な人ばかり。貴生の他の5人の住人は明るい中原、紫織。人当たりの良い野口と何か影のある美羽と加藤でした。中原と紫織、野口とすぐに打ち溶けることのできた貴生ですが、他の2人とは難しそうです。ある日、会社の面接を受ける事にします。手応えを感じていた貴生ですが、貴生が犯罪者という事がバレてしまいます。

再就職が失敗に終わり、貴生は荒れていました。そんなある夜、紫織が怪しい男に絡まれているのを目撃します。紫織は昼間は商店街のお弁当屋さんで働き、夜は時々スナックで働いています。普段は明るい紫織ですが、実は昔の彼氏が指名手配中だったのです。そしてプラージュや商店街にも刑事が現れて不穏な空気が漂い始めます。

実は紫織の元彼はコカインの運び屋でした。紫織の部屋をコカインの保管場所に使われていた為に警察に家宅捜査され、紫織だけが捕まってしまいます。その為今でも元彼の居場所を知っているとマークされていたのです。

ある日、紫織が職場に行くと、お弁当屋さんの店長達が暗い顔で「刑事達が張り込みをしている為、商店街に客が寄り付かなくなる」と他のお店から苦情が上がっていると聞き、紫織は職場を去ります。職を無くした紫織をプラージュの住人達は気遣って鍋パーティを開いてくれました。

そんな中、また別の事件が動き出していました。ある日、プラージュに女性が中原を訪ねてきます。それは中原の元婚約者でした。けれども、中原は会わずに追い返します。そして言うのです。「あいつとはもう会っちゃいけねぇんだ。俺、人殺しだから」。そのつぶやきを聞いて貴生は言葉を失いました。

プラージュのムードメーカー的存在の中原のもとにかつての婚約者が訪ねてきました。会えない理由を知った貴生は2人にまつわるとある夢を実現させるために懸命に走り回ります。プラージュで生活していくうちに少しずつ変わっていく貴生。そんなとき入居時から気になっていた美羽から「私の過去が知りたい？」と突然のお誘いが。そして夜中に部屋を訪ねます。

中原は過去傷害致死罪で5年服役していました。その理由とは婚約者がチンピラに殴られるのをみて、正気を失い男を殴り殺してしまったからでした。中原は彼女を殺人者の妻にしたくない為関係を断ち切ります。貴生は彼女に会いにいき中原を訪ねた理由を聞きます。すると、彼女は他の人と結婚することを貴生に伝えました。中原を訪ねた理由は「中原の作ったウェディングドレスで挙式をあげる」という事を実現させる為でした。

苦手な手縫いでウエディングドレスを仕上げた中原でしたが、元婚約者の写真撮影の日に、どうしても中原は行けませんでした。他の人の為に彼女がウエディングドレスを来ている姿を見るのが怖かったのです。そんな折り、週刊誌に加藤の私生活を撮った写真が掲載されます。そしてその記事を見た貴生は加藤が再審中だという事を知ったのです。また一つプラージュの住人の秘密を知ってしまう貴生でした。

そして美羽の素性も少しずつ明らかになってきます。美羽の仕事場に同行した帰り道に「私が何をしたか知りたかったら今夜部屋に来て」といわれます。その版、部屋に行く貴生。すると美羽から「私、17の時、人を殺した」と伝えられます。

美羽の部屋を訪ねた貴生は壮絶な過去の話を美羽に聞かされ、身体に残る傷跡をみてショックを隠せません。そうしているうちに、とある週刊誌に加藤の記事が掲載されました。免罪の可能性がある、再審中の彼だが、真犯人ではないかと断定する記事でした。今まで招待不明の人物だった野口はフリーライターであり、プラージュに潜入し取材をしていたのです。

実は施設で育った美羽。子供の頃から自分が周りと違うことに気づいていた事を貴生に話します。美羽は高校生の時、自分をいじめた女生徒に大怪我を追わせていました。するとその女生徒は仕返しに美羽をレイプさせますが、その場で女生徒を刺し殺しました。そして男達にも重傷を追わせ、美羽も深い傷を負いました。

そして美羽の過去と今も身体に残る傷を見た貴生は動揺して美羽の前から逃げ出してしまいます。そして貴生が街を歩いていると加藤の記事が掲載された出版社から出て来た野口と出くわします。そこで貴生は野口が偽名を使いプラージュに取材の為に潜入していた事を知ります。

加藤は、小学校からの友達「津田」を殺した犯人として逮捕し裁判で実刑判決を受けていました。けれども実態は津田は危ない組織と繋がりがあり、その組織の誰かに殺されたようでした。貴生はその話しを聞き、加藤は津田を殺した犯人ではないと野田に伝えました。そして野田は編集者に「もう書かない」と告げましたが、野田のメモを元の熱のライターに記事を書かせました。

野田はプラージュから姿を消しました。けれども週刊誌にプラージュの事を「凶悪犯罪者達の巣窟・殺人シェアハウス」という記事が掲載されてしまいます。貴生は野田の仕業だと思いましたが、野田とは連絡が取れなくなっています。そんな折り、美羽が男たちに拉致されます。それを目撃した野田はブラージュに連絡し、自分はタクシーで美羽を追いかけました。

ここまで1話〜4話までのあらすじとネタバレを追ってきました。プラージュは5話で最終回になります。5話は今までと違い、あらすじは紹介せずに順序を追ってネタバレしていきます。

美羽を拉致したのは、昔美羽が殺してしまった被害者の兄だったのです。そして野田から連絡を受け、拉致現場に乗り込んだ貴生達は美羽を助ける為に「美羽ちゃんを返してください！」と勇敢にいいよりながら懇願します。そして土下座してなんどもなんども謝罪するのです。

そんな時、野田の通報で警察が駆けつけます。犯人は美羽を殺そうとナイフを持って襲って来ます。それを阻止しようと貴生は必死で美羽を庇います。連行されていく男たち。けれどもそんな中で主犯格の男が警察の目をくぐり抜け美羽達に迫ります。そして、野田がとっさに美羽と貴生をかばったのです。そして野田は腹部を刺されてしまいました。

腹を刺された野田は病院に運ばれる寸前に貴生きるにUSBを渡していました。そのUSBには「中古車ディーラー殺人事件の上申告書」と書かれたファイルがありました。そこには事件の真相が書かれてあったのです。野田は死んだ津田の会社の不正を暴こうと偽名で津田に近づき内部事情を聞き出して記事にしていました。けれどもその記事の生で津田が告発したことになり、闇社会の人間に命を狙われることになってしまったのです。

困った津田は古くからの友人加藤にお金を貸して欲しいと頼みました。けれども、断れられた津田は野田の居場所を探し出し、野田を脅しました。そして津田を押し倒し階段から突き落としてしまいます。津田を殺した犯人は野田だったのです。その後加藤が津田殺しの犯人として捕まったことを知りました。加藤の無実が証明され、捜査の手が自分に及んでしまうと考えた野田は加藤の事を弱みを握る為にプラージュに住み込んだのです。

そして月日はたち、それぞれの住人はそれぞれの場所に再就職していました。貴生はコインパーキングの営業。美羽は介護の資格をとり、介護職員見習いとして。中原は自分がデザインした服をお店に並べ、紫降はお手伝いをしていたスナックのママさんのおかげで昼間にランチを出すようになっていました。

そして、加藤は無罪となり、楽器店で働いています。好きなギターに囲まれて。そして潤子は刑に服している野田の元へとみんなの様子を綴った手紙を送っていました。その手紙には「出所して来たら一度津田のお墓詣りに一緒に行きたいと友樹さんが言っています」と書かれていました。それを読んで涙する野田でした。そして貴生は以前の仕事ぶりとはは別人のように真剣に仕事をし、その顔には満面の笑顔が溢れていました。

これでプラージュのお話は終わりです。実際にドラマを見たい方の為にプラージュはDVDとBlu-rayが出ています。どういうものか簡単に説明します。

プラージュのDVDは、2017/12/13に発売されています。３枚組でAmazonや楽天などの通販で手に入れる事ができます。Blu-rayも同じ日に発売しており、こちらも３枚組です。それでは内容を説明します。

プラージュのDVDとBlu-rayにはなんと撮り下ろしの座談会やメイキングやインタビューなどの特典映像がついています。そしてブックレットも封入してあり、まさに豪華！最終回まで観た方も、見逃した方も、そして一回も観た事のない方も、個性豊かな俳優陣と才人、星野源が「自分が演じる登場人物市場、最もだらしなくて好きになれない役（笑）」と言わしめたプラージュを手にしてはいかがでしょうか？

この方はプラージュの聖地巡礼に行かれたそうです。こうしてドラマで使われた場所に訪れるのはファンとしては最高の気分ではないでしょうか。

暗い内容ながらも、楽しそうなプラージュの住人達。視聴していた方達はそういった日常のほのぼのとした風景に癒されていたようです。

最終回まで見ると余計に良さがわかるドラマ、プラージュ。この方も素敵なドラマだと言われています。

ここまでプラージュのキャストや最終回のまとめを紹介して来ました。星野源さんといえば「逃げ恥」のイメージが強い方が多いでしょうが、今回の役は全く違います。次から次へと明かされる住人の暗い過去。けれども住人の温かさと前に進もうという力に触れる事ができる「プラージュ」。最終回を観て「とても素敵な作品だった」と涙する方も多くいるのではないでしょうか？