ゲーム・オブ・スローンズシーズン7のあらすじネタバレ！登場人物や背景・感想まとめ

大人気海外ドラマシリーズのゲーム・オブ・スローンズですが、最終章の放送が終わった今こそまだ作品を観ていないという人でも追い付くチャンスです。今回は最終章を前に外す事のできないゲーム・オブ・スローンズのシーズン7について、ネタバレを含めたあらすじや感想などをまとめてご紹介します。玉座に腰を据えるのは一体誰なのか要注目です。

ゲーム・オブ・スローンズは全8シーズンで構成された作品で、ジョージ・R・R・マーティンの「氷と炎の歌」という小説を原作とした実写ドラマです。ジャンルは主にダークファンタジーで、多数の登場人物による群像劇として描かれています。7つの王国による玉座を奪い合う争いの中で、様々なドラマが生まれ思わぬ敵が立ちはだかります。

ゲーム・オブ・スローンズのシーズン7では、物語の鍵となるジョン・スノウとデナーリスが出会い、更にホワイト・ウォーカーという共通の敵の登場により盛り上がるシーズンとなっています。これまでバラバラに進められてきた主要人物達のストーリーが交わり、最終章に向けて面白さが加速していくシーズンです。人間とドラゴンの戦いも観る事ができる為、これまで以上に迫力ある映像も楽しむ事ができる様になっています。

ゲーム・オブ・スローンズのシーズン1の放送が開始されたのは2011年春からで、シーズン7の放送は2017年7月16日より開始されました。それまで日本では合衆国での放送から1～2年ほど遅れての初回放送となっていましたが、シーズン6からは合衆国での放送の翌日には日本でも初回放送が開始されています。その為シーズン7もまた2017年7月17日に、日本での放送が開始されました。

続いてはそんなゲーム・オブ・スローンズのシーズン7について、ネタバレを含めたあらすじを各話ごとにご紹介します。まだゲーム・オブ・スローンズを観ていないという人は、閲覧にはくれぐれもご注意ください。

北の王となったジョンは、メイスターにホワイト・ウォーカーの件を調べるよう命じます。一方でジョンとサンサの意見が合わない事に気付いたベイリッシュは、サンサへの入れ知恵を企みます。トメンの死によって女王となったサーセイは、ウェスタロス大陸へデナーリスが上陸すると知って鉄の諸島のユーロンと同盟を結ぼうとします。その頃サムは、ドラゴングラスに関する貴重な情報を入手しジョンへ知らせに行きました。

黒の城を追い出されたメリサンドルは、デナーリスの元を訪れてジョンと手を組むべきだと進言します。ティリオンの同意もありデナーリスは彼に手紙を送る事にします。シタデルでモーモントに出会ったサムは、彼の灰鱗病を治す手術を無断で行いました。ドラゴンストーン城ではマーテル家やタイレル家の人物達と共に、デナーリスが作戦会議を開き、各々の役割を確認していました。

手紙を受け取ったジョンは、サンサの反対を押し切りドラゴンストーン城へ向かいます。一方サーセイはドラゴンへの対策をする為に、大弓の開発を命じていました。ドラゴンストーン城を出たグレイジョイ姉妹とマーテル家の船は、ユーロンの襲撃を受けてしまいます。

ドラゴンストーン城に到着したジョンに対し、デナーリスは忠誠を誓う事を強要します。しかしティリオンの計らいもあり、ドラゴングラスを掘り出す許可を得ました。ユーロンにより捕らえられたエラリアは、サーセイにより目の前で娘シーラを殺されます。

一方で陸軍を率いたジェイミーはハイガーデンで勝利し、「苦しめて殺せ」というサーセイの命に逆らい苦しまず死ねるワインをオレナに渡します。それを飲み干したオレナは、ジョフリーを殺したのは自分であると伝えて死亡したのでした。

ウィンターフェル城に戻ったアリアは、サンサやブランと再会を果たします。ドラゴンストーン城ではドラゴングラスを掘り出す最中に壁画を発見し、ホワイトウォーカーの脅威を訴えますがデナーリスは信じません。その後同盟軍が全て敗れた知らせを受けて、ラニスター軍をドラゴンで一掃することを考えます。その頃ドラゴンストーン城に辿り着いたシオンと再会したジョンは、サンサを助けていなければ殺していると怒ります。

王都へ戻ろうとしていたジェイミーの軍を、ドラゴンが襲います。圧倒的なドラゴンの強さに動揺するジェイミーは、生身のままドラゴンへ一騎打ちを挑もうとします。炎に身を包まれそうだったジェイミーは、間一髪のところでブロンに救われたのでした。

王都に戻ったジェイミーは、オレナの告白や軍を失いドラゴンには勝てないことを訴えますが、「デナーリスは和平に応じない」とサーセイは譲りません。その頃ドラゴンストーン城に辿り着いたモーモントが、デナーリスと再会を果たします。サンサから手紙を受けたジョンは、北に戻る事を決めます。更にホワイト・ウォーカーの存在を示す為に、ジョン達は壁の向こうからホワイト・ウォーカーを捕らえる任務を実行する事にしました。

壁の向こうに到着し一体のホワイト・ウォーカーを捕獲する事に成功したジョン達ですが、大軍に追われて逃げ場を失ってしまいます。絶体絶命の状況で、ドラゴンに乗ったデナーリスが到着しました。しかし仲間を逃がす最中にジョンが凍った湖の中へ引きずり込まれてしまい、その場を飛び立とうとしたドラゴンの一頭もまた、夜の王の槍に貫かれて墜落してしまいます。

仲間達がその場を去った後に自力で地上へ這い出てきたジョンは、現れた叔父のベンジェンによって命を救われます。ベンジェンは彼を逃がす為にホワイト・ウォーカーの群れに呑み込まれてしまいました。馬に乗り意識を失っていたジョンは、目を覚ますと傍にデナーリスの姿を見つけます。彼女はようやくホワイト・ウォーカーの脅威を信じ、共に戦う事を決意します。

ホワイト・ウォーカーを引き連れて王都を訪れたデナーリス達は、その脅威を実演して示しサーセイとの休戦協定を持ち掛けます。それを受け入れたサーセイでしたが、裏で約束を守る気が無いと知ったジェイミーは彼女に愛想を尽かして北へと出発します。ドラゴンストーン城に戻ったデナーリス達は、北に軍を運ぶ方法を話し合います。一方ジョンは、裏切りを責めながらもヤーラを救う為にシオンの背中を押したのでした。

ウィンターフェル城では、サンサを利用し玉座を手に入れようとしていたベイリッシュの悪巧みが暴かれ、処刑されると見せかけたアリアの手によってベイリッシュは殺されてしまいます。ウィンターフェル城では、ブランの三つ目の鴉の能力とサムの調べた書物によって、ジョンが正当な鉄の玉座の後継者であるエイゴン・ターガリエンという人物である事が明らかとなりました。

最終章へ向けての手に汗握る展開が続くゲーム・オブ・スローンズですが、続いてはシーズン7における特に重要な登場人物についても改めてご紹介します。あらすじの中でも登場人物が多すぎて覚えきれないという人でも、これらの登場人物くらいは覚えておかなければゲーム・オブ・スローンズという作品を楽しむ事ができません。

ゲーム・オブ・スローンズの中でも最も悪役に近い存在であると言える人物で、玉座を手にしている女性です。双子であるジェイミーと深い関係にありながらも、その意見を聞こうとはせず最も近しい彼にも愛想を尽かされてしまいます。非情で残酷な人物である一方で、自らの子であるジョフリー、ミアセラを殺害されてしまい、更にトメンには自殺をされてしまった悲しい女性でもあります。

ターガリエン家の末裔であり、鉄の玉座を狙う女王です。シリーズ冒頭では兄ヴィセーリスに従う内気な少女でしたが大きな成長を遂げ、ドラゴンの母とも呼ばれる様になりました。ドスラク族の族長であるドロゴと婚儀を行い、始めは彼を恐れていたものの次第に優しさに触れて彼を愛する様になりますが、死別を経てドスラク初の女性の族長となりました。

エダード・スタークの落とし子であるとされていたジョンですが、鉄の玉座の正当な後継者としての血を受け継ぐ人物である事が明らかとなりました。玉座など権力に対する執着は無いものの、団結してホワイトウォーカーの脅威に立ち向かう事を望んでいる人物です。

シーズン7の続きが気になるゲーム・オブ・スローンズですが、シーズン7の中でもまた様々な伏線が張り巡らされています。続いてはそんなドラマのシーズン7の背景や伏線などについても順番にご紹介します。ドラマを観ているだけではわかりづらかったという人も、改めて気付けるポイントがある筈です。

ゲーム・オブ・スローンズのシーズン7でも、多くの重要な出来事が起こっていました。冒頭では「レッドウェディング」によって身内を殺害されてしまったアリアが、フレイ一族に復讐を果たします。更にタイレル家との争いに勝利したジェイミーでしたが、代わりにそれまで明かされる事の無かったジョフリーの死について、初めてその犯人がわかるなど重要なお話が詰め込まれています。

これまで軍を率いて移動を続けていたデナーリスですが、スタニスが北進後に放棄される事となったドラゴンストーン城は、ターガリエンの本拠地となりました。更にこの占拠されたドラゴンストーン城の下には、ホワイトウォーカーとの戦いに欠かせないドラゴングラスがあるという事も判明しています。

ドラマの中でジョンとベリックは一度死亡をし、蘇生します。原作でのベリックは実は死亡している人物なのですが、自らの命を譲ったキャトリンが蘇生した際には、とても恐ろしい姿へと変化しています。この事からも蘇生した人物には何らかのリスクが伴うのではないかと考えられ、現状では元通りの人間に見えるジョン達も、今後何らかの変化が現れてもおかしくはないと言えそうです。

エイゴン・ターガリエンは、ウェスタロスの歴史上では8人存在しています。始めにエスタロス征服を果たした王と、他5人の王、そして即位をしなかった人物の2人です。そのうち1人であり、8人目となるのがジョン・スノウの本当の名前だったのです。しかしその事実を知らないジョンは、叔母と甥の関係にあたるデナーリスと身体の関係を結んでしまいました。

シーズン1の冒頭でスターク家の子供達に与えられる事となったダイアウルフ達ですが、物語が進んでいくにつれて命を落とす数も増えていきました。現在生存しているダイアウルフは6頭いたうちの2頭のみで、アリアのダイアウルフであるナイメリアは森の中で群れのリーダーとして生活をしています。一方ゴーストだけはジョンの元で行動を共にしています。

これまでジョンがエイゴンである事は明かされていなかった為に、玉座の継承権の順番にも変化が見られる事となります。実は叔母であるデナーリスよりも、ジョンの方が玉座の継承権の順位は上になります。しかしその事実を知ったデナーリスが素直に継承権を譲るとは考えられず、最終章では玉座を巡りどの様な展開となっていくのか更に注目が集まるラストとなりました。

様々な伏線や意外な展開から目が離せないゲーム・オブ・スローンズのシーズン7ですが、実際に鑑賞した人の感想も気になる人は多いのではないでしょうか？続いてはドラマを観た人のTwitter上での感想についても少しだけご紹介します。

ドラマの内容が面白すぎて、シーズン7までを一気に鑑賞してしまったという感想も多く見られます。そんな中でもこれまで主要人物同士でありながら、出会う事の無かった人物達が顔を合わせる事になる展開に、興奮の感想もありました。

ドラマを観た感想を一言で表すと、「面白い」に尽きるという人も少なくない様です。この面白さは実際に鑑賞した人にしかわからない部分も多く、こういった感想が気になってドラマに手を出し始める人もいるのではないでしょうか？

長く続いているシリーズですが、その中でもシーズン7が一番面白かったという感想も見られました。シリーズ作品は続いていくごとに中だるみをしてしまう事もありますが、ゲーム・オブ・スローンズに関しては視聴者の感想を見ても面白さは右肩上がりと言えるのかもしれません。

ゲーム・オブ・スローンズのシーズン7について、ネタバレと共にあらすじや伏線などをご紹介しましたが、これまで作品を知らなかったという人でも興味を持つ事ができたのではないでしょうか？シーズンがこれだけ続いていると長い様に感じられてしまうかもしれませんが、一度鑑賞し始めてしまうと最終章まであっという間に時間が過ぎてしまう筈です。

ドラマは一度完結となってしまったゲーム・オブ・スローンズですが、現在スピンオフとなる作品の制作も進められており、まだまだ世界観を楽しむ事はできそうです。この機会に是非ドラマの人気の理由を、自分の目で確かめてみてはいかがでしょうか？