僕だけがいない街の実写版映画をネタバレ!あらすじ・キャストや評価は?

「僕だけがいない街」の実写映画版をネタバレであらすじ解説していきます。僕だけがいない街は原作と実写映画バージョンで内容が異なると言われていますが、物語のどの辺が変わっているのか?また「僕だけがいない街」映画版は原作のファンからは低評価されているようですが、一体なぜ評判がイマイチなのか?実写映画版の「僕だけがいない街」にキャストされた人は誰か?原作のネタバレあらすじも含めて、映画「僕だけがいない街」をネタバレ徹底解説していきます!

僕だけがいない街の実写版映画をネタバレ!あらすじ・キャストや評価は?のイメージ

目次

  1. 僕だけがいない街とは?
  2. 映画版僕だけがいない街のキャストをネタバレ紹介!:藤沼悟の青年期
  3. 映画版僕だけがいない街のキャストをネタバレ紹介!:片桐愛梨を演じた女優
  4. 映画版僕だけがいない街のキャストをネタバレ紹介!:藤沼悟の少年時代を演じた子役
  5. 映画版僕だけがいない街のキャストをネタバレ紹介!:雛月加代を演じた子役
  6. 映画版僕だけがいない街のその他キャストをネタバレ紹介!:藤沼佐知子
  7. 映画版僕だけがいない街のその他キャストをネタバレ紹介!:白鳥潤
  8. 映画版僕だけがいない街のその他キャストをネタバレ紹介!:八代学
  9. 映画版僕だけがいない街のその他キャストをネタバレ紹介!:澤田真
  10. 映画版僕だけがいない街のその他キャストをネタバレ紹介!:小林賢也
  11. 映画版僕だけがいない街のその他キャストをネタバレ紹介!:監督について
  12. 映画版僕だけがいない街のその他キャストをネタバレ紹介!:主題歌を歌う人
  13. 映画版僕だけがいない街の原作のネタバレあらすじを紹介:ピザの配達中に…
  14. 映画版僕だけがいない街の原作のネタバレあらすじを紹介:雛月加代を守る悟
  15. 映画版僕だけがいない街の原作のネタバレあらすじを紹介:火事から片桐愛梨を救う悟
  16. 映画版僕だけがいない街の原作のネタバレあらすじを紹介:危機一髪の「再上映」
  17. 映画版僕だけがいない街の原作のネタバレあらすじを紹介:八代先生の車に乗る
  18. 映画版僕だけがいない街の原作のネタバレあらすじを紹介:長い昏睡に入った悟
  19. 映画版僕だけがいない街の原作のネタバレあらすじを紹介:片桐愛梨の言葉が悟を救う
  20. 映画版僕だけがいない街のネタバレあらすじの評価について
  21. 映画版僕だけがいない街の評価が低い理由
  22. 僕だけがいない街の映画版と原作の違いを知って別物として楽しんでいこう

僕だけがいない街とは?

「僕だけがいない街」とは2012年7月から2016年4月にかけてKADOKAWAのヤングエースに三部けいさんが連載していた漫画を指します。僕だけがいない街にはタイムリープという時間を移動できる力を持つ主人公が登場します。主人公は時間を過去にさかのぼって、大切な人を守るために活躍します。漫画のジャンルとしてはミステリーとサスペンスの要素を持っているのが「僕だけがいない街」という作品です。

僕だけがいない街はコミックスで全8巻が出版されています。また連載が終了すると、僕だけがいない街の続編となる「僕だけがいない街Re」が2016年7月~12月にかけて連載されました。僕だけがいない街Reは短編作品が集められており、僕だけがいない街とはまた違う楽しみ方の出来る漫画となっています。

僕だけがいない街は、漫画大賞2014で2位に選ばれたことがあるほど人気があります。この作品は漫画の他にも小説や映画、アニメなど様々な媒体で発表されています。ノベライズ小説として「僕だけがいない街Another Record」が電子書籍の雑誌「文芸カドカワ」に掲載された事もありました。ノベライズ小説の僕だけがいない街Another Recordは、原作漫画とは異なる内容となっており、一肇さんが書きました。

2016年1月~2016年3月にかけて僕だけがいない街のアニメが放送されており、原作の特徴をつかんだ内容として高い評価を受けています。そして2016年3月には僕だけがいない街が実写映画として制作すると発表されました。

ここでは僕だけがいない街の実写映画、原作版のあらすじをネタバレ紹介するとともに、キャストやその他映画の評価まで含めて徹底解説していきます。豪華キャスト揃いですので、ぜひチェックしてください。

映画『僕だけがいない街』公式サイト|ストーリー

映画版僕だけがいない街のキャストをネタバレ紹介!:藤沼悟の青年期

ここでは実写映画僕だけがいない街に登場したキャラクター紹介と、主人公やその他キャラクターのキャストについてネタバレ紹介していきます。まず初めに登場するのは僕だけがいない街の主人公、藤沼悟の青年期を演じたキャストです。藤原竜也さんが僕だけがいない街の青年期主人公を演じました。藤沼悟は売れない漫画家であり、仕方なくピザ屋でアルバイトをして食いぶちを稼いでいるキャラクターです。

僕だけがいない街の主人公は「再上映(リバイバル)と」いう能力を持っています。再上映(リバイバル)とは良くない事が起こったとき、その原因を排除するまで何度でも、悪いことが起こる手前に時間移動できるという能力です。再上映(リバイバル)は主人公の思い通りにならない能力で、突然時間移動する事もあります。

再上映(リバイバル)は必ずしも藤沼悟にとって良いようには作動しないので、自らの能力に不満を抱いていました。そんな主人公にキャストされた藤原竜也さんは、ドラマ「ST赤と白の捜査ファイル」や映画版の「るろうに剣心」で志々雄真実を演じたことでも有名です。藤原竜也さんはキャストとして僕だけがいない街を演じる前に原作を読み、その面白さに没頭された、とコメントしています。

映画版僕だけがいない街のキャストをネタバレ紹介!:片桐愛梨を演じた女優

僕だけがいない街にはヒロインとして片桐愛梨が登場します。片桐愛梨は主人公の藤沼悟と同じアルバイト先のピザ屋で働く女性です。僕だけがいない街では子供が事故を起こしそうになるのですが、これがきっかけで片桐愛梨と藤沼悟は仲良くなりました。明るく前向きな片桐愛梨役にキャストされたのが有村架純さんです。

若くして頭角を現す有村架純さんは、「ビリギャル」や「ストロボ・エッジ」などの映画に主演として登場した経歴を持っています。片桐愛梨は重要な役柄なので、可愛らしい女優として有名の有村架純さんがいかに僕だけがいない街で活躍してくれるかに注目です。

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映画版僕だけがいない街のキャストをネタバレ紹介!:藤沼悟の少年時代を演じた子役

僕だけがいない街で主人公の藤沼悟の少年時代役にキャストされたのが中川翼君です。僕だけがいない街の主人公は大切な人を守るため、過去に時間移動を行い、友達と一緒に問題解決へ向けて活躍します。藤沼悟は少年時代になっても頭の中は大人のままなので、中川翼君がキチンと演技が出来るか注目されていました。

僕だけがいない街で悟が少年時代役のキャストを選ぶときオーディションが行われ、300人もの人が参加していました。そんな300人の競争を勝ち抜いたのが中川翼君でした。中川翼君は当時11才であり、悟が少年時代の年齢と同じです。中川翼君は2015年にも「ヒロイン失格」という桐谷玲さんが主演した映画にもキャストされており、早熟の子役です。

中川翼君はまだ11歳なので、29歳の悟の心情は分からないでしょう。しかし映画僕だけがいない街で演じた主人公の少年時代役は高く評価されており、今後が期待できる子役だと言われています。

映画版僕だけがいない街のキャストをネタバレ紹介!:雛月加代を演じた子役

僕だけがいない街で悟が過去に時間移動したとき、小学校時代の同級生の雛月加代と行動を共にしました。雛月加代はお父さんがいなく、母親のみで育てられた子供です。僕だけがいない街では誘拐されたこともあり、心に暗い影を持っていました。しかし主人公の悟と関わる事で、徐々に前向きになるというキャラクターです。この雛月加代役にキャストされたのが鈴木梨央さんです。

鈴木梨央さんは僕だけがいない街にキャストされる以前に「あさが来た」というNHKの連続朝ドラマで子役としてキャリアを積んでいます。鈴木梨央さんが演じる雛月加代は映画僕だけがいない街で重要なキャラクターなので、その演じぶりに注目が集まっています。

映画版僕だけがいない街のその他キャストをネタバレ紹介!:藤沼佐知子

ここでは映画僕だけがいない街でメインキャラクター以外のその他キャラにキャストされた人たちについて解説していきます。まず初めに登場するのが主人公悟の母親である藤沼佐知子です。悟の母は見た目がとても若く、誘拐が起きたとき犯人に気づくという勘の良さを持っています。しかしそれがために藤沼佐知子は命を奪われるという悲しい展開になります。

藤沼佐知子は息子を大切に思う優しさや、物事に動じない落ち着いた性質を持ち合わせています。そんな藤沼佐知子を演じた人が石田さゆりさんです。藤沼佐知子は年に比べて若いので、若く見える女優さんが選ばれました。石田さゆりさんは「MOZU」というドラマでも活躍した経歴を持っています。

映画版僕だけがいない街のその他キャストをネタバレ紹介!:白鳥潤

僕だけがいない街に登場する白鳥潤は、主人公が小学校の時からの知り合いです。友人が多くない藤沼悟にとって、年上の白鳥潤は心を打ち明けられる大切な人でもあります。映画僕だけがいない街で白鳥潤役にキャストされたのは林遣都さんです。

林遣都さんは映画僕だけがいない街に出演する以前に、映画「バッテリー」で主役として活躍しています。その他「悪の経典」という映画や、「火花」というネットフリックス専用のドラマにも出演しています。

映画版僕だけがいない街のその他キャストをネタバレ紹介!:八代学

僕だけがいない街には八代学というキャラクターが登場します。八代学は藤沼悟が小学校の頃の担任の先生で、児童たちから好かれている人です。八代学役にキャストされたのは及川光博さんです。ミッチーとも呼ばれる及川光博さんは2015年、「掟上今日子の忘備録」というドラマに出演したことでも有名です。

映画版僕だけがいない街のその他キャストをネタバレ紹介!:澤田真

僕だけがいない街には、藤沼悟のお母さんがテレビ局に勤めていたこところ一緒に働いていたキャラクター、澤田真が登場します。この澤田真役にキャストされたのが杉本哲太さんです。

映画版僕だけがいない街のその他キャストをネタバレ紹介!:小林賢也

僕だけがいない街に登場する小林賢也は藤沼悟と同じ学校に通っていた人です。この小林賢也役にキャストされたのが福士誠治さんです。福士誠治さんは「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」というドラマに出演したこともある俳優です。

映画版僕だけがいない街のその他キャストをネタバレ紹介!:監督について

映画僕だけがいない街の監督として起用されたのが平川雄一郎さんです。平川雄一郎さんは「ROOKIES」や「JIN-仁-」というドラマも監督された経歴があります。平川雄一郎さんの監督としての特徴は温もりのある情深い作品だと言われています。平川雄一郎さんの個性がどう映画僕だけがいない街で発揮されるのかは注目どころです。

映画版僕だけがいない街のその他キャストをネタバレ紹介!:主題歌を歌う人

映画僕だけがいない街では「Hear~信じあえた証~」という曲名の主題歌があります。この主題歌を歌った人が栞奈智世(かんなちせ)さんです。栞奈智世(かんなちせ)はまだ新人の歌手であり、「Hear~信じあえた証~」の曲でデビューされた方でもあります。まさに僕だけがいない街の雰囲気を歌で表すような主題歌を歌われています。

映画版僕だけがいない街の原作のネタバレあらすじを紹介:ピザの配達中に…

ここでは映画僕だけがいない街の原作漫画のあらすじをネタバレ紹介していきます。僕だけがいない街の1巻では、売れない漫画家の主人公藤沼悟がピザ屋でアルバイトをしている姿が描かれます。藤沼悟は何か危ないことが起こると、その危険を回避できるまで、何度でも過去に戻ってしまう不可解な能力をもっていました。悟の持つ再上映(リバイバル)は自分以外の人にも効果を持つことがあります。

ある日、藤沼悟はピザを配達している途中で、あやうく事故に遭っていた子供を再上映(リバイバル)によって助けることが出来ました。しかし悟は子供を助けたのと引き換えに、自分が事故の犠牲になってしまったのです。幸い藤沼悟の命だけは助かりました。この出来事がきっかけで悟の母である藤沼佐知子は息子のいる東京までやってきて、共に過ごすようになりました。

僕だけがいない街のネタバレあらすじで、ある時母の藤沼佐知子は息子にこんなことをつぶやきました。「あんた…危ないとこだったんだよ…」と。あやうく事故で死んだかもしれないという意味で危ないと言ったのかと思いきや、母は別の事を指して言っていました。それは藤沼悟がまだ小学生時代に発生した連続誘拐事件のことであり、悟の同級生はこの事件に巻き込まれていました。

悟の小学校時代に連続誘拐犯となった犯人はすでに警察に捕まっていましたが、本当の犯人は他にいたのです。何と真の連続誘拐犯は別にいるという事を藤沼佐知子は察知してしまいます。佐知子は真犯人のことに気づいただけでなく、その正体を暴こうと動き出してしまいました。佐知子の存在は真犯人にとって邪魔ものです。このために藤沼佐知子は背後から刃物で突き刺されて殺されてしまいました。

自分の母が刺されたと聞いて、驚いた悟は現場に駆け付けました。しかし悟がついたころには真犯人は姿を消していたのです。母を殺されて許せない悟は真犯人を捕まえようと後を追いますが、まんまと敵の作戦に引っかかってしまいます。こうして悟は母親を殺した犯人として間違われてしまいました。警察が悟を捕らえようとしたその時、僕だけがいない街の主人公は特殊能力を発動しました。

悟に作動した再上映(リバイバル)のために、彼は危機が起こる直前まで過去にタイムスリップしたのです。しかし藤沼悟は驚きました。危険が起こる直前として戻ってきた過去は昭和63年、悟が小学生の姿でした。

映画版僕だけがいない街の原作のネタバレあらすじを紹介:雛月加代を守る悟

僕だけがいない街のネタバレあらすじで、藤沼悟が戻ってきた過去は、まだ連続誘拐事件が起こる前でした。ここから1か月後に連続誘拐事件が発生するのです。小学生となった悟の前には母佐知子がおり、雛月加代もまだ学校にいます。雛月加代は連続誘拐事件に巻き込まれてしまうわけですが、過去に戻ってきた悟は雛月を助けようと心に決めました。

雛月加代というキャラクターは根暗な印象があり、友人も少なければ、周りの人に心を開かない性質を持っています。さらに雛月加代は虐待を受けている様子もありました。そんな辛い状況の雛月加代を悟は誕生日のパーティに来るように誘ってくれました。雛月加代は優しい悟に対しては徐々に心を開いてくれるようになります。

僕だけがいない街の主人公は雛月加代を連続誘拐事件から守るため、事件の起こる日の周辺ではつきっきりでいました。悟の努力が効いたのか、雛月加代は連続誘拐事件の被害に遭う事もなく無事やりすごすことが出来ました。雛月加代や皆と誕生パーティを楽しみ、全ては上手くいったかに思えました。しかし不可解なことが起こりました。次の日から雛月加代が学校にもどこにも姿を現さなくなったのです。

映画版僕だけがいない街の原作のネタバレあらすじを紹介:火事から片桐愛梨を救う悟

僕だけがいない街のネタバレあらすじでは、雛月加代の姿が消えたのみでなく、別の学校に通う女子も謎の行方不明事件が相次ぎます。これにより子供達は学校がマークする場所以外の所へ出る事が禁止されてしまいます。悟はあるとき学校から帰っていると、雛月加代の自宅前で不思議な場面に出会いました。

雛月加代のお母さんはごみを出そうとしていたのですが、ゴミ袋の中には加代の洋服や悟にあげるはずだった手作りの手袋までがあったのです。この光景を見た悟には再上映(リバイバル)が発動してタイムスリップしてしまいます。こうして藤沼悟がやってきた場所は2006年でした。僕だけがいない街の主人公は警察に狙われており、ピンチを回避するため悟はバイト先の店長に助けを求めます。

店長としては悟を助けたいのですが、すでに悟の事が警察に伝わっていたので主人公は逃げ出すしかありませんでした。この危機を救ってくれたのが片桐愛梨でした。片桐愛梨は女子高生であり、ピザ屋のバイトで悟と仲良くなっていたのです。悟は一時的に片桐愛梨の家で雲隠れしていました。しかし片桐愛梨の家に何者かが火を放ち、燃え出します。

燃え上がる火の中で片桐愛梨は意識がもうろうとして倒れてしまいます。助けの恩人である片桐愛梨を救出した悟は、放火犯人である連続誘拐犯人をなんとしても捕まえようと考えます。はじめ藤沼悟は連続誘拐犯人が母のかつての仕事仲間、澤田真だと疑っていました。悟は澤田と話をするのですが、どうやら連続誘拐犯人は澤田ではないという考えにいたります。

かつて悟の母とともにテレビ局で働いていた澤田は現在ではフリージャーナリストとして仕事をしていました。それのみでなく澤田は連続誘拐犯人を突き止めるための活動をしている人でした。一方入院していた片桐愛梨は悟と会うために動き出しますが、後ろを警察につけられていました。片桐愛梨と藤沼悟は橋の下で再会できたわけですが、尾行していた警察がやってきて悟は捕まってしまいました。

映画版僕だけがいない街の原作のネタバレあらすじを紹介:危機一髪の「再上映」

僕だけがいない街のネタバレあらすじで、警察に捕まるとまずい藤沼悟は危機一髪で再上映(リバイバル)の能力が発動し、またもタイムスリップしてしまいます。今度悟がやってきたのは1988年の連続誘拐事件が起こる前でした。悟は今度こそ連続誘拐事件を阻止しようと動きます。しかし悟の様子が変だと気付く輩がいました、それは小林賢也です。小林賢也は悟の性格の異変に不信感を持っていました。

藤沼悟は雛月加代を事件から救うために小林賢也に助けを求めます。これから雛月加代が事件に巻き込まれることを話し、事件が起こる前に自分たちが加代を誘拐する事で守ろうとする方法でした。悟は連続誘拐事件を回避するために雛月加代を廃棄されたバスの中に隠れさせます。こうして事件当日を無事に過ごすことが出来ました。ほっとしたのもつかの間、犯人は加代がいるバスの中に入ってきます。

僕だけがいない街のネタバレあらすじで、バス内での危機を雛月加代はなんとか乗りこえることが出来ましたが、悟は万が一のことを考えて自分の家で加代をかくまいます。雛月加代は次の日悟たちと自分の家に戻ると、そこには怖い母親が待っていました。雛月加代の母親は虐待をする人であり、加代をシャベルで攻撃しようとするほどでした。

雛月加代への母の暴挙は、児童相談所の人間が来たことで回避されました。こうして雛月加代は児童相談所の人たちに引き取られることになったのです。

映画版僕だけがいない街の原作のネタバレあらすじを紹介:八代先生の車に乗る

僕だけがいない街のネタバレあらすじで藤沼悟は自分の再上映(リバイバル)に対する認識が誤っていたと気づきます。悟は雛月加代を助けることで能力が発動して未来に戻れると考えていました。しかし悟の予想に反して再上映(リバイバル)は作動しません。これまでのことを考える中で、悟たちの目的である連続誘拐犯人を捕まえるまで未来に戻る事はできないという考えにいたりました。

藤沼悟一行は連続誘拐事件から女子児童を守るため、別の学校の中西彩に接近していきました。連続誘拐事件に巻き込まれる予定の中西彩や雛月加代、杉田広美は、学校が終わると悟の元に集まりました。こんなときに悟は一人でいることの多い美里という女子児童に気が移っていきます。学校が終わると美里は体育館へ向かうのですが、悟は美里をつけて体育館まで行きました。しかし美里は悟の見ていないスキにどこかに行ってしまいます。

どこにもいない美里を探す悟は八代学先生と会いました。美里はひょっとしたらトラックに連れ込まれたのかもしれないと考えた悟は八代先生の車に乗り、トラックを追跡してもらいます。八代先生の車に乗っている時、悟は不審な事に気づきました。いつもある場所にアメが置いてないのです。八代先生の車のアメが入っている場所にあったのは下剤でした。ここで八代先生が運転する車は、誰か他人のものだという事実が発覚します。

映画版僕だけがいない街の原作のネタバレあらすじを紹介:長い昏睡に入った悟

僕だけがいない街のネタバレあらすじで驚くべき事実が判明されます。藤沼悟の担任の先生である、八代学が連続誘拐犯人であることが分かったのです。八代は正体がバレると悟を車の中に幽閉します。そして車をそのまま川に落としてしまったのです。ここで僕だけがいない街は時の経過が流れます。15年もの長い間、悟は気を失っていました。そして2003年に目覚めると、悟は自らの記憶を失っていました。

藤沼悟が売れない漫画家である事も、時間を移動できる能力の事も、八代が連続誘拐犯人だということも覚えていませんでした。そんな状態の悟に成人となった3人の女性がやってきました。広美と加代と小林賢也の三人でした。悟が昏睡していた15年の間に、小林賢也は弁護士になっており、その他2人の女性は子供を持つ母となっていました。

小林賢也は悟のために連続誘拐事件に関する書類を見せてくれますが、記憶が蘇ることはありませんでした。長い間意識を失っていた悟は体の力を取り戻すため病院でリハビリに励むようになります。6カ月の間頑張る悟を尻目にカメラマンと雑誌記者は、悟のゴシップネタを見つけようとしていました。

悟が病院の中を小学生の女子と歩いている所を発見すると、記者たちは幼女趣味の藤沼悟という内容で記事を書こうとしたのです。カメラマンと記者に鉄槌をくらえわせたのはかつての女子高生、片桐愛梨でした。

映画版僕だけがいない街の原作のネタバレあらすじを紹介:片桐愛梨の言葉が悟を救う

僕だけがいない街のネタバレあらすじで、記憶喪失に陥った悟にかつての友達片桐愛梨が現れました。悟は愛梨の事を思いだせないのですが、心の深い部分では片桐愛梨のことを知っているという事は感じていました。ここで片桐愛梨は重要な役目を果たします。愛梨のある言葉が悟の記憶を呼び戻したのです。片桐愛梨は悟に写真家になりたいという自分の夢を打ち明けました。この言葉がキッカケで悟の記憶は蘇ったのです。

悟は片桐愛梨の夢を聞いて記憶は戻りましたが、まもなく気を失ってしまいました。またもや長い間眠ってしまう悟。やっと悟が目覚めた時には386日も時間がたっていました。悟が入院している病院で一つのイベントが始まろうとしていました。それは「さざんかの集い」というバーベキューや花火大会の事を指します。悟は小学生の女子児童と母親と共にこのイベントに出ようとします。

いざイベントへ向かうため車に乗ろうとすると、そこにはあの男がいました。連続誘拐犯人の八代学が運転手をしていたのです。このように僕だけがいない街のネタバレあらすじは次々に予想外な事が起こる面白い物語となっています。今後主人公の藤沼悟の行方も含めてどうなっていくのかが気になる作品といえます。

映画版僕だけがいない街のネタバレあらすじの評価について

ここまで僕だけがいない街のネタバレあらすじを紹介してきましたが、映画僕だけがいない街は、原作と異なるところがあります。このため僕だけがいない街の原作が好きなファンからは否定的な評価も寄せられています。ここでは映画僕だけがいない街の評価について解説していきます。

映画僕だけがいない街に対して「ひどい」という評価を下す人がいますが、これはなぜなのでしょうか?それは物語最後の悟の展開にあります。僕だけがいない街の原作版では藤沼悟は連続誘拐犯に川の底に放り込まれてしまいます。これにより悟は15年の間意識が混迷状態になります。

藤沼悟は幸運にも命をとりとめますが、記憶喪失の状態になってしまいました。そして小林賢也達と関わる事により、記憶を取り戻してきた悟は、ついに連続誘拐犯人を追い詰める所まで行きました。しかし映画版の僕だけがいない街ではラストの展開が別物となっているのです。

映画版僕だけがいない街では、連続誘拐犯に川底へ放り込まれた悟は再上映(リバイバル)の能力により、2006年に回帰していました。そして以前のようにピザ屋でアルバイトをし、漫画家としてもうまくいくという人生を悟は歩んでいます。映画版僕だけがいない街はこのように物語の展開が異なるため、片桐愛梨と悟との関係性も違ってきます。

映画版僕だけがいない街では悟が植物人間状態になっていないので、片桐愛梨と再会することもなく、愛梨は悟の漫画を読む読者という立場になっています。僕だけがいない街はラスト部分の原作と映画の物語が違っているために原作が好きな人からすると、どうしてそうなるのか理解できず悪い評価につながるといったことが起きているようです。

このため映画版僕だけがいない街を観る人は、原作版とはまた違う物語と意識したうえで鑑賞するのが良いと言われています。

映画版僕だけがいない街の評価が低い理由

映画僕だけがいない街の評価が低い理由:ヒロミのキャラクターが変わっている

ここでは映画版僕だけがいない街の評価が低い理由についてもっと突っ込んで考えていきます。映画版僕だけがいない街の低評価の理由の一つに、ヒロミというキャラクターの設定が変化していることが挙げられます。映画版僕だけがいない街ではヒロミの名前が浩子に変わっており、女性キャラクターです。

ヒロミが浩子にキャラクターとして変わっていることが、それほど映画の中で生きているとは思えないという意見があるのです。

映画版僕だけがいない街の評価が低い理由:藤沼悟が川に放り込まれるまでの物語の展開

映画版僕だけがいない街の低評価の理由の一つに、八代から川に落とされるまでの物語の流れに違和感があるという意見があります。悟は八代がもしかしたら連続誘拐犯人かもしれないという意識はありました。それにもかかわらず、八代の運転する車に入り込む行動には疑問があります。

原作の僕だけがいない街では、手の出しようがない状態で車ごと川に沈められました。しかし映画版僕だけがいない街で悟は、連続誘拐犯だと分かる八代と車をとめて外に出ています。これにより悟は川に落とされてしまいました。映画版僕だけがいない街は、川に落とされる物語の流れに整合性が弱いと考えられるのです。

映画版僕だけがいない街の評価が低い理由:川に落とされたのちの事

映画版僕だけがいない街の低評価の理由の一つに、川に落とされてからのち、悟が目覚めた時の状況に違和感があるという意見があります。映画版で橋から落ちた後の悟は、病院にいます。しかし川に落とされたのちの悟の状況が語られないので視聴者は主人公がどうなっていたのかがつかみづらい展開になっています。

映画版はこのような流れで、加代や母親を救うことが出来たので結果的に上手くいったという描き方がされています。映画版は悟が目覚めたのちの状況がうまくつかめず、ファンとしては消化不慮になったり、原作とのあまりの違いから低評価につながっているようです。

映画版僕だけがいない街の評価が低い理由:終わり方がひどいという意見

映画版僕だけがいない街が低評価の理由の一つに、ラストの終わり方が良くないという意見があります。映画版僕だけがいない街は一般的に言って後味の良い終わり方とはいえません。

悟は目的の一つである加代を救う事は出来ました。しかし連続誘拐犯である八代学の行動を阻止する事はできませんでした。また悟は映画版で自分自身が死んでしまいます。まさにタイトルにあるように僕だけがいない街が本当になってしまったのです。このように原作とは大きく異なる展開が低評価の理由に繋がっていると言われています。

僕だけがいない街の映画版と原作の違いを知って別物として楽しんでいこう

いかがでしたでしょうか?僕だけがいない街は原作の漫画と映画版で物語の展開がやや異なるものとなっています。このため原作を愛するファンからは低評価の原因となっています。しかし映画版と原作版の僕たちがいない街は別物の作品ととらえれば、それぞれ個性のある作品として楽しめるでしょう。

僕だけがいない街の原作と映画版のネタバレあらすじを知ることで、実写映画と原作漫画の二つを共に楽しんでいきましょう。映画も原作も見ることで、それぞれの違いや個性が楽しめます。

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