2019年01月24日公開
2019年01月24日更新
だがしかしの最終回あらすじと結末をネタバレ!ほたるとココノツが結婚?
11巻でついに完結した駄菓子を紹介していくコメディ漫画「だがしかし」。ココノツは駄菓子屋を継ぐのでしょうか、それとも漫画家になる道を選ぶのでしょうか。ココノツは、ほたると結婚するのでしょうか。作中、気になりながら読んでいた読者も多くいました。ここでは、漫画「だがしかし」の最終回あらすじを紹介していきます。また、最終回のネタバレだけでなく、11巻のネタバレも含みますので閲覧はご注意ください。
目次
だがしかし11巻の漫画あらすじをネタバレ
あらすじネタバレ:始業式
最終回を含む漫画「だがしかし」11巻の物語は、冬休みが終わった始業式からスタートします。校長先生の話しを、心ここにあらずという様子で聞くココノツ。彼は、ほたるから言われた「次の夏までに自分についてくるのか決めて」というセリフへの結論を決めるのに頭がいっぱいなのでした。ほたるのことを大切に想う反面、漫画への情熱も捨てきれません。そんな時、遠藤豆がココノツに後ろから話しかけます。
豆は、ガムをもらいにココノツのもとへ来たのでした。教師に注意されるからと諭すココノツでしたが、豆は引き下がりません。仕方なしにココノツは豆に駄菓子「ジューC」を手渡します。「ジューC」の「C」が気になった豆は、ココノツに名前の由来を聞きます。ココノツは、「ビタミンC」の「C」であると言います。
駄菓子の質問を終えても、豆はココノツに絡み続けます。若干、うっとおしい様子のココノツ。そんな時、豆はココノツに駄菓子屋は継がないのかと聞きます。ココノツはその問いには答えず、何故その質問をするのかと逆に聞き返します。豆は、以前は即否定していたのに現在は否定までに時間がかかっていることを指摘します。
また、以前は漫画家になることを口実に駄菓子屋は継がないと主張しているようだったが、今は駄菓子屋を継ぐことも視野に入れているように見えると言います。ココノツは、きちんと考えて決断を下そうとしているようです。豆は、ココノツがどんな選択をしても友だちだと言います。その時、案の定始業式中にしゃべっていることを教師に注意され、怒られてしまうのでした。
あらすじネタバレ:桃太郎になる夢
ある日、ココノツは父親に呼び出され将来の選択を聞かれます。ココノツは、珍しく真剣な父親の様子にどぎまぎしています。将来の選択は、漫画家になるか、駄菓子屋を継ぐか、鬼退治に行くかの3つでした。選択肢を突き付けられてからすぐ、ココノツは家から追い出され鬼退治へ向かわされます。これは、ココノツの夢の世界の話でした。ココノツはすぐに犬の耳としっぽをつけたほたるに会い、きびだんごを要求されます。
ココノツは、駄菓子のきびだんごを持っていました。桃太郎といえば岡山ですが、この駄菓子のきびだんごは北海道のお菓子であるとほたるは言います。ココノツは、犬のほたるに物語のとおり、一緒に鬼退治に行くよう誘いをかけます。しかし、ほたるは首を縦に振りません。
ほたるは犬耳をはずし、自分は実は鬼であることを告げます。そこには、鬼のサヤとハジメの姿もあります。そして、ハーレム漫画にありがちなシュチュエーションの夢を見て目覚めるのでした。
あらすじネタバレ:ヤングドーナツチョコ味
店番をしていたハジメは睡魔に負け、コタツで居眠りをしてしまいます。そこへ、勢いよくほたるがやってきます。ほたるは、サボっていたハジメを咎めず、駄菓子と茶を出すことを要求します。今回、漫画「だがしかし」で登場したのは「ヤングドーナツチョコ味」です。プレーンのヤングドーナツから派生したヤングドーナツチョコ味を絶賛する2人。そして、アニメ「だがしかし」2期を宣伝して終わるのでした。
あらすじネタバレ:アポロ
ココノツは、押入れから天体望遠鏡を発見します。そこへハジメがやってきて、一緒に天体観測をすることになりました。しかし、曇り空のため星はよく見えません。アポロ月面着陸の話題となり、漫画「だがしかし」恒例の駄菓子が登場します。今回の駄菓子は、「アポロチョコレート」です。「アポロチョコレート」の「アポロ」は、ギリシャ神話の神様の名前から付けたというのです。
そして、ココノツはチョコレートの形はアポロ11号がモデルといいます。「アポロチョコレート」について話していると、雲のすきまから月が顔をのぞかせました。ココノツは、「月がきれいですね」という「あなたが好き」という意味も含んだ言葉を口にします。ココノツにとっては深い意味はない発言で、ハジメもそれはわかっているようですが、急なその発言のドギマギしてしまうのでした。
あらすじネタバレ:フラフープ
第175話「だがしかし」のあらすじネタバレになります。近頃体重が増えてしまったことを気にするハジメに、サヤは全然わからないとフォローを入れます。一方、カードゲームに熱中するココノツと豆。そこへ、いつものようにほたるがやってきます。ほたるは、駄菓子屋にもある「フラフープ」でダイエットをすることを提案します。
バランスが大切なフラフープですが、ほたるとハジメはあまり長く回りません。しかし、サヤはフラフープを軽やかに回し、周囲から絶賛されるのでした。フラフープを続ける女性陣でしたが、普段あまり運動をしないハジメは、ついに腰を痛めてしまうのでした。
あらすじネタバレ:フルーツラムネ菓子
ある日、シカダ駄菓子のもとに一本の電話が入り、ハジメが受話器を取りました。電話はココノツの学校からで、ココノツが違法に怪しい薬のようなものを売ったというのです。ハジメは職員室にココノツとともに呼び出されます。教師は、基本的に生徒間のお金やり取りは、見て見ぬふりをしているといいます。けれど、ココノツは、シマダのフルーツラムネ菓子を売って、多くのお金を稼いだのです。
もっと違法な薬物を想像していたハジメは、あっけにとられます。ここで、漫画恒例の駄菓子紹介がはじまります。1個10円のお菓子でしたが、教師にも客がいたというのです。教師はココノツを問いただし、もう2度とこんな過ちは犯さないかと聞きます。ココノツは涙を流しながら「多分」とつけ了承するのでした。茶番につき合わされたハジメは呆然としていたのでした。
あらすじネタバレ:かし
バレンタインの日、なぜか納豆パックを持ったほたるがココノツを訪ねてやってきます。納豆を渡され、中身を開けるココノツ。しかし、それは納豆ではなく、「納豆チョコいちばんキになっとう」だったのです。パロディチョコをいつものように熱く解説するほたる。そのチョコは、納豆味ではなく普通の麦チョコでした。
ネタバレですが、ほたるはその日がバレンタインと知っていながらココノツにチョコを渡したのでした。一方学校では、ココノツにチョコを渡すために2人きりになるタイミングを見計らうサヤがいました。
あらすじネタバレ:ばればれ
「だがしかし」の「ばればれ」のあらすじです。校内で、さまざまなチョコレートをあげる女子生徒を観察するココノツと豆、2人について歩くサヤ。最後は屋上を覗きにいきます。豆は先に帰るとその場を去り、ようやく2人きりになったサヤは、ココノツにチョコを渡します。そしてサヤは、「しばらくは誰のものにもならないで」と笑顔でココノツに言うのでした。
あらすじネタバレ:家族最高
「だがしかし」の「家族最高」のあらすじです。車で移動中、大雪にタイヤをとられ、ココノツとハジメは身動きが取れなくなってしまいます。さらに不幸なことに車のドアも開きません。車に1枚毛布を置いていたため、2人は家族だからと言い合いながら同じ毛布にくるまるのでした。
あらすじネタバレ:聯想
お気に入りの駄菓子が製造中止になり、落ち込むほたる。駄菓子業界では、よくあることだといいます。ほたるの兄・紅豊は、そんな彼女のとなりに腰かけます。紅豊は、駄菓子屋を経営するなら、利益を考え売れない商品を切り捨てることも時には必要だと言います。そして、思い出を語り合える仲間がいることも諭すのでした。
あらすじネタバレ:うまい棒
「だがしかし」の「うまい棒」のあらすじです。花見の中、ココノツはほたるに一番好きな駄菓子を聞きますが、ほたるは答えません。次にココノツは、一番好きなうまい棒の味を聞きますが、ほたるはまたしても話しをそらして答えませんでした。色々うまい棒について語り合いますが、やはりほたるは一番好きな味を決めることはできないのでした。
あらすじネタバレ:いまになって海
「だがしかし」の「いまになって海」のあらすじです。ココノツ、ほたる、サヤ、豆は海水浴に海へ遊びに来ます。ココノツとほたるは海でラムネを売り歩こうとしますが、辺りには自分たち以外に誰もいません。客がいないため、ラムネを2人で飲むことにします。ほたると2人きりになったココノツは、ほたるが「次の夏まで待つ」と言ったセリフを思い浮かべ、まだ結論を出せない自分に悩んでいました。
だがしかしの最終回を結末までネタバレ
最終回ネタバレ:漫画デビュー
ここからは、最終回の伏線を回収しながらあらすじを解説していきます。ある夏の日、ココノツのもとへ、自身の漫画が奨励賞をとったとの連絡が入ります。ココノツは喜び、ハジメ、サヤ、豆、ほたるにそれぞれ報告に行くのでした。みんなそれぞれ祝福の言葉をかけてくれます。ほたるはというと、一緒にいられないのは残念だがココノツの夢を応援すると言い、別れを告げるのでした。
最終回ネタバレ:当たり棒
ココノツは町を去ろうとするほたるを、アイスを入れたクーラーボックスを抱えて会いにいきます。以前、ほたるから預かっていた当たり棒を返します。そして、持ってきたアイスとその当たり棒を交換します。ココノツは、当たり棒をずっと持っているから、ほたるのことは忘れない、お互いやるべきことを頑張ろうと告げるのでした。
だがしかしの最終回でほたるとココノツが結婚?
ほたるとココノツの約束
バスが来るまで、ほたるとココノツは枝垂の会社について話します。ほたると紅豊の父親は兄妹2人、家族で会社を切り盛りしたかったようです。しかし、紅豊の方は自立しコンビニを経営しているため、父親も仕方ないとあきらめている部分があるようです。ほたるは、結婚したら父親も許してくれるだろうと軽く言い放ちます。そこにちょうどバスが到着し、ほたるは「私と結婚する?」と聞きます。
そして、次に再会する時までに答えを出すように言い、さきほどココノツからもらったアイスの棒を彼に投げます。偶然にも、それも当たり棒でした。ほたるはココノツにその当たり棒を持っていることを頼み、颯爽とバスに乗りこみ去っていくのでした。ほたるは「だがしかし」の中でもとくにブレないキャラクターといえるでしょう。
ほたるとココノツの再会
高校3年生の夏、ココノツはついに漫画家としてデビューすることが決まります。いつもの日常が流れるなか、ココノツはシカダ駄菓子の店番を頼まれます。そこに、ほたるがいつものように颯爽と現れ、2人は再会を果たすのでした。本編の物語はここで終わりになります。ココノツが結婚にたいしてどういった決断を下したのか、気になる読者も多くいました。
ほたるとココノツはその後結婚する?
最終回目前でほたるは、告白のようなセリフを残して去っていきました。本誌ではいい感じの仲になりつつあった2人でしたが、ココノツがほたると結婚する未来はあるのでしょうか。残念ながら、最終回ではそこまで描かれていません。「だがしかし」の今後の続報に期待しましょう。
だがしかしの最終回のおまけ
最終回のおまけ:ほたるの電話
「だがしかし」最終巻には、最終回の後に四コマのおまけ漫画が掲載されています。そこでは、ココノツのもとに町を去ったほたるから電話がかかってくるという四コマがあります。ほたるは、最終的に自分と結婚するなら、その間のココノツの恋愛には干渉しないという旨の発言をして電話を切るのでした。
最終回のおまけ:作者のあとがき
最終巻「だがしかし」11巻には、作者のあとがきが掲載されています。作者は、学生時代、異性のことがよく理解できなかったといいます。そして、「だがしかし」もそのように描いてきたそうです。また、あとがきにはスピンオフや読み切りの作品を描きたいとのコメントがあります。今後の続報に期待が高まります。
だがしかしの最終回を読んだ感想や評価は?
だがしかし11巻読んだ。ああ、終わってしまった、面白かったし寂しいー!!一気に色々決着ついたなぁ
— 部長 (@linebutyou) May 19, 2018
ここから、漫画「だがしかし」の最終巻の読者感想を紹介していきます。最終回を迎えてしまい、喪失感を感じてしまう読者の声も多くありました。当たり棒など、色々伏線を回収したところも読者からの評価は高かったです。
だがしかし最終回、ぶん投げモラトリアムENDやった…。またサンデーから読みたい漫画が無くなりました。明日も企画会議なんで寝る!
— ピヨ☆本 (@piyomoto0808) April 10, 2018
「だがしかし」最終回は、ココノツとほたるが結婚するかどうかははっきりと描かれていません。読者の想像にまけせるという受け取り方もできるため、しっくりこないとの意見もありました。
だがしかし11巻、遂に読んじゃった…。
— あっくん (@kateruki0195) January 13, 2019
大好きな作品の最終巻は、その物語を終わらせたくないから読まないようにしてたのに読んじゃった…。
最高だった。綺麗に終わりすぎて逆に感動できなかった。本当に良かった。
サヤは絶対に幸せになるべき。
「だがしかし」の登場人物・サヤはココノツのことが好きですが、最終回以前から彼がほたるに惹かれていることを薄々気づいている描写があります。それがとても切ないという最終回の感想も見られました。サヤと結婚する最終回エンドがあってもいいのではないかとの声も、ファンの間では見られました。
だがしかしの最終回あらすじまとめ
人気漫画「だがしかし」の最終巻と最終回のあらすじを、ネタバレありで紹介してきました。最終回では描かれませんでしたが、ココノツとほたるは将来結婚するのか気になるところです。まだ読んでいない方は、こちらで伝えきれない魅力も多々ありますので、ぜひ最終回を含む「だがしかし」11巻をお手に取ってご覧ください。