だがしかしをネタバレ解説！駄菓子漫画の最終回までのあらすじ・感想は？

だがしかしとは週刊少年サンデーで2014年から2018年まで連載された駄菓子を主題とした少年漫画です。物語のほとんどは主人公の鹿田ココノツの父が営む駄菓子で展開していき、そこにその他の個性的なキャラクターたちが来店します。駄菓子ネタを中心としたシュールなボケが大人気でファンに惜しまれながら最終回を迎えました。

本作らしい最終回で幕を閉じただがしかしの楽しみ方は登場する駄菓子を片手に漫画を読むと作品の中に入り込んだ気持ちになれておすすめです。また複数のヒロインのタイプが全然違うので自分好みのヒロインの描写を見て楽しむ事ができます。その他には変人ともいえるキャラクターが多く登場するので自然と笑ってしまう所もだがしかしのおすすめポイントです。

それでは本記事の本題であるだがしかしのネタバレと読んだ感想を紹介します！最終回まで大人気だっただがしかしのストーリーの流れを記載しますので、まだだがしかしを読んだ事がない方は参考にして下さい。またその他の情報として登場した駄菓子も番外編として記載しておきます。

序盤のネタバレと感想ですが、物語は主人公の鹿田ココノツの父が営む駄菓子からスタートします。漫画家になる夢をもったココノツと駄菓子を継がせたい父の意見が割れ喧嘩をする描写が描かれています。そこに謎の美少女である枝垂ほたるが現れ、彼女の持つ不思議な魅力にココノツが惹かれていきます。その他にも幼馴染の遠藤サヤや遠藤豆が登場して駄菓子ネタで盛り上がっていきます。

続いてのネタバレと感想ですが、だがしかしは最終回までココノツの父が駄菓子屋を継がせようとする事がメインテーマになっています。実質上の跡継ぎでありながら駄菓子にまったく興味がないココノツはほたるの駄菓子愛にほだされてだんだんと駄菓子に対しての考え方が変わってきます。その他にもほたると遠藤サヤが駄菓子のおもちゃで一緒に遊ぶシーンなどもあり男性ファンにおすすめです。

続いてのネタバレと感想ですが、だがしかしの序盤から遠藤サヤはココノツに対してほのかな恋心をもっている事が描写されています。年頃の女の子という事でハッキリと口に出して好きという事はありませんが、可愛らしい方法でココノツに対してアピールを行っているのがとても愛くるしいです。その他には兄の遠藤豆が変態でちょっとエッチな人間という事が描かれています。

続いてのネタバレと感想ですが、ココノツの住んでいる町に初めてコンビニができてその店の店長としてほたるの兄「枝垂紅豊」が登場します。人口が少ない事に比例して来店数が少ないのに大量のスイーツを店内に並べるなどの奇行を行い楽しませてくれます。その他には「駄菓子をおいてみたら」というココノツのアドバイスもあり、ココノツを自分の部下にするため虎視眈々と狙っています。

続いてのネタバレと感想ですが、ここで駄菓子での描写がほとんどだっただがしかしの物語が少しだけ動きます。それは枝垂ほたるが失踪し行方知らずになってしまうという事です。ですが探しに行くという訳でもなくまた残ったキャラクターたちで駄菓子ネタを繰り広げるというのがだがしかしらしいです。その他にはコンビニで働いていた尾張ハジメがココノツの店でバイトを始めるという描写がされています。

1話完結がメインとなっているだがしかしですが枝垂ほたるの失踪が一区切りとなり最終回へとストーリーが進んでいきます。ここからは最終回までのだがしかしネタバレと感想を一気に紹介します。

ここからのネタバレと感想ですが、ココノツが漫画家になるため編集部へ作品を持参するという展開を迎えます。結果は思ったような評価をもらえず改めて漫画家になる決意を強くします。そしてその他には枝垂れほたるとココノツがたまたま駅の待合室で再会するなど珍しく駄菓子ネタがないストーリーが進んでいきました。

ここからのネタバレですが、物語は枝垂ほたるの別荘で鍋パーティーをする事になり誤ってココノツがお酒を飲んでしまう事から展開していきます。目を覚ましたココノツがまだ気持ち悪さがあるため温泉にでもゆっくり浸かろうとした所、知らず知らずのうちにほたると混浴している事に気付きます。その他には失踪した理由をなかなか聞き出せないなど最終回に向けて伏線が張られていきます。

最終回目前になっているだがしかしのネタバレですが、珍しくココノツと遠藤サヤが二人きりでお出かけします。ココノツの事だからデートとは思っていないだろうとサヤが油断していた所、二人がやってきたのは水族館でサヤの顔が真っ赤になり照れてしまいます。その他の展開としてはまたしても枝垂ほたるが姿を消すという謎の行動を取ります。

最後のネタバレですが、大人気のまま最終回を迎えただがしかしはいつも通りの駄菓子屋の日常を描いており、最後に失踪していたほたるが帰ってきた所で幕を閉じます。謎を多く残したまま物語が終わってしまったので読者の感想に委ねるという事でしょう。その他の展開としてはココノツの漫画家デビューが決まるなどの朗報もありました。

だがしかしのあらすじネタバレを紹介しましたが総括を記載します。最初から最後まで「だがしかし」らしいのんびりとした日常でシュールなボケとぶれない駄菓子ネタでとても良い作品でした。またヒロインたちそれぞれに特徴的な可愛らしさがあるので男性の方も楽しめる作品なのはもちろん、駄菓子という題材で懐かしさを感じながら思わず微笑んでしまう笑顔溢れる作品でした！

あらすじネタバレが終わったここからはキャラクター情報のネタバレを紹介します！全てのキャラクターたちに特徴的な個性があるのも「だがしかし」の魅力ですので是非ご覧下さい。

まずは物語の序盤から登場しているメインキャラクターたちのネタバレ情報を紹介します！誰もが個性的で物語を盛り上げてくれる欠かせない存在です。

まずは鹿田ココノツのネタバレ情報です。本作の主人公で父が経営しているシカダ駄菓子店の跡取りです。本人は駄菓子屋と継ぐ気はまったくなく漫画家を目指していますが、ストーリー構成などに苦戦しており奮闘中です。枝垂ほたると出会った事で駄菓子の魅力を再認識しますが、思春期の少年らしくほたるの体を見て興奮を覚えるなどちょっとエッチな部分も持っています。

枝垂ほたるのネタバレ情報です。本作ヒロインの1人で巨大菓子企業「枝垂カンパニー」の社長令嬢です。作品の冒頭では駄菓子に精通しているココノツの父をスカウトしにやってきましたが、興味がないと言いながらも駄菓子の知識が豊富なココノツに興味をもっていきます。女性的にとても魅力的なキャラクターですが恥じらいなどがまったくなくしばしばココノツが目のやり場に困っている描写がされています。

遠藤サヤのネタバレ情報です。ココノツと幼少の頃からの友人で喫茶エンドウの看板娘です。ココノツに対してほのかな恋心を抱いており、ほたるが登場した際にはライバル意識を燃やしていましたが、駄菓子以外にまったく興味がない事を知りほたるとも良い友人になっていきます。また駄菓子センスは天性のものを持っており、それを垣間見たほたるからは敬意を含んだ「サヤ氏」と呼ばれています。

遠藤豆のネタバレ情報です。遠藤サヤの兄でココノツの親友ですが、ほたるの体を見て興奮するココノツの事をスケベ全開と言っています。妹のサヤにちょっかいを出してよく殴られる描写がされていますが、ココノツに対しての恋心は応援するなど優しい一面もあります。また女性が大好きなキャラクターで、女性のためならどんな事でも行う面白いキャラクターです。

鹿田ヨウのネタバレ情報です。ココノツの父親で鹿田駄菓子店の現店主です。駄菓子業界では有名人ですが街人から変人として周知されています。とても体格が良く筋肉質で背筋を使ってキャラクターの顔を表現する事ができます。ココノツを跡継ぎにするためほたると結託する描写がよくされており、普段から奇行が目立つ人物です。作中で妻が登場する事はありませんが何らかの理由で実家に帰っているようです。

鹿田ヨウの古くからの知り合いでお好み焼き屋を営む美女です。お祭りの際にはヨウと戯れる描写がされており天真爛漫でとてもテンションが高いです。アニメ版のだがしかしで監督を務めた桑原智が特に好きなキャラクターで監督権限でエンディングに登場させているという裏話があります。

枝垂ほたるが失踪している際に入れ替わりで登場したキャラクターです。もともとは枝垂紅豊が店長を務めるコンビニで働いていましたが「メガネ」というあだ名を付けられ退職し、ココノツの駄菓子屋でバイトを初めています。有名大学を卒業し様々な資格をもっている優秀な人物ですが、悪乗りが酷いのでココノツからよくツッコまれています。またとても謎の多い過去をもっています。

枝垂ほたるの兄で枝垂カンパニーの正統後継者ですが本人に会社を継ぐ気はまったくありません。作中では名前に対してコンプレックスをもっており「紅豊」をフルネームのように言う描写がされています。またとても高級志向の人間でコンビニなのに高価な商品ばかり取り揃えるとう奇行に走りココノツからツッコまれています。女性がとても苦手で恋愛レベルは高校生並みです。

ここからはだがしかしに登場した駄菓子とその時のストーリーを紹介していきます！どれも枝垂ほたるの情熱がつまった商品説明が特徴的です。

株式会社やおきんが販売しているうまい棒は、だがしかしの1話で登場しました。ほたるのコメントはキングオブ駄菓子・駄菓子の王様と言っており、色んな味が楽しめて本来の料理では体験できない事ができる駄菓子と大絶賛しています。とても有名な駄菓子なので初登場した駄菓子にふさわしいです。

東豊製菓が販売しているポテフは物語の冒頭に登場しています。ほたるのコメントは、薄いのに味が濃厚で油っぽいジャンクさが最高と大絶賛しています。またパッケージに描かれているマスコットのポッチくんに恋心を抱くほどの熱狂ぶりを見せました。

どりこ飴本舗が販売しているきなこ棒はアニメだがしかしの2話に登場しています。ほたるのコメントとしては、箱が地味できなこの粉が零れやすく食べにくいが間違いない美味しさで砂漠の戦士と称賛しています。また友人の遠藤サヤはコーヒーに合うと言い気に入っています。

松山製菓が販売している生いきビールはアニメだがしかしの2話に登場しています。酔っぱらったふりをしたほたるが持参した駄菓子で、これがあれば大人の仲間入りができると言っています。ココノツはリンゴやパイナップルのジュースのようで美味しいと気に入っています。もちろんノンアルコールなのでお子様が飲んでも安心です。

コリス株式会社が販売しているフエラムネはアニメだがしかしの2話に登場しています。ほたる曰く美味しく遊べる駄菓子はどんな世代にも大人気と言って絶賛しており、遠藤サヤはおまけのおもちゃが可愛いと言って気に入っています。

アメハマ製菓が販売しているコーヒー牛乳キャンディはだがしかしの序盤に登場しています。こちらはココノツが紹介しており、ちょっと大人の気分を味わえる駄菓子と言っています。この頃からほたるの影響で駄菓子に対しての知識を見せ始めました。ちなみに友人の遠藤豆は滅茶苦茶甘いと言っています。

宮田製菓のヤングドーナツもだがしかしの序盤で登場した駄菓子です。ほたるが紹介した駄菓子で、1口サイズで食べやすく周りの砂糖がとても美味しいと言っています。更に駄菓子愛がエスカレートしていきコーヒーに合うや糖分補給にピッタリと大絶賛しています。

おやつカンパニーが販売しているブタメンは、アニメだがしかしの3話に登場しています。駄菓子なのか？という議論が交わされましたが、夏の暑さを乗り越える事ができるスタミナ満点の駄菓子とほたるが言っています。また小腹を空かした子供たちに大人気でありながら駄菓子の中では高価という、ブタメンを食べた事がある方なら頷いてしまう正論を言い放ちました。

本記事ではだがしかしのネタバレを紹介していきましたがいかがだったでしょうか？今回あらすじネタバレに記載していない部分にも面白い描写はたくさんあるので、これを機にだがしかしを読んで見て下さい！