13の理由シーズン2全話感想ネタバレ!最終話の結末は?【Netflixドラマ】

2017年3月にNetflixより配信された『13の理由』(Netflix)。配信直後から衝撃的な内容と巧みなストーリー展開が大きな反響を集め、「ドラマシリーズの中で最も多くツイートされた作品」とTwitter社が公表するほど。2018年5月にはシーズン2が世界同時配信されています。この話題のドラマ『13の理由』(Netflix)シーズン2の全話感想、最終話の結末までネタバレでお届けします。まだ見ていない方もどんな作品か知っておいて損はありません。この機会にぜひご覧ください!

13の理由シーズン2全話感想ネタバレ!最終話の結末は?【Netflixドラマ】のイメージ

目次

  1. 13の理由シーズン2全話ネタバレ感想が気になる!
  2. 13の理由シーズン2(Netflixドラマ)とは?
  3. 13の理由シーズン2の主要なキャストと登場人物を紹介!
  4. 13の理由シーズン2の全話ネタバレ感想を紹介!
  5. 13の理由シーズン2の最終話をネタバレ!感想や評価も紹介!
  6. 13の理由シーズン2全話ネタバレ感想まとめ!

13の理由シーズン2全話ネタバレ感想が気になる!

2017年3月にNetflixより配信された『13の理由』(Netflix)。ジェイ・アッシャーの小説『13 Reasons Why』を原作としています。配信直後から衝撃的な内容と巧みなストーリー展開で大きな反響を呼び、「ドラマシリーズで最多のツイート数」とTwitter社が公表するほど。この話題のドラマ『13の理由』(Netflix)シーズン2の感想や最終話の結末が気になるという方も多いことでしょう。ではさっそくお届けします。

13の理由シーズン2(Netflixドラマ)とは?

13の理由(Netflixドラマ)の作品情報

『13の理由』(Netflixドラマ)は、ジェイ・アッシャーの小説『13 Reasons Why』を原作としたドラマで、2017年3月にNetflixより配信されたNetflixオリジナル作品です。脚本はブライアン・ヨーキー、製作総指揮はセレーナ・ゴメスが務めました。2018年5月にはシーズン2が世界同時配信されています。

13の理由シーズン1をおさらい!

ここで、本題、『13の理由』シーズン2のネタバレに入る前に、シーズン1をおさらいしておきましょう。

主人公のクレイ・ジェンセンが学校から帰宅すると、玄関に彼女宛に差出人不明の郵便物が届いていました。郵便物の箱を開けると、中身は7本のカセットテープと地図でした。今ではほとんど使わなくなったカセットデッキにテープをセットしたクレイは、怖い気持ちを押し殺してテープを聞いてみます。するとそこには、2週間前に自殺した同級生ハンナ・ベイカーが自ら命を絶つに至った「13の理由」が録音されていたのです。

こうしたシーンではじまるこのドラマ『13の理由』(Netflix)ですが、ハンナを自殺に追い込んだ人物を糾弾する話でも、あとに残された家族や友人が犯人探しをするミステリーでもありません。結構ドギツイシーンもありますが、決してホラーでもないのです。このドラマ『13の理由』(Netflix)は、現代の若者が抱えている、タブー視されがちなテーマ、いじめやセクハラ、自殺などを真正面から描いていくドラマなのです。

13の理由シーズン2の主要なキャストと登場人物を紹介!

それでは、さっそく『13の理由』(Netflix)シーズン2の主要なキャストと登場人物から紹介していきます。

ディラン・ミネット/クレイ・ジェンセン

<キャスト紹介>ディラン・ミネットは、1996年アメリカ・インディアナ州出身の俳優です。彼は7歳の時、引っ越し先のイリノイ州シカゴでスカウトされ、芸能活動を開始します。広告モデルや子役として活動しました。その後は、アメリカドラマを中心に活躍、映画にも出演しています。主な出演作には、ドラマ『女捜査官グレイス 〜 天使の保護観察中』や『アウェイク 〜引き裂かれた現実』があります。

<登場人物説明>ディラン・ミネットが演じるのは、自殺したハンナ・ベイカーの同級生で、彼女が恋心を抱いていたクレイ・ジェンセン。ある日自宅に謎のカセットテープが届きます。そのテープに録音されていたハンナの肉声を聞き、彼女の死の真相に迫っていくことになります。

キャサリン・ラングフォード/ハンナ・ベイカー

<キャスト紹介>キャサリン・ラングフォード は1996年オーストラリア・パースに生まれた女優です。学生時代は、全国大会に出場する水泳選手でした。キャサリンは、高校生の時にレディ・ガガのコンサートに行き感動、大のガガファンになります。高校卒業後、彼女はオーストラリアで舞台や短編映画に出演するようになりますが、『13の理由』(Netflix)でハンナ役に大抜擢されると、一躍人気女優の仲間入りをはたしました。

<登場人物説明>物語の始まる2週間前に自殺した少女ハンナ。デート相手のジャスティンにスカートの中の写真を撮られ、それが他の生徒らにより拡散。以降「尻軽女」という評判がひろまります。その後も親しくなった生徒とのトラブルからしだいに孤立していきます。自殺の直前、この世を去る理由をカセットテープに収めます。そして、死後にそのテープを彼女の死に関与する人間に聞かせる方法を考え出し実行します。

ジャスティン・プレンティス/ブライス・ウォーカー

<キャスト紹介>ジャスティン・プレンティスは、1994年アメリカ・テネシー州ナッシュビル生まれの俳優です。2010年16歳ごろから主にTVドラマを中心に活躍し、『Glee / グリー』や『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』などにも出演経験があります・主な出演作には『13の理由』のほかにドラマ『Malibu Country』などがあります。

<登場人物説明>ジャスティンの友人で、裕福な家庭に育ちます。育ちがいい反面、行動は傍若無人で乱暴です。

ブランドン・フリン/ジャスティン・フォーリー

<キャスト紹介>ブランドン・フリン は、1993年アメリカ・フロリダ州マイアミ出身の俳優です。10歳の時に「ピーターパン」のMr.スミー役を演じデビューしました。主に舞台で活躍している俳優です。

<登場人物説明>バスケット部のスター選手で、ハンナの最初のデート相手。貧しい母子家庭で育ち、軽薄な行動が目立つ半面、母親に対しては優しい青年。

アリーシャ・ボー/ジェシカ・デイビス

<キャスト紹介>アリーシャ・ボーは、1997年ノルウェー・オスロ生まれの女優。母親はノルウェー出身、父親はアフリカ・ソマリア出身です。ノルウェーの首都オスロで幼少期を送り、7歳で母親とアメリカ・ロサンゼルスに移住します。11歳の時に女優デビュー、アメリカのドラマを中心に活躍しています。他の主な出演作には、ドラマ『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』や『ティーン・ウルフ』があります。

<登場人物説明>ハンナと親しくなった1人で、後にチアリーダー部に入部しジャスティンの恋人となります。父親は空軍の兵士。

マイルズ・ハイザー/アレックス・スタンダール

<キャスト紹介>マイルズ・ハイザーは、1994年アメリカ・ケンタッキー州出身の俳優。12歳の時に出演した映画『Rails & Ties』では、ヤング・アーティスト・アワードにノミネートされ、2010年からドラマ『ペアレントフッド』にレギュラー出演。2016年映画『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』に出演し、注目を集めました。

<登場人物説明>ハンナやジェシカと友人になりますが、やがてジャスティンやブライスと付き合うようになります。父親は警察官です。

デヴィン・ドルイド/タイラー・ダウン

<キャスト紹介>デヴィン・ドゥルイド は、1998年アメリカ・ヴァージニア州主審の俳優。主な出演作には、『13の理由』のほか、映画『母の残像』などがあります。

<登場人物説明>写真を撮るのが趣味。まじめで大人しい性格ですが、ハンナを盗撮するといった意外な事実が暴露されます。

ケイト・ウォルシュ/オリヴィア・ベイカー

<キャスト紹介>ケイト・ウォルシュは1967年アメリカ・カリフォルニア州サンノゼ出身の女優。2005年テレビドラマ『グレイズ・アナトミー恋の解剖学』にアディソン役で出演。最初はのゲスト出演でしたが、視聴者の反響が大きくレギュラーキャストに昇格。さらには、2007年スピンオフドラマ『プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち』では主演を務めています。

<登場人物説明>ハンナの母親。娘の自殺を目の当たりにして嘆き悲しみますが、その後、学校を相手に民事訴訟を起こす準備をします。

ブライアン・ダーシー・ジェームズ/アンディ・ベイカー

<キャスト紹介>ブライアン・ダーシー・ジェームズは、1968年アメリカ・ミシガン州出身の俳優です。主な出演作品には、『13の理由』のほか、映画『モリーズ・ゲーム』『スポットライト 世紀のスクープ』『1922』などがあります。

<登場人物説明>ハンナの父親。ドラッグストアを経営していますが、娘の死のショックに追い打ちをかけるように、隣に大手チェーン店ができ仕事でも行き詰まってしまいます。

デレク・ルーク/ケビン・ポーター

<キャスト紹介>デレク・ルークは、1974年アメリカ・ニュージャージー州出身の俳優。2002年、デンゼル・ワシントン監督の『アントワン・フィッシャー きみの帰る場所』でインディペンデント・スピリット賞を受賞します。以降、数々のアメリカ映画・テレビドラマに出演しています。

<登場人物説明>リバティー・ハイスクールの教師でカウンセラー。ハンナが周りから受けた行為をいじめと認識している人物です。

13の理由シーズン2の全話ネタバレ感想を紹介!

13の理由シーズン2の1話あらすじ・ネタバレ感想

<あらすじ>ハンナの死から5ヵ月が経ちました。ハンナの両親はリバティ高校を相手に訴訟を起こします。裁判での最初の証言者は、ハンナを盗撮していたタイラーです。彼は「ハンナが自分の胸を自分で撮っていた」と証言。法廷内はざわつきめきクレイは怒りから席を立ちます。

良い人・悪い人の境界なんて曖昧なんですよね。弁護人が言っていたとおりです。「事実は多面的、全体像を知って決断して」

<感想>シーズン2に入り、登場人物のいろんな面が見えてきます。ハンナかわいそう、トニーは平等でいいやつ、といった印象も一面にしか過ぎないのかもしれません。良い人、悪い人の境界があいまいになった、という感想もありました。

13の理由シーズン2の2話あらすじ・ネタバレ感想

<あらすじ>クレイは、ハンナの幻影を見るようになります。ハンナのことで悩み、スカイとの間に不穏な空気が流れます。一方裁判ではコートニーが証言します。勇気をもって自分の性的な秘密を告白しました。証言を控えたジェシカは、脅迫めいたメモの存在におびえます。さらに、タイラーの事務室が荒らされたり、アレックスにも脅迫めいた手紙が届いたり、事件に関わる生徒への脅迫が相次いで起こりました。

今回は腹をくくって本当のことを話したコートニーの姿勢が良かった。

<感想>SNS上では、自分の性癖をさらけ出してハンナの根も葉もない噂を否定した、コートニーの勇気を称賛する感想が多く寄せられていました。

13の理由シーズン2の3話あらすじ・ネタバレ感想

<あらすじ>クレイの元恋人スカイがリストカットをして病院に搬送されます。クレイはすぐに病院に駆けつけますが、スカイに「今はお互いに自分の問題に向き合うべき」と別れを切り出されます。

一方、いよいよジェシカが裁判の証言台に立ちます。クレイは、ブライスにレイプされたことを証言するよう求めますが、ジェシカは真実を公にすることができませんでした。

13の理由シーズン2の4話あらすじ・ネタバレ感想

<あらすじ>クレイは薬物中毒のジャスティンを家に入れかくまいます。ブライスの罪を暴くため、ジャスティンに法廷で証言させようと算段するのです。しかし、ジェシカはジャスティンの証言を拒否します。そんな中、クレイは偶然2枚目の写真を拾います。一方、裁判では生徒会長マーカスが証言しますが、その証言は事実無根のことばかりでした。タイラーとサイラスはイタズラを仕掛け、マーカスをペンキまみれにします。

もっともらしい証言もしていましたが、(マーカスは)本当に最低です。

<感想>自分の立場を守るため、死人に口なしとばかり法廷でうその証言をする生徒会長マーカスに不快感を示す感想が多く見られました。

13の理由シーズン2の5話あらすじ・ネタバレ感想

<あらすじ> 裁判では、詩人でゲイのライアンが「ハンナの詩」について証言します。他方クレイは、2枚目のポラロイド写真に、学校のラインカーが写っていることに気づきます。そこで写真が撮られた場所を特定するため、校内を探索し始めます。また、ジャスティンは、トニーと散歩に出かけます。その途中で高校の生徒に見かけられ、ジャスティンが戻ってきたという噂が広まってしまいます。

ハンナが、どんなに孤独な思いをしていたか。(中略)ということが分かります。

<感想>ライアンの証言から、ハンナが自分を窮地に陥れたジャスティンに頼らざるを得なかったことが判明します。結局相談する相手がいなくて孤独だったことが、彼女を自殺へと追いやる原因だったと誰しも知るのです。そこで、レイプを受けたジェシカが、性犯罪に遭った女性が集まる自助グループへと出かけるといった前向きな行動へとつながっていくのです。

13の理由シーズン2の6話あらすじ・ネタバレ感想

<あらすじ>今度はザックが裁判で証言台に立ちます。その証言で明かされたのは「ザックとハンナが付き合っていた」という衝撃の真相でした。そのことを知るとクレイは、ハンナのことがいよいよわからなくなり自暴自棄になります。他方、クレイの家の窓ガラスを割って侵入する怪しい人影がありました。侵入者によりクレイは、ジャスティンをかくまっていたことが露呈してしまうのでした。

<感想> ザックの証言でザックとハンナの交際が顕在化します。ハンナは、ブライスら体育会系の連中からザックと自分の身を守るため秘密にしておいたのです。それは本音を語ったはずのテープ録音でも同様でした。そうしたことにやるせなさを感じる方も多かったようです。

13の理由シーズン2の7話あらすじ・ネタバレ感想

<あらすじ>続いて裁判の証言台に立つのはクレイです。「自分の証言でこの裁判にも終止符が打てる」と意気込むクレイでしたが、学校側の弁護人はハンナの残した一言をことさら大きく取り上げます。クレイは、熱い思いとは裏腹に、うまく証言できませんでした。そして、最後にはハンナのテープをインターネット上に流出させるという暴挙に出ます。

「ハンナを傷つけた人が裁きたい」という気持ちが強くてテープをアップしたと思います。

<感想>今回の証言を含めてクレイの暴走は、ハンナを苦しめた人間を罰したいとの気持ちが強すぎるから、と感じた人が多かったようです。事実を明らかにして自分のような被害者をなくしてほしいという、ハンナの願いとは乖離していると違和感を覚えた人もいます。 

13の理由シーズン2の8話あらすじ・ネタバレ感想

<あらすじ>前話でクレイが行った、ハンナ肉声テープの公開は、関係者間でまだ尾を引いています。また、生徒会長マーカスが、学校の式典でのあいさつでブライスに言及したため、会場には動揺が走ります。一方、裁判ではハンナの両親が証言台に立ちます。学校側の責任を追及するはずでしたが、家庭問題(ハンナの父親の浮気)のことで逆に矢面に立たされてしまいます。 

弁護人が「あなたが浮気していることはハンナの精神に関係した」と言っていましたが、私もそう感じました。

<感想>自殺の直接の原因が学校でのいじめであることは疑いないものの、父親の浮気もハンナの心に与えた影響は大きかったと考える人が多いようです。父親の不始末が家庭環境を損ない、ハンナの安心できる場所を奪ってしまったという感想もありました。 

13の理由シーズン2の9話あらすじ・ネタバレ感想

<あらすじ>裁判では、学校側の証人としてポーター先生が証言します。ハンナの力になれなかったことを悔やみ証言台で涙を流します。一方、クレイは、サイラスとタイラーの仲間に加わります。彼らと行動を共にし運動場の壁に落書きをしたりししているときに、偶然2枚目のポラロイド写真にあったクラブハウスを発見します。

ポーター先生は実際に証言するうちに後悔の念が押し寄せたんでしょうね。

<感想>裁判の証言台にたつポーリー先生に同情する意見が多数ありました。最初は学校側の証人として学校の弁護士とも密に打合せして裁判に臨んだものの、実際に証言台に立って話をするうちに、教師としての良心から後悔の念が押し寄せたと捉える人も多かったようです。

13の理由シーズン2の10話あらすじ・ネタバレ感想

<あらすじ>裁判ではハンナが以前いた学校のクラスメイト、サラが証言します。そこで明らかになったのは、ハンナの衝撃的な過去、前の高校では”いじめる側”だったことでした。一方、クレイたちは探し当てたクラブハウスに潜入します。今までクレイにポラロイド写真を送っていたのは、意外な人物だったことも判明します。 

人は、いじめっ子かいじめられっ子の2つに分けられるのではない、とてもリアルだなと感じました。

<感想> 同級生からのいじめが原因で自ら命を絶ったハンナ。そのハンナが以前いた高校では、何と逆のイジメる側だったのです。イジメる側がいつの間にかイジメられる方にまわったり、またその逆のパターンも。日本でもよく聞く話で、少年少女の置かれたリアルな世界に踏み込んだドラマだとの感慨を新たにした人も多かったようです。    

13の理由シーズン2の11話あらすじ・ネタバレ感想

<あらすじ>今度はブライスが法廷で証言します。ハンナと寝ていたという内容に、校内では大乱闘が勃発します。また、ジェシカは、クロエにブライスがレイプした証拠となる写真を見せ、法廷で証言をしてほしいと頼みますが、結果的には裏目に出てしまいます。一方、アレックスは失っていた記憶を取り戻します。その記憶とは、ブライスにレイプされているハンナの声を聞きながら無視してしまったというものでした。 

家庭問題で寂しい思いをしていたのがわかるシーンですが、それが免罪符にならないくらい彼のした行為は悪です。

<感想>当然のことながら、保身のため事実と全く逆の証言をしたブライスが許せないという感想が多くありました。家庭問題で寂しい思いをしていたという、酌むべき情状を割り引いたとしても、彼の犯した罪は大きく許されるものではないという憤りです。

13の理由シーズン2の12話あらすじ・ネタバレ感想

<あらすじ>銃を持つクレイを必死で止めるジャスティンですが、その時ジャスティンは法廷に立つことを決心します。彼はブライスのレイプを証言しますが、彼が薬物中毒ということも問題視されます。一方、アレックスやクレイは、脅迫犯を突き止め「証拠写真が入った箱」を取り戻そうとします。そしてついに、皆にとって長かった裁判の評決が出されます。 

全員勢ぞろいして「ジェシカの味方だ」と伝えるシーンは、とても良かったですね。

<感想>ブライスから受けたレイプを告発しよう警察に向かうジェシカにジャスティンほか皆が付き添うシーンは感動的だったという感想が多くありました。重苦しいドラマにさした一条の光でした。 

13の理由シーズン2の最終話をネタバレ!感想や評価も紹介!

最終話ネタバレ①納得できないブライスへの判決

最終話は法廷シーンから始まります。前回の最後で、ブライスは婦女暴行容疑で逮捕されます。裁判で勇気を振り絞り証言するジェシカ。ところがブライスに下された判決は「3カ月の保護観察処分」という軽いもの。白人の裕福な未成年については、このように軽い処分で済まされるケースがアメリカの現実なのです。

結果的に、主犯のブライスよりも共犯のジャスティンが両親の所在不明という理由で長期間拘留されることになります。貧しい家庭に育ったジャスティンが、理不尽な目に遭うのを見るのがつらかったという感想が多かったです。クレイの両親はジェンセンを養子にすることを提案、ジャスティンも了承しました。

最終話ネタバレ②ハンナの追悼式

最終話、続いてはハンナの追悼式です。そこでクレイが弔辞を読みます。「一番恐れているのは君を忘れること、その次に怖いのは前に進めないこと」と彼女の御霊に語りかけます。シーズン2では、クレイの目にハンナの幻影が映っていました。しかし、追悼式が終わるころには、ハンナの幻影はそっと消えていきます。クレイがハンナの死から一歩前に歩を進める象徴的なシーンでした。

最終話ネタバレ⓷死なない理由

最終話、次はハンナの残したメモについてです。ハンナの母は、家業の薬局を閉めてニューヨークに移り住むことにします。ニューヨークでライターになるというハンナの夢を、自分がかなえるためでした。閉店の片付け中にハンナのメモを見つけます。

死なない理由よりも自殺する理由の数のほうが上回ってしまったなんてやるせないです。

ハンナの母はそのメモをクレイに見せます。ハンナが、最後まで生きる理由を探そうと頑張っていたのを知り、号泣してしまう視聴者も多かったようです。

最終話ネタバレ⓸ジャスティンの心の闇と自立の兆し

最終話、続いてはジャスティンの心の変化についてです。ジャスティンが何と薬物に手を染めてしまうのです。その一方で、彼は、パーティーの準備シーンで1人でネクタイを結びます。今まではブライスの助けを借りないとネクタイが結べませんでした。

なかなか薬物中毒から抜けられない様子を描いたのは、とても悲しいけれどリアルだなと感じました。

ネクタイを自分で結ぶ行為は、ブライスからの自立を意味しています。薬物中毒から抜け出せない闇を抱えながらも、少しずつ前進しているジャスティンが印象的でした。

最終話ネタバレ⑤学校のダンスパーティ

最終話も終盤にさしかかります。学校で開かれたダンスパーティーで、ジェシカはアレックスとダンスをします。彼らがキスするのを見て、ショックを受けたジャスティンは1人寂しくパーティー会場を後にします。ところが、その様子を見たジェシカが後を追いかけるのです。

世界のすべてを失ったようなジャスティンに、ジェシカが寄り添ったのは良い展開だなと感じました。

パーティ会場では、クレイとハンナが昔踊っていた時の曲が流れます。感極まるクレイにトニーをはじめ、ジェシカやアレックスらが集まり彼を抱きしめました。

最終話ネタバレ⑥タイラーの凶行とクレイの成長

最終話ネタバレも最後を迎えます。友人も好きな女の子もすべて失い、自暴自棄になるタイラー。銃をカバンに入れるとパーティー会場に向かいます。クレイはタイラーの凶行を阻止しようとします。止めなければタイラーは殺されてしまいます。クレイはタイラーの構える銃をつかんで下におろしました。

かつてクレイが銃を持ってブライスのところへ行くシーンがありましたが、その時はジャスティンがクレイを阻止しました。今回はクレイがタイラーを救います。そこにクレイの成長が見て取れると感じた人も多かったようです。ところが、クレイがタイラーを説得したとき、すでに警察がすぐ近くまで来ていました。ちょうどその時、トニーが車で駆けつけタイラーを車に乗せます。そして逃走に成功します。銃を握ったクレイを残して…。

13の理由シーズン2全話ネタバレ感想まとめ!

ここまでドラマ『13の理由』(Netflix)シーズン2の全話ネタバレ感想をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。従来のドラマでは描ききれなかった領域、若者のセンシティブな心象風景にまで切り込んだ話題作です。まだ見ていない方は、ぜひご覧ください。ただし、くれぐれも一気見中毒にはならないようお気を付けください!

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