2018年04月11日公開
2018年08月29日更新
PとJKの主題歌まとめ!ブルーノマーズが歌う劇中の洋楽・歌詞も紹介
ベストセラー恋愛漫画、PとJKが映画化!大人気俳優陣に加え、主題歌も最近結婚式で定番の洋楽になっているブルーノマーズという豪華さが魅力的です。PとJKについて詳しく解説し、その主題歌に選ばれたブルーノマーズについて、その他の劇中歌と共にまとめました。
目次
PとJKの原作漫画について
PとJKは、講談社の「別冊フレンド」にて2013年1月号から連載されている漫画です。作者は三次マキさん。代表作は、このPとJKです。2014年に一度産休に入った為1年間の休載をしていました。2015年から連載を再開させ現在も連載中です。PとJKは、2017年に第41回講談社漫画賞少女部門を受賞し、社内でも高く評価されています。
PとJKのPとJKが意味するものとは一体何か?
PとJKとは、漫画に登場する主人公の二人を表しています。Pとは、Police officer、英語で警察のこと。JKとは、女子高生(J=女子、K=高生)のことです。JKはもともとネットで使われていた言葉でした。しかし最近ではネット用語が女子高生の間で流行することが多くなり、JKも一般的に使用される言葉になりました。
PとJKの物語のあらすじを紹介
プリ撮るときこれしよう
— Girls♡ガールズ通信 (@girls_news_10) March 26, 2018
JKとカップルに流行りそう!#PとJK #PとJKやってみた pic.twitter.com/e8tpRkED24
PとJKの主人公である高校生の歌子(かこ)は、人数合わせで駆り出された合コンで運命的な出会いをします。その相手は功太、職業は警察官でした。二人はお互いに惹かれ合いましたが、歌子はまだ女子高生。警察官である彼は、最初彼女を遠ざけます。
しかし歌子の積極的なアプローチもあり、結局二人は結ばれることになりました。功太の仕事柄、未成年とのお付き合いはできません。二人が世間の目を気にせずに一緒にいる為には結婚するしかありませんでした。そして二人の秘密の結婚生活が始まります。
PとJKの映画と原作で内容に差はあるのか?
PとJKの原作漫画と映画でのあらすじの差はありません。どちらも二人の出会い方は同じで、その後の結婚に至ってからのエピソードがメインの作品です。原作は最終回をまだ迎えていませんので、劇中でのラストシーンはオリジナルになります。
PとJKの映画化は大ヒット上映
PとJKの映画は2017年3月25日に松竹系列にて公開されました。全国映画動員ランキングによると、興行収入は1億7,300万円、動員数は14.1万人を記録し、初登場7位となりました。全興行収入は10億900万円を記録しています。主演の二人は大人気アイドルの亀梨和也さんと、国民的女優の土屋太鳳さんが演じました。
PとJKのロケ地となったのはどこ?
遺愛高校
— 北斗市地域おこし協力隊@移住(非公式) (@wy0fd4nu) April 1, 2018
クロッカス pic.twitter.com/IZcCSYc1BR
PとJKのロケ地として選ばれたのは、北海道の函館です。映画撮影のほとんどが函館で行われました。監督が函館を訪れた際に、函館の美しい街並みに感動し、ここでなら素敵な純愛映画が撮れると確信したそうです。重要文化財に指定されている遺愛高校も、歌子の通う高校として登場しています。
PとJKの監督を務めたのは胸キュン映画三巨匠の1人
制服が良く似合う西畑くん
— 西畑大吾くんステマ・応援垢 (@nishihataoikaze) March 26, 2018
画像はPとJK出演時の19歳
中学生に見えなくもない童顔で爽やかに可愛らしく演じました✨
学園モノをする西畑くんまた見たいですね〜
ブレザーも学ランも似合いますし、制服の上にパーカー着るとか夢は膨らみますね💭#四月は君の嘘 の有馬公生くんみたいな役も素敵ですね pic.twitter.com/JLuSF5ZuxM
PとJKの監督は、廣木隆一監督です。アメリカンニューシネマの影響を受けて、フランスの映画技術美学講座を学んだ経歴を持っています。1982年にデビュー。近年はヨーロッパを主にした海外でも人気が高まっています。2010年代以降は少女漫画原作の映画を数多く手がけており、「胸キュン映画三巨匠」と称されています。
監督のその他の少女漫画原作映画は?
監督はPとJK以前にも、少女漫画を原作とした作品を作って高い評価を得ています。2015年にはフラワーコミックスより発刊されている「娚の一生」、別冊マーガレットにて人気のあった「ストロボエッジ」、2016年には「オオカミ少女と黒王子」を手がけました。2018年には「ママレード・ボーイ」の映画化が決定しています。
仙台にて #桜井日奈子 #廣木隆一 監督の舞台挨拶予定! #ママレードボーイ #大量当選 : 【#宮城】『ママレード・ボーイ』試写会(100組200名) https://t.co/lPOKkuW0jS pic.twitter.com/piL2bKuTwH
— 映画試写会情報かわら版 (@kensyoinfo777) April 2, 2018
これから公開予定のママレード・ボーイは、1992年から1995年まで集英社のりぼんにて連載していた漫画作品。これまでにもアニメ化されたり、台湾でドラマ化されたりしたこともある人気作品です。根強いファンが多い為、映画化にも期待が高まっています。
PとJKの映画の音楽を担当したのは?
new album「STEREO」
— 大橋トリオ (@ohashiTrio) February 14, 2018
本日リリースです
宜しくです! pic.twitter.com/NfH7qUeXrH
PとJKの劇中音楽を担当したのは、大橋好規さん。大橋トリオの名前で、アーティストとしても活躍している作曲家さんです。廣木監督との作品は、2009年に「余命一ヶ月の花嫁」でタッグを組んで以来の3作目となります。彼が手がけたオリジナルサウンドトラックは、柔らかくて暖かな曲が多く、ハッピーな雰囲気を演出しています。
主題歌を紹介!劇中では大人気の洋楽を起用
PとJKの主題歌(劇中歌)には、結婚式の定番ソングにもなっている洋楽のヒット曲が選ばれました。ブルーノマーズの「marry you」です。男性からのストレートで胸に響く歌詞が、女性の間で人気です。明るい雰囲気を与えているポップなサウンドも、幸せな結婚式をイメージしやすいです。劇中では、二人の未来を描く重要なシーンで使用されていました。
この曲が有名になった一因に、youtubeで流行った動画があります。タイトルは「Lsaac's Live Lip-Dub Proposal」。この、「marry you」に合わせて口パクをしながらプロポーズする動画が素敵だと、ネット上で話題になりました。日本でもプロポーズや結婚式の定番の洋楽として使われることが、今では一般的です。
主題歌は洋楽界でも大人気!ブルーノマーズについて
ブルーノマーズとは誰?経歴を紹介
ブルーノマーズはハワイ出身のシンガーです。2004年、アメリカにてデビューしました。1985年生まれ。世界中のアワードにノミネートされたり、グラミー賞を受賞したこともありました。ヴィクトリアズシークレットのショーや、スーパーボウルのハーフタイムショーにも出演しています。
主題歌のmarry you以外のブルーノマーズの曲は?
主題歌の「marry you」を歌っているブルーノマーズの代表曲は、この曲だけではありません。結婚式において洋楽を選ぶ方は、必ず1度はブルーノマーズを候補に入れるというほど、その他の曲も結婚式業界では定番になっています。有名な曲として、B.o.Bのフューチャリング曲である「Nothin' on You」、「Just the Way You Are」があります。特に「Just the Way You Are」は、ブルーノマーズをご存知ない方でも聞いたことはあるはずです。
主題歌のmarry youの歌詞の意味は?
主題歌のサビ部分の歌詞の和訳と意味
「marry you」では、陽気な男性からのカジュアルなプロポーズがストーリーの中心になっています。歌詞を和訳と共に、印象的なサビの部分をご紹介します。"It's a beatiful night, We're looking for something dumb to do hey baby I think I wanna marry you"
「こんな美しい夜だから、君と何かくだらないことをしたくなった ねぇ、ベイビー 君と結婚したいかも」くだらないことをしたくなったから、そのままノリで結婚しよう、と言うユーモアを含んだプロポーズが印象的です。
サビ以外にもこんな歌詞があります。"Well I know this little chapel on the blvd We can go, no one will know" 「大通りに小さな教会があるから行こうよ 誰も気付かないよ」二人だけの秘密の結婚式を感じさせるロマンティックな歌詞です。大好きな彼女とすぐにでも結婚したいという純粋な気持ちが伝わってきます。
PとJKの映画の内容と主題歌の歌詞とのマッチング
映画の内容は、女子高生と、未成年との交際にためらいながらも誠実さを貫く警察官の青年との純愛ラブストーリーです。主題歌からも純粋に相手を好きだから結婚したい、というカジュアルだけれどもピュアな想いが伝わってきます。特にストレートに表現された歌詞が、劇中での二人の純粋さとマッチしています。
主題歌以外のその他の劇中歌も紹介
PとJKの劇中歌では、洋楽だけではなく1980年代に流行した日本の伝説的バンド、フリッパーズ・ギターの曲も使用されています。ブルーノマーズのように、最近流行している曲ではありませんが、古さを感じさせません。ポップな曲調が、映画の明るさを演出しています。
フリッパーズ・ギターとは?メンバーと代表曲
フリッパーズ・ギターとは、1980年代から1990年代前半にかけて活躍していた日本のバンドです。メンバーには現在も人気のある小沢健二さんも所属していました。代表作「恋とマシンガン」は、TBSドラマ【予備校ブギ】の主題歌や日産・マーチのCMにも起用されています。
使用されているフリッパーズ・ギターの曲
PとJKの劇中では、1990年に発表された「Friends again -フレンズアゲイン-」と「Happy Like a Honeybee -ピクニックには早すぎる」が使用されています。このバンドの曲の起用は、廣木監督の発案です。函館の街並みと、音楽がぴったりとマッチして映画全体の雰囲気がイメージできたことが提案の理由とのことです。
映画では主題歌を含めた音楽まで楽しめる作品だった!
今回は、原作漫画が好評連載中の大人気少女漫画「PとJK」の映画についてまとめました。PとJKの話の内容や豪華な俳優陣が魅力的なこの作品。それだけではなく、撮影スポット函館の雰囲気にマッチしたノスタルジックなフリッパーズ・ギターの曲や、聞くだけで結婚式をイメージできる洋楽定番ウェディングソングの役割も大きいです。映画を見るときは、是非PとJKの劇中の音楽にも注目してみてください。