海外ドラマルシファーの全話あらすじ・感想ネタバレ！登場人物や打ち切りの噂は？

米FOXによって2016年から放送されているドラマ「LUCIFERルシファー」。DCコミックス『サンドマン』の登場人物ルシファー・モーニングスターを主人公に作られたドラマです。魅力的な登場人物とユーモラスで刺激的な展開で人気を博したシリーズですが、まさかのシーズン３で打ち切りとの噂が。その打ち切りの噂の真相と、魅力的な登場人物の紹介、そしてドラマシーズン１全話あらすじをネタバレ紹介していきます。

ドラマ「LUCIFERルシファー」はその魅力的な登場人物でも話題です。見る人をみな魅了する悪魔ルシファー、そして美人刑事クロエなど、美男美女が多く出演しています。そんなドラマ「LUCIFERルシファー」でメインに活躍する登場人物と、その登場人物を演じるキャストをそれぞれ紹介していきます。

地獄での職務を放棄し、バケーションと称してロサンゼルスでナイトクラブを経営する地獄の王ルシファー。女性刑事クロエに興味を持ったのをきっかけに、ロサンゼルス市警のコンサルタントとして事件解決に関わっていきます。ハンサム且つプレイボーイでもあるルシファーを演じるのはイギリスの俳優トム・エリス。今作「LUCIFERルシファー」で注目を浴び、日本でも人気急上昇中の俳優です。

元女優という異色の経歴と美しすぎる美貌を持ち、シングルマザーでもある女性刑事クロエ。自分勝手なルシファーに振り回されながらも、彼の秘められた正義感に惹かれていきます。演じているのはローレン・ジャーマン。アメリカ出身の女優で、「テキサス・チェーンソー」や「ホステル２」などホラーやサスペンス作品に多く出演しています。彼女の美しさもドラマ「LUCIFERルシファー」を彩る魅力の一つとなっています。

クロエの別居中の夫、そしてトリクシーの父親であり、クロエの同僚でもあるダン。「パルメット事件」をきっかけに署内で孤立していくクロエを気にかけていて、彼女にまとわりつくルシファーを警戒します。演じているのはケヴィン・アレハンドロ。ドラマ「ARROW」の敵役や、ドラマ「トゥルー・ブラッド」のヘスス役などで広く知られているアメリカ出身の俳優です。

ルシファーの兄である天使アメナディエル。ルシファーの不在中地獄の門番を任され、ルシファーに地獄に戻ってくるよう説得をします。演じているのはD・B・ウッドサイド。アメリカ出身の俳優で、ドラマ「24-TWENTY FOUR-」やドラマ「SUITS」などの出演で知られています。

ルシファーに仕え、彼と共に地獄を出奔してきた魔物（デーモン）。ルシファーが経営するナイトクラブでバーテンダーをしつつ、ルシファーのボディガードを勤めています。演じているのはレスリー・アン・ブラント。南アフリカの女優で、ドラマ「スパルタカス」などの出演で知られています。

地獄の管理に飽き、休暇と称して人間界で僕のメイズと共に高級ナイトクラブを経営する地獄の王ルシファー。そんな彼の元に兄であり天使であるアメナディエルが早く地獄に戻るよう説得にきます。そんな兄の説得を交わしていると、ルシファーの前に以前自分のクラブで歌っていたデリアという女性がやってきます。彼女は現在歌手として成功し、誰もが知る有名人です。

デリアと懐かしく話しながら外を歩いていると、突然彼女が車から銃撃を受け死亡してしまいます。ルシファーは銃撃後ほかの車に突っ込んで瀕死状態の犯人に、なぜ殺したのかと問い詰めますが、「金のためだ」と答える男からは他に情報は得られませんでした。現場を訪れたロサンゼルス市警殺人課の女性刑事クロエは、犯人が不釣り合いな高級時計をしていることに気づきます。

ルシファーの元へクロエが事情聴取にきますが、彼の軽薄そうな態度に彼女は嫌悪感を示します。ルシファーはデリアの元婚約者ジミーに話を聞きに行きます。音楽プロデューサーであるジミーは、丁度ほかの女性と挙式をあげている所でした。ルシファーは自身の力で新婦の本心を引き出し挙式をぶち壊しにします。ジミーからデリアの新しい恋人２バイルに話を聞けと言われ、彼に話を聞きに行くと、デリアは浮気をしていたと言われます。

そこで同じく情報を得て乗り込んできたクロエによって２バイルは逮捕されます。その際ルシファーは力を使ってクロエの本心を引き出そうとしますが、なぜか彼女には通用せず不思議に思います。そしてルシファーとクロエは共に浮気相手を知っているというデリアのセラピストの元へ。ルシファーは力を使いデリアの浮気相手を聞き出します。そして相手は俳優のグレイ・クーパーだとわかり、彼の元へ。

クーパーが銃撃犯エディと同じ時計をしているのを見て、クロエがそれを問い詰めると、この時計はデリアからのプレゼントだと言います。クーパーは関係ないのか、と2人が考えている最中、ニュースでデリアが死んだことにより彼女の歌が入ったサントラの売り上げが上昇しているという話が入ります。それによって得する人物とは誰なのか…。

サントラの製作者であるジミーの元を訪れ、デリアを殺したことを突きつけるルシファーとクロエ。ジミーは人質をとって抵抗、クロエがジミーを撃ちますが、油断した隙にクロエも撃たれてしまいます。怒ったルシファーは本性を現してジミーに迫ります。撃たれたクロエはなんとか一命を取り留め、力を使って人間を助けたことをルシファーはアメナディエルやメイズに責められるのでした。

前回、バーンズに撃たれたはずなのに全く平気そうなルシファーを不審に思ったクロエは、彼の素性を調べ始めます。しかしルシファーにはバレており、なかなか尻尾をつかめません。そこへパパラッチを撒こうとした俳優の息子が事故で死んだという事件が舞い込みます。パパラッチはニック・ホフマイスターという、以前から危険視されている人物でした。現場に向かったクロエですが、なぜかそこにはルシファーもいます。

仕方なくルシファーと共にホフマイスターに話を聞くクロエ。ホフマイスターは妙にしおらしい様子で、怪しく思ったルシファーは悪魔の力を使い本音を引き出します。すると「自白したい。今まで悪いことばかりしてきた…これはチャンスだ。あいつが…」と何かを言いかけますが、そこにクロエの元夫である刑事ダンが割り込んできたため中断されてしまいます。しかしクロエはホフマイスターが誰かをかばっていると考えます。

そんな中アメナディエルは人間界に染まりつつあるルシファーを心配していました。ルシファーは力を使って取調室にいるホフマイスターと話をします。そこで聞き出したことは、クロエが警察になる以前女優をやっていた時、彼女の父親の葬儀に押しかけ盗撮をしたこと。その行いを恥じ、現在は自分のようなパパラッチを増やさないように気をつけていたということで、しかし肝心の誰をかばっているかは聞き出せません。

しかしルシファーはホフマイスターは弟子をかばっているのではないかと考えます。クロエが弟子のジョシュのスクープを調べると、全てタイミングが良すぎることに気がつきます。そしてホフマイスターを再び問い詰めたところ、やはり彼がかばっていたのはジョシュでした。ルシファーはメイズの力を借り、ホフマイスターとジョシュを引き合わせます。ルシファーはメイズの力を借り、ホフマイスターとジョシュを引き合わせます。

「今はわけあって死後に相応の罰を与えられない、だから今埋め合わせしてやる」そう言ってルシファーは2人にそれぞれ銃を渡します。躊躇なくホフマイスターに銃を向けるジョシュですが、しかし弾は入っていません。躊躇わず引金を引こうとした弟子に、ホフマイスターも銃を向けます。そこに駆けつけたクロエがホフマイスターを説得しますが、しかし弾丸は放たれてしまいます。その瞬間ルシファーはアメナディエルを呼び出します。

途端スローになった弾丸をつまみとるルシファー。ルシファーは「確かに自分は変わった」とアメナディエルに話すと、ジョシュの股間を蹴り上げます。ジョシュは逮捕され、事件は解決しますが、放たれた弾丸が消えたこと、ルシファーが瞬間移動していることに納得がいかないクロエは、バーンズの面会に行きます。バーンズはルシファーの名前を聞いただけで怯え、あいつは悪魔だとクロエに叫ぶのでした。

華やかなパーティーの翌日、ルシファーは昨晩知り合ったアメフト選手タイに起こされプールで美女の死体を発見します。ルシファーはクロエに連絡し、死体の状況から殺人であること、また発見者であるタイが被害者アリと昨夜セックスしていたことが判明します。アリが勝手にセックスビデオを撮り、それに気づいたタイが怒る姿がアリのスマホに残されており、タイは逮捕されます。

しかしクロエはアリが亡くなる数時間前にタイの代理人ジョーに連絡していたことに気づき、ジョーに話を聞きに行きます。ジョーは売れない女優のアリにタイと寝るようアドバイスしたことを明かします。また狂信的なタイの追っかけであったタイの元カノデブラは、アリの存在を知ったらただではおかないだろうと話します。デブラに話を聞きにいったルシファーとクロエですが、そこで突如デブラの車が爆発。

デブラはアリバイも証明され彼女は犯人ではないと分かります。ダンの調べで車を爆破した犯人にフィクサーのロニーという女性が浮上します。ルシファーは囮となりロニーから話を聞き出そうとしますが、そこで思いがけずロニーからルシファーの偽物がいて、本人の評判を落としていることを聞きます。そこで急遽ルシファーは作戦を変更。ロニーを利用し自身の偽物を連れてこさせます。

連れてこられた偽物ルシファー、ジャスティンは本人相手に「俺はルシファー・モーニングスターだ」と怒鳴りますが、拷問されあっけなくなりすましを自白。ジャスティンを引き渡したロニーをクロエとダンが捕まえますが、ロニーはアリを殺しておらず、タイの代理人ジョーに雇われていたことが分かります。アリを殺したのはジョーだと確信しますが、しかし証拠がないためクロエたちは一芝居うちジョーの自白を引きずりだします。

ジョーはアリに盗撮を指示し、タイを強請る道具としてビデオを回収しようとしたものの、アリに拒否され勢い余って殺したことを自白します。話を聞いたルシファーはあまりに自分勝手なジョーに怒って彼を吹き飛ばします。ジョーは逮捕され、タイは駆けつけたデブラへの愛を再認識しキスを交わします。クロエはジョーをいとも簡単に吹っ飛ばしたルシファーの映像を、何度も見ながら納得できない表情をするのでした。

プレイヤーズ・クラブと呼ばれるナンパ塾のイベント中、リンジーという女性が失踪。ダンに指示されイベントに潜入したクロエは、パーティーに乱入してきたリンジーの兄だろいう男に出会います。またイベントの出席者の中にルシファーを発見、主催者カーバーの演説中質問を始めたルシファーは、その場の勢いでクロエが警察であることをバラしてしまい追い出されます。

その後クロエの前にルシファーは全裸で現れ、クロエは彼の背中の傷、翼をもぎとった跡を見て驚きます。ルシファーのクラブでカーバーのパーティーを開くことになりますが、カーバーはルシファーたちに気づき何を隠して逃げようとします。クロエたちがカーバーを捕まえるとリンジーは誘拐犯に捕まっており、何があれば殺されてしまうと話します。詳しく話を聞くとカーバーとリンジーは恋人同士であることがわかりました。

ルシファーはカーバーの携帯から勝手に誘拐犯へ連絡、ルシファーが身代金を交換に持ってきますが、しかしカーバーは一人で誘拐犯の所へ行ってしまいます。警察には連絡しない約束のためクロエを車に閉じ込め、後を追うルシファー。スキーマスクを被った誘拐犯は、金を奪い取りますが、リンジーは返さないと言います。怒ったカーバーは銃を取り出しますが、背後から撃たれてしまいます。撃ったのはなんとリンジーでした。

実はカーバーはリンジーと寝たことを本でネタにしたことがあり、リンジーはそのことを恨んでいました。スキーマスクの男はリンジーの兄であり、二人で共謀してカーバーを騙したのでした。しかしルシファーはそれでは罪と罰が釣り合わないと言い、真の姿をリンジーの前に現します。

駆けつけたクロエは怯えるリンジーを見てルシファーを止めますが、彼の赤く光る眼を見て困惑します。自分は悪魔だと何度も言っているだろう、試しに俺を撃ってみろというルシファーを、クロエは撃ちます。足を撃たれたルシファーは本来なら痛まないはずなのに血が吹き出し痛みに悶えるのでした。

ルシファーはメイズとともにシューズデザイナーベニーのショーに訪れますが、突如会場で銃撃が始まり場は騒然、混乱の末パオラという女性が圧死してしまいます。クロエのボスを口説き落とし、市警のコンサルタントして活動を始めたルシファーは、知り合いでもあるベニーにクロエとともに話を聞きに行きます。ベニーからラテン・キングスのディエゴとダニーという夫婦と最近もめたという話を聞き、二人は夫婦に会いにいきます。

ディエゴに話を聞くと、亡くなったパオラは彼のいとこであることが判明、涙を流すディエゴにクロエは協力を要請します。ディエゴはベニーのことを恨んでいるイエロー・バイパーが、数日前に出所したと話します。そんな時ベニーから死体が出たと連絡が入ります。死体とは彼のペットの豚でした。

ベニーとイエロー・バイパーは元々親友でしたが、バイパーが服役している間ベニーは一躍成功者に、逆恨みしたバイパーがショーで発砲し、さらに警告として豚を殺したんだろうとベニーは話します。ルシファーはバイパーに会いに行きますが、そこでは若者に絵を教えている彼の姿がありました。クロエたちに話すことは何もないというバイパー。そこへラテン・キングスが報復のため乗り込んできます。

ルシファーはディエゴたちの気をそらしバイパーたちを逃します。その隙に助けに現れたメイズによってギャングは次々に倒され、その場は収まりました。バイパーの鞄からショーで使われた銃と同じ口径のものが見つかり、バイパーは逮捕されます。

しかしバイパーが犯人ではないと感じたクロエは、ルシファーとともにバイパーを連れベニーの元へ向かいます。ベニーは出所したライバルを潰すために元狙撃手であるボディガードに会場で銃を乱射させ銃撃を自演、それをバイパーになすりつけたのでした。性根の腐ったベニーにルシファーは本性を出し、それを見たベニーは叫び声をあげるのでした。

コンテナ置き場で警備員をしていたアーウィンが何者かに殺され、コンテナが一つ盗まれるという事件が起きた。市警コンサルタントとして呼ばれたルシファーは退屈な事件だと投げ出しますが、しかしメイズから盗まれたコンテナが自身のものだと言われ現場に戻ります。ルシファーは裏で禁制品を流している氷屋の店員フランキーを脅し、フランキーからロス・ディアブロスという店が関わっていることを聞き出します。

クロエと店に向かったルシファーは、バイカーが集まる中「誰かが俺の物を盗んだ、処罰してやるから名乗り出ろ！」と叫びます。レニーという男がルシファーに殴りかかり、それをクロエが止めていると、店の奥から元締めのハンクという男が出てきます。ルシファーはハンクの本心を暴きますが、事件に関することは聞き出せませんでした。

ハンクの部下がやったのではと聞きますが、ハンクはそれ以上何も話さず、ひとまずルシファーとクロエはその場を後にします。その後ハンクを見張っていると、誰かと待ち合わせしていたハンクのもとにレニーが現れ、なんとレニーはハンクを撃って走り去ってしまいます。ルシファーは車でレニーを追いかけ、屋上へと追い詰めます。

俺の物を返せ、と迫るルシファーに、レニーは「命令されたんだ、中身は知らずに…。でも見た、あれを…」と言い、黒幕は誰だと迫るルシファーに、レニーは怯えて屋上から飛び降りてしまいます。コンテナが無事見つかり、クロエと中身を確認するルシファー。中に大した物はありません。クロエが去ったあと、コンテナの隠し部屋を開けるルシファー、そこにあるはずの物はなく…盗まれたものはルシファーの翼でした。

ルシファーは密輸業者のセルゲイという男を脅し翼の在り処を聞き出そうとします。しかし何も情報が得られずルシファーはクロエに相談、クロエに事件と関係がなく、厳しい意見を言ってくれる人に相談してはと言われます。そこでルシファーはアメナディエルと話をします。

ルシファーから翼の奪還に協力してくれと頼まれ驚くアメナディエルですが、ルシファーが地獄の仕事を放り出したこと、さらに人間界に翼を落としたことについて怒ります。翼を悪人が手にすれば恐ろしい事態になると注意し、自分の自由の責任を取って自分で解決しろと言います。アメナディエルに断られたルシファーは再びクロエの元へ行き、正直に事情を話して助けを求めます。

クロエは冗談だと思って笑いますが協力してくれることに。その代わりにルシファーも今クロエが関わっているパルメット事件を手伝うことになり、ダンと3人で捜査を始めます。同僚のマルコムが撃たれた事件で、事件当時クロエは売人アウディを追っており、彼と密会し金を渡していたマルコムを目撃、クロエが目を話した瞬間に銃声が響き、アウディのボディガードも含め3人とも撃たれて倒れていました。

ダンとクロエから事件の概要を聞いたところで、翼が見つかったとルシファーに連絡が入ります。闇オークションに出されているとのことで、ルシファーはいてもたってもいられずオークションに参加することに。するとそこにはアメナディエルも来ていました。ルシファーはオークションの主催者カーメンに翼を返すよう話しますが、銃を突きつけられたため、ならばオークションで落札すると話します。

会場に翼が登場し、さらにFBIが突入してきますが、アメナディエルの能力で時間が止まります。ルシファーが翼を確認すると、それが偽物であることが分かりました。会場の混乱の隙にカーメンたちは隠し扉から逃げてしまいます。一方ダンとともにパルメット事件の捜査を再び始めたクロエは、現場で隠し扉を見つけます。隠し扉は地上へと繋がっており、その奥には市警の合鍵が落ちていました。

マルコムの鍵は本人が持っているので、他の警官がいたようです。場面代わってルシファーはカーメンを見つけ出し、さらに彼の家に自分の翼が剥製のように飾られているのを発見します。ようやく翼を取り返したルシファー。アメナディエルは自分が翼を天国に持って帰ろうと提案しますが、ルシファーは翼を燃やしてしまいます。カーメンから聞き出した話では、アメナディエルが翼の情報を彼に売ったというのです。

全てアメナディエルの策略だと知ったルシファーは「地獄には戻らない」と宣言。クロエとダンはマルコムを偲ぶ会に参加します。そこでマルコムの元相棒アンソニーに、捜査を打ち切ることを話します。マルコムの生命維持装置が外され、悲しみに包まれる家族たち。しかし突如マルコムは生き返ります。その様子をアメナディエルが眺めていました。

一時の絶望的な状況はなんだったのか、すっかり元どおりに回復したマルコム。ルシファーはクロエとダンが一緒にいるのを見ると「太った男が乗っかっているような気分」だとリンダに話します。それは嫉妬だとリンダに言われますが、ルシファーは悪魔は嫉妬なんかしないと無視します。そんな中浮気専門のセラピストショウが殺される事件が発生。

リンダも捜査に加わることになり、リンダはショウの患者リチャードが以前ショウを脅迫していたことをクロエに話します。クロエたちがリチャードに話を聞きに行くと、彼は飛び降り自殺を図っていました。ルシファーがリチャードに話を聞くと、リチャードはこれは後追い自殺だと話します。ショウが励ましてくれたおかげで自分は立ち直れたんだと悲しむリチャードですが、ルシファーの何気ない一言で自殺を思いとどまります。

クロエが自宅に戻ると、そこにはマルコムが待ち伏せていました。マルコムはクロエに自分を汚職警官だと思っているかもしれないが、アウディは情報屋で、彼に汚職警官について探らせていたと話します。ショウの妻サンディからショウが患者のティファニーと浮気をしていたという話を聞き、ルシファーはティファニーも参加する集団セラピーの会場に潜り込みます。

ルシファーが力を使って主催者メディーナの本心を聞き出すと、彼はサンディが欲しい、だからショウを殺したと話します。ルシファーにナイフを突きつけるメディーナをクロエが押さえ込み、メディーナは逮捕されました。クロエはマルコムとの話をルシファーに話します。マルコムの相棒パオルッチを追いますが、彼はバーで自殺した格好で死んでいました。

手書きの遺書には自分の汚職に気づいたマルコムを自分が撃ったと書かれていました。一方マルコムはダンを呼び出し、「作文は難しかった」「真実は言わないでおいてやる。お前が撃ったとな」とダンに話します。パオルッチの遺書はマルコムが偽造したものであり、マルコムを撃った汚職警官はダンだったのです。

ルシファーの元に友人からルシファーを紹介されたという神父フランクが相談にきます。フランクは近所の青少年センターで麻薬取引が行われており、そこのセンター長アリエッタが教会の子を勧誘していて、教会のコナーという少年が非行に走り心配だと話します。フランクはアリエッタにコナーと巻き込むなと言って欲しいとルシファーに頼みます。

ルシファーはクロエとともにアリエッタの元を訪ねますが、彼は部屋で撲殺され死んでいました。職員のドイルに事情聴取をすると、アリエッタは良いボスで、神父フランクとよく口論していたと言います。またコナーもアリエッタが麻薬なんか売るわけないと言い、しかし神父が人を殺すとも思えないと話します。フランクについて調べると彼には様々な前科があり、アリエッタが先週接近禁止命令を申請していたことも判明します。

マルコムはダンに自分と組むよう話をします。ダンがクロエに例の件を話さないように見張ると。しかしダンは自分は汚職なんかしておらずマルコムの不正を見逃しただけで、あの時はマルコムがクロエが見張っていることに気づいたためクロエを守るためにマルコムを撃ったと話します。マルコムは自身を生き返らせたアメナディエルと密会します。

アメナディエルはマルコムを地獄へ送らない代わりに彼に任務を与えていました。クロエとルシファーは再びフランクに話を聞きに行きます。フランクはアリエッタとの不和を認め、今朝も彼と口論になり、彼を殴ったことを認めましたががその後立ち去ったと話します。犯行時刻は告解を聞いていたというアリバイもありました。署で供述をとるため神父を連れ教会を出ると、何者かに車から発砲されます。

発砲はフランクを狙ったもので、フランクの携帯にも脅迫の伝言が入っていました。フランクはこの脅迫は以前からありアリエッタの仕業だと思っていましたが、もしかししたらスパイダーという売人がアリエッタの商売を乗っ取ろうとしてやったのかもしれないと話します。スパイダーがよく現れるという場所で待ち伏せたルシファーたちは、そこでコナー麻薬の売買をしているのを目撃します。

さらにフランクを撃った車に乗っていたのがコナーだと分かり、彼がスパイダーだと分かりました。しかしフランクはコナーを信じる、もし彼が犯罪者なら尚更彼を助けると話します。フランクは信徒から呼び出しを受けたと言ってその場を離れますが、相手はコナーで、ルシファーとクロエが教会に駆けつけるとコナーがフランクに銃を突きつけていました。コナーの背後にはセンターの職員ドイルがいてコナーに早くやれと命じます。

スパイダーはコナーではなくドイルだったのです。フランクを撃てないコナーをドイルが撃とうとし、それをかばったフランクは撃たれて死んでしまいます。ルシファーは激怒してドイルに迫ります。コナーはアリエッタを殺したのもドイルだと告白します。ルシファーは天に向かって「慈悲のかけらもないクソ親父め！」「彼の死は不当だ！」と叫びます。その時アメナディエルはマルコムにルシファーを殺すよう命じていました。

レストランを経営しているハビエル・アリアスという男性がスーパーで毒殺死体で発見される事件が発生、ルシファーとクロエは現場を調べます。毒の摂取時刻から、彼がレストランで摂った朝食に毒が入っていたことが分かり、従業員全員を取り調べることに。ハビエルは気性が荒く周囲は手を焼いていたものの、従業員は皆父親のように慕っていたと話します。

そこへ放浪していたハビエルの息子ジュニアが突然現れます。父親と食事したかったと話すジュニアに、店の所有権は誰に移るのかクロエは調べることにします。副料理長アンに事情聴取をしている最中、突然アンが苦しみ吐血して倒れてしまいます。彼女もハビエルと同じ毒を摂取していました。ハビエルとアンに使われた毒は水銀とヘロインであることが判明。

ダンの調べで去年働いていたナオミという女性がヘロインの常習犯だと分かり、ルシファーたちは彼女の家へ向かいます。ナオミはいませんでしたが、ナオミの部屋でジュニアのリュックとヘロインを見つけます。帰ってきたナオミに話を聞くと、ハビエルにジュニアとの交際を認めてもらおうと考えていたと話します。ルシファーがジュニアの本心を探りますが、ジュニアの悲しみは本物で、彼は犯人ではないと確信します。

アンが犯人ではないかと考えたクロエたちは、無理やり退院したアンをレストランで待ち伏せ、隠して追いたヘロインの回収にきたアンをルシファーたちは捕まえます。アンはハビエルがジュニアに店を譲るつもりだと分かり、本当はハビエルではなくジュニアを殺すつもりだったと話します。アンは店に火をつけ逃亡を図りますが、結局逮捕されました。

ルシファーの暗殺を企てるマルコムを阻止したダンですが、しかし返り討ちにあってしまいます。気絶したダンの携帯にクロエから「やり直さない？」というメールが届き、マルコムは勝手に返信します。その後傷ついた様子でクラブに現れたクロエに、ルシファーはキスを迫られます。しかしルシファーはそれに答えることができず、困惑しているうちにクロエは寝てしまいます。思わずルシファーは「神よ…」と呟いてしまうのでした。

貧しい人のための支援団体ダンレア財団で、財団設立者のティム・ダンレアが銃で撃たれて死亡する事件が発生。遺体から金品を奪ったホームレスは自分が殺したわけではなく、奪った時には死後硬直が始まっていたと話します。クロエたちはダンレアの妻バネッサに話を聞こうとしますが、財団の法律顧問フレミングに追い返されてしまいます。夫妻が仲が悪かったと聞いたクロエは、財団の高額寄付者のランチ会でさらに聞き込みをします。

お金持ちの婦人たちを前に歌を披露するルシファーに、財団のカイルが突如やめろ！と叫んで飛び出します。カイルを追いかけたクロエとルシファーは、実はカイルがティムと愛人関係にあり、バネッサもこれを承諾していたことを知ります。またティムはハイチに学校を作るために資金を集めており、その建設予定地の写真をカイルに送っていました。

予定地が決まっているなら資金はすでに集まったはずだと考えたクロエは、法律顧問のフレミングにバネッサが金を横領していないか証拠を探してほしいと依頼します。ルシファーの所へやってきたマルコムはルシファーに銃を突きつけます。アメナディエルの指示だと分かったルシファーは、ペンテコステのコインを見せ、撃たなければこれをやると話します。マルコムはコインを受け取り去って行きました。

クラブで財団のパーティーをすることになっており、やってきたバネッサに夫を殺したかとルシファーが尋ねます。彼女は否定したものの、ルシファーの隙を突いて発砲しました。マルコムの元から逃げ出したダンが倒れているルシファーを発見しますが、彼はまだ不死身の特性を失っておらず無事でした。クラブでスピーチをしているバネッサの元にルシファーが現れ、殺したはずなのにとバネッサが驚きます。

フレミングが持ってきた証拠でバネッサは資金を横領していたことが判明、夫に知られてバネッサは彼を殺害したことを認め、彼女が逮捕されました。ルシファーはクロエの家で彼女と向き合います。クロエは「あなたに心を広いているし、私はあなたといると弱くなるみたい」だと話します。ルシファーはナイフを握り、いつもなら出ない血を眺めると「僕も君の前では弱くなるみたいだ」と言いました。

背中に「ルシファー万歳」と刻まれたローズ・デイヴィスという若い女性の遺体が発見されます。現場で背中の文字を見たルシファーは悪魔教徒が「僕に罪を着せてる！」と憤慨します。ローズの家へ行くと隠し扉があり、その奥では悪魔の儀式を行っていたであろう部屋がありました。ローズの腕にはインプラントが埋め込まれており、そこには「フィリス・ヒルクス（山羊の子ら）」と書いてあることをルシファーが見抜きます。

調べると暗黒王子の教会と関係があり、彼らの月例会が行われるという会場にルシファーたちは向かいます。会場に潜り込むとローズの追悼会が行われており、魔王を呼び出すという怪しげな儀式が始まります。会場の奥から偽ルシファーが登場し、それを見るに耐えなかったルシファーが俺が本物だと飛び出します。悪魔教徒たちが大盛り上がりする中、ミッチという男が会場を抜け出し、それを見たクロエとルシファーは追いかけます。

彼の本心をルシファーが引き出すと、「ローズを殺したやつを殺したい」と話します。ミッチ曰く、ローズをこの集会に引き込んだのは恋人のコラソンで、彼は異常者だと言います。ルシファーは自分は不死身のためどんな攻撃も効かないが、天使の攻撃は効くことを思い出し、クロエは天使なのではないかと考え始めます。クロエの娘トリクシーに養子か確認したり、クロエの背中に傷がないか探しますが、そんな痕跡はありません。

コラソンが見つかったと連絡があり、現場に向かうとそこにはコラソンの遺体、そして壁に赤いペンキで書かれた「モーニングスター」という文字が。また「M」のイニシャルが入ったカフスも見つかります。そのカフスが以前ルシファーが脅した牧師のものであることにクロエは気づきます。ルシファーはマルコムの手に赤いペンキがついていることに気づき、マルコムを追求しますが彼はあっさりとローズを殺したことを白状しました。

牧師に罪を着せるというマルコムにルシファーは激怒しますが、そこでアメナディエルが現れ、彼と殴り合いになります。怒りをぶつけあうルシファーとアメナディエルの前に彼らの喧嘩に巻き込まれたメイズが現れ、それで戦意喪失する二人。その後牧師のことでクラブにやってきたクロエは、そこで牧師の遺体を発見、駆けつけた警官とともにルシファーに銃を向けるのでした。

クロエ、そして警官たちから銃を向けられたルシファーは、僕が殺すわけないだろうと言いますが、クロエはどう思うかではないと言います。その言葉に傷ついたルシファーは新人警官を挑発し自分を撃たせようとしますが、撃たれる瞬間アメナディエルが彼を助け出しました。クロエに失望したルシファーは、「ここはもういい、地獄へ連れ戻してくれ。」とアメナディエルに言いますが、彼に断られてしまいます。

アメナディエルは自分のせいで死人が出たことを後悔し、マルコムを地獄へ戻すから力を貸せとルシファーに言います。一方クロエもダンもルシファーは無実だと思っていました。ルシファーとアメナディエルはID偽造をしているニールからトミーという男が関係していることを聞きます。そこで警察署に潜り込み、ダンにトミーという男に聞き覚えはないか尋ねると、醸造所にいる売人だと分かります。

醸造所にやってきたルシファーたちは、襲いかかってくる男たちを次々倒しながらマルコムを探します。しかしアメナディエルが地獄のダガーで刺され、彼をメイズに預けルシファーは１人でマルコムを追います。同じくマルコムを追って駆けつけたクロエはルシファーにも銃を向けますが、「あなたを疑ったことはない」と言い銃を下ろします。メイズは地獄へ戻る時のためにとっておいたルシファーの羽でアメナディエルの傷を癒します。

マルコムに逃げられ、署に戻るとダンがマルコムに協力したことを自首し、ルシファーへの疑いは晴れました。しかしクロエの元にトリクシーを人質にとったマルコムから連絡が入ります。誰にもいうなと言われ１人金を持ってマルコムの元へ向かうクロエ。金を渡したもののクロエを殺そうとするマルコムの前にルシファーが現れます。ルシファーはマルコムを操ろうとしますが撃たれてしまいます。

瀕死状態の中「父」に向かって話しかけるルシファー。言うことを聞くからクロエを助けてくれと頼むと、ルシファーの前に懐かしの我が家の風景が広がります。しかしそこでは地獄の門が開けっ放しになっており…そこで目を覚ましたルシファー。力を取り戻したルシファーはマルコムを殴り、クロエがマルコムを撃って彼は死亡します。

マルコムが死に、アメナディエルも回復。ルシファーはアメナディエルに「父」と話したこと、そして「父」に見せられた景色について打ち明けます。どうやら地獄から逃亡者が出て、「父」はそれを捕まえてほしいと思っていること。そしてその逃亡者とは、「母」であること…。

シーズン２では新たな登場人物が現れます。なんとそれはルシファーとアメナディエルの母。彼女は地獄から脱獄し、人間界へとやってきます。地獄の母の強大な力と、その奔放な性格にルシファーたちは翻弄されます。果たしてルシファーは「父」の要望通り彼女を地獄へと送り返すことができるのか。シーズン２の大きな見どころとなっています。

お遊び気分で事件にちょっかいを出すルシファーを、クロエは最初嫌っていましたが、彼の不思議な能力や、実は人一倍強い正義感を秘めていることに気づき始めます。ルシファーもまた最初は人間を愚かだと哀れんでいたものの、クロエや事件を通して人の尊さや強さを知っていきます。シーズン１で芽生えた2人の信頼関係は、このシーズンでどのように発展していくのか。ルシファーとクロエの関係も大きな見どころとなっています。

ルシファーが天界を捨てた理由に、自分よりも父に優遇され愛されている兄弟への嫉妬が大きく関わっています。兄弟感で親からの愛情が平等ではないと感じると、それは他者との関係にも影響する…心理学ではそれを「カインコンプレックス」と呼び、ルシファーの煮え切らないクロエへの態度は、そのコンプレックスが由来しています。

シーズン３ではそんなルシファーの前に新たな登場人物が恋敵として登場。ルシファーとクロエの関係がどう変わってしまうのか、ルシファーの心にどんな変化が起きるのか、大きな見どころとなっています。

ドラマ「LUCIFER」はシーズン３で打ち切りという噂がありますが、実際のところはどうなのでしょうか。打ち切りの噂について考察していきます。

「LUCIFER」は米FOXで制作されていましたが、2018年５月に打ち切りが発表されます。その打ち切りの理由として、シーズン３で視聴率が下降気味になり、制作費の高いシリーズでもあるため利益をあげられれず打ち切りとなってしまったようです。しかしその打ち切り発表があった翌月になんとNetflixがシーズン４制作を発表します。

Netflix曰く、米国以外の国でも「LUCIFER」は人気があり、それを鑑みて今回続編制作に名乗りをあげたようです。FOXが打ち切りを発表したあと、ファンによって「#SaveLucifer」という存続希望キャンペーンがされました。

この判断も打ち切り回避を後押ししたのではないかとされています。シーズン４は2019年配信予定。撮影はすでに始まっており、打ち切り回避されキャストが撮影初日を喜ぶ姿も公開されています。

ドラマ「LUCIFERルシファー」を観た人がどんな感想や評価をしているのか紹介していきます。Netflixで全世界で配信されていることもあり、日本でも多くの人が「LUCIFERルシファー」を評価しています。

ファンタジー・警察・コメディーという様々な要素の組み込まれたドラマであるため、天使や悪魔といったファンタジーが好きな層、またバディものが好きな層など、様々なファンを会得しているようです。

また登場人物演じているキャストへの感想も多く観られました。中でも主人公ルシファーを演じるトム・エリスの魅力にハマる人が続出しているようです。

また打ち切りに関する感想も多く、ツイッターの「#SaveLucifer」という存続希望キャンペーンでは多くの支持する声が寄せられていました。

打ち切りが回避された後は、続編を楽しみにしている、またNetflixに感謝といった声が多く見られました。

この記事ではドラマ「LUCIFERルシファー」の登場人物の紹介、あらすじネタバレ、また打ち切りの真相について紹介させていただきました。米FOXの配信では視聴率が伸び悩んでいたそうですが、#SaveLuciferキャンペーンを見ると「LUCIFERルシファー」ファンが世界中にどれだけ存在していたか、そして結果的に打ち切り回避されたことを考えると、このドラマがどれだけ多くの人気によって支えられているのかがよくわかります。

そんなドラマ「LUCIFERルシファー」はNetflixにてシーズン３まで現在配信中。そして続編は2019年公開予定です。まだシリーズをご覧になっていない方は、シーズン４配信が始まる前にキャッチアップしてみてはいかがでしょうか。