2018年11月15日公開
2018年11月15日更新
やまとなでしこは伝説の恋愛ドラマ!キャスト・名言や最終回もネタバレ紹介
ドラマやまとなでしこは2000年10月から12月まで放送されていた、月9ドラマです。主人公神野桜子の実家は貧しい漁師の家であったことから、貧乏な生活が大嫌いでした。客室乗務員になった桜子は一見やまとなでしこの様に思えますが、常に「玉の輿」に乗ることに情熱を燃やしていました。キャストも豪華な顔ぶれで、最終回まで毎週見逃さず観ていた人も多いです。クリスマスシーズンに再放送が毎年行われていたドラマですが、今は大人の事情で再放送が出来ません。クリスマス前にネタバレを含め紹介したい作品です。
目次
やまとなでしこのドラマネタバレが知りたい!
ドラマやまとなでしことは?
やまとなでしこは、MISIAのEverythingが主題歌に採用されたのが印象的な月9ドラマの代表作品です。キャストも当時は豪華という声が高かったドラマです。子供時代に貧乏であった主人公桜子は貧乏が嫌いです。常に玉の輿に乗ることだけを考えています。お金があれば幸せになれると思っているからです。このドラマはそんな桜子が、本当の幸せを見つけるまでのストーリーです。
ネタバレ!最終回で選んだ相手は貧乏人
最終回で、貧乏があんだけ嫌いだった桜子が選んだのは、魚屋の欧介でした。桜子は「心よりお金が大事」とずっと言っていました。しかし、亡き母が言っていた「お金では買えないもの」も心の中で引っかかっていました。桜子は「お金では買えないもの」をとうとう手にいれました。それが「本当の愛」でした。
やまとなでしこドラマ情報
ネタバレ!再放送が出来ない!
やまとなでしこは月9ドラマでも、当時最高視聴率34.2%を記録した大ヒットドラマでした。再放送も毎年クリスマスシーズンあたりで行われたのですが、ある年から地上波では再放送されなくなりました。理由はキャストのネタバレになりますが、押尾学の薬物使用による逮捕です。またこの事件は死亡者が出ているため、ブルーレイの販売もされていません。
韓国でリメイクされている
韓国版やまとなでしこのタイトルは「窈窕淑女」です。生い立ちなどは日本のやまとなでしことあまり変わりません。貧しい家庭に生まれ、父の借金を返す為に酒場の厨房で皿洗いの仕事をしています。父の借金を返済するとソウルへ上京し、7年後には美貌と努力でCAになります。桜子同様玉の輿を狙って合コンに励んでいました。最終回は日本版とは異なります。
やまとなでしこのドラマキャスト一覧
神野桜子/松嶋菜々子
ドラマやまとなでしこの主人公神野桜子のキャストは松嶋菜々子さんです。桜子の実家は貧しい漁師でした。その時の辛い生活が嫌で努力をしてキャビンアテンダント(CA)になります。目的は白馬に乗った王子様を探すことでした。桜子にとっての王子様はお金持ちの人でした。お金持ちの人と結婚すれば幸せになると思っていました。ドラマの設定年齢は27歳です。
海外からのフライトを終えて成田に到着すると、留守番電話を確認します。地上に降りた途端に合コンの根回しをする桜子に、同僚のなみ、若菜、操はあきれつつもついていきます。桜子は合コン中に相手の持ち物を素早く確認していきます。桜子は相手の持ち物からどのくらいお金持ちか解るのです。大金持ちの象徴するものは馬主のピンです。
桜子は合コンで気に入った相手にの横に陣取り、わざと飲み物などをこぼします。これはネタバレですが桜子の作戦です。これをきっかけに相手を落とす名セリフ「今夜は探し求めていた、たった1人の人に巡り会えた気がする」といって、次のデートを約束するのでした。
ネタバレですが、東十条にはここに住んでいると、嘘をついており、このマンションの前に送ってもらいます。実際の桜子は、お金かけるのは、服とアクセサリーなどで自宅はここではありません。
実際はこのアパートに住んでいました。切れかかった蛍光灯も放置して、自宅で食べるのはカッラーメンです。しかしこの部屋にはびっしりと洋服が入っています。桜子は1度きた服は2度と着ないからです。洋服を借りにきた後輩もびっくりです。ネタバレですがこのアパートが火事にあった時、欧介が持って来た服は初めてデートした時の服です。
中原欧介/堤真一
ドラマやまとなでしこの中原欧介のキャストは堤真一さんです。慶明大学理学部数学科を卒業した後、マサチューセュツ工科大学に留学をしましたが挫折を味わい、さらに父親が死去したことにより、実家の魚屋を継ぐことになります。しかし、父親が多額の借金をしていたことと、お客さん値切られてしまうことが多く、経営はとても厳しいものでした。ドラマの設定年齢は35歳です。
実は留学中に交際相手・雪子がいました。しかし、数学に没頭してしまった為別れてしまいます。その後7年間引きずっていました。そんな時に大学時代からの友人の佐久間に強引に合コンに連れてこられてしまいます。ずっと雪子を引きずってきた欧介ですが、ここで雪子そっくりな桜子と出合います。桜子に一目惚れをする欧介ですが、自分を「お金持ちの医師」と偽ってしまい、そのまま交際が始まってしまいます。
塩田若葉/矢田亜希子
ドラマやまとなでしこの塩田若葉のキャストは矢田亜希子さんです。桜子の後輩のCAにあたります。ドラマ設定年齢は23歳です。桜子の考えを歪んでいると思いつつ、ちゃっかり桜子の合コンに参しています。
若葉は欧介が好きになりますが、欧介は桜子が好きという切ない状況下でも、欧介のお店を手伝うなどして、欧介に近ず来ます。しかし、1度は上手く交際がスタートしたかと思えましたが、欧介の桜子への気持ちは強く、最後には振られてしまいます。
奥山なみ/須藤理彩
ドラマやまとなでしこの奥山なみのキャストは須藤理彩さんです。ドラマ設定年齢は24歳です。若菜と同期のCAです。家庭環境が冷えていて、常に複数の男性がいないと気が済まない性格です。粕谷と花房を二股している状態です。最終回までにはひとりに決まります。
粕屋紳一郎/筧利夫
ドラマやまとなでしこの粕屋紳一郎のキャストは筧利夫さんです。欧介や佐久間とは大学時代からの親友です。ドラマ設定年齢は35歳です。「渋谷アップル信用金庫」に勤務しています。欧介と同じく独身です。酒癖が悪いうえに、女と合コンが大好きで、制服のコスプレが好みです。合コンであったなみに惚れてしまうが、なみにはなかなか相手にしてもらえない状態です。
武藤操/今井陽子
ドラマやまとなでしこの武藤操のキャストは今井陽子さんです。桜子とは同期のドラマ設定年齢は27歳です。なみや若葉の先輩にあたります。下町生まれののサラリーマンの家庭で長女として育ちました。少々男っぽい性格ですが、後輩からの信用は厚いです。桜子の行動に関心しつつも、冷静に桜子たちを見守っています。
東十条司/東幹久
ドラマやまとなでしこの東十条司のキャストは東幹久さんです。ドラマ設定年齢は30歳です。大病院東十条一郎病院の御曹司です。御曹司であるが故、桜子の本当の姿が見えていません。バブル時代でいう桜子のアッシー&キープ君です。愛車はアウディのTTロードスターです。桜子と婚約をしますが、最後の最後で振られてしまいます。最終回では桜子を成田に送ります。
佐久間為久/西村雅彦
ドラマやまとなでしこの佐久間為久のキャストは西村雅彦さんです。欧介、粕谷の大学からの親友で、慶明大学付属病院勤務の外科医です。ドラマ設定年齢は39歳です。これは浪人をしていたためです。美人妻の真理子には尻に敷かれっぱなしです。大きな一軒家に住んでいる為、欧介や粕谷らはなにかあると集まっています。
そして桜子と欧介の出会いを作ったのもこの佐久間です。ニューヨークの医学学会の出張の帰りの飛行機で桜子たちと出会い、合コンすることになりました。
佐久間真理子/森口瑶子
ドラマやまとなでしこの佐久間真理子のキャストは森口瑤子さんです。艶っぽい美人で、女好きな夫を監視しつつ、しっかりと夫婦の実権は真理子が握っています。欧介、粕谷、佐久間とは大学時代の鉄道研究会で出会います。子供はいませんが趣味に生きている人です。いち早く桜子の本心を見抜いた人でもあります。最終回で桜子の背中を押したのも真理子です。
中原富士子/市毛良枝
ドラマやまとなでしこの中原富士子のキャストは市毛良枝さんです。ドラマ設定年齢は55歳です。夫の死後は、息子の欧介と2人で「魚春」を切り盛りしています。体調を崩して慶明大学付属病院に入院中しています。1度退院しましたが、欧介が競馬に行っている最中に倒れ、再度入院となります。
欧介のことを非常に案じており、欧介の青春時代を奪ってしまったのでは?と心配しています。ドラマの終盤まで桜子の存在をしらず、初めて会ったときは雪子と勘違いするほどでした。それほどまで、雪子と桜子は似ていました。
花房礼二/押尾学
ドラマやまとなでしこの花房礼二のキャストは押尾学さんです。慶明大学付属病院の研修医で佐久間の後輩にあたります。ドラマ年齢設定は25歳です。なみから好意を寄せられますが、本人は軽い付き合いくらいとしか思っていません。粕屋がなみを巡って敵視しています。ネタバレですが、ご存じの人が多いでしょうが、やまとなでしこの再放送が出来なくなった原因の人です。
やまとなでしこのドラマあらすじをネタバレ解説!
医者と合コン
ニューヨークからのフライトで、桜子は医師である佐久間と出会います。桜子は佐久間が医師と解るとさっとく合コンを設定します。佐久間は大学時代の友人である欧介や粕谷や研修医を揃えて、桜子達CAとの合コンに、お互い張り切ります。ここで桜子と欧介、なみと花房、粕谷、が出合います。
馬主のピンを付けていた欧介に桜子はアタックをかけます。ここでやまとなでしこでは定番の「桜子の粗相」がはじまります。それは次回につなげる為の大事なことです。ネタバレですが欧介が着ている洋服は借り物で、たまたま馬主のピンが付いており「馬主」と桜子は思ったのです。しかしこの馬主のピンがこのドラマの始まりであり、最終回まで視聴者が来週の放送を指折り数えて待っていたのです。
桜子は欧介とのデートの約束をしました。ネタバレですが欧介にとって嵐の様に出来事が始まっていきます。桜子はその次のデートでは、プロポーズまでにこぎつけるつもりでした。
桜子はまだ欧介の本当の姿を知りません。どんどん欧介を好きになっていきます。でもそれは外科医の欧介であり魚屋の欧介ではありません。ふたりの距離はどんどん縮まっていきますが、あくまでも外科医の欧介です。最終回へ向けての序章です。
しかしながら、欧介の本当の姿を桜子は知ってしまします。魚屋の欧介は桜子にとっては要らない存在でした。この時点では確かにそうでした。そして桜子は東十条に電話をして、前々からされていたプロポーズをうけるのです。しかし桜子の実家は富山の貧しい漁師の家です。東十条の両親に実父に会いたいと言われますが、船長の仕事をしていて、なかなか日本に帰ってこないと、ごまかします。
欧介を密かに思う若菜
ここでダークホースが登場します。桜子の後輩CAの若菜です。若菜は欧介の事が好きでした。そして、欧介の実家のことなども気にもせず、逆に休日はお店のお手伝いに着ていました。若菜の行動に揺れ動く欧介でしたが、2人の交際が始まりました。しかしそれはあまりにも儚げな交際でした。そして若菜は欧介に振られてしまいます。
親子の辛い再会
桜子は東十条との結婚にむけて準備をすすめていました。父親は外国航路の船長と言って東十条の両親の申し出を言い繕っていました。そして品のない父親を東十条に合わせたくない桜子は、お金持ちの父親の振りをするようにと、作法や仕草などをかいたノートを渡します。桜子の父は魚春に泊まることになりました。
桜子は父親にウソをつかせようとさせますが、父は怒って帰ろうとします。この様子を見ていた欧介は思わず桜子の頬を叩きます。桜子は打たれた瞬間叩き返します。その後欧介と父は意気投合してしまいます。そして桜子の父は「お金持ちの父」を振る舞って東十条の前に現れます。そして滞りなくことは進みます。ネタバレですが、桜子の父が故郷へ戻るときに、本当の桜子の気持ちが現れます。
桜子の気持ちの変化
桜子と東十条の結婚式の準備が進んでいきますが、桜子は浮かない表情です。東十条は冗談ぽく「こんなに準備が大変だと思わなかった」と微笑みながら言います。それにたいして「じゃあ、やめちゃおっか?」と桜子の本当の気持ちが出てしまいます。そしてすぐに「それは冗談よ。冗談。」といって微笑みます。
東十条は桜子の気持ちに疑問を持ち始めます。代官山の新病院の建設の止めたのは、「欧介が関係しているのでは?」と感じたからです。欧介の所へ東十条が訪ねます。そして新病院の建設を止めたのは桜子だと告げます。欧介は桜子に会いにいきます。お礼が言いたかったのです。
お金にかえられないもの
桜子はお礼に来た欧介に、欧介がいつも行っているところへ連れて行って欲しいといいます。自分の心が揺れ動いている桜子は、欧介といっしょに行動すれば理由がわかるかもしれないと思ったからです。欧介はその話を承諾し、いつも行く居酒屋、パチンコ屋、ゲームセンターなどにいきます。
桜子が家に帰るとそこには東十条が待っていました。欧介は新病院建設反対に母が同情してくれたこと、今夜の事は自分から誘ったこと、家のことは恥ずかしくて嫌われたくなくてウソを言っていたと、東十条にいいます。「恋は一時の病。そんな状態で一生を決める結婚を決めていいのか?」と桜子は言います。しかし桜子は「お金に変えられない大切なもの」が気になってしょうがありません。
桜子の結婚式のドタキャン
「お金に変えられない大切なもの」が気になってしょうがない桜子ですが、結婚式の日は着々と近づいていきます。そして桜子は結婚式をすっぽかしてしまいます。東十条は「時間が経てば訳を教えてくれるね?」と問いかけます。そんな東十条に桜子はただただ謝ることしか出来ませんでした。ネタバレですが桜子の気持ちはすでに欧介にあったのです。
欧介の再出発
欧介の元へ中原教授が訪れ、数学の研究を勧められます。桜子はさらにパワーアップして合コンに臨みます。そんな桜子を見て安心する仲間たちでした。欧介の論文がアメリカの大学に認められ、非常勤講師として渡米することが決まります。桜子は粕屋に勧められるままにワインをあおる様に飲み完全に酔っ払ってしまいます。
酔った桜子は欧介に絡み始め、そのまま寝てしまいます。そして欧介に背負われて、若菜と共に家へ向かう桜子でした。若菜は欧介の事がまだ好きでした。しかし、欧介と桜子の間に自分が入れないことを察し、桜子のバッグを欧介に押し付け、若菜は去っていきます。
やまとなでしこのドラマ最終回をネタバレ解説!
お金がすべてじゃない
桜子は東十条に自分の本当の気持ちを伝えました。結婚式をドタキャンした理由を告白しました。しかし東十条は、その話を聞いたうえで、「やり直したい」と桜子に言います。しかし桜子はもうウソはつきたくなかったのです。桜子は東十条に本心を伝えます。
佐久間の妻真理子が桜子をクリスマスイヴに招待しました。そこには28本のローソクが立てられたケーキが用意されていました。桜子は全てを失ってしまったとはなします。真理子はそんな桜子に「あなたが本当に生まれ変わったなら、今頃ニューヨーク行きの飛行機に乗っているでしょ」と欧介からの葉書を渡します。
シャンパンを用意してリビングに真理子が戻ると、すでに桜子の姿はありませんでした。桜子はニューヨークにいく為、荷物をまとめていました。カメレオンと欧介の葉書を持って空港へ向かいます。家の前には東十条が待っていました。「俺は世界1のアッシーだから」といいました。
欧介との再会
桜子は大学のベンチで1人欧介を待っていました。その手にはカメレオンがありました。そばを通った子供に何をしているのかと尋ねられます。桜子は「お金より大切なもがある」ということを、教えてくれた人を待っていると答えます。そこへ欧介が桜子を見つけ驚きます。
桜子は欧介に会いたくて来たと話します。驚いている欧介に、お金に換えることが出来ないものがあると気付いたと話します。そしてカメレオンを欧介に渡して帰ろうとしました。そんな桜子を欧介は呼び止めます。そしてカメレオンを投げます。「持っていてください。もう逃げません」と欧介は言います。
そして欧介は桜子に本当の自分の気持ちを告白します。桜子を思う気持ちはいつまでも変わらないと伝えます。そして二人は結婚します。佐久間夫妻、粕屋、若菜になみ、東十条達が駆けつけてくれました。勉強する欧介の隣で、マグカップを持つ桜子のお金では買えない幸せな生活が始りました。
やまとなでしこの名言集
私の方が男の人に対して正当な評価をしていると思わない?
「身長やルックスって、本人の努力では変えられないものがあるでしょう?それに対して、お金持ちになるってことは、後天的な努力や才覚でできるものなのよ。私の方が男の人に対して、正当な評価をしていると思わない?」が続きます。何がなんでも「お金持ち」に執着しているのがよく解ります。キャストが松嶋奈々子だから言えるセリフと言われてます。
愛情で人は幸せになれますか?
「私はなれないんです。それではデートなんかしてません、査定しただけです、あれは時間のロスでした。あれは私のミスでした。」と台詞が続きます。桜子がストーカーに襲われたことろを欧介が助けた時のセリフです。その後職場でこの件について話しますが、桜子があまりにも欧介を悪く言うので驚いた視聴者も多々いました。
夢を見てたの。子供の頃からいつもみてた不思議な夢。またあの夢を見たの。
「私の王子様。あなただったのね。夢の中でずーっとこの手を探してたの。寝てる間中、ずーっと握っててくれたのね。」睡眠時間もとらずに合コンをしていた桜子が倒れて佐久間の病院に入院した時の台詞です。
本当は欧介がブリキのカメレオンをお見舞いに行った時に「行かないで。」とうなされる桜子を見て一晩中手を握っていたのですが、東十条に追い払われてしまいます。東十条が手を握ると桜子は目を覚まします。そして一晩中手を握ってくれていたのは東十条だと勘違いして今います。
父ちゃん、ごめん。嘘つかせて、ごめん。
東十条の両親に父親を紹介した回での台詞です。桜子が今まで父親から受けてきた愛情を思い出して、欧介に見送られていった父親を追いかけるシーンです。桜子の父親はもう二度と桜子とは会えないと諦めていました。桜子の幸せの為だからです。さらに「辛かったら、いつだって戻ってこい」という父親の言葉に流石の桜子も涙が零れます。
私は悪くなーい!
最終回に向かって、東十条との結婚式が近ずいてきます。しかし欧介のことが忘れられなくて、式場を飛び出してドタキャンをします。しかし桜子は少し反省するとすぐに立ち直ります。桜子はある意味とても切り替えが速い人で、さらにパワーアップして合コンに励みます。
私には見えるんです。
「10年後も20年後も、あなたのそばにはわたしがいる。残念ながら、私はあなたといると、幸せなんです。」貧乏が嫌で仕方がなかった桜子が、お金じゃ手に入れることが出来ないものがあると、ニューヨークまで欧介を追いかけていった時の台詞です。最終回でも後半のシーンです。感動して泣きながら観た人も多いと言われてます。
やまとなでしこの感想・評価は?
来週の月曜日が待ち遠しい!
このドラマはとても感情移入できると、当時から言われていました。月曜日が来るのが楽しみでしょうがない視聴者が多く、次回はどうなるんだろう?と翌日の火曜日の朝から話題になっていました。最終回に向けての桜子の心の変化もまた見せ所でした。
ちょうどクリスマスシーズンであったため、桜子の洋服やアクセサリーも話題になっていました。その為かその翌年から、クリスマス前になると再放送が始まりました。クリスマス=やまとなでしこの様に感じていた人も少なくありません。再放送なので、ちょうどクリスマスあたりで最終回を迎える様になっておりました。
共演者が素晴らしい
そうそうたる共演者で、さらにドラマは盛り上がりました。最終回に向けて共演者たちの関係も様々と変化し、主演のふたりを盛り上げてゆきます。とくに佐久間夫妻はストーリーに深く関わっています。佐久間家でのパーティーなど集まりが多いからだけでなく、何かあると誰かが来る佐久間家です。佐久間夫妻のキャストも好評だったと言われています。
欧介を好きになってしまった若葉も健気さが非常に愛らしいと高評価でした。最終回には2人の結婚を祝福してくれました。二股していたなみや、優し過ぎる世界一のアッシーこと東十条さんなど、当時のドラマには不可欠な俳優さんが揃っていました。
桜子の仕草が可愛い
桜子の仕草が可愛いと、当時評判になっていました。マグカップを両手で包むように持つ仕草や、上の写真の様な仕草など当時の女性たちが挙って真似をしたといわれてます。桜子みたいに可愛く見られたい!と思う女性は多かったと言われてます。また当時桜子が持っていた携帯の着信メロディは「森のくまさん」で、これもまた真似る女性が多かったと言われてます。
やまとなでしこのドラマネタバレまとめ!
お金じゃ買えない幸せを知る
桜子は、貧乏だった子供時代を嫌っています。桜子は実家のお金を全部持って、ひとりで上京してきます。そして自分の美貌に気付き、CAの道を選びます。お金持ちが居るのは飛行機の乗客と考えたからです。桜子は自分の賞味期限にも気にしていました。27歳までに結婚しないと、売れ残りだと思っていました。
12月に28歳の誕生日を迎える桜子は、結婚に焦っていたとも言われています。28歳になってしまうと、自分には何も残らなくなると思っていました。今のご時世から考えると不思議ですが、それより少し前はクリスマスケーキ=25歳までに結婚しないと行き遅れと呼ばれた時代もありました。
本当の幸せは
本当の幸せはお金では買えない事を桜子は知ります。夢の中に出てきた桜子を幸せにしてくれた王子様はお金持ちではありませんでした。やっと亡き母の言葉の意味が理解できました。お金がなくても2人でいれば、心が満たされる気持ちになることを知った桜子は、ひとつ大人の階段を上がります。クリスマス前にDVDで見直してみては如何でしょうか?楽しいクリスマスが待っているでしょう。