エージェント・オブ・シールドシーズン3をネタバレ！あらすじ・感想やキャストも

アメリカを始め世界各地でファンを獲得している、マーベル映画のスピンオフ作品であるエージェント・オブ・シールドはテレビドラマとしても高い人気を博しています。今回はそんなエージェント・オブ・シールドのシーズン3に絞ってあらすじをネタバレしつつ、SNSの感想やエージェント・オブ・シールドのキャストの紹介などをしていきます。

アイアンマンやキャプテンアメリカを始めとしたマーベル映画と並行して作られたのがエージェント・オブ・シールドシリーズになります。マーベル映画と同一の世界観のため、映画で起きたエピソードの裏側や伏線をエージェント・オブ・シールドで解き明かしたり、逆にエージェント・オブ・シールドの結果がアヴェンジャーズなどの作品に影響与えたりするため、ファンから注目されています。

主人公であるフィル・コールソン捜査官を始め、キャストの内の何人かはマーベル映画の方にも出演しているため、マーベル映画をより楽しむ為にはエージェント・オブ・シールドは欠かせないです。現在、シリーズは1から5まで発表されており、シーズン3は中間のシリーズとなります。そのためシリーズ3はエージェント・オブ・シールドシリーズのまとめと同時にこれからを繋げる重要なシリーズです。

2018年5月の段階でエージェント・オブ・シールドは新シリーズであるシリーズ6の制作が決定しました。物語の時間軸は、衝撃的な終わり方をしたアヴェンジャーズ/インフィニティウォーの後を描くとされており、ファンは何時になったら放映されるのかと楽しみしています。マーベル映画のファンなら、エージェント・オブ・シールドを見ておけばより作品を楽しめるという訳です。

エージェント・オブ・シールドシーズン3でも、主人公のフィルを演じたキャストはクラーク・グレッグです。アヴェンジャーズで死んだはずのフィルですが、エージェント・オブ・シールドの冒頭で生き返らされ、そのことはアヴェンジャーズたちに知らされないままシールドの優秀な捜査官たちを纏める裏の活動に従事する事になります。シーズン２では崩壊したシールドを立て直す為に奔走します。

そしてエージェント・オブ・シールドシーズン3では、戦いの過酷さから性格がどんどん冷酷になっていきます。石化した左腕は切断され義手になりましたが、まだ不具合が多くネクタイを締める事も出来ません。その分、シールドを発生させて仲間を守るなどの行動は変わりませんが、組織を優先するあまり狡猾な性格が表に出てくるようになり、シーズン3ではそこにフォーカスが当たっています。

そんなフィルを演じるクラーク・グレッグはマーベル作品以外にも、多くの映画で脇を固める重要な役どころを演じる名俳優として知られています。特技はブラジリアン柔術で黒帯を持っている凄腕です。そのためエージェント・オブ・シールドでの格闘シーンは、あまりスタントを用いずに演技しています。吹き替えは多くの洋画・海外ドラマの吹き替えをしてきた村治学です。

フィルの古い友人であり、エージェント・オブ・シールドシリーズ3でも頼れる相棒のメリンダを演じるキャストはミンナ・ウェイです。メリンダは銃や格闘といった戦闘から、ヘリやバイクのようなマシーンを使いこなせるプロフェッショナルです。ただ、寡黙な性格なため周りから誤解されやすく、敵陣からたった一人で生き残った過去から騎兵と呼ばれて恐れられています。

元々はシールドの事務作業に就いていたのですが、シーズン2から後述するデイジーの監督官と言う立場になり、彼女の面倒を見る事になります。シーズン3では、捜査官として独り立ちしたデイジーから離れつつも、時に彼女を見守り、そしてフィルやシールドエージェント全体を見守る保護者のようなポジションにいます。

そんな謎めいた東洋人エージェントを演じたキャストは、マカオ出身のミン・ナです。メリンダの設定は30代ですが、演じたミン・ナは50歳という事でファンから驚きの声が上がりました。しかし、50歳とは思えないアクティブな演技に、誰もが魅了されています。吹き替えを担当したのは、シャーマンキングのリゼルグや、鋼の錬金術師のオリヴィエを演じた沢海陽子です。

エージェント・オブ・シールドシーズン3でも、シールド１のコンピューターハッカーとしてフィルをサポーするデイジーを演じたのはクロエ・ベネットです。彼女は元々別のハッカー集団に所属していましたが、シーズン1の途中からシールドエージェントとなり、シーズン2からデイジーと言う本名が明かされファンの間で衝撃が走ったと言われるキャラクターです。

というのも、初登場時はスカイと名乗っており、エージェント・オブ・シールドの重要な要素であるインヒューマンズであることは伏せられていました。しかし、シーズン2で名前と能力が明かされた事で、彼女がマーベルコミックスにも登場する重要なヒーローの一人だと判明したのです。そんな彼女はシーズン3でも引き続き登場し、フィルたちと共に戦っていきます。

そんなデイジーを演じたキャストは、アメリカで注目されている若手女優のクロエ・ベネットです。アメリカで人気を博したナッシュビルに出演したのをきっかけに、エージェント・オブ・シールドシリーズに参加し現在もレギュラーキャストとして活躍しています。吹き替えは海外ドラマの吹き替えを多く担当し、「アフェア 情事の行方」「ER緊急救命室」でレギュラーキャスト担当した渋谷すばるです。

エージェント・オブ・シールドの頼れるメカニックのフィッツは、シーズン3でも変わらずにイアン・デ・カーステッカーが演じています。フィッツはシールドが人材育成を行っているシールドアカデミーを卒業しており、フィルやメリンダの使うアイテムは彼が作成しています。また、後述するシモンズとは同窓生という事もあり息があっており、シーズン3でもコンビを組んで活躍します。

そんなレオを演じたイアンは、スコットランド出身の俳優です。スコットランドでは子役の頃から注目されており、「Young James Herriot」という作品で英国スコットランドアカデミー賞にノミネートされたことで脚光を浴びます。吹き替えを担当する落合佑介は、実写映画の吹き替えやテレビアニメ、舞台と幅広い分野で活躍している声優です。

インヒューマンズという超能力者と対抗するのに欠かせない、生命科学に詳しいシモンズを演じたのはエージェント・オブ・シールドシリーズ3でもエリザベス・ヘンストリッジです。シールドが主催するシールドアカデミーを優秀な成績で卒業した天才科学者であり、フィルも信頼して意見をよく聞く相手です。上述のレオとは愛称で呼び合う仲ですが、シーズン3当初はモノリスの中に封印されています。

天才科学者を演じたエリザベスは、映画やテレビ以外にオペラなどにも出演する女優です。その演技力の高さを認められ、エージェント・オブ・シールドのレギュラーメンバーに抜擢され、注目を集めました。吹き替えを担当した舞台を中心に活躍する宮下ともみです。ウルトラマンネクサスに途中からレギュラーとして参加して話題を集めた人物です。

シールドのエージェントでありながら、敵対するヒドラのエージェントでもあった裏切り者グラントを演じたのはブレット・ダルトンです。グラントはシールドでも古くから在籍しているメンバーで、フィルのチームに着くまでに別のチームでも活躍しており、上述のデイジーの監督官を任されていたほど信頼されていた人物です。しかし、それは裏切り者の素顔を隠す仮面だったのです。

シールドに在籍するよりも前にヒドラにエージェントとして雇われており、シールド内部で幾つもの裏工作を仕掛けていました。それが露見して、裏切り者として追われるとシーズン2では逮捕されてしまいます。ですが移送中のトラブルから脱走し、以降はヒドラのメンバーとしてフィルと敵対していき、シーズン3でもその関係は変わりません。

ヒドラのエージェントとして活躍するグラントを演じたブレットは、本作が代表作である俳優です。大学では美術学修士を取得するという経歴を持ち、エージェント・オブ・シールド以外では複数のテレビドラマにゲストとして登場しています。吹き替えを担当した花輪英司は数多くの洋画、海外ドラマに出演しており、アニメのマーベル フューチャー・アベンジャーズではアイアンマンを担当しています。

シーズン2にてシールドに所属する事になった、元SASのランスを演じたのはニック・ブラッドです。ランスは後述するバーバラの元旦那であり、優秀な軍人だったこともあってコールソンに推薦されチームに所属します。しかし、シーズン3内での出来事によりシールドを去る事になってしまいます。ですが、ファンの惜しむ声に押されるようにシーズン5で再登場を果たします。

凄腕エージェントのランスを演じたのは、イングランド出身で俳優だけでなく監督の経験もあるニック・ブラッドです。多くのテレビドラマに出演しており、これからが期待されている俳優の一人と言われています。吹き替えを担当した滝知史は多くのテレビアニメやゲーム、洋画の吹き替えを担当してきたベテラン声優です。

複数の言語を操れるシールドのエージェント、バーバラを演じたのはエイドリアンヌ・パリッキ です。ヒドラの研究施設に警備担当として潜りこむスキルを発揮し、格闘技と棒術を扱わせれば右に出る人は居ないと言われる達人でもあります。しかし、元夫のランスと共にシーズン3にてシールドを離れる事になり、ファンはその離脱を大変悲しみました。

バーバラを演じたエイドリアンヌは様々なアクション映画に参加する女優です。「ジョン・ウィック」で演じた女暗殺者のアクションは高く評価されており、多くの映画に参加し注目されている人物です。吹き替えを担当したのは、俳優を父に持つ林真里花です。「24」シリーズではメインキャストのクロエの声を任され、キャメロン・ディアスなどの有名女優を担当している実力派です。

シーズン2の結果、海に蔓延したテリジェンという物質が含まれたオイルを多くの人間が食べてしまい、特殊能力に目覚めたインヒューマンズに世界は混乱してしまう。その対処に追われるシールドは、自分たちよりも先にインヒューマンズを捕縛する謎の組織と接触します。その組織は大統領直轄のATCUと呼ばれるインヒューマンズを危険視する組織だと判明します。

一方でモノリスに触れた事で飲み込まれたシモンズを助けるために、フィッツは単独でモロッコに飛びます。1000年前に作られた巻物のケースを手に入れますが、その巻物の中にはヘブライ語で死と書かれた羊皮紙しか入っておらず、シモンズを助ける手掛かりにはなりません。怒りのあまりモノリスに銃を突きつけると、ある手掛かりに気づきます。

見つけたのはこぼれ落ちた砂でした。砂を分析するとモノリスが時空を開く扉だと判明します。そこで、アスガルド人の教授に力を借り、モノリスを起動させる試みに出ます。1度目は失敗しますが、2度目はデイジーのパワーも加わり、遂にモノリスが起動します。時空の扉は開き、囚われていたシモンズを助け出します。しかし、彼女は何かに怯えている様子でした。

同じころ、メリンダはシールドと連絡を絶ち独自に動いています。父親の怪我に裏切り者のグラントが関わっていると睨んでおりヒドラを追いかけていると、同じようにヒドラを追いかけていたランスに見つかってしまいます。ランスの目的もグラントだったため協力すると、グラント目的がヒドラ再建にある事に気づきます。そのために接触する人物のリストには、メリンダの元夫も含まれています。

インヒューマンズを捕獲するATCUに指名手配されたリンカーンは、デイジーに助けを求めます。デイジーはフィルを信頼してリンカーンを預けますが、話し合いの結果、なんとATCUにリンカーンを引き渡すのが決定してしまいます。それを知ったリンカーンはATCUの兵士を倒して逃亡してしまいます。自分の信頼を裏切ったフィルに対して、デイジーは不信を抱いてしまいます。

その頃、時空の扉で異星に飛ばされていたシモンズにも異変が起きます。体調を気にするフィッツを遠ざけていた彼女は、「異星に戻らなければならない」と涙ながらに訴えます。そして、グラントを追いかけているランスとメリンダはヒドラ内部に潜入する事に成功します。

インヒューマンズが襲われるという事件が発生し、現場に急行したデイジーたちは、そこにフィルから連絡を貰ったATCUと遭遇します。ATCUと協力関係を結ぼうとするフィルに対してデイジーたちは余計に苛立ちを隠せません。ATCUと競い合うように捜査すると、インヒューマンズを襲った怪物の正体を知るであろう男を見つけ、デイジーは急行します。そこでデイジーは怪物が人間になるのを目撃します。

その頃、グラントを追いかけていたランスとメリンダは意見の食い違いから対立します。メリンダはフィルの力を借りるべきだと言いますが、ランスは一人で先走ってしまいグラントと戦闘を始めます。途中メリンダが参戦しますが、グラントには逃げられてしまいます。そして、シモンズがモノリスを使い異星に戻ろうとするのを知ったフィッツは、そこで異星で目撃したことを聞かされます。

シモンズが飛ばされた異星は過酷な環境の惑星です。生きていくのも難しい場所で彼女がどうにか生き延びれたのは、そこで出会ったウィルと言う人物の協力があったからです。NASAの人間だったウィルはシモンズより14年以上前に異星に飛ばされており、異星での生存していました。彼に助けられていくうちに、シモンズはウィルに対して特別な感情を抱くようになってしまいます。

シモンズがモノリスを使おうとした理由は、ウィルを助けるためです。モノリスが開く瞬間、ウィルは砂嵐に巻き込まれてしまい、シモンズと逸れてしまい生死不明です。それでも助けたいと訴える彼女に、フィッツはある決断をします。それは、恋敵と言える男を地球に連れ帰るという決断です。

人間に戻った怪物を目撃したデイジーは、怪物がATCUの中に居るのではと推測します。フィルに話をすると、彼はそれを確かめるためにATCUの施設を視察しようとしますが、ATCUのリーダーであるロザリンドに拒否されてしまいます。そこで搦め手でロザリンドに近づこうとしますが、それを目撃してしまったデイジーに、口説いているのではないかと誤解されてしまいさらに信頼を失います。

一方でグラント殺害に失敗したランスは任務から外されてしまいます。その代りを引き受けたのは現場復帰を果たしたメリンダです。メリンダはグラントの足跡を辿っていくと、インヒューマンズを襲っていた怪物の正体に気づいてしまいます。それはシールドエージェントたちのメンタルをケアする科学者であり、メリンダの元夫だったガーナ―博士だったのです。

遡る事数か月前、ガーナ―博士は人をインヒューマンズにするテリジェンを摂取したことでインヒューマンズになってしまいました。彼の能力は怪物へと変身することで、周りには隠していました。真実を知りたいメリンダはガーナ―博士に接触しますが、逆に気絶させられてしまい、大学に軟禁されてしまいます。

事情を知ったフィルたちが大学に向かうと、自力で脱出したメリンダが怪物となったガーナ―を隔離モジュールに捕獲している所で下。一方でウィル救出のために研究を続けるフィッツは、シモンズのスマホから復元したデータにあった手掛かりに気づきます。そして、ATCUの施設情報を手に入れようとロザリンドに近づいていたフィルは、彼女と一夜を共にします。

ガーナ―博士をATCUに引き渡す事でロザリンドから信頼を得たフィルは、ロザリンドが不在の間に情報を調べる作戦に出ます。シモンズとフィッツの天才コンビによって明らかになったのは、ATCUの設立に関わったのはギデオン・マリックという人物だったことです。謎の人物であるマリックの元に、グラントが接触を試みます。

ヒドラ復活の為に協力を持ちかけたグラントですが、逆にマリックに殺されそうになります。そしてマリックからヒドラの起源を聞かされると、逆に交換条件を出されます。それはシールドが異星から人を戻した方法を調べたら、シールド殲滅に協力するという物です。

ロザリンドがヒドラとは無関係だと分かりフィルは彼女とのデートを楽しみます。しかし、グラントの狙撃によりロザリンドは命を落としてしまいます。辛うじて生き延びたフィルはグラント抹殺の為に動きだし、グラントの弟を人質に取るという手段を取ります。そのことに激昂したグラントも、フィルを殺す為に独自に動きだします。

そんなフィルとは別行動をしていたフィッツとシモンズたちは、マリックたちに捕まってしまい異星からの戻り方を聞きだす為に拷問を受けます。シモンズを守る為にフィッツはモノリスを開ける事を決めます。呼び戻されたグラント共にモノリスを開け、異星へと向かったフィッツを追いかける様にフィルもまた異星へと飛び込んでいきます。

フィッツとグラントたちは辿り着いた異星でヒドラの彫像を発見します。そしてシモンズから聞かされていた場所でウィルと合流すると、出口を探そうとします。一方でフィルも異星で目を覚まします。シモンズからフィッツの事を聞かされていたウィルは彼を信頼し、グラントたちを撒いて逃げ出す事を提案し成功します。二人に逃げられたグラントの前にウィルが現れます。

ウィルと行動するフィッツは、異星の古代文明に触れ、ウィルが死んでいて別人に体を乗っ取られている事に気づいてしまいます。気づかれたウィルはフィッツに襲いかかり、二人は戦いの末にウィルを撃ちます。その直後、兵をフィルに殺されらグラントに殺されそうになりますが、フィルが追いつきグラントを遂に殺します。どうにか生き延びたフィルとフィッツは異星から脱出しようとします。

同じころ、地球側では異星から侵略者が来ないようするためにモノリスを巡って戦いが始まっていました。シモンズは状況を混乱させる為に怪物となったガーナ―博士を解放し、デイジーたちはモノリスを確保します。そして戻ってきたフィルたちと合流すると、直後にモノリスに向けてミサイルが落ちます。全てが終わり、逃亡を図ろうとするマリックの前に現れたのは、なんとグラントでした。

大統領直轄部隊だったATCUのリーダーが死んだことで、フィルは表向きATCUのリーダーとシールド長官も兼ねるようになります。そして逃げたマリックの追跡の為に動きだします。同じころ、デイジーたちはヨーヨーと言う高速移動が出来るインヒューマンズを追いかけており、ヒドラと戦闘に入ります。どうにかヒドラを撃退して新しいメンバーとしてヨーヨーが加わる事になりました。

一方でフィッツとシモンズにも進展があります。ウィルの死にショックを受けていたシモンズですが、フィッツとの関係を一から見直す事にし、そのはじめの一歩として握手を交わします。順調に仲間を増やし絆を深めるシールドですが、ヒドラを率いるようになったマリックは、グラントを乗っ取ったハイヴの治療を進め、皿に力を得るためにインヒューマンズの獲得に動きだします。

異星でウィル、そしてグラントに取り着いたハイヴは、最初のインヒューマンズにしてヒドラの神と呼ばれている存在です。生きた人間の生命力を奪い取る事で治療を終えてしまいます。一方で、新しくフィルの部下として着くことになったタルボット淳生ですが、フィルに対しては懐疑的で自分は部下でも相棒でも無いと突っぱねます。そんなタルボットと共にフィルは台湾へと向かいます。

台湾での任務はマリックの動向を探るためと、他国でも発生しているインヒューマンズの情報収集です。正体を隠して各国の人間と接触するフィルでしたが、突如としてタルボットがフィルの正体を明かしてしまい、マリックが襲撃した事で場は混乱してしまいます。逃亡を図るマリックに対してランスとバーバラが追跡をしますが、フィルはマリックの行動に別の存在が絡んでいるのではと推測します。

マリックの逃亡先がロシアと知ったランスとバーバラは危険な潜入をします。インヒューマンズを収容する施設に潜入すると、マリックが首相を殺害するクーデターを企てているのを知り、阻止するべく動きます。首相を連れ出す所までは成功しますが、首相の傍に居た政府高官がヒドラのインヒューマンズだったことを直前まで見抜けず、制圧するために射殺してしまい二人はロシアで拘束されます。

死刑宣告をされた二人を助けるために、フィルは二人がシールドに戻らない事を条件に釈放を求めます。命を救われたロシア首相の計らいもあり、二人の命は助かりましたが、シールドを去る事になります。バーで飲んでいた所をフィルたちが訪れ、スパイ流の別れを済ませます。一方でマリックはハイヴの動きに不審を抱いており、それを娘のステファニーに漏らしてしまいます。

ハイヴの命令に従うマリックは、ATCUの倉庫からミサイルを手に入れるためにウォッチドッグスと呼ばれる部隊を使い自作自演のテロを計画します。デイジーとフィッツと、同僚のマックは現場に向かいますが、そこでマックの弟であるルーベンと遭遇してしまいます。ルーベンはマックがシールドに務めている事を知らず、その事を隠すマックは真実を告白できずに悩みだしてしまいます。

同じころ、フィルはシールドが崩壊したあと行方不明になっていたブレイク捜査官が二トラミンに拘っている事に気づき、彼がインヒューマンズを狙っている事に辿り着きます。一方でマックたちのチームはウォッチドッグスのテロを未然に防ぎましたが、ルーベンに正体を知られてしまいます。ですが、ルーベンはマックの本当の姿を知り安心したと伝えます。

モノリスを巡る戦いで解放されたガーナ―博士は、自分があと一回変身すれば戻れなくなると感じ、シールドに投稿します。メリンダとの最後のひと時をゆっくりと過ごそうとします。一方で触れた人物に未来を見せるインヒューマンズのチャールズを追いかけていたフィルは、グラントが生きている事と何者かに体を奪われている事を知ります。

同じ任務でチャールズを追いかけていたデイジーは、死に行く彼の最後の願いを聞き遂げる代わりに、宇宙空間で起きる大爆発という未来を見てしまいます。そして、ハイヴから真の力を見せてやると言われたマリックは、強化ギブスで力を得てもなお恐怖に震えています。なぜなら、チャールズにふれてハイヴに殺される未来を見てしまったのです。

ヒドラの作戦を阻止するために動くフィルたちは、そこで大昔のインヒューマンズが死者を蘇らせる力があると知ります。その事に不安を感じたフィルはシモンズたちに調査をさせると、死んだはずのグラントは異星に存在する菌に取り着かれたのではないかと結論します。フィルは、自分の復讐を優先するあまりにグラントを殺した事で、逆にヒドラに恐るべき力を与えた事を後悔します。

そしてハイヴに真の力を見せてやると言われたマリックはステファニーを連れていきます。そしてハイヴは本来の姿に戻ると、儀式の邪魔をしたステファニーを殺してしまいます。自分を守る為に殺されてしまったマリックに対して、ハイヴは過ちは償われたと優しい言葉を掛けて次の作戦を明かします。

ハイヴが明かした次の作戦とはフィルを乗せた飛行機のハイジャックです。囚われたフィルを助けるべくデイジーたちは、メリンダが重傷を負う物のどうにかフィルを助け出し、更にはマリックを捕まえる事に成功します。マリックへの尋問により、グラントの体内に取り着いた菌が死者を蘇らせる事だけでなく、インヒューマンズを洗脳する事も出来ると知ってしまいます。

既にシールド内のインヒューマンズに取り着いている可能性を告げられたフィルは、仲間に知られることなくシールドの基地を閉鎖しようとします。しかし、それを邪魔したのはデイジーした。彼女はハイヴに洗脳されてしまい、基地内部で破壊工作をするとマリックを殺し基地から姿をくらましてしまいます。マリックの死を知ったハイヴもまた、部下に対してスカイを探すように命じます。

洗脳されたデイジーによって基地は壊滅的なダメージを受け、フィルたちは洗脳を解くために超人主義を掲げるラドクリフに接触を求めます。ところが一歩遅く、ハイヴと合流したデイジーにラドクリフを連れて行かれます。そればかりか、デイジーの知識を利用され、フィルたちの行動は全て先読みをされて悉く失敗します。そこでフィルはある男に助けを請います。

その男はATCUの対外的なリーダーに就任していたタルボットです。シールド以外の組織の行動を知らないデイジーの裏を突き、ATCUの部隊はヒドラのインフラを全滅させます。しかし、ハイヴは一足先に離脱しており、サウスワイオミングで全住人をインヒューマンズ化させるための薬を作るようにラドクリフに命令しています。

デイジーを救うための血清作りは失敗に終わります。一方でラドクリフが作るインヒューマンズ化の薬も失敗に終わり、成功するためにはクリー人と呼ばれる星の住人が必要だと判明します。そこでハイヴはクリー人を呼び出す計画を実行します。同じころ、デイジーを見つけたチームは奇襲を仕掛けますが、それに失敗します。

シールドを撃退したデイジーですが、その行動に疑問を持ったハイヴはデイジーに疑いをかけます。洗脳が弱まっているのではないかと疑うハイヴに対して、デイジーは疑いを晴らす為にクリー人の血が混じっている自分を使えばいいと提案します。

デイジーとハイヴの行方を追っている頃、世間ではある出来事が起きていました。それはソコヴィア協定と呼ばれる、ヒーローに対する活動に制限を掛ける法案が可決されたのです。それに則り、シールドを合法化して世間に公表するべきだと訴えるタルボットに対して、フィルは拒否を示します。意見が対立する二人をよそに、デイジーの血を使った薬は成功してしまいます。

ハイヴに操られている可能性があるシールドのインヒューマンズのリンカーンに、デイジーから連絡が届きます。隔離施設を飛び出したリンカーンは飛行機を奪うとハイヴの元に行きますが、それはシールドの罠です。飛行機の中に居たのは怪物となったガーナ―博士で、見事ハイヴを打ち倒し、デイジーを救い出します。ガーナ―博士を犠牲に基地に戻ったデイジーは、ハイヴの計画を伝えます。

ハイヴの狙いは、遥か上空から薬をばら撒き、大勢の人間をインヒューマンズにする事です。そのために使用するのがATCUから盗み出した核弾頭だったのです。

太平洋にあるミサイル基地に生きていたハイヴらが居る事を掴んだフィルたちは、どうにかミサイルの発射を食い止めます。そして、遂にハイヴの捕獲に成功します。フィッツとシモンズたちは薬の中和剤作成に取りかかる一方で、デイジーは自分がハイヴに操られて居た事を悔やみます。全てが一件落着かと思われましたが、ハイヴの爆弾によってシールドのエージェントがインヒューマンズになります。

洗脳された彼らはハイヴを救い出すと、ミサイルを使ったウィルスの拡散を諦め、シールドの飛行機で散布する計画に切り替えます。その事に気づいたデイジーは先回りしてハイヴの元に辿りつくと、自分の中にある罪悪感を取り除くためにハイヴに洗脳するように懇願します。

洗脳するように懇願するデイジーでしたが、ハイヴの力は限界を迎えておりこれ以上は洗脳できないと言います。その事に怒り狂ったデイジーは暴れ出します。どうにか操れるエージェントを使ってその場を離脱したハイヴは、シールドに持ち込まれた核弾頭を飛行機に乗せると、成層圏まで上昇してヨーロッパに菌をばら撒こうとします。それを止めるためにチームが発射する飛行機に潜入しようとします。

唯一、戦闘機に乗りk目れたのはリンカーンです。先の戦いで致命傷を負っていた彼は、自分の残り命が少ないのしり、ハイヴを連れて成層圏を突破し宇宙空間で爆発させることを決意します。そして、彼の目論見通りハイヴは宇宙空間で爆発に巻き込まれ死亡します。それから半年後、クエイクと呼ばれるようになったデイジーはシールドから逃亡を続け、長官を止めたフィルに追跡されています。

日本での放映が終わっているエージェント・オブ・シールドシーズン3ですが、有料配信サイトで視聴する事が可能です。Amazonのプライム会員なら、エージェント・オブ・シールドシーズン1からシーズン3までの字幕版が、無料で全話視聴できます。

Amazonプライム以外にも、数多くのコンテンツを配信しているHuluでもエージェント・オブ・シールドは配信しております。シーズン1からシーズン3までを字幕と吹き替え、両方が揃って観れる分、Amazonプライムよりもお得かもしれません。

こちらの方の感想は、エージェント・オブ・シールドシリーズ3がストレートに面白いと書いてあります。この方以外にもSNS上では面白かった、感動したというコメントが多く載っています。

こちらの方はAmazonプライムやHuluでシーズン3まで来ましたが、シーズン4が配信されるまで待つかどうか悩んでいます。気になる終わり方をしただけに、シーズン4を借りようか悩むファンは少なくないです。

今回のシリーズでもマーベル映画との関連性が登場しただけに、そちらへの関心も高いです。この方のように、作品同士の繋がりを知っていくと、どんどんマーベルから離れられなくなっていきます。

エージェント・オブ・シールドシーズン3のあらすじネタバレを中心に、キャストの紹介やSNSの感想を纏めましたが如何でしょうか。もし、今回の記事を読んでエージェント・オブ・シールドやマーベル作品に興味がありましたら、ぜひ手に取ってみて下さい。