【DAYS】アニメがひどいと言われる理由は？原作漫画との違いや評価・感想を紹介

『DAYS(デイズ)』は週刊少年マガジンにて連載されていた漫画家・安田剛士による青春・サッカー漫画です。2013年4月24日から2021年1月20日にかけて連載され、全42巻・全376話で完結しています。また2021年6月9日から7月29日にかけて漫画『DAYS -fragment-(デイズ フラグメント)』が短期集中連載されました。そして漫画『DAYS』を原作とするテレビアニメが2016年7月3日から12月18日にかけて放送されています。

『DAYS』は中学校でいじめられていた主人公・柄本つくしが、高校入学前に天才サッカー少年・風間陣と出会ったのを機に、風間と同じサッカー名門校である聖蹟高校のサッカー部に入部することとなり、その後サッカー初心者の柄本がチームメイトとともに成長していく姿が描かれています。

漫画『DAYS』は2015年に第39回講談社漫画賞・少年部門にノミネート、第40回講談社漫画賞・少年部門受賞、2021年6月時点で累計発行部数が1300万部を突破するなど、高く評価されている作品です。しかし『DAYS』のアニメの場合、「ひどい」という声が多くあがっています。では、なぜひどいと言われるのか？ここからはその理由を3つ紹介していきます。

まず『DAYS』のアニメがひどいと言われる理由には、サッカーシーンの描写が関係しています。人気のスポーツ漫画がアニメ化されたということで、多くのアニメ視聴者はサッカーシーンの描写に期待したはずです。

しかし実際は大事なシュートの場面でコマ送りされていたり、試合描写の動きがカクカクしていたりしていたため、あまり動かなかったという印象を与えてしまっています。スポーツアニメに迫力やスピード感を求める視聴者にとっては致命的で、その結果、「熱が伝わらない」「ひどい」といった声が上がるようになったのではないかと考えられます。

続いて『DAYS』のアニメがひどいと言われる理由には、本作の主人公が関係しています。主人公・つくしは諦めずにひたむきで真っ直ぐな性格をしていますが、その純真な性格に「見ててイライラする」という声があがっており、それには泣くシーンが多いことも関係しているのかもしれません。ただ、ひたむきに努力し続けて成長していく姿や印象的な名言に感動を覚えた視聴者も少なくないはずです。

続いて『DAYS』のアニメがひどいと言われる理由には、本作の設定が関係しています。本作は全国大会に出るほどのサッカー名門校でレギュラーに入るのは至難の業であり、まともにボールを蹴れない初心者にも関わらず僅か数カ月でそれをやってのけたりするなど、都合のよいストーリー展開となっています。

やはり、スポーツアニメとしてはその設定に無理があるため、内容にのめり込めない視聴者が多くいたようです。現実では主人公のように急成長することができません。

さらに急成長したからには相当の努力を重ねたのかと思いきや、練習内容はほぼ走っているだけです。確かにサッカーにおいて持久力は必須ですが、主人公の成長を見るに走ることの効果が絶大過ぎです。説得力を持たせるためにも、もう少し他の練習風景などが必要だったのではないかと考えられます。

先に『DAYS』のアニメがひどいと言われる理由を3つ紹介しましたが、漫画版が好きな方の中には、アニメ版を見て「違う」という感想を抱いた方もいるようです。では、『DAYS』のアニメと原作漫画の違いとは何か？ここからはその2つの違いを紹介していきます。

1つ目に紹介する『DAYS』のアニメと原作漫画の違いは、泥臭さがあるという点です。主人公・つくしは諦めずにひたむきで真っ直ぐな性格をしていると触れていましたが、アニメ版ではキャラの描写のせいで爽やかになっているため、つくしの性格の良さが伝わりづらくなっています。

他にも漫画では来栖がつくしとのサッカーを楽しいと認める発言をした際に泥臭く、熱い気持ちが伝わるのですが、アニメ版では伝わっていません。『DAYS』の漫画にも一応全力を出し切った後に出てくる爽やかさはあるものの、基本的には泥臭くがんばる姿が描かれており、その雰囲気が魅力的な要素となっています。

2つ目に紹介する『DAYS』のアニメと原作漫画の違いは、スピード感があるという点です。スポーツアニメで原作漫画に負けず劣らずのスピード感が感じられた作品は数えられる程度で、どうしても声と動きが原因でスピード感が出ずらくなっています。『DAYS』のアニメはスピード感がないため、あまり熱中してみることができません。一方、漫画の場合はコマとコマの間に空白があるためスピード感がありました。

アニメ『DAYS(デイズ)』にて柄本つくし役を演じたのは、声優事務所「劇団ひまわり」所属の吉永拓斗(よしながたくと)さんです。声優の他に俳優、歌手としても活動している吉永拓斗さんは、2002年に声優デビューを果たし、その後俳優活動(2005年～)と音楽活動(2017年～)をスタートさせています。

アニメ『DAYS(デイズ)』にて風間陣役を演じたのは、声優事務所「アイムエンタープライズ」所属の松岡禎丞(まつながよしつぐ)さんです。声優として活動している松岡禎丞さんは、オーディションによりアイムエンタープライズ所属となった2009年に『東のエデン』のAKX20000役を演じ声優デビューを果たしています。

アニメ『DAYS(デイズ)』にて水樹寿人役を演じたのは、声優事務所「ステイラック」所属の浪川大輔()さんです。声優の他に俳優、歌手としても活動している浪川大輔さんは、1985年に『白バイ野郎パンチ&ボビー』の子供役で声優デビューを果たし、その後俳優活動(2005年～)と音楽活動(2010年～)をスタートさせています。

アニメ『DAYS(デイズ)』にて君下敦役を演じたのは、フリーで活動中の小野大輔(おのだいすけ)さんです。声優の他に歌手としても活動している小野大輔さんは、2002年に『フルメタル・パニック』に出演するとともに声優デビューを果たし、その後2007年に歌手活動をスタートさせています。

アニメ『DAYS(デイズ)』にて大柴喜一役を演じたのは、声優事務所「劇団ひまわり」所属の宮野真守(みやのまもる)さんです。声優の他に俳優、歌手としても活動している宮野真守さんは、1990年にCM『西友大市』に出演するとともに俳優デビューを果たし、その後声優活動(2001年～)と歌手活動(2007年～)をスタートさせています。

アニメ『DAYS(デイズ)』にて臼井雄太役を演じたのは、声優事務所「インテンション」所属の櫻井孝宏(さくらいたかひろ)さんです。声優の他にナレーター、ラジオパーソナリティとしても活動している櫻井孝宏さんは、1996年に『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の競技長、プロトセイバー戦隊ホワイト役にて声優デビューを果たしています。

こちらでは『DAYS(デイズ)』のアニメが「ひどい」という感想・評価があがっています。漫画との差がありすぎることが「ひどい」と言われる理由となっているようなので、これを機にアニメと漫画を見比べてみてはいかがでしょうか？

こちらでは『DAYS(デイズ)』のアニメにて描写される対戦チームのラフプレーが「ひどい」という感想・評価があがっています。「ひどい」という声があがった主な原因は審判にあるようです。審判が緩いとのことなので、アニメをご覧になった際は審判の動向に注目してみてください。

こちらでは『DAYS(デイズ)』のアニメに登場する灰原のキャラクターデザインが「ひどい」という感想・評価があがっています。灰原のキャラクターデザインがなぜ「ひどい」と言われるのか？その理由が気になる方は、アニメに登場する灰原に注目してみると良いでしょう。

今回はアニメ『DAYS(デイズ)』がひどいと言われる理由は何か、ということで原作漫画との違いや評価・感想を紹介してきました。これを機に当記事でまとめた『DAYS』のアニメがひどいと言われる3つの理由を参考にしつつ、『DAYS』のアニメと原作漫画を見比べてみてはいかがでしょうか？