【進撃の巨人】オニャンコポンの声優は誰？経歴・出演作や名シーンも紹介

アニメ『進撃の巨人』ではオニャンコポンというあまり聞き慣れない名前のキャラクターが登場しています。どうやら、ネット上ではオニャンコポンの名前が「ギャグなのか？」と注目されているようです。ここでは、そんなオニャンコポンの声を務めた声優・樋渡宏嗣さんの出演作品や演じたキャラを見ていきましょう。それではまず、オニャンコポンが登場する『進撃の巨人』の作品情報からご覧ください。

『進撃の巨人』とは、別冊少年マガジンにて2009年9月9日から2021年4月9日にかけて連載されたダーク・ファンタジー漫画です。累計発行部数はそれぞれ既刊2巻時が100万部、9巻までが1200万部を突破しています。そして、テレビアニメ放送開始後はさらに売上が伸びており、2019年12月時点では累計発行部が1億部を突破しているようです。

ここではオニャンコポンが登場する『進撃の巨人』単行本26巻、マーレ編のあらすじを簡単にまとめていきます。物語はマーレ国側から見た歴史や外交問題、そしてライナーたちの過去が語られる流れで進んでいきます。854年、始祖奪還作戦の失敗をきっかけに開戦した中東連合軍との戦争は、マーレが勝利を収める形で終結しました。しかし、巨人戦力の優位性は近代兵器に取って変わりつつあることが露呈します。

• 名前：オニャンコポン
• 誕生日/年齢：不明
• 身長/体重：不明
• 所属：反マーレ派義勇兵
• 初登場回：26巻104話

『進撃の巨人』の単行本26巻104話にて初登場を果たしたオニャンコポンは、端正な顔立ちをしている短髪の男性です。初登場シーンでは、マーレに対して反感を抱き復興独立運動や工作活動をおこなう反マーレ派義勇兵の一人として、ハンジ率いる調査兵団の飛行船を操縦していました。

そして、マーレ軍の船に乗ってパラディ島にやってきたオニャンコポンは、自分たちがパラディ島に住むエルディア人の味方であることを説明し、マーレ軍を倒すための協力関係を結びます。オニャンコポンは初登場時点で既に調査兵と共に三年間という月日を過ごしており、自身が持つ最新技術の知識を惜しみなく伝えています。その結果、三年間でパラディ島の技術力が飛躍的に向上しました。

3年間パラディ島の発展を願いマーレの最新技術を惜しみなく伝えたことから分かる通り、オニャンコポンはとても賢く情に厚い性格をしています。また、技術を発展させるには忍耐が必要だと考えられることから、オニャンコポンは忍耐強い人物であると言えるでしょう。さらに、最新の知識や技術に興味津々なハンジがオニャンコポンに飛行船の操縦を任せていることから、二人は深い信頼関係を築いていたことが窺えます。

ネット上で「ギャグ」と言われる変わった名前のオニャンコポンですが、彼の名前は決してギャグではありません。名前の由来は西アフリカにある「ガーナ共和国」に住む、アシャンティ人という民族が崇めている天空神「オニャンコポン」となっています。創造主であり至高の存在とされているため、神話の中ではかなり高い地位にいるようです。

『進撃の巨人』の単行本26巻104話にて初登場を果たしたオニャンコポン。その後、マーレ派義勇兵として調査兵団に協力し、パラディ島の技術発展に貢献していました。そんなオニャンコポンの名言や名セリフは心優しく男気を感じさせるものが多いのですが、果たして彼の声を務めた声優は誰なのか？ここからは、オニャンコポンの声優について、プロフィールや出演作品、演じたキャラの情報を元にまとめていきます。

• 名前：樋渡宏嗣(ひわたりこうじ)
• 生年月日：1960年10月11日(61歳)
• 出身地：東京都
• 職業：声優、俳優
• 所属事務所：マウスプロモーション

アニメ『進撃の巨人』にてオニャンコポンの声を担当したのは、声優事務所「マウスプロモーション」所属の樋渡宏嗣(ひわたりこうじ)さんです。樋渡宏嗣さんは『風人物語』の患者C役にてアニメデビューを果たした声優で、2000年代からアニメや吹き替えのジャンルを中心に活動しています。

元々、樋渡宏嗣さんは俳優として活動していました。2004年から声優としても活動するようになっています。俳優としての出演作には、映画『まあだだよ』『首領への道』、テレビドラマ『好きやねん』『素晴らしきかな人生』『ひとり家族』『歴史みつけた「刀狩り」』などがありました。では、次にテレビアニメの出演作と演じたキャラを見ていきましょう。

• 2005年～：ふたりはプリキュア Max Heart(志穂の父 役)
• 2006年～：吟遊黙示録マイネリーベwieder(ブラウンシュバイク子爵 役)
• 2006年～：しにがみのバラッド。(千秋の父 役)
• 2007年～：Yes!プリキュア5(教頭先生 役)
• 2009年～：ゴルゴ13(ハリー 役)
• 2009年～：フレッシュプリキュア!(クライン 役)
• 2010年～：HEROMAN(レオ 役)
• 2015年～：うしおととら(坂口 役)
• 2018年～：銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅(ハンス・エドアルド・ベルゲングリューン 役)
• 2018年～：僕のヒーローアカデミア(耳郎の父 役)

アニメ『進撃の巨人』に登場するオニャンコポンの声優は、声優事務所「マウスプロモーション」所属の樋渡宏嗣さんであることが分かりました。ネット上では、20代のオニャンコポンを演じた声優が61歳の樋渡宏嗣さんであり、二人の年齢が離れているにも関わらず「声に違和感を感じない」ということで驚いている方が多いようです。では、ここからはオニャンコポンの名言や名セリフ・名シーンに注目してみましょう。

『進撃の巨人』に登場するオニャンコポンの名言や名セリフ・名シーンの一つに、「任せてください…」に続く一言があります。オニャンコポンの初登場シーンにて放たれたセリフです。オニャンコポンが登場するまで、作中では黒人兵士が描かれていなかったため突然現れたオニャンコポンが何者なのか気になった方はきっと多いことでしょう。さらに、重要人物であるハンジに信頼されている様子も注目ポイントとなっています。

続いて『進撃の巨人』に登場するオニャンコポンの名言や名セリフ・名シーンの一つに、「俺達を創った奴は…」に続く一言があります。この名言は壁の外にさまざまな人種の人がいるということを知らないサシャが、オニャンコポンに向かってどうして肌が黒いのかと尋ねた時に答えたセリフです。このセリフからオニャンコポンの男気が伝わってっきます。

続いて『進撃の巨人』に登場するオニャンコポンの名言や名セリフ・名シーンの一つに、「突然無差別に殺される…」に続く一言があります。この名言は「安楽死計画」が調査兵団にバレた時にオニャンコポンが放ったセリフです。

安楽死計画がバレたオニャンコポンは、イェレナと一緒に捕まって処刑されることとなりました。目立った活躍のないオニャンコポンですが、一つ一つのセリフに力強さがこもっていると言えるのではないでしょうか？このセリフは力強く正しいのではないかと思わされるような説得力があります。

『進撃の巨人』のマーレ編にて初登場を果たしたオニャンコポンは、その後調査兵団に協力的だったため、エルディア人や調査兵団にとって頼もしく信用に足る人物として描かれていました。しかし、その後オニャンコポンは調査兵団を裏切るような形で処刑されそうになっています。その原因がイェレナの存在です。ここからはオニャンコポンが裏切り者なのかを明らかにしつつ、イェレナとの関係性を見ていきます。

オニャンコポンは表向きの肩書としてマーレ軍の兵士となっていますが、実はマーレを倒すことを目的にした反マーレ派義勇兵です。そして、マーレと敵対している調査兵団に協力しているため、オニャンコポンはマーレからすればれっきとした裏切り者となります。

実際にオニャンコポンはジークとイェレナの二人と協力し、「エルディア人安楽死計画」を進めたり、一部の駐屯兵団にジークの脊髄液をワインに混ぜて飲ませたりしていました。エルディア人安楽死計画と聞くとエルディア人と敵対しているかと思われるかもしれません。

しかし、これは「エルディア人の存在を世界から消す」という計画内容となっており、エルディア人の「唯一の救い」という思いを胸に実行されるものであるため、オニャンコポンたちがエルディア人を裏切るつもりはありません。ただ、ジークの目的が明るみになると、オニャンコポンはイェレナと共に調査兵団を裏切った形になってしまいます。

ジーク率いる反マーレ派義勇兵はパラディ島に到着後、オニャンコポンとイェレナの二人は故郷を奪ったマーレを倒すことを目的に行動を開始します。しかし、実はイェレナの目的は別にありました。それというのが、ジークの「エルディア人安楽死計画」を果たすことで世界を救い、歴史に自分の名前を刻むことでした。

一方、そうとは知らないオニャンコポンは純粋にパラディ島の技術を発展させ、その技術によってマーレを倒そうと行動しています。最終的にはイェレナの真の目的と「エルディア人安楽死計画」を知ることとなりますが、それでもオニャンコポンはイェレナに脅されて逆らうことができずにいました。この一連の流れから分かる通り、オニャンコポンはイェレナに利用されていたのです。

それでは最後にマーレ軍に所属しながら反マーレ派義勇兵として活躍していたオニャンコポンに就いて寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。ここでは、ネット上の感想や評価を3つ取り上げていきます。

『進撃の巨人』に登場するオニャンコポンの声優・樋渡宏嗣さんの出演作品に関する感想や評価があがっています。どうやら、この方は声優・樋渡宏嗣さんの出演作品を列挙しているようです。その出演作品のキャラとしてハンス・エドアルド・ベルゲングリューン、マタン・ブロディ、オニャンコポン、クラインの名前があがっています。樋渡宏嗣さんの出演作と登場キャラは要チェックです。

『進撃の巨人』に登場するオニャンコポンの声優・樋渡宏嗣さんの出演作に関する感想や評価があがっています。どうやら、この方は樋渡宏嗣さんが俳優として出演した『十二人の怒れる男』に注目しているようです。興味のある方は樋渡宏嗣さんの俳優としての活躍にも目を向けてみると良いでしょう。

『進撃の巨人』に登場するオニャンコポンの声優・樋渡宏嗣さんに関する感想や評価があがっています。どうやら、この方は樋渡宏嗣さんが60歳という年齢でありながら、オニャンコポンの声に違和感がないということで驚いているようです。

また、「声優さんって凄い」と言われていることから樋渡宏嗣さんの実力が高く評価されているのが窺えます。これを機に樋渡宏嗣さんの出演作や演じたキャラもチェックしてみてはいかがでしょうか？

『進撃の巨人』に登場するオニャンコポンの声優・樋渡宏嗣さんについて、経歴・出演作やアニメキャラを紹介してきましたがいかがでしたか？アニメ『進撃の巨人』のマーレ編(26巻～)から出てきたキャラクターの一人であるオニャンコポンは、マーレ軍に所属しながら反マーレ派義勇兵として調査兵団に協力していました。

そのため、マーレ側からすれば裏切り者となりますが、パラディ島に住む調査兵団やエルディア人にとっての彼はパラディ島の技術発展に欠かせない重要人物です。最後はジークやイェレナに利用されて処刑されるという末路になってしまいますが、それでも自分の信念を曲げませんでした。名言や名セリフからも心優しく男気のあるキャラであることが窺えます。アニメ『進撃の巨人』をご覧になった際はぜひオニャンコポンの活躍に要注目です。