進撃の巨人の名言・名セリフランキング！キャラ別に心に響く台詞を紹介

進撃の巨人とは、諫山創による漫画作品です。2013年と2016年の２度に渡ってアニメ化し、実写映画にもなったほどの人気作です。どのメディア作品も非常にクオリティが高く、アニメ初心者にもおすすめできます。

この作品において人類は、自分たちの数倍から数十倍もの大きさのある巨人達と生存を賭けて日々戦っています。主人公エレンは巨人によって故郷を壊滅させられた憎しみから、調査兵団の団員として巨人との戦いに身を投じる事になります。

進撃の巨人を楽しむおすすめポイントは、各キャラクターの設定の細かさも挙げられます。エレンだけでなく、調査兵団に所属するエレンの友人や先輩、上官達もまた様々な理由で巨人との戦いに身を投じて日夜戦っています。調査兵団の1人1人がそれぞれに背景や戦いに対する思いがあり、とても魅力的なキャラクターとして描かれています。そんなキャラ達から発せられる熱いセリフや、思わず胸を打たれるセリフを紹介していきます。

進撃の巨人はその圧倒的な世界観もさることながら、登場するキャラクター達も非常に魅力的です。エレンの幼馴染みであるミカサやアルミン、調査兵団の同期であるジャン、コニー、サシャなどに加え、兵団の先輩のリヴァイやハンジ、エルヴィンがいます。

袂を分かつことになってしまったライナーやベルトルトも、誰もが個性的で見ていて感情移入してしまいます。そんなキャラクターが何十人と出てくるスケールも、進撃の巨人のおすすめポイントの1つです。そんな彼らの名言を、ランキング形式で紹介します。

進撃の巨人名言ランキング10位は、主人公エレン・イェーガーのこのセリフです。軍法会議にかけられたエレンですが、色々な勢力の思惑が絡んで場が停滞してしまいます。そんな時にエレンが言った、彼の心を素直に投影した台詞です。現実社会の中でも、こんな事を言えたらと思ってしまうシーンがあるのではないでしょうか。

進撃の巨人名言ランキング9位は訓練兵時代の同期であるアニ・レオンハートの台詞です。一見すると普通の台詞に見えますが、物語が進むにつれてアニにまつわるエピソードが明らかになると深い意味を持っていたことがわかります。進撃の巨人は非常に伏線が多いので、読み返してみるのもおすすめです。何気ないキャラクター達の台詞に隠された意味に気づく事ができるかもしれません。

進撃の巨人名言ランキング8位は、ミカサのこの台詞です。エレンの幼馴染みというヒロインポジションのミカサですが、怖さや強さという印象も目立ちます。ミカサの怖いところはこれが脅しではなく素で言っているところでしょう。だからこそ、かえって脅しとしての効果があります。

進撃の巨人名言ランキング7位は、モブリット・バーナーのこの台詞です。ハンジという癖の強い上司をあてがわれたモブリットはハンジの暴走を止めるためにしばし強い口調でいさめる事があります。そのシーンは本人達は真面目なのですが端から見ると面白くて思わず吹きだしてしまいます。このようなシュールなギャグも、進撃の巨人をおすすめすできる魅力の1つです。

続いて、進撃の巨人の名言ランキング6～4位を発表します。7位のモブリットの台詞のように、進撃の巨人は主役級でないキャラクターであっても多くの印象的な名言を生み出しています。命を賭けた魂の言葉からギャグまで、幅広いおすすめのセリフ集をご覧ください。

進撃の巨人名言ランキング6位は、アルミンのこのセリフです。この後は「だってそれって、自分に都合のいい人をそう呼んでいるだけのような気がするから」と続きます。たしかに現実社会でも、雑用や面倒事を押しつけられる都合のいい人が「良い人」と呼ばれる事があります。良い人とは、決して褒め言葉ではないのかもしれません。

進撃の巨人名言ランキング5位は、エレン達の故郷の駐屯兵だったハンネスのこのセリフです。進撃の巨人アニメ1話ハンネスはエレン達の故郷が巨人による襲撃を受けたとき、エレンの母親であるカルラを助けるために巨人に立ち向かおうとします。

しかし、実際に対峙すると巨人の怖さの前に足がすくんでしまい、カルラを見捨ててエレンとミカサだけを連れてその場から逃げ出しました。エレンにその事を批難されたハンネスはエレンに謝罪するときにこのセリフを言いました。

進撃の巨人名言ランキング4位はアルミンのこのセリフです。エレンが巨人側のスパイだと疑われた時、エレンを助けるためにアルミンは命を賭けます。文字通り命を賭けた説得によってアルミンはエレンとミカサを助けることに成功しました。兵士としてのアルミンの覚悟、そしてエレンとミカサをどれほど大切に思っているかがわかる勇敢さと思いの深さがわかるアニメでもおすすめの名シーンと、そして名言です。

進撃の巨人名言ランキング3位はライナーのこのセリフです。そして進撃の巨人ファンなら見逃せないおすすめの迷場面でもあります。壁外で移動手段もなく取り残されてしまったライナー、ジャン、アルミンの3人の元にクリスタが現れ、「みんな無事でよかった」と涙するシーンがあります。

助かったという安堵感と、危険を顧みずに助けに来てくれたクリスタに対し、ジャンとアルミンは「女神様」と心の中で呟くのですが、ライナーだけは真面目な顔をしてこのような事を内心で思っていました。

その後、別の場所でクリスタに手当をされたときも、ライナーは真面目な顔をしながら心の中でクリスタに対し求婚を申し込んでいました。この台詞は進撃の巨人のギャグシーンの中でも印象に残っている人も多いでしょう。その後に袂を分かつライナーですがこういった場面で親近感がわいてしまいます。このようなキャラクターの2面性も、進撃の巨人を楽しむ上でのおすすめポイントです。

進撃の巨人名言ランキング2位は、主人公エレン・イェーガーのこのセリフです。エレンが戦う理由、彼の性格、感情や巨人に対する気持ちが全てこの台詞に集約されています。故郷であるシガンシナ区を巨人によって襲撃され、目の前で母親を巨人に喰われたエレンは、巨人に対する復讐を決意します。

エレンは訓練兵同期から「死に急ぎ野郎」と揶揄されるほどに巨人に対し無謀とも言えるほど果敢に向かっていくのは、その心の奥底には巨人に対する憎悪があるからなのです。この世界の真実が明らかになったとき、その復讐心とどう決着をつけるのかが、進撃の巨人の1つのテーマにもなっています。

進撃の巨人名言ランキング1位は、作品の代名詞とも言えるこの台詞です。調査兵団の敬礼は、右手を左胸の前に突き出す姿勢を取ります。これは「公に心臓を捧げる決意を示す」という意味があります。兵士になるということは民のため、人類のために命を捧げることであり、実際に兵士に下される命令には死同然のものもいくつもありました。

調査兵団団長のエルヴィンが自らの腕を巨人に食い千切られながらも「心臓を捧げよ！」と兵士達を鼓舞し、死地に向かわせるシーンがあります。その壮絶な戦い振りが印象に残っている進撃の巨人視聴者も多いのではないでしょうか。

巨人に比べてはるかに弱い人類が覚悟と決意で立ち向かっていく様子は、心に来るものがあります。進撃の巨人屈指のおすすめシーンです。この名言がただの言葉ではないことを、エルヴィンは自ら証明しました。

進撃の巨人には多くのキャラクターが登場します。中でもエレンの同期である104期生は最も関わりが深く、幼馴染みのミカサとアルミン、長く一緒に戦う事になるサシャ、コニー、ジャンをはじめ、クリスタやユミル、袂を分かったライナーなど進撃の巨人の物語に深く関わってきます。そんな進撃の巨人における中心人物である104期生達の名言をまとめてみました。

進撃の巨人の主人公であるエレン・イェーガーを象徴する台詞でもあります。スパイ容疑で捕まったエレンに対し、リヴァイ兵長が「目的はなんだ」と尋ねたとき、エレンはこう返しました。その返答が気に入ったリヴァイによって、エレンは助けられる事になります。

進撃の巨人作品内での過去回想で、強盗に襲われ家族を失い、さらにエレンを失いかけた時にミカサが言った台詞です。この台詞は、ミカサがこの世界を生きていく上で信条となります。誰も彼もを助けるわけではない。残酷だからこそ優先順位を付けてエレンを最上位に置いている…それがミカサのアイデンティティなのです。

進撃の巨人作中において、エルヴィン団長からアルミンは多くの物を学び取ります。その中で最も大きな収穫が「何かを変えられる人間は何かを捨てられる人間」という事でした。アルミンは進撃の巨人作品内でこの後、目的を果たすために様々なものを犠牲にする決断を迫られます。

進撃の巨人内でもっとも成長したキャラクターはジャンでしょう。最初は内地で楽をすることばかり考えていた彼ですが、親友のマルコを失った後、自ら調査兵団を志願して仲間のために戦うようになります。普通の人間である彼の言葉は共感できる名言も多く、ジャンの成長を見守るのもおすすめの楽しみ方です。

自分の訛りを気にしていたサシャが、進撃の巨人作中内ではじめて他人に対して敬語ではなく、自分の言葉で喋ったシーンです。田舎での狩猟生活から兵士になり、巨人の怖さと仲間の頼もしさを知ったからこその台詞で、名言と言って差しつかえありません。

自分の村が巨人によって襲撃された可能性が高いと知り、他の兵士達が止める中でそれでも村に戻ろうとするコニーの台詞です。進撃の巨人内において、もっとも家族思いなキャラでもあります。仲間や家族を大切にするコニーは優しい名言が多くあります。

進撃の巨人内で女神様とまで言われる癒やし系の美少女クリスタですが、その自己犠牲は過去の出来事から他人の為に死ぬことを美学とする彼女の歪んだ精神性にありました。そんなクリスタがユミルのおかげではじめて、自分のために生きていくことを決意した時に言った名言です。

クリスタの目を覚まさせたユミルの名言です。ユミルは自分が過去にとある宗教の信仰対象として担ぎ上げられた過去があり、自由に生きられなかった事から自分をクリスタと重ねていました。そんなユミルだからこそ、クリスタをあそこまで気にかけていました。

進撃の巨人において、調査兵団は人類の要です。エルヴィンやリヴァイ、ハンジなど頼りになる先輩達が多く登場します。またリヴァイ班やニケなど、エレン達に色々と影響を与えた者も多く、様々な名言を残しています。そんな調査兵団の名言を紹介していきます。

調査兵団のエースであり人類の切り札の1つ、リヴァイの名言です。リヴァイはエレン達に対し、度々選択を迫る事があります。その選択の結果がどうであっても批難はせず「どちらが正解だったかは自分にもわからない」というスタンスを貫いています。

進撃の巨人過去編「悔いなき選択」で自分の決断で仲間を失ったリヴァイに対しエルヴィンがかけた名言です。正解はわからなくても自分で選び、そして後悔するなというこの指針はリヴァイの中に確かに引き継がれています。

進撃の巨人は作品の性質上、多くのキャラクターが死亡します。しかし彼らは自分たちの意思や教えを生きている者達に託しています。リヴァイ班やハンネスがエレンに与えた影響は少なくはありません。そんな彼らが残した言葉を名言として紹介していきます。

ジャンのために、マルコは多くの物を残して逝きました。ジャンはリヴァイやミカサのように決して強い人間ではない。そんなジャンだからこそできる事があると、ジャンに対して語りかけます。ジャンにとって、マルコの言葉は全て忘れることのできない名言なのです。

ハンネスはエレンが小さい頃、兵士の仕事をさぼっていたことをよく咎められていました。しかし「兵士なんて仕事がない方が一般市民には良いことだ」という彼のスタンスは張り詰めた戦場では良い息抜きになっていました。彼はそんな日常に戻るために戦い、その日常には、エレン、ミカサ、アルミンの3人は揃っていなければならないのです。

進撃の巨人内でエレンがスパイ容疑をかけられ、自分の巨人の力を制御できなかった頃、エレンはリヴァイ班に預けられます。それまでと違い1人の知り合いもおらず不安だったエレンですが、リヴァイ班の面々はエレンを緊張しながらも受け入れていきました。それはエレンにとって、救いになった事に間違いありません。

進撃の巨人は数々の印象的な名言を今なお生み出しておいり、非常におすすめの作品です。進撃の巨人が大ヒットし、今なお話題がつきない理由はその世界観と、そして何よりキャラクター達の造形の深さにあります。

何十人もいるキャラクター1人1人がそれぞれに戦う理由を持ち、性格も違い、そして共通の敵である巨人達と命を賭けた戦いを繰り広げます。そんな彼らの言葉から学ぶ事が多く、何気ない言葉でも名言になってしまうのです。これを期に、進撃の巨人にもっとハマってみてはいかがでしょうか。