【鬼滅の刃】大正コソコソ噂話一覧まとめ！アニメ・ファンブック・単行本を一挙紹介

単行本『鬼滅の刃』のエピソードとエピソードの間やファンブック、テレビアニメの本編終了後の次回予告の枠を使って描かれた『大正コソコソ噂話』。このコーナーでは、物語の中では描かれなかった豆知識が紹介されており、それが面白いと多くのファンから高い評価を得ています。ここではそんな『大正コソコソ噂話』をまとめて一覧で紹介していきます。

『鬼滅の刃』は、集英社が発行している『週刊少年ジャンプ』で連載されていた漫画作品。作者は吾峠呼世晴です。既に完結している作品で、単行本は全23巻。日本のみならず海外でも人気の作品で、一部海外では『Demon Slayer:Kimetsu no Yaiba』のタイトルで刊行されています。

2019年4月にufotable制作のテレビアニメ『鬼滅の刃 竈門炭治郎 立志編』が放送されたことで知名度が上がり、一躍国民的漫画の仲間入りを果たしました。2020年10月には『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』が公開され、興行収入300億を突破。2021年12月にはテレビアニメ第2期となる『遊郭編』が放送されました。

『鬼滅の刃』の主人公は、鬼に家族を惨殺され、唯一の生き残りである妹の禰豆子も鬼に変えられてしまった少年・竈門炭治郎。炭治郎は剣士・冨岡義勇の導きによって育手の鱗滝左近次と出会い、彼の下で特訓した後、鬼を狩る組織・鬼殺隊に入隊。鬼と戦いながら、禰豆子を人間に戻す方法を探し求めます。

『大正コソコソ噂話』は、漫画『鬼滅の刃』の単行本のエピソードとエピソードの間に設けられた豆知識コーナーのこと。本編では描き切れなかった設定やエピソード、キャラクターの裏話などが描かれており、ファンの間で話題となりました。

単行本だけでなく、ファンブックやテレビアニメにも『大正コソコソ噂話』は登場しています。基本的には『大正コソコソ噂話』と表記されていますが『大正コソコソ話』『大正こそこそ話』と表記されている場合もあり、また『戦国コソコソ話』というコーナーも存在します。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～単行本～その1、1巻。単行本1巻ではまず、作者が考えていた『鬼滅の刃』のタイトル案が紹介されました。『鬼滅の刃』というタイトルが決まるまでに「鬼滅奇譚」「鬼鬼滅滅」「悪鬼滅滅」など、様々なタイトルの候補が挙げられていたようです。

続いて語られたのは、炭治郎が参加した鬼殺隊の最終選別にいた説明係の少女たちについての噂話。最終選別には着物を身に纏った少女2人が登場しましたが、この内の1人は実は男の子だとのこと。この情報は、後のエピソードに大きく関わってきます。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～単行本～その2、2巻。2巻には3つの『大正コソコソ噂話』が登場しました。1つ目は、炭治郎と禰豆子が遭遇した沼鬼に攫われた少女・トキエはとてもモテる子で、3人の男性から結婚を申し込まれていること。そしてとても料理が上手だということ。2つ目は、炭治郎が立ち寄ったうどん屋の店主・豊さんはうどんだけでなく美味しいお蕎麦も作れるということ。

3つ目は、炭治郎に協力してくれることになった鬼・珠世と行動を共にしている鬼である愈史郎についてで、愈史郎に「珠世さんのこと好きなんでしょ」と聞くと真っ赤になって黙り込んでしまうということでした。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～単行本～その3、5巻。5巻で語られたのは、嘴平伊之助の鎹鴉は18回程食べられかけており、そのため伊之助を恐れてずっと隠れているらしいということ。水柱・冨岡義勇の好物は鮭大根で、いつも無表情な冨岡ですが、鮭大根を食べる時だけは微笑んだことがあるらしいということ。蟲柱・胡蝶しのぶは冨岡を天然ドジっ子だと思っているらしいとのことでした。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～単行本～その4、6巻。6巻では、恋柱・甘露寺蜜璃の不思議な髪の色は、好物の桜餅を食べ過ぎた結果であること。鬼殺隊のお館様・産屋敷耀哉には子どもが5人おり、黒髪の子が男の子で跡継ぎであること。

産屋敷家の男児は病弱で、13歳まで女の子として育てられること。いつも禰豆子が入っている箱を修理してくれたのは、蝶屋敷で怪我人の面倒を見ている少女・神崎アオイであったことが語られました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～単行本～その5、10巻。10巻では、音柱・宇髄天元の鎹鴉はとてもオシャレで、カラス界のファッションリーダーであることが語られました。

『大正こそこそ話』一覧まとめ～単行本～その1、3巻。3巻に収録されている『大正こそこそ話』では、本編で描けなかった設定やネタではなく、善逸と炭治郎に話しかける作者の様子が描かれていました。『大正コソコソ噂話』では、善逸は元々は黒髪だったが修行中に雷に打たれて金髪になった、ということが語られています。

『大正こそこそ話』一覧まとめ～単行本～その2、4巻。4巻では、鬼が関わる事件に巻き込まれ、炭治郎たちに救われはしたものの疲労困憊である兄弟と、そんな兄弟に声をかける作者の姿が描かれていました。

『大正こそこそ話』一覧まとめ～単行本～その3、5巻。5巻の『大正こそこそ話』では、那田蜘蛛山で蟲柱・胡蝶しのぶを重傷を負った善逸のもとに連れてきたのは、善逸と行動を共にしている雀であるということが語られました。

『大正こそこそ話』一覧まとめ～単行本～その4、7巻。7巻の『大正こそこそ話』では、禰豆子が爪で戦っているのは血を使い過ぎると眠くなってしまうからであること。鬼殺隊の隊服は暑さ寒さを防ぐことができ、さらに中級程度の鬼の牙や爪などは防げる使用になっていることが語られました。

『大正コソコソ話』と『大正コッソコソ補足話』一覧まとめ～単行本～その1、19巻の『大正コソコソ話』。19巻では、胡蝶しのぶの継子である栗花落カナヲの苗字の候補はいくつかあり、候補の中からカナヲが自分で「栗花落」という苗字を選んだこと。姉妹が欲しかったアオイが自分と同じ「神崎」という苗字を推していたこと。

しのぶは17歳で亡くなった姉、元花柱・胡蝶カナエに代わって14歳で蝶屋敷の主人になったこと。カナエの葬儀の後、妹として可愛がっている蝶屋敷の少女たちの前ではいつも笑顔だったこと。伊之助の母親である琴葉が家を飛び出し童磨のもとで生活していた理由。カナヲが鬼殺隊に入ることになった理由などが語られました。

『大正コソコソ話』と『大正コッソコソ補足話』一覧まとめ～単行本～その2、20巻の『大正コソコソ話』。20巻では、後に上弦の壱の鬼・黒死牟となってしまった人間・継国厳勝と、その双子の弟であり日の呼吸の剣士である継国縁壱の母・朱乃がどのような思いで息子たちを育てていたかが明らかになりました。

『大正コソコソ話』と『大正コッソコソ補足話』一覧まとめ～単行本～その3、22巻の『大正コソコソ話』。22巻の『大正コソコソ話』では、伊黒がその生い立ちから女性が苦手であること。甘露寺に話しかけられたときは驚いたが、彼女の明るさや優しさを何よりも美しいと思ったこと。

珠世はしのぶと共同で無惨を倒す薬を開発している間に、何とか猫の茶々丸を鬼にすることができたということ。茶々丸を鬼にした理由は、愈史郎がひとりぼっちにならないためだったことが語られました。

『大正コソコソ話』と『大正コッソコソ補足話』一覧まとめ～単行本～その4、7巻の『大正コッソコソ補足話』。7巻の『大正コッソコソ補足話』では、鬼の血鬼術で眠っていた炎柱・煉獄杏寿郎たちが何故目覚めることができたのかという理由が語られました。

『戦国コソコソ話』一覧まとめ～単行本～その1、21巻。21巻では、戦国時代を生きた縁壱とその妻・うたについて語られました。縁壱がどんな性格であり、うたとどのように心を通わせたのか。縁壱が実の父親からどのような扱いを受け、どのように生きてきたのか。縁壱の父親がどんな人物で、どんな人生を送ったのか。

うたを失った縁壱が鬼狩りとなりどんなことをしていたのか。縁壱の死後、無惨が日の呼吸を知る者を殺して回っていたこと。縁壱が亡くなってから鬼狩りの力が弱まっていたこと。縁壱から見逃された珠世のその後などが明らかになっています。

『戦国コソコソ話』一覧まとめ～単行本～その2、22巻。22巻では、竈門家のある場所がかつて縁壱とうたが暮らしていた場所と同じであること。何故、竈門家が縁壱とうたの家があった場所で暮らすようになったのか。竈門家と縁壱がどのような経緯で交流を持つことになったのか、などが明らかになりました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～アニメ～その1、テレビアニメ『鬼滅の刃』第1期。テレビアニメ『鬼滅の刃』第1期では、元水柱の鱗滝左近次がいつもお面をしている理由や、善逸が最終選別に行くのを嫌がって師匠にビンタされたこと。愈史郎の趣味である「珠世様日記」について。炭治郎と対峙した鬼、矢琶羽と朱紗丸は実は初対面であったことなどが紹介されています。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～アニメ～その2、テレビアニメ『鬼滅の刃』第2期。テレビアニメ『鬼滅の刃』第2期では、炎柱・煉獄杏寿郎に継子がいない理由や、伊之助の鎹鴉の名前。音柱・宇髄天元がやたらと派手な理由。宇髄が使役するムキムキねずみについてや、禰豆子の幼少期のエピソードなどが描かれました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その1、竈門炭治郎。炭治郎に関する『大正コソコソ噂話』では、炭治郎は鼻が利くため身内・他人問わずよく人の死に立ち会っていたこと。竈門一家はその人柄から村の人たちに愛されていたことなどが語られました。

炭治郎たちが村から離れた山の中で幸せに生きてこられたのは、炭治郎たちが村人たちに親切にした分、村人たちも炭治郎たちに親切にしてくれたからです。炭治郎は幼い頃に父から言われた「自分が苦しいときでも人を慈しむことができる、しなやかで強い人間になれ」という言葉を忘れたことはなく、鬼に家族を惨殺されたあともそれを貫き続けました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その2、竈門禰豆子。禰豆子に関する『大正コソコソ噂話』では、禰豆子が幼い頃から我儘を言ったことがない聞き分けの良い子であったこと。

鬼となった間のことも覚えており、善逸が自分を守ってくれたときの記憶もちゃんとあって思い出すとドキドキしていたことなどが語られました。最初は普段のへなちょこな善逸と自分を守ってくれた善逸の差に戸惑い、同一人物かどうか半信半疑だったようですが、徐々に普段の善逸の優しさや誠実さを知り、自分を守ってくれた凛々しい少年と善逸が間違いなく同一人物であると認識していったようです。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その3、我妻善逸。善逸に関する『大正コソコソ噂話』では、善逸が炭治郎から禰豆子の話を聞いて、人間に戻った禰豆子と話すのを楽しみにしていたこと。人間の禰豆子がこれまで出会った女の子たちとは違い、裏表のない優しい女の子であったため相当喜んだことなどが語られました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その4、嘴平伊之助。伊之助に関する『大正コソコソ噂話』では、伊之助が人間の一般常識を知らなくても決して馬鹿にしたりしない禰豆子に懐いていること。普段笑わないアオイが伊之助の予想外の行動には度々笑わされていることなどが語られました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その5、栗花落カナヲ。カナヲに関する『大正コソコソ噂話』では、蝶屋敷に引き取られてからしばらくは自分の考えを聞かれるとパニックを起こすことがあったこと。好きな食べ物や飲み物が目に入ると口をモゴモゴさせる癖があることなどが語られました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その6、煉獄杏寿郎。煉獄に関する『大正コソコソ噂話』では、彼が健全な精神の持ち主で、老若男女問わず誰とでも話せる人物であること。話をあまり聞いていないときもあるが、人の感情の機微には敏感であるため気遣いができることなどが語られました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その7、宇髄天元。宇髄に関する『大正コソコソ噂話』では、兄弟9人のうち3人が過酷な修行によって幼い頃に死亡したこと。残った6人は父親の命令で殺し合いをさせられたことなど、鬼殺隊に入る前の人生についてが語られました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その8、雛鶴。雛鶴に関する『大正コソコソ噂話』では、雛鶴の年齢が21歳であること。宇髄家に次いで序列の高い家の娘で、忍としてのバランスが取れたくノ一であることが語られました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その9、まきを。まきをに関する『大正コソコソ噂話』では、まきをの年齢が20歳であること。宇髄の親戚で、身体能力はずば抜けているが短気であることが語られました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その10、須磨。須磨に関する『大正コソコソ噂話』では、須磨の年齢が19歳であること。元々、宇髄の嫁候補は妹だったが自分が行きたいと大泣きしたこと。男性女性どちらも好きであることが語られました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その11、時透無一郎。時透に関する『大正コソコソ噂話』では、記憶を失くしていた間の自分の言動が兄に似ていたことについての思いや、最終決戦後、時透を失って傷ついていた時透の鎹鴉が慰めてくれた炭治郎の鎹鴉と夫婦になったことなどが語られました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その12、甘露寺蜜璃。甘露寺に関する『大正コソコソ噂話』では、自分に特別親切にしてくれる伊黒に想いを寄せていたこと。しのぶに恋の相談をしていたことなどが語られました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その13、冨岡義勇。冨岡に関する『大正コソコソ噂話』では、最終決戦でボロボロになってしまった羽織を禰豆子が綺麗に繕って元通りにしてくれたため感動し、禰豆子に山ほどのプレゼントを送ったこと。戦いのあと、宇髄家の面々と親しくしていたことなどが語られました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その14、胡蝶しのぶ。しのぶに関する『大正コソコソ噂話』では、彼女が独特のネーミングセンスを持っており、カナヲの名前を決める際に周囲を困惑させたということが語られました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その15、伊黒小芭内。伊黒に関する『大正コソコソ噂話』では、生き残った従姉妹が残された財産で悠々自適に暮らしていることを知ってショックを受けたこと。食事があまり好きではなかったが、甘露寺が美味しそうに食事をする様子を見るのは好きだったことなどが語られました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その16、不死川実弥。実弥に関する『大正コソコソ噂話』では、実弥というキャラクターの性格や、伊黒とは初対面から気が合ったが異性の好みだけは全く合わないと思ったことなどが語られました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その17、悲鳴嶼行冥。悲鳴嶼に関する『大正コソコソ噂話』では、悲鳴嶼の両親についてや彼が失明してしまった理由、子どもの頃から大人びていたことなどが語られました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その18、不死川玄弥。玄弥に関する『大正コソコソ噂話』では、当初は荒れていたものの悲鳴嶼との出会いがきっかけで落ち着き、徐々に元の性格に戻っていったこと。何度か断られたが諦めずに悲鳴嶼に継子にしてほしいと頼み込みついていったことが語られました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その19、珠世。珠世に関する『大正コソコソ噂話』では、肉体年齢は19歳であり、童顔であるため下手をすると15、6歳に見えること。無惨を逃さないよう、夜明けまで戦ってくれる者を探していたことなどが語られました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その20、愈史郎。愈史郎に関する『大正コソコソ噂話』では、愈史郎が珠世に「生まれ変わったら夫婦になってほしい」と伝えていたこと。珠世がそれに微笑んで頷いてくれたことが語られました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その21、神崎アオイ。アオイに関する『大正コソコソ噂話』では、時透と同じときに鬼殺隊の最終選別を受けたこと。使えるのは水の呼吸であることが語られました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その22、継国縁壱。縁壱に関する『戦国コソコソ噂話』では、無惨が探し求めていた青い彼岸花が咲いていた場所は、縁壱の妻であるうたが埋葬されたのと同じ場所であること。炭治郎の母・葵枝はその場所を知っていたことが語られました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その23、無惨。無惨に関する『大正コソコソ噂話』では、人間的感性を持ち合わせておらず、共感能力が極めて低いこと。酷たらしいほど毒舌で、平安時代頃には娶った妻が5人自殺していること。また、無惨が探していた青い彼岸花についての詳細などが語られました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その24、黒死牟。黒死牟に関する『大正コソコソ噂話』では、無惨とは気が合ったこと。無惨に心を読まれても気にならなかったこと。使用している刀の名前は「虚哭神去」であることなどが語られました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その25、童磨。童磨に関する『大正コソコソ噂話』では、20歳の頃に無惨と出会い鬼にしてもらったこと。童磨は無惨を崇拝しているが、無惨からは好かれていないこと。相手を変えて度々、子どもの恋愛ごっこのようなことをしてみていたことなどが語られました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その26、猗窩座。猗窩座に関する『大正コソコソ噂話』では、人間だった頃の記憶は鬼にされた瞬間からないこと。しかし技名に人間だった頃大切だったものの名前が使われているため、心の奥底にはいつも大切な人たちがいたこと。

無惨に対する感情は尊敬も憎しみも何もない無であったことなどが語られました。一般人でも鬼殺隊でも女性を殺すことはなく、無惨からの命令がないときは常に鍛錬をしていたそうです。猗窩座のそんな振る舞いを、無惨は嫌味を言いながらも許していたようでした。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その27、半天狗。半天狗に関する『大正コソコソ噂話』では、幼少期から嘘つきであったこと。常に自分が被害者だと思っており、周囲の人間を悪者にしてきたこと。分裂した喜怒哀楽は若い頃の姿であるらしいことが語られました。

何度か妻子がいたことがあったそうですが、虚言癖や不誠実さを責められる度に逆上して妻子を殺害してきたようです。この世で自分が一番可哀想だと思っていることが明らかになっています。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その28、堕姫・妓夫太郎。堕姫・妓夫太郎に関する『大正コソコソ噂話』では、堕姫が実の母親に殺されそうになったところを妓夫太郎が救ったこと。妓夫太郎が自分の後をついて回る堕姫を大層可愛がっていたこと。

堕姫が侍の目を突いたのは、妓夫太郎のことを侮辱されたからであるということが語られました。堕姫の母親は度々堕姫に暴力を振るっていたようですが、妓夫太郎がそれに怒り暴れてからは妓夫太郎に怯えるようになり、母と子の力関係が逆転したそうです。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その29、魘夢。魘夢に関する『大正コソコソ噂話』では、元々魘夢は小腹が空いた無惨に腑を喰われ死亡したこと。死ぬ間際に魘夢が無惨を褒めそやし、無惨は気まぐれで魘夢を鬼にしたことが語られました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その30、累。累に関する『大正コソコソ噂話』では、累の実力は下弦の壱、弐に匹敵していたが、累自身が数字にこだわっていなかったため入れ替わりの血戦などは考えていなかったこと。

無惨に期待されていたが、炭治郎との戦いで感情的となりいくつも判断を誤っていることが語られました。家族役の鬼たちが倒される前に分け与えていた能力を回収していれば、柱とも互角に戦えたかもしれません。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その31、玉壺。玉壺に関する『大正コソコソ噂話』では、人間だった頃の話や何故鬼になったのかという理由が語られています。玉壺は人間だった頃、益魚儀という名前で、海岸近くの漁村の外れに住んでいました。魚の死骸を集めるなど変なことばかりして、周囲から疎まれていたようです。

ある日、玉壺は村の子どもを殺し、壺に詰めました。それを知った子どもの親に銛で滅多刺しにされ死にかけていたところ無惨と遭遇。鬼にされたそうです。鬼になってからは子どもの肉を喰うことと、自分の体を改造することを好んでいました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その32、鳴女。鳴女に関する『大正コソコソ噂話』では、人間だった頃は琵琶を演奏して日銭を稼いでいたこと。夫に琵琶演奏用の着物を売られたため逆上し、夫を殺害したこと。人を殺したあとに演奏するとその音を高く評価されたため、演奏する前に人を殺すようになったことなどが語られました。

ある日、殺す相手に無惨を選び襲いかかったところ返り討ちに遭い、しかし気に入られたため鬼になったそうです。後に十二鬼月の一員となりますが、十二鬼月になる前から無惨の傍で探査能力を活かして活動していました。

『大正コソコソ噂話』一覧まとめ～公式ファンブック第二弾～その33、獪岳。獪岳に関する『大正コソコソ噂話』では、獪岳の刀は黒死牟同様、自分の血肉から作られていること。剣士であることに固執しているため、刀の形状は日輪刀そっくりであることが語られました。

『大正コソコソ噂話』では、本編で描かれなかった重要な情報が度々語られます。『鬼滅の刃』について詳しく知ってとことん楽しみたいという人は、単行本はもちろん、ファンブックとアニメにも登場する『大正コソコソ噂話』をチェックしてみてください。アニメの『大正コソコソ噂話』は声がついている分、より豪華になっています。

『鬼滅の刃』はシリアスなストーリー展開が特徴的な作品。1つ1つのエピソードが重たいため、感動しながらも疲れてしまう人も多いようです。アニメ『鬼滅の刃』ではアニメ本編のあとに『大正コソコソ噂話』を持ってくることによって、視聴者の良い息抜きになっていたようでした。一方で、シリアスなストーリーの余韻を壊してしまうという否定的な声も一部では見受けられます。

単行本に収録されている『大正コソコソ噂話』には、ジャンプ本誌やテレビアニメを見るだけでは知ることができない重要な情報が描かれています。『大正コソコソ噂話』があるというだけで、単行本を買う価値は十分にあると考えている人は少なくありません。

単行本に収録されている『大正コソコソ噂話』はもちろん面白く重要な情報が満載ですが、ファンブックに収録されている『大正コソコソ噂話』もファンの心を捉える重要な情報が散りばめられたものとなっています。ファンブックも読むことで『鬼滅の刃』の世界をより深く知ることができるでしょう。

単行本・ファンブック・テレビアニメで描かれたミニコーナー『大正コソコソ噂話』について一挙に紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？『鬼滅の刃』の物語の進むスピードは早く、そこが読者を飽きさせないポイントでもありましたが、一方でスピード重視のために省かれている点もあり、読者の疑問が残るところもありました。

『大正コソコソ噂話』では描かれなかった小ネタを知ることができるため引っかかった疑問を解消することができ、そこが多くの読者から高く評価されたポイントだったようです。『鬼滅の刃』の世界をより深く知るため、本編だけでなく『大正コソコソ噂話』にも目を通してみてください。