【進撃の巨人】漫画最終回をネタバレ解説!139話のあらすじ・結末と感想は?

2021年4月に最終回を迎えた漫画「進撃の巨人」は、人類と巨人の戦いを描いた独創的な世界観や、壮大な伏線回収が注目され、国内外で評判を呼びました。本文では、感動の最終回に涙したとの感想が多く寄せられた漫画「進撃の巨人」から、最終回139話までのあらすじネタバレ解説をはじめ、ミカサが選ばれた理由、139話までの死亡キャラ・生存キャラ、作品に関する感想や評価・評判をネタバレ解説しました。

【進撃の巨人】漫画最終回をネタバレ解説!139話のあらすじ・結末と感想は?のイメージ

目次

  1. 進撃の巨人とは?
  2. 進撃の巨人の33巻最終回までのあらすじネタバレ解説
  3. 進撃の巨人の1~12巻のあらすじをネタバレ解説
  4. 進撃の巨人の13巻~32巻のあらすじをネタバレ解説
  5. 進撃の巨人の最終回のミカサの選択をネタバレ解説
  6. 進撃の巨人の最終回までの死亡キャラ・生存キャラ一覧
  7. 進撃の巨人の最終回に関する感想や評価・評判
  8. 進撃の巨人の最終回の解説まとめ

進撃の巨人とは?

「進撃の巨人」の最終回紹介・イメージ画像

2021年4月に最終回を迎えた漫画「進撃の巨人」は、感動の最終回はもちろん、最終話・139話に至るまでの壮大な伏線回収や、奥深い世界観が評判を呼びました。以下では、多くの感想や評判が寄せられた漫画「進撃の巨人」から、最終回・139話までのあらすじネタバレ、最終回でミカサが選ばれた理由、最終話・139話までの死亡・生存キャラ、「進撃の巨人」に関する感想や評価・評判などを紹介します。

進撃の巨人の原作情報

諫山創先生の大ヒット漫画「進撃の巨人」は、2009年~2021年4月にかけて「別冊少年マガジン」で連載されたダーク・ファンタジー作品です。単行本は、全34巻・139話で構成されています。

進撃の巨人のアニメ情報

海外からの評判も高い「進撃の巨人」のアニメは、2013年~2021年3月にかけて、計4期が放送され、2021年冬期には、第4期・Part2が放送予定です。

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進撃の巨人の33巻最終回までのあらすじネタバレ解説

進撃の巨人の33巻最終回までのあらすじ紹介・イメージ画像

怒涛の展開から感動の結末で締めくくられた「進撃の巨人」について、きれいな終わり方に涙したとの感想が多く見られました。以下では、国内外で多くの評判を呼んだ漫画「進撃の巨人」の33巻及び最終回・139話までのあらすじをネタバレ解説します。

あらすじネタバレ解説①136話

飛空船の損壊を受け、ファルコは鳥型の巨人となって味方を移動させます。しかし、目の前にはユミルの協力を得たエレンによる歴代の9つの巨人が彼らに立ちふさがり、アルミンはオカピに似た巨人に飲みこまれてしまいます。ミカサはオカピに似た巨人の追跡、ライナー達はエレンのうなじの爆破に苦戦する中、アルミンは座標の世界でジークと対面します。

あらすじネタバレ解説②137話

アルミンとジークが対話を重ねる中、現実世界では、巨人化したエレンの背中を舞台に、ミカサ達が戦闘を繰り広げ、アニ達も巨人化して応戦します。そして、ミカサに襲撃されたオカピに似た巨人からアルミンが飛び出し、同時に出てきたジークの頭を、リヴァイが斬りつけます。地鳴らしの停止と共に、ジャンの手でエレンの頭は切り落とされ、エレンの始祖の巨人を爆破させます。

あらすじネタバレ解説③138話

エレンの始祖の巨人が消滅し、超大型巨人の群れも停止し、人類は歓喜の声を上げます。しかし、ミカサだけは頭痛に襲われると共に、エレンからある言葉を聞かされます。そして、光るムカデの出現により、エレンは超大型巨人に復活を遂げ、光るムカデから放出された煙により、巨人の力を持たない人類が巨人化していきます。

遠くの場所にいたアルミン・ライナーは、エレンの光るムカデの脅威を食い止めるべく、無垢の巨人との交戦に構えの姿勢を見せます。一方、リヴァイと共に避難したミカサは、エレンの息を止められるのは自分たちだと言われても、頭痛が激しさから絶望的な状況に追い込まれます。しかし、決意を固めたミカサは、立体起動装置で巨人化したエレンの口の中へ入り、エレンの首を切り落とし、その様子を始祖ユミルが見守っていました。

あらすじネタバレ解説④139話

場面は、アルミンとエレンの少年時代に切替わり、エレンの本当の目的や始祖ユミルの事、ミカサへの想いを伝えます。これらは、エルディア国行きの船に乗るアルミンが見た記憶でしたが、エレンによって記憶が消されていました。そして、物語は現実に戻り、巨人化した人々は元の姿を取り戻す中、ミカサ達もエレンと話した記憶を思い出し、リヴァイ兵長は心臓を捧げた仲間たちに敬意を示します。

そして、エレンの死から3年が経過し、エルディア国では、かつてのイェーガー派が軍を作り、世界からの報復に備えた軍事行動を見せていました。また、エルディア国の英雄となったアルミン一行は、和平交渉の連合国大使として、パラディ島に向かいます。一方、ミカサは、エレンが眠る木の下で仲間たちの訪れを待っていました。

かつて、エレンが居眠りをしていた木の根元には、小さな墓石がたてられ、3年がたった現在も、ミカサはエレンを忘れられずにいました。その時、どこから白い鳥が飛んできて、ミカサのマフラーをついばむと遠くへ旅立っていきました。

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進撃の巨人の1~12巻のあらすじをネタバレ解説

進撃の巨人の1~12巻までを紹介・イメージ画像

以下では、巨人と人類の戦いの火蓋が切られた漫画「進撃の巨人」1~12巻のあらすじをネタバレ解説します。

あらすじネタバレ解説①1~4巻

巨人の脅威から逃れるべく、人類は城郭都市での生活をはじめ、その中のウォール・マリア地区に暮らすエレン・イェーガーは、壁の外の世界に想いを馳せながら、調査兵団になることを夢見ていました。しかし、幸せな暮らしは、超大型巨人の出現により一変し、侵入してきた巨人によって母親を捕食され、故郷を奪われたエレンは、巨人への復讐を果たすべく、ミカサ・アルミンと共に第104期訓練兵団に志願します。

そして、3年後、ウォール・マリアは再び超大型巨人の襲撃に見舞われ、エレン達104期生は、戦いの舞台となったトロスト区駐屯兵団と共に、巨人との戦いに挑みます。対巨人戦に馴れていない兵士たちは苦戦を強いられ、アルミンを庇ったエレンも巨人に捕食されてしまいます。しかし、進撃の巨人の能力に目覚めたエレンは、巨人化して壁の穴を塞ぎ、トロスト区の奪還に成功します。

あらすじネタバレ解説②5~8巻

トロスト区は、エレンの活躍によって守られたものの、巨人化能力を危険視され、監禁状態を強いられます。その後、調査兵団団長のエルヴィン・スミスによって、エレンは調査兵団への入団が許可され、彼の警護・監視を目的に、兵士長・リヴァイ班に配属されます。一方、調査兵団分隊長のハンジ・ゾエは、エレンの巨人化能力と、捕獲した2体の巨人の研究に取り掛かります。

しかし、2体の巨人が殺害されたことから、兵団内部にスパイが潜んでいるという疑惑が浮上します。一方、エレンは、巨人化能力の秘密を調べるべく、超大型巨人の出現以降、行方知れずとなった父・グリシャが言い残した自宅の地下室に向かうべく、調査兵団として壁外調査に当たります。一行の出発直後、今度は女型巨人が出現します。

調査兵団は、森を利用した捕獲作戦を決行するも、巨人化したエレンは、女型巨人に敗北、連れ去られてしまいます。また、戦闘にあたったリヴァイ班も壊滅状態に陥るも、ミカサ・リヴァイの奮闘により、エレンは救出されます。その後、多くの犠牲者を出しながら、それらに見合った成果を残せなかった調査兵団は、王都からエレンの引き渡しの命令を受けます。

一方、アルミンは、女型巨人の正体が訓練兵団の同期・アニ・レオンハートだと突き止め、エレンの護衛中、密かに女型巨人の捕獲に挑みます。しかし、女型巨人ことアニを追い詰めることは出来たものの、その直後、アニは巨人の能力で自らの身体を硬質化させてしまいます。また、女型巨人の襲撃により壁が破壊されたことで、城郭の壁の中に巨人が閉じ込められていたことが判明します。

あらすじネタバレ解説③8~10巻

アニ・レオンハートの捕獲作戦から12時間前、エレン・ミカサ・アルミン・ジャンを除く104期生は、敵との共謀疑惑により、監禁状態を強いられていました。しかし、彼らが軟禁されていた場所ウォール・ロゼの壁の内側で巨人の群れが発生し、駆けつけたミケ分隊長は、人語を操る毛深い巨人・獣の巨人と出くわし、捕食されてしまいます。

残された兵士たちは、ウトガルド城に避難しながら、壁を調査するも、巨人が入り込めるような穴は見つかりませんでした。しかし、夜になると、再び巨人の群れが襲来し、その中には獣の巨人も混じっていました。先輩の兵士たちが次々と捕食され、ユミル・クリスタ達104期生は次第に追い詰められていきます。ユミルは巨人化して群れに挑むも、苦戦を強いられてしまいます。

そこへ、エレン達アニ捕獲班が合流し、巨人の群れを一掃します。巨人化から元の姿に戻ったユミルはボロボロな状態となり、クリスタは涙を浮かべながら、自身の本当の名前「ヒストリア・レイス」を名乗ります。その頃、104期生のライナーとベルベルトがアニと同郷であったこと、2人は鎧と超大型巨人の継承者であったことが判明します。

ライナーの告白に動揺するエレンをよそに、ライナーとベルベルトは、巨人化します。そして、ミカサの反撃もむなしく、巨人化した2人は、エレンとユミルを拉致し、自分たちの故郷に連れていきます。

あらすじネタバレ解説④10~12巻

エレン・ユミルの拉致は、すぐさまエルヴィンの耳に入り、憲兵団・駐屯兵団を合流させた混成兵団が結成され、ハンジの推測を頼りに、一行は巨大樹の森へ向かいます。その頃、エレンとユミルは、身体の修復による力の消耗のため、巨人化できずにいました。また、ライナーの不可解な言動が、罪の意識に苛まれたことにより生じた二重人格だったこと、エレンの拉致した目的も座標=エレンと判明します。

一方、クリスタを救いたいユミルは、ライナー達と衝突を起こし、巨人化してクリスタを攫います。そして、駆けつけた104期生のミカサ・コニー・ジャンと、大量の巨人を引き連れてきたエルヴィンを相手に、ライナーは鎧の巨人と化して衝突します。アルミンの機転により、意識をそらしたベルベルトの隙をついてエレンは脱出に成功します。

しかし、多数の兵士が巨人に捕食され、絶望的な状況の中、エレンは叫びの力(座標の力)を発動させます。危機を脱した混成兵団は、エレン・ユミル・クリスタを連れ戻します。

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進撃の巨人の13巻~32巻のあらすじをネタバレ解説

進撃の巨人の13~32巻までのあらすじ紹介・イメージ画像

以下では、新たな能力に目覚めたエレンの活躍や、多種多様な巨人の出現が目を引く、進撃の巨人の13巻~32巻までのあらすじをネタバレ解説します。

あらすじネタバレ解説①13~17巻

エレンの座標の力や、ヒストリアが王家の血筋であることを受け、王政は調査兵団へエレンの引き渡しを要求します。しかし、王政の命令に背く調査兵団は、エレン・アルミン・ミカサ・ヒストリア・ジャン・サシャ・コニーによる新たなリヴァイ班を結成させ、エレンの巨人化実験のため人里離れた山奥に入ります。

また、調査兵団では、ウォール・マリア奪還の計画が練られるも、私欲にかられる貴族たちの拒否を受けます。エルヴィンは、巨人の謎を解き明かし、人類を守るべくクーデターを企てるも、王政の策略により、エレン・ヒストリアが拉致されます。同時に、敵対する中央憲兵団には、リヴァイの育ての親・ケニー・アッカーマンも加わり、エレンを追跡する新リヴァイ班と激突します。

レイス家の地下では、エレンとヒストリアが監禁され、レイス家当主・ロッドは、エレンが有する始祖の巨人の能力を奪おうと試みます。また、ロッドに監禁されたエレンは、父・グリシャの記憶が頭をよぎり、彼がレイス家を襲撃し、始祖の巨人の能力を奪う光景を見ます。王家に代々伝わる始祖の巨人の能力を取り戻すべく、ロッドはヒストリアを利用して奪取を目指すも、ヒストリアはそれを拒否します。

エレンの薬物から鎧の巨人の力を手に入れ、巨人化したロッドと対峙し、ヒストリアの手でロッドは倒されます。ケニー・アッカーマンも、爆発に巻き込まれて死亡するも、死の間際に、自分はリヴァイの母親の兄、つまり伯父であることを告白し、巨人化の薬をリヴァイに託して絶命しました。

一連のクーデターの影響は、民間人にも及び、調査兵団は民間人殺害の罪をかぶせられます。しかし、一部始終を知る民間人の手で、王政の闇が表面化し、一連の事件は記事となって広まりました。同時に、真の王位継承者・ヒストリアの活躍も、民間人から称賛され、ヒストリアは女王に即位します。

あらすじネタバレ解説②17~22巻

エレンの硬質化能力の習得により、調査兵団は、ウォール・マリア奪還作戦に乗り出します。エレンがシガンシナ区にて、硬質化の能力で壁の修復に取り掛かる中、アルミンは壁の中に隠れるライナーを発見し、壁の内側を舞台に、ライナーとリヴァイ班の戦いが始まります。エレンから座標を奪うべく戦いに挑むライナーでしたが、エレンは敵をある場所に誘導します。

そして、新兵器・雷槍をたずさえらミカサの手で、鎧の巨人の鎧が破壊されるも、今度は、ベルベルトの超大型巨人の脅威が、エレンたち104期生に降りかかります。ここから、物語は3ヶ月前のトロスト区奪還編に戻り、104期生の殉死者・マルコ・ボットの死因が語られます。ライナーとベルベルトの会話を偶然耳にしたマルコは、2人の巨人を匂わせる不可解な会話を聞きます。

一方、話を聞かれたと思ったライナー達は、マルコのせいで計画が台無しになることを恐れ、彼から立体起動装置を奪い、巨人に捕食させます。この出来事は、ライナーの二重人格の引き金となり、ベルベルトは、弱い自分から抜け出すことを決意させるきっかけとなりました。また、壁の外で、エルヴィン班に苦戦を知らせた獣の巨人の正体がジークと判明します。

多数の犠牲者を出しながらも、エルヴィンは、獣の巨人をリヴァイに託し、巨人から生身の人間を引き出すことに成功します。しかし、突然、四足歩行の巨人が現れ、ジークとライナーを連れてどこかへ去っていきます。その頃、アルミンとエレンは、超大型巨人からベルベルトの身体を露出させることに成功し、そこへリヴァイが駆けつけます。

リヴァイが持つ巨人化の薬は、瀕死の人間を生き返らせる効果があるも、リヴァイの手元には1本しかなく、瀕死状態のアルミン・エルヴィンのどちらを救うか、過酷な選択を迫られます。そして、意を決して巨人化の薬は、アルミンに打たれ、巨人化したアルミンはベルベルトを捕食して、超大型巨人の能力を手に入れます。

あらすじネタバレ解説③23~28巻

調査兵団によるウォール・マリア奪還成功から3年後、物語はライナー達の故郷・マーレ国に移ります。太古の昔、大地の悪魔と契約を交わし、巨人の力を手に入れたエルディア人は繁栄を極めるも、300年前にマーレ国の反逆を受け、時の王・フリッツ王とエルディア人は、パラディ島に逃げのびます。一方、大陸に残されたエルディア人は「悪魔の民族」と称され、マーレ人の迫害の対象にされます。

迫害を受けるエルディア人は、自分や家族の暮らしを良いものに変えるべく、マーレ国に身を捧げ、名誉まーれ人になることを望みました。また、巨人の能力を持つエルディア人を兵器として利用してきたマーレ国でしたが、近年の文明の発達により、マーレ国は近隣諸国の侵攻を受けるようになりました。そこで、国の威厳を復活させる手段として、始祖の巨人を手に入れるべく、パラディ島に刺客を送り込みました。

思いを寄せるカビを守るべく、ライナーから鎧の巨人の継承を願うファルコは、彼の古い友人と名乗る、負傷兵クルーガーと親しくなります。しかし、クルーガーの正体は、マーレ国に潜入したエレン・イェーガーであり、ライナーの前で巨人化したエレンは、マーレ国の祭典に出席する人々を次々と惨殺します。事態を受けたラーラ・タイバーは、戦鎚の巨人の能力を発動させ、エレンと交戦します。

エレンに敗北した戦鎚の巨人は、エレンに吸収され、この事件を受け、エルディア人は世界の敵とみなされます。事態を受け、パラディ島では、リヴァイやアルミンをはじめとする兵団が派遣され、王家の血を引くジークを誘拐します。飛行船で駆けつけたハンジは、エレン達の救出にとりかかるも、エルディア人に復讐を目論むガビ達が船内に侵入、サシャを射殺後に拘束され、そのままパラディ島に向かいます。

その後、ジークの正体が獣の巨人の能力者であり、他民族の巨人に対する恐怖・エルディア人への差別をなくすべく、安楽死計画の決行を目論んでいたことが判明します。安楽死計画は、始祖の巨人の力で、エルディア人の生殖機能を奪うものであり、エレンも賛同を示します。また、兵団内でもジーク・エレンの考えを支持するイェ―ガー派が誕生、一派の筆頭となったフロックは、エレンを兵団のトップにするべく暗躍します。

世界がパラディ島に敵意を向ける中、東洋に位置するヒィズル国だけは、パラディ島に対して友好的な態度を示していました。ヒィズル国とエルディア人の関係は100年前にさかのぼり、巨人大戦で敗戦国となった後に将軍の忘れ形見が、パラディ島に残されました。しかし、彼らは、パラディ島の先代王・フリッツの思想を否定したために、全ての東洋人が殺害される事件が勃発しました。

犠牲者の中には、ミカサの母親も含まれ、彼女は将軍家の子孫にあたる純血の東洋人でした。現在、ヒィズル国は、アズマビト家が統治し、世界有数の権力者と呼ばれるキヨミという女性が当主の座に就いていました。ジークは、エレンが世界に宣戦布告する前に、キヨミと密談し、協力を取り付けていました。その頃、パラディ島では、ザックレー総統の殺害が起き、混乱に乗じたイェ―ガー派が動き出します。

ミカサ・アルミンがイェ―ガー派に捕まる中、一派の筆頭・フロックは、現団長・ハンジの前でクーデターを誘発し、牢に閉じ込められたジークは、自身の脊髄液を含ませたワインを兵団内に摂取させることで、リヴァイの部下たちを理性なき巨人に変貌させていきます。ジークは、リヴァイの手で捕らえられるも、隙を見て巨人化し、彼を負傷させます。ハンジもフロックに連行されるも、隙をついてリヴァイと共に逃亡します。

あらすじネタバレ解説④29~32巻

ジークは、エルディア人の復興を目指す両親の教育を受けて育ち、偶然であったクサヴァーから、獣の巨人の能力を継承しました。そして、エルディア人安楽死計画を実行させるべく、始祖の巨人の能力を継承するエレンに近づきます。エレンも父・グリシャの教育の影響があると見たジークは、彼をグリシャの洗脳から救い出すことも目指します。

パラディ島にマーレ軍が侵入する中、エレンとジークは巨人化して応戦し、ライナー達マーレ軍は苦戦を強いられます。また、ジークの脊髄液を摂取してしまったファルコは、ジークの叫びにより巨人化し、ライナーの捕食を誘発されます。しかし、ファルコは、ライナーではなく、顎の巨人の継承者・ポルコを捕食し、新たな巨人の能力を獲得します。

物語は、巨人の始祖ユミルへと移り、かつて王の奴隷だったユミルは、ある日、巨人化の能力を手に入れ、王国の戦力として戦います。しかし、死の直前、死後も巨人を作り続けることを命令されたユミルは、「座標」と呼ばれる精神世界に似た場所に向かい、2000年にわたり巨人を作り続けることになりました。ジークとの接触を試みようとしたエレンは、ガビの手で首を討ち取られてしまいます。

しかし、間一髪のところでジークがエレンの首を掴んだことで、エレンは座標へ飛ばされます。同時に、ジークも座標へいざなわれており、エレンはここまでジークに従ってきた理由、エレンの本当の目的を明らかにします。エレンが持つ進撃の巨人は、歴代継承者の過去・未来に干渉できる能力を持ち、グリシャにレイス家の惨殺を誘発させたのは、未来のエレンによるものでした。

エレンは仲間を守るため、自由を手に入れるためなら、他人の命を奪うことを厭わないことを示します。そして、死後も王の奴隷として囚われ続ける始祖ユミルの気持ちを汲んだエレンは、彼女が2000年にわたって誰かを待っていることを指摘し、ユミルは涙を流します。全世界の敵とみなされたパラディ島を守るためには、彼らの脅威となる島外の人類を全滅させることであり、エレンは、始祖の巨人化します。

地鳴らしの発動により、壁の中の巨人たちは硬質化を解かれてマーレへ進行、残されたアルミン・ライナー達は、エレンの暴走を食い止めるべく、手を組みます。巨人の群れは、マーレ大陸を踏みつぶしながらスラトラ要塞へ向かいはじめ、アルミン一行も要塞を目指します。移動中、アルミン達の意識は道につながり、エレンと対話を果たします。

しかし、エレンは彼らの説得を受け入れようとせず、自分の息の根を止めるように言い放ち、一同を現実世界へ戻します。地鳴らしは、マーレ国を越えて、東洋のヒィズル国や他地域にも影響を及ぼしはじめ、アルミン達は、暴走を食い止めるべく、エレンの本体を見つけ出す計画を立てます。

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進撃の巨人の最終回のミカサの選択をネタバレ解説

進撃の巨人の最終回のミカサの選択を解説・イメージ画像

以下では、「進撃の巨人」の最終回で起きたミカサの選択について、ネタバレ解説しました。

ネタバレ解説①始祖ユミルがミカサを選んだ理由

エレンが地鳴らしを発動させた理由は、ミカサ達に自分を討ってもらうことで、世界からパラディ島を守ろうとしたことでした。しかし、エレンの計画は、エルディア以外の世界を崩壊させることも意味し、ハンジを筆頭とするエレン・ストッパーズとマーレが地鳴らしの阻止に奔走しました。エレンの思惑は、ミカサに討たれることで成し遂げられ、その様子を始祖ユミルが見ていました。

エレンの死後、巨人の力は消滅し、アルミン達は全世界の英雄として讃えられることになりました。一連の出来事は、エレンにとって望ましい結果となりましたが、ミカサにとっては最愛の人を自分の手で討たなければならない、苦渋の決断だったでしょう。始祖ユミルが、ミカサを選んだ理由は、伏線の未回収により、真相は不明となっています。

しかし、ミカサが選ばれた理由は、エレンに対する愛情や芯の強さが、始祖ユミルのカール・フリッツ王への愛情と似ていたからと考察されています。カール・フリッツにとってユミルは、奴隷の1人に過ぎませんでしたが、ユミルはそれでもフリッツ王を愛しており、王を愛する苦しみが、ユミルを2000年間縛りつける結果をもたらしました。

そして、ユミルが2000年にわたって待っていた人物とは、愛の呪縛から解き放ち、自由を与えてくれる存在であり、エレンに対する純粋な愛情と強い意志を持つミカサが選ばれました。世界のためなら、彼女なら愛する人を殺すことが出来ると見込んだユミルは、エレンと共に地鳴らしを発動させ、ミカサの手でエレンを討つことで、自由を手に入れたと考えられるでしょう。

ネタバレ解説②リヴァイ兵長が選ばれなかった理由

エレンを倒せる人物として、兵団一の強さを誇るリヴァイ兵長も候補に浮上するも、本編では始祖ユミルに選ばれませんでした。その理由は、その当時は、すでに戦える状態ではなかったことに加え、エレンに対する想いが挙げられるでしょう。リヴァイ兵長のエレンに対する想いは、ユミルの根本である愛情とはかけ離れており、ミカサが選ばれたでしょう。

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進撃の巨人の最終回までの死亡キャラ・生存キャラ一覧

進撃の巨人の最終回までの死亡・生存キャラの紹介・イメージ画像

「進撃の巨人」に関する感想には、お気に入りのキャラの死を悲しむ投稿も見られ、「進撃の巨人」の人気ぶりがうかがえるでしょう。以下では、進撃の巨人の最終回までの死亡キャラ・生存キャラ一覧を紹介します。

進撃の巨人の最終回までの死亡キャラ一覧

進撃の巨人の最終回までに死亡したキャラ・イメージ画像

「進撃の巨人」の最終回・139話までの死亡キャラは、主人公・エレンと彼の同期、104期生では、マルコ・サシャ・ユミルが命を落としました。また、調査兵団では、リヴァイを除く主要キャラの死亡が確認され、リヴァイやハンジ、フロック等です。一方、マーレ側やその他のキャラでは、ジーク・ベルベルト・ポルコ・マルセル、リヴァイの伯父・ケニー、ニック司祭、ピクシス司令官、イェレナです。

進撃の巨人の最終回までの生存キャラ一覧

進撃の巨人の生存キャラの紹介・イメージ画像

「進撃の巨人」の最終回・139話までの生存キャラは、ミカサや、アルミン・ジャン、コニー、パラディ国の女王・ヒストリア、調査兵団唯一の生存者・リヴァイです。また、マーレ側やその他では、アニやライナー・ファルコ・ガビ・ピーク・オニャンコポンです。

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進撃の巨人の最終回に関する感想や評価・評判

進撃の巨人の最終回に関する感想や評価・イメージ画像

「進撃の巨人」の最終回の影響は衰えることなく、SNS上を中心に感想や評価が投稿されています。以下では、漫画「進撃の巨人」の最終回に関する感想や評価・評判を紹介します。

感想や評判1:漫画の持つ力を実感した作品

11年に及ぶ長期連載に休止符が打たれた「進撃の巨人」は、最終回・139話に至るまでの壮大な伏線回収やきれいに締めくくられた結末は、多くのファンを涙を誘いました。また、「進撃の巨人」は海外でも多くの評判を呼んでおり、細部にわたって練り込まれた世界観やストーリー展開は、漫画の持つ力を実感したとの感想も多く見られ、「進撃の巨人」の評価が高まっています。

感想・評判2:アニメ版の最終回も気になる

「進撃の巨人」の読者の中には、中高生時代から読み続けている筋金入りのファンも多く、漫画・アニメ共に多くの注目を集めています。また、「進撃の巨人」は、原作漫画だけなく、アニメ版の評判も良く、2021年冬期に放送予定の新作アニメの内容や、最終回・139話の内容が、アニメではどのように描かれるのか、アニメ版の結末にも、期待が寄せられています。

感想・評判3:最後のアニメ作品に複雑な心境

2021年冬に放送予定のアニメ版「進撃の巨人」は、アニメファンにとって待望の新作となるも、原作漫画の最終回・139話の発表を受け、アニメ版も最終回を迎えるのではないかと推測されています。「進撃の巨人」の最終回がアニメで見られることは嬉しい反面、楽しみが無くなってしまうことに対する憂鬱感から、複雑な心境を吐露する感想・評判も見られます。

感想・評判4:思い出すたびに涙があふれる

「進撃の巨人」139話は、感動の最終回とも評され、涙を誘う結末ラストで締めくくられました。原作漫画を読んでいる時はもちろん、ファンの中には、139話を思い出すたびに、涙があふれでてくるとの感想も寄せられています。

感想・評判5:追加ページの有無で139話に対する印象が変わった

139話が収録された最終巻・34巻では、雑誌版の最終回のその後を描いたエピソードが追加され、大きな評判を呼びました。139話の追加エピソードでは、本編のあるシーンを彷彿させる内容が描かれ、歴史は繰り返すことを意味しているのではと、考察されています。雑誌では感動の結末を迎えるも、単行本では続きを匂わせるような展開が描かれ、2つの媒体で異なる結末が味わえることも、漫画「進撃の巨人」の魅力でしょう。

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進撃の巨人の最終回の解説まとめ

進撃の巨人の最終回の解説まとめ・イメージ画像

漫画「進撃の巨人」の最終回・139話までのあらすじネタバレをはじめ、ミカサが選ばれた理由、139話までの死亡・生存キャラ一覧、「進撃の巨人」に関する感想や評価・評判を紹介しました。「進撃の巨人」に関する感想には、感動の結末に涙を流したとの声が多く見られる中、単行本の追加エピソードについて言及する投稿も見られ、「進撃の巨人」の評判を高めています。

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