【進撃の巨人】アルミンがゲスミン・クズレルトと呼ばれる理由は？ゲス名言・シーン集

『進撃の巨人』のアルミンはメインキャラクターでありながらゲスミン・クズレルトと呼ばれてしまっています。その理由は様々ですが、このゲスミン・クズレルトというあだ名はファンの中でも有名なあだ名となっています。ここではまず『進撃の巨人』の基本的な情報をまとめていきましょう。

『進撃の巨人』は社会現象を巻き起こした作品として知られていて、世界中で絶賛されている作品となっています。アニメも好評を博し、実写映画も制作されるなど数多くのメディアミックスも行われています。近年では原作の終了も伝えられていて、ますます盛り上がりを見せています。ここではそんなメガヒット漫画『進撃の巨人』の概要と簡単なあらすじをまとめていきます。

『進撃の巨人(しんげきのきょじん、Attack on Titan』は諫山創によって描かれるダークファンタジーであり、巨人と人間の壮絶な戦いを描いた作品となっています。『別冊少年マガジン』にて2009年9月9日から2021年4月9日まで連載されたメガヒット作品であり、講談社の漫画としては『金田一少年の事件簿』以来の1億部を突破した漫画作品としても知られています。

一見、平和に見える街でしたが、その周囲は壁で覆われていて、人々はこの中で生活していました。そこは巨人がすべてを支配する世界であり、壁の外には人間を捕食する巨人が数多く存在しているのでした。壁の中で生活する少年エレン・イェーガーはいつか壁の外へ出て、まだ見ぬ世界を見てみたいと希望に満ち溢れていました。そんなある日、壁をも超えてしまうほどの超大型巨人の出現が現れて、平和だった日常は一変してしまいます。

アルミンがゲスミン・クズレルトと呼ばれる理由を見ていきましょう。アルミン・アルレルトはエレンの幼馴染として共に育ち、幅広い知識や的確な判断力、洞察力を備えている知性派の調査兵団員となっています。しかし、その言動には随所に『ゲスミン・クズレルト』と呼ばれるようなところを見せています。姑息で陰湿な一面はファンにも引かれているところであり、巨人相手とはいえ非道な作戦も多く実行しています。

ここからはゲスミンことアルミンの名言や名セリフ・名シーン集を見ていきましょう。ゲスミン・クズレルトと呼ばれる理由はその行動やセリフにこそあり、作品のいたるところでゲスミン・クズレルトにふさわしい行動をとります。仲間であった人物であっても勝利のためであれば残虐なことをいとわないアルミン(ゲスミン)の言動を名言や名セリフ・名シーンと共に紹介します。

この名言は『進撃の巨人』を象徴する名言であるとも言われています。長い間、壁を超えてくることがなかった巨人がある日突然、壁を乗り越えてくるという最悪の出来事を暗示したような名言として重要なセリフとなっています。

ウォール・マリアで活動する巨人を駆逐する計画に駆り出された新人時代のエレンやアルミン達でしたが、アルミンを守るためにエレンが巨人に食われてしまいます。そしてアルミンは圧倒的な絶望を感じて、これまで生きてきた世界は自分が見ようとしなかっただけで初めから『地獄』であったと認識します。

自分のせいでエレンを死なせてしまったと自責して、巨人との戦いをあきらめようとしていたアルミンですが、アルミンのことを置いていかないというミカサやアルミンを抱えてでも助けるというコニーの二人を前に、『また友達を死なせてしまう』と自問自答します。アルミンが本当の意味で戦士になるための大事なシーンとして好評を博しています。

アルミンは調査兵団の作戦を立てることになり、仲間を救うために最善の策を練りました。しかし、自分の策が最善なのかという事に悩んでいました。結果的には無事に調査兵団の兵士たちは窮地を脱しましたが、アルミンはまだ自分の実力に半信半疑でした。これから参謀として活躍していくアルミンの記念すべき最初の作戦となっています。

巨人化してみんなを救ったエレンですが、調査兵団にとっては危険な存在でした。エレンを殺そうとする調査兵団の銃弾からエレンを守るために、アルミンは一つの賭けに出ます。アルミンは自分の調査兵団としての信条を語り、少しでも調査兵団の心を動かせればと無謀とも言える作戦に打って出ました。アルミンの勇気が分かる勇敢な名セリフとなっています。

調査兵団を襲撃した女型の巨人が圧倒的な猛威を振るい、調査兵団を壊滅寸前にまで追い込みました。そんななかでアルミンは女型の巨人がエレンと同じ知性のある巨人だ考えます。エレンのように巨人に変化できる人間がいるという重要な情報が解禁された名セリフとなっています。

女型の巨人捕獲作戦においてはエルヴィン団長からアルミン達は何も知らされていませんでした。これは100人の兵士を犠牲にしてでも女型の巨人を捕獲することを選択したエルヴィンの計画と覚悟に戦慄を覚えるアルミンの名セリフとなっています。

女型の巨人として最有力候補であるアニを試すために、エレンたちは罠に掛けました。エレンを一時逃がすという設定で罠に掛けましたが、アニはなかなか尻尾を掴ませませんでした。そしてアルミンはアニのとっては地雷とも言えるセリフを使い、彼女を挑発します。長年の謎であった女型の巨人の正体に迫る名シーンとしてファンを熱狂させた名場面です。

ライナーとベルトルトが巨人であったという衝撃の事実を知り、巨人化して二人と戦うエレン。しかし、エレンはわずかなスキを突かれて巨人たちに連れ去られてしまいます。そんなエレンを見て、アルミンは昔からたった一人でも走り出してしまうエレンのことを想います。どんな時でもアルミンの先を行くエレンへの思いが分かる名セリフとなっています。

ライナーとベルトルトがエレンを攫って行く中で、時間稼ぎをしなければいけないという窮地に陥るアルミン達ですが、アルミンはある作戦を思いつきます。このセリフこそアルミンがゲスミン・クズレルトと呼ばれるきっかけとなったセリフであり、ウソとはいえ最悪のセリフとしてファンにも注目されています。

民衆の味方は調査兵団しかないと強く印象付ければ、窮地に陥っている調査兵団を救えると考えるアルミンですが、多くの仲間は『みんなを騙すことになる』と反対します。しかし、アルミンはもういい人ではないと覚悟を決めるようなセリフを残します。このセリフはアルミンをクズミンと決定づけた名言となっています。

調査兵団に協力したリーブス会長が殺害された事件では調査兵団兵士に疑いの目がかかり、民衆からの信頼を失います。そして、調査兵団は人間との戦いを余儀なくされて、ついに人間に手をかけることになりました。しかし、相手が躊躇しているにも関わらず、アルミンは全く躊躇することもありませんでした。調査兵団として自分の手が汚れていく実感を感じているアルミンの名言となっています。

エレンはどうやって巨人なったのかというストーリーの核心に迫る名言です。突如判明したエレンが巨人になれるという事実にアルミンはその起源を探ろうとします。他の巨人たちとの違いやエレンの父親との関係など数多くのことが謎を生んでいますが、このことが結末に繋がる大きな謎となっていました。

ウォール・マリア奪還作戦の前日に多くの調査兵団員は覚悟を決めていました。そんな中でも作戦成功の要とも言えるエレンは不安に駆られていましたが、アルミンは外の世界を見に行くために調査兵団に入ったと明かしました。それは子供のころからの夢であり、目を輝かせながら『海』を語っているアルミンの表情は希望に満ちていました。

ウォール・マリア奪還作戦は巨人が行動しない夜から始まり、調査兵団の戦いは夜明け前に始まることが決まっていました。そんな中でアルミンは市街に違和感を感じます。そして、巨人がすでに潜んでいて、先手を打つためにはこちらから行動することが必要だと進言します。エルヴィンはそのことを信頼しアルミンに作戦の組み立てを支持しますが、アルミンはこの戦いには負けるわけにはいかないとプレッシャーを感じたセリフです。

ウォール・マリア奪還作戦では逆転のチャンスとなる作戦を思いつきます。超大型巨人の弱点に気づいていたアルミンはエレンと共に、勝てる作戦を思いつきました。そして、参謀として同期の調査兵団の団員達に指示を出します。人類最大の敵として知られる超大型巨人を倒すための作戦でしたが、この作戦はアルミンが多大な犠牲を払うモノでした。アルミンの覚悟が隠されていた名セリフとなっています。

エレンが昔言っていた『海』の関する話をアルミンはずっと大切にしています。海の向こうには自由があるということをアルミンは信じていましたが、エレンはすでに自由がないことを知っていました。浸りの温度差が分かる名シーンとして注目されています。

ゲスミン・クズレルトの正体は悪魔の末裔と言われています。ゲスミン・クズレルトは様々なことが噂されていますが、ゲスミン・クズレルトが『悪魔の末裔』と言われているのは公式のツイッターなども関わっています。ゲスミン・クズレルトにはその行動などがあまりにも的確なために悪魔的な頭脳を持っていると言われてしまうという優秀さゆえの苦悩もあるかわいそうなキャラクターという側面も否めません。

ゲスミン・クズレルト考察①は『ベルトルトに「悪魔の末裔が！」と言われる』です。ゲスミンことアルミンの最大のエピソードである「アニが拷問されている」というベルトルトについた嘘です。動揺させて、撤退という選択肢を失わせる悪魔のセリフを聞いたベルトルトはアルミンに対して、「悪魔の末裔が!!　根絶やしにしてやる!!」と返しています。これがアルミンが悪魔の末裔と言われる所以です。

ゲスミン・クズレルト考察②は『壁の外の世界のことに詳しい』です。壁の外の世界のことに詳しいというのはアルミンの最大の特徴です。幼いころからエレンと共に壁外について調べていたため、海やマグマと言った壁の中にはない知識を持っています。絶対的な秘密に守られている壁外のことをやけに詳しい所などもアルミンが何らかの秘密を握っているのではないかと疑われています。

ゲスミン・クズレルト考察③は『先回りした的確な作戦を思いつく』です。先回りした的確な作戦を思いつくとうのは参謀としての優秀さに通じます。しかし、それは時に悪魔のような作戦であり、仲間の命を犠牲にすることもしばしばあります。先回りした的確な作戦を思いていますが、「本当はすべて知っていて、知らないふりをしているんじゃないの？」とファンにその出自を疑われてしまっています。

ゲスミン・クズレルト考察④は『カルライーターに似ている』です。カルライーターというのはカルラを捕食した巨人のことですが、その外見がアルミンにそっくりだという事が話題になったことがあります。そのため「カルライーターの正体はアルミン？」というファンの考察も数多く挙がっていました。今ではその説は否定されていますが、巨人だと疑われるほどの怪しい存在でした。

ここではゲスミン・クズレルトの修正前のイラストやアニメでの登場シーンなどをまとめていきます。アルミンはゲスミン・クズレルトとしてのシーンがあまりにもひどかったので、作者自ら修正して公開したと語るほど残酷な顔をしていました。修正前のイラストなども公開されていて、作者自らが『ゲスミン』という名前を付けるほどのひどい表情をしていました。

ゲスミン・クズレルトの修正前のイラストを見ていきましょう。このイラストは『進撃の巨人』の原作49話において見せたアルミンのゲス顔のことを指します。原作者が人間性や思いやりを捨てる事を決意したアルミン・アルレルトを表現するために描いた表情でしたが、修正前の表情のあまりのひどさに『ゲスミン』と名付けて修正したというエピソードの際に挙げられたイラストがファンの間でも話題になっています。

修正前のアルミンは子供には見せられないほどの残酷な表情をしており、修正前の画像はネット上でも大きな話題になっています。いまではこの修正前の画像こそがクズミンを象徴する画像として知られるようになりました。

ゲスミン・クズレルトはアニメ『進撃の巨人』2期で登場しています。それはアニメ『進撃の巨人』2期11話のことで、アニメ2期では仲間だと思っていた者たちが巨人側の人間であったことが明らかになり、アルミンが徐々にその参謀としての才能を開花させていきます。そしてついにゲスミン・クズレルトのシーンが描かれて、原作や修正前の画像よりもマイルドな表情のゲスミン・クズレルトが登場してファンを歓喜させました。

ここではアニメ『進撃の巨人』のアルミンのアニメ声優を見ていきましょう。ゲスミン・クズレルトと揶揄されてしまってはいますが、アニメではメインキャラクターとして数多くの登場シーンがあります。そのためアルミン・アルレルト(ゲスミン・クズレルト)のアニメ声優は注目されています。アルミン・アルレルト(ゲスミン・クズレルト)のアニメ声優には人気声優である井上麻里奈が起用されています。

井上麻里奈(いのうえまりな)は1985年1月20日生まれの女性声優であり、ソロアーティストとしても活躍しています。井上麻里奈は東京都出身であり、現在は『シグマ・セブン』に所属して声優とアーティスト活動を積極的に行っています。学習院初等科に通うお嬢様であり、その後学習院大学法学部政治学科を卒業しました。大学一年生の時に『ソニーミュージック声優オーディション』をきっかけに声優デビューを果たしています。

井上麻里奈の主な出演作品を見ていきましょう。井上麻里奈は主演級声優であり、OVA作品『コゼットの肖像』のヒロイン、コゼット・ドーヴェルニュ役でデビューを果たし、『スマイルプリキュア!』のキュアマーチや『天元突破グレンラガン』のヨーコ・リットナーなど幅広いキャラクターで高い評価を獲得しています。その他の代表作に『みなみけ』の南夏奈や『図書館戦争』の笠原郁などヒロインキャラクターも演じています。

ここでは『進撃の巨人』のゲスミン・クズレルトに関するネット上の感想や評価などを見ていきましょう。ゲスミン・クズレルトと呼ばれてしまうほどの非道な行いは多くのファンから酷評されていて、修正前の画像なども含めてネット上でも話題になることが多くなっています。『進撃の巨人』はネット上でも熱狂的なファンを多く生み出しているので、ゲスミン・クズレルトに関する感想や評価などは数多く見つけることができます。

『進撃の巨人』のファンの中でも、ゲスミンは最低という声も数多く挙がっています。ゲスミンは巨人相手であってもひどいと言われるほどの行いをしていて、ネット上でも彼の最低な行動には多くのファンの怒りの声が集まっています。ネット上には『最低だよ。何しにきたんだゲスミンよ』という声や『ゲスミン最低だ』という声、『ゲスミンだもん。最低なんて当たり前だよ』という声が挙がっています。

アルミンもゲスミンもどちらも好きというファンも多くいます。アルミンファンの中にはゲスミンを受け入れているファンも多く、どちらのアルミンでも好きだとネット上で愛を爆発させています。ネット上には『ゲスミンになっても好きだよ』という声や『アルミン好きだよ、ゲスミンだってなんだって好きだ。めちゃくちゃ勇敢で男らしいんだ。好きだ』という声、『アルミンもゲスミンも好きです』という声が挙がっています。

ゲスミンを見たいという声も多く集まっています。一部のファンにはゲスミンの行動を見たいというファンもいて、ネット上でも注目されています。ネット上には『早くゲスミン見たい。ゲスミンを早くアニメで見たい』という声や『単行本のゲスミン改見る度に修正前のゲスミン見たくなる』という声、『定期的にゲスミン見たくなるこの衝動はなんなんだろ』という声が挙がっています。

今回は『進撃の巨人』のアルミンのゲスミン・クズレルトと言われる理由、名言や名場面、名セリフ、修正前の画像、ネット上の感想などを紹介してきました。ゲスミン・クズレルトと呼ばれるほど残酷なことをしてきたアルミンですが、すべては巨人を倒すためにやむを得ない行動だったと言われています。ゲスミン・クズレルトと言われるほどの参謀・アルミンにも注目して、『進撃の巨人』をお楽しみください。