LOST（海外ドラマ）のあらすじとキャスト集！最終回の謎もネタバレ考察

人気海外ドラマLOSTのあらすじやキャスト情報、最終回の考察をまとめました。最終回の考察、LOSTは夢オチ？や最終回の考察、LOSTはパラレルワールド？など。衝撃な最終回を迎えたLOSTですが、最終回の考察はいまだ語り継がれています。

ある日、オーシャニック815便が太平洋にある無人島に墜落しました。生存者は48人。主人公のジャック・シェパードをはじめ、生存者たちの過去と島で起こるこれからの出来事、多くの謎や見たことのない生物……。今回の墜落を期に初めて会ったはずなのに、不思議とあう共通点。島から脱出する手がかりとなる数字の謎、黒い煙の正体はなんなのか。色々な出来事が複雑に絡み合いながら、謎が謎を呼ぶミステリードラマです。

ドラマLOSTは各エピソード毎に登場人物の過去（フラッシュ・バック）が随所に挿入され、各キャラクターの人物像が浮き彫りになっていきます。意外なところで意外な人物との共通点も浮かび上がり、ネタバレフラッシュフォワード（登場人物たちの近未来）に発展し、さらにはフラッシュ・サイドウェイズ（現実とは違う部分もある謎の世界）といった時間軸も取り入れられ、謎だらけで全く予測のつかない展開が繰り広げられています。

『ドラマLOST』（ロスト）は、2004年9月から2010年5月までアメリカで放送されていた海外ドラマです。エミー賞、ゴールデングローブ賞を始め各賞を受賞するなど、同じく海外ドラマ『24』に引き続き、社会現象にもなりました。製作・監督・脚本は、映画『アルマゲドン』『ミッション・インポッシブルシリーズ』『スタートレックシリーズ』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』

制作のJ・J・エイブラムスです。ドラマLOSTの撮影は、屋内、屋外含めほぼ全てハワイ州オアフ島で行われました。ドラマLOSTのメインのストーリーである島での日々を追いながら、登場人物のネタバレ過去が随所に挿入されます。各エピソード毎に1人または複数人のネタバレ過去が少しずつ明かされる構成で、各キャラクターの人物像が浮き彫りになると共に、島で初めて会ったはずの人物たちの意外な過去の繋がりが見え隠れします。

ドラマLOSTシーズン1のあらすじの紹介します。ドラマLOSTシーズン1のあらすじは、シドニー発ロサンゼルス行きオーシャニック815便のボーイング777-200型機が南太平洋の島に墜落するところから始まります。生存者は48人。皆救助が来ると楽観視していました。ですがなかなか救助は来ませんでした。夜になると怪奇現象が起き、怯える者も出てきます。

島の中のジャングルにホッキョクグマが生息しているなど、不思議なことが多く一部の生存者たちは市からの脱出の手がかりを探しに探索をはじめます。生存者には、優秀な外科医として皆を助け、のちのちリーダーになるジャック、殺人犯として護送中の美女ケイト（本名キャサリン・アン・オースティン）、詐欺師でトラブルメーカーの謎多き男ソーヤー（本名ジェームズ・フォード）、

引き取ったばかりの息子ウォルトとの関係がうまくいかず島からの脱出を切望するマイケル、父親にだまされ腎臓を取られたうえ下半身不随にまでなったが墜落後なぜか健常体となりサバイバル能力を発揮するジョン・ロック、妊婦のクレア、元イラク軍人のサイード、韓国人夫婦のジンスー・クォン（ダニエル・デイ・キム）とサン（本名サンファ・クォン。）等がいました。

ロックは謎のハッチを発見します。さらに遭難したプロペラ機も発見しました。単独でジャングルを捜索していたサイードは、16年前に遭難したというフランス人女性ルソーに遭遇します。彼女は「島には"他のものたち”がいる。姿は見ていないが声を聞いた」と言います。一方で、マイケルは脱出のために筏を造りました。

しかし4人しか乗れないことから最終的にはマイケル、息子のウォルト、ソーヤー、ジンの4人が乗船することになりました。ですが出航してまもなく小型船に遭遇し、乗っていた謎の集団にウォルトは連れ去られ、筏を爆破されてしまうのです。

ジャック、ロック、ケイト、ハーリーの4人は”他のものたち”から逃れる手段としてハッチの中に身を隠すことを考えつきます。手に入れたダイナマイトでハッチを爆破し、ハッチを開けることに成功しました。しかし思ったより底が深く、ロックとケイトのみ、先にハッチの底へ向かいます。

ドラマLOSTシーズン2のあらすじを紹介します。ジャック、ロック、ケイト、ハーリーはついにハッチを開けることに成功しました。ケイトが先行してハッチ内を偵察に降りていきますが音信不通になり、ロックも毛糸の後を追って潜入します。それを知ったジャックも中へ進みます。ジャックはハッチの中で、無人島らしからぬ光景を目にします。そこには音楽が流れ、保存食料やコンピュータ、風呂などが揃っていました。

さらに奥へ進むと、ロックに銃を突きつける男の姿が。その男の名はデズモンド。ここに住み着き、108分ごとに謎のコンピュータにある数字を入力しているといいます。一方、筏を爆破されたマイケル、ソーヤ、ジンの3人。なんとか元いた島へたどり着きますが、その海岸で、墜落した815便の後部座席の生き残りと出会います。彼らは墜落直後から、子供をはじめとする仲間を”他のものたち”に次々と拉致

または殺害され人間不信に陥っていたと言います。そして3人の案内で、前部座席の人々のキャンプへと合流しました。ジャックとロックは、ハッチが島の電磁異常を制御しており、この施設が科学研究機関「ダーマ・イニシアティブ」によって1970年代に造られた「スワン」と呼ばれるダーマのステーションであることを知ります。

ドラマLOSTシーズン3のあらすじを紹介します。ジャックは「他の者」に拉致され、気づいたときには大きな空の水槽に閉じ込められていました。ジャックの前に現れたのは不妊治療医の女性、ジュリエット。「他の者たち」の一人であるジュリエットは、同じく「他の者たち」の仲間ベンというリーダー的存在の男の腫瘍を手術させようとジャックを連れてきたのです。

ケイトとソーヤーもそれぞれ連れ去られ檻に入れられていましたが、ジャックはベンの手術の最中、ケイトとソーヤーを開放しろと脅し、二人を逃すことに成功します。キャンプに戻ったケイトは、ロックやサイードらと一緒にジャックを救出しに向かいますが、ジャックは「他の者」たちの住処で楽しそうに生活していたのです。

ジャックはベンらと一緒に島から開放され、救助を呼んでくる約束をしていたのです。ですが、ロックは先に潜水艇に爆弾を仕掛け、ジャックとジュリエットの目の前で爆破してしまうのでした。ジャックたちはジュリエットをつれ、キャンプに戻りました。しかし、「他の者たち」と長い時間共に過ごしたジャックに疑いを持ち始める者も少なくなかったのです。

ドラマLOSTシーズン4のあらすじを紹介します。衛星電話が通じた直後の「島」で、仲間の死を嘆きながらも何が何でも島から脱出するとジャック派と、「他の者」たちの住処だった住宅群に身を隠して救助を待つ主張するロック派に分かれてしまいまいました。そんな折、突如やってきたヘリコプターから4人が島へやってきました。彼らは例の貨物船の乗組員で、真の目的は救助ではなくベンを殺すことでした。

島をめぐる因縁の戦いに巻き込まれた生存者は島が攻撃される前に、貨物船などに身を隠そうとしますが事前に仕掛けられていて爆弾が爆破、そして島へ戻ろうとする彼らの前で島が忽然と姿を「消して」しまうのです。それは「島を救うには島を動かせ」との真のリーダー、ジェイコブによる伝言を聞いたベンの行動によるものでした。ベンは動かす直前、「島を動かしたものは2度と戻れない」と

「他の者たち」をロックに託していたのです。ロックは他の者たちと合流し、他の者たちのリーダーとなりました。そして爆発の前、無事ヘリコプターに乗り込めた者たちは故郷に生還することが出来ました。無事生還できたのは、ジャック、ケイト、ハーリー、サイード、サン、クレアの息子アーロンの6名です。彼らは815便から奇跡の生還を果たしたとして『オーシャニック6』と呼ばれることになります。
 

ドラマLOSTシーズン5のあらすじを紹介します。生還から3年が経った2008年。事故について行った会見では嘘をつき、島のことは一切話さないまま時は流れます。ケイトはクレアの息子、アーロンを「自分が島で生んだ息子」と公言し、ジャックはそれをかげながら援助するといった奇妙な関係を続けていたある日、ジャックはベンと葬儀社にいました。そこにはロックの遺体がありました。

ベンは、ロックの遺体と他の脱出者たちも揃わないと島に戻れないとベンは話します。「君が島を脱出したから、こうなったんだ」というベンの言葉に、脱出後、ウソをつき続け、島に戻ることを否定してきたジャックの心は大きく揺さぶられました。そしてジャックは島に戻るため、そのほかのオーシャニック6を呼び戻すことにしました。

一方、島に残されたソーヤーとジュリエットたちは島を動かしたことで3年間不規則なタイムトラベルを繰り返し、島の研究施設が作られた1974年に取り残されてしまっていました。そこにはロックの姿もありました。彼は島を出た者たちを、死んでいた自身の遺体と共に連れ戻すために最初の時間移動の後に島に残っていたのです。
 

ジャックはオーシャニック6とベンと一緒に、島に残された者たちを救おうとアジラ航空316便に搭乗します。機内にはベンの遺体も乗せられていました。突然、316便が激しく揺れ始め、光に包まれると、ジャック、ケイト、サイード、ハーリーは森の中にいました。そこは1977年の島でした。ソーヤーたちとも合流します。

再び島に墜落したことにより突如生き返ったロックは、ベンを引き連れ、研究所を破壊する計画を立てました。時空が進み、1977年、815便の墜落とそれに続く今までの悲劇のきっかけとなる事故が起こるはずの運命の午後、ジャックたちは、島の未来と自分たちの過去を変えるため、建設中の基地の爆破を試みます。

ドラマLOST6のあらすじを紹介します。2004年9月22日、オーシャニック815便は、ロサンゼルス国際空港に無事到着。乗客たちはそれぞれの目的地へ向かおうとしています。飛行機は墜落しなかったのです。そこは、未知の時間軸でした。ジャックたちの爆破は成功したのでしょうか？それにはこんな裏舞台があったのです。1977年水爆の爆発直後、ジャックたちは2008年の島へと回帰し、815便墜落後の時間が継続していました。

ジャックたちが巻き込まれた理由は、「他の者たち」の真のリーダー・ジェイコブの後継者候補を探し出すためでした。そしてジャックは「全てを終わらせるために島に来たんだ」とジェイコブの後継者になることを決意します。ジェイコブの後継者としての使命は、島の中心にある金色に輝く洞窟、その中の光が消えないように守ることでした。光を消して島を破壊しようとする数々の企みを阻止し、

戦っているうちにジャックも深手を負います。その間も、島は地震を繰り返し沈み始めます。ケイト、ソーヤーをはじめ生き残った者たちは修理したアジラ航空機で島を脱出しました。そして遂に洞窟の光を守ったジャックは力尽きて倒れます。その時上空で飛行機が横切ります。ジャックは微笑みます。『もう一つ』の時間軸でも、ジャックは何かを感じ始めていました。それぞれの運命が、終焉を迎えます。

通称ジャック。ドラマLOSTシーズン1～6まで登場しています。本作の主人公。優秀な外科医。離婚歴あり、子供なし。同じく外科医である父がシドニーで落命し、その遺体を引き取りにオーシャニック815便でロスに戻る途中で今回の事故に遭います。行動力があり正義感が強く、みんなを引っ張っていきます。

通称ケイト。ドラマLOSTシーズン1～6まで登場しています。中心人物の一人です。軍人の義父から教わったサバイバル生活の知識や追跡のテクニックを身に着けているタフな女性です。アメリカの国際指名手配の殺人及び逃亡容疑でオーストラリアから移送の際にオーシャニック815便に乗って事故に遭います。当初はジャックと親密な関係でしたが、ソーヤーにも未練があり、そのことでジャックとの関係は壊れてしまいます。
 

通称ソーヤー。ドラマLOSTシーズン1～6まで登場しています。中心人物の一人です。実はソーヤーは本名ではなく両親を殺した詐欺師の名前。ソーヤー自身も詐欺師となり両親を死に追いやった犯人を探しており、オーシャニック815便に乗ったのも犯人の情報を掴んだためでした。当初は人間不信で皮肉屋でしたが、時折優しい面も。ネタバレですが島に来る前の元カノとの間に娘がおりケイトに娘を頼むとお願いしていました。

通称ロック。シーズン1～6まで登場しています。サバイバル術に長け、シーズン4ではジャックとの派閥で反ジャックのリーダーになりました。元は半身不随で車椅子なしでは出られない体でしたが、島に墜落してからは不思議なことに健常者に戻ります。ロックが半身不随になった原因は、詐欺師の父親にビルから突き落とされたでした。ネタバレですがロックの父親はソーヤーが追っていた詐欺師です。

通称ハーリー。ドラマLOSTシーズン1～6まで登場しています。中心人物の一人です。巨漢で不器用ですが、根はとても優しいスペイン人。ロトで大金を当てましたが、大金持ちになった直後から、家が火事になったり祖父が心臓発作になったりと不幸続きでした。精神を病んだことがあり、島墜落後も再び精神を病んでしまい、ネタバレですが、死者と会話出来る能力を発揮しました。
 

通称サイード。ドラマLOSTシーズン1～6まで登場しています。中心人物の一人です。元は軍人で、拷問や通信が得意。軍人時代、行方不明の反勢力の恋人をさがすため、各国を彷徨っていました。島から脱出後は再会した恋人と結婚しますが、恋人は殺されてしまいます。ネタバレですが再びジャックと島に戻った後は、最後の爆発作戦の際、皆を庇って爆死しました。
 

通称ジン。ドラマLOSTシーズン1～6まで登場しています。英語を話せない韓国人男性。妻のサンと一緒にオーシャニック815便に乗り事故に遭います。妻に対し高圧的で嫉妬深く、他の生存者たちとは距離を置いていましたが、徐々に打ち解けていき、英語も話せるようになります。ネタバレですが最後の水爆作戦により、起きた時間移動で妻サンと再会しますが、脱出に失敗しサンと共に水死します。

通称サン。ドラマLOSTシーズン1～6まで登場しています。ジンの妻。大手会社の社長令嬢。夫のジンとはロマンチックな出会いをしますが、身分の違いから許された結婚も難ありでした。島を脱出した後、ジンとの娘を産み落とします、ネタバレですがジンを探しに再び島に戻った時、ジンと再会出来ましたが水爆作戦にて脱出できずジンと水死しました。ジンは娘を写真でしか見ることが叶いませんでした。

通称クレア。ドラマLOSTシーズン1～6まで登場しています。未婚の妊婦で、実はジャックの異母兄弟。恋人との間に出来た子供を養子に出すためオーシャニック815便に搭乗し事故に遭います。子供の名前はアーロン。チャーリーは島に来たときから何かと親身になってくれて、子守唄もチャーリーが作ってくれたものでした。ネタバレですがアーロンはケイトが育てています。

通称チャーリー。ドラマLOSTシーズン1～3まで登場しています。売れないバンドマン。クレアに恋愛感情をいだいており、その息子アーロンのことも可愛がっていまいた。ちょっと頼りない面もありますが、島で出会った出会いを大切にする純粋な心の持ち主です。ネタバレですがシーズン3で妨害電波を止める為に海底に潜り、成功させますが、脱出に失敗し溺死しました。

LOST最終回の考察として、夢オチでないかという声があります。LOSTはシーズン1～6まであり、途中打ち切りや最終回変更などの噂もありつつもしっかり最終回まで放送してくれました。放送国のアメリカでは視聴率がすべてで、視聴率が悪いとどれだけ中途半端でもドラマは打ち切られてしまうのです。

LOSTというドラマの特徴として、「繰り返し」や「フラッシュ○○」という技法で、時間軸が一見してバラバラだけれども実は繋がっているというところです。フラッシュ･サイドウェイがところどころに挟まり混乱するかもしれませんが、ラストシーズンにおけるフラッシュ･サイドウェイはやはりラストシーズンだけあってドラマ全体のオチが隠されていると思います。

最終回、ジャックらが進めた水爆作戦。水爆で未来が変わったのか、いやそもそも水爆が事件の発端だったのか。最後のジャックは戦いで力尽きたように見えます。空に飛んでいた飛行機を確認して満足そうに目を閉じるジャックですが、ここで思い出して欲しいのがシーズン1の第一話です。

ロストの第一話、ジャックが目を開けるシーンから始まっているのです。ドラマを象徴する手法「繰り返し」がここでも使われていることなどが、夢オチであるかどうかが議論される部分なのです。

LOST最終回の考察として、パラレルワールド説があります。LOSTは複数の時間軸が同時進行的に放送されていました。回想のフラッシュ・バック・現在・未来のフラッシュ・フォワード・あの世の手前のフラッシュ・サイドウェイの4つの時間軸が、それぞれ順序を変えて登場しています。シーズン6のフラッシュ・サイドウェイでは、ソーヤーが警察官になっていたり、

ジャックがロックの脊髄手術を行っていたり、ハーリーがいくつもの会社を経営する敏腕社長になっていたり、チャリーが麻薬を喉に詰まらせソーヤーに逮捕されていたりと「他の時空」での生存者たちの姿が見れました。フラッシュ・サイドウェイでのキャラクターの設定はそれまでのLOSTと完全に別のものなので、「もし島が存在していなかったらこういう未来もあり得る」というif設定という意味ではパラレルワールドといえます。
 

観れば観るほどやめられないと話題のLOSTですが、本当に面白いです。シーズン1～6まで、もう完結しているドラマですのでイッキ見するにはちょうど良いかもしれません。

ネタバレになりますが、チャーリーは登場して間もない頃は、本当に頼りないバンド好きの若者といった感じでした。LOSTの世界で時間が経つに連れ立派な男性に変化していく姿もまた楽しみの1つです。

LOSTの未視聴の状態でネタバレされると、見始めても「？」となると思います。事前にネタバレを知っていても楽しめてしまうのがLOSTの大きな魅力です。

ドラマ「LOST」をまとめてみました。ドラマLOSTはシーズン1～6まで放送されたアメリカの人気ドラマでした。複雑な伏線と謎で毎回話題のドラマでしたが、意外な結末にドラマ放送終了後も話題になっています。この機会にぜひともドマラLOSTを観てみてください。