エウレカセブンAOの評価は不評？あらすじ・ラストや感想をネタバレ

テレビアニメの「交響詩篇エウレカセブン」が好きだというファンも多いはずですが、その続編にあたる「エウレカセブンAO」は不評だと噂になっています。今回は評価があまり良くないといわれているエウレカセブンAOについて、気になるあらすじや感想などをネタバレと共に紹介します。エウレカセブンという作品自体を知らないという人はもちろん、ファンであっても続編のエウレカセブンAOをまだ観ていないという人は必見です。

交響詩篇エウレカセブンは、2005年4月から2006年4月までTBS系列で放送されていたSFロボットアニメです。制作したのはボンズで、アニメ監督であり演出家の京田知己さんが監督を務めました。アニメは全50話で構成されており、「Project EUREKA」という、ボンズとバンダイが中心となったメディアミックスプロジェクトの中核にもなった作品でした。制作されたプロジェクトの中で、時間軸が最も新しい世界が描かれています。

交響詩篇エウレカセブンのあらすじは、父親が英雄扱いされていることにコンプレックスを抱えている主人公の少年レントンがいました。同居している祖父のアクセルは頑固者で、レントンにとっての楽しみはリフだけでした。しかし環境が悪く唯一のリフボード屋もなくなった上に、軍の演習場として使われることとなったリフスポットには立ち入れなくなります。ある日自宅に墜落してきたニルヴァーシュから、一人の少女が現れます。

エウレカセブンAOは、交響詩篇エウレカセブンの続編として制作されたテレビアニメです。2012年4月から9月まで、アニメイズムなどで全24話が放送されていました。アニメーションは前作に引き続いてボンズが担当しており、舞台は西暦2025年の物語が描かれています。前作で主人公だったレントンの息子が主人公になっています。脚本とシリーズ構成の担当者が変更となったため、続編でありながら矛盾する設定も見られています。

エウレカセブンAOはラストの23話と24話のみが、当時放送されていた9月から11月へ移動となり、「エウレカセブンAO 完結編」として放送されました。これは当時開催されていたロンドンオリンピックの中継放送が挟まれたことが理由として挙げられており、「コードギアス 反逆のルルーシュ」以来の特殊な放送形態になりました。エウレカセブンAOは続編ではあるものの、前作に比べて世界観は現代に近い設定として描かれています。

エウレカセブンのファンにとっては待望ともいえるはずの続編ですが、エウレカセブンAOはなぜ不評だといわれているのか、その理由が気になった人も多いのではないでしょうか？続いてはエウレカセブンAOの評価が低くなってしまったという理由についてを、順番に考察します。最初の作品が良いものであった場合には続編のハードルは上がるものですが、評価が低くなった原因とは一体どのようなものだったのでしょうか？

交響詩篇エウレカセブンは、ファンの間で名作といわれる作品でもありました。その続編ということで、視聴前にはかなり期待を高めていたファンも多かったはずです。しかし名作の続編という立ち位置において、あまりにハードルが高くなりすぎてしまった可能性も否定しきれません。実はエウレカセブンAOという作品自体は、決して酷すぎるという感想があちこちから飛び出すような、残念な仕上がりのアニメではないのです。

交響詩篇エウレカセブンのラストでは、レントンとエウレカが様々な困難を乗り越えた末に共にいられる結末を迎えます。しかしエウレカセブンAOでは、そんな二人が再び困難にぶつかることになっていました。交響詩篇エウレカセブンのラストで報われたと感じたファンにとっては、続編でこのような仕打ちを受けたことに対して、残念に感じた人も多かったのかもしれません。前作が良すぎただけに、続編はインパクトに欠けています。

エウレカセブンAOの中には、余白が少なすぎるという意見もあります。交響詩篇エウレカセブンは全50話の構成だったこともあり、ストーリーの合間に遊び心のある休憩的なエピソードも盛り込まれていました。しかしエウレカセブンAOの場合には、前作の半分ほどである24話のすべてがシリアスなストーリーで構成されていたのです。話数が少ないとはいえ、こうした余白を取り入れることは必要だと感じた人も多いようです。

余白の必要性の理由としては、そうした箸休め的なエピソードが挟まれることによって、登場するキャラクターたちの関係性が豊かになったり、本筋のエピソードのシリアスさが際立つためです。キャラクター個人の魅力を最大限に活かすためにも、シリアスなストーリーを一本筋に進めていくだけではなく、余白や遊び心を取り入れることも大切なのです。こうした点も、続編が前作の良さと比較されてしまう理由にもなりそうです。

交響詩篇エウレカセブンでは、主人公のレントンとエウレカという男女が出会い、時間をかけて関係性を深めていく点が肝となっていました。しかしエウレカセブンAOでは、ヒロインと呼べるポジションのキャラクターが不在だったのです。実際にはヒロインにもなりえる女性キャラクターとして、ナル、フレア、エレナという3人が登場していました。けれど主人公であるアオに対して、あまり深く関わってくることはありませんでした。

メインヒロインともいえる立場であったナルに至っては、特にアオと一緒に旅をすることもありません。別々に物語が進行していくので、レントンとエウレカのように関係性の交わりを楽しむことができないのです。アオに好意を持っていたと思われるフレアに関しても、やはりそういった描写の掘り下げが不足していました。恋愛は不要と感じるファンもいるはずですが、やはり正統なヒロインの不在は評価への影響も大きいのです。

名作の続編として酷評されてしまっているエウレカセブンAOですが、肝心のあらすじはどのような内容になっているのか、気になった人も多いのではないでしょうか？続いてはエウレカセブンAOのあらすじについても、ネタバレと共に紹介します。ラストまで一切ネタバレを知りたくないという人や、作品を観るまであらすじを知りたくないという人は、ネタバレを多く含むあらすじになっているので閲覧は自己責任でお願いします。

西暦2025年、世界は突如現れた謎の物体「スカブコーラル」のエネルギーによって、豊かな暮らしを送っていました。沖縄の磐戸島はその恩恵を大きく受けたことで日本という国から独立し、独自の国家を築き上げていました。主人公のフカイ・アオは、磐戸島の中で義理の祖父トシオと二人で暮らしています。島に不時着したガゼルに出会ったアオは、緑色をした腕輪を拾います。それは不時着の際にガゼルが落としたものでした。

翌日、磐戸島に「シークレット」と呼ばれる存在が現れました。光り始めた腕輪に「EUREKA AO」という文字が表示され、腕輪を取り戻しにやってきたガゼルたちと共にアオは日本軍の輸送艦へ向かいます。腕輪でIFOニルヴァーシュを起動させたアオは、シークレットを倒しました。しかし青色になった彼の髪を見た島の住人は、かつて青髪の少女が住民を危険に晒したとして反発します。アオはゲネラシオン・ブルに加入を決めました。

IFOで戦う「チーム・バイドパイパー」に配属されたアオは、フレアやエレナといったチームのメンバーに出会います。戦いを経て少しずつ周囲に認められ始めるアオですが、時を同じくして「トゥルース」という謎の人物が暗躍し始めていました。そのトゥルースが島に現れ、アオの幼馴染みのナルを攫います。体内に宿る胞子で生じた呼吸疾患が緩和されることに気づいたナルは、トゥルースに同調していくようになります。

宇宙でシークレットの対応をしていたゲネラシオン・ブルでしたが、トラブルによりアオの乗る機体が成層圏へ落下します。その最中、異空間から月光号が現れます。共に出現したニルヴァーシュには、母であるエウレカが搭乗していたのです。しかしエウレカにはアオに関する記憶が無いことを知り、彼女を元の時間に帰すことにしました。エウレカを目当てとしたトゥルースと一戦を交えますが、ラストには彼女を帰すことができました。

活動が活発化し始め、ヒト型のシークレットが世界中に出現し始めます。ゲネラシオン・ブルは宇宙ステーションに大量のクオーツを蓄えており、それを利用してシークレットを殲滅する計画を実行することにします。大量のクオーツで特大キャノン砲「クオーツガン」を作り出したアオにより、シークレットたちは消滅していき、スカブバーストの存在しない世界へと歴史が改変されることとなりました。戦う理由も失ってしまったのです。

罪悪感によってアメリカ軍に投降したアオですが、本音を聞いたメンバーはアメリカ軍を敵に回す形でアオを連れ戻します。ゲネラシオン・ブルはテロリストとして認識され、基地には敵が迫ります。そこに現れたトゥルースがシークレットだと推測したブランは共に自爆しますが、カノンと融合を果たしたトゥルースはどうにか生きていました。覚醒したトゥルースによって敗北してしまい、世界はまたしても改変されてしまいます。

その世界の中にいたのは、かつてスカブと共に世界を救ったレントンでした。アオの父親でもあるレントンは、エウレカやスカブの存在を消し去ることで、宇宙の秩序を正そうとしていました。アオはトラパーの濃い場所では生きられないと考えており、そんな息子のための決断でもあったのです。妻であるエウレカを犠牲にするという残酷な選択をする父親に対して、受け入れられないアオは意見の相違で対立していきます。

それぞれニルヴァーシュに乗り込んだアオとレントンは、それぞれの目的のためにクオーツガンを巡って戦いました。アオの乗るニルヴァーシュにはアーキタイプが存在しておらす、specV3のレントンのニルヴァーシュには勝てないと考えられました。しかし2度の改変が行われた世界の中では、トゥルースがニルヴァーシュのアーキタイプになっていたのです。クオーツガンを使用したアオは、3度目となる世界の改変を行ったのでした。

世界を巻き込んだ大規模な改変が行われることとなったエウレカセブンAOのあらすじですが、どのようなラストを迎えたのか、理解しきれていない人もいるかもしれません。続いてはエウレカセブンAOのラストについても、ネタバレを含めた解説をしていきます。続編として評価が低いとされているエウレカセブンAOですが、ラストの解説についてを読んでいけば、自分だけでは理解しきれなかった部分もわかるかもしれません。

ラストまでの展開の中で押さえておきたいポイントのひとつに、レントンの目的というものがあります。レントンは宇宙の秩序を正そうと行動していました。それは息子であるアオが、生き続けられる世界を作るという目的のための行動です。そのためには、最初に過去に渡ったとされるスカブコーラルを排除する必要がありました。しかしそれを達成することで、スカブコーラルと共にあるエウレカやナルたちもまた、消滅してしまいます。

ラストではこの事実によってアオとレントンの対立が起こり、結果的に3度目の世界の改変が行われることとなりました。前作からエウレカセブンAOに至るまでの間に、濃いトラパーの影響によってレントンとエウレカの間に生まれた娘は命を落としてしまっています。こうした経験があったからこそ、レントンはトラパーの無い場所でアオが暮らしていくようにと、エウレカを2000年代初頭の沖縄へ送ることにしていたのでした。

一方でラストに関わる大きな要素のひとつとして、主人公であるアオの目的も重要です。アオは両親であるエウレカとレントンに、未来の世界で二人が幸せに生きてほしいと考えていました。その幸せのために、自分自身が犠牲となる道を選ぼうとしていたのです。人間とスカブが共生できる世界を実現させるという目的もあり、シークレットという存在を消失させればエウレカがこの時代を訪れる理由も無くなると考えていました。

アオは自分が犠牲になることで、エウレカとレントンを二人まとめて未来の時間に戻したいと考えていたのです。その目的を伝えるために、ポールライトに飛び込んだアオは、エウレカが沖縄でスカブバーストを防いだ世界線へ移動しました。そこでもう何かを犠牲にすることはないのだと告げて、両親を未来へ戻しました。その後アオがシークレットにクオーツガンを使用したことで、ラストに3度目の改変が行われることとなりました。

ラストまでに3度の改変が行われた世界では、シークレットが存在していないことがわかります。このことによりスカブバーストは生じず、トラパー濃度は高くなりません。それによってかつて命を落とした姉が生きられる世界になりました。エウレカが沖縄を訪れる理由も無くなり、ラストはアオの望んだ世界になったと考えられます。しかしこのラストが、アオにとって良い世界になったのかは賛否両論のラストかもしれません。

シークレットの存在しない世界になったことにより、多くの関係に変化が生まれました。世界を改変したアオ自身はこの世界線には存在しないものとなり、トゥルースと共に時空をさ迷い続けることになったのです。「ロード・ドント・スロー・ミー・ダウン」ではその後の世界が描かれており、アオの存在を願う人々による「アストラルオーシャン」作戦が決行されます。ラストには人とスカブが共生する社会へと変化していきます。

評価が酷いといわれているエウレカセブンAOですが、ラストまでのあらすじをネタバレと共に知っていくことで、興味が湧いた人もいたのではないでしょうか？続いてはエウレカセブンAOの主要キャラクターを演じている、声優陣についても一覧にして紹介します。アニメといえば声優の演技で雰囲気が左右されることもあるものですが、エウレカセブンAOではそれぞれのキャラクターにぴったりのキャストが起用されています。

名前：本城 雄太郎(ほんじょう ゆうたろう)
生年月日：1996年6月27日(現在24歳)
出身：日本
身長：169cm
血液型：B型
職業：俳優、声優
所属事務所：劇団ひまわり

主人公のフカイ・アオ役を演じていたのは、本城雄太郎さんです。本城雄太郎さんが出演している主な作品は、「蟲師」「RED GARDEN」「DARKER THAN BLACK -黒の契約者-」「ラブ・ローラーコースター」「エレメントハンター」「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」「テレビまんが 昭和物語」「ななにんのあやかし-ちみちみ魍魎!!現代物語-」「ユーリ!!! on ICE」「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」などが挙げられます。

名前：宮本 佳那子(みやもと かなこ)
生年月日：1989年11月4日(現在30歳)
出身：茨城県土浦市
身長：155cm
血液型：AB型
職業：声優、歌手、女優
所属事務所：アクセルワン

アラタ・ナル役を演じていたのは、宮本佳那子さんです。宮本佳那子さんが出演している主な作品は、「Yes!プリキュア5」「あにゃまる探偵 キルミンずぅ」「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」「たまゆらシリーズ」「マイの魔法と家庭の日」「ラストエグザイル-銀翼のファム-」「探検ドリランド」「ドキドキ!プリキュア」「まんがーる!」「きんだーてれび」「妖怪ウォッチ」「はねバド!」などが挙げられます。

名前：大橋彩香(おおはし あやか)
生年月日：1994年9月13日(現在26歳)
出身：東京都
身長：159cm
血液型：A型
職業：声優、歌手
所属事務所：ホリプロインターナショナル

フレア・ブラン役を演じていたのは、大橋彩香さんです。大橋彩香さんが出演している主な作品は、「アイカツ!」「てさぐれ!部活ものシリーズ」「ドキドキ!プリキュア」「ファンタジスタドール」「まんがーる!」「アカメが斬る!」「さばげぶっ!」「アイドルマスター シンデレラガールズ」「エンドライド」「政宗くんのリベンジ」「ナイツ&マジック」「魔法少女 俺」「BanG Dream! ガルパ☆ピコ」などが挙げられます。

エウレカセブンAOに出演している声優は、まだまだこれだけではありません。続いては主要なキャラクターだけではない、周りを固めているキャラクターたちを演じている声優陣についても、一覧で紹介します。名前だけではあまりよく知らない声優だという場合でも、他に出演している作品を知れば声が浮かんでくることもあるかもしれません。声優の演技によって、物語のラストまでに印象に残ったシーンも多くあるはずです。

名前：小見川 千明(おみがわ ちあき)
生年月日：1989年11月11日(現在30歳)
出身：神奈川県
身長：158cm
血液型：O型
職業：声優、舞台女優
所属事務所：クロコダイル

エレナ・ピープルズ役を演じていたのは、小見川千明さんです。小見川千明さんが出演している主な作品は、「ソウルイーター」「夏のあらし!」「生徒会役員共」「それでも町は廻っている」「ひだまりスケッチシリーズ」「花咲くいろは」「モーレツ宇宙海賊」「ガールフレンド（仮）」「ラクエンロジック」「剣王朝」「邪神ちゃんドロップキック」「ちおちゃんの通学路」「雨色ココア sideG」などが挙げられます。

名前：後藤哲夫(ごとう てつお)
生年月日：1950年8月10日(68歳没)
出身：岐阜県
身長：166cm
血液型：不明
職業：俳優、声優
所属事務所：演劇集団 円

イビチャ・タノヴィッチ役を演じていたのは、後藤哲夫さんです。後藤哲夫さんが出演している主な作品は、「名探偵コナン」「MASTERキートン」「プラネテス」「忍たま乱太郎」「雪の女王」「エンジェル・ハート」「ゼロの使い魔」「DEATH NOTE」「古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー」「ONE PIECE」「侵略!イカ娘」「TIGER & BUNNY」「アカメが斬る!」「クロムクロ」「正解するカド」などが挙げられます。

名前：納谷六朗(なや ろくろう)
生年月日：1932年10月20日(82歳没)
出身：東京都
身長：165cm
血液型：B型
職業：声優、俳優、ナレーター、演出家
所属事務所：マウスプロモーショ

クリストフ・ブラン役を演じていたのは、納谷六朗さんです。納谷六朗さんが出演している主な作品は、「サスケ」「赤き血のイレブン」「あしたのジョー」「タイガーマスク」「侍ジャイアンツ」「ドカベン」「科学忍者隊ガッチャマンF」「まんが日本史」「忍者戦士飛影」「聖闘士星矢」「クレヨンしんちゃん」「キョロちゃん」「陽だまりの樹」「王ドロボウJING」「妖怪人間ベム」「伝説の勇者の伝説」などが挙げられます。

名前：中村千絵(なかむら ちえ)
誕生日：5月14日
出身：東京都
身長：156cm
血液型：B型
職業：声優
所属事務所：アクセルワン

レベッカ・ハルストレム役を演じていたのは、中村千絵さんです。中村千絵さんが出演している主な作品は、「デュアル!ぱられルンルン物語」「NARUTO -ナルト-」「ギルガメッシュ」「巌窟王」「ゾイドフューザーズ」「銀盤カレイドスコープ」「西の善き魔女 Astraea Testament」「神霊狩/GHOST HOUND」「ゴルゴ13」「サムライフラメンコ」「逆転裁判 ～その「真実」、異議あり!～」「どろろ」などが挙げられます。

名前：藤原啓治(ふじわら けいじ)
生年月日：1964年10月5日(55歳没)
出身：岩手県
身長：175cm
血液型：A型
職業：声優、俳優、音響監督
所属事務所：AIR AGENCY

レントン・サーストン役を演じていたのは、藤原啓治さんです。藤原啓治さんが出演している主な作品は、「クレヨンしんちゃん」「ぼのぼの」「ゾイド -ZOIDS-」「はじめの一歩」「グラップラー刃牙」「ヒカルの碁」「鋼の錬金術師」「ハチミツとクローバー」「BLACK CAT」「BACCANO! -バッカーノ!-」「アイアンマン」「荒川アンダー ザ ブリッジ」「BLOOD-C」「うしおととら」「血界戦線」などが挙げられます。

作品のラストまでのあらすじのネタバレを見た上でも、ファンからの評価や感想などが気になっている人もいるはずです。続いてはエウレカセブンAOを実際に視聴したという人の、Twitter上での感想や評価についても、ネタバレと共に紹介します。ストーリーのラストまでを視聴した人の感想であれば、曖昧な評判よりも信ぴょう性も増すかもしれません。良い感想と悪い感想、どちらの方が多いのかといった点にも注目です。

評判はあまり良くないとされている本作ですが、キャラクターの名前に言及した感想もありました。ヒロインをフルネームで見て見みると「あらた なる」となっており、主人公も「ふかい あお」という名前です。ストーリーや映像などよりも、こうした部分に注目してしまったという感想も意外と多いのかもしれません。アニメでは下の名前だけを耳にしていると、気付かないままだったという人もいるかもしれません。

ストーリーや演出などといったものよりも以前に、作画の酷さが目についたという感想もありました。こうした続編ものに限らず、アニメといえば作画が話題になることは避けて通れないものです。もちろん全話を通して作画が酷いというわけではないものの、思わず注目してしまうような作画の崩れ方をしている場面もあるようです。バトルを交えた作品だからこそ、映像の迫力や動きに注目する人も少なくないのかもしれません。

耳にしていた評判よりも酷いとは感じなかった、という意見もありました。あまりにも酷評されている作品の場合、それだけで視聴するハードルは下がるはずです。あまり期待を高めない状態で視聴することによって、想像していたよりもずっと面白い作品だったという経験をしたことがある人も、案外多いのではないでしょうか？前作が良すぎる作品であったために、それを超えられない前提での視聴が丁度良いのかもしれません。

前半のあらすじでは物足りなさを感じていたものの、徐々に面白くなっていったと評価する感想もありました。ファンからは不評だとされていた本作ですが、視聴した全員がマイナスの感想を呟いているわけではありません。ハードルの高い続編ではありましたが、単体の作品としても十分に楽しめたという感想や、好きな場面があったという感想も見られます。作品の中には、あらすじだけではわからない魅力も確かに詰まっているようです。

エウレカセブンAOでレントンの声を担当していたのは、声優の藤原啓治さんです。多くのアニメや洋画ファンを虜にした人物でしたが、突然の訃報により新規の音声を聴けなくなったことを残念に思う声も多くあります。エウレカセブンAOでも父親となったレントンの声にとてもよく合っていたことからも、今後続編が制作されるようなことがあった場合にも、同じ声で動くキャラクターを観ることができないことを悲しむ感想もあります。

主人公のアオと深く関わる女性がいないあらすじであったことからも、ヒロイン不在ともいわれたエウレカセブンAOですが、登場している女性キャラクターが可愛いという感想もありました。ストーリーに不満があったとしても、気にいるキャラクターがいれば感想や評価にも変化が見られる場合もあるのかもしれません。実際にエウレカセブンAOには、タイプの異なる女性キャラクターが複数登場しています。

ファンの間でも評価が悪いと噂のエウレカセブンAOについて、ラストまでのあらすじや、評判が悪い理由などをネタバレも含めてまとめました。これまでは悪い感想しか聞いたことがなかったから作品を避けていたという人でも、興味を持つことができたのではないでしょうか？前作から併せると、それなりに話数の多い作品ではありますが、その分まとめて視聴すれば見ごたえも十分にあるアニメに仕上がっているはずです。

名作と呼ばれた作品の続編ということで、エウレカセブンAOは最初から批評のハードルが高い作品でもありました。しかし実際に自分の目でラストまでを視聴してみれば、一般的な評判とはまた違った感想が生まれることもあるかもしれません。実際にそういった感想があることこそ、その証明ではないでしょうか？この機会にぜひエウレカセブンAOを視聴して、前作との矛盾点や面白かった点などを挙げて考察してみるのもオススメです。