2020年08月26日公開
2020年08月26日更新
【約束のネバーランド】レウウィス大公の強さとかっこいい魅力は?死亡せず生きてる?
約束のネバーランドのレウウィス大公は、ゴールディ・ポンドで登場した王族の出自を持つ知性鬼で、エマたちとの激戦の末、死亡したと思われていましたが、約ネバ終盤で再登場を果たし、農園の廃止を宣言し、食用児を解放させました。本文では、「約束のネバーランド」レウウィス大公の強さやかっこいい魅力、死亡せず生きてる理由、GP脱出やパルウゥスの手助け、登場キャラとの関係などを考察を交えながら紹介します。
目次
約束のネバーランドのレウウィス大公大公とは?
約束のネバーランドのレウウィス大公は、ゴールディ・ポンドにて、エマたち食用児たちと死闘を繰り広げた知性鬼であり、約ネバ終盤では邪血の少女・ムジカを新女王に指名し、農園廃止を宣言しました。以下では、約束のネバーランドのレウウィス大公の強さやかっこいい魅力、死亡せずGPから脱出・生きてる理由や、登場人物との関係などを紹介します。
約束のネバーランド(約ネバ)の作品情報
約ネバの愛称で知られる「約束のネバーランド」は、白井カイウ原作・出水ぽすか作画で、2016年8月~2020年6月にかけて週刊少年ジャンプで連載された、ダークファンタジー作品です。約ネバは、ジャンプの中では、一風変わった作風と評される一方で、ジャンプの王道である「友情・努力・勝利」を踏まえたストーリー展開は、男女問わず幅広いファン層から支持されました。
約束のネバーランド(約ネバ)の概要
鬼の食用として育てられた子供達の過酷な運命を描いた「約束のネバーランド」は、アニメ版も高い人気を集めており、2021年1月には農園脱獄後のストーリーを描いた、アニメ2期の放送が予定されています。また、2020年12月18日には、待望の実写映画の上映が予定されています。実写版「約ネバ」では、子供たちの出荷年齢が16歳に引き上げられているなど、一部原作と異なる設定が見られます。
約束のネバーランド(約ネバ)のあらすじ
グレイス=フィールド孤児院で生活するエマは、ある日、里親の元へ旅立ったはずのコニーの死亡を目の当たりにしたことで、孤児院の正体が鬼の食用児を育てる農園であることを知ります。そして、12歳までに食肉として出荷される自分たちの運命を変えるべく、エマはノーマンやレイを始めとする孤児院の最年長組と共に、農園の脱獄計画を立てます。
しかし、エマたちの行動は、孤児たちの世話をするママ・イザベラに知られ、脱獄計画は難航します。そして、紆余曲折を経て農園からの脱獄に成功したエマたちは、人間の世界に戻るための手立てを模索します。同時に、外の世界では、彼らの脱獄を知った追っ手や、食料として命を狙う鬼の脅威など、食用児たちに過酷な試練が待ち受けていました。
レウウィス大公のプロフィール
レウウィス大公は、約束のネバーランド・ゴールディ・ポンド編に登場した上級貴族の知性鬼です。出自は、王族の五男で、女王・レグラヴァリマの弟にあたりますが、彼自身は積極的に政治に関わることはしていないと思われます。2047年11月に起きた、食用児によるゴールディ・ポンドの崩壊にて、ルーカスにとどめを刺されて死亡したと思われました。
しかし、2年後に起こったソンジュ・ムジカの処刑にて、王都の伝言と称して姿を現し、生きてることが判明しました。レウウィス大公がどのように生きながらえたのかは定かではありませんが、大公の登場によって農園の廃止が宣言され、間接的に、エマたち食用児たちの解放を実現させました。同時に、腐敗した現政権の解体と、鬼の世界の民主化に貢献したムジカを新女王に指名しました。
レウウィス大公は農園の管理者?
ゴールディ・ポンドの管理者は、作中のセリフからバイヨン卿であると判明しており、農園を出入りしているレウウィス大公は、バイヨン卿に密猟が認められた農園の常連客の1体です。ゴールディ・ポンドは、生きた人間を狩ることができる秘密の狩猟場であり、出荷された食用児の大半は、バイヨン卿ご用達のグランド=ヴァレー農園で育った子供たちで、満15歳までに出荷されます。
レウウィス大公の標的になったエマ
世界が分離される1000年前から生きていたレウウィス大公は、人間との命がけの戦いも経験しており、ゴールディ・ポンドでも、大昔のように自分に襲いかかる活きの良い人間との激戦を望んでいました。しかし、近頃は、鬼を恐れる並みの人間しか出荷されないため、鬼が一方的に人間を狩ることに退屈していました。そんな中、レウウィス大公は、バイヨン卿に捕まったエマに着目します。
狩猟場でテオ達を襲撃する鬼・ルーチェに対して、斧を投げたエマの行動力・運動神経は、レウウィス大公には、手ごたえのある獲物と認識させます。そして、エマとの壮絶な戦いを望むレウウィス大公は、ジェイク・モニカを狩ることで、エマの自分に対する殺意を増大させようと目論みます。しかし、エマは、感情に流されることなく、冷静に状況を見据えながら、大公との対話を試みました。
レウウィス大公の仮面が割れる?
ルーチェによると、貴族の鬼が着用する仮面は、猟銃では砕くことができない頑丈なものであることが判明しています。しかし、貴族の鬼の仮面は、専用銃と特殊弾を使用することで砕くことが可能であり、レウウィス大公の仮面も、それらによって破壊されました。約ネバでは、反乱メンバーの負傷により、窮地に陥ったエマたちの元へ、オジさんことユウゴとレイが助っ人に加わります。
特殊弾は、ナイジェルが持つ1発だけであり、頼みの綱もレウウィス大公によって封じ込められてしまいます。レウウィス大公を前に、なすすべがないと思われていましたが、オジさんの手元には、専用銃と特殊弾があり、慢心するレウウィス大公に向けて特殊弾を撃ち込み、仮面の破壊に成功します。
約束のネバーランドのレウウィス大公の強さ
レウウィス大公は、ゴールディ・ポンド編に登場した上級貴族の知性鬼であり、その知能の高さは勿論、銃弾を素早く阻止するなど、並み外れた運動神経や強さがかっこいいと評されています。以下では、約束のネバーランド・レウウィス大公の強さについて紹介します。
レウウィス大公の強さ①頭が良い
人間の言葉も理解できるレウウィス大公は、「約ネバ」に登場する鬼の中でも非常に高い知性を有しており、約ネバの終盤では、人間を食べなくも生きていけることを国民に提唱しました。また、レウウィス大公の知能の高さは、他の鬼とも異なる外見にも反映され、独自の文明・文化を持っており、顔をお面で隠してしまえば、紳士と見間違えそうな雰囲気を漂わせています。
また、レウウィス大公の頭脳明晰ぶりは、大公の趣味である狩猟でも発揮され、持ち前の分析・戦略を駆使して、エマたち食用児にその強さを見せつけました。そして、GF農園の最高級であるエマの存在を知ってからは標的をエマに据え、最後の戦いでは、自分はエマを狩りたいことや、鬼と人類は争うことしかできないと言い放ちます。
レウウィス大公の強さ②銃の弾を素早く阻止
エマとの対決に挑んだレウウィス大公は、10分間、お互いの仲間が来るのを待つ約束をし、農場に鳴り響く笛の音で鬼たちの死亡を察します。そして、約束の10分後、レウウィス大公は、目にも止まらぬ速さでエマの背後をとるも、エマたちが用意した無人乱射を受けます。しかし、レウウィス大公は、マントと致命傷を外れた箇所に弾が当たった程度で、ほとんどダメージを負いませんでした。
同時に、レウウィス大公の手には、多方向から撃たれたはずの弾が握られており、素早い動きで弾を取り除いていたことが判明します。先を読む能力やその速さから、予測不能な動きを見せる、レウウィス大公の本当の脅威を知らしめたでしょう。
レウウィス大公の強さ③再生能力
鬼には、再生能力という治癒能力が備わっており、レウウィス大公も、食用児からの攻撃を再生能力で身体を回復させていました。しかし、1000年以上も生きるレウウィス大公の再生能力は、衰えを見せはじめ、回復に時間がかかってしまいます。そして、新農園・ラムダの試食品であったアダムの攻撃も加わり、レウウィス大公は、大ダメージを負いました。
レウウィス大公の強さ④鬼の弱点は核?
本編の13年前に起きたルーカスとの戦いにて、レウウィス大公は、自ら仮面を脱ぎ、鬼の弱点が核であることを教えています。核は、鬼の顔の中央に位置する目の奥に存在し、これらを破壊しなければ、鬼は再生を繰り返し、生き続けることが可能です。
約束のネバーランドのレウウィス大公のかっこいい魅力
エマたち食用児にとって、もっとも手ごわい相手となったレウウィス大公でしたが、読者の間では、その紳士的な雰囲気や強さがかっこいいと評され、鬼サイドのキャラで高い人気を誇っています。以下では、約束のネバーランドのレウウィス大公のかっこいい魅力を紹介します。
かっこいい魅力①長い間生きている
約束のネバーランドで登場したセリフから、レウウィス大公は、約束が結ばれる1000年前、つまり鬼と人間が棲み分けされる前の世界から生き続けていたことが判明しています。同時に、鬼を敵とみなし、殺気を帯びながら襲う人間の狩猟を懐かしむ1体として、エマとの戦いを楽しんでいました。
かっこいい魅力②ゴールディ・ポンドで密猟を楽しむ
バイヨン卿が所有するゴールディ・ポンドは、生きた食用児を狩るために設けられた秘密の場所であり、バイヨン卿と親しい間柄であるレウウィス大公も、数日におきにこの狩猟場に足を運んでいます。そして、頭脳明晰かつ腕の立つレウウィス大公は、標的とされた食用児にも知れ渡っており、密猟者の中で最も恐ろしい存在として認知されています。
また、レウウィス大公にとって、密猟は単なる趣味ではなく、お互いの命を賭けた戦いこそ面白いと考えています。そして、自分を殺すつもりで襲いかかる人間ほど手ごたえもあるし、極限の状況で仕留めた肉の味は、極上のものと考えています。一方で、レウウィス大公の密猟は、エマのように、目を付けた人間が強くなる時期を見越して、食べ頃になるまで待つという、他の鬼とは異なる姿勢も見せています。
かっこいい魅力③狩りはゲーム?
上記のように、レウウィス大公にとって狩猟は、「ゲーム」に例えられる娯楽であり、ゴールディ・ポンドに出荷された食用児たちに恐怖を植え付けた、猟奇的思考も兼ね備えた知性鬼です。また、世界が分離される1000年前まで、レウウィス大公は、自分を襲う人間たちと命がけの戦いを繰り広げており、その時に味わった快感を、ゴールディ・ポンドでの密猟に求めているでしょう。
かっこいい魅力④肩に乗っているのはパルウゥス?
レウウィス大公と言えば、パルウゥスと呼ばれる小さい鬼を常に肩に乗せた姿が印象的です。約ネバでは、レウウィス大公の感情に合わせて表情を変えたり、同じポーズを取るなど、リンクする場面が登場しています。また、会話はできないものの、エマたちの居場所を鳴き声でレウウィス大公に知らせたり、大公の忘れ物を拾うなど、知能が高いことも示唆されています。
パルウゥスは、GP編の最終決戦まで、レウウィス大公に付き従い、大公と食用児たちの戦いで大きな役目を果たしました。そして、レウウィス大公の最期の瞬間まで寄り添い続けたパルウゥスでしたが、その後は大公の遺体と共にどこかへ消え去り、2年後に、大公と共に民衆の前に現れました。
約束のネバーランドのレウウィス大公は死亡せず生きている?
レウウィス大公は、ゴールディ・ポンドでの激戦の末、死亡したと考えられましたが、その2年後に再登場を果たし、生きてることが発覚しました。しかし、どのようにしてゴールディ・ポンドを脱出し、死亡を免れたのか、多くの疑問が浮上しています。以下では、約束のネバーランドのレウウィス大公が死亡せず、生きてる理由について考察しました。
生存説①死体が消えている?
レウウィス大公を倒したエマたちは、ゴールディ・ポンドの起爆装置を起動させ、30分後には秘密の狩猟場は跡形もなく水没しました。しかし、その中にはレウウィス大公やパルウゥスの死体・姿はなく、大公の帽子と血痕が残されていました。通常であれば、レウウィス大公の死体が消失したと考えられますが、それらを示す伏線は描かれておらず、不自然さが目立つでしょう。
一方で、レウウィス大公の死体が消えた理由について、本当は死亡ではなく生きてると考察すれば、パルウゥスなどに助けられながら、狩猟場を脱出することも可能でしょう。しかし、ゴールディ・ポンドの水没時に、大公が生きてることや、脱出したことを示す伏線も張られていない為、レウウィス大公のその後は謎に包まれています。
生存説②パルウゥスの存在がない?
レウウィス大公の肩に乗るパルウゥスは、大公の仕草を真似る姿が可愛らしい小動物です。レウウィス大公が止めを刺されたシーンで、大公の肩から逃げていき、大公の死亡後も生きてることが示唆されています。一部では、主人である大公の身代わりとして飼われていたと考えられるパルウゥスですが、彼の存在こそ、レウウィゥ大公が生きてる理由に挙げられるでしょう。
本来であれば、窮地に置かれたレウウィス大公を銃撃から守る展開と死亡が予想されたパルウゥスでしたが、実際はエマたちのいる場所から遠くに逃げたと考えられます。この行動から、パルウゥスは、万が一、大公が瀕死を負った時に、彼を食べて生きながらえるための存在と考えられます。そして、この説は、レウウィス大公が生きてる理由や、パルウゥスの存在が無い理由にも納得がいきます。
生存説③レウウィスが描写されている?
約束のネバーランド・12巻の103話は、6つの塔に辿り着いたエマたちの姿が描かれ、同時に、彼らを遠くから見つめる存在も登場しました。道に腰かけながら鳥に餌をやるその黒い影は、非常にやせ細っており、エマと対峙するかのようなコマが描かれ、その正体はレウウィス大公が生きてるものと考えられました。しかし、この人物は、後にソンジュの師と判明しており、この説は否定されています。
生存説④レウウィスの帽子が登場?
ゴールディ・ポンドの崩壊は、約束のネバーランド・11巻に収録され、レウウィス大公の死亡も、エマたちによって確認されたはずでした。一方、単行本・15巻125話の扉絵では、エマの左手側にレウウィス大公のものと酷似した帽子が描かれています。しかし、すでに死亡した人物を彷彿させる描写は不自然であり、大公が生きてることを示す伏線ではと考えられます。
生存説⑤王家の生き残り
鬼の世界を統治する存在は、王家・五摂家と呼ばれる鬼たちでしたが、彼らはノーマンによって全滅しました。しかし、エマが望む人間と鬼が生きていける世界にするためには、鬼の世界を統治する存在が必要不可欠となります。そこで、あの方と約束を結び直したエマは、その約束を生かして、新たな世界を生み出すべく、鬼の王家との交渉に挑みます。
そして、エマの交渉には、鬼の王家の生き残りの存在が必要となり、生きてると噂されたレウウィス大公の存在が浮上します。大公のプロフィールは、約束のネバーランド・11巻に収録された「約ネバ・マニアック見所」にて、王家の血筋を引く五男坊と紹介されており、これらは大公が重要人物であることを示す伏線とも考えられます。
生存説⑥核は破壊されていなかった?
約ネバ終盤のソンジュ・ムジカの処刑前に、颯爽と登場したレウウィス大公は、自分が生存できた理由について「意図せずね」と曖昧な説明をしています。このことから、レウウィス大公は、ユウゴにとどめを刺された時、特殊弾が核から外れた位置に命中し、結果、核の破壊を免れたと考えることができます。
もし、ユウゴの弾が核を外していたと考えれば、レウウィス大公の再生能力は、通常より遅いペースで発揮されているため、食用児から見れば、レウウィス大公は表面上は死んだように見せることができます。しかし、約ネバでは、ユウゴの弾は、レウウィス大公の核に的中させ貫通させていることから、核を外れたとは考えにくいでしょう。
また、約ネバのゴールディポンドの最大の敵・レウウィス大公を倒した後、エマたちが彼の死亡の確認を怠ることもありえないことも指摘されます。よって、レウウィス大公が生き延びることが出来た理由について、核が破壊されていなかったことも、否定的な説に分類されるでしょう。
生存説⑦核が潰れても生きていた?
レウウィス大公の生存の鍵を握る核について、一説には核が潰れてしまったものの辛うじて生き延びることが出来たとも考えられます。鬼は、食べたものによって個体差が生じるため、レウウィス大公も、核が潰れても生き延びることが出来る性質を持っていたのではと推測されます。
しかし、鬼は核を潰されてしまうと再生能力が発揮できず死亡すると言われており、例え、レウウィス大公が特殊ケースと考えても、他の鬼の性質と矛盾することから、大公の生存の根拠にはならないでしょう。
生存説⑧第二の核があった?
鬼1体につき、保有する核も1つと定まっている中、王族には特殊ケースとして稀に第二の核を保有する鬼が誕生することもあり、現時点では鬼の世界の女王・レグラヴァリマが該当します。しかし、ムジカのセリフから、王族たちは何かしらの方法で第二の核を調べていると思われ、先王の子供たちでは、女王・レグラヴァリマのみであることが判明しています。
一方、レウウィス大公の生存説で有力視されている第二の核について、無自覚ながらもそれらを保有していた可能性が考えられます。しかし、仮に第二の核を保有していた場合、ムジカのセリフとは矛盾してしまいます。そして、第二の核を持つ女王・レグラヴァリマも、何かしらを通じて第二の核の存在を知っているようであるため、レウウィス大公の第二の核保有説も、考えにくいでしょう。
約束のネバーランドのレウウィス大公がGPから脱出した方法
ゴールディ・ポンドで死亡したと思われていたレウウィス大公は、約ネバの終盤で生きてることが判明しましたが、どのようにしてGPから脱出し、生きのびることができたのか疑問が残ります。以下では、約束のネバーランドのレウウィス大公が、ゴールディ・ポンドから脱出した方法を考察しました。
方法①パルウゥスに食料を持ってこさせた
鬼の再生能力には、核とエネルギーが必要であり、エマたち食用児との死闘で、体力を著しく消耗したと考えられるレウウィス大公も、エネルギー源となる生物の摂取が必要になります。しかし、食用児に敗北したレウウィス大公の姿からは、自力で食料を確保するだけのエネルギーがあったとは考えにくく、パルウゥスに食料を運ばせた可能性が高いでしょう。
しかし、鬼たちのエネルギー源である食用児は、全員、ゴールディ・ポンドから脱出しているため、彼らの肉を食べることはできないでしょう。一方、ゴールディ・ポンドのどこかに肉が保管されており、それらをパルウゥスに運ばせて摂取した可能性が高いでしょう。
方法②パルウゥスが運んだ
ゴールディ・ポンドが水没するまでおよそ30分程度かかり、瀕死の重傷を負ったレウウィス大公が、限られた時間内に、自らの力で狩猟場から脱出することは難しいでしょう。。しかし、食料と同様に、パルウゥスがレウウィス大公を外に運び出したと考えれば、その先で何者かに発見され生き返った展開が考えられます。
しかし、レウウィス大公とパルウゥスの体格差を比較すると、小柄のパルウゥスが、たった30分で大公を場外に運び出すことは、不可能に近いでしょう。そして、約ネバでの描写から、ゴールディ・ポンドは、複雑な経路で構成されており、そこへ重量のあるレウウィス大公を運びながらの脱出は、容易なことではないでしょう。
方法③他の誰かによって運ばれた
レウウィス大公が、ゴールディ・ポンドから脱出できた理由について、再生能力による回復や、パルウゥスの手助けによる脱出方法には、短時間で成し遂げることの難しさから、否定的な要素も指摘されます。しかし、約ネバ終盤で、レウウィス大公が再登場したことは、何者かによってゴールディ・ポンドから運び出されたと考えられ、第三者の存在が示唆されます。
そして、レウウィス大公を運び出した者の正体として、ゴールディ・ポンドの職員が浮上します。しかし、仮に職員が大公を運び出した場合、その痕跡も現場に残されるため、洞察力に優れるアンドリューが見逃すことは、ありえないでしょう。そして、レウウィス大公が生きてることは、上層部にも報告されるはずが、王族やラートリー家が知らないことは、不自然なことでしょう。
また、レウウィス大公を運び出した正体として、支援者の存在も浮上しています。もし、彼らが大公を運び出した場合、それらの痕跡を消すことも考えられ、現体制に反感を持つ鬼として支援者たちに重宝されたと考えられます。しかし、レウウィス大公が、エマとの最終決戦後も生きてると考えた場合、食用児への復讐などの危険性があり、可能性は低いでしょう。
このように、人間から見れば危険極まりないレウウィス大公は、生きてることすら恐怖に感じる存在であり、支援者が大公を手助けすることは、高いリスクを伴います。そして、レウウィス大公が運び出された頃は、エマに敗れて人間に対する憎悪を深めていると考えられます。よって、大公を救出した時点では、人間に味方する可能性は低く、支援者にもメリットはないでしょう。
約束のネバーランドのレウウィス大公と登場人物との関係
かっこいいと評判のレウウィス大公は、秘密の狩猟場の所有者・バイヨン卿をはじめ、約ネバの重要キャラとの関係も明らかとなっています。以下では、約束のネバーランドのレウウィス大公と登場人物との関係について紹介します。
レウウィス大公とバイヨン卿との関係
レウウィス大公とバイヨン卿は、約束が締結される1000年前からの長い付き合いがあり、約束の協定にも同席していました。そして、800年前までに12の農園の管理・6つの農園の責任者となり、農園への出資も行なっていましたが、バイヨン卿は、養殖された人間の肉では満足できずにいました。
そこで、バイヨン卿は、食用児たちを生きたまま自分の庭へ出荷させることを思いつき、そこで狩りもどきを始めます。バイヨン卿の密猟には、付き合いの長いレウウィス大公を始めとする上級貴族の鬼たちも訪れるようになります。後に、ピーター・ラートリーから話を持ちかけられたことで、ゴールディ・ポンドに秘密の狩猟場が作られました。
しかし、ゴールディ・ポンドも、本物の狩りを楽しんできたレウウィス大公から見れば、手ごたえがないように思われ、バイヨン卿が狩りに救いを求めていたことを哀れんでいました。
レウウィス大公とルーカスとの関係
本編の13年前に、レウウィス大公は、オジさんことルーカス・ユウゴ率いるグループを壊滅させた過去を持っています。その時も、レウウィス大公は、ゲーム感覚で食用児たちを追い詰めていき、残されたルーカス・ユウゴに迫ります。しかし、レウウィス大公は、2人を狩ることはせず、ユウゴを逃がしたルーカスへ、仮面を外しながら、自分の弱点を明かします。
その後、ルーカスの右側へ大ダメージを負わせたレウウィス大公は、ルーカスにとどめを刺すことなく、彼を見逃します。そして、この時明かした鬼の弱点は、ルーカスによってエマたち食用児に知れ渡る結果となりました。敵に自分の弱点を知られることで、よりゲームが面白くなると考えたレウウィス大公の作戦とも考えられます。
レウウィス大公とソンジュとムジカとの関係
原初信仰を信者であるソンジュ・ムジカは、宗教上の理由から人間の肉を食べない、約ネバでは珍しい知性鬼です。グレイス=フィールド農園を脱獄したエマたちを救っただけでなく、食用児たちに鬼の世界について教えました。役ネバでは、エマたちと別れて以降は、登場が途絶えてしまったソンジュとムジカでしたが、エマとの最終決戦に挑むレウウィス大公の回想シーンで、一瞬だけ登場しました。
レウウィス大公と2人の関係は、約ネバの連載終了後も不明な点が多い一方で、レウウィス大公は、1000年以上も生きてることから、現代に至る過程で何かしらの接点があったと考えられます。そして、約ネバのソンジュ・ムジカの処刑シーンでは、ムジカが持つ邪血を自ら飲み干し、人間の肉を食べなくても、飢えや退化に苦しまない身体になることを訴えます。
約束のネバーランドのレウウィス大公に関する感想や評価
かっこいいかつ頭脳明晰なだけでなく、強さも兼ね備えた、約束のネバーランド・レウウィス大公に関する感想や評価を紹介します。
感想1:レウウィス大公を推す
語れるおともだちがほしい(⸅᷇˾ͨ⸅᷆ ⸌̈́˒̅̈́)
— ま る は ね (@___xxxx____x___) August 12, 2020
レイ、ソンジュ、レウウィス大公推しです(っ'ヮ'c)ウゥッヒョオアアァ
(多いな)#約ネバ#約ネバ好きな人と繋がりたい#レイ#ソンジュ#レウウィス大公
その強さや頭の良さから食用児から恐れられていたレウウィス大公は、約束のネバーランド屈指の戦闘力を誇る知性鬼です。一方、約ネバの読者からは、他の知性鬼にはない魅力や、かっこいい外見が注目され、作中最大の敵でありながら、高い人気を誇っています。そして、主人公・3人に並ぶレウウィス大公の人気は、アニメ版での登場にも期待され、その強さやかっこいい魅力が注目されています。
感想2:一番最高のバトル漫画
#約束のネバーランド #白井カイウ #出水ぽすか #レウウィス との闘いの終わりには震えた。あらゆる漫画の闘いを見てきたけど、これを超えるものはない。頭脳、戦略、協働、道徳、そしてフィジカルのすべての面において、奥を極めたバトル。これだから漫画は辞められない! pic.twitter.com/mEWkOO2GV6
— Kenji Hosokawa (@Esu_Ken) August 23, 2019
連載終了後もその人気が衰えることのない「約束のネバーランド」は、生存をかけた人間の子供たちの奮闘や、読者の予想を裏切る展開が注目されました。そして、約ネバと言えば、作中最強の知性鬼・レウウィス大公との戦いは外せません。お互いの頭脳を駆使した壮絶なバトルは、他の漫画作品にはないスケールや読み応えが高く評価され、約ネバの名シーンにも挙げられています。
感想3:アニメ版レウウィス大公に期待
#約束のネバーランド #レウウィス大公 約束のネバーランドアニメ化もうすぐ! 楽しみ!! いやあ…大公がかっこよすぎて辛い… https://t.co/O3P2JAJCS7 pic.twitter.com/pqM4C0HiAQ
— レアメタル(タングステン) (@gyuutann1680) January 5, 2019
2021年に待望のアニメ2期の放送が決定した「約束のネバーランド」では、農園を脱獄したエマたちのその後だけでなく、魅力あふれる敵キャラの登場や担当声優にも期待が寄せられています。そして、約ネバファンからは、作中屈指のかっこいいキャラ・レウウィス大公の登場を楽しみにする感想も見られ、大公の人気ぶりがうかがえるでしょう。
感想4:パルウゥスがかわいい
レウウィスとパルウィスが大好きです!特にパルウィスかわいい!#約束のネバーランド#レウウィス #パルウィス#模写 pic.twitter.com/ajtZHRqt2O
— ポロわん (@V9g3aoTDyprbA6a) April 27, 2020
作中屈指の強さを誇るレウウィス大公と言えば、常に肩に寄り添うパルウゥスの存在も欠かせません。レウウィス大公ファンの中には、パルウゥスを推す声も見られ、大公の心情にシンクロして、同じポーズや表情を見せるなど、かわいい仕草が人気に火を付けました。このようにかっこいいだけでなく、パルウゥスのかわいい要素を兼ね備えたレウウィス大公は、独特の魅力を放っています。
約束のネバーランドのレウウィス大公の強さまとめ
約束のネバーランド・レウウィス大公の強さ・かっこいい魅力、死亡せず生きてる理由、ゴールディ・ポンドの脱出方法、登場キャラとの関係などを紹介しました。かっこいい・頭脳明晰に、強さを兼ね備えたレウウィス大公は、約ネバの終盤で農園の廃止を宣言し、食用児の解放を宣言しました。食用児の敵か味方か、この曖昧な立ち位置も、レウウィス大公の強さやかっこいい魅力を引き立てています。