2020年07月18日公開
2022年11月10日更新
【約束のネバーランド】ギーラン家が追放された理由は?知能を失っていないのはなぜ?
ギーラン家とは約ネバーランドという作品に登場する一族のことでギーラン家はギーラン卿を当主としています。そんなギーラン家は約束のネバーランドの作中ではノーマンたちと協力関係を結んだ重要人物となっていました。ギーラン家はどんな存在として作中に登場し活躍するのかについて迫っていきたいと思います。約束のネバーランドの最終エピソードで大活躍した注目キャラクターたちについて詳しく知ってみて下さい!
ギーラン家とは?
ギーラン家とは約束のネバーランドの作中に登場する一族の一つです。約束のネバーランドの作中には様々なキャラクターたちが登場し、その中でもギーラン家という一族はかなり重要な存在として作中に登場しました。
そんなギーラン家という一族に関する様々な情報についてまとめてご紹介していきたいと思います。ギーラン家はギーラン卿という人物がまとめている一族となっており、ギーラン家はノーマンと協力関係になった一族でもありますので約束のネバーランドの終盤のエピソードではノーマンたちと一緒に行動していました。ギーラン家がどんな存在として約束のネバーランドの作中で活躍していたのか注目です!
約束のネバーランド(約ネバ)の作品情報
約束のネバーランド(約ネバ)の概要
約束のネバーランドとは約ネバという愛称で親しまれている少年漫画です。約束のネバーランドは週刊少年ジャンプで連載されていた当時は看板漫画作品として多くのファンを獲得し、すぐに話題になって大ヒットしています。現在はテレビアニメ作品なども放送されているのが約束のネバーランドです。約束のネバーランドは鬼の世界で食料にされている子供たちの戦いを描いている作品となっています。
約束のネバーランド(約ネバ)のあらすじ
30人以上の孤児が生活しているGFハウスにはノーマン・エマ・レイという3人の天才児がいました。GFハウスの子どもたちは定期的に里親が決まりハウスを旅立ちます。ある日コニーという女の子が里親に出されることとなりました。子供たちはコニーを見送り別れますが、ノーマン・エマ・レイがコニーが大事にしていたぬいぐるみを忘れていることに気が付きました。ノーマンとエマはまだ敷地内の門にいるコニーの下へと届けに向かいます。
コニーにぬいぐるみを届けに行ったノーマンとエマは、そこでGFハウスの真実を知ることとなり二人はレイを仲間に加えてハウスから脱出することを目指します。
ギーラン家の概要
ギーラン家とは約束のネバーランドに登場する一族の一つです。約束のネバーランドには鬼が存在しており、鬼たちの中にも人間のように様々な一族が存在しています。ギーラン家というのは鬼として登場する一族の中でも元貴族という立場でした。ギーラン家は王家を支えている一族の一つとして活躍し、様々な鬼たちから信頼を得ていた一族として知られています。そんなギーラン家は現在は貴族を追放されてしまい表舞台から姿を消しています。
王家と五摂家による王権政治
鬼の世界というのは王家と五摂家と呼ばれている五つの貴族によって政治が行われています。女王が鬼のトップとして君臨し、五つの貴族たちがその女王を支えています。女王は絶対的な権利を持っており、どんな鬼でも女王に逆らうことは出来ません。鬼の民たちに人間の肉を与えることを管理し、更に農園制度を作って人間を食料として管理しているのも五摂家の貴族たちとなっています。
ギーラン卿について
ギーラン卿と部下は人間の形質・知性がある?
ギーラン家の当主は「ギーラン卿」という人物です。ギーラン家をまとめているギーラン卿は一族の鬼たちからかなりの信頼を得ており、民からも慕われている貴族でした。そんなギーラン家は人間の知性や形状を持っており、鬼の世界で巻き起こっていた食糧難について必死に解決しようと努力していたようです。鬼の中でも特に人間味を持つ優しい鬼だったのがギーラン卿やギーラン家の鬼たちとなっています。
ギーラン卿はジェイムズ・ラートリーの死や脱走を知っている
ギーラン家の当主であるギーラン卿は様々な情報網を持っている人物なので、ジェームズ・ラートリーの死や、GFハウスの脱走事件のことを知っています。ジェームズ・ラートリーというのはミネルヴァという名前で食用児たちを助けようとしていた男性です。しかしそんなミネルヴァは殺されてしまいました。そしてGFハウスからミネルヴァのSOSを見て脱出したGFハウスのエマ・レイやその他子供たちがいることも知っているようです。
ギーラン卿の追放後はドッザ卿が後任となっている
ギーラン卿が貴族として五摂家の集まりに出席していた時代は700年前で、現在はギーラン卿及びギーラン家は貴族の地位から追放されているので、代わりにドッサ卿という人物が五摂家として政治に加わっています。ドッサ卿は大柄な筋骨隆々な鬼であり、ギーラン卿とギーラン家が追放されてなかったら五摂家に加われなかったので、ドッサ卿は現在最も得している一族と言っても過言ではありません。
ギーラン卿の現在
ギーラン卿は現在ギーラン家諸共貴族を追放されてしまったので、貴族として政治に関わっていた頃とは全く違う姿になってしまっています。鬼というのは人間を食べなければ人間のような形や知恵を維持することが出来ません。ギーラン卿は貴族を追放されたときに人間を食べることを許されず、野良落ちという知恵を失った鬼にまで落とされました。その後は何とか知恵を取り戻していますが以前のような姿ではなくかなり化け物に近い姿になっています。
ギーラン卿は人間を食べたい?
ギーラン卿は貴族として活動していた時は民のことを心の底から思い、食糧難を改善するために最善を尽くしていた人物です。自分が人間を食べることよりも民を優先していたギーラン卿ですが、現在は鬼としての本能が強く「人間を食べたい!」という欲が強いことが伺えるシーンが多いです。ノーマンとは協力関係を結ぶシーンがありますが、ギーラン卿はノーマンを食べたくて震えていました。
ギーラン家が追放された理由
ギーラン家は貴族の地位から追放されてしまい野良落ちの刑に処されてしまいました。なぜギーラン家は追放されてしまったのか、ギーラン家に何があったのかを調査してみたのでご紹介していきたいと思います。
ギーラン家は700年前に追放された
ギーラン家は700年前に追放された一族です。ギーラン家が追放された理由としては「国家反逆罪」という事になっており、ギーラン卿は縄をかけられて捕縛されてしました。ギーラン卿は捕まった際には「何故?」という気持ちがいっぱいで状況が整理出来ていませんでした。民のために一心不乱に活動していたギーラン家が国家反逆罪になるなど有り得ないことであり、ギーラン卿の捕縛は心の中では反対した鬼も多かったようです。
追放された理由は身内に邪血がいることを隠していたから?
ギーラン卿は食糧難を解決するために「邪血の一族」という存在に協力を求めていました。そのことを女王が知り反逆罪としています。女王にとってギーラン卿は正義感の強い目障りな存在で、女王は民たちは絶対に服従させる道具のような存在に思っていました。その民たちをコントロールするためには人間の肉を供給を王政が管理する必要があり、邪血の一族の存在が明らかになれば食糧難が解決して女王にとって都合が悪くなります。
そこで女王はギーラン卿とギーラン家を国家反逆罪に仕立て上げることで一気に処分して王政を確実なものにしています。
ギーラン家が知能を失っていないのはなぜ?
ギーラン家は野良落ちの刑に処されてしまったので、ギーラン家は全員知能を失ってしまっているはずです。しかし約束のネバーランドの作中に登場したギーラン家は人間の形は保っていませんでしたが、人間の知能を維持していました。なぜギーラン家は野良落ちの刑に処されてしまったのにも関わらず、人間の知能を持っていたのか迫ってみました。
理由①ノーマンたちが人間や拠点を援助している
ギーラン家が人間の知能を有している理由として考察できる一つとして「ノーマンたちの援助」が考えられます。ギーラン家はノーマンたちと協力して王家を潰そうと考えており、ノーマンたちもギーラン家を王家とぶつけることが一番手っ取り早いと考えました。なので協力関係を結びましたが、ノーマンが人間を食べさせているとは考えにくいというのが見解です。
理由②過去の仲間からの援助
出典: https://note.com
ギーラン家の当主であるギーラン卿は非常に慕われていた貴族だったので、過去の仲間から援助を受けていた可能性が高いです。700年前に野良落ちの刑になっているので、そこから人間の肉を配給されていなかったのですが、過去の仲間たちがこっそりと提供していた可能性があります。
理由③ラートリー家の先代による援助
出典: https://festy.jp
ラートリー家とは1000年前に鬼の世界と人間の世界を分けた際に二つの世界の均衡を保つために活動している一族です。そんなラートリー家は1000年前から存在している一族で、鬼の世界に関しても詳しいのでギーラン家のことも知っています。ラートリー家がギーラン家を援助して野良落ちから救っていたということも考えられます。
理由④形質保持能力が高い
ギーラン家はもしかすると一切人間の肉を食べていないが知能が低下せずに野良鬼にならなかった可能性もあります。ギーラン家は貴族だったので質の良い肉を食べていた可能性があります。なので普通の鬼なら人間の肉を食べなかった場合は野良鬼になってしまいますが、ギーラン家は人間の質の良い肉を摂取していたおかげで何とか形質保持していた可能性が考えられます。
理由⑤自給自足
約束のネバーランドの作中では農園から度々人肉が盗難されているという事件が発生していたことが明らかになっています。もしかするとギーラン家の者たちが盗難をおこなって人肉をギーラン卿や一族に与えていた可能性があります。少量の肉でも食べることで何とか生きながらえていたのかもしれません。
ギーラン家が追放された理由に関係する邪血を考察
ギーラン家の追放に関係している邪血について考察していきたいと思います。
考察①邪血を持つ鬼は形質や知能を維持できる
邪血とは鬼の中でも特殊で、人間を食べなくても形質や知能を維持して絶対に野良落ちしない一族です。なのセ人間を食べたことがありません。邪血の一族は約束のネバーランドの作中ではムジカという女の子だけとなっています。
考察②邪血の少女が現れ始めたのはいつ?
邪血の鬼が現れたのは700年前でした。貧困にて苦しむ鬼の村に現れた邪血の少女は、たった一滴の血を与えることでその村を救い、血を摂取した鬼は邪血となって一切人間を食べなくて済むようになっています。邪血の血の少女は鬼の世界では救世主のような存在でした。
考察③王家・五摂家によって全滅させられた?
邪血の一族は王家・五摂家にとっては邪魔者以外の何物でもありません。全滅させなければ鬼の世界は人間の肉が必要なくなるので、王家によって支配できなくなります。邪血の一族は王家・五摂家によって殺害されてしまい、そして王家・五摂家のメンバーは全員邪血を得て一生野良落ちしない肉体を手に入れています。
ギーラン家に関する感想や評価
約ネバ新刊みたけどもうほんとにさほんとにさ。ギーラン家と部下の話が泣ける。あやてぃんにはよ見てほしいし語りたい。
— ちゃけん (@chakeeeen) January 11, 2020
上記の約ネバに登場するギーラン家に関する感想をツイッターに投稿されている方は、ギーラン家のエピソードが約ネバの作中で一番泣ける!という感想を投稿されています。ギーラン家のエピソードというのは、当主であるギーラン卿と部下が深い絆で結ばれている!という内容のエピソードになっており、ギーラン卿のためにギーラン家の者たちは命を懸けて王家・五摂家打倒に尽力していました。
約束のネバーランド買ってきた!ギーラン家と王との戦いが凄い迫力。女王のレグラヴァリマの圧倒的な強さが背筋に電気が走った。 pic.twitter.com/MvnKEoXmMM
— みにゅにゅ👅 (@minyu1226) January 4, 2020
上記の約ネバに登場するギーラン家に関する感想をツイッターに投稿されている方は、ギーラン家と王たちの戦いのシーンがすごい迫力だった!という感想を投稿されています。約ネバの最終エピソードでは、鬼の世界を支配している女王と五摂家のメンバーたちと死闘を繰り広げます。女王の圧倒的な強さとギーラン卿の強さなどをご覧になれるので、本気になった鬼の戦いをご覧になりたい方は約ネバの作中でも必見シーンだと言えます。
ギーラン家のくだりとかは好きだっただけに、ほぼほぼ使い捨てポジションだったのが惜しい
— はらぴん (@cure_cus) October 7, 2019
上記の約ネバに登場するギーラン家に関する感想をツイッターに投稿されている方は、ギーラン家の扱いが少々残念だったという感想を投稿されています。ギーラン家は重要キャラクターとして作中に登場しますが、ギーラン家はノーマンにうまく利用されて女王と戦う捨て駒として使われていました。
ギーラン家が追放された理由まとめ
約ネバの作中に登場するギーラン家についてまとめてご紹介しました。約ネバに登場するギーラン家とは、鬼の一族の一つで知られており、約ネバの作中で非常に重要な存在として物語の最終エピソードにて活躍しています。そんなギーラン家は実は作中の時代から遡ること700年前に女王と五摂家によって貴族の地位を追放されてしまった一族でした。
ギーラン家は民のことを考えている心優しい鬼の貴族でしたが、ギーラン家の当主であるギーラン卿は鬼の世界の食糧難を解決する為に「邪血の一族」に協力を依頼しました。しかしそのことが仇となって貴族を追放されることになります。女王・五摂家は鬼の世界を人肉の供給を支配することで鬼の世界に住んでいる民たちを支配しようとしていました。なので人肉が必要なくなる世界を作れる邪血は邪魔でしかありません。
女王と五摂家は邪血の一族を全滅させていましたが、実は一人だけ邪血の女の子が生き残っていたことが後に判明しました。ギーラン家は女王・五摂家を倒すために700年ぶりに表舞台に出てきて戦いを挑みましたが、最後は敗北して一族は全滅しています。ギーラン家のエピソードは今後のアニメ版の約ネバで楽しめる可能性があります。ファンの方は今後はアニメ版の約ネバに注目しておきましょう!