【銀魂】阿伏兎の声優・大塚芳忠の出演作を調査!演じた有名なアニメキャラは?

アニメが市民権を獲得し始めた80年代、数々のアニメ作品で様々なキャラを演じた声優の大塚芳忠さんは人気実力を兼ね備えた声優となります。21世紀に入ってからの大塚芳忠さんは、脇役ながらも「銀魂」阿伏兎役など渋いイケおじ系を演じた代表作が数多くあるようです。さらに洋画や海外ドラマの吹き替え、ナレーションなどでも活躍しています。「銀魂」の阿伏兎役などで新たなファンを開拓した大塚芳忠さんの出演作や、演じたアニメキャラや代表作について調査していきます。

【銀魂】阿伏兎の声優・大塚芳忠の出演作を調査!演じた有名なアニメキャラは?のイメージ

目次

  1. 銀魂の阿伏兎のアニメ声優は大塚芳忠
  2. 銀魂の阿伏兎の声優・大塚芳忠の代表作やアニメキャラ
  3. 銀魂の阿伏兎の声優・大塚芳忠のアニメ声優以外の活躍
  4. 銀魂の阿伏兎の声優に関する感想や評価
  5. 銀魂の阿伏兎の声優まとめ

銀魂の阿伏兎のアニメ声優は大塚芳忠

銀魂の作品情報

歴史を題材にした漫画は数多くありますが、21世紀に登場した「銀魂」は日本史に現代と近未来を斬新に融合させた歴史漫画の代表作に挙げられることでしょう。多くのファンを獲得した「銀魂」は、「週刊少年ジャンプ」の代表作に加わることとなります。

銀魂の概要

空知英秋原作の漫画「銀魂」(2004年〜2019年)は、テレビアニメや劇場版、実写版とそれぞれ違うフィールドで大ヒットとなっています。2019年に漫画「銀魂」は完結していますが、アニメ版「銀魂」は未完のままなので、ファンの熱い要望に応えるかのように決定した劇場版3作目の「銀魂」ではラストまで描かれるのか気になるところです。

銀魂のあらすじ

天人により強引に開国させられた江戸は20年近くに及ぶ内乱状態を経た後、価値観が一変し江戸のために戦った侍は刀を奪われます。そんなご時世に反抗するかのように、木刀を腰にぶら下げている坂田銀時と剣術道場の跡取り息子・志村新八と夜兎族・神楽は、「万事屋」として規格外のトラブルを解決していきます。

阿伏兎のプロフィール

神楽や神威と同じ戦闘民族・夜兎である阿伏兎は、「銀魂」で泣く子も黙る宇宙海賊「春雨」の第七師団副団長という役職に就いています。阿伏兎は初登場した「銀魂」吉原炎上篇で死亡予定のキャラだったようですが、殺すのが惜しくなってきた「銀魂」原作者・空知英秋氏の意向で、「銀魂」吉原炎上篇で死ぬことなく鳳仙により左腕を失い生き残る設定に変更となり「銀魂」完結まで生き残ります。失った左腕は義手となっています。

「銀魂」の隠れた名コンビ阿伏兎と第七師団団長・神威(神楽の兄)との出会いは、「銀魂」の過去エピソードとなる「銀魂」烙陽決戦篇で描かれています。「春雨」の下っ端だった阿伏兎は、鬱屈した想いを抱える少年時代の神威と出会っており、そこからの腐れ縁となったようです。今では、暴走したら手の付けられない戦闘狂の神威の良き理解者となっているようです。

阿伏兎の声優・大塚芳忠のプロフィール

2017年第11回声優アワードで助演男優賞を受賞した大塚芳忠さんは、子供の頃から声優の片鱗をみせていたようで、少年時代は漫画好きが高じて近所の子供たちに漫画の読み聞かせをしていたようです。高校卒業後、就職しない形で上京してしまった大塚芳忠さんは、アルバイト先でのテレビ局の吹き替えプロデューサーとの出会いを通じて、芝居の道へ進んでいくことになったようです。

大塚芳忠さんは本名「おおつかよしただ」で活動していたようですが、いつしか「ほうちゅう」と呼ばれるようになり、読み方を「おおつかほうちゅう」に変更したようです。プライベートで多趣味の大塚芳忠さんが自転車を趣味にしていた頃、自転車で仕事場に行くほどの熱に入れようだったようです。ちなみに親子で声優の大塚周夫さん・大塚明夫さんとは親戚関係ではないようです。

大塚芳忠さんは2014年に死別した妻で声優の弥永和子さんと夫婦吹き替え共演をしており、主な代表作として海外ドラマ「特捜刑事マイアミ・バイス」(1984年〜1989年)や「フルハウス」(1987年〜1995年)、映画「ジュラシック・パーク」(1993年)などが挙げられます。キャリア的には妻・弥永和子さんが上だったことから、インタビュー等で恐妻家を匂わせるブラックユーモア的な発言もあったようです。

Thumb【銀魂】春雨は最強の宇宙海賊?メンバーは?神威や華陀など師団長も紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

銀魂の阿伏兎の声優・大塚芳忠の代表作やアニメキャラ

NARUTO -ナルト-(自来也)

時代劇の忍者とは一味違う岸本斉史原作の漫画「NARUTO」(1999年〜2014年)に登場する自来也は、主人公ナルトを立派な忍者として成長させた伝説の三忍の一人です。それに反して日常では、酒・金・女が超絶大好きなエロ仙人と呼ばれている自来也をアニメ版で大塚芳忠さんは豪快に演じています。

亜人(佐藤)

桜井画門原作の漫画「亜人」(2012年〜)で不死身の生物・亜人である佐藤は、同族である主人公・永井に接近しますが袂を分かつこととなります。テロリストとして人間社会に狂気の刃を向けようとしている佐藤をアニメ版で見事に演じ切った大塚芳忠さんは、第11回声優アワード助演男優賞を受賞しています。

SLAM DUNK(仙道彰)

バスケ漫画の金字塔である井上雄彦原作の漫画「SLAM DUNK」(1990年〜1996年)に登場する天才バスケプレイヤー仙道彰は、バスケ初心者の主人公・桜木花道の才能をいち早く見抜きます。アニメ版で大塚芳忠さんは仙道彰だけでなく、バスケ部襲撃事件を起こしてしまったものの実は情に厚い男・堀田徳男という天才キャラ仙道彰と真逆のキャラを演じており、幅広い演技の片鱗を伺わせてくれます。

銀魂(阿伏兎)

アニメ版「銀魂」での阿伏兎は、大塚芳忠さんによるハリウッド映画に出てきそうなタフガイキャラの声で他を圧倒するほどのオーラを放っています。荒くれものを束ねる宇宙海賊「春雨」の阿伏兎は、戦闘民族・夜兎であるアイデンティティを大事にしており、同族同士の争いを避けたいという阿伏兎の平和的な一面を大塚芳忠さんは見事に表現しています。

幼女戦記(ゼートゥーア)

カルロ・ゼン原作のライトノベル「幼女戦記」(2013年〜)で死んだはず主人公は、ターニャとして転生させられた世界で帝国軍軍人ゼートゥーアと出会います。一見コワモテや狂気キャラが多そうな大塚芳忠さんは、知的で物腰の柔らかいゼートゥーアを遺憾なく演じています。

ゴールデンカムイ(鶴見中尉)

明治末期の北海道・樺太を舞台にした野田サトル原作の漫画「ゴールデンカムイ」(2014年〜)は、フィクションと当時の史実を織り交ぜつつ、アイヌが秘蔵した金塊争奪戦を描いた男たちのドラマです。崇高な理想のためアイヌ埋蔵金を追っている鶴見中尉というキャラは、演技派である大塚芳忠さんお得意のキャラだと言えるでしょう。

ONE PIECE FILM Z(ゼット)

海賊王を夢見るルフィと「麦わらの一味」の活躍を痛快に描いた田栄一郎原作の漫画「ONE PIEC」(1997年〜)は、アニメ化され国民的アニメと呼ばれるようになります。大塚芳忠さんが演じるゼットは、劇場版「ONE PIECE」12作「ONE PIECE FILM Z」(2012年)でオリジナルキャラとして登場しています。オリジナルキャラも大塚芳忠さんにかかれば、主人公をも圧倒してしまうキャラとなってしまいます。

Thumb【鬼滅の刃】鱗滝左近次の声優は大塚芳忠!プロフィールや過去のアニメ出演作は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

銀魂の阿伏兎の声優・大塚芳忠のアニメ声優以外の活躍

大塚芳忠の活躍①ナレーション

大塚芳忠さんは1983年声優デビューした翌年の1984年に、「重戦機エルガイム」(監督は「機動戦士ガンダム」の富野由悠季氏)で主人公の相棒であるキャオとナレーションを担当しています。以降、声優だけでなく、アニメ・バラエティ・ゲームなどでナレーションも数多く担当するようになります。

大塚芳忠さんの主なナレーションの代表作は日本テレビの「真相報道 バンキシャ!」「世界まる見え!テレビ特捜部」などあり、大塚芳忠さんのナレーションを耳にした方もいることでしょう。

大塚芳忠の活躍②洋画の吹き替え

洋画や海外ドラマの吹き替えでの大塚芳忠さんは、アニメ同様に善人から悪役まで様々なキャラを数多くこなしています。吹き替えを担当した海外俳優は数多く、ジェフ・ゴールドブラムやジャン=クロード・ヴァン・ダム、ドニー・イェンなど正統派イケメンや渋いイケおじが多いようです。

「ジュラシック・パークシリーズ」でイアン・マルコムの吹き替えを担当している大塚芳忠さんは、「ジュラシック・ワールド」(2015年)で「ジュラッシク・ワールド」をオープンさせたやり手のマスラニ社CEOマスラニの吹き替えを担当しています。「マスラニ=マルコム博士の声優」だと気づいた方もいることでしょう。

ダニエルの吹き替えを担当した海外ドラマ「フルハウス」が代表作と語っている大塚芳忠さんは、海外ドラマ「ブラックリスト」(2013年〜)で「犯罪コンシェルジュ」の異名をもつレディントンの吹き替えを担当しています。悪のカリスマであるレディントンの吹き替えを担当した「ブラックリスト」は、大塚芳忠さんの新たな代表作となることでしょう。

銀魂の阿伏兎の声優に関する感想や評価

32歳設定となっている「銀魂」の阿伏兎は、渋い外見と大塚芳忠さんのイケおじボイス効果で、一般的な32歳より年上に見えてしまいます。老けているという意味ではなく、いい意味で味のある顔立ちになっているようです。

映画「ジュラシック・パーク」でマルコム(大塚芳忠さんが吹き替え)は、グラント(富山敬さんが吹き替え)の恋人エリー(弥永和子さんが吹き替え)に軽くちょっかいを出すプレーボーイ的キャラだったようです。「銀魂」の阿伏兎とは真逆と言えるでしょう。吹き替え版を鑑賞した当時は、大塚芳忠さんと弥永和子さんが夫婦だとは知らなかったという感想も見られました。

80年代アニメ世代として大塚芳忠さんは、「重戦機エルガイム」のチャラ男なキャラのイメージが強いようです。その後「NARUTO」の自来也や「銀魂」の阿伏兎タイプのイケおじキャラが似合う声優さんなった大塚芳忠さんは、ナレーションでもイケおじボイスを漂わせているようです。

銀魂の阿伏兎の声優まとめ

喜劇・悲劇を声だけで自由自在に演じている大塚芳忠さんは、必ずと言っていい程、「銀魂」を含め話題作にキャスティングされています。大塚芳忠さんを直接知らなくても、「このアニメキャラは確か…」「この海外俳優は…」「このナレーションは…」と思い起こす方も多いことでしょう。

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ