2019年11月28日公開
2019年11月28日更新
【コードギアス】シュナイゼルはルルーシュの最大の敵!人物像や最後を考察
大人気アニメ【コードギアス】に登場する、シュナイゼルというキャラクターを知っているだろうか。シュナイゼルはブリタニアの貴族であり、ルルーシュの兄である。血の繋がった兄であるシュナイゼルが、なぜルルーシュにとって最大の強敵と呼ばれているのか、その理由や、シュナイゼルの恐ろしい本性や表向きの性格、シュナイゼルの最後の結末、また担当している有名人気声優が誰なのかなど、シュナイゼルの全てを一挙公開。
シュナイゼルとは?
コードギアスの作品情報
「コードギアス」というのは、大人気アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」を元に様々な展開をしている作品の総称。アニメで人気を博したコードギアスは、アニメだけでなく、ゲームや漫画、小説やCD、ラジオや舞台と幅広く展開されている。初めてアニメが放映されたのは2006年だが、続編などを期待する声も多かったことから、2008年にアニメ2期が放映された。主人公は、シュナイゼルの弟であるルルーシュという少年だ。
コードギアスの舞台は、ブリタニアという国。そこに住んでいるルルーシュは、ある日C2という少女と出会い、人を思いのままに操れるギアスという特殊能力を手に入れる。日本はブリタニアに占領されイレブンと呼ばれていた。ルルーシュは日本を取り戻す為に、ブリタニアに反旗を翻すストーリーになっている。コードギアスの作品は順番にチェックすることが推奨されているので、各作品のリスト一覧も要チェック。
コードギアスのアニメ一覧
- コードギアス 反逆のルルーシュ
- コードギアス 反逆のルルーシュR2
- コードギアス 反逆のルルーシュ ナナリーinワンダーランド
- コードギアス 亡国のアキト
- コードギアス 反逆のルルーシュI 興道
- コードギアス 反逆のルルーシュII 叛道
- コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道
- コードギアス 復活のルルーシュ
コードギアスのゲーム一覧
- コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS
- コードギアス 反逆のルルーシュ(DS)
- コードギアス 反逆のルルーシュR2 盤上のギアス劇場
- コードギアス 反逆のルルーシュ(Mobage)
- コードギアス 戦渦の天秤
コードギアスの漫画一覧
- コードギアス 反逆のルルーシュ
- コードギアス 反攻のスザク
- コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー
- 幕末異聞録 コードギアス 反逆のルルーシュ
- バーコードギアス 販売のルルーシュ
- コードギアス 漆黒の蓮夜
- コードギアス 双貌のオズ
- コードブラック 速弾きのルルーシュ
- コードギアス 反逆のルルーシュ外伝 白の騎士 紅の夜叉
- 家庭教師のルルーシュさん
コードギアスの小説一覧
- コードギアス STAGE-0-ENTRANCE
- コードギアス 反逆のルルーシュ
- コードギアス 反逆のルルーシュR2
- コードギアス 生徒会事件簿
- コードギアス 亡国のアキト
- コードギアス断章 モザイクの欠片
シュナイゼルのプロフィール
シュナイゼルのプロフィール
- 本名:シュナイゼル・エル・ブリタニア
- 生年月日:皇暦1990年1月12日
- 年齢:27歳(作中で28歳になる)
- 星座:水瓶座
- 血液型:AB型
- 血統:神聖ブリタニア帝国第2皇子
- 特技:チェス(負けたことなし)
- 登場アニメ:「反逆のルルーシュ」「反逆のルルーシュR2」
- 声優:井上倫宏
今回紹介する【シュナイゼル・エル・ブリタニア(以降シュナイゼル)】は、神聖ブリタニア帝国の第二皇子であり、ルルーシュの兄だ。第一皇子であるオデュセウスがいるにも関わらず、頭の良さと視野の広さから絶大な信頼を得ており、ブリタニア帝国皇帝の座に一番近い人物だと周囲からは思われている様子。容姿端麗、頭脳明晰で、一見すると非常に優しく穏やかな印象を持つのだが、実はかなりの策略家。
戦いの場に置いて、状況判断能力が高いのはもちろんだが、シュナイゼルが一番得意とするのは、言葉で相手を翻弄したり操ったりすること。基本的に戦いの場でも争いを避ける傾向があり、いかに攻撃をせずに相手をひれ伏させるかに重きを置いている。実際にシュナイゼルは今までの戦いでも戦うことなく勝利しており、戦争よりも政治的な要素で物事をうまく収めることができるのだ。
シュナイゼルの頭の良さは、ゲームであるチェスからも垣間見える。シュナイゼルは今までチェスは誰にも負けたことがない。ルルーシュと対決することになった時も、チェスで勝負をしようとけしかけ、ルルーシュの思考を停止させた。また、シュナイゼルは民衆のことを思いやる優しさも持ち合わせており、ルルーシュからも尊敬されている一面もある。シュナイゼルはルルーシュにとって最後の強敵として立ちはだかる。
シュナイゼルはルルーシュの最大の敵?
シュナイゼルはルルーシュの最大の敵
コードギアスのルルーシュは、最後までたくさんの敵と戦うことになるのだが、その中でも最強の敵は間違いなくシュナイゼルだ。シュナイゼルは、ルルーシュの思考を読み、様々な手段を使ってルルーシュの岐路を絶っていく。最後までルルーシュにとって、シュナイゼルは絶対に倒さないといけない最大の壁であり、ルルーシュ自身もシュナイゼルは一筋縄では倒せないことを理解しており、一番苦戦するだろうと話していた。
シュナイゼルは、コードギアスのシリーズを通して見ても、最大の壁といっても過言ではない。コードギアスの中でもシュナイゼルとルルーシュの戦いはストーリーとしてなくてはならないものになっている。コードギアスのルルーシュは、ゼロとして正体不明の人物で登場し、持ち前の頭脳とギアスを駆使して、様々な敵に勝利していく。しかし、そんなルルーシュよりも頭が切れる人物こそ、兄であるシュナイゼルだったのだ。
順調に進んでいるルルーシュを追い込んでいくのは、いつもシュナイゼル。ルルーシュもシュナイゼルの頭の良さや視野の広さに対して恐怖を抱くほどであり、最後どのようにシュナイゼルに勝利するのか視聴者もヒヤヒヤしていた。シュナイゼルはギアスなど特殊な能力は持ち合わせておらず、あくまでも心理戦、頭脳線で幾度となく戦いに於いて勝利していく。頭脳面ではルルーシュを超えるといっても過言ではない。
シュナイゼルは頭脳面でルルーシュを超える?
コードギアスに登場する主人公のルルーシュは、自分の正体を隠しゼロとしてブリタニアに真っ向から勝負を挑んでいくのだが、ゼロという存在自体が嘘で固められており、周囲には多くの嘘をついて正体がばれないように言葉巧みに生活していた。ルルーシュは元々頭が非常に良く、人を騙すのは朝飯前。しかしシュナイゼルはそんなルルーシュの頭脳を超えた人物なのだ。ルルーシュはシュナイゼルによって最後まで苦しめられる。
シュナイゼルは合理的かつ戦略的に物事を進めていく人物。ルルーシュ以上に柔軟な発想を持ち、さらに相手の行動パターンをいくつも読んで対応策を練り、相手がどのような反応するかを熟知した上で話すことで相手をコントロールしたりと、恐ろしいほどの頭脳を兼ね備えている。一見人当たりが良く優しい人物に思えるのだが、実は非情な面を持っていたり、冷酷な面を見せるシーンもある。その点は後ほど詳しく紹介していく。
基本的にシュナイゼルは無駄な戦いを嫌い、兵士を使わずに言葉巧みに相手の心理をコントロールし、報復させるという、いわゆる不戦勝をし続けていた。ルルーシュとの戦闘でも、ルルーシュの行動や思考を先読みし、シュナイゼルの思惑通りにルルーシュは引き下がることになってしまう。ルルーシュはシュナイゼルの頭の良さを認めており、シュナイゼルに関しては、ルルーシュとの戦いに楽しみを感じるほどの余裕があった。
容姿端麗で人当たりも良く、さらに誰にも負けない頭脳の持ち主という点を考えると、間違いなくルルーシュにとって最大の敵はシュナイゼルである。父を倒した時はギアスが効かず、苦戦を強いられていたものの、やはりコードギアスの一番の盛り上がりはシュナイゼルとルルーシュの対決だ。最終決戦の場では、ルルーシュの妹であるナナリーを利用するなど、シュナイゼルの非情さが目立つようになっていく。
シュナイゼルの人物像
人物像①不思議な性格
コードギアスでルルーシュの最大の敵と言われているシュナイゼルだが、どんな性格をしているか気になる人も多い。ブリタニアの第二皇子であり、頭脳明晰、容姿端麗なシュナイゼルだが、性格を一言で表すならば「不思議」だ。一見誰にでも優しく振る舞っており、穏やかで落ち着いていることから、優しい人物に見えるのだが、シュナイゼルのことを知れば知るほど、自分の本心ではなく、あくまでも仮面を被っている印象を受ける。
周囲からの信頼も厚いシュナイゼルだが、実は一切隙がなく、本音がぽろっとこぼれるようなシーンもないのだ。なのでどこまでが本心で、どこまでが戦略なのかが読み取りにくい人物であり、突然心ない行動を取ってみたり、人を利用するような素振りも垣間見えるのだが、徹底的に人をコントロールしようとはしない。また、自分を神だと考えている節もあり、不思議な性格としか言いようがないという人も多い。
人物像②執着心がない?
シュナイゼルが不思議な性格をしていることは先ほど紹介したが、その理由として挙げられるのが「執着心」そのものが、確実に欠落しているという点。一見優しくて情が深そうにも感じるのだが、ブリタニアの人たちからは、全く心のない人だと言われるシーンもある。ブリタニアの次期皇帝と言われている反面、そのような冷酷な部分がないと、皇帝には向いていないとブリタニアの人たちは理解しているのだ。
実際、何か行動をする時には、欲を全面に押し出すようなシーンはなく、いつも少し冷めている印象を受ける。戦闘の際も、命であったり、生きるということに対しても執着していない発言や態度があり、その為非情と言われるような行動を平気で取れたりもするのだ。シュナイゼルがなぜこのような性格になったのかは不明だが、シュナイゼルの生い立ちなどを見たいという視聴者の声も多い。
人物像③心がない?
シュナイゼルは誰に対しても笑顔で接しており、気軽に声をかけたり、優しく寄り添ったりしてくれるのだが、実はほとんどのものに興味を持っていない無関心人間であることがわかっている。シュナイゼルの心はないに等しいと言っても過言ではなく、感情的に何かを行ったりすることもまずない。ブリタニアの身内間ではシュナイゼルが無心であることを知っている人も多い。もちろんルルーシュもそのことを理解している。
シュナイゼルのような感情がないキャラクターは、他のアニメでも良く見かけるのだが、最終的には思い通りに進まなくなってパニックになったり、ボロが出るケースが多い。しかしコードギアスに登場するシュナイゼルは、最後まで冷静な態度を崩さず、驚きの表情を見せたり感情的になったりすることはないのだ。ここまでくると、無心以外の言葉は当てはまらないと言える。
人物像④ブリタニアで一番の戦略派
シュナイゼルは冷酷な面を持っているが、何よりすごいのは、やはり頭の良さだ。頭脳線で何度も敵を倒してきたルルーシュのさらに上を行く頭脳派であるシュナイゼルは、ルルーシュの思考を完全に先読みすることができる。騙し合いをしてもシュナイゼルは余裕の笑みを浮かべ、ルルーシュに勝利してきた。体力や攻撃力に関する能力はブリタニア皇族の中でも高くはないが、頭脳に関しては、間違いなくナンバーワンだと言える。
実際にブリタニアの第一皇子がいるにも関わらず、第二皇子であるシュナイゼルが皇子候補になっているのは、頭脳が評価されているからだ。シュナイゼルは今までチェスのゲームで負けたことがないんだとか。それも相手の行動を先読みすることができるからこそ成せる技と言える。シュナイゼルは人望も厚いのだが、それは人当たりが良いからではなく、頭脳を使って戦略的に人をコントロールしているからかもしれない。
人物像⑤戦闘を避ける戦い方
シュナイゼルは、人に寄り添う優しい面を見せているが、実は目的を達成する為には手段を選ばないタイプだ。民衆を大事にしないといけない、と発言しているものの、実際に人命の犠牲を払うことでも容赦なし。冷酷な虐殺などは行わないが、冷静に自分の中で天秤にかけ、時には非情な行動を取るタイプなのだ。しかし、基本的に自分の兵士を失うことは避けたいようで、威嚇だけで相手に降伏させて勝利するのがいつものパターン。
自分の兵士を失いたくない、と聞くと、部下思いの優しい人物に思えるが、兵士の命の重さを考えているわけではない。自分の兵士を失いたくない理由は、戦わずに勝利する方が効率的であること、そして無駄に戦力を落とすことはしたくないという考えがベースになっている。しかしそのことに気づいていない兵士たちは、自分たちを守ってくれていると勘違いしており、心からシュナイゼルのことを慕っている様子。
確かに兵士の負傷などがなく、ましてや戦いなど一切せずに言葉巧みに相手をねじ伏せて勝利すると、時間もコストも大幅に減らすことができる。こういった戦い方は、他の誰にも負けない頭脳を持っているシュナイゼルならではの戦略だと言える。
人物像⑥兵器開発に興味がある
シュナイゼルは基本的に戦闘を避け、相手を言葉巧みにコントロールして降伏させているので、意外に思われるかもしれないが、実は兵器開発には非常に高い関心を持っている。実際、兵器開発を行っている研究所に自分のお金を費やしたり、自分でも兵器について色々調べたりもしている。なぜシュナイゼルが、兵器に興味があるのかというと、兵器を持っている=相手を抑制する材料になる、という考えを持っているからである。
いざ戦闘になった時に、非常に強力な兵器の後ろ盾があると、それを理由に相手をコントロールしてひれ伏させることができる。シュナイゼルはあくまでも合理的に戦闘で勝利する方法を考えているのだ。実際に天空要塞ダモクレスの地下にフレイヤの発射口を設置していた。フレイヤを使えば、何人もの人の命がなくなってしまうのだが、シュナイゼルはそんなことお構いなしでいざとなったら使うといった非情さを見せていた。
シュナイゼルは、兵器開発を行う為にロイドやセシルだけでなく、ルルーシュのニーナも手中に収めていた。ニーナはシュナイゼルが自分を認めてくれた、見下すことなく自分のことを見てくれていると思い込み、シュナイゼルの為に必死に兵器開発をする。シュナイゼルはニーナの弱みにつけこみ、完璧なまでにコントロールしていたのだ。
人物像⑦人々を恐怖で支配する
コードギアスの終盤では、ルルーシュが皇帝になり、いよいよシュナイゼルは後がなくなってしまう。シュナイゼルは最終兵器として、今まで研究を重ねて作り上げた天空要塞「ダモクレス」を起動することになるのだが、ダモクレスを起動させることで、民衆を恐怖で支配しようと考えていたのだ。民衆の支持を得ることが重要だと発言していたシュナイゼルだが、最終的には実力行使するという選択をする。
シュナイゼルが兵器を使って人々を恐怖に陥れるのは、ブリタニアの中でも反対の声が上がった。しかしシュナイゼルはそんなことお構い無し。反対意見があったとしても、いつものように上手く言いくるめ、自分の思い通りに行動を進める。恐怖で相手を威嚇するしか方法がなくなってしまったシュナイゼルは、ここでようやく本性を見せることとなった。
人物像⑧スザク離反
コードギアスの見所の1つは、ブリタニアに反するブリタニア皇族のルルーシュと、ブリタニアを守ろうとするイレブンのスザクの関係だ。二人は幼少期からの大親友であり良きライバル。スザクはルルーシュがゼロであることを知りショックを受けるのだが、黒の騎士団に入ることを決意する。しかし、スザクは黒の騎士団を離反することになったのだ。その原因となったのが、シュナイゼルだった。
シュナイゼルはスザクの性格もルルーシュの性格も熟知しており、言葉巧みにスザクの心をコントロールしていった。スザクはまんまとシュナイゼルの思惑通り、黒の騎士団を離反してしまう。スザクが離反したことで、ルルーシュはシュナイゼルに対してさらに対抗意識を燃やすのだが、いつもルルーシュの一枚上をいくシュナイゼルの話術、頭脳はさすがだという声も多かった。ルルーシュとシュナイゼルの頭脳攻防戦も見所のひとつ。
シュナイゼルの最後
シュナイゼルの最後①ルルーシュに敗北
コードギアスでルルーシュの前に立ちはだかる最強の敵としてストーリーを盛り上げてくれたシュナイゼルだが、最後はルルーシュに敗北してしまう。シュナイゼルの最後は、天空要塞である「ダモクレス」を起動し、フレイヤの恐ろしさで民衆を恐怖で支配しようとしてしまうのだ。シュナイゼルは父のように民衆を恐怖で支配することはしないと発言していたのだが、追い込まれていった結果、恐怖による支配にたどり着いたのだ。
天空要塞「ダモクレス」の地下にはフレイヤが設置されており、攻撃しようものなら、一帯が吹き飛ぶような構造になっている。シュナイゼルは絶対に攻撃されないように、ダモクレスの中にルルーシュの最愛の妹であるナナリーを滞在させていた。ルルーシュは卑怯な手を使うシュナイゼルに怒りをあらわにしつつ、シュナイゼルに勝つ方法を見出していく。結果として最終的にはルルーシュとスザクが協力してシュナイゼルを倒した。
シュナイゼルの最後②ルルーシュの配下に
シュナイゼルはルルーシュに敗北するのだが、最後はルルーシュにギアスで操られてしまう。ルルーシュは最後にギアスをかけたことで、シュナイゼルを自分の配下に押し入れたのだ。シュナイゼルは最後ルルーシュとの戦いに破れて命を落とすと思っていた人も多かったのだが、意外にも生き残ってルルーシュの右腕となる。この結末は賛否両論あったものの、今後のブリタニアの発展の為にも大事な戦力となるのは間違いない。
シュナイゼルを殺すことなく、支配下に押し入れて利用することこそが、ルルーシュにとって一番の勝利だったのだ。ルルーシュよりも一枚上手のシュナイゼルを手に入れたルルーシュは、イレブン解放に向けて行動を進めた。
シュナイゼルの名言集
シュナイゼルの名言①「国とは、領土でも体制でもない…」
コードギアスには、数多くの名言が存在しているのだが、シュナイゼルの名言と言えば、「国とは、領土でも体制でもない…」だ。国というのは、領土でも体制でもなく、人だということをはっきり宣言しており、民衆の支持がなくなってしまった大宦官に対して、ブリタニア国に入る資格はないと言い放ったのだ。シュナイゼルは最初から父の群衆に対する態度に嫌気がさしており、人々を大事にしたいと心から思っている人物。
冷酷な一面があるシュナイゼルだが、ただ力で支配する政治ではなく、民衆から支持を得ることこそ重要だと考えている。ただ、民衆が幸せになる為に、という思考ではなく、国を良くする為、人々の反乱がなく安定した国家を作る為に民衆からの支持を得ないといけないという考えなので、優しいだけの人物ではない。シュナイゼルは、政治も全て戦略的に考え、一番争いが少ない方法を常に見出しているのだ。
シュナイゼルの名言②「人の本質とはね…」
シュナイゼルの名言2つ目は、「人の本質とはね…」だ。シュナイゼルは、「人の本質=支配されたい」と発言しており、支配されることこそ民衆の幸せだと考えている。シュナイゼルの少し怖い一面がこの言葉からひしひしと伝わってくるのだが、自分が王になれば、民衆を幸せにできると心から思っている。シュナイゼルのこの発言に確かにそうだなと納得した人も多い反面、シュナイゼルが怖く見えるようになったという人もいる。
シュナイゼルの声優
井上倫宏のプロフィール
シュナイゼルの声優を担当しているのは、井上倫宏という人物で、声優や俳優として活躍している。今までに数多くのアニメ作品にも声優として登場しており、アニメや声優界では有名な人物。声優の他に、俳優としてもテレビドラマに出演しており、幅広く活動を行っている。所属事務所は、声優事務所ではなく、演劇集団円であり、井上倫宏自身も声優だけではなく、演者として今後も活動を続けたいと話している。
シュナイゼルの声優【井上倫宏】のプロフィール
- 本名:井上則弘
- 生年月日:1958年3月7日
- 出生地:神奈川県
- 身長:175cm
- 職業:俳優、声優
- ジャンル:テレビドラマ・舞台・アテレコ・声優吹き替え
- 所属:劇団演劇集団 円
- 事務所:円企画
井上倫宏の主な出演作品
出典: https://lrnc.cc
テレビドラマ出演作
- 真田太平記(木村重成)
- 太平記(四条隆資)
- 火曜サスペンス劇場
- 土曜ワイド劇場「探偵事務所 (2) 7つの予告殺人プログラム!」(篠崎武雄)
- 銭形平次
- 炎の奉行 大岡越前守(池田大助)
- 徳川慶喜(稲葉正邦)
- 葵 徳川三代(勧修寺光豊)
- ラブコンプレックス
- 非婚同盟(並川大吉)
テレビアニメ(声優)出演作
- MASTERキートン(平賀=キートン・太一)
- 金田一少年の事件簿(和田守男)
- 週刊ストーリーランド(ミル)
- 地球防衛企業ダイ・ガード(桜田栄二郎)
- 陽だまりの樹(坂本竜馬)
- フルーツバスケット(草摩籍真)
- クリスタル ブレイズ(キトー)
- まかでみ・WAっしょい!(ほむら1型)
- 魔法遣いに大切なこと 〜夏のソラ〜(権田伊佐夫)
- それでも世界は美しい(アキ)
劇場版アニメ(声優)出演作
- MARCO 母をたずねて三千里(マルコ・ロッシ〈青年期〉)
- メトロポリス(アトラス)
- 劇場版 遙かなる時空の中で 舞一夜(帝)
- 劇場版 魔法先生ネギま! ANIME FINAL(高畑・T・タカミチ)
- 名探偵コナン 11人目のストライカー(本浦圭一郎)
- コードギアス 反逆のルルーシュ I - III(2017年 - 2018年、シュナイゼル・エル・ブリタニア)
映画吹き替え(声優)出演作
- ER緊急救命室(マーク・グリーン)
- サンダーバード(ブレインズ)
- フォーガットン(ジム・パレッタ)
- マイ・ハート、マイ・ラブ(ロジャー)
- 彼女がラブハンター(コ・マンス)
- ソウルウェディング〜花嫁はギャングスター3〜(サンマ)
- ファンタスティック・カップル(チャン・チョルス)
- ウィンター・ソング(天使)
- お願い、キャプテン(キム・ユンソン)
- 宮廷女官チャングムの誓い(ミン・ジョンホ)
シュナイゼルに関する感想や評価
シュナイゼルは、コードギアスの中でも非常に人気の高いキャラクターだ。シュナイゼルと声優のイメージがぴったりという声も多く、落ち着いた雰囲気と、鳥肌が立つような非情さに惹かれるという人も多い。シュナイゼルの声優や、個性が最高、素敵、という声も多い。
ルルーシュも良いけどシュナイゼル様も素敵😍💘 #コードギアス #コードギアス反逆のルルーシュ pic.twitter.com/dSF6I732qW
— Moonlight Diva (@heroesstardust) December 3, 2017
シュナイゼルは非情なだけでなく、心優しい一面もある。スザクに、生きるということを伝えたのも実はシュナイゼルだった。シュナイゼルはスザクに明日の約束をすることで、明日まで生きる理由をスザクに与えている。
シュナイゼル殿下がスザクにくれたものは明日の約束、それが最初で最後の贈り物。「君が喜んでくれると思って」あいしてるよ、かなしいね。 http://t.co/Ab0YvqBCi4
— 七草 (@nanatu80) July 25, 2015
ゼロ様へ。
コードギアスを最後までみて涙する人も多い。コードギアスは声優陣も豪華で、ベテラン勢も多いことから、演技も上手く、思わずストーリーにのめり込んでしまったという人も多い。コードギアスはあらすじだけでなく、声優にも注目だ。
コードギアス見終わりまちた〜😭
— いちる (@itiru_0) May 26, 2018
フィルムはシュナイゼルだったんお、
はあ最後やっぱ泣いた…
もう…やばい pic.twitter.com/krPLcgeT2o
シュナイゼルはルルーシュの兄であり皇族でもある。皇族の若い頃が登場するシーンがあり、バラ園にいる若い頃のシュナイゼルが好きだという人もいる。シュナイゼルの生い立ちを見てみたいという声も多くあがっている。
特に好きな新規カットは序盤の皇族の若かりし頃、バラ園のシュナイゼル、ダーツするルルーシュ、最後のルルーシュの所!!
— でんろく (@denrock88) October 21, 2017
シュナイゼルはルルーシュに敗北したものの、最後までルルーシュを追い詰めていた。というのも、シュナイゼルは言葉巧みにナナリーをコントロールし、ルルーシュに戦いをやめてと説得するように仕向けていたのだ。最後の最後までルルーシュを追い詰めるシュナイゼル、そしてルルーシュがナナリーにギアスを使ってしまうのか、など最後のクエストも見所満載だ。
シュナイゼルを退けた後に立ちはだかる最大の壁。
— ぱすくろ@Skeb受付中 (@zes_F) April 8, 2019
シャルルのギアスを打ち破り目が見えるようになったのは喜ばしいのだけど、「ルルーシュがギアスを掛けられる」状況でもある。
生きる理由の全てだった妹に命令を強制するのか?これがルルーシュに課せられた最後のクエスト…… pic.twitter.com/oPG6Gwjimb
シュナイゼルについてまとめ
シュナイゼルについてまとめはいかがだっただろうか。ブリタニア帝国第二皇子であり、ルルーシュの兄でもあるシュナイゼルは、コードギアスで非常に重要な人物。そんなシュナイゼルの性格や思考を知ると、最後の結末やルルーシュとの対決や会話など、また新しい視点で楽しむことができる。ルルーシュにとって最後の強敵であり、尊敬している兄シュナイゼル。間違いなくシュナイゼルはルルーシュにとって最大の敵だった。
ルルーシュ以上に頭が切れるシュナイゼルがいたおかげで、コードギアスのアニメ自体が盛り上がったという意見も多い。冷血な性格をしているものの、紳士的でかつ落ち着いた印象を持つシュナイゼルは、ファンからの人気も高いようだ。コードギアスはシュナイゼルの最後を知った人でも楽しめる作品になっているので、まだ一度も【コードギアス 反撃のルルーシュ】を見たことがない人は、ぜひ一度ご覧あれ。