【コードギアス】ルルーシュとC.C.の関係は?出会いから契約・願いまで考察

主人公の少年「ルルーシュ・ランペルージ」が不老不死の少女「C.C」と出会い、特殊能力である「ギアス」の力を手に入れ、超大国「神聖ブリタニア帝国」に反乱を巻き起こす物語である『コードギアス』は、サンライズが制作するオリジナルのロボットアニメ作品です。『コードギアス』シリーズはコミックを始め、テレビアニメや舞台、ゲーム関連と様々な作品が登場した超人気漫画でもあり、本作に登場するルルーシュとC.Cの関係や2人の出会いから契約・願いまで色々と考察していきますので、是非ご覧ください!

【コードギアス】ルルーシュとC.C.の関係は?出会いから契約・願いまで考察のイメージ

目次

  1. ルルーシュとC.Cの関係とは?
  2. ルルーシュとC.Cの出会い
  3. ルルーシュとC.Cの契約
  4. ルルーシュとC.Cの願いを考察
  5. ルルーシュとC.Cのギアスの能力
  6. ルルーシュとC.Cに関する感想や評価は?
  7. ルルーシュとC.Cの関係まとめ

ルルーシュとC.Cの関係とは?

『コードギアス』に登場する主人公の少年ルルーシュ・ランペルージと不老不死の少女C.C(シーツー)の関係とは、ズバリ「共犯者」であり、お互いに信頼し合う関係だったと言えます。2人は偶然の再会から「ギアス」という特殊能力によって繋がりができ、ルルーシュはC.Cから「絶対遵守のギアス」を授けられ、C.Cはルルーシュに「絶対遵守のギアス」を授けたので、お互いが合意の上で契約が成り立ったことを意味しています。

「ギアス」の力を得たルルーシュは、超大国「神聖ブリタニア帝国」に対して反乱を起こします。対するC.Cは自分の願いを叶えることを条件にして、ルルーシュに特殊能力であるギアスを授けました。これにより両者はお互いの真意を知る者として、契約者同士の関係となったのです。

コードギアス反逆のルルーシュの作品情報

『コードギアス』は、テレビアニメ第1期『コードギアス 反逆のルルーシュ』が2006年10月~2007年3月まで放送され、続く第2期『コードギアス 反逆のルルーシュR2』が2008年4月6~9月28日まで放送。『コードギアス』のOVA作品として、『コードギアス 反逆のルルーシュ ナナリーinワンダーランド』が2012年7月27日に発売しました。

劇場版3部作として、2017年10月21日に第1作目『コードギアス 反逆のルルーシュⅠ 興道(こうどう)』、2018年2月10日に第2作目『コードギアス 反逆のルルーシュⅡ 叛道(はんどう)』、2018年5月26日『コードギアス 反逆のルルーシュⅢ 皇道(おうどう)』が公開されました。『コードギアス』を題材にした様々なメディアミックスとして、コミックス・舞台・ミュージカル・ゲーム・パチスロ・フィギュアなどがあります。

コードギアス反逆のルルーシュの概要

『コードギアス』とは、テレビアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』が基となって展開されたシリーズ作品のことです。しかし、『コードギアス』シリーズとしてコミックス作品においてはテレビアニメ版とは一部の作品で主人公が異なっており、その他の主要キャラは同じであるが世界観や細かい設定などが違い、テレビアニメ版には登場しない組織などが描写された内容となっています。

本作に登場する超大国「神聖ブリタニア帝国」は世界の3分の1を支配する大帝国であり、そのブリタニア帝国の植民地とされる「エリア11」と呼ばれる近未来の日本が舞台となっています。その国に存在する人々も「日本人」ではなく「イレヴン」という名称になっています。

コードギアス反逆のルルーシュのあらすじ

超大国である「神聖ブリタニア帝国」は、皇歴2010年8月10日に地下資源「サクラダイト」を巡って対立していた「日本」に宣戦布告して占領します。占領されて植民地となった日本は「エリア11」、日本人は「イレヴン」と呼ばれるようになりました。人型兵器「ナイトメアフレーム」を扱うブリタニア帝国は、その力で世界の3分の1を支配下に収めており、その日本が侵略されてから7年後の物語です。

本作の主人公で日本に住むブリタニア人の少年ルルーシュ・ランペルージが、謎の美少女C.Cと出会い、C.Cによって特殊能力「ギアス」を授ける代わりに、C.Cの願いを叶えることを条件にC.Cと契約を結びます。そのギアスは他人に自分の命令を強制できる「絶対遵守の力」で、ルルーシュはその能力を使い暗殺された母親の仇と妹・ナナリーが安心して暮らせる場所を作るため、レジスタンス組織を結成し、大国に戦いを挑みます。

ルルーシュのプロフィール

  • 名前:ルルーシュ・ランペルージ(主人公)
  • 本名:ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア(Lelouch vi Britannia)
  • 経歴:「神聖ブリタニア帝国」の元第11皇子で第17皇位継承者
  • 誕生日:皇歴2000年12月5日
  • 血液型:A型
  • 身長:178cm
  • 身体的特徴:容姿端麗・黒髪・紫の瞳
  • 性格:頭脳明晰・沈着冷静・強い意志を持つが執着心が強いため、切り替えが遅い
  • ギアス:「絶対遵守の力」

ルルーシュは超大国「神聖ブリタニア帝国」の元第11皇子であり、第17皇位継承者でした。容姿端麗で頭脳明晰、成績も優秀なルルーシュは、アッシュフォード学園で生徒会副会長を務めています。偶然がもたらしたC.Cとの出会いによって、ルルーシュは「ギアス」を授けられる契約をC.Cと交わします。その後、ルルーシュは仮面の男「ゼロ」として、レジスタンス組織「黒の騎士団」を結成し、祖国ブリタニア帝国に反逆するのです。

C.Cのプロフィール

  • 名前:C.C(シーツー)
  • 本名:セラ・チャールズ(初期設定)
  • 経歴:幼少時代は奴隷で救われたシスターに「ギアス」の能力を授けられ、同時に不老不死となる
  • 誕生日:不明
  • 血液型:不明
  • 身長:168cm
  • 身体的特徴:緑色の髪・金色の瞳・額に刻印と左乳房の下にギアスの紋章に似た傷跡
  • 性格:寂しがり屋で愛情深く、頭の回転は速い
  • ギアス:「誰からも愛される力」

C.Cは緑色の髪と金色の瞳を持つ不老不死の美少女で、特殊能力「ギアス」を他者に授けることができます。実年齢などC.Cに関する情報は一切分からず、とにかく謎に満ちた存在です。作中ではルルーシュがナリタ攻防戦の後にC.Cの名前(本名)を知り、C.Cが16歳の頃に人間を辞めたこと、C.Cの初期設定が「セラ・チャールズ」であったことは明らかになっています。また、ルルーシュとC.Cはお互いの要求を承諾して契約しています。

ルルーシュの過去

ルルーシュの過去は、超大国として存在する「神聖ブリタニア帝国」第17番目の皇位継承権を持つ第11番目の皇子として誕生しました。幼少期に母の皇妃マリアンヌ・ヴィ・ブリタニアが暗殺され、妹のナナリーも銃撃された際に足が不自由になり、加えて目も見えなくなってしまうという不幸に見舞われます。おまけに父の皇帝シャルル・ジ・ブリタニアによって、ルルーシュ兄妹は日本に外交手段の人身御供として送られてしまいます。

その1年後、ブリタニアが日本を侵略し、公には死亡扱いとなり、日本で親友となった枢木スザクと生き別れとなってしまいます。その後、妹と共に没落した貴族のアッシュフォード家に庇護され、ランペルージ姓を名乗り素性を隠したまま、帝国に対する復讐心を抱きながら生活を送っていました。しかし偶然にもC.Cと出会い、2人はお互いの真意を知った上で契約を交わし、強い信頼関係で結ばれた対等なパートナーになります。

C.Cの過去

C.Cの過去は、中世ヨーロッパ時代に奴隷として扱われていました。「嚮会」の不老不死のシスターと出会い助けられたことで、シスターと「ギアス」の契約を交わします。「誰からも愛される力」を与えられたC.Cは、そのギアスの能力によって誰からも無条件に愛され、穏やかで幸せな時を過ごしていましたが、次第に本当の愛を見失い、ギアスが効かないシスターだけに信頼を寄せるようになっていました。

しかし、そのシスターからは不老不死の運命を押し付けられ、自身がその不老不死の運命を辿ることになってしまいます。強制的に継承させられた不老不死の運命をC.Cは、「自分がギアスを与えた者から誕生した資格者」に引き継がせたいと考えるようになり、自身の「死」を迎えることが目的であり、それが自分の願いであると捉えて生きてきました。そして、ルルーシュとの出会いと関係によって、その考え方は大きく変化していきます。

一見対等な2人の関係

ルルーシュとC.Cの2人の関係は、「共犯者」として対等な関係をC.Cがルルーシュに望み、ルルーシュもまたC.Cが望んだことを最後まで尊重し続けていたので、お互いに強い信頼関係で結ばれた「対等なパートナー」として捉えています。ルルーシュはC.Cを思いやり、C.Cもまたルルーシュを最後まで傍で見守り続けていました。お互いに相手のことを想い、信頼し合う関係は、すでに「共犯者」としての関係以上のものとなっています。

コードギアスシリーズ公式サイト

ルルーシュとC.Cの出会い

では、ここからは「ルルーシュとC.Cの出会い」についてご紹介していきます。2人の出会いはどのようなものだったのか?2人の出会いによって何があったのか?を順番に解説していきますので、是非ご覧ください!

出会いは偶然

ルルーシュとC.Cの出会いは「偶然」のものでした。反ブリタニア勢力のレジスタンス組織である「扇グループ」は、軍から生物兵器が入っているとされるカプセルを強奪し、そのカプセルの中で眠っていたのがC.Cだったのです。ルルーシュはブリタニア軍と扇グループの抗争に巻き込まれ、その時にカプセルの中から現れたC.Cと出会います。

絶体絶命

C.Cとルルーシュは偶然の出会いにより、「ギアス」の契約を交わしますが、その直後にブリタニア軍に射殺されそうになったルルーシュをC.Cは庇って撃たれてしまいます。しかし、射殺されたC.Cは実は生きていて、その後ルルーシュの前に姿を現します。それ以来、C.Cはルルーシュの「共犯者」として最後まで傍で支え続けた存在であり、ルルーシュの本当の願いも知っています。

また、敵に狙われた際にはルルーシュを守るためにあえてルルーシュを突き放したり、ルルーシュが絶体絶命のピンチに追い込まれた時、「ゼロ」の衣装で現れて自身が囮となってルルーシュの危機を救ったりしています。

ルルーシュにギアスを授けたC.C

反ブリタニア勢力のレジスタンス組織である「扇グループ」が軍から強奪したカプセルの中で眠っていたC.Cは、偶然その場に居合わせたルルーシュに「自分の願いを1つ叶えること」を条件に契約を交わして「絶対遵守の力」であるギアスを授けました。

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ルルーシュとC.Cの契約

さて、ここからは「ルルーシュとC.Cの契約」についてご紹介します。「2人の契約」から「契約に動じなかったルルーシュ」、「2人の目的は同じ?」と題して、それぞれネタバレありの詳しい解説付きです。どうぞじっくりご覧ください!

2人の契約

レジスタンス組織と軍の抗争に巻き込まれたルルーシュは、レジスタンスが軍から強奪したカプセルの中から現れたC.Cと出会います。2人は爆破に紛れてその場から逃げますが、ルルーシュの携帯が鳴り、見つかってしまいます。軍人たちに取り囲まれて射殺されそうになったのをC.Cが庇い、逆に撃たれてしまいます。もはやこれまでかと思われたその時、ルルーシュの頭の中にC.Cの呼びかける声が聞こえてきたのでした。

「終わりたくはないのだな?お前は。お前には生きるための理由があるらしい。力があれば生きられるか?これは契約。力をあげる代わりに私の願いを一つだけ叶えてもらう…王の力はお前を孤独にする。その覚悟があるのなら」と。その問いかけに対し、ルルーシュは「いいだろう。結ぶぞ、その契約」と答えます。この契約により、ルルーシュは「絶対遵守」というギアスを授かり、軍人たちに自決を命じるのでした。

契約に動じなかったルルーシュ

ルルーシュの頭の中に聞こえてきたC.Cの呼びかけに応じたルルーシュ。C.Cはルルーシュに対し、力を与える代わりに自身の願いを一つだけ叶えることを提示してきます。そして、「契約すればお前は人の世に生きながら人とは違う理で生きることになる。異なる摂理、異なる時間、異なる命。王の力はお前を孤独にする。その覚悟があるのなら…」と問うC.C。その問いに対し、ルルーシュは一切迷うことなく契約を交わすのでした。

2人の目的は同じ?

ルルーシュとC.Cは運命的な出会いから、突如として契約に至った訳ですが、実はC.Cはルルーシュの幼少期の頃を知っていました。レジスタンスが強奪したカプセルから現れる直前にルルーシュの頭の中に「見つけた!」という謎の声が聞こえてきます。ルルーシュが幼少期の頃に人質として送られた日本は、ブリタニアが侵略して多くの人々が犠牲になりました。

その光景を目の当たりにしたルルーシュは、帝国に対する強い復讐を心に刻みます。その一方で、C.Cも死ぬこともできずに長い時を生きる地獄を味わっていました。自分に不老不死の運命を負わせる元となったギアス能力者を誕生・研究する秘密組織「ギアス嚮団」を結成させていたブリタニアのシャルル皇帝。そして、その憎むべき相手に復讐したいと願っていたルルーシュとC.Cの目的は同じだと言えるのではないでしょうか。

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ルルーシュとC.Cの願いを考察

続きましては、「ルルーシュとC.Cの願い」について考察してみましょう。ルルーシュの願いとは?C.Cの願いは本当の願いではない?2人の願いをそれぞれの立場からじっくりと検証してみたいと思います。それにより、2人の真実の願いが分かりますので、最後の結末まで知りたくない方は注意してください!

ルルーシュの願いは反逆

ルルーシュは元々、超大国「神聖ブリタニア帝国」の皇族として誕生した生粋のブリタニア人なのです。しかし、父のシャルル皇帝に母で皇妃のマリアンヌが暗殺された際に外交取引の材料として、妹のナナリー共々日本に送られてしまいます。しかし、この外交取引のための人質とされたルルーシュとナナリーは、実は父・シャルル皇帝が双子の兄・V.V(ヴイツー)の魔の手から守るためにしたことだったのです。

ですが、ルルーシュは母・マリアンヌ皇妃の暗殺を防げなかった父であるシャルル皇帝を恨んでおり、更にルルーシュとナナリーがいる日本を侵略したことで、結果的にルルーシュからも憎まれることになりました。そして幼い頃に復讐を誓ったルルーシュの願いでもあった祖国ブリタニアに反逆するに至ったのです。

C.Cの願いは死?

C.Cは自分に不老不死の運命を強制的に押し付けたシスターのように、誰かに「ギアス」の能力を授け、授かったものがギアスを増発させることによって、自らのギアス能力が消滅し、不老不死のコード(刻印)が授けた相手に吸収されることを目論んでいました。そうすることによって、自分が長い間ずっと縛られ続けていた不老不死から解き放たれ、人としてようやく終わりを迎えられる「死」を望んでいたからです。

自分の周りの者たちが「死」を迎え、自分の前からいなくなっていくのを長い間ずっと見続けてきたC.Cにとって、それは孤独で途方もなく苦しいものだったに違いありません。そんな呪縛から解放されたいと思ったC.Cの本来の願いが、「自身が死を迎えること」だったとしても何ら不思議ではないからです。

C.Cの本当の願い

C.Cの本来の願いは、「自身が死を迎えること」でした。しかし、ルルーシュと出会い、ルルーシュの願いを知った上で共に行動していく内に次第にルルーシュと心通わせる自分に気付きます。不老不死の運命から解き放たれたいと願い、「死」を望んでいたにも関わらず、C.Cはルルーシュの傍にいたいと思うようになります。それは、ルルーシュが不老不死の運命を背負っている自分に対して、決して臆することなく接してくれるからです。

C.Cはルルーシュに「自分の願いを一つだけ叶えること」を条件にギアス継承の契約を結びましたが、『コードギアス』の終盤にはルルーシュがC.Cに対して「お前の本当の願いは真に愛されることだ」と言う場面があります。ルルーシュから指摘されても分かるように、「誰からも愛されるギアス」によって強制的に無償の愛を注がれ続けていたC.Cにとって、心から愛されたいと思うのは仕方のないことだったのかもしれません。

ルルーシュを見届けたC.C

『コードギアス』最終回、ルルーシュが自身の命を懸けてまで行おうとしていた計画。それが「ゼロレクイエム」です。ゼロレクイエムとは、「ブリタニア帝国第99代皇帝の地位についたルルーシュが世界を独裁政治で支配し、民衆の憎しみを全て自分に向けられるようにしてから、幼馴染で親友の枢木スザクに自身を討たせる」という計画で、これは新世界を創り出すためにルルーシュとスザクが望んだ計画だったのです。

枢木スザクは「ゼロ」の姿で旧ブリタニア勢力や黒の騎士団幹部たちの公開処刑の場に現れ、ルルーシュを剣で貫きます。2人で計画したゼロレクイエムは完遂され、独裁者・皇帝ルルーシュは討たれ、世界に平和が訪れます。ルルーシュの本当の願いを知り、最後まで傍で見守り続けたC.Cは、ルルーシュと真のパートナーの関係であり、またルルーシュとの関係によってC.Cの心も救われたのではないでしょうか。

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ルルーシュとC.Cのギアスの能力

『コードギアス』に登場する主人公・ルルーシュと謎の美少女・C.Cに関する様々な情報を解説してきましたが、それもいよいよ終盤を迎えようとしています。ここではもう1度、「ルルーシュとC.Cのギアスの能力」について一緒におさらいしてみましょう!

「ギアス」とは、不老不死のコード(刻印)を持つ者(C.CやV.V)によって他者に特殊能力を発現させることができる力のことです。「王の力」とも呼ばれ、他者の思考に干渉することができます。与えられたギアスは対象者の素質や願望が能力として現れ、人によってその能力は異なります。能力が発動されると片目に「赤い鳥のような紋章」が浮かび上がるのが特徴。ギアス所持者には効果がありますが、コード所持者には効きません。

ルルーシュの能力は絶対遵守

ルルーシュはC.Cと契約を結び、「ギアス」の能力を授かりました。授かったギアスは「絶対遵守の力」で、他者に自分の命令を強制できるという能力です。「思い通りにならない世界を思い通りにしたい」というルルーシュの願望と、ルルーシュの根本にある「人と繋がりたい」という思いがそのまま具現化した命令形のギアスで、他者にそのギアスを使用する場合は、対象者と直接目を合わせなければなりません。

また、複数の対象者に対して同時に使用することは可能だが、同じ対象者に対してそのギアスを使用できるのは1回のみとなり、命令のキャンセルもできません。ただし、ギアス解除の能力を持つギアス所持者に解除された場合においては、再度使用することができます。また、不老不死のコードを持つ者には、その証として額にコードと呼ばれる刻印(ギアスの紋章)があります。

C.Cの能力は誰からも愛される

C.Cは不老不死のコードを持っている「嚮会」のシスターと契約し、そのシスターによって発現されたギアスは「誰からも愛される力」で、全ての人が心からC.Cを愛するようになるという能力です。ルルーシュのギアスと同様に命令形のギアスであり、C.Cが幼少期の頃にこのギアスを授かり、成年期に入ってギアスが暴走したことでコード所持者であるシスター以外の全ての人にギアスがかかってしまいました。

C.Cのように不老不死のコードを持つ者にはその証として、額にコードと呼ばれる刻印(ギアスの紋章)があるのも特徴です。そして、C.Cの体には左乳房の下から脇腹にかけてギアスの紋章に似ている謎の傷跡のようなものがあります。

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ルルーシュとC.Cに関する感想や評価は?

「ルルーシュとC.Cに関する感想や評価」をネット上では一体どのようなものがあるのか見てみました。こちらでは主にTwitterからの情報を基にして、いくつか挙げていますので視聴者の声を是非ご覧ください。

こちらの意見は、ルルーシュに対するものです。同性の方からコメントのようで、ルルーシュというキャラクターが異性だけではなく同性の方からも支持を受けている様子が伺えます。同性の目から見てもルルーシュはかっこいい存在であるようで、惚れてしまいそうなくらいのレベルのようです。異性を問わず人気があるルルーシュというキャラクターの奥深さが伝わってきます。

こちらの意見も、ルルーシュに関するものです。ルルーシュと言えば、読者にはやはり「シスコン」として映ってしまうのでしょう。妹・ナナリーに向ける無償の愛が、ルルーシュのそれをまさに物語っています。母を失い、おまけに目を見えなくなり、足まで動かなくなってしまったナナリーを前にしたら仕方のないことなのかもしれません。妹に注ぐ愛情は、きっと母親の分まで含めた愛情表現なのでしょう。

こちらの意見は、ルルーシュとC.Cの関係について書かれています。ルルーシュにとってのパートナーはC.Cであるとの評価で、2人の関係を最高のパートナーとして見ている様子が伺えます。やはり読者やファンにとっては、ルルーシュとC.Cの関係は「パートナー」以外の何者でもないのでしょう。

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ルルーシュとC.Cの関係まとめ

最後に「ルルーシュとC.Cの関係」をまとめていきます。ルルーシュはC.Cと出会い、ギアスの能力を授かり祖国ブリタニアに復讐を企てました。C.Cもまたルルーシュと出会い、ギアスを授けたことで共に行動をするようになり、心を通わせていきます。不老不死の運命から逃れるために「死」を望んでいたC.Cは、やがてその気持ちが「生」という方向へ変わっていきます。ルルーシュとの関係によって、C.Cの心が救われたのです。

お互いに信頼し合うことのできる対等な関係のパートナーとして、ようやくC.Cは心から人を信じることができ、自分に希望を持って生きるという選択をさせてくれた人に出会うことができたのです。そんな最高のパートナーとしてのルルーシュとC.Cの関係を是非、迫力のある声優さんたちの声を聴きながらご覧になってみてはいかがでしょうか?

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