【名探偵コナン】あの方の正体は一体誰？黒幕・烏丸蓮耶に関する伏線や謎を考察

「あの方」とは、『名探偵コナン』に登場する「黒幕」になります。黒幕は、一体誰なのでしょうか…？烏丸蓮耶が＝「あの方」と推理をしている場面などもあり盛り上がりを見せていました。黒幕は、本当に烏丸蓮耶なのでしょうか…？漫画原作のネタバレをしながら、黒幕の正体に迫っていきましょう。

『名探偵コナン』の作品情報をご紹介します。『名探偵コナン』は、日本だけでなく世界中で愛されている推理漫画作品です。原作者は青山剛昌先生です。（2019年10月時点）単行本は、96巻まで発売されており、『週刊少年サンデー』にて連載が続いています。

連載開始から20周年を迎えている漫画として知られており、ロングセラーとなっています。『名探偵コナン』のスピンオフ作品である「ゼロの日常-ティータイム-」や「犯人の犯沢さん」なども人気となっています。

『名探偵コナン』は、1996年に日本テレビ系列の読売テレビにて放送開始されています。30分アニメとなっており、放送20年を突破しているロングセラーのアニメ番組になっています。原作のストーリーだけでなくアニメオリジナルストーリーも交えながら放送されているのがポイントです。原作やアニメだけでなく、劇場版やOVA作品も人気となってる作品としてたくさんの世代に愛されている作品です。

劇場版作品は、2019年で23作目が公開されており、90億円以上の興行収入を突破している作品になっています。

「黒ずくめの組織」によって工藤新一が「APTX（アポトキシン）4869」を投与されて身体が幼児化してしまいます。生きていることがバレると「黒の組織」に命を狙われる可能性が高くなるため「江戸川コナン」として幼馴染の毛利蘭の家にお世話になることになります。毛利小五郎の探偵の仕事にコナンも同行をして、「眠りの小五郎」として推理をするコナン。

事件を解決に導きながら、「黒の組織」の情報を集めていきます。「黒の組織」を追いかけているのはコナンだけではなく、FBI・CIA・日本の公安警察などです。彼らと共にコナンは、「黒の組織」に立ち向かおうとしているのです。

【江戸川コナンの正体を知る人物の名前の一覧表】

• 灰原哀（宮野志保）
• アガサ博士
• 赤井秀一 （沖矢昴）
• ベルモット（シャロン・ヴィンヤード）
• 工藤優作・工藤有希子
• 服部平次
• 世良真純
• 怪盗キッド（2代目）
• 本堂瑛祐

現在、安室透はバーボンとして「黒の組織」に潜入調査をしており組織の人物から「工藤新一」について調べるようにという命令が下っています。しかし、コナンが工藤新一であることには気づいてないということが分かっています。

『名探偵コナン』では、連載当初から「あの方」という存在がありました。しかし、「あの方」とは誰なのかはっきりとわかっていない存在でした。分かっていることと言えば、「黒の組織」のNO.1の人物であるということです。それでは、あの方とは一体誰なのでしょうか…？

「黒の組織」の正体とは一体何者なのでしょうか…？そもそも「黒の組織」とは、『名探偵コナン』に登場する架空の国際的犯罪組織集団のことを指します。「黒の組織」＝「黒ずくめの組織」とも呼ばれています。「黒の組織」とは、仮の名前であり、本当の組織名が「別にある」ことが作者の青山剛昌先生によって発表されているのですが、2019年10月時点では明らかになっていません。

なんでも、本当の組織の名前が分かってしまうと、全てがネタバレにつながってしまうため明らかになってないともいわれています。暗殺や薬を開発しており、「極秘プロジェクト」を進行している犯罪組織になります。そして、「黒の組織」の幹部クラスのメンバーには、コードネームが割り当てられており、全ての人がお酒の名前・カクテル名となっています。

【名探偵コナン・黒の組織のメンバー一覧表】

• あの方（烏丸蓮耶）
• ラム (Rum)：黒の組織ナンバー2
• ジン (Gin)
• ウォッカ (Vodka)
• ベルモット (Vermouth)
• キャンティ (Chianti)
• コルン (Korn)

【名探偵コナン・黒の組織のメンバー（故人）一覧表】

• ピスコ (Pisco)
• カルバドス (Calvados)
• テキーラ (Tequila)
• 宮野明美（みやのあけみ）※コードネームなし
• 宮野エレーナ（みやの エレーナ）※コードネームなし
• 宮野厚司（みやのあつし）※コードネームなし
• 楠田陸道（くすだりくみち）※コードネームなし
• 呑口重彦（のみぐちしげひこ）※コードネームなし

【名探偵コナン・黒の組織のメンバー（脱走者）一覧表】

• シェリー (Sherry)：宮野志保（みやのしほ）現・灰原哀
• 沼淵己一郎（ぬまぶちきいちろう）

【名探偵コナン・黒の組織のメンバー（潜入捜査員）一覧表】

• キール (Kir) ：本堂瑛海（ほんどうひでみ）
• ライ (Rye)：赤井秀一（あかいしゅういち）
• バーボン (Bourbon)： 降谷零（ふるやれい）・安室透（あむろとおる）
• イーサン・本堂（イーサン・ほんどう）※故人
• スコッチ (Scotch)： 諸伏 景光（もろふしひろみつ）※故人

「黒の組織」の黒幕である「あの方」の正体は、烏丸蓮耶か…？ということでここからは考察をしていきましょう。ネタバレになってしまいますが、「ラムがぬかった事件」と言われている【羽田浩司殺人事件】に残されたダイイング・メッセージから導き出したコナンと工藤優作の推理を詳しくご紹介します。

ネタバレ考察・1つ目は、「黒の組織」の黒幕の正体を導き出すことになったのは【羽田浩司殺人事件】の現場に残されていたダイイング・メッセージによるものでした。羽田浩司は、17年前に死んだプロの天才将棋棋士のことです。趣味のチェスの大会に出場するために渡米をしていましたが、ホテルにて事件に巻き込まれて死亡してしまいます。当時、この事件については解明されていませんでした。

しかし、灰原哀曰く「APTX（アポトキシン）4869」を飲んだリストの一覧表の中に工藤新一の名前の二つ下に「羽田浩司の名前が記載されていた」ことをコナンは聞くこととなりました。ここから、コナンは【羽田浩司殺人事件】には、「黒の組織」が何らかの関与をしていると推理したのです。パソコンで、コナンが事件について調べていくと、羽田浩司が残したダイイング・メッセージがあることが判明します。

羽田浩司の殺害現場には、「手鏡が散らばっていたこと」が分かったのです。この手鏡は、17年前の当時大流行していた化粧品メーカーがマスカラと同時に売り出していた商品だと灰原哀は説明します。この手鏡には「PUT ON MASCARA」と印字されていたのでした。この手鏡が、ただ散乱をしていたわけでなく、意図的に割られていることに気付いたコナン。「P」・「T」・「O」・「N」だけ別の場所にあったのです。

コナンたちは、羽田浩司が残したダイイング・メッセージとしてこの暗号を解くのです。「P」・「T」・「O」・「N」を除いて残った文字は「U MASCARA」となります。これは、何らかの暗号であると気づき、文字を並び替えてみると「ASACA RUM」となったのです。「RUM」は、黒の組織のナンバー2のコードネームになります。

羽田浩司は死ぬ直前まで、アメリカの資産家であるアマンダ・ヒューズと共にお茶をしていたことも分かっています。（彼女は、羽田浩司の大ファンだとあります。）そのアマンダ・ヒューズのボディーガードをしていた人物こそが「浅香（ASACA）」でした。「浅香（ASACA）」という人物は、事件直後から消息が不明になっているのです。コナンは、RUM（ラム）の正体（黒幕）を「浅香（ASACA）」と推理したのでした。

ネタバレ考察・2つ目は、「工藤優作とコナンの推理」に注目をしていきましょう。まず、コナンの推理では、「ASACA RUM」としており、「黒の組織」のナンバー2のラム＝「浅香」としていましたが、工藤優作の推理は少し違いました。父の工藤優作が導き出した答えとは、「ASACA」と「RUM」を二つの単語として考えるのではなかったのです。

工藤優作は、「ASACA RUM」を一つの単語のアナグラムとして考えており、この中で並び変えると「CARASUMA」になることが分かったのです。「CARASUMA」とはつまり、過去にほんの少しだけ登場した烏丸蓮耶のことを指しているという推理になっていました。

「黒の組織」の黒幕となる人物が「烏丸蓮耶」であることが判明した中で、衝撃的な作者のコメントがあったのを皆さんはご存知ですか…？ここでは、作者のコメントについてご紹介をしていきます。

「黒の組織」のボス（黒幕）を「烏丸蓮耶」説にするのを作者の青山剛昌先生が過去に否定していた…？と話題になっているのです。青山剛昌先生に年賀状を送ったファンに対して返事を直筆でしていることは、ファンの間でも有名な話です。そこに「黒の組織」のボス（黒幕）が「烏丸蓮耶」ではないという噂が2016年頃にあったようです。

ちなみに、青山剛昌先生が「黒の組織」のボス（黒幕）＝通称「あの方」ではないと言っている人物はこちらの方々です。ここには、ネタバレが含まれます。以下に示すキャラクターたち以外にも、工藤夫妻・毛利夫妻なども黒の組織の黒幕「あの方」でない人として既に公言をしているようです。

【名探偵コナン・黒の組織の黒幕「あの方」でない人一覧表（ネタバレ）】

• ジョディ・キャメル＝あの方（黒幕）でない
• 鈴木財閥の人々＝あの方（黒幕）でない
• 灰原哀＝あの方（黒幕）でない
• 大黒連太郎＝あの方（黒幕）ではない
• 目暮警部・高木刑事・佐藤刑事・女性警官（由美・苗子 ）＝あの方（黒幕）ではない
• 大黒連太郎＝あの方（黒幕）ではない
• 黒羽盗一（怪盗キッドの父）＝あの方（黒幕）ではない

「黒の組織」の黒幕である「あの方」の伏線と謎をネタバレ考察していきましょう。これまでに『名探偵コナン』には様々な伏線・謎が隠されています。「あの方」とはいったい誰なのか…？本当に「烏丸蓮耶」でいいのか…？など詳しく見ていきましょう。

ネタバレ考察1つ目の伏線と謎は、「長年仕えたピスコ」についてご紹介をしていきます。ピスコは、「あの方」に長年仕えていた「黒の組織」の幹部となる人物です。単行本では序盤に登場しているキャラクターなので忘れている方もいるかもしれません。年齢は71歳。表の顔は、自動車メーカの社長であり、「経済界の大物」とコナンに評価されていた人物でした。

ピスコは、組織内でも重要な人物でした。しかし、ジンは「あの方」に確認を取ったうえでピスコを射殺しています。死の直前に「あの方に長年仕えた私を殺せばお前（ジン）の立場も危うくなる」と命乞いをしていたほどです。また、宮野志保の両親とも親しい間柄であり、シェリーのこともよく知っている様子でした。ピスコは、死の間際に「あの方に長く使えた」と言葉を残しています。

ここから推測できることは、「あの方」の年齢は、ピスコよりも上であることと、高齢の人物であることが分かるのではないでしょうか…？

ネタバレ考察2つ目の伏線と謎は、「メールのプッシュ音」についてご紹介をしていきます。コナンは、過去にベルモットが「黒の組織」のボスにメールを打つ様子を見ていました。その様子をなぜか懐かしいと感じていたコナンは、ボスへのメールプッシュ音が「七つの子」のメロディーだったことに気付きます。「七つの子」の歌詞は、「カラス」という単語がありますのでここに伏線が隠されていたということになります。

「七つの子」の歌詞＝「カラス」。「カラス」＝「烏丸蓮耶」につながる伏線になっていたと考察することができます。

ネタバレ考察3つ目の伏線と謎は、「登場している」作者の発言についてご紹介をしていきます。雑誌や映画公開インタビュー、地元の方との交流会、ゲーム「とびだせどうぶつの森」で作者の青山剛昌先生は、伏線の説明などをしっかりとしてくれていることでも有名です。ネタバレをすると、黒幕の可能性を否定しているのは、「少年探偵団」や「工藤家族・毛利家族」、「アガサ博士」などです。

「黒の組織」と直接関係あるか不明ですが、怪盗キッドと工藤新一が似ていることには意味があるとも語っているのです。漫画だけでなく、アニメ・劇場版も監修している青山剛昌先生は、一体どんなことを考えて物語を作っているのでしょうか…？黒幕は誰なのか…？気になってくるところでしょう。

ネタバレ考察4つ目の伏線と謎は、「幼児化する薬」についてご紹介をしていきます。「黒の組織」が四半世紀も前から行っている極秘プロジェクトは「幼児化する薬」＝「APTX（アポトキシン）4869」と何か関係していそう…ということが伏線としてあります。「APTX（アポトキシン）4869」は、幼児化する薬ではなく、「若返りの薬」とも考察されているようです。

ネタバレ考察5つ目の伏線と謎は、「ベルモットの言葉と年齢」についてご紹介をしていきます。ベルモットは、ジョディの両親を殺害しているのですがその頃から見た目の年齢が変わっていない謎の人物です。そして、工藤有希子とは親友でもあるシャロン・ヴィンヤードでもあります。また、コナン（新一）のことを「シルバーブレッド（銀の弾丸）」と表現しているのです。

黒の組織に潜入調査をしている安室透（降谷零）＝バーボンからは「組織のメンバーが知ったら驚くでしょうね…まさかあなたがボスの…」という気になるセリフもありました。このセリフに隠されているものは一体何なのでしょうか…？過去に「黒の組織」のボスから「どうやら私はお前を自由にさせ過ぎたようだ…。私の元に帰ってきておくれベルモット」というメールもありました。

このメールから読み取れることは、ベルモットがあの方にとって特別な何かがあるということです。2人のつながりも気になるところですが、コナンに対して期待をしているような発言もありますので今後もベルモットのセリフには要注意です。

ネタバレ考察6つ目の伏線と謎は、「烏丸蓮耶の紋章」についてご紹介をしていきます。上記の画像にもあるように「烏丸蓮耶」の紋章は、カラスが丸まっているものです。単行本30巻で初登場しているものになりますが、それ以降は「黒の組織」のあの方の正体が分かる96巻まで登場することがありませんでした。

「黒の組織」のあの方と呼ばれている「烏丸蓮耶」とは、いったいどのような人物なのでしょうか…？顔など一切明らかになっていないところから注目が集まっている人物です。「烏丸蓮耶」自体が誰になるのか…も注目をされています。ここでは「烏丸蓮耶」についてネタバレ考察をしていきます。

「烏丸蓮耶」という人物が誰なのか…？ということで見ていきましょう。「烏丸蓮耶」が初登場をしたのは、単行本第30巻のFile4「惨劇」にて登場しています。アニメだと「黄昏の館」というタイトルです。しかし、ここで登場した姿もシルエットのみです。分かっていることは、「烏丸蓮耶」が大富豪であるということです。

烏丸蓮耶が生きている時に、大きな事件を起こしていることも判明しています。烏丸蓮耶の母親から「黄昏の洋館」を託されており、この洋館には【隠された財宝】があると言われていました。烏丸蓮耶自身も年を取り、死ぬ間際に考古学者を呼び寄せて財宝を見つけさせようとしていたというエピソードがありました。結局財宝は見つからず…。そして、烏丸蓮耶は、自身が呼び寄せた考古学者を殺害した事件があります。

この事件が起きたのがちょうど40年前。烏丸蓮耶が暴力的な人物だと分かり、自身の死に関して恐怖を抱いている様子が分かったのです。大きな洋館で起きた事件となりましたが、この事件について知っている人はいません。もみ消された…ということになります。

半世紀前に謎の死を遂げている烏丸蓮耶。当時の年齢は、99歳だったそうです。そして約40年前に、99歳で他界した「烏丸蓮耶を偲ぶ会」が開かれているのですがここでは彼が、生前にコレクションしていた高価な美術品を競売するためのオークションが開かれていたそうです。

烏丸蓮耶について分かっていることは、「大富豪であること」・「99歳で謎の死を遂げていること」・「肥満気味の体形で左肩にカラスのような鳥が乗っている」・「いろいろな場所にカラスの紋章が刻み込まれている」のです。

「あの方」が「烏丸蓮耶」だと工藤優作が推理していますが、彼は99歳で死んでいる…となっています。しかし、あの方が「烏丸蓮耶」本人であり、生きていたとすると140歳は超えていることになるのです。常識的に生きていることは不可能な年齢ですので、コナンと同様に「APTX（アポトキシン）4869」を投与して生き延びている可能性があるのです。

「黒の組織」のボスである「あの方」が「烏丸蓮耶」であることが分かりました。しかし、「烏丸蓮耶」の正体は誰…という疑問が残っているはずです。ここでは、「あの方」＝「烏丸蓮耶」と分かっているのですが、「烏丸蓮耶」の正体が誰なのか…？ということで考察をしていきましょう。これまでに名前が挙がっている「あの方」候補の人物をご紹介していきます。

「烏丸蓮耶」の正体は誰…？ということで、まずは「大黒連太郎」という人物をご紹介します。単行本28巻に登場する名前になります。不老不死の伝説を検証するためにコナンたちは、島に訪れます。島で行われる一年に一度のお祭り「儒良祭」が開かれていたのです。その名簿にあった名前が「大黒連太郎」でした。

そして「大黒連太郎」以外にも名簿には、宮野志保（灰原哀の本名）や「魚塚三郎」＝ウォッカ、「黒澤陣」＝ジンの本名であることを作者が明かしていたようです。「黒の組織」は、不老不死について調べていたのかもしれないのです。

「烏丸蓮耶」の正体は誰…？ということで、続いては「酒巻昭」という人物をご紹介します。酒巻昭という人物は、単行本24巻にて登場する名前です。『虹色のハンカチ』を代表作としている映画監督です。しかし、初登場のシーンではすでに死亡しているのでした。「酒巻昭を偲ぶ会」に参加をしていたクリス・ヴィンヤード（ベルモット）や政治家・呑口議員なども登場していたのです。

名前に「酒」があり、代表作も「虹色」というタイトルになっていることで「七つの子」を連想させる…とファンの間でも話題になっています。こういったファンの考察から、「烏丸蓮耶」が誰か…？と問われると「酒巻昭」という回答が多くなっているようです。

「烏丸蓮耶」の正体は誰…？ということで、続いては「少年探偵団の光彦」という人物をご紹介します。光彦は、コナンたちの同級生です。彼は、昔から「あの方」説が浮上していた人物です。少年探偵団の1人として活躍をしている人物ですが、7歳にしては頭がよく、運動神経も抜群です。しかし、作者が「烏丸蓮耶」の正体は、「光彦」ではないと否定していますので彼ではないということがすでに分かっています。

単行本83巻にある登場人物を紹介するページにて「少年探偵団は、灰原哀を潜り込ませるために登場させたメンバーである」と作者がネタバレをしてくれています。ファンの期待はここでハズレという形になります。

「烏丸蓮耶」の正体は誰…？ということで、続いては「少年探偵団の元太」という人物をご紹介します。元太も光彦同様に小学一年生です。「APTX4869」を投与して身体が小さくなった説もあります。しかし、光彦同様に作者が「あの方ではない」とすでに否定をしている人物なのです。元太の父が経営しているのは、「酒屋」ということで父に注目が集まっているようですが、こちらも「あの方」の正体ではないとのことです。

「烏丸蓮耶」の正体は誰…？ということで、続いては「阿笠博士」という人物をご紹介します。阿笠博士に関しては、コナンの連載当初より「あの方」説が浮上していた人物です。ファンがあまりにも「阿笠博士が怪しい…」というもので作者が否定する意見を何度も出しているのです。怪しい点などはこれまでに特にありませんでしたので、彼も「あの方」の正体ではないとはっきり言えるのです。

阿笠博士の伯母である阿笠定子という人物にも注目が集まっているようです。しかし、彼女はすでに亡くなっている人物なので彼女も黒幕ではないと言えるでしょう。

「黒の組織」の目的とは一体何でしょうか…？ネットの考察の一つにあるのは「不老不死」だと言われています。実際に単行本28巻では、不老不死にまつわる事件の調査を依頼されているコナンと平次のエピソードもありました。しかしながら、「黒の組織」真の目的については、いまだに明らかになっていないのです。作者曰く「不老不死が目的ではない…」と発言していたこともあったという情報を掴みました。

「黒の組織」の目的は、「不老不死」に関するものではないと断言していいことになります。灰原哀が開発をしていた薬についても下記にて注目をしていきましょう。

若返りの薬を開発していたのか…？ということについて考察をしていきましょう。灰原哀の両親の研究は、「シルバーブレット」になりうるものとして「APTX4869」を開発していたようです。そして、両親がいなくなった後に灰原哀（宮野志保）が両親の研究を引き継ぐ形として薬の開発をしていたということも新たに分かっています。

彼女の両親は、「黒の組織」の目的を知っていて「シルバーブレット」になりうるものを地道に開発していたのかもしれません。それが、「若返りの薬」＝「APTX4869」という考察もできると言うワケなのです。宮野志保は、両親の研究とは少し違う薬を開発していたことも分かっています。ここもまだ明かされていない伏線になります。

「死者が蘇る薬の研究が目的」ではないとインタビューなどでも明らかになっています。「APTX4869」の作用から考えると…という質問を筆者にしたところ「違う」とはっきりと答えています。ということは、「黒の組織」の真の目的とは一体何なのか…？ということですが、現時点（2019年10月時点）では分かっていません。「時の流れ」に注目をして皆さんも「黒の組織の目的」について考察をしてみてください。

『名探偵コナン』で黒の組織のボスが「烏丸蓮耶」だと分かりました。同作者が描いている『まじっく怪斗』の怪盗キッドが追いかけている黒幕も同一人物ではないだろうか…？と推理をしている方もいるようです。

『名探偵コナン』でついに「あの方」の正体が判明しましたが、死んだはずの人が黒幕だと分かっていることで若返っている可能性が高いと気づいたファンは、結局誰か分かっていないと感じている方もいるようです。

『名探偵コナン』を読んでいるとラムの正体も気になってくるところですが、久しぶりに「烏丸蓮耶」という人物が登場しています。展開が読めないと話題になっており、初めから読みなおそうとしている方も大勢いらっしゃいます。

「黒の組織」のあの方の正体は、一体誰…？ということでまとめてきました。「あの方」＝「烏丸蓮耶」だと判明していますが、すでに死んでいる人物です。次のステップとして「烏丸蓮耶」の正体は誰なのか…？ということになってくるでしょう。まだまだ、解けない謎が多く残されている作品だということが分かります。今後とも応援していきましょう！