名探偵コナンの未回収の伏線一覧まとめ!黒の組織に関する謎をネタバレ考察

少年サンデーで長年連載されている名探偵コナン。その長い連載の中で数々の伏線が張り巡らされ、今尚回収されていない未回収の伏線と思わしき要素が数多く存在しています。今回はコナンの代表的な未回収の伏線と思われる内容を黒の組織を中心にコナンに登場している伏線、今後伏線になるのだろうとファンの間で考察される物を含めてをある程度の項目毎にまとめて一覧にして紹介していきます。

名探偵コナンの未回収の伏線一覧まとめ!黒の組織に関する謎をネタバレ考察のイメージ

目次

  1. 名探偵コナンとは?
  2. 名探偵コナンの未回収の伏線一覧~黒の組織関連~
  3. 名探偵コナンの未回収の伏線一覧~ベルモット関連~
  4. 名探偵コナンの未回収の伏線一覧~灰原哀関連~
  5. 名探偵コナンの未回収の伏線一覧~ラム関連~
  6. 名探偵コナンの未回収の伏線一覧~公安・安室透関連~
  7. 名探偵コナンの未回収の伏線一覧~FBI・赤井秀一関連~
  8. 名探偵コナンの伏線に関する感想や評価は?
  9. 名探偵コナンの未回収の伏線考察まとめ

名探偵コナンとは?

名探偵コナンの作品情報

名探偵コナンの伏線についてまとめる前にまずは名探偵コナンの作品について簡単に説明していきます。

名探偵コナンの概要

名探偵コナンは1994年から2019年5月現在まで小学館が発売する週刊少年サンデーで連載が継続中の推理漫画です。週刊少年サンデーでは歴代最長連載期間となる漫画で1996年から始まったアニメ、1997年から毎年公開される劇場版映画などのメディアミックス展開されている作品でいずれの分野においても高い人気を誇っています。

特に劇場版のコナン映画は毎年春に公開される日本アニメ映画の風物詩の1つに数えられる程に高い人気を誇り、2018年までで最高興行収入が90億を超えています。原作も2018年11月時点で2億3000万部を突破し、日本だけでなく世界でも翻訳、敢行がなされる程に高い人気を誇る作品です。

名探偵コナンのあらすじ

高校生探偵として警察からもアテにされる程に活躍していた工藤新一。とある時、幼馴染の毛利蘭と訪れた遊園地にて謎の組織の取引現場を目撃してしまいます。しかし取引に夢中になっていた新一は背後から迫る組織のメンバーに気づかず気絶させられて毒薬を飲まされてしまいます。その薬の効果で新一は頭脳はそのままに小学生の身体になってしまいます。

生きていると分かると命を狙われる可能性が高い事、周囲にも迷惑がかかるという隣人のアガサ博士の助言を受け、正体を隠し偶然見た江戸川乱歩とアーサー・コナン・ドイルから江戸川コナンという名前で探偵をしている蘭の家に転がり込む事になります。以降持ち前の洞察力と観察力を使い、周囲で起きる事件を次々と解決しながら謎の組織の正体に迫る作品です。

「名探偵コナン」原作公式サイト|小学館

名探偵コナンの未回収の伏線一覧~黒の組織関連~

未回収の伏線一覧①あの方の名前

コナン、取り分け黒の組織が絡む最大の伏線になっているのがメンバーも「あの方」と呼ぶ黒の組織のボスです。断片的に黒の組織のメンバーが分かるようになってきても長く伏せられ続けてきました。コナンファンの間でいくつかの考察の元に「あの方候補」が考えられており名探偵コナンが単行本で50巻を過ぎても未回収の伏線のままでした。しかし名探偵コナン53巻でついにその名前は判明しています。

それは原作30巻収録の「集められた名探偵」という回で名前だけ登場した「烏丸蓮耶」という人物です。ただ既に作中では半世紀前に謎の死を遂げた人物として紹介されただけで実際に姿を見せた事はなく、現在は別の名前を使っている可能性も高いです。一応名前は判明したもののまだまだ謎が多い事に変わりはなく、実質未回収の伏線と言える物で、判明する時にはコナンがかなり終盤であるという事を示すと言われています。

ちなみに余談ですが「黒の組織」自体が基本的には仮名であり、別にしっかりとした組織名がある事もコナン作者の青山剛昌さんにより明言されています。この正式名称が現在まで伏せられているのもコナン最大の伏線と言われる「あの方」の名前に関わっているからではないかと言われています。

未回収の伏線一覧②極秘プロジェクト

黒の組織はとあるプロジェクトの為に行動している組織である事は既に判明しています。しかもそのプロジェクトにコナンが深く関わっているという発言を灰原がしている場面も描かれている状態です。黒の組織とコナンの繋がりと言えば真っ先に浮かぶは飲まされた「アポトキシン4869」ですが、この極秘プロジェクトについても未回収の伏線としてコナンの伏線をまとめると必ず触れる事になる伏線です。

ちなみに黒の組織側からみるとコナンや灰原のような幼児化する例は予想外の結果で把握しているのは研究者であった灰原だけで、その灰原が黒の組織を抜けた事でこの極秘プロジェクト自体が停滞している事も明らかになっているので黒の組織の存在理由自体がこの極秘プロジェクト、そしてアポトキシン4869にあるという考察もあります。

未回収の伏線一覧③板倉のソフト

コナンの世界において映画の世界で活躍しCGクリエイターとして活躍していた板倉。そんな板倉が開発していたとあるソフトに黒の組織が目をつけたという描写があります。しかし板倉は「意図的に未完成」のまま死んでしまいこのソフトがなんであるかについては不明のままです。板倉の設定からコナンファンの間では「特殊視覚効果」に関する物と考察されながらも詳細は不明です。

未回収の伏線一覧④人魚島の名簿

事件で人魚島を訪れたコナン。その際に島を訪れた名簿を確認するシーンがありその中に灰原の本名である「宮野志保」、さらにはジンとウォッカの偽名と思われる「黒澤陣」「魚塚三郎」という名称が確認できます。しかもこの名前にコナンが「まさかな」と反応しているのです。このシーンが何を示すかは不明ですが、ファンからの質問コーナーの中で作者青山剛昌さんが伏線であると明言したシーンでもあり注目されています。

もちろんなんの伏線になるのは2019年5月現在不明のままで未回収の伏線の中でも有名な伏線となっています。コナンファンによる考察では3人以外に名前が確認できる「大黒連太郎」という名称に「黒」と入っている事から黒の組織の関係者を示すシーンなのではないか?この偽名と思われる人物は誰を指すのかという考察が行われています。

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名探偵コナンの未回収の伏線一覧~ベルモット関連~

未回収の伏線一覧①ベルモットとあの方

黒の組織の中でも比較的登場回数が多く、描かれる場面が多いにも関わらず登場する度に謎を呼ぶと言われているのがベルモットです。そんなベルモットは同格のジンから「あの方のお気に入り」と言われ組織の中でもかなり特殊な位置にあると思われる描写が数多く描かれています。あの方からベルモットに直接指示のメールが来たり、個人的に付き合いがあったような描写も見られ詳細は不明のままです。

ただ安室透がベルモットとあの方の関係性について秘密を掴んでおり「組織のメンバーが知ったら驚く」というような発言をしています。コナン最大の謎であるあの方が関わる大きな未回収の伏線と言われコナンの伏線まとめでは必ずと言っていい程紹介される伏線です。

未回収の伏線一覧②板倉に発注したソフト

上記でも紹介した黒の組織が目をつけたという板倉が作りかけた謎のソフト。このソフトの発注主がベルモットである事も分かっています。表では女優の顔を持つベルモットは板倉とはとある喧嘩をきっかけに犬猿の仲になっており、それにも関わらず頼んだという事が分かっています。

板倉は上記のソフトについて「人間にとってよくないもの」としており、それが黒の組織に必要とされているのは想像は難しくありませんが組織活動に良くない感情を持って行動しているベルモットが必要とするソフトというと一体どんなソフトになるのでしょうか。元々依頼主がベルモットである事も当初は不明で後に判明されたので今後このソフトが何かしらの伏線として描かれる事になるのは間違いないと考察されています。

未回収の伏線一覧③ベルモットの猫

さらに上記の板倉関係でもう1つ謎の伏線といわれているのがベルモットの猫です。これは板倉がベルモットと電話で話した際に「後ろで猫の鳴き声が聞こえそれが大きくなると女が少々焦って電話を切った」という形で描かれているのですがこの猫は普通の猫ではないのではないかとも言われています。そもそも電話先がベルモットである事を考えると本当に猫かどうかから考察する必要がある伏線だと言われています。

未回収の伏線一覧④コナンと蘭を宝物と呼ぶ理由

ベルモットはコナンに関わるキャラクターに一方的な感情を多く描かれているキャラクターでもあります。コナンの事は「銀の弾丸(シルバーブレッド)」、蘭の事は「エンジェル」と呼び、黒の組織の活動に2人が極力関わらなくて済むように配慮するなど謎の行動も多いです。その一方で灰原に関してはその正体を知った上で一方的に嫌悪して殺そうとしています。

ちなみにコナンを「銀の弾丸」と呼ぶのは黒の組織を潰す可能性があるからで、蘭を「エンジェル」と呼ぶのは作中の時間軸で1年前に新一と蘭にニューヨークで命を助けられた事がある為です。その為コナン=新一と気づく前は別途新一の事も「クールガイ」と呼んでいました。ただ命を救われたからと「宝物」と評し特別扱いするにしてもかなり過剰なので何か理由があるのではないかと考察されています。

未回収の伏線一覧⑤「愚か」な組織の研究

ベルモットは組織の研究でありながら灰原の両親が行っていた研究を「愚かな組織の研究」と表現しています。この研究は確定ではありませんが灰原の発言などから「アポトキシン4869」だと思われます。しかし何故この研究を「愚か」と表現したのかについては不明のままです。ただコナンのストーリー上重要な意味合いを持つだろうと言われよくまとめられる考察です。

未回収の伏線一覧⑥シャロンとクリス

ベルモットは表ではクリス・ヴィンヤードという名前で女優として活動していますが本当はその母であるシャロン・ヴィンヤードである事が作中でも確定しています。ベルモットは成り代わる為に一時期一人二役をした上で自分の存在を抹消したのです。しかしその容姿が変化しない理由に関しては不明のままとなっています。元々ベルモットが変装の達人である事もあってコナンは二重変装なのではと推測していますが真偽は不明です。

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名探偵コナンの未回収の伏線一覧~灰原哀関連~

未回収の伏線一覧①灰原の意味深な発言

元黒の組織のメンバーで現在はコナンの協力者でありながら意味深な発言が多い灰原。その灰原の数多くある発言の中でも未回収の伏線だと言われるのが組織の目的に関連すると思われる発言です。「時の流れに人は逆らえないもの」を代表したこれらのセリフはアポトキシンの研究をしていた灰原は組織の目的を知っているのではないかと考察されていますが詳細は不明のままです。

未回収の伏線一覧②焼けたMO

灰原に謎が多いのは登場時から変わっていませんが明確な意志を持って嘘をついてでもコナンに隠している事も存在します。それがアポトキシンの薬のデータが入ったMOは焼けてしまったという物です。しかし実際にはそのMOは灰原の手元にありアガサ博士の家に持って帰って来ている事が分かる描写があるのです。これがあるから一時的とはいえ解毒剤を作れたのではないかとも言われており何故コナンに隠すのかは不明のままです。

考察として多いのは灰原の発言に加えて上記の板倉のソフトと同じく「人々を不幸にするから」為できるだけ存在を知っている人を減らしたいという灰原の考え、それでも破棄しないのは幼児化を直す解毒剤を作るという一点にのみあるのではないかというものです。

未回収の伏線一覧③灰原の両親が消えた理由

灰原の当初から灰原の両親、宮野厚司とエレーナは研究中の事故で死んだと聞かされていると灰原はコナンやアガサ博士に説明していました。しかし実際には現在も生きていてとある研究を行っている事が判明、しかもその研究の薬を完成させるには娘たちと別れなくてはいけなかったという事が示唆されているのです。しかもこの薬は「銀の弾丸(シルバーブレッド)」と呼んでいるそうです。

この点に関しては伏線となる要素が多くどの伏線がいつ回収されるかも不明です。何故娘たちの前から姿を消す事が薬の研究に繋がるのか。ベルモットがコナンを呼ぶ「銀の弾丸(シルバーブレッド)」と関係があるのか、などなどそれぞれの要素が名探偵コナンという作品のストーリーにおいて大きな伏線の1つではないかと考察されています。

未回収の伏線一覧④灰原が行っていた研究

また上記の件と合わせて不明だと言われているのが黒の組織時代の灰原の研究です。元々は灰原の両親が行っていたのがアポトキシンの研究で、灰原はそれを引き継いだという風に考察されていましたが、灰原の主研究は本来アポトキシンとは別にあり、その片手間にアポトキシンを復活させたとも取れる描写があるのです。この灰原と灰原の両親の行っていた研究に関しては他にもいくかの点で描写がありますが不明点が多くなっています。

コナンと灰原の正体に気づいたピスコが「両親の研究をここまで進めていた」と発言する場面があるなど灰原とその両親の研究に関しての描写は断片的には何度も登場していますがその真相は不明のままです。

未回収の伏線一覧⑤ヘルエンジェル

灰原の母エレーナは黒の組織内で「ヘル・エンジェル」と呼ばれていた事も判明しています。しかしこの名称が何をもってそう呼ばれるようになったのかの詳細までは描かれておらずまたエレーナ自身の描写もその言葉のイメージとはかなりかけ離れたものになっておりその名称の背景は未回収の伏線として扱われています。考察では上記で紹介したベルモットが呼ぶ蘭のあだ名「エンジェル」と対比しているのではないかとも言われます。

未回収の伏線一覧⑥白鳩製薬

灰原の両親に関してもう1つ不明な点が灰原の父宮野厚司が働いていたという白鳩製薬です。宮野厚司は30年前にはこの会社の薬の開発チームにいた事、25年前に倒産してしまった事。アガサ博士いわく「よく効く薬を安く売る大きな会社で有名」だった事など断片的な情報しか描かれておらずそこからどのような経緯で黒の組織のボスである烏丸グループに移ったのかは不明になっています。

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名探偵コナンの未回収の伏線一覧~ラム関連~

未回収の伏線一覧①ラムの正体

上記でも紹介したコナン最大の謎である「あの方」の正体。逆にいうとコードネームを持つクラスの黒の組織の幹部は名前が登場している者の姿が既に描かれているのに対し唯一描かれていないのが組織のナンバー2であるラムです。元黒の組織の一員である灰原も会った事がなく、その姿に関して聞いても十人十色の返答が返ってきたという描写がされています。

組織内では別格であるコードネーム持ちの中でも別格扱いでジンやベルモットも彼の命令には従うなどかなりの人物である事こそ描かれていますがその姿は未だに描かれておらず未回収の伏線の1つとなっています。ラムの正体については唯一分かっている明確な「片目がない」という描写から何人かの「ラム候補」が登場していますが詳細は不明です。

未回収の伏線一覧②浅香の正体

ラムが偽名として使っていたと思われるのが「浅香」です。これは後述する羽田浩司の事件に付随するもので、ジンからは「ラムがぬかった事件」と言われています。このラムがぬかったと表現されるのはこの事件によって「浅香」が重要参考人として名前が挙げられてしまったからだと言われていますがそこも含めて詳細は不明です。

未回収の伏線一覧③若狭留美と羽田浩司

上記でも触れた羽田浩司殺害事件。この事件の前後にて若狭留美が羽田浩司との出来事を回想するシーンが描かれています。この若狭留美はラムの正体ではないかとも言われる存在の一人である事、ラムがぬかった事件である羽田浩司事件は黒の組織側から見れば失敗であるという点から見てもこの二人の関係性がどのような関係性が重要な要素になるのではないかという考察も行われています。

未回収の伏線一覧④黒田兵衛と浅香

羽田浩司の事件を調べる人物として登場し同じくラムの正体候補の一人である黒田兵衛。これまでのコナンの流れからミスリード枠としての登場ではとも言われる黒田兵衛ですが「浅香」の正体が若狭留美ではないかという明確な意識をもって行動しているような節が随所に見られます。ただこの黒田兵衛も浅香を追う理由については描かれておらず、その関係性が気になると言われています。

未回収の伏線一覧⑤黒田兵衛と安室透

この黒田兵衛が怪しいポイントとして考察が頻繁に行われているのが安室透との関係です。映画や原作の中で安室をバーボンと呼び電話をしているシーンが描かれており、安室透が黒の組織の一員である事、公安警察の一員である事も知っている事が確定しています。しかしこれが公安側の人間で知っているのか、黒の組織側の人間で知っているのかについては不明で何かしらの立場があるくらいの事までしか分かっていません。

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名探偵コナンの未回収の伏線一覧~公安・安室透関連~

未回収の伏線一覧①安室透とエレーナ

公安警察であり黒の組織に潜入、バーボンというコードネームで幹部に名を連ねる安室透ですが実は幼少期から灰原の母、エレーナと面識があった事が明らかになっています。安室は幼少期、「宮野医院」に通っていた事があるのです。二人は共にハーフであるという共通点から仲良くなっているという描写も描かれています。しかしこの関係性を書いた理由は現在の所不明のままで未回収の伏線にまとめられています。

未回収の伏線一覧②安室透と新一の両親

そんな安室透ですが沖矢昴の正体が赤井秀一という事に勘付いて居候する新一宅に侵入。しかし待ち構えていた新一の両親、優作と有紀子に仲裁に入られる事になります。しかしこのシーンでどんな会話をしたのかは2019年5月現在まで描かれおらず、コナンの助けとなりえる立場だけに関係性がどうなっているのか自体が未回収の伏線として扱われています。

未回収の伏線一覧③安室透と諸伏高明

元々繋がりが強いコナンの世界の警察関係者ですが公安である安室透も色々なキャラクターとの接点を持ち合わせています。安室透と同じく黒の組織に潜入して死んでしまったスコッチこと諸伏景光は長野県警に諸伏高明という兄がいる事が分かっています。安室透と接点を持つ警察関係者の多くが既に亡くなっている事もあってこの関係性が今後生きる事はあるのではないかとして伏線になる可能性があるものとしてまとめられます。

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名探偵コナンの未回収の伏線一覧~FBI・赤井秀一関連~

未回収の伏線一覧①赤井秀一に送ったメール

FBIの捜査員として黒の組織に潜入していた赤井秀一。そんな彼が組織に潜入する際にその入口としたのが灰原の姉、宮野明美です。宮野明美の恋人になる事で黒の組織に潜入したのです。そんな宮野明美からのメールを赤井秀一が読み返すシーンの中に気になる部分があります。メールの文面に「PS」と続きがあるようなメールがあるのです。ちょうどそこで表示が途切れておりその下に何が書かれていたのかは不明です。

メールの内容が黒の組織を抜ける事を示唆し、上手くいった時の事を書いている事からこの見えないPSの内容は失敗した時の事が書いているのではないかという考察が多く、組織に残る事になる灰原の事を頼むような内容だったのではないかと考えられています。

未回収の伏線一覧②拳銃の入手ルート

同じ潜入捜査員である赤井と安室。組織にスパイとして送り込まれた楠田陸道が自殺するとその銃を赤井秀一が回収、それを公安である安室に渡すシーンがあります。赤井秀一いわくそれは拳銃の入手ルートが分かるかも知れないからで公安である安室の方がその足取りを追うのに都合が良いと考えた為だと発言しています。この繋がりがなにかしらの伏線になる可能性があると考察される1つなので未回収の伏線としてまとめておきます。

未回収の伏線一覧③スコッチの死

上記のようにお互いが公安とFBIの潜入捜査員であると知っている赤井秀一と安室ですが安室と同じく公安から組織に潜入したスコッチの死によってすれ違う事になってしまいます。赤井に正体がバレて自殺しようとしたスコッチ。赤井は自分がFBIの捜査官である事を明かした上で逃がすようにします。しかしその逃走中に安室の足音を組織の刺客と勘違いスコッチは自殺してしまうのです。

安室はこれがスコッチの自殺である事は理解していますが赤井なら助けられたのではないかと一方的に恨みを抱くようになるのです。この2人の複雑な関係性が今後の展開にどのように関係するのかは間違いなく伏線になるだろうと言われるものの1つです。

未回収の伏線一覧④母親同士が姉妹

これは作中での伏線ではなく作者がインタビューの中で出した伏線で2019年5月現在も回収されていないのが「とある母親同士が姉妹」であるという伏線です。ただしこの伏線は一方が工藤有紀子であるという事はない事、新一と世良が従兄弟である可能性に関しては否定した上で出しており作中ではまだこれに纏わる設定らしきものは登場していません。

未回収の伏線一覧⑤3兄妹の名字

赤井秀一は3人兄妹の長男で次男に羽田秀吉、長女に世良真純と続く兄妹です。この3人はそれぞれに名字が違う事があり、上記の「母親同士が姉妹」という伏線に対して真っ先にその候補に上がりました。元々赤井の家は父である赤井務武と母のメアリー世良の間に生まれています。もちろん当初は全員が赤井性を名乗っていましたが父務武の死をきっかけに秀吉と真純は母の旧姓である世良性を名乗るようになります。

その後何らかの理由で秀吉が羽田家の養子に入り3人が3人とも名字が違うという兄妹が生まれたのです。この羽田家とは上記ラムの項目でも触れた羽田浩司の家で、秀吉は羽田浩司の義弟という事になっています。この関係図になるまでの過程などはまだ不明点が多く盛んに考察が行われています。

未回収の伏線一覧⑥魔法使い

新一(コナン)の事を魔法使いと呼ぶ世良真純。その理由は全然笑わなかった赤井秀一を笑わせたからだと説明していますが心理描写の中ではもっと別の理由がある事も示されています。この理由が大きな伏線なのか小さな伏線なのかは不明ですが未回収の伏線として扱われる事が多いです。

未回収の伏線一覧⑦赤井務武の行方

上記で赤井秀一の父赤井務武は死んだと記載しましたが赤井秀一によるとどこかで生きている事を示唆もされています。赤井務武から「自分はもういないものと思え」という節のメールを受け取り遺体も発見されていないというのです。コナンという作品の性質上こういう描写があるという事は生きているのはまず間違いないと思われますがどこで何をしているのかは不明です。

未回収の伏線一覧⑧メアリーの幼児化

コナンの作中の中でアポトキシンを飲んで幼児化したが確定しているのは新一=コナンと灰原の2人だけですがもう1人その候補者ではないかと作中でコナンも推測しているのが赤井秀一の母であるメアリー世良です。作中では幼児化ではないかと疑うべき内容がいくつか伏線として描かれていますがその経緯や理由については不明のままになっており未回収の伏線になっています。

ただ真純のセリフや本人の言動から父に会いにイギリスに行ったら小さくなって帰ってきたというような形で描かれているのでそれがそのままアポトキシンによる幼児化なのかは不明です。ただ夫である赤井務武が行方不明、息子の赤井秀一など黒の組織との関わりは見え隠れしているので何かしらの関わりがあると言われ今後の回収が期待される伏線として扱われています。

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名探偵コナンの伏線に関する感想や評価は?

ここからは既に名探偵コナンを視聴しているファンの伏線に関しての感想をまとめて紹介していきます。コナンの伏線はその数の多さはもちろんその伏線の深さ、またはある程度まとめて総じた感想になっているものが多いです。

コナンの伏線は原作はもちろんですが原作者の青山剛昌さんが監修を務めるコナン映画でもしっかりと反映されており、映画コナンもしっかり抑えておく必要があると言われます。もちろんそれらの伏線を知らなくても楽しめるように作られた上でコナンファンが伏線を探して楽しんでも楽しめるようになっているという感想が多いです。1度視聴した上で伏線のまとめなどを読んでからもう1度見ると尚面白いとする感想が多いです。

今回紹介したコナンの伏線には「たぶん伏線になるだろう」とコナンファンに考察されているものも含まれていますが中には実際に描かれてから「あれが伏線だったのか」となるような長くコナンを見続けているコナンファンでも気づかないような伏線も張り巡らされています。コナンの大筋の構成が出来上がっているからこそできる事なので驚いたという感想も多いです。

ただコナンはその連載期間の長さ故に伏線を伏線と気づけずまとめなどを見て後から気づくという例も増えており一定の批判もあります。特に読者と登場人物の意識のズレを指摘する声も多く、まとめなどを見て確認しながらでないと読めないとも言われてしまっています。またコナンの伏線の多さと意識のズレを理由に追いかけるのを辞めてしまったとする感想も見られます。

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名探偵コナンの未回収の伏線考察まとめ

コナンは推理漫画である事と長期連載という2つが重なって非常に多くの伏線が張り巡らされた作品として知られています。特に謎の組織として登場した黒の組織は単行本が100巻近くにまでなっている2019年5月現在でもまだまだ謎が多く、明らかに伏線だと思われる物。ファンの考察で伏線だと思われるものをまとめてもかなりの数になっています。

もちろんこれらの伏線はあくまでもコナンファンによる考察が土台であり、必ずしも伏線になっているかは不明です。その数は数ある漫画の中でも圧倒的に多く、ファン考察による予想も含めるとそのまとめは実に多彩です。今回のように黒の組織が関連するものなどある程度内容を絞らなければまとめられない程になっています。それだけ伏線の多い作品なのでぜひこれらの伏線のまとめを利用しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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