コナンの風見裕也（公安警察）はどんなキャラ？安室透との関係やアニメ声優も紹介

この記事ではコナンの風見裕也について紹介していきますが、その前に名探偵コナンのアニメや原作漫画の概要やあらすじについて簡単に紹介していきます。

まずは、名探偵コナンの作品情報について紹介していきます。名探偵コナンは原作者・青山剛昌先生が執筆した漫画で、週刊少年サンデーの1994年5号から連載が始まりました。その後、子供から大人まで世代を問わず親しまれる漫画になりました。1996年から放送が始まったテレビアニメも高視聴率のようです。また、毎年4月に公開される劇場版も、ゼロの執行人で最高興収が90億円を超えるなど絶大な人気を誇っています。

次に、名探偵コナンの原作・アニメあらすじについて簡単に紹介していきます。高校生探偵として有名な工藤新一はある日幼馴染の毛利蘭と遊園地に遊びに行き、そこで怪しげな男たちの取り引き現場を目撃します。そして、新一はもう一人の仲間に気づかず毒薬を飲まされ目が覚めたら体が縮んでしまっていました。

その後、新一は阿笠博士の助言で自分が生きていると組織にバレたら周りの人間も危害が及ぶと考えます。そこで、新一は「江戸川コナン」と名乗り父親が探偵事務所をやっている蘭の家に居候することになります。こうして、様々な事件を解決しながらコナンは自分を幼児化した黒の組織の秘密に迫っていきます。

次に、この記事で紹介していく風見裕也のプロフィールについて簡単に紹介していきます。風見裕也は警視庁公安部に所属する警察官で、30歳です。階級は警部補で、多くの部下を従えているようです。この記事でも後ほど紹介していきますが、風見裕也は安室透（降谷零）の部下であり右腕のような存在だといわれています。

では、ここからは名探偵コナンに登場する風見裕也の魅力について迫っていきます。風見裕也は公安警察ですが、実はそれ以外にも知られざる魅力がたくさんあります。その魅力やゼロの執行人などでの活躍も紹介していきますので、ぜひご覧ください。

まず最初に紹介する風見裕也の魅力は、「ガンダムとの関連」です。実は、名探偵コナンのアニメや劇場版で風見裕也を担当している声優・飛田展男さんは「機動戦士Ｚガンダム」カミーユ・ビダン役を演じていました。カミーユ・ビダンと風見裕也、なんとなく語呂も似ているといわれています。このように、名探偵コナンの原作者・青山剛昌先生は機動戦士ガンダム好きで有名です。

そのため、名探偵コナンでは風見裕也以外にも「安室透」や「赤井修一」もガンダムと関連しています。シャア・アズナブルは赤井秀一、アムロ・レイは安室透と関係しており、声優もガンダムで演じていた方が担当しています。

次に紹介する風見裕也の魅力は、「純黒の悪夢」での活躍です。風見裕也は、名探偵コナン劇場版の純黒の悪夢で初登場を果たしました。風見裕也は公安警察として黒の組織のメンバーのキュラソーを追っているほかの公安警察官と一緒に登場します。安室透のことを「降谷さん」と呼んでいるため、風見裕也は安室透の部下であることが判明します。

さらに、風見裕也は記憶喪失になっていたキュラソーを引き取る際に、目暮警部や他の刑事たちに高圧的な態度で接します。さらに、映画のラストでは少年探偵団の子供たちを助けるために命を落としたキュラソーの遺体に対面します。このように、風見裕也は純黒の悪夢では重要な箇所で活躍を見せていました。

次に紹介する風見裕也の魅力は、「映画から原作への逆輸入キャラ」だというところです。先程も紹介したように、風見裕也は名探偵コナンの劇場版「純黒の悪夢」で初登場しました。当初はカミーユ・ビダンを元にしたキャラクターだということもあり、劇場版オリジナルキャラクターだと思われていました。しかし、その後原作漫画に再登場を果たします。

原作での風見裕也の初登場は、原作第94巻のFile6「ストラップを探せ」でした。この回での登場シーンは、安室透に電話で指示を受けて行動するというあまり目立った活躍ではありませんでしたが、こうして風見裕也は劇場版から原作への逆輸入キャラになったのでした。原作への逆輸入キャラは名探偵コナンでも比較的珍しい扱いになります。

次に紹介する風見裕也の魅力は、「ゼロの執行人での活躍」です。ゼロの執行人は、2018年の名探偵コナン劇場版であり、興行収入90億円以上でコナン映画歴代最高興行収入を記録しています。そんな大ヒット映画ゼロの執行人で、風見裕也は再登場を果たしました。風見裕也のゼロの執行人での見所は多数あります。まず最初の見所は、毛利小五郎を容疑者として強引に逮捕するシーンです。

さらに、他にもコナンに盗聴器を仕掛けられているのに気づかず、安室透に呼び出され「これでよく公安が務まるな」と注意を受けるシーンもあります。ここでは、安室透と風見裕也の上下関係がはっきりと描かれており、風見裕也の意外な一面が見れたと話題になりました。また風見裕也が登場する最後のシーンでは、協力者である橘境子に羽場の居場所を書いたメモを渡そうとします。

しかし、橘境子は風見裕也の手を払いのけ、「全部私の判断！」だと公安警察がしたことを糾弾し、去っていきました。その後、風見裕也もすぐに彼女の姿を追いかけ去っていきます。これが風見裕也の最後の登場シーンになりました。

次に紹介する風見裕也の魅力は、「ゼロの日常での活躍」です。ゼロの日常は週刊少年サンデーで2018年から連載開始されたスピンオフ漫画で、新井隆広先生（作画）×青山剛昌先生（完全監修）だということで話題になりました。この物語の主人公は安室透であり、彼の日常を中心に描かれています。そのため、安室透の部下である風見裕也もこの漫画に登場しています。

そして、ゼロの日常に登場する風見裕也はゼロの執行人などに登場した時とは違い、日常の優しい表情を見せています。例えば、激辛のカレーを食べて悶絶する風見裕也や、、スマホアプリに夢中になる風見裕也なども登場しています。いつもとは違う風見裕也の表情に、ファンからは「可愛い」という声が多数挙がっていますので必見です！

最後に、風見裕也が結婚しているのかどうかを考察していきます。ここまで紹介してきた通り、風見裕也は非常に魅力的なキャラクターで女性人気も高いため、ファンからは既婚者なのかどうか気になるという声も多数あがっています。結論から述べると、風見裕也は結婚していない可能性が高いといわれています。その理由は、今までの風見裕也の登場シーンを振り返ってみても左手の薬指に指輪をしていないように見受けられるからです。

ただ、既婚者全員が絶対に薬指に結婚指輪をはめているわけではないため、確証はありません。さらに、風見裕也は公安警察官であるため仕事中は指輪を外している可能性もあります。しかしながら、作中で家族に関する描写は未だ一切ないことからも、風見裕也は結婚していない可能性が高いといわれています。というよりも、風見の女性ファンの「そうであってほしい」という願望なのかもしれません。

ここからは、公安警察である風見裕也と安室透の関係について紹介していきます。風見裕也と安室透（降谷零）は一緒に登場するシーンが多いようですが、二人は一体どういう関係性なのでしょうか？徹底調査していきます！

風見裕也と安室透（降谷零）の関係について紹介するためには、まず所属している警察庁と警視庁の公安部について説明しなければなりません。安室透（降谷零）が所属しているのは、警察庁の公安警察です。警察庁とは日本の警察のトップであり、日本の安全を脅かす事件やテロなどを事前に防いだりして国の安全を守る組織です。そのため、その警察庁の部署である警察庁公安部は公安の中の公安だといわれています。

そして、安室透（降谷零）が所属しているのは、そんな警察庁公安部の警備局警備企画課であり、その中でも極秘任務を行う「ゼロ」として活躍しています。ゼロは少数精鋭のエリート集団であり、彼らの正体を知り接触できる人間も限られています。安室透（降谷零）がバーボンとして黒の組織に潜入しているのも、ゼロの仕事の一つだといわれています。

次に、風見裕也が所属している警視庁の公安部について説明していきます。警視庁は東京都の警察機関です。位置づけは都道府県の警察機関（大阪府警や長野県警など）と同じではありますが、東京都は日本の首都であるため警視庁はそれらの機関と比べると権限が上になるようです。そして、風見裕也はそんな警視庁所属の公安警察になります。

では、そんな異なる組織に所属する公安警察である風見裕也と安室透（降谷零）ですが、どんな関係にあるのでしょうか？二人の関係は「ゼロの執行人」や「ゼロの日常」で描かれている通り上司と部下の関係です。安室透（降谷零）を含めたゼロは、日本全国の公安警察を「作業班」として動かす権限を持っています。「作業班」とは、指示の下で実際に動いて捜査や逮捕をすることを言います。

そのため、風見裕也もまた安室透（降谷零）の作業班として行動していたようです。実際に、ゼロの執行人では安室透（降谷零）と秘密裏に連絡を取り合いながら動いていました。さらに、コナンに盗聴器を仕掛けられた風見裕也は、安室透（降谷零）に「これでよく公安が務まるな」と注意を受けていました。このことからも、風見裕也と安室透（降谷零）の上下関係が垣間見えます。

名探偵コナンのアニメや劇場版で風見裕也の声優を務めている声優は一体どんな人物なのでしょうか？実は、風見裕也の声優を担当しているのは、飛田展男さんです。そこで、ここからは飛田展男さんのプロフィールや他の出演作について紹介していきます。

まずは、風見裕也の声優を担当している飛田展男さんのプロフィールについて紹介していきます。飛田展男さんは1959年11月6日生まれで、茨城県出身のようです。またアーツビジョン所属の声優で、アニメだけではなく外国映画・海外ドラマ吹き替えなど多岐に渡る分野で活躍されています。

• 機動戦士Ζガンダム（カミーユ・ビダン）
• ちびまる子ちゃん（丸尾末男）
• クッキングパパ（田中一）
• 海がきこえる（杜崎拓）
• 勇者警察ジェイデッカー（ノイバー・フォルツォイク）
• 烈火の炎（石島土門）
• なるたる（玉依俊二）
• 創聖のアクエリオン（ジャン・ジェローム・ジョルジュ）
• 東京レイヴンズ（蘆屋道満）
• プラスティック・メモリーズ（山野辺タカオ）

そして、実は飛田展男さんは名探偵コナンのアニメで、過去に風見裕也以外にも多くのキャラを担当していました。そこで、風見裕也の声優になる前の飛田展男さんが担当したコナンのアニメキャラを紹介していきます。

• 田中直道…第6話「バレンタイン殺人事件」
• 新開均…第201～202話「10人目の乗客」
• 間宮秀樹…第294～295話「愛と決断のスマッシュ」
• 中野治夫…第318～319話「幸運のシガーケース」
• 桑島和明…第348～349話「愛と幽霊と地球遺産」
• 尾上又六…第409～410話「同時進行舞台と誘拐」
• 遠野舜一…第456話「俺が愛したミステリー」
• 井村幸輔…第591話「水族館のある家」

最後に、風見裕也に関するネット上での感想や評価を紹介していきます。風見裕也に関する感想として、特に多かったのは「かっこいい」というものでした。

また、「かっこいい」という感想と同じくらい多かったのは「かわいい」というものでした。ゼロの執行人ではコナンに盗聴器を仕掛けられ、協力者の弁護士には手を振り払われ、さらには上司の安室透には説教ばかりされるという散々な境遇の風見裕也ですが、多くのファンがそんな彼を応援しているようです。

また、アニメや劇場版などで風見裕也を演じている声優・飛田展男さんについての感想もありました。ガンダムでカミーユの声を担当していた方が声を担当していることに驚く感想や、飛田展男さんの声が風見裕也のキャラクターにぴったりだという感想もありました。

この記事では、名探偵コナンの風見裕也について紹介してきました。風見裕也はコナンに登場する公安警察官・安室透（降谷零）の部下であり、安室透（降谷零）の指示の下陰で動くシーンが多いようです。そのようなシーンだけを見ると、真面目で怖いイメージが残るかもしれません。しかし、ゼロの日常では普段とは違う優しい表情も見せています。

このように、風見裕也にはまだまだ知られざる魅力があります。そのため、これからも名探偵コナンやゼロの日常での風見裕也の活躍を見守っていきましょう！