2019年05月04日公開
2019年05月04日更新
【名探偵コナン】沖矢昴の正体はFBIの赤井秀一!灰原哀との関係や登場回を紹介
名探偵コナンの謎の登場人物「沖矢昴」。沖矢昴は、工藤家に居候している謎の大学院生です。そして、その正体はなんと死んだはずの赤井秀一!この記事では沖矢昴の正体がFBIの赤井秀一である理由と、灰原哀との関係性についてネタバレ紹介していきます。さらに、沖矢昴の登場回や、沖矢昴の正体を知っている登場人物、沖矢昴と赤井秀一の声優についても整理していきますのでぜひ最後までご覧ください!
沖矢昴とは?
名探偵コナンの作品情報
この記事では沖矢昴の正体について紹介していきますが、その前に名探偵コナンがどういった物語なのか作品情報とあらすじについて簡単に紹介していきます。
名探偵コナンの概要
まずは、名探偵コナンの概要について紹介していきます。名探偵コナンは青山剛昌原作の推理漫画であり、『週刊少年サンデー』で1994年から連載が始まりました。その後、1996年からテレビアニメも放映が開始され、現代では子供から大人まで大人気の作品になっています。また、毎年4月に公開される劇場版も、2018年時点で最高興収が90億円を超えるなど絶大な人気を誇っています。
名探偵コナンのあらすじ
次に、名探偵コナンのあらすじについて紹介していきます。高校生探偵・工藤新一はある日幼馴染の毛利蘭と遊園地に遊びに行き、そこで怪しげな男たちの取り引き現場を目撃します。取り引きを見るのに夢中になっていた新一は背後から迫るもう一人の仲間に気づかず、毒薬を飲まされ目が覚めたら体が小さくなっていました。
その後新一は阿笠博士の元を訪れ、博士に「自分が生きていると組織にバレたら周りの人間も危害が及ぶ」と助言されます。そして新一は、「江戸川コナン」と名乗り父親が探偵事務所をやっている蘭の家に居候することになります。それから、コナンは「眠りの小五郎」として様々な難事件を解決しながら黒の組織に立ち向かっていきます。
沖矢昴のプロフィール
次に、この記事で紹介していく沖矢昴のプロフィールについて紹介していきます。沖矢昴は、東都大学大学院工学部博士課程に在籍している現役大学院生で、年齢は27歳です。ある事件がきっかけで住んでいる場所が燃やされてしまい、今は誰も住んでいない工藤家に居候することになりました。
シャーロック・ホームズが大好きで、コナンに劣らないほどの推理力を持っています。左利きで、服装はハイネックのものを好んで着ているようです。また、好きな色は「黒」であり同時に嫌いな色だと意味深な発言をしています。
沖矢昴の正体はFBIの赤井秀一
ただの大学院生として登場する沖矢昴ですが、度々意味深な発言や行動を繰り返しています。灰原哀もそんな彼に対して「黒の組織」センサーが働いているようですが、コナンは「アイツは大丈夫だよ」と発言しています。その理由は「ホームズファンに悪い人はいない」ということらしいのですが、やはり只者ではない雰囲気を漂わせる沖矢昴。ここからは、そんな沖矢昴の正体について迫っていきます!
沖矢昴の正体はFBIの赤井秀一だった
結論から述べると、沖矢昴の正体は死んだと思われていたFBIの赤井秀一でした。このことに驚くファンも多かったようですが、沖矢昴の意味深な言動など随所に沖矢昴の正体が赤井秀一だと示すヒントが隠されており、それに気づいていたファンは「やっぱり」と思ったようです。まず第一に、コナンが沖矢昴を信頼していたこと、そしてコナンに劣らない推理力などがヒントになっていました。
「でも、過失の割合は50:50(フィフティフィフティ)です…周りの注意を怠っていた君にも非はある…」(『名探偵コナン』第67巻より引用)
また、上記のセリフは『名探偵コナン』第67巻で、沖矢昴がFBI捜査官のジョディとショッピングモールで接触した際に発していたセリフです。「50:50」というのはよく赤井秀一が使っていた言葉でした。
「ここから先はこちらのエリアだ…君の領分じゃない…」(『名探偵コナン』第77巻より引用)
また、上記のセリフは『名探偵コナン』第77巻で、沖矢昴を疑ってハイネックに手をかける灰原哀に対して発した言葉です。「エリア」という言葉もまた、赤井秀一がよく使っていた言葉でした。このように、沖矢昴の言動の中には赤井秀一を思わせる言葉が随所に含まれています。
FBIの赤井秀一が死んでいなかった理由
では、なぜFBIの赤井秀一は死んでおらず、沖矢昴に変装していたのでしょうか?まず、赤井秀一の死の真相について種明かししていきます。赤井秀一は、名探偵コナン第57巻~第59巻に収録されていた「赤と黒のクラッシュ」シリーズで、キールと対峙して殺害されたように見えました。キールは赤井秀一の腹部に一発、頭部に一発銃弾を撃ち込み、車ごと焼き払います。そして、赤井秀一とみられる遺体が発見されます。
しかし、そもそも赤井秀一のものとみられていた遺体は身元不明の遺体であり、それを赤井秀一のものだと結論づけたのはコナンの携帯に付着していた赤井秀一の指紋と一致したことが決め手でした。しかし、これはコナンの策略であり、実はコナンの携帯には赤井秀一の指紋は付着していませんでした。代わりにコナンの携帯に触っていたのは「楠田陸道」であり、発見された身元不明の遺体は楠田陸道のものでした。
また、赤井秀一がキールに撃たれたときの血は阿笠博士が開発した血のりが噴き出す装置によるもので、さらに防弾ベストと防弾ヘルメットで身を守っていました。こうして赤井秀一は自身の死を偽装し、その後共犯者であるキールの車で逃走したというのが一連の赤井秀一の死の真相になります。
その後、赤井秀一はコナンの母親にして変装の達人・工藤有希子に変装術を教わり「沖矢昴」として生活を始めます。また、声は変声機によって変えており、変声機を隠すために常にタートルネックの服を着ています。工藤邸で生活を始めてからは、事件の香りがすると必ず「お裾分け」と言いながら半生の料理を持って阿笠博士の家を訪れるようになります。
沖矢昴と灰原哀の関係
灰原哀は沖矢昴を疑っていた
次に、沖矢昴(赤井秀一)と灰原哀の関係について紹介していきます。灰原哀は元々黒の組織の人間であり、黒の組織の人間の気配を察知することができ(灰原センサーと呼ばれることも多い)ますが、そんな灰原センサーに沖矢昴は初対面時から引っかかっています。ずっと灰原哀が沖矢昴に対して怯えていた理由は、沖矢昴の正体である赤井秀一が黒の組織に3年間潜入していた人物だったためです。
それにしても、沖矢昴(赤井秀一)には、何度も灰原哀を気にかけるシーンが存在します。しかも、沖矢昴(赤井秀一)は阿笠博士の家に盗聴器を仕掛け、灰原哀を監視しているようです。こんなにも沖矢昴(赤井秀一)が灰原哀を気にかける理由、そこにはある過去が隠されていました。
灰原哀の姉と交際していた赤井秀一
沖矢昴に変装している赤井秀一が灰原哀を気にかける理由、それは灰原哀の姉が関係していました。赤井秀一は「諸星大」として黒の組織に潜入する際に、組織の一員であった宮野明美との交際を足掛かりにしていました。最初は宮野明美をただ利用しているだけでしたが、次第に本当に宮野明美に惹かれるようになっていきます。そして、宮野明美も利用されていると知りながら赤井秀一のことを愛していました。
そして、ある日ついに赤井秀一がFBIの潜入捜査官であることが組織にバレてしまい、彼を組織に引き入れた宮野明美が犠牲になってしまいます。自分のせいで死なせてしまった宮野明美のことは、赤井秀一の胸に強く傷跡を残すこととなりました。
そのため沖矢昴に変装していた赤井秀一が灰原哀を監視している理由、それは灰原哀が宮野明美の妹だからだといわれています。宮野明美が守りたかった唯一の家族を彼女の代わりに守るというのが、赤井秀一の目的だったのかもしれません。その証拠に、コナンが以下のような発言をしています。
優作「私がわざわざ身代わりになったFBIの彼は…またここに戻って来るのか?」
コナン「ああ…守んなきゃいけねぇ奴が…いるからな…」(『名探偵コナン』第85巻より引用)
隣の阿笠邸を見ながらコナンが言った「守んなきゃいけねえ奴」というのは、「灰原哀」のことだといわれています。そのため、赤井秀一はこれからも灰原哀のことを守りながら黒の組織にコナンらとともに立ち向かっていくのではないかといわれています。
沖矢昴の登場回
ここからは、沖矢昴の名探偵コナンでの登場回を紹介していきます。沖矢昴の初登場回から、正体が判明する重要な登場回まで一挙に紹介していきますので、必見です。
沖矢昴の登場回①赤白黄色と探偵団
まず最初に紹介する沖矢昴の登場回は、「赤白黄色と探偵団」です。「赤白黄色と探偵団」は沖矢昴の記念すべき初登場回であり、テレビアニメ509話、単行本60巻に収録されています。この回では、同級生の父親から事件の依頼を受けたコナンたち少年探偵団がアパートへ向かいます。そこで、放火事件が起こります。そして、その犯人は同級生の日記によると「黄色い人」。
同級生はミニカーが大好きだったため、周囲の人にイメージカラーであだ名をつけるのが習慣だったようです。その放火事件の容疑者は3人で、その中の一人がそのアパートに住んでいた沖矢昴でした。しかし結局沖矢昴は犯人ではなく、あだ名はいつも庭の花に水をやっていたため消防車=「赤い人」ということでした。「赤い人」というのは沖矢昴の正体を暗示していたのかもしれません。
沖矢昴の登場回②コナンVS W暗号ミステリー
次に紹介する沖矢昴の登場回は、「コナンVS W暗号ミステリー」です。「コナンVS W暗号ミステリー」はテレビアニメ510話、単行本第60巻に収録されています。そして、この登場回では蘭と園子が新一の家を掃除しに訪れ、そこで新一の家に居候を始めた沖矢昴と対面します。驚いた蘭は不審者だと勘違いし、いきなり蹴りを繰り出します。蘭の蹴りによって飛ばされる沖矢昴でしたが、蘭は蹴った手応えがなく不思議そうな表情に。
沖矢昴の正体はジークンドーの達人の赤井秀一であるため、蘭の蹴りをうまく交わして蹴られたふりをしていたのかもしれません。また、園子は沖矢昴が不審者でないと知ると、「かっこいい」と言いながらいつもの調子でメロメロになります。
沖矢昴の登場回③推理対決!コナンVS沖矢昴
次に紹介する沖矢昴の登場回は、「推理対決!コナンVS沖矢昴」です。この登場回はテレビアニメ512話、単行本第61巻に収録されています。そして、この登場回ではコナンと沖矢昴が世間を騒がす「紙飛行機男」という怪事件に挑みます。コナンに負けず劣らずの推理力を披露する沖矢昴。やはり只者ではないとファンの間で話題になりました。
沖矢昴の登場回④緊急事態252
次に紹介する沖矢昴の登場回は、「緊急事態252」です。「緊急事態252」は、テレビアニメ第622話・623話、単行本第72巻に収録されています。この登場回では、少年探偵団がビルに忍び込んで缶けりをしていたところ、同じビルに監禁されている人がいることに気が付きます。警察に通報しようとしたところコナンと灰原哀が犯人に捕まってしまいます。
コナンはなんとか犯人から逃げるために様々な方法を取りますが、業を煮やした犯人が少年探偵団のいるビルごと燃やそうと画策します。絶体絶命の少年探偵団やコナンたちを救ったのは、帰りの遅いコナンたちを心配して居場所を突き止めた沖矢昴でした。
沖矢昴の登場回⑤異次元の狙撃手
出典: https://festy.jp
次に紹介する沖矢昴の登場回は、劇場版名探偵コナン「異次元の狙撃手」です。沖矢昴が劇場版に登場したのは、これが初めてになります。「異次元の狙撃手」では、コナンが連続狙撃殺人犯を追います。しかし、ラストでは逆に連続狙撃犯に追い詰められてしまいます。そんな時に、コナンの窮地を一発の弾丸で救ったのが沖矢昴でした。
犯人を凌駕する距離から狙撃を決める腕前と、その際に発した声はまさに「赤井秀一」そのものでした。実質、沖矢昴の正体が赤井秀一であるということを完全にバラしたのはこの劇場版が最初だといわれています。
沖矢昴の正体を知る登場人物
ここからは、沖矢昴の正体が赤井秀一であることを知っている登場人物を紹介していきます。そして、それぞれの登場人物が行ったことや役割についても紹介していきます。
正体を知る登場人物①江戸川コナン
沖矢昴の正体を知る登場人物一人目は、「江戸川コナン」です。組織に戻ったキールが組織に赤井秀一を暗殺するようにという命令を与えられると読んで、一連の「死体入れ替えトリック」を考えました。これに対して、赤井秀一は以下のような言葉を残していました。
赤井「まさかここまでとはな…」
キール「私も驚いたわ…こんなにうまく行くなんて…」(『名探偵コナン』第58巻より引用)
赤井秀一が死んだと思われていた当初は、「ここまでとは」というセリフは「ここまでで自分は死んでしまうのか」という意味のセリフだと考えられていました。しかし、このセリフの本当の意味は全く別のものでした。
「だが、これにある言葉を加えると…その意味は一変する…」
「まさかここまで…読んでいたとはな…」(『名探偵コナン』第85巻より引用)
単行本第85巻にてそのセリフの真意が明かされています。「ここまでとは」には、「(コナンが)ここまで読んでいたとは」という驚きと称賛の意味が隠されていたのです。
正体を知る登場人物②水無怜奈
沖矢昴の正体を知る登場人物二人目は、「水無怜奈(キール)」です。キールは赤井秀一の死の偽装に必要不可欠な存在であり、彼女の協力がなければこのトリックは成り立ちませんでした。そのため、赤井秀一が生きていることを知る数少ない人物の一人になります。しかし、彼女が赤井秀一が沖矢昴として生活していることまで知っているのかどうかは不明です。
正体を知る登場人物③工藤優作
沖矢昴の正体を知る登場人物三人目は、「工藤優作」です。工藤優作は新一(コナン)の父親であり、沖矢昴の正体が赤井秀一だと確信した安室透が乗り込んできた際に、沖矢昴の変装をして彼と対峙しました。その際に沖矢昴の正体を知ったのかと思われがちですが、「緋色の捜査官」という赤井秀一をモデルにしたとされる小説がマカデミー賞を受賞しているため、前もって事情を知らされていたと考えられています。
正体を知る登場人物④工藤有希子
沖矢昴の正体を知る登場人物四人目は、「工藤有希子」です。工藤有希子は新一(コナン)の母親であり、かつて初代怪盗キッドの黒羽盗一に弟子入りした経験があり、ベルモットと同等の変装術を持っています。そして、その変装術を赤井秀一に伝授し、それによって赤井秀一は容姿を変え「沖矢昴」になりました。また、安室透に正体がバレそうになったときには工藤優作の変装をして授賞式に出るなど多大な貢献を見せています。
正体を知る登場人物⑤阿笠博士
沖矢昴の正体を知る登場人物五人目は、「阿笠博士」です。赤井秀一が沖矢昴として生活するために必要不可欠な変声機は、阿笠博士が発明しました。沖矢昴がつけている変声機はコナンの蝶ネクタイ型とは違い、チョーカー型になっているため、沖矢昴はそれを隠すために普段ハイネックの服ばかり着用しています。さらに、ジンに撃たれた時にニット帽から血ノリが吹き出す仕掛けを発明したのも博士だといわれています。
このように、阿笠博士がいなければ赤井秀一の死の偽装トリックも成り立たなかったことになります。さらに、沖矢昴が現在暮らしている新一の家は博士の隣であるため、沖矢昴は度々「お裾分け」を持って博士の家を訪れています。
正体を知る登場人物⑥ジェイムズ・ブラック
沖矢昴の正体を知る登場人物六人目は、「ジェイムズ・ブラック」です。コナンと赤井秀一は元々FBIの人間にこの一連のトリックを教えておくつもりはありませんでした。黒の組織が赤井秀一の死に疑問を持ち、探りを入れてくれば真相が明るみに出るかもしれないという危険があったからです。そのため、FBIの人間であるジェイムズ・ブラックにも、真相は明かさないつもりでした。
しかし、ジェイムズ・ブラックは一連のトリックの要となる赤井秀一の指のコーテイングに気が付いてしまいます。そのため、やむをえずジェイムズ・ブラックには赤井秀一が生きているということを知らせるという結果になったのでした。
正体を知る登場人物⑦ジョディ・スターリング
沖矢昴の正体を知る登場人物七人目は、「ジョディ・スターリング」です。ジョディ・スターリングは赤井秀一はキールに殺害されたと思っており、彼の死に心を痛めていました。しかし、来葉峠で公安警察に追いかけられた際に後部座席から隠れていた本物の赤井秀一が登場。このとき初めて赤井秀一の生存を知ることになります。その後、赤井の死にまつわる真相を全て知らされることとなりました。
正体を知る登場人物⑧アンドレ・キャメル
沖矢昴の正体を知る登場人物八人目は、「アンドレ・キャメル」です。アンドレ・キャメルは、ジョディ・スターリングと同じように赤井秀一はキールに殺害されたと思っていました。
しかし、来葉峠で公安警察に追いかけられた際に後部座席から隠れていた本物の赤井秀一が登場。このとき初めて赤井秀一の生存を知ることになります。二人が赤井秀一の生存を知らされることとなったのは、組織の人間が誰も(バーボン以外は)赤井秀一の死を疑っていないためだと考えられています。
降谷零(安室透)は正体に気づいている?
次に、赤井秀一と因縁深い安室透が正体に気づいているのかを紹介していきます。安室透は公安警察として黒の組織に潜入しており、「バーボン」というコードネームを与えられています。彼は同じく公安として潜入していた仲間スコッチの死に関して、赤井秀一と因縁があります。そのため、安室透は赤井秀一を恨んでおり、敵対視しています。
そんな安室透は、コナンに負けず劣らずの推理力・洞察力を兼ね備えており、当然赤井秀一の死に疑問を持ちます。そして赤井秀一が沖矢昴に変装して生存しているのだと確信し、「緋色シリーズ」では真相を暴くため工藤家に単身乗り込みます。しかしこの行動はコナンの予想の範疇だったため、工藤夫妻の協力もあって上手く誤魔化されてしまいます。
しかし、何らかの手段を使って誤魔化されたということは安室透も勘づいており、沖矢昴の正体が赤井秀一であることは未だに確信しているようです。しかし、それを組織にバラさずにいるのは自分が公安警察であるという弱みを赤井秀一に握られているからです。このように、二人はお互いに知られてはならない秘密を握っているということになります。
世良真純は正体に気づいている?
次に、赤井秀一の実の妹である世良真純が正体に気づいているのかを紹介していきます。世良真純は家族として赤井秀一が死んだと知らされているようです。そのため、当然沖矢昴の正体が自分の死んだはずの兄だとは知りません。しかし、690話の「工藤優作の未解決事件(コールドケース)」で沖矢昴に初めて出会った際に沖矢昴に何か感じるものがあったようです。
世良真純には領域外の妹や羽田秀吉関係のことなど、未だ明らかになっていない謎があるため、今後そのあたりのこともクローズアップされていくといわれています。そのため、その際に兄である赤井秀一も関わっていくのではないかと予想されています。
沖矢昴の声優
ここからは、沖矢昴のアニメ声優について紹介していきます。しかし実は、沖矢昴と沖矢昴の正体である赤井秀一の声を担当している声優は別々です。そのため、沖矢昴の声優と赤井秀一の声優をそれぞれ紹介していきます。
沖矢昴の声優は置鮎龍太郎
まず最初に紹介するのは、沖矢昴の声を担当している声優です。沖矢昴の声を担当している声優は置鮎龍太郎さんです。そこで、ここからは置鮎龍太郎さんのプロフィールと置鮎龍太郎さんの主な出演作について紹介していきます。
置鮎龍太郎のプロフィール
沖矢昴の声を担当している声優・置鮎龍太郎さんのプロフィールについて紹介していきます。置鮎龍太郎さんは青二プロダクション所属の声優で、1969年11月17日生まれ、血液型はO型です。生まれたのは福岡県でしたが、小学校3年生の時に親の仕事の都合で大阪府に引っ越します。そして高校を卒業後、声優に憧れ青二プロダクションのオーディションを受け合格し、大阪から上京することになります。
声優としてのアニメでの初仕事は、『ドラゴンクエスト』のリリパット役でした。その後『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』のフランツ・ハイネル役で初レギュラーを果たし、『地獄先生ぬ〜べ〜』の鵺野鳴介役などを経て一躍人気声優の仲間入りを果たします。ちなみに、妻は声優の前田愛さんです。
置鮎龍太郎の主な出演作
ここからは、置鮎龍太郎の主な出演作について紹介していきます。置鮎龍太郎さんは多くのアニメに出演しており、その全てをここで紹介することはできませんので、その一部を紹介していきます。
- ゴールFH(宮本拓也)
- ママレード・ボーイ(松浦遊)
- 新機動戦記ガンダムW(トレーズ・クシュリナーダ)
- 地獄先生ぬ〜べ〜(鵺野鳴介)
- ドクタースランプ(Dr.マシリト、摘突詰)
- 遊☆戯☆王(本田ヒロト)
- 十兵衛ちゃん(小田豪鯉之介)
- 神八剣伝(トモカ・タイガ)
- 勝負師伝説 哲也(阿佐田哲也)
- 真・女神転生デビチル(大魔王ルシファー)
- テニスの王子様(手塚国光)
- フルーツバスケット(草摩紫呉)
- 鋼の錬金術師(スカー)
- BLEACH(朽木白哉)
- Fate/Zero(バーサーカー)
赤井秀一の声優は池田秀一
次に紹介するのは、赤井秀一の声を担当している声優です。赤井秀一の声を担当している声優は池田秀一さんです。そこで、ここからは池田秀一さんのプロフィールと池田秀一さんの主な出演作について紹介していきます。
池田秀一のプロフィール
赤井秀一の声を担当している声優・池田秀一さんのプロフィールについて紹介していきます。池田秀一さんは東京俳優生活協同組合所属の声優で、血液型はO型、身長は162cmで体重は60kgだといわれています。池田秀一さんは1958年から子役として活動されており、NHKのテレビドラマ『次郎物語』の主役を務めました。その後も、数多くのテレビドラマや映画に出演していました。
そして、ある時『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイ役とシャア・アズナブル役のオーディションに参加し、見事シャア・アズナブル役に合格したことがきっかけで、声優業にも力を入れるようになりました。シャア・アズナブル役は池田秀一さんの代表作の一つであり、名探偵コナンの赤井秀一もガンダムのシャアのオマージュだそうです。赤井秀一の名前も、赤い彗星のシャアと池田秀一を取ったものになっています。
池田秀一の主な出演作
ここでは、赤井秀一の声優・池田秀一さんの主な出演作について紹介していきます。池田秀一さんはアニメの声優だけでなく、吹き替えの声優なども多数担当しているため、両方の出演作を紹介していきます。まずは、アニメでの主な出演作を紹介していきます。
- 機動戦士ガンダム(シャア・アズナブル)
- 炎のアルペンローゼ ジュディ&ランディ(ジョルジュ・ド・グールモン伯爵)
- 燃える!お兄さん(火堂害)
- 七つの海のティコ(スコット・シンプソン)
- アークザラッド(シュウ)
- SDガンダムフォース(レッドザコ / コマンダーサザビー)
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY(ギルバート・デュランダル)
- 彩雲国物語(紅邵可)
- カードファイト!! ヴァンガードG(明神リューズ)
出典: https://ciatr.jp
次に、海外ドラマや映画での吹き替えを担当している俳優を紹介していきます。以下に紹介しているのは、池田秀一さんが吹き替えを担当したことのある俳優ですが、これはほんの一部であり、他にも多数担当しています。
- ジェット・リー(リー・リンチェイ)
- ジミー・ウォング
- チャーリー・シーン
- マイケル・ビーン
- フー・チェン・チャン
- リュー・チャーフィー
沖矢昴に関する感想や評価は?
私は降谷さんより沖矢昴派なんや…赤井さんじゃない、沖矢昴なんや!!!赤井さんがチラついてる沖矢昴が好きなんや…目が空いてる時とかな
— 細川 (@eZ9abC2mSPy6AzO) April 26, 2019
では、最後に沖矢昴に関するネット上での感想や評価を紹介していきます。近年の名探偵コナンでは赤井秀一のライバル(?)である安室透の人気が凄まじいものになっています。しかしながら、沖矢昴こと赤井秀一の人気も負けてはいません。上記の感想は、赤井秀一ではなく沖矢昴派だと述べています。
何度でも言いますが沖矢昴の姿で赤井秀一の目がチラリズムするの勘弁してほしい…(発作)(興奮)(恍惚)
— 飽きはる (@akiharu57) May 1, 2019
また、上記の感想は沖矢昴の姿で赤井秀一の目になるのが好きだという感想です。このように、時折赤井秀一の顔になる沖矢昴がかっこいいという感想が多数みられました。
コナン君では沖矢昴さんが最推しなんですけど、なんか聞き覚えある声と思ったら、キンハの準最推しテラさんの声優の置鮎さんが声当ててたの驚き
— ルビー💎 (@ruby0872leo) April 27, 2019
また、沖矢昴の声優についての感想もありました。沖矢昴の声優・置鮎龍太郎さんについてそれを知った時に驚いたという感想や、ぴったりで良い声だという感想も多くみられました。また、2019年の金曜ロードショーでは置鮎龍太郎さんの副音声が放送され、多くのファンが歓喜したようです。
異次元の狙撃手はラストの沖矢昴のセリフからラブサーチライトに繋がる瞬間が神(n回目)
— Daiそん (@Daison1721) May 3, 2019
ここだけで紺青の拳超えてると言っても過言ではない
また、上記の感想は沖矢昴が初めて劇場版に登場する「異次元の狙撃手」に関しての感想です。ラストの沖矢昴のセリフからラブサーチに繋がる瞬間が素晴らしいという感想が多数挙がっています。
沖矢昴の正体まとめ
この記事では、沖矢昴の正体が赤井秀一であることを紹介してきましたがいかがだったでしょうか?赤井秀一の死の真相や、それについて知る登場人物についても詳しく紹介してきました。さらに、赤井秀一が沖矢昴の姿でいる理由も、実は宮野明美の妹・灰原哀を守るという目的があったではないかと考察してきました。この記事を読み、今まで謎に包まれてきた沖矢昴の知られざる一面を知っていただけたのではないでしょうか?
実は、2020年の劇場版名探偵コナンは「赤井秀一」がメインなのではないかといわれています。そのため、これからも赤井秀一が大活躍することが期待されています。それでは、これからも沖矢昴(赤井秀一)やコナンの活躍を見守っていきましょう!