【ブラッククローバー】ヴァンジャンスの正体はリヒト！黒幕説や凄惨な過去・魔法は？

ヴァンジャンスは金色の夜明け団の団長です。これまでは、主人公・アスタのライバルとして登場するユノを使って何かしらの企みがあるシーンがありましたが、ついにヴァンジャンスの正体が判明します。そこで、ブラッククローバーのあらすじをはじめ、ヴァンジャンスの正体が明らかになるまでの黒幕説と回想とともに紹介していきます。

かつての世界には「魔人」と呼ばれる存在と、魔人を倒した伝説的な魔導士「魔法帝」が存在していました。そこで、クローバー王国は代々魔法帝の地位を受け継ぎ、その下に魔法騎士団を従うことで王国の平和を保っています。その中で下民として育てられたアスタとユノ。二人はみんなを守るため、幸せにしたいがために魔法帝となることを決意し、日々鍛錬に励んでいました。

ようやく15歳になり「魔導書(グリモワール)」を授与される日が訪れ、ユノは初代魔法帝も使っていたとされる四つ葉のクローバー、アスタは魔法を無力化する力を持った「五つ葉の魔導書」を手にします。魔導書を手にした二人は魔法帝への道に続く「魔法騎士団入団試験」を受け、アスタは黒の暴牛へ、ユノは金色の夜明け団への入団を果たすことにより、二人は魔法帝を目指すための一歩が、ここから始まりました。

ブラッククローバーは、2016年12月18日「JFジャパンスーパーステージ」からテレビアニメが発表された後、2017年10月30日から現在までテレビ東京系列にて放送されています。ナレーションは松田健一郎が担当、制作はstudioぴえろが担当し、2018年10月から「ブラッククローバーセレクション～黒の暴牛傑作選～」とのタイトルで再放送を実施。こちらは月曜(日曜深夜)でみることができます。

魔法帝ユリウスはヴァンジャンスが昔から何かを隠しているのに気づいていました。ヴァンジャンスは何か見せてはいけない部分があるとは分かっていましたが、それはヤミも同じであったろうというユリウス。しかしユリウスの言葉「君であり、君じゃなかったんだな」と言います。というのも、ユリウスの目の前にいたヴァンジャンスがリヒトの姿に変わったのを見て、ヴァンジャンスの1つの体に対して2つの魂が入っていたことを知ったからです。

ただ、ヴァンジャンスに残る傷についての謎。そこで、ユリウスはヴァンジャンスの傷についてリヒトに問いますが、リヒトは「あの傷はヴァンジャンス一族が受けた呪いだから、私には関係が無い」と言います。さらに、リヒトが人間が嫌いであることに対して、ヴァンジャンスは違う。ただ、ヴァンジャンスは人間でありながら、リヒトの感情を受け止め理解してくれたからこそ同じを共有してきたと。

ヴァンジャンスはリヒトのことを友人としてみており、一方、ユリウスへの忠誠やヤミ団長との友情といった本物の想いも存在していることから、二律背反に苦しんでいました。ぎりぎりまで双方に助力しようとしましたが、白夜の魔眼も最終段階の計画へと至ったことにより、ヴァンジャンスはどちらを選ぶのか決断を下す必要に迫られます。

そこで、ヴァンジャンスは正体がリヒトだと明かすとともに、ユリウスとリヒトを戦わせることでその結果に委ねることになりました。こうしてユリウスとリヒトの戦いが始まります。

ユリウスはリヒトと会った時の違和感、そして、リヒトに手傷を負わせた時からヴァンジャンスの姿が見えなくなったことから、ヴァンジャンスに対しての疑念を抱いていました。さらに、54話でライアが誰かに変身していたことが判明しています。ということは、リヒトの手傷が癒されるまでヴァンジャンスは姿を出すことをができないので、ライアが団長会議に変身していたのがヴァンジャンスだった可能性が高いです。

ヴァンジャンスの正体が143話で判明するまでは、有力な黒幕説が飛び交っていました。それはヴァンジャンスというもの…。それでは、ヴァンジャンスが黒幕だと言われる理由を紹介していきます。

ヴァンジャンスは白夜の魔眼が王都を襲った際に、フエゴ団長は空間魔法の罠にかかり、おそらく襲撃者の黒幕(リヒト)であろう人物の場所へ飛ばされました。しかし、フエゴ団長はその黒幕を見た瞬間激しく動揺していたのです。その反応は見知った人物を見たような…。そして、白夜の魔眼との襲撃の日は戦攻叙勲式だったのですが、この式は全ての団長が揃っていなければなりません。

しかし、ヴァンジャンスは式に出席していなかったのです。その後はヴァンジャンスに対して不在理由をヤミ団長が問いただしますが、あいまいな状態で流されてしまいました。もし、リヒトの正体がヴァンジャンスであれば不在理由とは辻褄が合います。

黒幕説が浮上したのは魔法騎士団本部に団長達が終結した際に、ヤミ団長がヴァンジャンスに対して放った言葉「お前…光の魔法なんて使わないもんな？」によるものでした。ヤミ団長が言葉を発したのはヤミ団長とリヒトが対決して間もなくの出来事です。このヤミ団長の言葉はヴァンジャンスとリヒトには魔法以外で共通点を見出したからだと言っても間違いないでしょう。ただ、この質問に対しての答えは否定されましたが。

ヴァンジャンスの名前も有力な黒幕説となります。ヴァンジャンスの名前は、フランス語で""復讐""の意味を持っているのです。名前と魔法との共通点が存在するキャラがいるので魔法以外で共通したキャラが存在していても不思議ではありません。たとえば、ヤミ団長であれば「ヤミ・スケヒロ=闇魔法」です。というのであれば、復讐の意味を持つヴァンジャンスが黒幕であってもおかしな話ではないといえるでしょう。

ヴァンジャンスが金色の夜明け団の団長となったのが、魔法帝ユリウスノ出会いがきっかけです。出会いはヴァンジャンスが「世界樹魔法」を使っている時にたまたま魔法帝ユリウスが見かけ、稀に見る世界樹魔法を見たユリウスは魔法騎士団に誘っています。

ただ、ヴァンジャンスは外見へのコンプレックスによって断りますが、魔法帝自作の仮面を貰うことで補うことに。その時に傷ついた心を救ってもらったことから、ヴァンジャンスはユリウスに忠誠を誓います。

ヴァンジャンスは貴族の落胤です。幼いころは下民として扱われる恵外界暮らしで、8歳のころに貴族として迎い入れられました。ただ、ユリウスの誘いを断った原因である黒々とした痣が顔にあったため、幼いころは「呪われた子」として周囲から罵倒され、不気味なことから虐待されていました。

世界樹魔法の中でも「ミスティルテインの種」はアニメオリジナルの魔法です。この威力は絶大で、ダイヤモンド王国の最高戦力である八輝将の一人を一撃で倒すほど。その効果はミスティルテインの大樹を個人に限定させる魔法となっています。

世界樹魔法の中で「ミスティルテインの大樹」があります。ミスティルテインの大樹は街一つ分ほどある大樹を作りだすことができる魔法です。創世過程では自身の魔力に限らず、他人の魔力までを吸収して魔法の力としているので、魔法の発動までは時間がかかるものの、攻守ともに発動することができる超大規模魔法となってます。ダイヤモンド王国からの襲撃では、ダイヤモンド王国の戦闘員たちを一瞬で無力化させていました。

ヴァンジャンスの魔樹降臨は魔法騎士団の入団試験で初めて披露した魔法です。天から巨大な樹を出現させる魔法となっており、魔法分類は不明。他の魔法騎士団団長ですらも戦慄するほど圧倒的な力を持っています。入団試験ではこの魔法によって箒を根の先から作り出しました。

エルフ族の存在は魔女王から語られました。現在のクローバー王国の端(恵外界)で数百年前に生息していたとされる種族がエルフ族です。エルフ族はマナに愛されていることから、一人一人が高魔力を持っており、エルフ族の内の数人は魔女王に匹敵するほどの魔力を持っていたようです。しかし、人間の裏切り、そして数で勝る人間から滅ぼされ現在は絶滅してしまいました。

エルフ族の転生術はエルフ族のみが発動できる禁術です。転生術はエルフ族がに人間によって滅ぼされる際にリヒトが発動したとされています。転生術を発動すると、「あちらの世界」の魔力を転生させたい人の魂へ付加させることで、波長の近い人物の中によみがえらせることができます。ただ、転生術には誰の体にも使えるわけではなく、「波長の近い人物」と「生まれ変わり」などの条件を満たす必要があります。

クローバー王国に敵対するテロリスト集団として王都襲撃から登場した白夜の魔眼。白夜の魔眼の構成員はエルフ族で構成されており、最終的な目標は人間に滅ぼされたエルフ族の復活です。そして、その構成員のリーダーがリヒトでした。リヒトは転生術によってエルフが転生した人間であり、エルフ族の生き残りなのです。

ヴァンジャンスの声優は小野大輔です。ヴァンジャンスの正体が判明したという事であれば、また違ったキャラ設定が必要なはず。それでは、小野大輔のプロフィールをはじめ、出演作までを紹介し理解を深めていきます。

• 名前：小野大輔
• 愛称：小野D、小野さん、小野くん
• 出生地：高知県高岡郡
• 生年月日：1978年5月4日
• 身長：175㎝
• 血液型：О型
• 職業：声優、ナレーター、歌手
• 所属事務所：フリー

声優の小野大輔は日本大学芸術学部放送学科、青二塾日曜クラスを卒業しています。大学ではテレビ番組制作を学んでおり、大所帯のディレクションが上手くいかないことから挫折。しかし、その後はラジオ番組制作に転向し、声優を目指すきっかけとしてスタッフが不足していたため、出演側になったことです。声優のデビュー当初は吹替をメインに声優を担当しています。

小野大輔は様々な受賞歴のある方で、これまでに第二回声優アワードサブキャラクター男優賞や、第四回声優アワード主演男優賞などがあります。そのため、代表作には「涼宮ハルヒノ憂鬱」の古泉一樹や「黒執事」のセバスチャン・ミカエリス、「宇宙戦艦ヤマト2199」の古代進、「ジョジョの奇妙な冒険」の空条承太郎、「デュラララ!!」シリーズの平和島静雄などに数々の大人気作品に出演するほどの活躍を見せています。

ヴァンジャンスの正体がリヒトだということから、今後の展開が気になるとの声があります。ヴァンジャンスの黒幕説はかなり有力なものでしたが、ヴァンジャンスの正義感や温厚な性格から認めたくないような複雑な気持ちがあるようです。ヴァンジャンスの過去が大きく影響しているのですが、味方に転じる可能性も信じたいでしょう。

これまでにヴァンジャンスはユノの成長を待っているシーンがありました。そこで、ヴァンジャンスが今動くには早いのではないか？と考えられています。しかし、ヴァンジャンスはユノを利用して何を企んでいるのでしょうか。アスタと敵対する可能性も考えられます。

アスタはロイヤルナイツ選抜試験で優勝ができず、さらにユノとも戦えなかったことが原因で虚無感に襲われていました。そこで、ヤミとヴァンジャンスとの関係が判明しましたが、ヴァンジャンスの正体がリヒトということになれば、敵対すること間違いなし。ということは、ヤミ団長の元に所属するアスタとヴァンジャンスの元に所属するユノも敵対するのでしょうか。

ヴァンジャンスの正体が判明するまでは、様々な黒幕説が飛び交っていました。どれも有力な黒幕説で、さらに、ユノが成長しきった暁には何かに利用しようと企む場面が気になります。ヴァンジャンスがリヒトだと判明したのですが、今後の展開はユノを巻き込むことで話が大きくなる可能性が見込めます。ますます面白くなりそうな予感…。今後の展開はヴァンジャンスに必見です！