ブラッククローバーの漫画やアニメの評価や感想は?いい評価と悪い評価をまとめて紹介

『ブラッククローバー』は田畠裕基先生による魔法冒険ファンタジーです。2015年から『週刊少年ジャンプ』にて連載開始され、2017年からはアニメの放映も開始されています。『ブラッククローバー』は優秀な親友ユノと、無力な主人公アスタというライバル関係や、魔法帝を目指すという少年漫画王道のストーリー展開、魔法を使った激しいバトル描写、多彩な能力を持ったキャラクター設定等、読者を魅了する作品となっています。今回は『ブラッククローバー』に寄せられているいい評価や悪い評価、様々な感想をご紹介していきます。

ブラッククローバーの漫画やアニメの評価や感想は?いい評価と悪い評価をまとめて紹介のイメージ

目次

  1. ブラッククローバーとは?
  2. ブラッククローバーの漫画やアニメのいい感想や評価
  3. ブラッククローバーの漫画やアニメの悪い感想や評価
  4. ブラッククローバーのアニメ声優に関する感想や評価
  5. ブラッククローバーに関する海外の評価や感想
  6. ブラッククローバーの感想や評価まとめ

ブラッククローバーとは?

『ブラッククローバー』は『週刊少年ジャンプ』で連載中の魔法冒険ファンタジーです。原作者は田畠裕基(たばたゆうき)先生で、前作『HUNGRY JOKER』は2011年に第7回金未来杯を受賞しています。『ブラッククローバー』は主人公アスタが魔法帝を目指して奮闘する姿が描かれています。

ブラッククローバーの作品情報

ブラッククローバーの原作漫画情報

2015年から『週刊少年ジャンプ』で連載が開始した『ブラッククローバー』ですが、最初は『少年ジャンプNEXT!!』で読み切り作品として掲載されました。その後連載となり、2019年4月に20巻が発行されました。『ブラッククローバー』の累計発行部数は700万部を突破しており、大人気となっています。

また、『ブラッククローバー』は漫画の他に小説作品としてジョニー音田先生による『ブラッククローバー 暴牛の書』『ブラッククローバー 騎士団の書』が発売されており、田畠裕基先生が原著を務められています。

ブラッククローバーのアニメ情報

『ブラッククローバー』は2017年10月からテレビ東京にてアニメ化され、『キャプテン翼』等を手掛ける脚本家・筆安一幸(ふでやすかずゆき)さんがシリーズ構成を務めています。アニメ『ブラッククローバー』の放映は現在まで続いており、『ブラッククローバーセレクション 〜黒の暴牛傑作選〜』として再放送も行っている程大人気となっています。

ブラッククローバーのあらすじ

その昔、魔神と呼ばれる魔物から世界を救った魔導士が”魔法帝”と呼ばれ伝説となりました。それ以後は代々の”魔法帝”がクローバー王国を平和へと導いていました。孤児院に住む主人公アスタと、親友ユノはそんな”魔法帝”になる為、日々鍛錬を積んでいました。

そして15歳になった時、魔導書(グリモワール)が授けられるのですが、ライバルのユノは伝説の”四つ葉のクローバーの魔導書”を手にします。一方で、なぜかアスタには魔導書が現れませんでした。それはアスタには全く魔力が備わっていない事を表していました。ショックを受けるアスタでしたが、ユノの魔導書を狙う盗賊に襲われた際に、アスタの手に魔導書が現れます。

それは”反魔法の魔導書”で、”ブラッククローバー”である”五つ葉のクローバー”が刻印されていました。”悪魔が宿る”と言われている”ブラッククローバー”の魔導書を手にしたアスタは、魔法騎士団「黒の暴牛」へ入団し、魔法帝を目指して様々な戦いに巻き込まれていきます。
 

TVアニメ『ブラッククローバー』公式サイト

ブラッククローバーの漫画やアニメのいい感想や評価

王道バトル漫画の『ブラッククローバー』にはその”少年漫画らしさ”から、様々な好意的な評価が寄せられています。『ブラッククローバー』の”王道”だからこその面白さを評価するファンの声を紹介していきます。

いい感想や評価①少年漫画の王道設定

『ブラッククローバー』のアスタとユノのライバル関係がまさに”王道”の設定でとても良いと評価している声です。少年漫画の醍醐味である”ライバルで親友”という設定のアスタとユノが魔法帝を目指し切磋琢磨していく姿は読者の求める”王道”の姿です。

『ブラッククローバー』の”王道”なバトル漫画展開に惹かれるという読者の声です。無力な主人公アスタが特別な”ブラッククローバー”の魔導書を手にし、様々な敵とバトルしていく姿は読者の心を躍らせる展開となっています。

『ブラッククローバー』はあの世界的大ヒット漫画『NARUTO』と比較される事が多いようです。『ブラッククローバー』のアスタとユノのライバル関係や、それぞれのキャラクター設定が『NARUTO』のナルトとサスケを彷彿とさせるようで、”王道”ジャンプ漫画を求めていた読者は、『ブラッククローバー』を高く評価しています。

いい感想や評価②熱いバトルシーン

『ブラッククローバー』のバトルシーンを評価している読者の声です。魔導書を使って繰り広げられる魔法の熱いバトルシーンは少年漫画を好む読者にとって堪らない要素となっています。

『ブラッククローバー』のアニメでは、バトルシーンの作画に定評がありました。当初はあまり高評価はされていないようでしたが、徐々に注目が集まり、作画を楽しみにアニメを見ているファンも多いようでした。

比較される事の多い『NARUTO』ですが、そのアニメの人気は世界的なものになっています。そんな『NARUTO』の中でも”神回”と呼ばれているバトルシーンと、『ブラッククローバー』の17話は並ぶと評価する声です。中でも吉原達矢さんが手掛けた回は高く評価されているようです。

いい感想や評価③個性的なキャラ

『NARUTO』や『FAIRY TAIL』の二番煎じと言われている評価の目立つ『ブラッククローバー』ですが、魔導書を使用したバトルや、キャラデザインにオリジナリティーがあり、好きだと評価している声です。ありきたりな設定で”王道”と言われてしまう事が多いようですが、『ブラッククローバー』にしかない魅力もあるというファンも多いようです。この方の予想通り『ブラッククローバー』はアニメ化を果しています。

かなり個性的なキャラクターの多い『ブラッククローバー』ですが、そのデザイン性が読者には受けているようです。これは主人公アスタと同じく”黒の暴牛”に所属する「ゴードン・アグリッパ」というキャラクターでとても奇抜な風貌と、憎めないキャラクターで『ブラッククローバー』の読者から愛されています。

『ブラッククローバー』には多くのキャラクターが登場します。登場する毎に、個性的なキャラクターが増えていく為、自分のタイプなキャラクターを見つけるのも読者の楽しみになっています。この方は”残念なイケメン”が好きという事で、”珊瑚の孔雀”副団長の「キルシュ」は”度を超えたナルシスト”という残念要素のあるイケメンで、タイプだと仰っています。

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ブラッククローバーの漫画やアニメの悪い感想や評価

今でこそ人気があり、評価が高くなっている『ブラッククローバー』ですが、当初はその”王道”過ぎる物語やキャラクター設定に厳しい意見や評価も多く寄せられていた事は有名です。そんな『ブラッククローバー』に対する読者の声をご紹介していきます。

悪い感想や評価①ありきたりな設定

アニメ『ブラッククローバー』のアスタは叫び声が多く、その声が”不快”という声は多く聞かれました。そしてやはり、『ブラッククローバー』の”王道”過ぎるありきたりな物語はマイナス要素だという声です。今後はキャラクターの可愛さに期待をされているとの事でした。

世間の評価を聞いて作品を見るのをやめてしまうという方の意見です。『ブラッククローバー』の展開がありきたりになってしまったと聞いて、見るのをやめてしまったそうです。一度に多くの作品を見ているファンは、お気に入りの作品とそうでないものを仕分けして、途中で見るのをやめてしまう人は多くいます。

『ブラッククローバー』はやはり『NARUTO』と比較される事が多いようです。そして、展開も同じ様な印象を受け、『ブラッククローバー』は『NARUTO』の二番煎じではないかという評価は非常に多くありました。

悪い感想や評価②ノリが合わない

『ブラッククローバー』の”ノリ”が肌に合わないという方の声です。作品にはそれぞれ”ノリ”というものがあり、それによりテンポ良く読み進める事ができ、また惹き込まれていきます。この方には、『ブラッククローバー』や同じくジャンプ漫画の『僕のヒーローアカデミア』は合わないそうです。

『ブラッククローバー』の物語自体は面白いけれど、”ノリ”が気になると仰る方の声です。物語の内容とは別に”ノリ”というものは作品を読み進めていく際に重要な要素です。作品は独自に”ノリ”を持っていますが、『ブラッククローバー』の”ノリ”はなかなか受け入れ難いものがあるようです。

『ブラッククローバー』の展開と”ノリ”が平坦な為、毎週読んでいても物語が頭に入ってこないという声です。『ブラッククローバー』はたくさんのキャラクターが登場する為、より印象に残る演出が求められるようです。

悪い感想や評価③画力が低い

『ブラッククローバー』のアニメで作画が酷いという声です。アニメでは放送回毎に作画等のスタッフが入れ替わる事が多い為、『ブラッククローバー』の作画が”酷い”と視聴者の中で話題に上がる放送回もあるようです。

この方はご家族に言われ、『ブラッククローバー』の”作画が酷い”という放送回をご覧になったそうです。実際に『ブラッククローバー』の”酷い”シーンを紹介されており、多くの共感を得ていました。動画であるアニメの、1コマを切り取って静止画で見ると、”酷い”瞬間がよく分かるようです。

こちらの方もアニメ『ブラッククローバー』のワンシーンを切り取って紹介されています。アニメ『ブラッククローバー』は放送回毎に”酷い”時と”酷くない”時があるようでした。紹介されているシーンを拝見すると、主人公アスタやライバルのユノ等人物の顔が少し崩れているのが分かります。

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ブラッククローバーのアニメ声優に関する感想や評価

アニメ『ブラッククローバー』の声優陣が豪華だと評価されている声です。主人公アスタやユノは若手で勢いのある声優さんを起用していますが、物語のキーマンである「魔法帝ユリウス」は大人気声優である森川智之さんを起用しています。また、アスタの上司である”黒の暴牛”団長「ヤミ・スケヒロ」は同じく人気声優の諏訪部順一さんを起用しています。他にも福山潤さんや、水樹奈々さんも名を連ね豪華な声優陣となっています。

こちらの方も、アニメ『ブラッククローバー』の豪華な声優陣を評価されています。ベテラン声優だけでなく、若手の注目株である声優も多く起用されている事から、アニメ『ブラッククローバー』は幅広い世代のニーズに刺さる声優陣となっているようです。

こちらはアニメ『ブラッククローバー』の主人公アスタの声が気になると仰る方の声です。主人公アスタを務めるのは、若手声優の梶原岳人さんです。まだ新人の梶原さんは主人公起用が初めてだそうで、異例の抜擢だったようですが、視聴者からは厳しい評価が寄せられていました。元々、原作内でも叫ぶ事の多いアスタはアニメになると余計にそのキャラクターが際立ち、”不快感”を訴える方も多くいました。

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ブラッククローバーに関する海外の評価や感想

賛否両論のある『ブラッククローバー』ですが、日本国内だけでなく、海外からも様々な評価が寄せられています。近年では日本のアニメは海外で評価され、注目を集める事が多い為、『ブラッククローバー』には厳しい意見も多くあるようです。

”ストーリーは面白くなりそう。
だけどみんなの言ってることも分かる。アスタの叫び声はかなりうざい上に不必要。
キャラデザはイケてるが、shounenのお決まりをなぞってるだけだな。これから良くなっていくことを期待”

『ブラッククローバー』のストーリー自体は面白いと評価されています。しかし、やはりアニメ『ブラッククローバー』の主人公アスタの叫び声は”不快”だと仰られています。そして、キャラクターの設定やデザインは良いけれども、少年漫画の”お決まり”をなぞっているだけと厳しい意見もありました。

”ものすごい既視感のあるアニメだな。まるでナルトとフェアリーテールから生まれた子供みたい。
まぁ少なくとも明るいタイプの主人公だからヒロアカよりは楽しめるだろう”

日本のアニメを多く見ている海外の視聴者には、『ブラッククローバー』は既視感のある作品なようです。ここでも引き合いに出されている作品は、『ブラッククローバー』と設定や物語が似ている『NARUTO』や『FAIRY TAIL』で、まるで2つの作品の子供のようだと表現されています。しかし同じく酷評の集まる『僕のヒーローアカデミア』よりは、主人公が明るくて楽しめるのではとこの方は仰っていました。

”ハハハ、今年見た中でワーストの第一話だったよ”

この方も多く日本のアニメをご覧になっているようです。その中でも、アニメ『ブラッククローバー』は”ワースト”の第一話だったと仰っています。膨大な量のアニメが存在する中で、第一話で粗方の評価を決めている視聴者も少なくありません。惹き込まれない作品は、第一話の時点で見るのをやめてしまう方も多い為、『ブラッククローバー』もそんな作品の一つとなってしまったようです。

ブラッククローバーの感想や評価まとめ

『ブラッククローバー』には数々の酷評が寄せられていました。物語がありきたりであったり、キャラクターの設定が今までのジャンプ漫画と似ている為、有名な作品である『NARUTO』と比較され、『ブラッククローバー』は劣ると言われてしまう事が多いようです。

しかしその一方で、『ブラッククローバー』にしかない点を評価している意見も多くありました。『ブラッククローバー』の魔導書を使用したバトルシーンや、個性的なキャラクター設定は読者の心を魅了し、多くのファンを獲得しています。海外からも酷評が多い中、注目を集め、現在ではその物語の面白さから『ブラッククローバー』には良い評価も多く寄せられていました。

”ありきたり”で”二番煎じ”と言われている『ブラッククローバー』ですが、その”王道”な物語やバトルを求めている読者も多くいます。そんなファンの期待を裏切らない”王道”を貫き、『ブラッククローバー』は人気作品へと成長していました。

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