ガンゲイル・オンライン(GGO)をネタバレ!原作やアニメ最終話の結末を考察

アニメ化も行われた人気ライトノベル、ガンゲイル・オンライン。ソードアート・オンラインのファントム・バレット編からの公式二次創作作品ながらその世界観と物語性でソードアート・オンラインとはまた違った人気を獲得しています。今回はGGOの愛称でも知られるガンゲイル・オンラインについてアニメの最終話までをネタバレありで結末まで紹介しつつ原作のあらすじもネタバレありで紹介していきます。

ガンゲイル・オンライン(GGO)をネタバレ!原作やアニメ最終話の結末を考察のイメージ

目次

  1. ガンゲイル・オンライン(GGO)とは?
  2. ガンゲイル・オンライン(GGO)の原作ネタバレ
  3. ガンゲイル・オンライン(GGO)のアニメ最終話の結末考察
  4. ガンゲイル・オンライン(GGO)のアニメ声優
  5. ガンゲイル・オンライン(GGO)の魅力
  6. ガンゲイル・オンライン(GGO)のアニメ2期制作はある?
  7. ガンゲイル・オンライン(GGO)に関する感想や評価
  8. ガンゲイル・オンライン(GGO)のネタバレまとめ

ガンゲイル・オンライン(GGO)とは?

ガンゲイル・オンライン(GGO)の作品情報

ガンゲイル・オンラインは元々オンラインゲームを題材としたライトノベル、ソードアート・オンラインを原作とした公式二次創作作品です。正式名称はソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン(SAOAGGO)ですが、単にガンゲイル・オンライン(GGO)と略される事が多いです。

ガンゲイル・オンライン(GGO)の原作情報

ガンゲイル・オンラインはライトノベルの中でも異例と言える連載スタイルが取られている作品です。通常スピンオフ作品は原作者が執筆するのが常ですが、川原礫さんが手がけるソードアート・オンラインシリーズの中で描かれたファントム・バレット編の舞台、銃器をメインにした作中ゲーム「ガンゲイル・オンライン」の世界観を気に入った「キノの旅」シリーズなどで知られる時雨沢恵一さんが持ちかける形で連載が決定しました。

異例な連載となった本作は2014年12月から2019年6月現在9巻までが執筆されソードアート・オンラインのファントム・バレット編で描かれた第3回BoBよりも少し後の時間軸の物語として展開されています。一部名前が登場する事はあっても基本的には独立した話が展開されており、例えソードアート・オンラインのファントム・バレット編を知らなくても楽しめる内容になっています。

ガンゲイル・オンライン(GGO)のアニメ情報

元々のソードアート・オンラインのファントム・バレット編で描かれた世界観に加え、銃器マニアで、実際にファントム・バレット編のアニメ化の際には銃器アドバイザーとして関わるなどした時雨沢恵一さんの別軸の物語は高い人気を獲得し、2018年にアニメ化が行われました。2019年6月現在1クールで12話が最終話となっています。

スクワッド・ジャム(SJ)とは?

ガンゲイル・オンラインではそれまで個人戦の最強を決めるバレット・オブ・バレッツ(BoB)が3回に渡って行われてきました。その3回目がソードアート・オンラインのファントム・バレット編で描かれた物語で、その物語の中でのキリトとシノンの共闘を見たとあるプレイヤーからの「チーム戦BoBを開催してほしい」という要望によって開催されるようになったのがスクワッド・ジャムです。

ガンゲイル・オンラインの物語の構成の中心にあるのがこのスクワッド・ジャムです。基本的には主要キャラがスクワッド・ジャムに参加する経緯から大会の流れなどを忠実に描いているのでそれぞれの巻末は大会の結末である場合が多くなっています。余談ですがよりリアリティを出す為に味方同士で撃ち合うフレンドリーファイアも可能で味方の爆風でもダメージを受けたりします。

TVアニメ ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン

ガンゲイル・オンライン(GGO)の原作ネタバレ

ガンゲイル・オンライン1巻ネタバレ

183cmという女子としては高い身長がコンプレックスになっている小比類巻香蓮は女子大生になっても内向的な性格を変えたいとVRMMORPGをプレイに興味を持ちます。ランダム生成されるアバターが気にいるゲームで遊ぶ事を考えた花蓮が行き着いたゲームがガンゲイル・オンライン(GGO)です。GGOで生成された身長150cm未満の小柄な体型が気に入り、レンという名前でGGOの世界を駆け抜ける事になります。

レンがGGOで出会い友達となったのが「ピトフーイ」というアバター名のプレイヤーです。2人はコンビを組んでゲームをするようになりますが、そのタイミングで開催される事になったのが第1回のスクワッド・ジャムです。1巻ではプロローグからこの第1回のスクワッド・ジャムの結末までが描かれる事になります。

当初レンはピトフーイからの誘いでこのスクワッド・ジャムに出場する事になるのですが、ピトフーイはリアル都合で参加出来ない事になってしまい代わりにエムという男性プレイヤーを紹介、2人で組んで出場する事になります。ネタバレすると1巻の時点で既に中堅クラスの実力者になっていたレンはエムとのコンビでこの第1回スクワッド・ジャムを優勝するのでした。

ガンゲイル・オンライン2巻ネタバレ

レンとエムの優勝で幕を閉じた第異界スクワッド・ジャム。その後レンはそのスクワッド・ジャムで出会ったエヴァらと偶然にも現実で出会い交流を持つようになります。元々ゲームがしたくてGGOをプレイしていたわけではないレンはGGOから離れエヴァこと新渡戸咲とその仲間達と現実世界で楽しく過ごしていました。そんな折、GGO運営から第2回スクワッド・ジャム開催のお知らせが届きます。

元々レンはこの大会に参加するつもりはありませんでしたがそこにエムからの依頼が届きます。エムは大会に出場してピトフーイを倒してほしいというのです。ネタバレするとピトフーイの正体である神崎エルザは花蓮も知るシンガーソングライターで同時に「命がけのゲーム」をこよなく愛し「頭がおかしい」と言われてしまう一種の異常者です。

ガンゲイル・オンラインでも紹介された異常者エピソードの1つをネタバレすると元々ヘヴィゲーマーである神崎エルザはSAOのベーターテスターだったにも関わらず正式サービス開始日、つまり「SAOデスゲーム」の開始日にログイン出来ずに巻き込まれずに済んだのですが、それを神崎エルザは幸運とは捉えず「命がけのゲームを遊ぶ機会を失った」と不幸だと考えているという物が紹介されています。

そんなピトフーイがエムにとんでもない提案をするのです。ネタバレすると「敗北したら現実でも死ぬ」というものでした。エムは1度した約束は破らない事から以前にピトフーイはレンと「自分に勝ったら素性を明かす」という約束をしていた事からレンに倒してほしいと依頼するのでした。レンはピトフーイと出場するエムに変わり、VRMMOを手ほどきしてくれた親友美優ことフカ次郎と出場する事になります。

ガンゲイル・オンライン3巻ネタバレ

3巻は開催された第2回スクワッド・ジャムの大会中から始まります。レンとフカ次郎は元々親友である事から急造チームながらも抜群のコンビネーションを見せます。レンは依頼を果たす為にピトフーイの元に急ごうとしますが、前回優勝者であるレンは他のチームからマークされてしまい思うように動くことが出来ません。一方でレンと仲良くなったエヴァ達も別の場所で既に戦いを開始、色々なチーム同士の戦いが描かれる事になります。

もちろんマークされるのはエムも同様ですがピトフーイが驚異的な無双っぷりで殲滅してしまいます。一方のレンも持ち前の実力とフカ次郎とのコンビで敵を殲滅。ついにはレンフカ次郎コンビとピトフーイの一騎打ちが行われる事になります。ガンアクションはもちろん肉弾戦も行われ第2回スクワッド・ジャムの結末までが描かれる事になります。

ガンゲイル・オンライン4巻ネタバレ

第2回スクワッド・ジャムが終わるとレンはリアルが多忙になった事に加え相方であるピトフーイこと神崎エルザがライブツアーで忙しい事もあってGGOへのモチベーションがなく全くと言っていいほどログインしない生活を送っていました。そんなレンの元に第3回スクワッド・ジャムの開催の告知が届きます。第2回はピトフーイの約束という大きな目的を得た為に上がったモチベも今回は全く上がりませんでした。

そんなレンのモチベを上げたのがエヴァです。2,3巻のあらすじではネタバレしていませんが実は第2回スクワッド・ジャムではレンがエヴァにピトフーイを倒すという目的を話した故に共闘しており、エヴァ率いるアマゾネスチームとは戦わないままだったのです。レンはエヴァ率いるアマゾネスチームと雌雄を決するべく第3回スクワッド・ジャムに出場する事を決めます。

そうして結成されたチームがレン、ピトフーイ、フカ次郎、エムというドリームチーム「LPFM」です。第1回と第2回の優勝準優勝者が1つのチームを組むというのは他の参加者にとってはたまったものではなく、LPFMを始めとする有力チームを倒す為、チームを超えた集団となって襲いかかってくる事になります。しかしそこは実力者集団であるLPFM。とんでもない作戦でこれを迎え撃つ事になります。

様々な登場人物の対決が描かれチームが減っていく中、突然運営から第3回限定特別ルールが発表されます。それは残ったチームから1人ずつを選抜して即席の「裏切り者チーム」を作るというものです。ガンゲイル・オンライン4巻はこのルールの発表を持って結末を迎えています。

ガンゲイル・オンライン5巻ネタバレ

ガンゲイル・オンライン5巻は第3回スクワッド・ジャムの後半戦が描かれます。特別ルールが発表された所から始まります。それぞれのチームはそれぞれに反応を示しつつもルールに従って裏切り者チームが結成されます。LPFMからはピトフーイが裏切り者チームに加わります。ピトフーイは裏切り者チームのリーダーとなってエヴァを始めとした裏切り者チームをまとめる事になります。

裏切り者チームを率いるピトフーイは裏切り者チームが優位な状態から始められる事もあって悪辣な策謀を巡らせ各チームを苦しめます。しかし同時に裏切り者チームからも脱落者が出るように行動します。ネタバレすると本当はLPFMから裏切り者チームに選ばれたのはレンで、レンが動揺している間にピトフーイがなりすましてしまったのです。大会システム的にはピトフーイはLPFMのままなので圧倒的にLPFMが有利な状況となります。

他の参加者がその事を知る事になるのは残りの参加者がレン、ピトフーイ、エム、フカ次郎、エヴァと5人になった時点です。エヴァも裏切り者チームに選ばれていた為、表向きはピトフーイ、エヴァvsレン、エム、フカ次郎という構図ですがピトフーイの嘘が判明してレン、エヴァvsピトフーイ、エム、フカ次郎という構図だと判明します。ここまでピトフーイの策略通りの展開ですが唯一誤算だったのがエヴァの存在でした。

ピトフーイはエヴァの存在を忘れて嘘を露見させたのです。そうまでしたのは本気のレンと戦う為でしたが、エヴァがレンを助ける道を選んだ事でエムを控えさせ、2vs2で戦う事にします。エヴァとフカ次郎が相打ちとなりレンとピトフーイの一騎打ち状態になりますが今回も本気のレンにピトフーイは勝つことが出来ませんでした。エムがレンに勝利を譲った事でレンが優勝する事になります。5巻は大会の終了を持って結末となります。

ガンゲイル・オンライン6巻ネタバレ

ここまでのガンゲイル・オンラインは基本的にチーム戦であるスクワッド・ジャムに焦点を当てた作品でしたが6巻では別の展開が行われる事になります。レンを始めとするスクワッド・ジャム歴代上位入賞者の元に新ゲームのテストプレイが打診されるのです。「20260816テストプレイ」と名付けられたこのゲームはチーム戦という点こそスクワッド・ジャムと同じながら戦う相手はAIで拠点攻略を目的としたゲームでした。

レン自身はこのままGGOを続けていていいのかと悩んでいる最中でしたがエヴァが出場をしてくるようにのぞみフカ次郎が即答で了承してしまいます。レンもエヴァ率いるSHINCと本気で勝負する事を新しいモチベに出場する事を決めます。再びチームLPFMを再結成しこれに挑む事になります。もちろんその他の上位入賞チームも参加を決めテストプレイ当日を迎えます。

テストプレイでは特別なルールが設けられる他、優勝チームには豪華賞品が送られる事もあり各チームは各々に拠点の攻略を行いますガンゲイル・オンラインの中でも強豪チーム揃いにも関わらず全く歯が立ちません。そこでピトフーイの提案で優勝する事よりもテストプレイでの勝利を優先してチームで連合を組む「優勝諦める作戦」を実行、共闘に乗ったチームが集まり総勢27人の連合チームが結成される事になります。

結末をネタバレすると様々な作戦を巧みに使い連合チームが勝利を収めて終わるこのテストプレイですが実はこのテストプレイには裏がありました。実はレン達が戦う相手はNPCというのは嘘で相手は本物の戦場で戦う傭兵でこのテストプレイは傭兵の妻が戦場から足を洗ってほしいという願いをこめて行われたものでした。お互いはお互いがNPCと思い込まされたまま戦い終えるのです。

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ガンゲイル・オンライン(GGO)のアニメ最終話の結末考察

最終話の結末考察①レンとピトフーイの戦い

アニメでは上記でネタバレした原作のあらすじのうち、3巻までに当たる第2回スクワッド・ジャムまでが描かれています。最終話直前の展開としては11話の結末としてレンとピトフーイの一騎打ちになろうかという所で終わっていたので最終話ではレンvsピトフーイの戦いが描かれる事になります。この戦いはその後もピトフーイが登場している事からも明らかであるようにレンが勝利して結末を迎えます。

この最終話での戦いは壮絶な死闘になります。レンはピトフーイに愛銃のP90を奪われるも発泡が暴発、ピトフーイがダメージを受けた所をナイフで切りかかりますが失敗してナイフも愛銃も失ってしまいます。絶体絶命のレンでしたがレンをアシストしたのがフカ次郎です。この時フカ次郎はエムによって拘束されていましたがエムはレンに勝ってほしい状況なのでわざと拘束を緩くしていたのでした。

フカ次郎は切れ味鋭いかんざしでピトフーイに痛手を与えます。その代償としてレンも手を失ってしまいますが最後にレンはピトフーイの首元に文字通り噛み付いて引きちぎるという荒業で勝利をもぎ取るのです。これが最終話における2人の対決の結末です。

最終話の結末考察②第2回SJの勝者

このまま結末を迎えてもいい最終話ですが実はまだ大会は終わっていません。レン達もピトフーイ達も既に両者だけだと思っていましたが実はゲームの不具合を利用したT-Sというチームがまだ残っていたのです。既にボロボロだったレンとフカ次郎は無防備な所を狙撃されて敗北、結局優勝はこのT-Sに決まります。ただレンとしては第2回スクワッド・ジャムへの出場目的はピトフーイを倒す事なので問題ない結果でもあります。

ちなみに作中ではなぜT-Sだけが生き残っていたのかは不明で本人達もその勝ち方を良くは思っていないのかアニメの最終話での結末以降、上記で紹介した6巻の連合チームに参加する際にもレンをみて気まずそうにする描写がありました。

最終話の結末考察③レンとピトフーイの関係性

アニメ最終話はGGO内では無く現実パートで結末を迎えています。事前の約束通りレンとピトフーイがリアルで対面する事になるのです。エムにライブハウスに連れてこられたレンはそこで神崎エルザとライブハウスのオーナー佐藤麗と対面。神崎エルザは当初佐藤麗をピトフーイとして紹介するなどピトフーイらしい素振りを見せます。

そしてもうガンゲイル・オンラインで死んだらリアルでも死ぬと言わない事を約束。レンと同じようにガンゲイル・オンラインを楽しむ事を決めます。最終話で描かれているのはこの約束とレンがリアルで神崎エルザと会わない事を決めた所までですが原作ではこの結末の後もチームを組むなど一定の良好な関係が築かれています。

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ガンゲイル・オンライン(GGO)のアニメ声優

レン役/楠木ともり

アニメガンゲイル・オンラインにて主人公レン役を務めたのが楠木ともりさんです。2017年にデビューしたばかりの声優さんですが、レン役が初主演という事はなく「メルヘン・メドヘン」にて鍵村葉月で初主演を務めました。元々デザインの勉強をしていた事もあり、演じたキャラのイラストを描いて公開する事もあります。

ピトフーイ役/日笠陽子

アニメガンゲイル・オンラインにてピトフーイ役を務めたのが日笠陽子さんです。2007年にデビューした声優さんで「けいおん」の秋山澪役でブレイクする事になりました。以降も多数の主要キャラを演じる人気声優で「ノーゲーム・ノーライフ」のステファニー・ドーラ役、「生徒会役員共」の天草シノ役、「ISインフィニット・ストラトス」の篠ノ之箒役などを演じています。

エム役/興津和幸

アニメガンゲイル・オンラインにて主要キャラ唯一の男性キャラであるエムを演じたのが興津和幸さんです。アニメ声優としては2000代から声優として活躍している声優さんで、これまでに「ジョジョの奇妙な冒険」のジョナサン・ジョースター役、「信長協奏曲」の池田恒興役、「青春✕機関銃」の緑永将役、「監獄学園」のアンドレ役、「炎炎ノ消防隊」のカリム・フラム役などを演じています。

フカ次郎役/赤﨑千夏

アニメガンゲイル・オンラインにてフカ次郎役を演じたのが赤﨑千夏さんです。2008年から声優として活動しており、これまでに「中二病でも恋がしたい!」の丹生谷森夏役、「食戟のソーマ」の薙切アリス役、「僕だけがいない街」の片桐愛梨役、「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」の春咲千和役、「冴えない彼女の育てかた」の波島出海役などで出演しています。

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ガンゲイル・オンライン(GGO)の魅力

魅力①実在する銃

ガンゲイル・オンラインの大きな魅力の1つが登場する銃が実在する銃だという事です。これは大本の原作であるソードアート・オンラインの頃からもそうでしたが、銃器マニアである時雨沢恵一さんが描くガンゲイル・オンラインではさらにこだわった描写が見られます。ソードアート・オンラインを知らなくてもミリタリー好きであれば楽しめる要素です。

主要キャラの装備への愛着もすごく、特にレンなどはスクワッド・ジャムに出場する度に愛銃のP90が全損されてしまいますが優勝して得た商品などを売却したお金で再び買い直し、さらには大会中に他の者から借りた装備を使いやすいと感じると自前で取り入れるなど強い愛着も見せてくれます。

魅力②キャラのデザイン

銃のリアルなデザインに相反してミリタリー全開にならないようになっているのがキャラデザインです。レンやピトフーイ、フカ次郎など主要キャラはミリタリー装備をしつつもどこか目立つキャラデザインになっているのでその世界観に入りやすいです。もちろん脇を固めるキャラの中にはミリタリー全開のキャラもいるのでミリタリー好きでも問題なく見る事が出来ます。

魅力③ミリタリーな世界観

元々主要キャラを除けばミリタリー全開のキャラが多かったソードアート・オンラインで描かれたGGO。その毛色はしっかりガンゲイル・オンラインでも継承されています。なかなかアニメタッチでは作りにくい世界観をしっかりと表現されている作画もその作り込まれた世界観を後押ししています。

魅力④非現実感

ガンゲイル・オンラインの描写で秀逸なのがそのミリタリーの世界観の中に非現実感を上手く取り入れている事にあります。これは一重にガンゲイル・オンラインがミリタリーな世界観を持ったゲームであるが故です。ゲームだからこその動き、パラメーターによる有利不利など実際の戦場では起こりえない事が起こせるのがゲームを題材としたガンゲイル・オンラインの他のミリタリー作品にはない強みです。

レンはアジリティ(敏捷性)に特化したステータスなので現実では不可能な銃弾回避を可能にしていますし、同じく小柄なピトフーイは逆にストレングス(筋力)を上げているので本来両手で扱うべき銃を片手打ち出来両手に持って使用するなど非現実的でありながら夢のような使い方ができます。本物の戦争を扱う作品でこれをやったら興ざめしてしまいますが、ゲームと思えば納得出来てしまうのが魅力の1つです。

魅力⑤人間ドラマ

ガンゲイル・オンラインは異例と言える公式二次創作で作者もソードアート・オンラインの原作者である川原礫さんではなく時雨沢恵一さんが務めています。ですが元々時雨沢恵一さんも得意としていただけにその人間ドラマやGGOに至った経緯などもしっかり描かれている作品です。ゲームをするようになったきっかけなどにも触れているのはガンゲイル・オンラインならではと言えます。

また銃を向け合う事が友人同士の関係にヒビが入るのではないかと気にするなど、GGOというゲームをプレイしながらもその中にはちゃんとそれぞれのプレイヤーがいて何かの目的でプレイしている事が分かる描写が多いのも特徴です。

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ガンゲイル・オンライン(GGO)のアニメ2期制作はある?

アニメ2期制作の可能性①円盤売上

ガンゲイル・オンラインに関わらずアニメで2期が制作されるかどうかの大きな肝と言われるのが円盤、つまりDVDやBlue-rayの売上です。世知辛い話ですがどれだけ名作と言われても円盤の売上が悪ければ赤字になってしまう為続編を制作する事は出来ません。ガンゲイル・オンラインは普通のアニメとしては成功したと言って問題ない作品ですが円盤の売上だけを見ると残念ながら2期の制作は難しいのではないかと考えられています。

特にガンゲイル・オンラインは本編と直接的な繋がりは薄いといってもソードアート・オンライン関連作品である事は間違いない為、制作側としてもより期待値が高いというのもあります。逆にいえば長くシリーズが続くソードアート・オンライン関連作品であるからこそ手が出されなかったという事もあり、売上という意味では2期の制作はかなり厳しいと思われます。

アニメ2期制作の可能性②原作ストック

上記でも少し触れましたがガンゲイル・オンラインのアニメは1期では原作3巻までに相当する第2回スクワッド・ジャムまでが描かれています。原作は既に9巻まで発売している為、同じペースでアニメ化するにいても十分と言えるだけの原作のストックがある状態と言えます。

元々ガンゲイル・オンラインの原作は1巻~2巻で1つの物語として完結しておりアニメ化の際に非常にスムーズに流れを作りやすいというのもあります。事実アニメ1期では3巻の結末がそのままアニメ最終話になっており、最終話がアニメオリジナルの結末というわけではなく、アニメ2期を4巻から始めても問題ない構成になっているのでそういった意味でもアニメ2期を制作しやすくなっています。

アニメ2期制作の可能性③人気と話題性

元々ガンゲイル・オンラインはソードアート・オンラインのスピンオフ作品的な立ち位置の作品である為、単独作品に比べれば人気も高く話題性は十分にある作品です。加えてソードアート・オンラインも第3期が制作放送されるなどシリーズ全体で見ても今後も話題は続いていく可能性が高いです。その為人気と話題性という観点では十分に2期が制作される可能性があると言えます。

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ガンゲイル・オンライン(GGO)に関する感想や評価

ここからは既にガンゲイル・オンラインの原作を読破した人、アニメを視聴した人の感想をネタバレありで紹介していきます。

アニメの評価として多いのは特に最終話の結末に触れる感想です。レンvsピトフーイの戦いは原作でも盛り上がるシーンでこの話をアニメの最終話で盛り込んだ事は評価するという感想が多いです。特に原作を未読でアニメを見たファンからはレンが文字通り首元に噛み付いて勝つというまさかの決着方法で好きという声も多くなっています。

また最終話まで見るとより分かるのが本家と言えるソードアート・オンラインとの接点の少なさです。GGOをメインとするシノンでさえ名前が少し登場するだけで個人戦メインのシノンはスクワッド・ジャムには参戦してきませんし、ALOとGGOを行き来しているというフカ次郎が本編に登場した事もありません。その為何らかの形で両作を絡めてほしいという声は多くなっています。

ガンゲイル・オンラインはソードアート・オンラインでは描けていないGGOの世界を細かく描いている事、元々ソードアート・オンラインでGGOを舞台としたファントム・バレット編の人気も高い事も後押ししてこのような形の作品を望む声は多いです。アニメに関しても原作のストックや人気は高い事からぜひ2期をやってほしいという声が多くなっています。

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ガンゲイル・オンライン(GGO)のネタバレまとめ

ガンゲイル・オンラインはソードアート・オンラインで登場したゲームの1つであるガンゲイル・オンラインをメインの舞台とした物語です。時間軸や世界観こそ共有していますが登場人物は一切関係なくしているのでソードアート・オンラインのファントム・バレット編を知らなくても十分に楽しめる内容で、ガンゲイル・オンラインの原作やアニメから入っても十分に楽しむ事が出来るようになっています。

ミリタリーな世界観を持ち実在する銃が登場するなどリアル路線も取り入れつつゲームらしさもしっかり持った作風はミリタリー好きもゲーム好きも楽しめる内容になっています。キャラ達も個性的で面白い作品になっているのでまだガンゲイル・オンラインを見たことがないという人はぜひ1度原作を手に、アニメを視聴してみてはいかがでしょうか?

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