【ガンゲイル・オンライン】デスガン(死銃)は凶悪殺人鬼!正体やトリックネタバレ

ソードアート・オンラインのファントム・バレット編で登場した銃をメインにしたガンゲイル・オンラインに登場したのがデスガン(死銃)です。異常なまでのこだわりでゲーム内で撃った相手が実際に死んでしまうという凶悪な殺人鬼として主人公キリト、ファントム・バレット編のヒロインシノンの前に立ちはだかります。今回はデスガン(死銃)の正体やゲーム内での強さ、殺人を行うトリックなどをネタバレありで紹介していきます。

【ガンゲイル・オンライン】デスガン(死銃)は凶悪殺人鬼!正体やトリックネタバレのイメージ

目次

  1. デスガン(死銃)が登場するガンゲイル・オンライン
  2. デスガン(死銃)は凶悪殺人鬼!武装・強さは?
  3. デスガン(死銃)の正体をネタバレ
  4. デスガン(死銃)のトリックと動機をネタバレ
  5. デスガン(死銃)の最後をネタバレ
  6. デスガン(死銃)の声優
  7. デスガン(死銃)に関する感想や評価は?
  8. デスガン(死銃)の正体や強さネタバレまとめ

デスガン(死銃)が登場するガンゲイル・オンライン

ガンゲイル・オンラインの作品情報

ガンゲイル・オンラインはVRMMORPGを題材としたライトノベル、ソードアート・オンライン(SAO)の中に登場するゲームの1つです。それまでの剣をメインにしたソードアート・オンライン、魔法も交えた「アルヴヘイム・オンライン」から銃をメインにした世界が展開されていました。

あらすじの中ではキリトが菊岡の依頼でガンゲイル・オンラインの世界にやってくる形で展開されます。その依頼というのがまさに今回紹介するデスガン(死銃)についての調査です。エピソードとしての人気も高く、ソードアート・オンラインに登場するゲームの中でも特に銃器を扱う世界観からスピンオフとしてソードアート・オンラインオルタナティブガンゲイル・オンラインとしても展開されています。

ガンゲイル・オンラインのあらすじ①キリトの過去

ソードアート・オンラインの主人公であるキリトはプレイヤーがログアウト不可の状況に追い込まれたSAO事件を解決した張本人です。その流れから総務省に席を置く菊岡と出会った事でアルバイトでいくつかの依頼をこなす事になっています。ネタバレするとガンゲイル・オンラインにやってきたのもそんな菊岡の依頼がきっかけです。

凶悪な殺人鬼であるデスガン(死銃)の調査を受けたキリトですが、実はキリト自身も人を殺めてしまった過去を持っています。ソードアート・オンラインの最初のエピソードであるSAO事件の際、ゲーム内での死は現実での死を意味していました。そんな中殺人を楽しむ殺人ギルド「ラフィン・コフィン」の討滅にキリトも参加しているのです。キリトはその時、2人の殺人者プレイヤーを返り討ちにしてしまった過去を持っています。

加えてヒースクリフにも自らトドメを刺しているキリトは普段はそれを記憶から半ば抹消するような形で捕らえています。ネタバレするとガンゲイル・オンラインのあらすじにおいてキリトのこの考えこそが重要な一つの要素となってきます。

ガンゲイル・オンラインのあらすじ②シノンの過去

ファントム・バレット編のヒロインのシノンこと朝田詩乃はキリトとはまた違う意味で壮絶な過去を持っています。11歳の頃、巻き込まれた銀行強盗の際に母を守る為に犯人から奪った拳銃で犯人を射殺してしまったのです。正当防衛として罪に問われる事はありませんでしたが、事件をきっかけにイジメや恐喝に合うようになってしまいさらに詩乃自身も銃器に対するPTSDを抱えるようになってしまいました。

そんなシノンが銃をメインとしたガンゲイル・オンラインをプレイし始めたのもこのPTSDの克服の為です。現在では少なくともガンゲイル・オンラインの中で銃を見てもPTSDの発作が起こる事はなく、愛着すら覚えるようになっています。一方で現実世界ではまだ克服出来ていない不安定な状態でもあります。BoBの中でキリトもまた自分と同じ罪を背負ってる事を知り惹かれる事になりました。

ソードアート・オンライン | 電撃文庫公式サイト

デスガン(死銃)は凶悪殺人鬼!武装・強さは?

GGOに突如現れた凶悪殺人鬼・デスガン

ガンゲイル・オンラインの世界に突如現れた凶悪な殺人鬼がデスガンです。仮想世界であるガンゲイル・オンラインの中で銃撃したプレイヤーを実際に死に至らしめるという事件を引き起こしていました。最初の犠牲者はガンゲイル・オンラインのトッププレイヤーであるゼクシードで、大勢が見ている生中継の最中にデスガンが画面に向けて銃を撃つポーズをしたところで死んでしまいました。

さらにはもう1人犠牲者が出ますが現実での繋がりは薄い仮想世界での出来事だけにガンゲイル・オンラインプレイヤー達は2人が本当に死んだとは思っておらず一種の都市伝説として扱っていました。しかし事態を知った菊岡が杞憂なら良いという前提でキリトに調査を依頼する事になるのです。

デスガン(死銃)の不気味な武装

デスガンは対人スナイパーライフルで「沈黙の暗殺者(サイレント・アサシン)」の異名を持つ現実ではイギリス軍が正式採用もしているL115A3をメインウェポンとしています。デスガンが使うL115A3はサイレンサーを搭載している為発砲音がしないという状態になっています。

さらにデスガンの象徴といえるのがハンドガンの五四式・黒星でこれで打たれた相手が死ぬという事になっていました。1つネタバレしておくと偶然にもこの黒星はコピー品生産され「トカレフT33」という名称で日本にも大量に密輸されており、何らかの手段で拳銃を手に入れようとしたら最も手に入りやすい拳銃とも言われており、SAOでは詩乃がPTSDの発作を起こすトラウマのきっかけになった拳銃でもあります。

それ以外にもナイフ作成スキルの上位発展スキルである銃剣作成スキルで手に入れたエストックを武器として所持しています。それらの強力な武器に加えて普段はフィールドでも安全エリアである「圏内」でも透明化できる「メタマテリアル光歪曲迷彩」を着込んでおり、身を隠しています。このメタマテリアル光歪曲迷彩はBoBのルールであるサテライトスキャンすら無効に出来る優れものです。

ちなみにネタバレしておくとこれらほぼ全ての装備をRMT(リアルマネートレード)で手に入れたと言われ、その身を包むメタマテリアル光歪曲迷彩に関しては実際に30万だったという金額まで明らかにされています。これがデスガンの強さの1つの要因になっているのは間違いありません。

デスガン(死銃)の強さ

デスガンはガンゲイル・オンラインの中で行われるBoBにおいて勝ち上がりキリトやシノンとも対戦しています。基本的にはマントで身を隠したままスナイパーライフルであるL115A3で狙撃するというスタイルで戦いますが、デスガンとして処刑を執行する場合にはL115A3で電磁スタン弾を浴びせて麻痺させた後に中継カメラに向けて十字を切った後に黒星で撃つというスタイルを取っています。

単純に装備だけを見ても光学迷彩+サイレンサー付き対人スナイパーライフルという組み合わせはまさにチートといえる強さを発揮します。装備だけを見た純粋な強さではガンゲイル・オンライン編に登場するどのキャラクターをも圧倒する強さを持っています。

そのスタイルを持って、シノンとのスナイパー対決ではお互いにスコープを撃ち抜いて引き分け、キリト相手にも剣戟で一時期は圧倒する程の実力を持っています。キリトはALOからキャラクターデータを引き継ぐコンパートしており、ゲーム内のスキル的にも遜色ないはずですが、それでも差があるほどでした。キリト自身の過去からくる思いの強さもあって最終的に破れてしまいますが作中でもかなりの強さを発揮しているといえます。

もちろん装備自体の強さもありますが、少なくとも剣戟においてはガンゲイル・オンラインでのサポートはなくその状態でキリトと互角以上に渡り合っている事から相当慣れている事が伺えます。その上でシノンとも互角ですから遠近どちらでも相当な強さを発揮する事からBoB出場プレイヤーの中でも最強といえる強さを持っているといえます。

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デスガン(死銃)の正体をネタバレ

ここからはいよいよデスガンについて色々ネタバレしていきます。まずは気になるその正体についてです。デスガンの正体には3人の人が関わっています。

デスガン(死銃)の正体①新川昌一

デスガンの正体の1人目が新川昌一です。総合病院のオーナー院長の長男で、元々病弱な事もあって中学まで入退院を繰り返していた事から父に見限られゲームの世界にのめり込んでいきます。そしてSAO事件に巻き込まれました。新川昌一もまたSAOサバイバーの1人なのです。SAO時代はザザという名前でプレイし赤眼のザザという通称で知られる殺人ギルドラフィン・コフィンのトップ3の1人でした。

SAOでのラフィン・コフィン討伐戦においてキリトと交戦し敗北、牢獄に拘束されたままSAOクリアまでの時を過ごします。そしてキリトによってSAOがクリアされると実弟である恭二の勧めでガンゲイル・オンラインをプレイ。透明マントを手に入れ相手の個人情報を手に入れる事に夢中になっていました。恭二から相談を受けた事を気にデスガン計画を構想、実行に移します。

余談ですが、デスガンはあくまでも通称であり、プレイヤーネームではありません。ガンゲイル・オンラインのシステム上の名前はステルベンという名前でドイツ語で死を意味する言葉です。その事を知らないキリトは最初スティーブンの誤字ではないかと思っていました。その為キリトはデスガンの正体が分からず、BoBに出場してくるだろうという推察の元に自身もBoBに出場するというのが1つの流れとなっています。

また上記の透明マントをRMTで手に入れたのも昌一ですが、その額30万は昌一が父から渡されていた月50万のお小遣いの中から捻出されています。透明マント自体はデスガン計画以前に入手していたものです。またデスガンが顔を隠すマスクはザザ時代にも同様の系統の物を使っていた事から昌一のこだわりだと思われます。同様にエストックをわざわざ作ったのも昌一で相当なこだわりを持っている事が伺えます。

デスガンとしては普段は現実世界での襲撃を担当していましたが、後述するように恭二が詩乃の襲撃を自らやりたいと望んだ為に、BoBには昌一が出場しています。つまりキリトやシノンと死闘を演じた強さを持つデスガンという意味ではその正体は昌一という事になります。またデスガン計画をゲームというなど今でも心をアインクラッドに囚われているような描写も残されています。

デスガン(死銃)の正体②新川恭二

デスガンの2人目の正体が昌一の実弟である新川恭二です。SAOはプレイしておらず、ガンゲイル・オンライン編から登場しました。ガンゲイル・オンラインではシュピーゲルという名前でプレイし、初期に流行った敏捷力特化型に育てた結果伸び悩む事になりそのきっかけとなったゼクシードを恨むようになります。偶然兄がゼクシードの個人情報を入手した事からデスガン計画を構想するようになりました。

現実世界では詩乃の友人ですが、その実、詩乃が過去に実際に人を撃ち殺したという経験を持っている事から憧れを持って意図して近づいたのでした。事件後は逮捕されるも取り調べには完全黙秘し医療少年院に収容されます。しかしアリシゼーション編にてガンゲイル・オンラインの取り決めにより半年料金未払いでシュピーゲルのデータが消えた事でようやく前を向き始めている事がネタバレされています。

また作中では言及されていませんがデスガンの武装の1つとしてトカレフT33を選んだのは詩乃の過去を知っているから、そして詩乃もターゲットの1人として考えていたからではないかとする考察もあります。事実シノンは少なくともガンゲイル・オンライン内ではPTSDの発作を起こす事が無かったシノンがその銃を見て恐怖で引き金を引けなくなってしまうなど影響を及ぼしました。

デスガンの正体としては普段はゲーム内でのデスガンを担当しています。菊岡がデスガン事件として注目するきっかけとなった2件の殺人の際にはステルベンを操作していました。しかしBoBでは詩乃を自ら襲撃したい、そして無理心中をしようと考えており、現実世界での襲撃を担当したのです。

デスガン(死銃)の正体③金本敦

デスガン3人目の正体が金本敦です。彼もSAOサバイバーの1人で、SAOではジョニー・ブラックという名前でラフィン・コフィンのトップ3人の1人を務めていたました。ザザの相棒でもあり「忍び足(スニーキング)」スキルを使ったまさに暗殺者じみた動きを得意としています。ラフィン・コフィン討伐戦において共に捕らえられゲームクリアまで拘束されていたのもザザと同様です。

SAOから帰還後、昌一からデスガン計画の誘いを受けてこれに乗っかりました。複数人を殺す機会となるBoBですが住んでいる場所同士の移動時間もあって現実世界での襲撃犯が1人では足らなかったのです。その為、基本的には現実世界での襲撃を担当し、BoBの中で何人かを殺害した事が分かっています。

しかし新川兄弟が逮捕された後も行方をくらまし唯一逮捕されておらず、その結果、半年かけてダイシー・カフェを探し出してキリトを襲撃しました。ザザも同様ですが今でも自分がラフィン・コフィンのメンバーであると思い込んで行動していました。描写はありませんがおそらくこの襲撃を持って逮捕されたものと思われます。

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デスガン(死銃)のトリックと動機をネタバレ

デスガン(死銃)のトリック・プレイヤー殺害方法

デスガンが仮想世界であるガンゲイル・オンラインの中で黒星を撃つと現実世界でも死んでしまうというデスガン事件。そのトリックの正体は上記でもネタバレしているように複数の犯行による役割の分担です。誰かがデスガン(ステルベンのアカウント)でログインして処刑対象者を黒星で撃ち、別の実行犯が対象者の現実世界での家に侵入、殺害していたのです。

殺害方法としては毒殺で、筋弛緩剤として利用されるサクシニルコリンを過剰に注射するという方法です。新川兄弟の父が病院の院長である事から万が一の時の為に施錠解除が可能な電子マスターキーを渡されていたのです。

侵入さえ出来てしまえば相手はVR世界に入っていて無抵抗なので簡単に注射する事が出来てしまいます。もちろん現実の身体が死ねばVRへのダイブも解けるのであたかもデスガンが撃った事で死んだように見せる事が出来るのでした。

そのような殺害方法である為、ターゲットとなるのは当初のデスガン計画のきっかけとなったゼクシードを除けば基本的にはランダムで、昌一が個人情報を入手出来た相手の中から選ばれました。無差別殺人とも言えますが、家に侵入するという必要性から基本的には詩乃のように一人暮らしをしている者が選ばれています。

個人情報を得る方法も単純でステルベンの装備の1つである光学迷彩を使い、総督府でプレイヤー情報を入力するタッチパネルを覗き見るという方法です。個人情報の入力は任意であるもののBoBに出場するには総督府のタッチパネルで入力が必須な為、光学迷彩を持つデスガンが見張るのは非常に容易な環境であったとも言えます。

ちなみに仮想世界の方の狙撃については戦闘中であるBoB本戦では上記でもネタバレしているようにハンドガンである黒星を容易に撃てる機会にはない為、基本的にはL115A3で電磁スタン弾を撃って相手の動きを一時的に無効化した上で接近、比較的近距離で撃つというスタイルを取っています。ゼクシードを含む最初の2名に関しては画面越しであったり相手を動けない状態にしてから狙撃しました。

デスガン(死銃)の動機

デスガン計画の一番最初の動機は恭二の私怨から始まるといえます。第2回BoBを制したゼクシードが唱えたアジリティー最強論を信じキャラメイクしていた恭二でしたが、当のゼクシード自身は全く異なるキャラメイクをしていたのです。ゼクシードはアジリティーが最強であるという嘘を流す事で自分の優位を維持しようと考えたのです。その嘘の被害者とも言える恭二はゼクシードを酷く恨みました。

そこで恭二はSAOサバイバーで殺人鬼でもあった兄に相談を持ちかけます。この時偶然にも昌一はゼクシードの個人情報を既に持っていました。こうした偶然も重なった結果、デスガン計画を実行する事になるのです。勘違いの無いようにネバタレしておくと昌一は恭二に相談された時点で既に光学迷彩を所持し個人情報を集める事を趣味のようにしていました。

これは考察ですが、昌一は情報を集めている時点では殺人までするつもりはなかったと思われます。しかしSAOを抜け出しても殺人ギルドラフィン・コフィンのザザであるという認識を持ち続けていた事がそれらの殺人の準備とも言える行動を起こさせていたのではないかと言えます。これはSAOの作中でキリトが考える「VRMMOでのあまりに欲望に身を任せた行為はリアルの人格に還元される」の典型例とも言えます。

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デスガン(死銃)の最後をネタバレ

デスガン(死銃)とキリトの最後の戦い

BoBで最後に残ったのはキリトとデスガン、そしてシノンです。キリトがシノンにデスガンの事件を話しその危険性からキリトとシノンは共闘体制を築いていました。しかしデスガンとシノンがそれぞれに同時に行った狙撃により、デスガンのL115A3は破壊、シノンのヘカートもスコープを撃ち抜かてしまい狙撃が難しくなりました。結果としてキリトとデスガンがやり合う事になります。

キリトの光剣に対してエストックで応戦するデスガン。エストックはナイフ作成スキルの派生スキルである銃剣作成スキルでのみ作成出来るものでキリトもその存在を知りませんでした。キリトはSAOサバイバーである事が確定的だったデスガンに上記でネタバレした犯行方法を暴露、SAO時代の犯行も含めてSAO時代の名前が分かれば警察に逮捕させる事が出来ると話して揺さぶりをかけます。

しかしデスガンはそれは不可能であると豪語します。何故ならSAOでの戦いの際、キリトはこれから殺す事になるかもしれない相手だからと名乗り上げを拒否したからキリトはSAO時代の自分の名前を知らないというのです。さらにいざ戦ってみるとキリトの持つ光剣はエストックを貫通してしまう為に鍔迫り合いに持ち込む事も出来ずキリトは劣勢に追い込まれます。

窮地に追い込まれる中でキリトはデスガンのSAO時代のザザという名前を思い出します。さらにシノンのアシストも受けて拳銃で擬似的に二刀流に見立てる事でデスガンを破る事に成功します。シノンのアシストもあっての勝利なので単純なタイマンであれば例え近距離戦だけであったとしてもキリトだけでは勝てなかったのではないかと言われる程の強さを発揮しました。

デスガン(死銃)の事件の顛末

BoBの決戦前、キリトとシノンはお互いの本名と住所を教え、ログアウトした後の行動を決めた後、同時優勝という形で幕を閉じます。詩乃がログアウトした時点では部屋には誰もいませんでしたが、すぐに恭二が訪ねてきます。恭二は現実に絶望しており、詩乃と無理心中するつもりでしたが、間一髪駆けつけたキリトにより窮地を免れます。

恭二は警察に逮捕され、昌一もその流れから逮捕。金本は行方をくらましたという事が菊岡から説明されます。そして詩乃はキリトの計らいも受けてアスナ達と友達になり、さらに詩乃がトラウマとする銀行強盗で実は助けた命があることも知らせる形で詩乃のトラウマを取り払う手伝いをするのでした。その甲斐もあって現実では未だ克服出来ていなかったPTSDの発作もある程度克服出来ている描写も見られます。

結果としてデスガン事件の被害者はそのきっかけとなったゼクシードを含めてBoB前に2名、BoB中に2名となっています。余談ですが、恭二が取り調べに対して完全に黙秘しているのに対し、昌一は捜査員を通してキリトに対して「まだ何も終わっていない」と伝言を伝えさせました。そしてネタバレになりますがその言葉が現実となり逃げた金本がダイシー・カフェでキリトを襲撃、アリシゼーション編に繋がっていく事になります。

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デスガン(死銃)の声優

デスガン(死銃)の声優は保志総一朗

デスガンの正体は上記でネタバレしたように3人による分業制ですが、声優に関しては保志総一朗さんが1人で務めています。ただしデスガンの声は保志総一朗さんの声そのままではなく意図的に加工したものが使われています。

保志総一朗のプロフィール

保志総一朗さんは1993年に活動を開始し1995年に「H2」でデニューした声優さんで現在はアーツビジョンに所属しています。以降アニメやゲーム、吹き替えからナレーションまで幅広い作品に様々なタイプの声を担当しています。また歌唱力も高く、自身の名義で出した楽曲、キャラクターソングとしての参加作品も非常に多い声優さんです。

保志総一朗の主な出演作

デビュー以来、いくつかの作品に出演した後、「快傑蒸気探偵団 TV ANIMATION SERIES」で初めて主人公の鳴滝役を演じて以降は主要なキャラクターを演じる機会が増えていきました。主人公を演じる機会も多く、「機動戦士ガンダムSEED」のキラ・ヤマト役や「ひぐらしのなく頃に」の前原圭一役などを演じています。

近年では「ガンスリンガーストラトス」の草陰稜役、「PERSONA5 the Animation -THE DAY BREAKERS-」の明智吾郎役、「学園BASARA」の真田幸村役、「ワンパンマン」でのイナズマックス役、「潔癖男子!青山くん」の坂井一馬役などに出演している他、2018年に発売されたガンゲイル・オンラインを題材にしたSAOの新作ゲーム「ソードアート・オンライン フェイタル・バレット」でもデスガン役として出演しました。

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デスガン(死銃)に関する感想や評価は?

デスガンの正体や犯行の手口などをネタバレしたところでここからはデスガンに関しての感想を紹介していきます。ファントム・バレット編に関しては賛否両論ありますがデスガンに関しては基本的に名前は別にしてカッコいい、SAOのキャラクターの中で一番好きという声も多いです。

これはデスガンの直接的な感想ではないですが、SAOの作者は時々ダサいネーミングをしてくるという代表例にデスガンの名前も上がっています。既にネタバレした強さやその見た目などは好きという人が多い一方でもう少し名前なんとかならなかったのかという感想が多いのも事実です。

デスガンの正体に関してはそこまで隠しているような形にはなっていなかった為、ミステリーのような展開を期待すると期待ハズレという感想が多いです。実際にあらすじを追っていくとデスガンの正体である可能性のあるキャラクターが少ない事、シノンに不自然なまでに絡んで来る恭二の存在もあって恭二がデスガンの正体に絡んでいる可能性に気づく人は多かったようです。

余談ですがデスガンの正体がはっきり描かれる前に恭二以外に登場しているキャラクターの中でデスガンの可能性があったのがキリトにデスガンの正体を探るように依頼した菊岡以外にいなかった事もあり、或いは全く関係ないところからデスガンの正体が飛び出すのではないかとする感想もありました。

また銃をメインとしたガンゲイル・オンラインの世界にあってSAO出身であるキリトとデスガンが剣で戦い剣の話をするのが好きという人も多くなっています。実際の戦いにおいてもスキルのような決まった形ではなく自らの腕で振るう必要があるガンゲイル・オンラインだからこそ、そしてキリトとデスガンそれぞれが剣においても強さを持っているからこそのアクションシーンが見応えがあるという声が非常に多くなっています。

声優を務めた保志総一朗さんに関してはデスガンとしては加工が加えられているので分からなかったという声が多く、知った上で聞いても分からないという声も多いです。特にその正体といえる昌一自身が登場するシーンがほぼない事も声優が保志総一朗だと分からなかったとする大きな要因になっています。しかしその雰囲気の演出としてはよく出来ているという感想も見られます。

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デスガン(死銃)の正体や強さネタバレまとめ

デスガンは仮想世界であるガンゲイル・オンラインに突然現れた謎の殺人鬼です。デスガンの黒星に撃たれると実際に死んでしまうように見せる事が出来ますがネタバレしたようにその正体は恭二を始めとした複数人による現実世界での襲撃という犯行方法でした。考えてみれば単純な方法ですが、裏を返せば現実的に全く不可能な方法ではない事からリアルさがあると言えます。

デスガンはこのような悪質な手段にこそ出ていますが普通に戦ってもスナイパーとしてはシノンと互角、剣術でもキリトを追い込む程の強さを発揮しています。性能の良い武器を持っているという点を除いても普通に戦っていたとしてもBoBで優勝出来た可能性は十分に高く運営側によるチートを持っていたそれまでのボスキャラであったヒースクリフやオベイロンとは一線を画した強さを持っています。

そのアクションシーンが好きという感想も多く、キリトとの対決だけでも十分に見る価値があるとする声も多いです。デスガンが登場するファントム・バレット編はそれまでの世界観を知らなくても楽しみやすいエピソードでもあるのでまだ視聴していない人はぜひ1度視聴してみてはいかがでしょうか?

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