2019年05月31日公開
2019年05月31日更新
【七つの大罪】ザラトラスは生きてる?闘級・強さや復活の理由を考察
漫画七つの大罪に登場するザラトラスは謎の死を遂げていて、あまり詳細が明らかになっておらず、多くの謎に包まれていました。しかし漫画七つの大罪の物語が進むにつれて、謎の死の真相が徐々に明らかになります。さらに死んだはずザラトラスが突然登場し「ザラトラスは生きてる?」と読者の間で話題になりました。本記事ではそんな前聖騎士長であったザラトラスの性格や闘級、そして声優を担当した小山力也さんについてもまとめて紹介します。
目次
ザラトラスが登場する七つの大罪とは
七つの大罪の作品情報
今回の主題である「ザラトラス」が登場する「七つの大罪」。ザラトラスは物語の序盤では、謎の死を遂げたことで多くを語られていませんでした。しかし物語が進むにつれて徐々にザラトラスの謎について解明していき、なんと生きてるザラトラスが登場したりと漫画七つの大罪は盛り上がりを見せています。ではまず初めにリオネス王国先代聖騎士長であるザラトラスが登場する漫画七つの大罪の作品情報とあらすじを紹介します。
七つの大罪の概要
「七つの大罪」は「週刊少年マガジン」に掲載された大ヒット漫画です。七つの大罪の作者は鈴木央で2012年から七つの大罪は週刊少年マガジンで連載されています。2015年に講談社漫画賞の少年部門を漫画「七つの大罪」が受賞しました。連載当初から読者から高い支持を集め一気に看板漫画へと昇りつめ、累計発行部数3000万部を突破し大ヒット漫画の仲間入りをしています。アニメ・ゲームなど様々な媒体でメディア化されています。
漫画七つの大罪の舞台は古の時代に存在するブリタニアという大地です。この時代には人間や妖精、天使と悪魔など様々な種族が混在しています。そんな架空の世界を舞台として物語を進める七つの大罪は「リオネス王国奪還篇」と「十戒篇」に分かれて構成されています。
七つの大罪のあらすじ
物語は主人公のメリオダスとリオネス王国の王女であるエリザベスとの出会いから始まります。酒屋のマスターとして酒屋を営んでいたメリオダスのもとに、鎧を着た謎の人物が現れます。その人物はエリザベスといい、なんとリオネス王国の王女でした。リオネス王国は聖騎士たちの横暴によって荒れており、国を救うためエリザベス自身が国の救世主と信じる伝説の騎士団「七つの大罪」を探し求めていました。
エリザベスは酒屋を営んでいた少年「メリオダス」こそが、伝説の「七つの大罪」の団長であることを知り、さらなる冒険に旅立ちます。メリオダスとエリザベス、しゃべる豚のホークとともにまずは七つの大罪の団員の行方を捜して旅に出るのでした。その旅の中で残りの七つの大罪の団員との再会や、聖騎士たちとの闘い、魔人族の陰謀など様々な展開を経て、隠されたメリオダスとエリザベスの真の正体が明らかになっていきます。
ザラトラスとは
ザラトラスは物語序盤では謎の死を遂げたことだけが読者に知らされていました。そして物語が進むにつれて、ザラトラスの謎の死の詳細が徐々に明かされていきます。ザラトラスは当初死んだとされていましたが、読者の間で実は生きてるのでは?といった考察がされていました。今回はザラトラスが本当に生きてるのか?といった点でも詳しくまとめていきます。また、本記事でザラトラスの性格や闘級についても紹介します。
ザラトラスのプロフィール
ザラトラスとはリオネス王国史上最年少の20歳という若さで正騎士長に就任した人物です。初期では謎に包まれた人物でしたが、物語が進むにつれて徐々に全貌が明らかになっていきます。では早速ザラトラスのプロフィールを紹介します。ザラトラスの性格については、記事後半部分で詳しく紹介します。
- 名前:ザラトラス
- 生前の役職:正騎士長
- 身長:183cm
- 誕生日:7月14日
- 享年:49歳
息子はギルサンダー
ザラトラスは聖騎士である「ギルサンダー」の父親です。聖騎士長ドレファスの腹違いの兄であり、グリアモールの伯父になります。生きてる頃には息子のギルサンダーを肩車する場面も描かれており、生きてる頃にはザラトラスは良い父親であったことが分かります。ギルサンダーは主に雷の魔力を操り高い戦闘能力を持っています。序盤はメリオダスの敵として、後に頼もしい味方として活躍します。
ギルサンダーは21歳の青年で、聖騎士長に続く実力をもっています。髪色はピンクで端正な顔立ちをしており、かなりの美青年です。リオネス王国の第一王女マーガレットの護衛をしていて、ギルサンダーとマーガレットの二人は恋仲でもあります。主に雷属性の魔力を使って戦う頼もしいキャラクターです。
ザラトラスは生きてる?
殺されてしまった経緯
ザラトラスが殺されてしまった経緯を紹介します。残酷にもザラトラスは第一章にて串刺しとなって殺されていた場面がありました。しかし実際には串刺しではなく毒殺だったようです。殺されてしまった経緯についてですが、物語当初は主人公のメリオダス率いる「七つの大罪」がその犯人として罪を着せられていました。このことで七つの大罪は王国を追放されていました。
しかし、のちに二大騎士長である「ドレファス」と「ヘンドグリセン」こそが真犯人であることが分かります。そして、生きてる頃はザラトラスと仲が良かったはずのドレファスとヘンドグリセンの二人がザラトラスを殺害するに至ったのは、魔人族である「フラウドリン」がドレファスの身体をのっとりヘンドグリセンを洗脳していたからなのでした。つまりフラウドリンこそが、ザラトラスを殺害した真犯人だったのです。
怨反魂の法で魂が復活
出典: https://frequ.jp
物語序盤ですでに死んでいたザラトラスでしたが、物語中盤で「怨反魂の法」によって魂が復活します。ザラトラス復活は十戒の一人「メラスキュラ」の魔力の影響によるものでした。ザラトラスは生前ドレファスとヘンドグリセンが、魔人族のフラウドリンに操られていたことを気づけなかった自分に対して未練をもっていました。ザラトラスは人に対しての未練ではなく、自分に対して未練をもっていたことから、性格の良さが伺えます。
ザラトラスの闘級と強さ
折り紙つきの実力
ザラトラスの闘級と強さを紹介します。ザラトラスの闘級と強さを推察するにあたって、参考になるのはその役職です。最年少で聖騎士長に任命されたことからも分かるように、ザラトラスの聖騎士としての実力はかなりのものです。武力・魔力・気力全てをバランスよく鍛えていたようで、剣術においてもかなりの実力者だったようです。闘級においてもかなりの数値を出していたようです。それでは闘級についても詳しく紹介します。
闘級3060
ザラトラスの闘級を紹介します。闘級は漫画「七つの大罪」において、単純な強さを表す数値です。ザラトラスの闘級は3060です。これは第一章の七つの大罪の団員たちと遜色ない強さです。七つの大罪の団員たちを除けばリオネス王国で一番強かったと言われています。しかしながら物語が進むにつれて強さを増した七つの大罪と比べると、強さと言う描写においてはザラトラスはあまり印象に残るものではないでしょう。
総合的に鍛えている
ザラトラスは武力・魔力・気力、この3つをバランスよく総合的に鍛えており、攻守ともに安定した強さを持っているといえます。また、ドルイドの生まれであり「浄化」の魔力を持っています。一時的にメラキュラスの魔力によって復活しますが、その際にも生きてる頃と同じ強さをもっていました。最年少で聖騎士長に就任するほどの実力をもっており、生きてる頃は七つの大罪の団員たちからも慕われていました。
ただし、過去にザラトラスとメリオダスが勝負したことがあり、その際にザラトラスは「少しちびった」と話しています。やはりメリオダスは当時から別格の強さを誇っていたようです。メリオダスはそのザラトラスに「俺を聖騎士として使え」といって、その後の勝負をもって圧倒的な強さを見せつけ聖騎士として迎え入れられました。
ザラトラスの剣術の腕
総合的に鍛えていたザラトラスは剣術の腕もかなりのものです。通常の戦いならば、当時はメリオダスと互角に戦えるだけの実力を持っていましたが、剣術だけでいえば、弟のドレファスの方が腕は上だったようです。ザラトラスの強さは何か魔力や剣術に特化したものではなく、総合的にバランスの取れた強さが何よりの強みだったようです。
ザラトラスの復活の理由を考察
ザラトラスの未練
死んだはずのドレファスが突如登場し、生きていたことが発覚します。実はメラキュラスの魔力の影響を受けて、死後未練をもっていたザラトラスも復活することになったのです。ザラトラスが持っていた未練とは自分を殺したドレファスとヘンドグリセンが、魔人フラウドリンの陰謀によって操られ洗脳されていたことに気づけなかったことでした。こういった未練にもザラトラスの優しい性格があらわれています。
復活の意味とは
死んだはずのザラトラスが生きていたことが分かりました。ザラトラスが復活したことに何かしらの意味が隠されているのでしょうか?このザラトラスの復活は、メラキュラスの魔力『怨反魂の法』の影響を受けたことで起こります。メラキュラスは、ザラトラスを故意的に復活させたわけではありません。不特定多数の未練のある魂に怨反魂の法をかけ、その影響を受けた魂の一つがザラトラスでした。
死んだはずのザラトラスが生きていたため、何かしら「復活の意味」があるのではないか?と読者の間で考察されていました。しかし、漫画七つの大罪に登場する登場人物が、何かしらの陰謀をもってザラトラスを故意的に復活させたわけではありません。したがってザラトラスの復活自体に特に深い意味はありません。
ただ、一作品としてザラトラスが復活したことで、今まで謎に包まれていたメリオダスの過去が明らかになっていき、またドレファスとフラウドリンが分離されるなど、ストーリーが進むうえで非常に大きな役割を担っています。そのため、漫画七つの大罪のキーパーソンとして、ザラトラスの復活は大きな意味を持っていたといえるでしょう。
活躍するザラトラス
通常、メラキュラスの魔力の影響で、未練をもって復活した魂は闇に侵されてしまいます。しかし、ザラトラスの場合は、未練が魔人を敵対するものであったために、魂が闇に侵されずにメリオダスたちの味方として復活後活躍します。
ザラトラスは復活後、フラウドリンに身体を乗っ取られているドレファスと戦います。生きてる頃は聖騎士としてかなりの実力を持っていたザラトラスですが、魔人であるフラウドリンにはやはり苦戦を強いられます。しかし、しゃべる豚のホークがフラウドリンの隙を作り、その隙をついてザラトラスが攻撃します。それは、ドルイドの力「浄化(パージ)」で、これによってドレファスとフラウドリンを分離することができました。
ザラトラスの性格
とにかく良い人
本記事でザラトラスの性格について紹介します。ザラトラスの性格を一言で表すのであれば、とにかく「良い人」です。死後も自分を殺したドレファスとヘンドグリセンを恨むのではなく、二人が操られ洗脳されていたことに気づけなかったことを悔やんでいました。ザラトラスは自分のことよりも他人のことを第一に考えられる人です。
当初は歴代最年少で聖騎士長に任命された最強の聖騎士長として、重鎮たるイメージを読者に与えていましたが、いざ登場するとその人柄の良さ、おおらかな性格に驚いた読者が多くでたようです。
聖騎士の模範的存在
ザラトラスは先代聖騎士長だけあって、聖騎士たちの模範的存在でした。死後もザラトラスを慕う聖騎士も多いようです。穏やかで優しい心を持っており、その強さだけでなく人柄においても聖騎士たちの見本となっていました。闘級も3060と高くしっかりと実力を伴っていたので、より一層騎士たちから尊敬のまなざしを集めていたようです。
良い父親
ザラトラスは良き父親としてギルサンダーを大切に育てていました。作中ではザラトラスとギルサンダーについてあまり描かれていないのですが、外伝では良き父親であったことが記載されていました。幼少のころにメリオダスを慕っていたギルサンダーでしたが、父親であるザラトラスの暗殺の疑いがかかったことでメリオダスを恨むようになります。ギルサンダーにとってザラトラスは唯一無二の存在であったことが分かります。
実は酒乱?
闘級が3060と高く、性格も穏やかで優しい、そしてお茶目なザラトラス。聖騎士長としても人としても欠点がないように思えるザラトラスですが、実は酒乱であることが分かっています。ザラトラスは元々お酒に弱く、一杯飲んだだけで酔ってしまいます。七つの大罪に登場するキャラクターはメリオダスとバンを筆頭に酒豪が多く、お酒に弱いザラトラスが登場することでより一層物語に魅力が加わっています。
ザラトラスのお酒の酔い方ですが、人に対して攻撃的に絡むわけではありません。そばにいる人に陽気に絡む性格に変わります。普段はまじめなザラトラスのお茶目な性格が垣間見えるので、読者にとってはより魅力のある一面として受け取れるのではないでしょうか?ザラトラスの酒乱のエピソードとしてひとつ紹介すると、ザラトラスがメリオダスの髪の毛をわしゃわしゃと掴み、髪の毛をぐちゃぐちゃな状態にかき乱していました。
ザラトラスの声優
ザラトラスの声は小山力也
ザラトラスの声は声優の小山力也さんが務めています。小山力也さんはベテラン声優として活躍されていますが、他にも俳優やナレーターなどマルチに芸能活動をされています。最近ではドラマ『ドロ刑』に犯罪集団のボス役としてゲスト出演して話題を集めました。小山力也さんと言えば『名探偵コナン』の毛利小五郎、『24?TWENTY FOUR-』のジャック・バウアーの吹替えが代表作として有名ですが、他にも数々の人気作品に出演しています。
小山力也のプロフィール
声優の小山力也さんのプロフィールを紹介します。声優をメインとして、声優だけでなく俳優やナレーションなど幅広く活動しています。声優としての出演作はかなり多いので、小山力也さんの声を一度は聞いたことがある人がほとんどでしょう。
- 名前:小山力也
- 愛称:リッキー、リキ、りきちゃん、
- 生年月日:1963年12月18日
- 出生地:京都府京都市
- 身長:173 cm
- 職業:声優、俳優、ナレーター
- 事務所:劇団俳優座
- ジャンル:アニメ、吹き替え、ナレーション、ゲーム、テレビドラマ、舞台、映画
小山力也の主な出演作
声優の小山力也さんの主な出演作を紹介します。小山力也さんはベテランの人気声優であり数々の人気作品に出演しています。声優として主に担当している役は、各作品の中でもメインで登場する存在感のあるキャラクターばかりです。落ち着いた低く響く小山力也さんの声がキャラクターたちの魅力を引き出しています。
- 名探偵コナン:毛利小五郎役
- 文豪ストレイドッグス:福沢諭吉役
- NARUTO -ナルト- 疾風伝 :ヤマト役
- ウルヴァリン:ローガン / ウルヴァリン役
- X-MEN:ウルヴァリン / ローガン役
- うしおととら:とら/ シャガクシャ役
- ベイブレードバースト:灼炎寺カイザ役
- RAINBOW-二舎六房の七人-:桜木六郎太 / アンチャン役
- Fate/Zero:衛宮切嗣役
- それが声優!:小山力也役〈本人役)
ザラトラスに関する感想や評価は?
ぶぇぇ!?
— 使いません (@Misairu0201H) November 19, 2016
ザラトラス生きてる笑笑 pic.twitter.com/ocmvTQry7E
当初死んだと思われたザラトラスの生きてる状態の突然の登場に驚きを隠せない読者が続出しました。最年少で聖騎士長に就任したなどの逸話を残していたザラトラスは、当初から読者からの注目を集めていました。そんなザラトラスの突然の復活に「実は生きてる?」と驚きと喜びの声が多くでました。
七つの大罪さっき見て、ザラトラスの素晴らしさを知ってしまった💗
— Layla (@Reiraswim) June 29, 2018
可愛いし、強いし、優しいし、かっこいいし。なぜザラトラスが死ななきゃならないんだああああ!!!!
当初弟であるドレファスが固い性格をしているため、兄であるザラトラスも固い性格をしているのではないかと読者の間で考察されていました。それが正反対のかなり親しみやすいキャラクターであったことが、ザラトラスの人気を後押ししています。また、生きてるザラトラスの登場は読者を驚かせ、漫画七つの大罪を盛り上げました。
このザラトラス最高におもしろいから pic.twitter.com/ONUOH930TJ
— 🎏みるたんく🎏院試基礎固めマン (@miltanku_task) June 10, 2018
ザラトラスの変顔がツイッターにアップされていました。ザラトラスはよく喋り、少しおどけたことも言う明るいキャラクターです。そのため「可愛い」という声がファンの間で見られ、顔を押しつぶされて変な顔になっている姿も「おもしろい!」とファンの間で好評だったようです。
七つの大罪でザラトラスが1番好きかも( ´ー`)性格的にww
— お茶かた♪就活頑張る(*´▽`*)♪ (@souzou_tanosiya) June 16, 2018
ザラトラスはよく笑い、よく喋る明るいキャラクターです。先代聖騎士長だけあってかなりの実力者ですが、同時に少し抜けたところのあるお茶目な性格でファンからの人気が高いキャラクターです。長髪のしなやかな髪をもつイケメンキャラクターですが、ザラトラスの人気の理由は見た目だけではなく、そのお茶目な性格に起因しているようです。
ザラトラスの声優がハクオロの声優と一緒で朝からハイテンション
— さとこ~♪ (@satouffk57) June 9, 2018
ザラトラスの声優を担当した小山力也さんは「うたわれるもの」シリーズのハクオロも担当しています。人気声優だけあって、アニメ視聴者の中には他作品で聞き覚えのある声に歓喜の声をあげた人も多いようです。アニメ化された際には、キャラクターの印象を決める「声」にも注目があつまります。声優の演技によって、キャラクターの魅力が変わってくるので、視聴者から必然的に注目が集まるポイントになっています。
ザラトラスは生きてる?闘級や強さまとめ
本記事では漫画七つの大罪に登場する先代聖騎士長ザラトラスついてプロフィールや闘力などと共に、ザラトラスは生きてるかどうかの真相をまとめてご紹介しました。2019年の秋から、アニメ七つの大罪の新シリーズが放送されます。ぜひご覧になってみてください!