2019年04月17日公開
2022年11月15日更新
ONE PIECE921話のあらすじネタバレ!カイドウの正体がドラゴンと判明
ONE PIECEのワノ国編では、ホールケーキアイランドからワノ国にやってきたルフィと、先に潜入していた錦えもん達が無事に合流することができました。ONE PIECE921話では、ついにワノ国での作戦が錦えもんによって話されます。いよいよ作戦決行が近づく中、ついにカイドウの正体がドラゴンであることが分かります。この記事ではONE PIECE921話のあらすじのネタバレを紹介します。
目次
ONE PIECEとは?
ONE PIECEは海賊の冒険を描いた漫画です。ONE PIECEの91巻では主人公のルフィが仲間達と合流して、いよいよワノ国編の第一幕が本格的に始動し始めました。この記事ではONE PIECEの921話のあらすじのネタバレや、カイドウの正体について解説しています。あらすじのネタバレの前に、まずはONE PIECEの基本情報を紹介します。
ONE PIECEの作品情報
ONE PIECEは、1997年から週刊少年ジャンプで連載されているファンタジーバトル漫画です。作者は尾田栄一郎で、漫画は国内最高発行部数を記録しているほどの人気を誇っています。2015年には「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」でギネス世界記録に認定されました。漫画だけでなく、コミックで読者の質問に答えている「SBS(質問を募集するのだ)」のコーナーや扉絵連載も人気です。
ONE PIECEの扉絵連載は「ONE PIECE DOORS!」という本にまとめられています。また、その他にもスピンオフ連載やファンブック、画集なども多数出版されています。ONE PIECEのアニメは2019年で20周年となり、それを記念して映画14作目となる「ONE PIECE STMPEDE」が公開されます。
ONE PIECE 920話のおさらい
ONE PIECE921話のあらすじのネタバレを紹介する前に、920話「おでんが好き」のあらすじをおさらいしてネタバレを紹介します。920話は錦えもんがルフィ達と合流し、「20年前のワノ国より時を超えてやってきた」とカミングアウトをした後の話になります。ルフィ達はローと再会しておでん城へと訪れていました。それまで一緒にいたゾロはここで再び迷子になっている状態です。
おでん城跡地にはルフィやロー、錦えもんだけではなく、ワノ国に到着した時に離ればなれになっていたサンジやナミ、チョッパー、ブルック、キャロットも集まっていました。8人はひとまずおでん城跡地の中で話をすることになりました。錦えもんは、おでん城跡地は異名で、本当はここは「久里城」だと言います。
久里を治めていたのはモモの助の父である光月おでんで、久里の人々はおでんを慕って「久里城」のことをおでん城と呼んでいました。おでんは当時ワノ国を治めていた「光月スキヤキ」の実の息子でしたが、とても破天荒で乱暴な性格をしていました。そのため、花の都から追い出されてしまったのです。そこでおでんは、無法地帯となっていた久里を訪れます。
その頃の久里はあらゆる郷から追放された犯罪者や浪人が寄り合い、徒党を組んでは互いに戦いを繰り返していました。将軍家も久里には手をつけられないほど酷い土地でしたが、おでんはそんな久里の中でも一番の実力者と言われる「アシュラ童子」と喧嘩を始めました。おでんは戦いに勝ち、やがて久里の人々をまとめあげました。そして働き方を罪人や浪人達に教え、町を築き上げたのです。
ついには久里城を建て、「久里大名」の地位を与えられるまでになりました。おでんによってまとめられた久里は「桃源農園」で発展し、活気盛んな町へと変わっていったのです。こうやって久里を治めたおでんは、その時わずか20歳でした。自由人だったおでんの口癖は「窮屈でござる」だったと錦えもんは語りました。
その頃、狛犬に振り落とされて迷子になっていたゾロは、虎を倒していました。自分ではなくルフィ達が迷子になっているのだと思い込み、呆れながらルフィ達を探しています。そんな時、遠くに舟着き場があるのを発見したゾロは舟に乗り、久里を離れてしまいます。
ワノ国には別行動をしていたイヌアラシも到着していました。イヌアラシは、久里のとある海岸で昔を思い出しています。その海岸は以前イヌアラシとネコマムシがおでんと出会った場所だったのです。人々に知られていないミンク族は、ワノ国でも恐れられていました。たまたまワノ国に流れ着いたイヌアラシとネコマムシは、「喋る犬」「喋る猫」と言われていましたが、おでんだけは違いました。
イヌアラシは自分達を受け入れてくれたおでんに、大きな恩を抱いていたのです。ONE PIECEの820話のあらすじをネタバレすると、実はおでんは白ひげが船長を務めるモビーディック号に乗船し、さらにはロジャーからスカウトされてラフテルまで行った人物です。大物を魅了する力があるのだとイヌアラシはつぶやきました。
錦えもんはそれほどまでに皆から愛されたおでんが、最期には罪人として花の都で亡くなってしまったと言いました。ルフィがいる世界では20年前の話ですが、20年前から来た錦えもんやモモの助達にとってはほんの少し前の出来事だったのです。何故おでんが処刑されてしまったのかは描かれていませんが、話を聞いたルフィは現在ワノ国を治めている黒炭オロチに怒りを顕にしています。
このことから、オロチがおでんに対して何かを仕掛けたということが分かります。おでんが殺されたあと、錦えもん達にはもう味方がおらず、処刑場から必死におでん城まで逃げました。途中で喧嘩していたネコマムシとイヌアラシがオロチの部下に捕まってしまいましたが、助ける余裕などありませんでした。
光月家を守るためには、おでん城に残っていたモモの助を保護する必要があったのです。なんとしてでもオロチの手がかかる前に、おでん城にたどり着かなければなりませんでした。しかし、おでん城はすでにオロチによって攻撃を受けた後で、火の海となっていました。おでん城には、逃げ遅れたモモの助、妹の日和、そして母であるトキがいました。
トキは遥か昔に生まれたという噂がありました。トキはモモの助を守りながら、自分の能力の秘密を錦えもんに明かしました。トキはトキトキの実の能力者で、未来に行くことができる能力をもっていました。トキはずっと未来を旅していましたが、おでんとの出会いや暮らしが旅の終着点だと言います。
トキはおでん城に残り、錦えもん達を未来へと飛ばしたのです。錦えもんは半信半疑でしたが、もし未来に行けたのならばオロチやカイドウを打ち取り、ワノ国を開国させるとトキに誓いました。そして錦えもん達が気がつくと、荒廃した城にいました。錦えもんは光月おでんやモモの助の墓を見つけ、そこが20年後のおでん城跡地だということを悟りました。
錦えもんはまず、20年後であるワノ国の現状を知ろうとしました。かつてあった大名や郷はなくなり、周りには工場でき、川の水は汚染され、花の都を除いた大地は枯れ果ててしまっていました。そのうえ、光月という名前は今のワノ国において蔑まれるような名前になっていたのです。しかし希望はまだ途絶えていませんでした。20年間錦えもん達が来ることを待ちわびていた人物がいたのです。
かつて「希美」という武士の元につかえていた地武えもんという男は、トキから20年後に錦えもん達が現れることを聞いていました。確かにトキの言通り、赤鞘九人男の遺体は発見されていなかったため、地武えもん達はもしその時が来たら再度戦えるようにと同士を集めていました。同士達は皆足首に月の印の入れ墨を入れて、その時を待っていたのです。
錦えもんはさらなる同士を集めるために旅に出ました。菊はワノ国で情報を集めるために残り、錦えもん達は海へと飛び出します。しかし航海術を持っていなかったため、船が遭難した時に雷ゾウと離れてしまいます。やっとのことでたどり着いた国はドレスローザで、そこは当時ドフラミンゴが治めていたために錦えもん達は追われてしまいます。
その後モモの助が誤って違う船に乗ってしまい、錦えもんがそれを追いかけた時にカン十郎と離ればなれになってしまいました。そしてパンクハザードにたどり着いた錦えもんは、ローに身体をバラバラにされてしまったところでルフィと出会ったのです。錦えもんはルフィ達と出会えたことに感謝していました。オロチは錦えもん達を追ってはいますが、今更脅威になるほど力をつけてはいないと思っていました。
そのため、指名手配もされておらず、再びワノ国に戻ってきていることもオロチには知られていませんでした。だからこそ錦えもんはルフィに、バレないことが重要だと言います。現在錦えもんがかき集めた同士は、麦わらの一味、ハートの海賊団、銃士隊、挟客団、そしてワノ国にいる反乱軍です。それだけの同士を集めてはいますが、錦えもんはあくまでも計画的にオロチの首を取るつもりでいました。
そこで二週間後、火祭りの夜にカイドウが治めている鬼ヶ島に作戦を決行することをルフィ達に告げました。このように、ONE PIECE920話のあらすじのネタバレでは、おでんの過去や錦えもんが20年後の世界に来た経緯など、重要なストーリーが描かれていました。
ONE PIECE921話のあらすじネタバレ
ONE PIECE920話のあらすじのネタバレでは、錦えもんによってモモの助達の壮絶な過去が語られました。921話では前回に引き続き、二週間後の作戦について語られます。ここでは921話のあらすじのネタバレをまとめています。
あらすじネタバレ①鬼ヶ島へ
二週間後に鬼ヶ島に作戦を決行すると錦えもんは言いましたが、鬼ヶ島に行く手段や細かい計画などは920話では明らかになっていません。どのようにして作戦を決行するのか、921話のあらすじのネタバレを紹介します。戦いを決行する鬼ヶ島というのは、町ではなくワノ国から離れた島でした。カイドウはそこを百獣海賊団の本拠地にしていたのです。
ワノ国の海岸からもその姿が見えるほど近くにありますが、そこへ向かうには船が必要になります。大きな船でなくていいのですが、その船を用意するあてがまだ見つかっていませんでした。菊は決戦当日に行われる火祭りについて説明します。火祭りはワノ国の花の都で行われるお祭りで、年に一度の重要な行事です。その火祭りで、カイドウは国を守る「明王」として参加していました。
火祭りでは、将軍達が行列をなして鬼ヶ島に参拝に行く「将軍行列」が行われます。建前では参拝としていますが、その現状はワノ国の役人と百獣海賊団のただの宴なのです。つまり、錦えもん達はお酒をのんで宴会をしている隙を狙って作戦を決行しようとしていたのです。
あらすじネタバレ②錦えもんの作戦
921話の冒頭で決戦当日の狙いが明らかになりましたが、それには前準備が必要となります。錦えもんはその準備の為にとある作戦を立てていました。一体どんな作戦なのか、あらすじのネタバレを紹介します。錦えもんはワノ国に散らばった同士を決戦当日に集めるために、とある図案を用意していました。それは二羽の鳥の羽が燃え、その鳥の下にはハブと逆さ三日月が描かれていました。
二羽の鳥は決行時間の「酉二つ」を指しており、17時半から18時の時刻を意味します。下のハブは集合場所である「刃武港」をあらわし、逆さ三日月は反乱の意志を意味したものです。決戦当日のために、ルフィ達にこの図案を足首に三日月の入れ墨を彫っている者たちに渡すように言います。ただし、同士達は今どこで何をしているのか分からず、足首に三日月が入っていることだけが同士の印です。
時間はかかりますができる限りの同士にこの図案を配るために、すでにゾロとウソップはこの図案を配り歩いていました。また、鬼ヶ島にあるカイドウの屋敷内を把握するために、フランキーはカイドウの屋敷を設計した港友という大工のところに潜入して設計図の在り処を探していました。そしてロビンはオロチの動向を探るために、芸者になって情報を集めていたのです。
錦えもんは、ブルックは食料調達に、ナミは忍者に、サンジの料理は人探しに使えると考えていました。キャロットとチョッパーには、菊と一緒に海岸へ行き、イヌアラシと合流するように指示します。そして錦えもんは葉っぱをそれぞれ頭にのせて「フクフクの術」を皆にかけ、ワノ国に馴染みやすい服装へと变化させました。錦えもんは協力者で案内役を務めるくノ一のしのぶを呼びます。
しのぶはワノ国のベテランくノ一で、錦えもんの妹分でした。得意技は妖艶の術で、あらゆる物を熟させる術などを使います。錦えもんは最後に、特に見つけ出してほしい侍が3人いるといいます。それは「河松」「傳ジロー」「アシュラ童子」です。この3人がいれば100人力にもなると言いました。
あらすじネタバレ③酒天丸とジャックの戦い
錦えもんがルフィ達に作戦内容を伝えている頃、久里のおこぼれ町では騒ぎが起きていました。ルフィ達が去ってから一体おこぼれ町で何があったのか、ここではあらすじのネタバレを紹介します。
おこぼれ町には、頭山盗賊団が町民達を襲っていました。町民はルフィが分けてくれた食べ物を守ろうと必死になっていましたが、凶暴な盗賊団にはかないません。盗賊達は、町民が良いものを持っていて生意気だと、酒天丸と呼ばれる盗賊のボスに言います。酒天丸は、おこぼれ町に豪華な食べ物を盗んできたやつは、どこのどいつだと気にしている様子です。
酒天丸にとってルフィの行動は英雄気取りに思え、気に入らないようです。酒天丸は、ワノ国には弱者を守る侍もおらず侍を束ねられる「本物の男」もいないと、おこぼれ町で逃げもせずに座っているおばあさんに話しかけます。しかし、おばあさんはトキの言葉を信じて待つと言いました。おばあさんもいずれ9人の侍がおでんの思いを成し遂げることを願っていました。
しかし、酒天丸は大将がいないのに戦えるわけないと、否定しました。そんな時、盗賊団が悲鳴をあげる声が聞こえてきます。そこにはカイドウの手先であるジャックがいました。ジャックは盗賊団の頭である酒天丸に、麦わらのルフィを見ていないか聞きます。ジャックは酒天丸に、生かしてやっているのはカイドウが部下にしたがっているからだと挑発しました。
酒天丸は刀を抜き、ジャックの身体を斬りました。そして刃と刃を合わせ、ジャックと酒天丸の戦闘が始まりました。実力者である二人が大暴れをするので、おこぼれ町の町民達は町が潰されやしないかと心配します。ジャックは10億ベリーもの懸賞金をかけられている男で、ゾウではイヌアラシとネコマムシ相手に5日間も戦った実力者です。
新世界では知らない人がいないほど恐れられている男なのですが、そのジャックに対して酒天丸は「下っ端」と呼びます。ジャックは酒天丸に傷一つ入れる事ができず、何度も刀で斬られてしまいます。その時、ジャックの部下が空を見上げて驚愕しました。一方でロー達ハートの海賊団も、空の様子が変だと眺めていました。空では分厚い雲が大きく渦を巻いていたのです。
シャチは雨かと勘違いしますが、ローはいち早くその正体に気づきました。ローは急いでルフィを呼びます。渦を巻いている雲の中心からはジャックに呼びかける声がしました。そして、なんとそこから大きなドラゴンが現れたのです。
ドラゴンは「今すぐあのガキ共を連れて来い…」とジャックに言います。その様子を見たルフィは一体あれは何だと叫びます。ローは冷や汗を流しながら、ドラゴンの正体はカイドウであると言いました。
ONE PIECE921話でカイドウの正体が判明?
921話のあらすじのネタバレでも紹介したように、ラストでは大きな雲の渦からドラゴンが出現しました。そのドラゴンを見たローが、カイドウだと言っていることから、カイドウの正体がドラゴンであることが明らかになりました。ここでは、921話で登場したカイドウの正体やドラゴンの能力について、詳しい解説をまとめています。
考察①カイドウの正体はドラゴン?
カイドウの正体については、これまであらゆる考察がされてきました。人間時のカイドウには大きな角がついています。また、あらゆる拷問を耐え抜き、死刑をしても死ぬことはない屈強な肉体を持っているため、ドラゴンというよりも鬼なのではないかという考察がたくさんされていました。
ただ、左肩にウロコの模様が彫ってあることから、カイドウの正体がドラゴンであることも囁かれていました。中には元々の姿がドラゴンで、ヒトヒトの実のモデル・鬼を食べたのではないかという推測もありました。しかし、921話や922話のあらすじのネタバレを確認してみると、錦えもんがカイドウの正体について重要なことを言っているシーンがあります。
錦えもんは驚いているルフィ達に「カイドウは龍に化ける」と言います。つまり、人型の状態からドラゴンの姿に変化すると言っているのです。そうすると、カイドウはヒトヒトの実を食べているのではなく、元が人間でドラゴン系の悪魔の実を食べている事がわかります。また、カイドウと同じくドラゴンに変身してしまうモモの助が食べた人口悪魔の実は、カイドウの能力をモデルにした可能性も高くなりました。
考察②カイドウの悪魔の実の能力
921話のネタバレを見ても分かるように、カイドウの悪魔の実は巨大なドラゴンに変身する能力を持っています。動物系ですが、おそらく不死鳥マルコと同じく幻獣種だと思われます。また、カイドウはギロチンや串刺しなどの死刑執行を40回繰り返しましたが、その肉体を貫く事ができず死にませんでした。このことから、肉体強化をすることができるといわれています。
また922話をネタバレすると、バジル・ホーキンスからルフィがおでん城跡地に隠れていることを聞いたドラゴン姿のカイドウは、おでん城跡地に向かって「熱息(ボロブレス)」という強力なビームを口から放ちます。その威力は、おでん城跡地が一瞬で消し飛ぶほどのものです。
また、ドラゴンから人間に戻った姿では、金棒に雷をまとわせて殴りつける「雷鳴八卦(らいめいはっけ)」という技を見せています。この技はギア4まで解放したルフィが一発で意識を失うほどの技でした。
ONE PIECE921話で光月トキの正体が判明?
ONE PIECE920話と921話のあらすじのネタバレには、光月トキが登場しました。錦えもんの話によると、トキの正体はおでん城の城主である光月おでんの妻だということが分かりました。ここではトキの能力を詳しく解説していきます。
考察①トキの正体はトキトキの実の能力者?
トキの正体は、夫のおでんがカイドウやオロチによって花の都で処刑された後に明らかになります。錦えもんの話によると、トキはトキトキの実の能力者でした。トキトキの実は超人系で、未来に自分や他の人を飛ばすことができるという能力です。未来に飛ばすことができる人数は明らかになっていません。
時を超えることができる便利な能力ですが、過去に飛ぶことはできません。20年後の世界ではトキはすでに亡くなっていましたが、存命していたとしても再び錦えもん達を過去に戻すことはできないということです。もうしかしたら動物系にモデルがあるように超人系にも種類があるのならば、過去にだけ戻ることができる能力者がいるかもしれません。
また、20年後ではトキは燃える城の前で亡くなっているので、新たにトキトキの実が存在しているはずです。そしてトキトキの実はすでに誰かの手に渡っている可能性もあります。今後敵、もしくは味方として現れる伏線となるかもしれません。
考察②トキはいつの時代の人?
トキの正体はおでん達の生きる時代の人物ではありませんでした。錦えもん達に能力の説明をしている時、トキは遠い過去に生まれた人物だと言っています。どのくらい遠い過去に生まれたのかは不明ですが、920話ではそれまでなんども未来へと旅をしてきたという描写があります。
もしトキが空白の100年以前の時代の人物であれば、天竜人やD一族につながることを知っていたのではないかといわれています。光月一族は800年前にポーネグリフを作っており、トキの夫である光月おでんはポーネグリフの文字も読むことができました。そしてロジャーと共にラフテルに行き、世界の秘密を知っている人物でもあります。
トキが過去の知識を持って、おでんやロジャーを導いたという可能性もあります。ただ、それほど昔から悪魔の実が存在していたのかは不明です。ロジャーの船に乗っていた船員は、「悪魔の実は噂でしか知らない」と言っていました。ルフィの世代ではいたるところに能力者がいるのに、ロジャーの船で新世界にいたはずの船員はそれまで能力者と会ったこともないというのです。
つまり、丁度ロジャーが海で名を馳せている時代に悪魔の実が登場したのではないかと考えられます。すると、未来にだけ飛ぶことができるトキが空白の100年を知っているという説は可能性が低くなります。おそらく、悪魔の実の噂がたった頃に生まれたのではないかと思われます。
ONE PIECE921話登場のジャックを考察
出典: https://festy.jp
ONE PIECE921話ではジャックが本格的に登場しました。それまで、ジャックはゾウを滅ぼそうとするなどルフィ達の行く手を阻んできましたが、堂々と対面していたわけではなく間接的な攻撃ばかり受けていました。しかし、その様子だけでも凶悪と恐れられていたジャンクの本格的な戦闘シーンが921話で描かれています。ここではジャックの能力や強さ、目的などを解説します。
考察①悪魔の実の能力
ジャックは悪魔の実の能力を使うと、マンモスに変身することができます。ゾウゾウの実の能力者で、モデルは明らかになっていませんが、動物系の古代種であることは分かっています。ゾウでは、マンモスに変身してミンク族を鼻で投げ飛ばしている姿が描かれています。
考察②ジャックの強さ
戦闘に強いとされるミンク族を打ち破っており、中でもトップのイヌアラシとネコマムシに5日間休む間もなく戦い続けている化物並の体力を持っています。また、戦闘スタイルは手段を選ばないため、時には自分の能力ではなくシーザーが開発した毒を大量の人に向けて使うことを図ることもありました。
また、海に沈んだ時も意識を失うことなく、部下が引き上げるのを待っていました。ジャックは魚人族のような歯を持っていることから、元は魚人族なのではないかともいわれています。もし魚人族なら海で溺れても呼吸はできるので、そのまま引き上げられるのを待つ事ができます。つまり、海に突き落としても死なないという可能性もあるのです。
ONE PIECE921話では一方的に酒天丸から刀で切りつけられ、「下っ端」とも言われてしまっています。しかし、懸賞金10億もかけられてカイドウからも一目を置かれているあたり、まだ本領発揮をしていないのではないと思われます。
考察③ジャックの目的
ONE PIECE921話では、ジャックが酒天丸を探していました。酒天丸が久里のおこぼれ町をで盗賊頭をしていたからです。ジャックはルフィがおこぼれ町に逃げていったという目撃情報を聞き、酒天丸にルフィが来ていないかと聞きに来ていました。しかし、挑発するような言い方を互いにしてしまったため、酒天丸と戦闘になってしまいました。
ONE PIECE921話の見どころ
見どころ①くノ一姿のナミ
ONE PIECE921話では、ホールケーキアイランドで別行動していた麦わらの一味が、ワノ国の衣装にチェンジするところも見どころの一つです。特にナミは錦えもんの趣味によって胸元が大きく開き、丈の短い魅力的な着物姿になってしまいました。
見どころ②火まつり
ONE PIECE921話では前回の920話で登場した火祭りについて、菊から詳しく解説されているシーンも見どころです。火祭りではオロチ達将軍とカイドウが宴会をするため、唯一隙を見せるチャンスです。そのため、錦えもんは作戦決行を火祭りの日に決定しました。
ONE PIECE921話に関する感想や評価は?
[ワンピース 感想]
— .Log (@manganouA) October 22, 2018
第921話“酒天丸”
錦えもんがアシュラ童子の名を挙げた時と、20数年前におでん様がアシュラ童子を討ち取った時のシルエットが、この度登場した「頭山盗賊団」の棟梁「酒天丸」と完全に一致する!コレは同一人物だね。あと、頭山という落語ともリンク。https://t.co/4TRF12GXrc pic.twitter.com/RG2xxL2XPU
錦えもんがどうしても探し出してほしいと言っていた人物の中に、アシュラ童子という人物がいました。ONE PIECE921話を読んだ方の中には、アシュラ童子が酒天丸であることに早くも気づいた方がいました。
ONE PIECE921話 考察
— ONE PIECE考察。 (@ONEPIEC08589761) October 22, 2018
カイドウが龍であることが分かった。覚醒した動物系の能力者で間違いない。そしたら自殺するのが趣味なら海に飛び込めばいいのでは?と思う話である。あと、これから出てくるであろう災害と称される懐刀の2人も動物系の能力者かなぁ…それも古代種の可能性大。八岐大蛇、鳳凰とか pic.twitter.com/PA45tc4kID
カイドウの能力がドラゴンであることが分かり、さらには覚醒しているのではないかと考察されている方もいました。確かに、クロコダイルが動物系の覚醒者の解説をしている時、「異常なタフさと回復力がウリ」だと言っていました。動物系はモデルによって覚醒時の力量も変わってくるので、ドラゴンのカイドウは能力が覚醒して死ねない身体になってしまったという可能性もあります。
この流れだとカイドウはリュウリュウの実幻獣種モデルドラゴンかなぁ🐲
— いおんぶてぃっく@クソコラ (@BticIon) January 18, 2019
ドラゴンの悪魔の実の種類に関しては意見が別れていました。ドラゴンは幻の生物に該当するので幻獣種と考察されている人が多いのですが、部下に古代種の能力者が多いため、カイドウも古代種なのではないかという方もいました。
ONE PIECE921話のネタバレまとめ
ONE PIECE921話のネタバレをまとめると、錦えもん達の作戦が明らかになり、麦わらの一味それぞれに役割が与えられました。その頃、で酒天丸とジャックが争っていたところに、突然ドラゴンの姿をしたカイドウが現れます。過去に40回もの死刑を免れたという強靭な肉体を持つカイドウに、ルフィ達はどう戦っていくのか注目です。ONE PIECE921話は単行本91巻に掲載されているので、ぜひ読んでみてください。