【コードギアス】ナナリー・ランペルージの魅力は？声優や目が見えない理由も調査

コードギアスは、世界の3分の１を支配する超大国ブリタニア帝国に日本は植民地とされ、日本人という呼称は失い「イレヴン」と蔑まれた状態で物語は設定されております。ゲリラ活動をする事でしかできなかった所に正体不明のゼロと名乗る男が現れブリタニア帝国と戦い日本解放へと導きます。ゼロの正体はブリタニア帝国の元王子だったルルーシュ・ランペルージです。彼は妹の未来と母親の復讐の為に反ブリタニア勢力を作ります。

アニメ版と劇場版の作品を紹介させて頂きます。アニメでは、コードギアス反逆のルルーシュ（第1期）コードギアス反逆のルルーシュR2（第2期）コードギアス反逆のルルーシュ ナナリーinワンダーランドと3作品です。劇場版は、コードギアス亡国のアキト・コードギアス反逆のルルーシュⅠ興道・コードギアス反逆のルルーシュⅡ叛道・コードギアス復活のルルーシュ（第3期）5作品あります。漫画や小説等多く作られております。

主人公ルルーシュは、元ブリタニア帝国の王子でしたが、幼い頃に母親は殺され父親には裏切られ死にかけます。しかし死んだ事にしてアッシュフォード卿に庇護され妹ナナリーと暮らしてました。そんなある時にルルーシュは事件に巻き込まれ謎の女性C.C.からギアスの力を与えられ、その力をフルに使ってブリタニア帝国に復讐をします。正体を隠しゼロと名乗りゲリラ活動をしていた扇メンバーを仲間に死黒の騎士団を結成し反旗します。

ナナリー・ランペルージの魅力は、単純にか弱く可愛いだけの少女では有りません。彼女の魅力を知って頂ける様に、複数に分けてナナリー・ランペルージの性格や周りの環境などとジャンル別にして紹介をさせて頂きます。最終的には世界のトップに立ち兄ルルーシュの想いを託されるに値するナナリー・ランペルージの可愛いだけでなく聡明な皇女ナナリー・ランペルージの魅力と兄ルルーシュ居ての魅力など分かりやすく紹介いたします。

ナナリーのキャラは、作中ずっと理想の妹と言えます。第1期と第2期で立ち位置が違く、雰囲気も状況も大きく変わりますが、1期と雰囲気が違く感じるのは彼女の内面の強さが2期から描かれていく為です。か弱く守ってもらうだけの妹ではなく、兄の為なら強くなれる兄想いの可憐な妹キャラと言えるでしょう。環境が違くなっても、現実逃避せずにしっかりとした芯を持ち兄ルルーシュを想い同じ戦いの舞台に立てる理想の妹です。

コードギアス第一期は可憐で大人しい少女として登場しておりました。兄ルルーシュに守られてアッシュフォード学園の仲間と楽しい日々を過ごし皆の癒しの立ち位置でしたが、2期に入ってからは環境が変わり守られているだけの立場ではなく総督という立場になります。その為、兄ルルーシュと知らず知らずのうちに対立の立場となりますが、彼女の兄を思う気持ちの強さから可憐な少女ではなく強い意志を持ち運命の渦に立ち向かいます。

ナナリーは重度のブラコンで、そして兄ルルーシュもナナリーに負けない程のシスコンです。ナナリーにとって兄ルルーシュは、唯一の家族であり兄ルルーシュへの信頼は周りが何を言おうとも揺るぎない強い思いを持っております。彼女にとっては、「お兄様さえいてくれればそれでいい」と言うほど兄ルルーシュを愛しております。全ての悪を兄の代わりに自分へ向けようとする彼女の決意は、単純にブラコンと言えないと言えるでしょう。

彼女の可愛さは、容姿や声そして何よりも兄想いだけではなく周りにも明るく優しい心遣いの出来る性格だと言えます。更に彼女は幼少の時に、悲劇的な事件で目が見えなくなり歩く事も出来なくなりました。そんな境遇でも彼女は、周りに優しく明るく振舞える可憐な姿に自分の妹でなくても守りたいと思わせる理想の妹属性と言えるでしょう。兄ルルーシュが妹の為に非常な手段を使い悪と言われても、戦う唯一の意義が有ると言えます。

小説版コードギアスでは、コードギアスＲ2からクローズアップされております。アニメでは描かれなかったナナリーが総督としてイレブンと関わり苦悩している内容が書かれています。アニメと違い母親マリアンヌの性格譲りで、かなり言葉に気性の粗さが目立ち、小説版のナナリーは不評で途中で小説を読むのを止めた人も居る様です。小説はアニメで実際使用されなかった案なのでアニメとは別物と思って読まれる事をお薦めいたします。

彼女は目が見えないという大きなハンディを背負っております。しかしその為、人より聴覚と皮膚感覚が通常の人よりも優れております。アニメの中でも、足音で誰が来たのか分かり更に猫のアーサーが足を怪我をしていたのを足音だけで気付く事が出来ているシーンが有ります。また彼女は周りの人達の事を気遣う性格からも有り、相手の手に触れるだけで相手の感情の動きや言葉の中にある真意を見抜く力をアニメの中で描かれています。

コードギアスの理想妹キャラと言えば、ナナリー・ランペルージです。ナナリーの可愛らしさは性格の良さと容姿に「お兄様」と呼びかける声がシスコンでは無い人でも妹ならナナリーの様な妹が欲しいと言われております。彼女の声優さんは見事に理想の妹キャラを見事に演じられております。此処ではナナリー・ランペルージの声優をされている名塚佳織さんを紹介させて頂きます。声優名塚佳織さんはナナリーと似ており可愛ら女性です。

ナナリーの声優を演じられた名塚佳織さん（1985年4月24日生まれの東京出身。既婚）は、日本の声優や舞台女優に歌手と活躍されております。事務所には所属せずにフリーランスで活躍されております。小学生の頃からミュージカル舞台で子役で出演しておりました。1998年作アルゴミュージカル「フラワー」出演時にアニメ監督の目に留まり声優デビューをされました。そしてアニメ「だぁ!だぁ!だぁ!」で初主人公の声優をされました。

名塚佳織さん初めての声優作品は「おじゃる丸」のゲストキャラ小石を演じられました。その後TVアニメだけでも、メインキャラクターを1999年から2019年までの間に47作品ほど演じられました。主な作品では、「.hack//Rootg]（志乃）「交響詩篇エウレカセブン」（エウレカ）「Fate/kalid liner プリズマ☆イリヤ」（美遊・エーデルフェルト）「To LOVEる-とらぶる-」（古手川唯）等とされております。

可愛く可憐な彼女の明るい笑い声や可愛らしい話し声で周りの人を癒してくれています。しかし彼女は、幼少の頃に悲劇的な事件の性で歩く事も見る事も出来ないというハンデを背負っています。幼少の時に彼女の母親マリアンヌが殺害された時に足に銃弾を受けて歩く事が出来なくなりました。そして母親を殺されたショックから目が見えなくなったと当初は話されておりましたが、真実は違く彼女の目が見えなくなったのは別に有りました。

真実は母親を殺害した叔父のV.V.を父親のシャルルが庇う為に、目撃者のナナリーに「瞼をあけない」とギアスをかけたのが真実です。更に記憶を書き換えられただけでなく、ギアスの力で足を不自由にしナナリーの体にペナルティを与えました。実の娘よりも自分の兄のV.V.を優先するシャルルの性格は、見事にルルーシュとナナリーは受け継いだと言えるでしょう。実の母親を失い実の父親に体にハンデと心に傷を負わされた事が真実です。

ナナリーと言えば理想の妹キャラクターと言われております。可憐で可愛いナナリーですが、彼女の性格は周りを気にかける心優しいだけではなく大切な人の為なら自分が犠牲になっても良いという強い意志を持った少女です。最終回で兄との決着の時には、兄をこれ以上悪に手を下さない為に自らの意志で瞼を開く事が出来ないギアスの力を跳ね除けますした。世界の憎まれ役を担おうと兄を思うナナリーの力がギアスに勝てたと言えます。

最終回でナナリーが瀕死の兄の手に触れた時に、兄の記憶が流れ込み「本当の優しい嘘」に気付く場面が有ります。その場面から彼女のギアス能力者説が騒がれましたが公式サイトでは彼女はギアス能力者ではないと書かれております。目が見えなかった為、手で触れる事で相手の気持ちを感じ取る能力は高く作中で多く描かれており、最終回のシーンも同じく瀕死の兄から伝わる想いなどを高く受け取り走馬灯の様に見えたと言えるでしょう。

理想の妹と言われるナナリーは、とても可憐で可愛らしい少女です。そんな妹を兄のルルーシュは溺愛しております。幼い頃に人質として兄妹は移り住みます。信じ頼れる相手はお互いだけの環境におり、人質として日本に送った後に日本侵攻をしお互い死んだ事になりながら生き延びました。兄ルルーシュは妹を守る為に大帝国ブリタニアに戦争を挑む程のシスコンであり、ナナリーも兄に負けず「お兄様さえいてくれれば」のブラコンです。

R2の後半ではゼロが兄だと知り衝撃をうけ悩みますが、彼女は兄を信頼しており「お兄様がそんなことをするはずない!」と何か理由があるのだと考え悩みます。そして彼女の性格は現実から目を背ける事はしません。それと共に現実を受け入れ兄がした行為がどんな理由があってもいけない事だと、自分が兄を止めると決意します。そこには兄を信じ想う気持ちから兄と同じ舞台に立ち同じ罪を背負う強い意志を持ち行動を起こします。

第一期では、ナナリーは兄ルルーシュがゼロという事もC.C.の存在も知らない状態でした。第一期ラストにV.V.に拉致され、その後ブリタニア皇女として君臨する事になります。ゼロが兄とは知らずに平和と平等を願って散ったユーフェミアの意志を継ぐ思いで日本の総督として尽力します。ゼロが兄と知っての敵対ではないと言えます。逆に兄がゼロとしっても大切な兄を守る強い意志から自分が兄の罪を背負う覚悟での行動と言えます。

一期では体の弱い守らなくてはいけない存在であり、周りを和ませてくれる優しい可愛らしい妹キャラでした。しかし二期に入ってからは、ナナリーが戦いにブリタニア日本総督として戦いに参戦します。突然性格が変わったのではなく、大切なお兄様の為なら戦う道をも厭わない意志を持った人物と分かります守られるだけの存在ではなく兄の為には自分も兄と同じ舞台に立ち兄の為に犠牲となる覚悟をした強い意志を持つ存在を発揮します。

ナナリーが処刑される行進の中で突如ルルーシュが討たれるシーンは本作品の最も多くの人が涙したシーンです。声優を務められた名塚佳織さんも演技に力が入り涙を流し倒れての迫真の演技が大きくあったと言えます。そして倒れた兄の手を握りしめた時に、彼女の研ぎ澄まされた感覚で兄ルルーシュの想いを知る名場面と言われております。兄を強く想う気持ちと目が見えなかった事による長い生活から身につけた感覚がなした奇跡です。

ナナリーは可愛らしく妹にしたいと思われるキャラとしての評価が高いです。そしてナナリーの兄ルルーシュに「お兄様大好きです」と恥じらうことなく純粋に言う姿がとても可愛いと重度のブラコンのナナリーを否定する評価は有りませでした。そしてナナリーの存在を気にして居なかった人も最終回で討たれたに兄の手に触れ、兄の記憶と想いを知り号泣する姿に涙が止まらなかったと兄妹の絆の深さに関する感想が多く有りました。

ナナリーの魅力は、彼女の純粋な兄を慕う性格と大切な兄の為なら強くなれる生き方と目が見えず足も不自由でも周りの人を思いやる彼女の優しさと現実から目を背けずに向き合う芯の強さがある少女が、可愛らしく可憐な妹キャラだけで終わっていない事に有ると言えるでしょう。更に声優の名塚佳織さんの声がナナリーのイメージにとても合っており、更に演技力も高いためナナリーの魅力は輝き最終回で皆を涙させたと言えるでしょう。